JPH0257082A - ノンインタレース/インタレース変換装置 - Google Patents
ノンインタレース/インタレース変換装置Info
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- JPH0257082A JPH0257082A JP63207445A JP20744588A JPH0257082A JP H0257082 A JPH0257082 A JP H0257082A JP 63207445 A JP63207445 A JP 63207445A JP 20744588 A JP20744588 A JP 20744588A JP H0257082 A JPH0257082 A JP H0257082A
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- television signal
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- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 11
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- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- GKSPIZSKQWTXQG-UHFFFAOYSA-N (2,5-dioxopyrrolidin-1-yl) 4-[1-(pyridin-2-yldisulfanyl)ethyl]benzoate Chemical compound C=1C=C(C(=O)ON2C(CCC2=O)=O)C=CC=1C(C)SSC1=CC=CC=N1 GKSPIZSKQWTXQG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、1:1ノンインターレース走査構造を持つ
テレビジョン信号を2=1インターレス走査構造を持つ
テレビジョン信号に変換するノンインタレース/インタ
レース変換装置に関する。
テレビジョン信号を2=1インターレス走査構造を持つ
テレビジョン信号に変換するノンインタレース/インタ
レース変換装置に関する。
(従来の技術)
カラーテレビジョン放送方式の1つであるNTSC方式
は、白黒テレビジョン放送と両立性を有し、かつカラー
テレビジョン放送方式として充分なパフォーマンスをも
つ優れた方式であるといえる。これは、日本、米国等で
実施された実績をみてもいえる。
は、白黒テレビジョン放送と両立性を有し、かつカラー
テレビジョン放送方式として充分なパフォーマンスをも
つ優れた方式であるといえる。これは、日本、米国等で
実施された実績をみてもいえる。
ところで、NTSC方式の画質は、その長い歴史におい
て、送信側および受信側両者の不断の努力の結果、実施
当初よりも大幅に改善されている。
て、送信側および受信側両者の不断の努力の結果、実施
当初よりも大幅に改善されている。
しかし、このNTSC方式においては、近年の大画面デ
イスプレィの普及もあり、より一層の画質の向上が望ま
れている。
イスプレィの普及もあり、より一層の画質の向上が望ま
れている。
NTSC方式の画質向上実現の方法として、I DTV
(Improved Definition T
e1evisjon)と呼ばれる方法がある。この方法
は、伝送されてくるNTSC方式のカラーテレビジョン
信号(以下、NTSC信号と記す)を受信側で余すこと
、なく活用することにより、画質の向上を図るものであ
る。このI DTVは、従来のアナログ技術のもとでは
実施できなかったものであるが、近年のデジタル技術の
進歩により実施可能となったものである。このI DT
Vによれば、従来のアナログ技術に比べ、画質をかなり
向上させることができる。
(Improved Definition T
e1evisjon)と呼ばれる方法がある。この方法
は、伝送されてくるNTSC方式のカラーテレビジョン
信号(以下、NTSC信号と記す)を受信側で余すこと
、なく活用することにより、画質の向上を図るものであ
る。このI DTVは、従来のアナログ技術のもとでは
実施できなかったものであるが、近年のデジタル技術の
進歩により実施可能となったものである。このI DT
Vによれば、従来のアナログ技術に比べ、画質をかなり
向上させることができる。
しかし、このI DTVは、NTSC方式を前提とする
ものであるため、改善可能な画質の上限は、NTSC方
式の規格によって制限される。ここで、方式上の上限項
目としては、 (1)画面の横縦比(アスペクト比) (2)水平解像度330Tv本 が挙げられる。
ものであるため、改善可能な画質の上限は、NTSC方
式の規格によって制限される。ここで、方式上の上限項
目としては、 (1)画面の横縦比(アスペクト比) (2)水平解像度330Tv本 が挙げられる。
(1)のアスペクト比は、現行では4:3であるが、ユ
ーザによって5二3または6:3といった比が好まれて
いることが知られている(日本放送出版協会発行の放送
方式(編者:日本放送協会)の第80頁参照)。
ーザによって5二3または6:3といった比が好まれて
いることが知られている(日本放送出版協会発行の放送
方式(編者:日本放送協会)の第80頁参照)。
なお、高精細テレビジョン放送方式(HighDefi
nition Te1evision)では、16:
9のアスペクト比が採用される可能性がある(CCIR
Report 801−2)。
nition Te1evision)では、16:
9のアスペクト比が採用される可能性がある(CCIR
Report 801−2)。
(2)の水平解像度に関しては、NTSC方式では、4
.2MHzと規定されているため、330 T、y本が
限度である。一方、垂直解像度は、有効走査線数(48
0本)から考えて、オーバースキャン等のマージンをみ
ても450TV本が可能である。したがって現段階では
、水平、垂直のバランス上、水平解像度の向上が望まれ
る。
.2MHzと規定されているため、330 T、y本が
限度である。一方、垂直解像度は、有効走査線数(48
0本)から考えて、オーバースキャン等のマージンをみ
ても450TV本が可能である。したがって現段階では
、水平、垂直のバランス上、水平解像度の向上が望まれ
る。
上述した2項目の改善を図り、現行のテレビジョン受像
機との両立を保つ方式の例として、例えば、Josep
h L、LoCicero A Compatibl
e High−Definition televis
ion System (SLSC)withChro
Illinance and Aspect R
atio Inpuruvea+ents″SMPT
E Journal 、 May 1985 があ
る。以下、この5LSC方式について述べる。
機との両立を保つ方式の例として、例えば、Josep
h L、LoCicero A Compatibl
e High−Definition televis
ion System (SLSC)withChro
Illinance and Aspect R
atio Inpuruvea+ents″SMPT
E Journal 、 May 1985 があ
る。以下、この5LSC方式について述べる。
第7図に5LSC方式のスペクトル図を示す。
この第7図において、0〜4.2MHzの信号が現行の
テレビジョン受像機との両立性を保つための信号である
。4.9〜10.1MHzの信号は、アスペクト比の拡
大と輝度1色度の解像度の拡大のために使われる付加信
号である。
テレビジョン受像機との両立性を保つための信号である
。4.9〜10.1MHzの信号は、アスペクト比の拡
大と輝度1色度の解像度の拡大のために使われる付加信
号である。
このように、この5LSC方式においては、1局分の信
号を2チャンネル分の帯域を使って伝送しており、一方
のチャンネルでは、基本的に現行のテレビジョン放送信
号に近いものを、他方のチャン”ネルでは、画質改善の
ための付加信号を送るようになっている。
号を2チャンネル分の帯域を使って伝送しており、一方
のチャンネルでは、基本的に現行のテレビジョン放送信
号に近いものを、他方のチャン”ネルでは、画質改善の
ための付加信号を送るようになっている。
このような構成によれば、現行のテレビジョン受像機で
受信するチャンネルでは、付加信号が含まれないため、
妨害に関しては両立性が高いと考えられる。
受信するチャンネルでは、付加信号が含まれないため、
妨害に関しては両立性が高いと考えられる。
しかし、1局当り2つのチャンネルを専有するため、効
率的ではない。特に、国内のようにチャンネル割当てが
限界に近い状況では、実施に困難が予想される。また、
局内や局間伝送を考えた場合、現行のテレビジョン放送
機器は、10MHzに及ぶ帯域をもっていないので、全
て新規に設備投資する必要がある。
率的ではない。特に、国内のようにチャンネル割当てが
限界に近い状況では、実施に困難が予想される。また、
局内や局間伝送を考えた場合、現行のテレビジョン放送
機器は、10MHzに及ぶ帯域をもっていないので、全
て新規に設備投資する必要がある。
以上から1チヤンネルの帯域内での伝送を図ることが好
ましい。しかも、ベースバンド4.2MHz付近で付加
信号を多重化することかできれば、ビデオテープレコー
ダや送信機等の現行のテレビジョン放送機器との両立性
も図芯ことができる。
ましい。しかも、ベースバンド4.2MHz付近で付加
信号を多重化することかできれば、ビデオテープレコー
ダや送信機等の現行のテレビジョン放送機器との両立性
も図芯ことができる。
ベースバンドの4.2MHz付近へ付加信号を多重化す
る方法の1つとして、T、Fukinuki et。
る方法の1つとして、T、Fukinuki et。
“Extended Definision TV F
ully Compatiblewith Exist
ing 5tandards IEEE Tr、o
nCo+nmunication Vol、C0M−3
2NO,8,August 1984による方法がある
。
ully Compatiblewith Exist
ing 5tandards IEEE Tr、o
nCo+nmunication Vol、C0M−3
2NO,8,August 1984による方法がある
。
この方法は、NTSC方式において、静画の場合に、未
使用のスペクトル領域に輝度のディテール成分(約4〜
6MHzの信号で、以下、輝度高域信号と記す)YHを
多重化するものである。ここで、未使用領域としては、
第8図の垂直−時間方向のスペクトル図において、第1
.第3象限の領域が使われる。なお、図において、Cは
色差信号である。
使用のスペクトル領域に輝度のディテール成分(約4〜
6MHzの信号で、以下、輝度高域信号と記す)YHを
多重化するものである。ここで、未使用領域としては、
第8図の垂直−時間方向のスペクトル図において、第1
.第3象限の領域が使われる。なお、図において、Cは
色差信号である。
この方法は、静画の場合にのみ適用可能であり、動画の
場合は適用不可能である。これは、動画の場合には、ス
ペクトルが時間方向へ広がり、本来のNTSC信号と付
加信号(輝度高域信号YH)が重なるため、受信側で両
信号を分離することができなくなるからである。
場合は適用不可能である。これは、動画の場合には、ス
ペクトルが時間方向へ広がり、本来のNTSC信号と付
加信号(輝度高域信号YH)が重なるため、受信側で両
信号を分離することができなくなるからである。
輝度高域信号YHは、静画には有効であるから、上記方
法が静画時のみしか付加信号を伝送することができない
としても、静画の解像度の向上という目的は達成するこ
とができる。
法が静画時のみしか付加信号を伝送することができない
としても、静画の解像度の向上という目的は達成するこ
とができる。
ところで、静画の解像度向上の別の方法としては、テレ
ビジョンカメラなどのテレビジョン信号発生源から出力
される1:1ノンインターレース走査構造を持つテレビ
ジョン信号を2:1インク−レース走査構造を持つテレ
ビジョン信号に変換する方法がある。
ビジョンカメラなどのテレビジョン信号発生源から出力
される1:1ノンインターレース走査構造を持つテレビ
ジョン信号を2:1インク−レース走査構造を持つテレ
ビジョン信号に変換する方法がある。
この変換を実現するための回路としては、従来、第9図
に示すような回路が用いられていた。
に示すような回路が用いられていた。
この第9図において、入力端子11には、第10図(a
)に示すような走査線数525本、フィールド周波数6
0Hzの1=1ノンインタレース走査構造を持つテレビ
ジョン信号が供給される。
)に示すような走査線数525本、フィールド周波数6
0Hzの1=1ノンインタレース走査構造を持つテレビ
ジョン信号が供給される。
このテレビジョン信号は、フィールド遅延回路12、加
算回路13.1/2係数回路14によってフレニム内平
均をとられ、第10図(b)に示すようなテレビジ戸ン
信号となる。このテレビジョン信号は、ライン間引きイ
ンタレース変換回路15.16に供給され、1ラインご
とにライン間引きされる。この後、ライン間引きインタ
レース変換回路16の出力信号はフィールド遅延回路1
7で1フィールド遅延された後、セレクタ回路18でラ
イン間引きインタレース変換回路15の出力信号と交互
に選択される。これにより、出力端子19には、第10
図(c)に示すような走査線数525本、フィールド周
波数60Hz、2:1インタレース走査構造を持つテレ
ビジョン信号が得られる。
算回路13.1/2係数回路14によってフレニム内平
均をとられ、第10図(b)に示すようなテレビジ戸ン
信号となる。このテレビジョン信号は、ライン間引きイ
ンタレース変換回路15.16に供給され、1ラインご
とにライン間引きされる。この後、ライン間引きインタ
レース変換回路16の出力信号はフィールド遅延回路1
7で1フィールド遅延された後、セレクタ回路18でラ
イン間引きインタレース変換回路15の出力信号と交互
に選択される。これにより、出力端子19には、第10
図(c)に示すような走査線数525本、フィールド周
波数60Hz、2:1インタレース走査構造を持つテレ
ビジョン信号が得られる。
第11図(a)、(b)、(c)にそれぞれ第10図(
a)、(b)、(c)のテレビジョン信号のスペクトル
を示す。
a)、(b)、(c)のテレビジョン信号のスペクトル
を示す。
以上従来のノンインタレース/インタレース変換回路の
構成および動作を説明したが、この変換回路の場合、2
つのフィールドの信号を平均化するために、多大なハー
ドウェア量を必要とする問題があった。
構成および動作を説明したが、この変換回路の場合、2
つのフィールドの信号を平均化するために、多大なハー
ドウェア量を必要とする問題があった。
また、信号処理をノンインタレースの信号レートで行わ
なければならないため、信号処理速度の点で、ハードウ
ェアの実現が難しいという問題があった。
なければならないため、信号処理速度の点で、ハードウ
ェアの実現が難しいという問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
以上述べたように、1:1ノンインタレース走査構造を
持つテレビジョン信号を2=1のインタレース走査構造
を持つテレビジョン信号に変換する従来のノンインタレ
ース/インタレース変換回路においては、ハードウェア
量が多くなるという問題と、信号処理速度の点でハード
ウェアの実現が難しいという問題があった。
持つテレビジョン信号を2=1のインタレース走査構造
を持つテレビジョン信号に変換する従来のノンインタレ
ース/インタレース変換回路においては、ハードウェア
量が多くなるという問題と、信号処理速度の点でハード
ウェアの実現が難しいという問題があった。
そこで、この発明は、ハードウェア量が少なく、しかも
、信号処理速度が遅いため、ハードウェアの実現も容易
なノンインタレース/インタレース変換装置を提供する
ことを目的とする。
、信号処理速度が遅いため、ハードウェアの実現も容易
なノンインタレース/インタレース変換装置を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためにこの発明は、1:1ノンイン
タレース走査構造を持つテレビジョン信号から1水平走
査期間ごとに信号を抽出し、この抽出出力の1水平走査
期間当りの時間長を、2:1インタレース走査構造を持
つテレビジョン信号における1水平走査期間の時間長に
引き伸ばし、この伸長出力から垂直および時間方向の帯
域制限特性を有する2次元フィルタを使って垂直方向′
の折返し成分が除去された第1.第2フィールドのテレ
ビジョン信号を同時に出力し、最後にこれら両フィール
ドのテレビジョン信号を交互に切り替えて出力するよう
にしたものである。
タレース走査構造を持つテレビジョン信号から1水平走
査期間ごとに信号を抽出し、この抽出出力の1水平走査
期間当りの時間長を、2:1インタレース走査構造を持
つテレビジョン信号における1水平走査期間の時間長に
引き伸ばし、この伸長出力から垂直および時間方向の帯
域制限特性を有する2次元フィルタを使って垂直方向′
の折返し成分が除去された第1.第2フィールドのテレ
ビジョン信号を同時に出力し、最後にこれら両フィール
ドのテレビジョン信号を交互に切り替えて出力するよう
にしたものである。
(作用)
上記のように、この発明では、2つのフィルドの信号を
平均化するのではなく、1水平走査期間ごとにテレビジ
ョン信号を抽出することにより、テレビジョン信号のイ
ンタレース化を図り、その後に、垂直方向の折返し成分
を除去するようになっているので、ハードウェアが少な
くて済む。
平均化するのではなく、1水平走査期間ごとにテレビジ
ョン信号を抽出することにより、テレビジョン信号のイ
ンタレース化を図り、その後に、垂直方向の折返し成分
を除去するようになっているので、ハードウェアが少な
くて済む。
また、信号抽出処理後、テレビジョン信号の時間長を2
:1インタレース走査構造のテレビジョン信号の時間長
に引き伸ばしているので、以後の処理を2:1インタレ
ース走査構造のテレビジョン信号の信号レートで行うこ
とができ、ハードウェアの実現が容易となる。また、信
号スペクトルとしても、従来の信号スペクトルとほぼ同
じものを得ることができるので、信号の品位に関しても
問題がない。
:1インタレース走査構造のテレビジョン信号の時間長
に引き伸ばしているので、以後の処理を2:1インタレ
ース走査構造のテレビジョン信号の信号レートで行うこ
とができ、ハードウェアの実現が容易となる。また、信
号スペクトルとしても、従来の信号スペクトルとほぼ同
じものを得ることができるので、信号の品位に関しても
問題がない。
(実施例)
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、この発明の一実施例の構成を示す回路図であ
る。
る。
この第1図において、21は、第2図(a)に示すよう
な走査線数525本、フィールド周波数60Hzの1:
1ノンインタレース走査構造を持つテレビジョン信号が
供給される入力端子である。
な走査線数525本、フィールド周波数60Hzの1:
1ノンインタレース走査構造を持つテレビジョン信号が
供給される入力端子である。
この入力端子21に供給されたテレビジョン信号は、ラ
イン間引きインタレース変換回路22に供給され、第2
図(b)に示すように、1ラインごとに1ライン分の信
号を間引かれる。このライン間引きインタレース変換回
路22は、また、ライン間引きが済んだ信号のレートを
1/2倍にする。
イン間引きインタレース変換回路22に供給され、第2
図(b)に示すように、1ラインごとに1ライン分の信
号を間引かれる。このライン間引きインタレース変換回
路22は、また、ライン間引きが済んだ信号のレートを
1/2倍にする。
すなわち、ライン間引きインタレース変換回路22は、
ライン間引きの済んだ信号の1ライン当りの時間長を、
1:1ノンインタレース走査構造のテレビジョン信号の
時間長である32μ5ec(第3図(a)参照)から2
:1インターレス走査構造を持つテレビジョン信号の時
間長である64μsec (第3図(b)参照)に伸長
する。
ライン間引きの済んだ信号の1ライン当りの時間長を、
1:1ノンインタレース走査構造のテレビジョン信号の
時間長である32μ5ec(第3図(a)参照)から2
:1インターレス走査構造を持つテレビジョン信号の時
間長である64μsec (第3図(b)参照)に伸長
する。
このようにライン間引きおよび時間伸長処理を受けたテ
レビジョン信号は、垂直方向−時間方向の2次元ローパ
スフィルタ(以下、ローパスフィルタをLPFと記す)
に供給され、垂直方向の折返し成分を除去されるととも
に、第1.第2フィールドの信号を同時に出力される。
レビジョン信号は、垂直方向−時間方向の2次元ローパ
スフィルタ(以下、ローパスフィルタをLPFと記す)
に供給され、垂直方向の折返し成分を除去されるととも
に、第1.第2フィールドの信号を同時に出力される。
。
この2次元LPF22の具体的構成の一例を第4図に示
す。
す。
図示の2次元LPF23は、入力端子31に接続され、
IH(64μ5ec)遅延回路32゜33.261H(
64μ5ecX261)遅延回路34、IH(64μ5
ec)遅延回路35゜36を直列接続して成る5タップ
遅延回路を有する。そして、IH遅延回路33の入出力
信号は加算回路37で加算された後、係数乗算回路38
で所定の係数koを掛けられる。IH遅延回路350入
力信号とIH遅延回路36の出力信号は加算回路39で
加算された後、係数乗算回路40で所定の係数klを掛
けられる。IH遅延回路35の出力信号は、係数乗算回
路41で所定の係数に2を掛けられる。係数乗算回路3
8,40.41の出力信号は、Σ回路42に供給され、
合計される。
IH(64μ5ec)遅延回路32゜33.261H(
64μ5ecX261)遅延回路34、IH(64μ5
ec)遅延回路35゜36を直列接続して成る5タップ
遅延回路を有する。そして、IH遅延回路33の入出力
信号は加算回路37で加算された後、係数乗算回路38
で所定の係数koを掛けられる。IH遅延回路350入
力信号とIH遅延回路36の出力信号は加算回路39で
加算された後、係数乗算回路40で所定の係数klを掛
けられる。IH遅延回路35の出力信号は、係数乗算回
路41で所定の係数に2を掛けられる。係数乗算回路3
8,40.41の出力信号は、Σ回路42に供給され、
合計される。
これにより、このΣ回路42では、第2図(C)の台形
Aで規定される範囲のライン信号が合計されることにな
る。この合計信号は、垂直方向の折返し成分が除去され
た第1フィールドの信号として出力端子43に供給され
る。
Aで規定される範囲のライン信号が合計されることにな
る。この合計信号は、垂直方向の折返し成分が除去され
た第1フィールドの信号として出力端子43に供給され
る。
同様に、垂直方向の折返し成分が除去された第2フィー
ルド信号は、加算回路45,47、係数乗算回路44,
46,48、Σ回路49により、第2図(C)の台形B
によって規定される範囲内のライン信号を使って得られ
、出力端子43に供給される第1フィールドの信号と同
時に出力端子50に供給される。
ルド信号は、加算回路45,47、係数乗算回路44,
46,48、Σ回路49により、第2図(C)の台形B
によって規定される範囲内のライン信号を使って得られ
、出力端子43に供給される第1フィールドの信号と同
時に出力端子50に供給される。
なお、2次元LPF23の特性は、係数乗算回路38,
40,41,44,46.48の係数kl、に2.に3
.に4.に5.に6を変えることにより、自由に変える
ことができる。但し、これら係数kln k2+
k3+ k4+ k5+ k6は、k、+に2+
に3 =−1、k4.十に5+に6〒1を満たさなけれ
ばならない。
40,41,44,46.48の係数kl、に2.に3
.に4.に5.に6を変えることにより、自由に変える
ことができる。但し、これら係数kln k2+
k3+ k4+ k5+ k6は、k、+に2+
に3 =−1、k4.十に5+に6〒1を満たさなけれ
ばならない。
上述した2次元LPF23で注意しなければならないこ
とは、第1フィールドと第2フィールドとでフィルタの
センタタップ(第2図(C)の黒ポイント)が異なる点
である。このセンタタ・ツブのライン信号としては、第
1フィールドの場合は、IH遅延回路35の出力信号、
言い替えれば、入力端子31に供給されるライン信号よ
り264H前の信号であり、第2フィールドの場合は、
IH前の信号である。
とは、第1フィールドと第2フィールドとでフィルタの
センタタップ(第2図(C)の黒ポイント)が異なる点
である。このセンタタ・ツブのライン信号としては、第
1フィールドの場合は、IH遅延回路35の出力信号、
言い替えれば、入力端子31に供給されるライン信号よ
り264H前の信号であり、第2フィールドの場合は、
IH前の信号である。
第2図(c)に示す台形A、Bの大きさは、上記遅延回
路のタップ数によって決まるもので、このタップ数が変
われば、第4図の構成および遅延量等も適応的に変わる
。
路のタップ数によって決まるもので、このタップ数が変
われば、第4図の構成および遅延量等も適応的に変わる
。
また、Σ回路42.49の出力信号は、常に、正しいわ
けてはなく、第1図のセレクタ回路25によって正しい
データのみが最終的に得られる。
けてはなく、第1図のセレクタ回路25によって正しい
データのみが最終的に得られる。
ここで、フィールド遅延回路24は、第2フイルドのデ
ータを1フィールド遅延するものである。
ータを1フィールド遅延するものである。
第5図(a)に2次元LPF23の出力信号を、同図(
b)、(c)にΣ回路42.49の出力信号を、同図(
d)にフィールド遅延回路24の出力信号を、同図(e
)にセレクタ回路25の出力信号をそれぞれ示す。
b)、(c)にΣ回路42.49の出力信号を、同図(
d)にフィールド遅延回路24の出力信号を、同図(e
)にセレクタ回路25の出力信号をそれぞれ示す。
以上のようにして信号処理を行えば、第9図に示すノン
インターレス/インターレス変換回路と同様の帯域を持
つ信号を得ることができる。
インターレス/インターレス変換回路と同様の帯域を持
つ信号を得ることができる。
なお、2次元LPF23によって除去される垂直方向の
折返し成分は、第6図の時間方向−垂直方向のスペクト
ル図に斜線で示す部分の信号である。
折返し成分は、第6図の時間方向−垂直方向のスペクト
ル図に斜線で示す部分の信号である。
以上述べたようにこの実施例は、1:1インタレース走
査構造を持つテレビジョン信号からライン間引きインタ
レース変換回路22を使って1水平走査期間ごとに信号
を抽出した後、1ライン当りの時間長を、2:1インタ
レース走査構造を持つテレビジョン信号における1ライ
ン当りの時間長に引き伸ばし、この伸長出力を2次元フ
ィルタ23に通して垂直方向の折返し成分が除去された
第1.第2フィールドの信号を同時に得、これら第1.
第2フィールドの信号をフィールド遅延量路24とセレ
クタ回路25を使って順次切り替えて出力することによ
り、2:1のノンインタレス走査構造を有するテレビジ
ョン信号を得るようにしたものである。
査構造を持つテレビジョン信号からライン間引きインタ
レース変換回路22を使って1水平走査期間ごとに信号
を抽出した後、1ライン当りの時間長を、2:1インタ
レース走査構造を持つテレビジョン信号における1ライ
ン当りの時間長に引き伸ばし、この伸長出力を2次元フ
ィルタ23に通して垂直方向の折返し成分が除去された
第1.第2フィールドの信号を同時に得、これら第1.
第2フィールドの信号をフィールド遅延量路24とセレ
クタ回路25を使って順次切り替えて出力することによ
り、2:1のノンインタレス走査構造を有するテレビジ
ョン信号を得るようにしたものである。
このように、この実施例では、2つのフィールドの信号
を平均化するのではなく、ライン間引きによって、テレ
ビジョン信号のインタレース化を図り、その後に、垂直
方向の折返し成分を除去するようになっているので、ハ
ードウェアが少なくて済む。
を平均化するのではなく、ライン間引きによって、テレ
ビジョン信号のインタレース化を図り、その後に、垂直
方向の折返し成分を除去するようになっているので、ハ
ードウェアが少なくて済む。
また、ライン間引きインタレース変換回路22によって
、テレビジョン信号の信号レートを2=1インタレース
構造を持つテレビジョン信号の信号レートに変換するよ
うになっているので、このライン間引きインタレース変
換回路22の後段では、2:1のインタレース走査構造
のテレビジョン信号のレートと同じ遅いレートで信号処
理を行うことができ、ハードウェアの実現が簡単となる
。
、テレビジョン信号の信号レートを2=1インタレース
構造を持つテレビジョン信号の信号レートに変換するよ
うになっているので、このライン間引きインタレース変
換回路22の後段では、2:1のインタレース走査構造
のテレビジョン信号のレートと同じ遅いレートで信号処
理を行うことができ、ハードウェアの実現が簡単となる
。
また、信号スペクトルも従来とほぼ同じものが得られる
ので、信号品位が低下することもない。
ので、信号品位が低下することもない。
以上この発明の一実施例を詳細に説明したが、この発明
はこのような実施例に限定されるものではなく、他にも
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能な
ことは勿論である。
はこのような実施例に限定されるものではなく、他にも
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能な
ことは勿論である。
[発明の効果コ
以上述べたようにこの発明によれば、従来とほぼ同様の
スペクトルを持つ信号を確保しながら、従来に比べ、ハ
ードウェア量を削減することができるともに、信号レー
トを低下してハードウェアの実現を容易にすることがで
きる。
スペクトルを持つ信号を確保しながら、従来に比べ、ハ
ードウェア量を削減することができるともに、信号レー
トを低下してハードウェアの実現を容易にすることがで
きる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は第1図の各部の信号の構成を示す図、第3図は第1
図に示すライン間引きインターレス変換回路の動作を説
明するためのタイミングチャド、第4図は第1図に示す
2次元LPFの具体的構成の一例を示す回路図、第5図
は第1図に示す2次元LPF、フィールド遅延回路24
、セレクタ回路の動作を説明するためのタイミングチャ
ド、第6図は第1図に示す2次元LPFによって除去さ
れる垂直方向の折返し成分を示す図、第7図および第8
図は本来のテレビジョン信号の他に付加信号を伝送する
テレビジョン方式を説明するための図、第9図は従来の
ノンインタレース/インタレース変換回路の構成を示す
回路図、第10図は第9図の各部の信号の構成を示す図
、第11図は同じく信号スペクトルを示す図である。 21.31・・・入力端子、22・・・ライン間引きイ
ンタレース変換回路、23・・・2次元LPF。 24・・・フィールド遅延回路、25・・・セレクタ回
路、26.43.50・・・出力端子、32.33,3
5゜36・・・IH遅延回路、34・・・261H遅延
回路、37.39.’ 45.’47・・・加算回路、
38.’40゜41.44,46.48・・・係数乗算
回路、42゜49・・・8回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
図は第1図の各部の信号の構成を示す図、第3図は第1
図に示すライン間引きインターレス変換回路の動作を説
明するためのタイミングチャド、第4図は第1図に示す
2次元LPFの具体的構成の一例を示す回路図、第5図
は第1図に示す2次元LPF、フィールド遅延回路24
、セレクタ回路の動作を説明するためのタイミングチャ
ド、第6図は第1図に示す2次元LPFによって除去さ
れる垂直方向の折返し成分を示す図、第7図および第8
図は本来のテレビジョン信号の他に付加信号を伝送する
テレビジョン方式を説明するための図、第9図は従来の
ノンインタレース/インタレース変換回路の構成を示す
回路図、第10図は第9図の各部の信号の構成を示す図
、第11図は同じく信号スペクトルを示す図である。 21.31・・・入力端子、22・・・ライン間引きイ
ンタレース変換回路、23・・・2次元LPF。 24・・・フィールド遅延回路、25・・・セレクタ回
路、26.43.50・・・出力端子、32.33,3
5゜36・・・IH遅延回路、34・・・261H遅延
回路、37.39.’ 45.’47・・・加算回路、
38.’40゜41.44,46.48・・・係数乗算
回路、42゜49・・・8回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1:1ノンインタレース走査構造を持つテレビジョン信
号から1水平走査期間ごとに信号を抽出する信号抽出手
段と、 この信号抽出手段から出力されるテレビジョン信号の1
水平走査期間が、2:1インタレース走査構造を持つテ
レビジョン信号における1水平走査期間と同じ時間長に
なるように該テレビジョン信号の時間長を伸長する時間
伸長手段と、 垂直および時間方向の帯域制限特性を有し、上記時間伸
長手段の出力信号から垂直方向の折返し成分を除去し、
この垂直方向の折返し成分が除去された第1、第2フィ
ールドのテレビジョン信号を同時に出力するフィルタ手
段と、 このフィルタ手段から出力される第1、第2フィールド
のテレビジョン信号を順次切り替えて出力する信号切替
え手段とを具備したことを特徴とするノンインタレース
/インタレース変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63207445A JPH0257082A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ノンインタレース/インタレース変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63207445A JPH0257082A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ノンインタレース/インタレース変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257082A true JPH0257082A (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=16539888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63207445A Pending JPH0257082A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | ノンインタレース/インタレース変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395849B1 (en) | 1997-10-29 | 2002-05-28 | Nitto Boseki Co., Ltd. | Processes for producing N,N-dialkylallylamine polymers and N,N-dialkyllylamine polymers |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP63207445A patent/JPH0257082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395849B1 (en) | 1997-10-29 | 2002-05-28 | Nitto Boseki Co., Ltd. | Processes for producing N,N-dialkylallylamine polymers and N,N-dialkyllylamine polymers |
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