JPH0260805A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0260805A JPH0260805A JP63213372A JP21337288A JPH0260805A JP H0260805 A JPH0260805 A JP H0260805A JP 63213372 A JP63213372 A JP 63213372A JP 21337288 A JP21337288 A JP 21337288A JP H0260805 A JPH0260805 A JP H0260805A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/032—Patterns comprising isolated recesses
- B60C11/0323—Patterns comprising isolated recesses tread comprising channels under the tread surface, e.g. for draining water
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ショルダ側部分における放熱性を高めトレッ
ド部におけるセパレーションを抑制することによりタイ
ヤ寿命を延長でき、特にトランク、バス等の重車両用タ
イヤとして好適に使用しうる空気入りラジアルタイヤに
関する。
ド部におけるセパレーションを抑制することによりタイ
ヤ寿命を延長でき、特にトランク、バス等の重車両用タ
イヤとして好適に使用しうる空気入りラジアルタイヤに
関する。
高速道路網の整備とともに、車両、特にトラック、バス
等の重車両においても、高速道路の使用の機会が増し、
高速性能と同時に、摩耗寿命の延長が望まれている。
等の重車両においても、高速道路の使用の機会が増し、
高速性能と同時に、摩耗寿命の延長が望まれている。
しかしながら、高速耐久性は、トレッド部の特にショル
ダ側部分における内部発熱に伴う温度上昇により、シッ
ルダ部の特にベルト層の端部に生じるトレッドセパレー
ションによって使用限界が制約されるものであり、従っ
て高速耐久性の向上のためには、トレッド部のゴム厚さ
を減じ内部発熱を抑制することが望ましい、しかしなが
ら、このようなゴム厚さの減少は、タイヤの許容摩耗厚
さを減じることとなり、摩耗寿命が低下する。このよう
に、高速耐久性と摩耗寿命とは二律背反の特性となる。
ダ側部分における内部発熱に伴う温度上昇により、シッ
ルダ部の特にベルト層の端部に生じるトレッドセパレー
ションによって使用限界が制約されるものであり、従っ
て高速耐久性の向上のためには、トレッド部のゴム厚さ
を減じ内部発熱を抑制することが望ましい、しかしなが
ら、このようなゴム厚さの減少は、タイヤの許容摩耗厚
さを減じることとなり、摩耗寿命が低下する。このよう
に、高速耐久性と摩耗寿命とは二律背反の特性となる。
さらに、タイヤには、ショルダ側部分がクラウン側部分
に比して発熱が大、しかも路面との滑り量が相対的に大
となることに起因して、該ショルダ側部分の摩耗量がク
ラウン側部分に比して大となる、いわゆる肩落ち摩耗が
発生する。タイヤ寿命は、この肩落ち摩耗によっても制
約されることとなり、従って、高速耐久性、耐摩耗性に
加えて、耐肩落ち摩耗性を、バランスよく向上させるこ
とが望まれる。
に比して発熱が大、しかも路面との滑り量が相対的に大
となることに起因して、該ショルダ側部分の摩耗量がク
ラウン側部分に比して大となる、いわゆる肩落ち摩耗が
発生する。タイヤ寿命は、この肩落ち摩耗によっても制
約されることとなり、従って、高速耐久性、耐摩耗性に
加えて、耐肩落ち摩耗性を、バランスよく向上させるこ
とが望まれる。
他方、高速道路等の良路走行用のタイヤにあっては、通
常リブタイプのトレッドパターンが採用される。
常リブタイプのトレッドパターンが採用される。
又このようなりブタイブのタイヤにおいて、寿命を延長
する方策として、 (a)トレッド部の縦溝の深さを大とすること、(bl
)レッド部の接地中を増すこと、(C)トレッド部
の溝本数を減じること、(d)トレッドゴムとして耐摩
耗性のゴムを使用すること、 等が考えられる。
する方策として、 (a)トレッド部の縦溝の深さを大とすること、(bl
)レッド部の接地中を増すこと、(C)トレッド部
の溝本数を減じること、(d)トレッドゴムとして耐摩
耗性のゴムを使用すること、 等が考えられる。
しかしながら、前記(a)の縦溝の深さを大とすること
は、必然的にトレッド部の厚さが増すこととなり、前記
したように内部発熱を増大する。又tc+の溝本数を減
じることも内部発熱を増す結果となる。さらに(′b)
のごとく、接地中を増すことは、ショルダ側がタイヤ軸
方向外側に張出すこととなり、該ショルダ部のゴム厚さ
が大となり、同様に内部発熱を増大し、とくにベルト層
端部のセパレージ四ンを直接招来し易く、又(d)の耐
摩耗性の大なるトレッドゴムは、−gに発熱が大となる
。
は、必然的にトレッド部の厚さが増すこととなり、前記
したように内部発熱を増大する。又tc+の溝本数を減
じることも内部発熱を増す結果となる。さらに(′b)
のごとく、接地中を増すことは、ショルダ側がタイヤ軸
方向外側に張出すこととなり、該ショルダ部のゴム厚さ
が大となり、同様に内部発熱を増大し、とくにベルト層
端部のセパレージ四ンを直接招来し易く、又(d)の耐
摩耗性の大なるトレッドゴムは、−gに発熱が大となる
。
従って、本発明は、バットレス部に横穴を設けることを
基本として、放熱効果を高め、高速耐久性と耐摩耗性と
を向上しかつ肩落ち摩耗を軽減するとともに、しかも摩
耗後期において前記横穴が露出することによって、リブ
ラグ状のトレッドパターンを呈しうろことにより使用後
期におけるウェットグリップ性、トラックジョン性能の
低下をも防止することができ、特にトラック、バス等の
重車両用のタイヤとして好適に用いる空気入りラジアル
タイヤの提供を目的としている。
基本として、放熱効果を高め、高速耐久性と耐摩耗性と
を向上しかつ肩落ち摩耗を軽減するとともに、しかも摩
耗後期において前記横穴が露出することによって、リブ
ラグ状のトレッドパターンを呈しうろことにより使用後
期におけるウェットグリップ性、トラックジョン性能の
低下をも防止することができ、特にトラック、バス等の
重車両用のタイヤとして好適に用いる空気入りラジアル
タイヤの提供を目的としている。
本発明は、タイヤのトレッド部にタイヤ円周方向に連続
しかつ前記トレッド部をクラウン側部分とショルダ側部
分とに区分する縦溝を形成するとともに、タイヤのバッ
トレス部に、前記ショルダ側部分を通るとともに奥端が
前記縦溝よりもショルダ側に位置する横穴を並設してな
る。
しかつ前記トレッド部をクラウン側部分とショルダ側部
分とに区分する縦溝を形成するとともに、タイヤのバッ
トレス部に、前記ショルダ側部分を通るとともに奥端が
前記縦溝よりもショルダ側に位置する横穴を並設してな
る。
バットレス部に設けた横穴は、タイヤの転勤により生じ
るショルダ側部分の内部で生じる発熱を放散させ、空冷
する。又この空冷は、特にベルト層の端部での温度上昇
を減じ、この部分におけるトレッド部のセパレージラン
を防止し、タイヤの高速耐久性を高める。又この横穴は
、縦溝よりもショルダ側に奥端が位置するため、縦溝に
面するショルダ側のリブ縁での剛性の低下による肩落ち
摩耗を減じる。しかもこのような横穴は、前記のごとく
ショルダ側部分における温度上昇を抑制しうる結果、ト
レッド部のゴム厚さを増加させることが可能となり、摩
耗寿命を延長できる。又摩耗によって、横穴がトレッド
面に露出していわゆるリブラグ状のトレッドパターンと
なるため、摩耗後期におけるウェットグリップ性、トラ
クシ呵ン性能の低下を防止できる。
るショルダ側部分の内部で生じる発熱を放散させ、空冷
する。又この空冷は、特にベルト層の端部での温度上昇
を減じ、この部分におけるトレッド部のセパレージラン
を防止し、タイヤの高速耐久性を高める。又この横穴は
、縦溝よりもショルダ側に奥端が位置するため、縦溝に
面するショルダ側のリブ縁での剛性の低下による肩落ち
摩耗を減じる。しかもこのような横穴は、前記のごとく
ショルダ側部分における温度上昇を抑制しうる結果、ト
レッド部のゴム厚さを増加させることが可能となり、摩
耗寿命を延長できる。又摩耗によって、横穴がトレッド
面に露出していわゆるリブラグ状のトレッドパターンと
なるため、摩耗後期におけるウェットグリップ性、トラ
クシ呵ン性能の低下を防止できる。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図はサイズ10,0OR20のタイヤである本発明
の一実施例を示しており、タイヤ1はビードコア2が通
るビード部3と、該ビード部3に連なりタイヤ半径方向
外向きにのびるサイドウオール部4と、該サイドウオー
ル部4の外縁を継ぐトレッド部5とを具えている。又ト
レッド部5には、クラウン側部分5Aと、ショルダ側部
分5Bとに区分する縦溝6.6とともに、本例では、タ
イヤ赤道を通る他の縦溝7が設けられる。
の一実施例を示しており、タイヤ1はビードコア2が通
るビード部3と、該ビード部3に連なりタイヤ半径方向
外向きにのびるサイドウオール部4と、該サイドウオー
ル部4の外縁を継ぐトレッド部5とを具えている。又ト
レッド部5には、クラウン側部分5Aと、ショルダ側部
分5Bとに区分する縦溝6.6とともに、本例では、タ
イヤ赤道を通る他の縦溝7が設けられる。
なお縦溝6.7は、直線状の他、ジグザグ状、波状等、
円周方向に連続する種々な形状のものが採用しうる。又
トレッド部5の外縁aに連なるサイドウオール部4の上
方部、即ちバフトレス部9には、前記縦溝6のショルダ
側に奥端8aが位置する横穴8を並設している。
円周方向に連続する種々な形状のものが採用しうる。又
トレッド部5の外縁aに連なるサイドウオール部4の上
方部、即ちバフトレス部9には、前記縦溝6のショルダ
側に奥端8aが位置する横穴8を並設している。
さらにタイヤ1には、ビードコア2をタイヤの内側から
外側に折返す金属コードからなる複数枚のカーカスプラ
イを用いたカーカス10と、該カーカス10の折返し部
10Aを覆う第1の補強層11と、第2の補強層12と
が配置される。第1の補強Jillは、金属コードを用
いており、と−ド部3の底部からタイヤ外側にのびるこ
とによって、ビード部3を補強する。なお第1の補強J
illlの端末ttaをカーカス10の端末lOaより
も高所とすることもできる。又第2の補強層12は、カ
ーカス10の端末10aとともに第1の補強Jlill
の端末11aを包むことによって、カーカス10の吹き
抜け、各端末10a、llaにおける応力集中を防ぐ、
なお第2の補強N12として、有機繊維コードを用いる
のがよい。
外側に折返す金属コードからなる複数枚のカーカスプラ
イを用いたカーカス10と、該カーカス10の折返し部
10Aを覆う第1の補強層11と、第2の補強層12と
が配置される。第1の補強Jillは、金属コードを用
いており、と−ド部3の底部からタイヤ外側にのびるこ
とによって、ビード部3を補強する。なお第1の補強J
illlの端末ttaをカーカス10の端末lOaより
も高所とすることもできる。又第2の補強層12は、カ
ーカス10の端末10aとともに第1の補強Jlill
の端末11aを包むことによって、カーカス10の吹き
抜け、各端末10a、llaにおける応力集中を防ぐ、
なお第2の補強N12として、有機繊維コードを用いる
のがよい。
さらにビード部3には、カーカス10の折返し部10A
と、本体部10Bとの間に位置してビードコア2から半
径方向にのびる断面三角形のビードエーペックス13を
設け、該ビード部3の剛性を高める。
と、本体部10Bとの間に位置してビードコア2から半
径方向にのびる断面三角形のビードエーペックス13を
設け、該ビード部3の剛性を高める。
さらにトレッド部5には、カーカス5の半径方向外側に
位置するベルト層14が設けられる。ベルト[14は、
その巾がトレッド部5の前記外縁端a、a間の長さであ
るトレッド巾の80〜95%の範囲であり、該トレッド
部5を補強する。又ベルト7114は、金属コードなど
の低伸張性コードを用いた少な(とも3枚のブライを用
いており、又2つのブライのコードは、タイヤ赤道CO
に対して10〜25度の範囲で互いに逆に傾け、又他の
ブライのコードを40〜70度の範囲に傾けることによ
って、トライアングル構造をなすことによりトレッド部
5の剛性を増し、又その剛性の向上は、トレッドゴムの
耐摩耗性の向上にも寄与できる。
位置するベルト層14が設けられる。ベルト[14は、
その巾がトレッド部5の前記外縁端a、a間の長さであ
るトレッド巾の80〜95%の範囲であり、該トレッド
部5を補強する。又ベルト7114は、金属コードなど
の低伸張性コードを用いた少な(とも3枚のブライを用
いており、又2つのブライのコードは、タイヤ赤道CO
に対して10〜25度の範囲で互いに逆に傾け、又他の
ブライのコードを40〜70度の範囲に傾けることによ
って、トライアングル構造をなすことによりトレッド部
5の剛性を増し、又その剛性の向上は、トレッドゴムの
耐摩耗性の向上にも寄与できる。
又トレッド部5のショルダ側部分5Bには、前記の如く
、バットレス部9で開口する横穴8が設けられ、該横穴
8は、接地に伴うトレッド部5の圧縮変形に伴う断面形
状の縮小、又接地開放に伴う膨張による呼吸作用によっ
て、空気を流通させ、内部発熱を放熱できる。
、バットレス部9で開口する横穴8が設けられ、該横穴
8は、接地に伴うトレッド部5の圧縮変形に伴う断面形
状の縮小、又接地開放に伴う膨張による呼吸作用によっ
て、空気を流通させ、内部発熱を放熱できる。
又ショルダ側部分5Bの放熱性を高めることは、直ちに
該部分における温度を低下させることは明らかである。
該部分における温度を低下させることは明らかである。
しかもタイヤが荷重下において走行した際には、クラウ
ン側部分5Aよりも温度が大となるショルダ側部分5B
を、横穴8によって、効果的に放熱する。
ン側部分5Aよりも温度が大となるショルダ側部分5B
を、横穴8によって、効果的に放熱する。
又横穴8は、前記縦i1$6の溝底6a近傍に下面8b
を位置させて穿設したときには、横穴8が前記ベルト層
14の端部の半径方向外方に位置することとなり、該端
部を効果的に空冷できる。従って端部に於ける温度上昇
に伴って生じがちなトレッド部のセバレーシッンを抑制
するのに役立つ。
を位置させて穿設したときには、横穴8が前記ベルト層
14の端部の半径方向外方に位置することとなり、該端
部を効果的に空冷できる。従って端部に於ける温度上昇
に伴って生じがちなトレッド部のセバレーシッンを抑制
するのに役立つ。
さらに横穴8はその高さdと前記縦溝6の深さDとの比
d/Dを0.1以上かつ0.5以下としている。この比
d/Dとショルダ部内部における温度との関係を測定し
た結果を定性的に、第3図に示している。なお測定は、
横穴8の中心を通る円周上において、横穴8の溝壁8c
から5flかつバフドレス面から10m離れる位置で測
定している。
d/Dを0.1以上かつ0.5以下としている。この比
d/Dとショルダ部内部における温度との関係を測定し
た結果を定性的に、第3図に示している。なお測定は、
横穴8の中心を通る円周上において、横穴8の溝壁8c
から5flかつバフドレス面から10m離れる位置で測
定している。
同図から明らかなように、比d/Dを増すことにより、
温度が低下しているのがわかり、又0.1よりも小のと
き放熱効果に劣る。しかしながら0.5よりも大のとき
、ショルダ側部分5Bの剛性を低下させ、偏摩耗を助長
させる場合があり、従って前記範囲としている。
温度が低下しているのがわかり、又0.1よりも小のと
き放熱効果に劣る。しかしながら0.5よりも大のとき
、ショルダ側部分5Bの剛性を低下させ、偏摩耗を助長
させる場合があり、従って前記範囲としている。
又該横穴8の奥端8aから前記縦溝6の溝中心6Cまで
の距離!と、前記横穴8の開口端8dから前記溝中心6
Cまでの距離りに対する比1t/Lを0.2以上かつ0
.7以下とする。このように、前記臭nA8aは、縦溝
6よりもシッルダ側に位置する。
の距離!と、前記横穴8の開口端8dから前記溝中心6
Cまでの距離りに対する比1t/Lを0.2以上かつ0
.7以下とする。このように、前記臭nA8aは、縦溝
6よりもシッルダ側に位置する。
又前記比1/Lが0.7をこえるとき、横穴8の奥行き
長さが小であり、放熱効果に劣る。0.2よりも小の時
、縦溝6のショルダ側部分5Bがなすリブの、縦溝6に
面する縁部の剛性が小となり、肩落ち摩耗の原因となる
。
長さが小であり、放熱効果に劣る。0.2よりも小の時
、縦溝6のショルダ側部分5Bがなすリブの、縦溝6に
面する縁部の剛性が小となり、肩落ち摩耗の原因となる
。
なお、特に横穴8が縦溝6に貫通する時には、縦溝6に
噛込む石が横穴8に入り、前記リプを破…し、タイヤを
損傷しうる。
噛込む石が横穴8に入り、前記リプを破…し、タイヤを
損傷しうる。
従って、前記比1/L、は、0.2以上かつ0.7以下
、さらに好ましくは0.3以上かつ0.5以下である。
、さらに好ましくは0.3以上かつ0.5以下である。
又横穴8の円周とッチP8は、トレッド厚さTと、該横
穴8による冷却作用が及ぶ距離とに基づいて、横穴8.
8の向き合う側壁8C180間で熱の滞留が生じない長
さに設定する。
穴8による冷却作用が及ぶ距離とに基づいて、横穴8.
8の向き合う側壁8C180間で熱の滞留が生じない長
さに設定する。
又第2図に一点鎖線で示すごとく、ショルダ側部分5B
に、サイプ又は凹溝状の横溝工6を設けるときには、該
横溝16の側壁16aと隣り合う横穴8の側壁8cとの
間において、熱の滞留を生じないように、前記ピッチP
8が設定される。なお横溝16.16間に複数個の横穴
8・・・・を設けてもよい。
に、サイプ又は凹溝状の横溝工6を設けるときには、該
横溝16の側壁16aと隣り合う横穴8の側壁8cとの
間において、熱の滞留を生じないように、前記ピッチP
8が設定される。なお横溝16.16間に複数個の横穴
8・・・・を設けてもよい。
さらにこの横穴8は、長期使用によるトレッド部5の摩
耗によってトレッド面に露出し、いわゆるリブラグタイ
プのトレッドパターンを形成しうろことにより、摩耗後
期におけるウェットグリップ性、トラフシラン性能を維
持できる。
耗によってトレッド面に露出し、いわゆるリブラグタイ
プのトレッドパターンを形成しうろことにより、摩耗後
期におけるウェットグリップ性、トラフシラン性能を維
持できる。
又横穴8の断面形状は、真円形、楕円形等の円弧の他、
矩形、三角形などの非円形形状など種々なものが採用で
きる。
矩形、三角形などの非円形形状など種々なものが採用で
きる。
なお横穴8を、タイヤ赤道coに対して傾けるのもよい
。
。
又横穴8は、直線孔の他、く字状等適宜の折曲り形状と
することもできる。
することもできる。
タイヤIのこのような横穴8は、加硫金型の両側に、横
穴8形成用のピンを植設する移動自在な金型枠を付設す
ることによっても形成しうる。又横穴8は、タイヤ成形
後にドリル加工などによる後加工によっても形成しうる
。
穴8形成用のピンを植設する移動自在な金型枠を付設す
ることによっても形成しうる。又横穴8は、タイヤ成形
後にドリル加工などによる後加工によっても形成しうる
。
さらに、横穴8は、好ましくは、第4図に示すごと(、
台タイヤ20に、トレッドシート21を貼着することに
よっても形成でき、このとき、台タイヤ20の上面又は
トレッドシート21の下面に予め横穴8をなす凹$8A
を形成した上、例えば加硫ゴムを介して添設しかつ加硫
によって一体化する。
台タイヤ20に、トレッドシート21を貼着することに
よっても形成でき、このとき、台タイヤ20の上面又は
トレッドシート21の下面に予め横穴8をなす凹$8A
を形成した上、例えば加硫ゴムを介して添設しかつ加硫
によって一体化する。
このように本発明のタイヤは、横穴が、タイヤの転勤に
より生じるショルダ側部分の内部で生じる発熱を放散さ
せ、空冷することによって、1、レッド部の特にベルト
7!I端部におけるトレッドセパ、−ジョンを防ぎ、タ
イヤの窩速耐久性を高めるとともに、ショルダ側部分に
おける温度上昇を抑制しうる結果、トレッド部のゴム厚
さを増加さ廿ることが可能となり、摩耗寿命を延長でき
、さらに摩耗後期において、横穴がトレッド面に露出す
るため、ウェットグリップ性、トラクション性能の低下
を防止し、しかも横穴の奥端が縦溝のシッルダ側で終端
するため剛性低下を防ぎ、肩落ち摩耗をも減じることが
できる。
より生じるショルダ側部分の内部で生じる発熱を放散さ
せ、空冷することによって、1、レッド部の特にベルト
7!I端部におけるトレッドセパ、−ジョンを防ぎ、タ
イヤの窩速耐久性を高めるとともに、ショルダ側部分に
おける温度上昇を抑制しうる結果、トレッド部のゴム厚
さを増加さ廿ることが可能となり、摩耗寿命を延長でき
、さらに摩耗後期において、横穴がトレッド面に露出す
るため、ウェットグリップ性、トラクション性能の低下
を防止し、しかも横穴の奥端が縦溝のシッルダ側で終端
するため剛性低下を防ぎ、肩落ち摩耗をも減じることが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は、バ
ッドレス部を拡大して示す斜視図、第3図は横穴の直径
と温度との関係を示す線図、第4図は本発明のタイヤの
製法を例示する分解斜視図である。 2・−・・・ビードコア、 3−・・ビード部
、4・−・サイドウオール部、 5−・・−・トレッ
ド部、5A・・−・・クラウン側部分、 5B−・ショルダ側部分、 6−・−縦溝、 8・−・
横穴、8a・・−・・奥端、 10・・・・・カーカ
ス、 11−・−補強層、14− ベルト層、 2
0・−台タイヤ、21・−・・トレッドシート。 第2肉
ッドレス部を拡大して示す斜視図、第3図は横穴の直径
と温度との関係を示す線図、第4図は本発明のタイヤの
製法を例示する分解斜視図である。 2・−・・・ビードコア、 3−・・ビード部
、4・−・サイドウオール部、 5−・・−・トレッ
ド部、5A・・−・・クラウン側部分、 5B−・ショルダ側部分、 6−・−縦溝、 8・−・
横穴、8a・・−・・奥端、 10・・・・・カーカ
ス、 11−・−補強層、14− ベルト層、 2
0・−台タイヤ、21・−・・トレッドシート。 第2肉
Claims (1)
- 1 タイヤのトレッド部にタイヤ円周方向に連続しかつ
前記トレッド部をクラウン側部分とショルダ側部分とに
区分する縦溝を形成するとともに、タイヤのバットレス
部に、前記ショルダ側部分を通るとともに奥端が前記縦
溝よりもショルダ側に位置する横穴を並設してなるタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63213372A JPH0260805A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63213372A JPH0260805A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0260805A true JPH0260805A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16638096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63213372A Pending JPH0260805A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0260805A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1988
- 1988-08-25 JP JP63213372A patent/JPH0260805A/ja active Pending
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