JPH0264584A

JPH0264584A - 現像装置

Info

Publication number: JPH0264584A
Application number: JP63215056A
Authority: JP
Inventors: Yasuyoshi Yamamoto; 山本　康義
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-08-31
Filing date: 1988-08-31
Publication date: 1990-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、複写機等の画像形成装置における現像装置に
関するものである。

（従来の技術）複写機等の画像形成装置における現像装置には着色顔料
であるトナーをいわゆるキャリアと呼ばれる鉄粉に混合
した２成分系の現像剤を使用するものがある。かかる現
像装置にはトナーとキャリアを十分に混合・攪拌し、該
混合・攪拌された現像剤を所定方向に移送する移送手段
が設けられている。

以上の従来技術に係る現像装置を先ず第３図により説明
する。第３図は現像装置の現像剤を攪拌・移送するため
の現像剤攪拌装置回りの平断面図を示しており、図中１
００はトナー補給装置１０６のトナー補給口１０６ａか
ら補給されたトナーをキャリアと攪拌しつつ、図中矢印
の右方に現像剤を移送する第１移送手段であり、該第１
移送手段１００の一側には当該第１移送手段１００から
現像剤を受は取り、更にトナーとキャリアとを攪拌しつ
つ、図中矢印の左方に現像剤を移送して、再度該現像剤
を第１移送手段１００へ引き渡す第２移送手段１０１か
配設されている。

第１、第２移送手段１００，１０１間には該第１、第２
移送手段１００．１０１でそれぞれ攪拌・移送される現
像剤どうしの混合を防止する仕切板１０２が設けられて
おり、該仕切板１０２両端部と現像装置本体側壁１１０
，１１１間には第１、第２移送手段Ｚｏｏ、１０１間に
現像剤を移動させる現像循環通路１０３，１０４か設け
られている。また第２移送手段１０１の一側には現像ス
リーブ１０５が配設され、該現像スリーブｌＯ５により
第２移送手段１０１にて搬送されつつある現像剤中のト
ナーのみが感光ドラム等の方へ供給され、現像作業がな
される。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、第３図て示す従来技術においては、トナ
ー補給装置１０６のトナー補給口１０６ａをほぼ第１移
送手段ｌＯＯの軸方向長さいっばいに設けているため、
補給されたトナーが、第１移送手段１００側から第２移
送手段１０１側へ現像剤を移送させる循環通路１０３内
へ矢印て示す如く直接入り込み、キャリアと十分に攪拌
・混合されないまま現像スリーブ１０５の方へ到着して
しまうという不都合かあった。このため現像スリーブ１
０５では部分的にトナー濃度か濃くなり、現像むらが発
生するという不都合があった。

一方、以上の不都合を無くすため、第４図で示される如
く、第１移送手段２００を第２移送手段２０１や現像ス
リーブ２０２の現像領域幅より長く延長し、該第１移送
手段２００の延長端部にトナー補給装置２０３を現像装
置本体２１０とは別体に設けて、これのトナー補給口２
０３ａから第１移送手段２００にトナーを補給せんとす
るものもあるか、かかる現像装置は装置か大型化、複雑
化するという欠点かある。

本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は、現像スリーブにトナーとキャリアを十分
混合攪拌した現像剤を供給すると共に、装置も小型でコ
ンパクトな現像装置を提供するにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成すべく本発明は、トナー補給装置と現像
スリーブ間に軸方向が平行に配設され、互いに軸方向異
方向にトナーとキャリアとからなる現像剤を攪拌、移送
する第１、第２の移送手段と、該移送手段間に移送中の
現像剤の混合防止のために設けられ、その両端部側にト
ナー補給装置側に配設される第１の移送手段から現像ス
リーブ側に配設される第２の移送手段側へ現像剤を移動
させる第１の循環通路と第２の移送手段側から第１の移
送手段側へ現像剤を移動させる第２の循環通路とが配設
された仕切板とを有する現像装置において、前記トナー
補給装置のトナー補給口を前記第１の移送手段の第１の
循環通路側以外の第２の循環通路側又は仕切板側に設け
たことを特徴とする。

（作用）現像剤は第１の移送手段から第１の循環通路を経て第２
の移送手段へ移送され、その後該第２の移送手段から第
２の循環通路を経て第１の移送手段の方へ戻されて現像
装置内を循環するか、トナー補給装置のトナー補給口を
第１の移送手段の第２の循環通路側又は仕切板側に設け
たため、補給されたトナーが混合・攪拌されず直接第１
の循環通路、第２の移送手段を経て現像スリーブの方へ
移動することはない、補給されたトナーは第１の移送手
段で十分能の現像剤と混合されて第１の循環通路の方へ
移動する。

（実施例）次に本発明の一実施例を複写機の現像装置を例にとり、
添付図面に従って説明する。

第１図は現像装置の現像剤攪拌装置回りの平断面図、第
２図は第１図のＩ−Ｉ矢視図である。第１図中１１．１
２はその左右の両端部が現像装置ｌの平行な本体側壁２
０．２１に枢支されるスクリュータイプの現像剤用の第
１、第２移送手段であり、該第１、第２移送手段１１．
１２は現像剤中の着色顔料であるトナーと、いわゆるキ
ャリアと呼ばれる鉄粉とを混合・攪拌すると共に、これ
等を現像装置ｌ内で移送・循環させるものである。

また、第１、第２移送手段１１．１２間には現像装置１
の本体底！！！２２（第２図参照）より突出して設けら
れる仕切板１３が配設され、第１、第２移送手段１１．
１２によりそれぞれ移送される現像剤の相互の混合を防
止している。また仕切板１３の第１図中右端と右側の本
体側壁２０間には、第１移送手段１１により移送される
現像剤を第２移送手段１２側へ移動させる第１循環通路
１５が設けられ、仕切板１３の左端と左側の本体側壁２
１間には、第２移送手段１２により移送される現像剤を
第１移送手段１１側へ移動させる第２循環通路１６が設
けられている。

一方、第１移送手段１１の一側には、トナー補給装置１
７が１移送手段１１に沿う如く設けられている。トナー
補給装置１７は本体側壁２０゜２１、本体底壁２２１本
体仕切壁２３や本体後壁２４により構成されるトナー用
ホッパ１７ａと。

該ホッパ１７ａ内に設けられるトナー移動手段１７ｂと
、前記本体仕切壁２３に設けられるトナー補給口２３ａ
等とからなっており、該トナー補給口・２３ａは第１移
送手段１１の前記第２循環通路１６側及び仕切板１３側
に向く如く開口している。また、第２移送手段１２の一
側には、該第２移送手段１２に沿う如く、その両端部か
装置本体側板２０．２１に指示され、感光トラム２に形
成された静電潜像に第２図で示される如くトナーを供給
して、該静電潜像を顕像化するための現像スリーブ１４
か配設されている。

而して、トナー補給袋５！１７のトナー補給口２３ａか
ら第１移送手段１１の第２循環通路１６側及び仕切板１
３側に供給されたトナーは第１図中矢印の方向に回転す
る第１移送手段１１により他の現像剤と混合・攪拌され
つつ、図中右方の第１循環通路１５まで移送される。一
方第２移送手段１２は第１図中矢印方向に回転している
ため。

前記トナーが補給された現像剤を図中左方向の第２循環
通路１６まで混合・攪拌しつつ移送し、この間現像スリ
ーブ１４にトナーのみ供給する。そしてトナー濃度が減
少し第２循環通路１６に達した現像剤は、この第２循環
通路１６を通り、前記トナー補給装置１７から補給され
る新たなトナーと混合・攪拌されつつ再度第１移送手段
１１により右方に移送され、以降この動作が繰り返され
る。

以上の如く本発明によれば、トナー補給装置１７のトナ
ー補給０２３ａを第１移送手段１１の第２循環通路１６
や仕切板１３側に設けたため、供給されたトナーが他の
現像剤と混合・攪拌されることなく、直接第１循環通路
１５を通って第２移送手段１２から現像スリーブ１４に
供給されることはない。従って部分的にトナー濃度の濃
い現像剤か現像スリーブ１４に供給され、該現像スリー
ブ１４による現像に現像むらか生しることはない、また
第３図て示される従来技術の現像装置のトナー補給口１
０６ａの位置をわずかに変更するのみで目的を達成でき
るため、装置も大型化しない。

更に、本発明てはトナー補給装置１７のホッパ１７ａを
現像袋ｆｉｔの本体壁を利用して構成してい−るため、
装置の小型化コンパクト化及び材料の節約が図れると共
に、トナー補給装置１７のトナー補給口２３ａを現像ス
リーブ１４の現像領域幅Ａ内に配設しているため、第４
図て示される従来技術の如き構成か不要となって、装置
を更に小型化、コンパクト化できる。

尚、トナー補給装置１７のホッパ１７ａは現像装置１本
体側板２０．２１等を利用して構成されているが、本体
側板２０．２１等と別部材で構成してもよいのは勿論で
ある。

（発明の効果）以上の説明から明らかな如く本発明によれば、トナー補
給装置のトナー補給口を現像剤の循環移送方向に対して
適切な位置、即ち、第１移送手段に対して、第１の循環
通路側以外の第２の循環通路側又は仕切板側に設けたた
め、補給されたトナーはキャリアと十分混合・攪拌され
て現像スリーブへ供給されることになる。このため現像
スリーブに部分的にトナー濃度の濃い現像剤が供給され
ることはなく、従９て現像スリーブによる現像に現像む
らが発生することもない。

また本発明では従来のものに比べ、トナー補給口の位置
を一部変更したのみなので、装置も大型化せず、コンパ
クトなものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は現像装置の現像剤攪拌装置回りの平断面図、第
２図は第１図のＩ−Ｉ矢視図、第３図は従来技術を示す
現像装置の現像剤攪拌装置回りの平断面図、第４図は他
の従来技術を示す現像装置の現像剤攪拌装置回りの平断
面図である。１−・・現像装置、１１−・・第１の移送手段、１２・
・・第２の移送手段、１３・・・仕切板、１４・・・現
像スリーブ、１５・・・第１の循環通路、１６・・・第
２の循環通路、１７・・・トナー補給装置、１７ａ・・
・ホッパ、２０．２１・・・装置本体側壁、２２・・・
装置本体底壁、２３−・・装置本体仕切壁、２４・・・
装置本体後壁（２０乃至２４・・・装置本体壁）。特許　出願人　　キャノン株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）トナー補給装置と現像スリーブ間に軸方向が平行
に配設され、互いに軸方向異方向にトナーとキャリアと
からなる現像剤を攪拌、移送する第１、第２の移送手段
と、該移送手段間に移送中の現像剤の混合防止のために
設けられ、その両端部側に、トナー補給装置側に配設さ
れる第１の移送手段から現像スリーブ側に配設される第
２の移送手段側へ現像剤を移動させる第１の循環通路と
第２の移送手段側から第１の移送手段側へ現像剤を移動
させる第２の循環通路とが配設された仕切板とを有する
現像装置において、前記トナー補給装置のトナー補給口
を前記第１の移送手段の第１の循環通路側以外の第２の
循環通路側又は仕切板側に設けたことを特徴とする現像
装置。
（２）前記トナー補給装置のトナー補給口が現像スリー
ブの現像領域幅内に配設されていることを特徴とする請
求項１記載の現像装置。
（３）前記トナー補給装置のトナー補給口が形成された
トナー収容ホッパー部と、前記仕切板、前記第１、第２
の移送手段や現像スリーブを収納する装置本体壁とが一
体的に構成されいてることを特徴とする請求項１乃至２
記載の現像装置。