JPH02226883A - 付加信号多重装置 - Google Patents
付加信号多重装置Info
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- JPH02226883A JPH02226883A JP1045249A JP4524989A JPH02226883A JP H02226883 A JPH02226883 A JP H02226883A JP 1045249 A JP1045249 A JP 1045249A JP 4524989 A JP4524989 A JP 4524989A JP H02226883 A JPH02226883 A JP H02226883A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/12—Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/08—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N11/00—Colour television systems
- H04N11/24—High-definition television systems
- H04N11/30—High-definition television systems with transmission of the extra information by means of quadrature modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/24—Systems for the transmission of television signals using pulse code modulation
Landscapes
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば、NTSC方式のテレビジョン信号
に、アスペクト比を拡大するためのテレビジョン信号を
多重する付加信号多重装置に関する。
に、アスペクト比を拡大するためのテレビジョン信号を
多重する付加信号多重装置に関する。
(従来の技術)
カラーテレビジョン放送方式の1つであるNTSC方式
は、白黒テレビジョン放送との両立性を有し、かつカラ
ーテレビジョン放送方式として充分なパフォーマンスを
もつ優れた方式であるといえる。これけ、日本、米国等
で実施された実績をみてもいえる。
は、白黒テレビジョン放送との両立性を有し、かつカラ
ーテレビジョン放送方式として充分なパフォーマンスを
もつ優れた方式であるといえる。これけ、日本、米国等
で実施された実績をみてもいえる。
ところで、NTSC方式の画質は、その長い歴史におい
て、送信側および受信側両者の不断の努力の結果、実施
当初よりも大幅に改善されている。
て、送信側および受信側両者の不断の努力の結果、実施
当初よりも大幅に改善されている。
しかし、このNTSC方式においては、近年の大画面デ
イスプレィの普及もあり、より一層の画質の向上が望ま
れている。
イスプレィの普及もあり、より一層の画質の向上が望ま
れている。
NTSC方式の画質向上実現の方法として、I D
T V (Improved Definitio
n Te1ev1sion) と呼ばれる方法があ
る。この方法は、伝送されてくるNTSC方式のカラー
テレビジョン信号(以下、NTSC信号と記す)を受信
側で余すことなく活用することにより、画質の向上を図
るものである。
T V (Improved Definitio
n Te1ev1sion) と呼ばれる方法があ
る。この方法は、伝送されてくるNTSC方式のカラー
テレビジョン信号(以下、NTSC信号と記す)を受信
側で余すことなく活用することにより、画質の向上を図
るものである。
このI DTVは、従来のアナログ技術のもとでは実施
できなかったものであるが、近年のデジタル技術の進歩
により実施可能となったものである。
できなかったものであるが、近年のデジタル技術の進歩
により実施可能となったものである。
このI DTVによれば、従来のアナログ方式に比べ、
画質をかなり向上させることができる。
画質をかなり向上させることができる。
しかし、このIDTvは、NTSC方式を前提とするも
のであるため、改善可能な画質の上限は、NTSC方式
の規格によって制限される。ここで、方式上の上限項目
としては、 (1)画面の横縦比(アスペクト比) (2)水平解像度330Tv本 が挙げられる。
のであるため、改善可能な画質の上限は、NTSC方式
の規格によって制限される。ここで、方式上の上限項目
としては、 (1)画面の横縦比(アスペクト比) (2)水平解像度330Tv本 が挙げられる。
(1)のアスペクト比は、現行では4:3であるが、ユ
ーザによって5=3または6:3といった比が好まれて
いることが知られている(日本放送出版協会発行の放送
方式(編者二日本放送協会))の第80頁参照)。
ーザによって5=3または6:3といった比が好まれて
いることが知られている(日本放送出版協会発行の放送
方式(編者二日本放送協会))の第80頁参照)。
なお、高精細テレビジョン放送方式(HlghDefi
nition 丁elevision )では、16:
9の7スベクト比が採用される可能性がある(CCIR
Report 8111−2 )。
nition 丁elevision )では、16:
9の7スベクト比が採用される可能性がある(CCIR
Report 8111−2 )。
(2)の水平解像度に関しては、NTSC方式では、4
.2MHzと規定されているため、33OTv本が限度
である。一方、垂直解像度は、有効走査線数(480本
)から考えて、オーバースキャン等のマージンをみても
450Tv本が可能である。
.2MHzと規定されているため、33OTv本が限度
である。一方、垂直解像度は、有効走査線数(480本
)から考えて、オーバースキャン等のマージンをみても
450Tv本が可能である。
したがって、現段階では、水平、垂直のバランス上、水
平解像度の向上が望まれる。
平解像度の向上が望まれる。
上述した2項目の改善を図り、現行のテレビジョン受像
機との両立を保つ方式の例として、例えば、Josep
h Lルoc1cero ^Compatible
Hlgh−Deflnition televisio
n Systom (SLSC)withChros)
nance and Aspect Ratlo Im
provementsSWPTE Journal、
14ay 1985 (以下、文献1と記す)がある
。以下、この5LSC方式について述べる。
機との両立を保つ方式の例として、例えば、Josep
h Lルoc1cero ^Compatible
Hlgh−Deflnition televisio
n Systom (SLSC)withChros)
nance and Aspect Ratlo Im
provementsSWPTE Journal、
14ay 1985 (以下、文献1と記す)がある
。以下、この5LSC方式について述べる。
第6図に5LSC方式のスペクトル図を示す。
この第6図において、0〜4.2MHzの信号が現行の
テレビジョン受像機との両立性を保つための信号である
。4.9〜10.1MEIzの信号は、アスペクト比の
拡大と輝度2色度の解像度の拡大のためにつかわれる付
加信号である。
テレビジョン受像機との両立性を保つための信号である
。4.9〜10.1MEIzの信号は、アスペクト比の
拡大と輝度2色度の解像度の拡大のためにつかわれる付
加信号である。
このように、この5LSC方式においては、1局分の信
号を2チャンネル分の帯域を使って伝送しており、一方
のチャンネルでは、基本的に現行のテレビジョン信号に
近いものを、他方のチャンネルでは、画質改善のための
付加信号を送るようになっている。
号を2チャンネル分の帯域を使って伝送しており、一方
のチャンネルでは、基本的に現行のテレビジョン信号に
近いものを、他方のチャンネルでは、画質改善のための
付加信号を送るようになっている。
このような構成によれば、現行のテレビジョン受像機で
受信するチャンネルでは、付加信号が含まれないため、
妨害に関しては両立性が高いと考えられる。
受信するチャンネルでは、付加信号が含まれないため、
妨害に関しては両立性が高いと考えられる。
しかし、1局当り2つのチャンネルを専有するため、効
率的ではない。特に、国内のようにチャンネル割当てが
限界に近い状況では、実施に困難が予想される。また、
局内や局間伝送を考えた場合、現行のテレビジョン放送
機器は、10MHzに及ぶ帯域をもっていないので、全
て新規に設備投資する必要がある。
率的ではない。特に、国内のようにチャンネル割当てが
限界に近い状況では、実施に困難が予想される。また、
局内や局間伝送を考えた場合、現行のテレビジョン放送
機器は、10MHzに及ぶ帯域をもっていないので、全
て新規に設備投資する必要がある。
以上から1チヤンネルの帯域内での伝送を図ることが望
まれる。しかも、ベースバンド4゜2MEIz付近で付
加信号を多重化することができれば、ビデオテープレコ
ーダや送信機等の現行のテレビジョン放送機器との両立
性も図ることができる。
まれる。しかも、ベースバンド4゜2MEIz付近で付
加信号を多重化することができれば、ビデオテープレコ
ーダや送信機等の現行のテレビジョン放送機器との両立
性も図ることができる。
ベースバンドの4.2MHz付近へ付加信号を多重化す
る方法の1つとして、T、Fuklnukl at。
る方法の1つとして、T、Fuklnukl at。
“Extended Derinision TV F
ully Compatlb[ewith Exls
tlng 5tandards IEEE
Tr、 onCosmunlcaNon Vol、
C014−32NO,8,August 1984(
以下、文献2と記す)による方法がある。
ully Compatlb[ewith Exls
tlng 5tandards IEEE
Tr、 onCosmunlcaNon Vol、
C014−32NO,8,August 1984(
以下、文献2と記す)による方法がある。
この方法は、NTSC方式において、静画の場合に未使
用となるスペクトル領域に輝度のデイテール成分(約4
〜6MHzの信号で、以下、輝度高域信号と記す)YH
を多重化するものである。ここで、未使用領域としては
、第7図の垂直−時間方向のスペクトル図において、第
1.第3象限の領域が使われる。なお、図において、C
は色度信号である。
用となるスペクトル領域に輝度のデイテール成分(約4
〜6MHzの信号で、以下、輝度高域信号と記す)YH
を多重化するものである。ここで、未使用領域としては
、第7図の垂直−時間方向のスペクトル図において、第
1.第3象限の領域が使われる。なお、図において、C
は色度信号である。
ところで、この方法は、静画の場合にのみ適用可能であ
り、動画の場合は適用不可能である。これは、動画の場
合には、スペクトルが時間方向へ広がり、本来のNTS
C信号と付加信号(輝度高域信号YH)が重なるため、
受信側で両信号を分離することができな(なるからであ
る。
り、動画の場合は適用不可能である。これは、動画の場
合には、スペクトルが時間方向へ広がり、本来のNTS
C信号と付加信号(輝度高域信号YH)が重なるため、
受信側で両信号を分離することができな(なるからであ
る。
輝度高域信号Y、は、静画には有効であるから、上記方
法が静画時のみしか付加信号を伝送することができない
としても、静画の解像度の向上という目的は達成するこ
とができる。
法が静画時のみしか付加信号を伝送することができない
としても、静画の解像度の向上という目的は達成するこ
とができる。
しかし、付加信号としてアスペクト比を拡大するための
信号を伝送する場合は、付加信号を静画の場合のみなら
ず動画の場合も送らなければならない。したがって、静
画の場合しか付加信号を伝送することができない上記付
加信号多重方式は、アスペクト比を拡大するための付加
信号の伝送には利用することができない。
信号を伝送する場合は、付加信号を静画の場合のみなら
ず動画の場合も送らなければならない。したがって、静
画の場合しか付加信号を伝送することができない上記付
加信号多重方式は、アスペクト比を拡大するための付加
信号の伝送には利用することができない。
この問題を解決するために、現行のNTSC信号を帯域
圧縮し、画像の動きの成分を制限することが考えられる
。これには、例えば、補、^。
圧縮し、画像の動きの成分を制限することが考えられる
。これには、例えば、補、^。
!5nardt、 et、 ’Encodingu f
or Co5pat1blllty 1nthe A
CTV System IEEE Tran
s、on BroadcastlngVol BC−
33No41987第116頁〜第123頁(以下、文
献3と記す)に記載される方法がある。
or Co5pat1blllty 1nthe A
CTV System IEEE Tran
s、on BroadcastlngVol BC−
33No41987第116頁〜第123頁(以下、文
献3と記す)に記載される方法がある。
以下、この文献3に記載されたアスペクト比を拡大する
ための付加信号の伝送方法を説明する。
ための付加信号の伝送方法を説明する。
第8図は上記文献3に記載された回路の構成を示す回路
図であり、第9図及び第10図はその動作を説明するた
めに示す図である。
図であり、第9図及び第10図はその動作を説明するた
めに示す図である。
第8図において、11は走査線数525本、アスペクト
比5:3あるいは16:9のノンインターレース走査構
造のテレビジョン信号(以下、ワイドアスペクト信号と
記す)を、原色信号R,G。
比5:3あるいは16:9のノンインターレース走査構
造のテレビジョン信号(以下、ワイドアスペクト信号と
記す)を、原色信号R,G。
B(以下、R,G、B信号と記す)として出力するワイ
ドアスペクト信号発生器である。このワイドアスペクト
信号発生器から出力されるR、G。
ドアスペクト信号発生器である。このワイドアスペクト
信号発生器から出力されるR、G。
B信号は、マトリクス回路12で輝度信号(以下、Y信
号と記す)と色度信号1.Q(以下、I、 Q信号と記
す)に変換される。これらY、I、Q信号は、それぞれ
垂直−時間方向のブリフィルタ13.14.15により
不要成分を除去された後、インターレース変換回路16
.17.18によりインターレース信号に変換される。
号と記す)と色度信号1.Q(以下、I、 Q信号と記
す)に変換される。これらY、I、Q信号は、それぞれ
垂直−時間方向のブリフィルタ13.14.15により
不要成分を除去された後、インターレース変換回路16
.17.18によりインターレース信号に変換される。
これらインターレース化されたY、I、Q信号はそれぞ
れ4:3変換回路19.20.21によりセンタパネル
信号とサイドパネル信号に分割される。
れ4:3変換回路19.20.21によりセンタパネル
信号とサイドパネル信号に分割される。
センタパネル信号は、センタパネル用NTSCエンコー
ダ22によりNTSC信号に変換される。
ダ22によりNTSC信号に変換される。
このNTSC信号はフレーム内平均回路23に供給され
、上記の如く、付加信号を多重することができるように
、1.5MElz以上の成分のフレーム内平均(フィー
ルド間平均)をとられる。
、上記の如く、付加信号を多重することができるように
、1.5MElz以上の成分のフレーム内平均(フィー
ルド間平均)をとられる。
一方、サイドパネル信号は、サイドパネル用NTSCエ
ンコーダ24によりNTSC信号に変換された後、時間
伸長回路25により時間伸長される。この時間伸長出力
は、フレーム内平均回路26に供給され、多重が可能な
スペクトルを持つ信号に整形される。この整形出力は振
幅圧縮及び変調回路27により、周波数シフトされた後
、加算回路28によりセンタパネル信号に多重される。
ンコーダ24によりNTSC信号に変換された後、時間
伸長回路25により時間伸長される。この時間伸長出力
は、フレーム内平均回路26に供給され、多重が可能な
スペクトルを持つ信号に整形される。この整形出力は振
幅圧縮及び変調回路27により、周波数シフトされた後
、加算回路28によりセンタパネル信号に多重される。
この多重信号は、出力端子29より図示しない送信部に
供給され、送信される。
供給され、送信される。
ここで、第9図を参照しながら第8図の構成及び動作を
さらに詳細に説明する。
さらに詳細に説明する。
ワイドアスペクト信号発生器11から出力されるR、G
、B信号は、119図の0に示すようなアスペクト比5
二3(あるいは16:9)の信号となっている。4:3
変換回路19,20.21から出力されるセンタパネル
信号は、第9図の■に示すようなアスペクト比4:3の
信号となっている。なお、このセンタパネル信号の水平
オーバースキャン部には、サイドパネル信号の700k
Hz以下の成分が時間圧縮された状態で多重されている
。サイドパネル信号の700 Kk以上の成分は、NT
SCエンコーダ24及び時間伸長回路25により、第9
図の◎に示すように、アスペクト比4:3の信号に変換
される。これにより、帯域700に一〜5M社のサイド
アスペクト信号は、時間伸長により、約IM七の帯域を
有する信号に変換される。
、B信号は、119図の0に示すようなアスペクト比5
二3(あるいは16:9)の信号となっている。4:3
変換回路19,20.21から出力されるセンタパネル
信号は、第9図の■に示すようなアスペクト比4:3の
信号となっている。なお、このセンタパネル信号の水平
オーバースキャン部には、サイドパネル信号の700k
Hz以下の成分が時間圧縮された状態で多重されている
。サイドパネル信号の700 Kk以上の成分は、NT
SCエンコーダ24及び時間伸長回路25により、第9
図の◎に示すように、アスペクト比4:3の信号に変換
される。これにより、帯域700に一〜5M社のサイド
アスペクト信号は、時間伸長により、約IM七の帯域を
有する信号に変換される。
水平オーバースキャン部にサイドパネル信号の700K
Hz以下の成分を含む第9図のOのセンタパネル信号の
1.5MHz以上の成分は、フレーム内平均回路23に
よりフレーム内平均をとられる。
Hz以下の成分を含む第9図のOのセンタパネル信号の
1.5MHz以上の成分は、フレーム内平均回路23に
よりフレーム内平均をとられる。
同様に、サイドパネル信号において、センタパネル信号
に多重された成分以外の成分(第9図のO参照)は、フ
レーム内平均回路26によりフレーム内平均をとられた
後、振幅圧縮及び変調回路27により周波数シフトされ
る。このシフト出力は加算回路28にてセンタパネル信
号に多重される。
に多重された成分以外の成分(第9図のO参照)は、フ
レーム内平均回路26によりフレーム内平均をとられた
後、振幅圧縮及び変調回路27により周波数シフトされ
る。このシフト出力は加算回路28にてセンタパネル信
号に多重される。
次に、第10図を用いて、センタパネル信号及びサイド
パネル信号のスペクトルについて説明する。
パネル信号のスペクトルについて説明する。
センタパネル信号は、第10図(a)に示すように、1
.5MHz以上の成分のみフレーム内平均をとられる。
.5MHz以上の成分のみフレーム内平均をとられる。
NTSCエンコーダ22によりNTSC信号に変換され
たセンタパネル信号は、第10図(b)に示すように、
Y信号にI、Q信号が多重された形となっている。文献
2によれば、1、Q信号のDCは、 垂直(−525/4)[cphl、 時間(15)[hl 及び 垂直525/4[cphl 時間(−15) [Hz] に位置する。
たセンタパネル信号は、第10図(b)に示すように、
Y信号にI、Q信号が多重された形となっている。文献
2によれば、1、Q信号のDCは、 垂直(−525/4)[cphl、 時間(15)[hl 及び 垂直525/4[cphl 時間(−15) [Hz] に位置する。
一方、サイドパネル信号は、その700 K llz以
下の成分がセンタパネル信号の水平オーバースキャン領
域に多重されるため、700 KHz以上の成分につい
てフレーム内平均をとられることになる。
下の成分がセンタパネル信号の水平オーバースキャン領
域に多重されるため、700 KHz以上の成分につい
てフレーム内平均をとられることになる。
この様子を第10図(d)に示す。サイドパネル信号を
NTSCエンコーダ24でNTSC信号に変換した後、
時間伸長回路25で時間伸長した場合の信号スペクトル
を第10図(e)に示す。図示の如く、この場合のサイ
ドパネル信号は、センタパネル信号と同様、Y信号にI
、Q信号が多重されたスペクトルを持つ。
NTSCエンコーダ24でNTSC信号に変換した後、
時間伸長回路25で時間伸長した場合の信号スペクトル
を第10図(e)に示す。図示の如く、この場合のサイ
ドパネル信号は、センタパネル信号と同様、Y信号にI
、Q信号が多重されたスペクトルを持つ。
第10図(b)、(e)に示す信号を、文献2に示す
垂直525/4[cphl
時間(15)[亀]
及び
垂直525/4[cph]、
時間15[七]
に位置するキャリア信号で多重するために、センタパネ
ル信号をフレーム内平均することにより、帯域制限した
場合の信号スペクトルを同図(c)に示す。また、サイ
ドパネル信号をフレーム内平均し、上記キャリア信号で
周波数シフトした場合の信号スペクトルを第10図(f
)に示す。
ル信号をフレーム内平均することにより、帯域制限した
場合の信号スペクトルを同図(c)に示す。また、サイ
ドパネル信号をフレーム内平均し、上記キャリア信号で
周波数シフトした場合の信号スペクトルを第10図(f
)に示す。
上記のように、ACTV方式によれば、センタパネル信
号及びサイドパネル信号の帯域を制限し、文献2に示す
キャリア信号と同等のキャリア信号を用いることにより
、動画時においても、アスペクト比拡大のための付加信
号、つまり、サイドパネル信号を多重することができる
ようにしたものである。
号及びサイドパネル信号の帯域を制限し、文献2に示す
キャリア信号と同等のキャリア信号を用いることにより
、動画時においても、アスペクト比拡大のための付加信
号、つまり、サイドパネル信号を多重することができる
ようにしたものである。
しかし、この方式では、センタパネル信号及びサイドパ
ネル信号の垂直方向及び時間方向の帯域を大幅に削減し
ているため、垂直解像度や動きの不自然さの劣化が生じ
る。
ネル信号の垂直方向及び時間方向の帯域を大幅に削減し
ているため、垂直解像度や動きの不自然さの劣化が生じ
る。
すなわち、第10図(g)に示すスペクトルに帯域を制
限すると、センタパネル信号の1. 5M−以上の成分
に関しては、15 [馳]までの動きしか伝送すること
ができず、しかも、動画では、垂直解像度が大きく劣化
する。また、静止している場合であっても、525/4
[cph]程度に制限される。同様に、サイドパネル
信号の700Kllz以上の成分に関しても、15 [
&]までの動きしか伝送することができず、また、垂直
解像度が劣化する。したがって、動画において、動きの
滑らかさが失われ、かつ、垂直解像度が大きく劣化する
。
限すると、センタパネル信号の1. 5M−以上の成分
に関しては、15 [馳]までの動きしか伝送すること
ができず、しかも、動画では、垂直解像度が大きく劣化
する。また、静止している場合であっても、525/4
[cph]程度に制限される。同様に、サイドパネル
信号の700Kllz以上の成分に関しても、15 [
&]までの動きしか伝送することができず、また、垂直
解像度が劣化する。したがって、動画において、動きの
滑らかさが失われ、かつ、垂直解像度が大きく劣化する
。
この間通を解決するために、本件特許出願人は、昭和6
3年8月23日提出の特願昭63−207441号(以
下、文献4と記す)において、動きの不自然さや垂直解
像度の劣化を招くことなく、テレビジョン信号を帯域圧
縮することができる帯域圧縮装置を開示した。
3年8月23日提出の特願昭63−207441号(以
下、文献4と記す)において、動きの不自然さや垂直解
像度の劣化を招くことなく、テレビジョン信号を帯域圧
縮することができる帯域圧縮装置を開示した。
ここで、この文献4に記載されている帯域圧縮装置及び
この帯域圧縮復元装置について説明する。
この帯域圧縮復元装置について説明する。
第11図は文献4に記載される帯域圧縮装置の一例の構
成を示す回路図であり、第12図は、同じく帯域圧縮復
元装置の一例の構成を示す回路図である。なお、以下の
説明では、テレビジョン信号として上述したワイドアス
ペクト信号を代表として説明する。
成を示す回路図であり、第12図は、同じく帯域圧縮復
元装置の一例の構成を示す回路図である。なお、以下の
説明では、テレビジョン信号として上述したワイドアス
ペクト信号を代表として説明する。
ここで、第11図の帯域圧縮装置を説明する前に、第1
3図を使って、この帯域圧縮装置におけるテレビジョン
信号の帯域圧縮処理の概略を説明する。
3図を使って、この帯域圧縮装置におけるテレビジョン
信号の帯域圧縮処理の概略を説明する。
アスペクト比5:3のワイドアスペクト信号が、現行の
NTSC方式のテレビジョン信号と同じ水平解像度を持
つためには、ワイドアスペクト信号の帯域としては、 5M&(−4M七X (5/3)/ (4/3)1の帯
域が必要である。
NTSC方式のテレビジョン信号と同じ水平解像度を持
つためには、ワイドアスペクト信号の帯域としては、 5M&(−4M七X (5/3)/ (4/3)1の帯
域が必要である。
ワイドアスペクト信号の伝送帯域がこのように割当てら
れている状態において、第11図の装置は、第1フイー
ルドF1では、第13図(a)に示すように、水平方向
0Ml1zから5MHzまでの全帯域の成分を出力し、
第2フイールドF2では、第13図(b)に示すように
、水平方向OMHzから2.5M&までの低域成分、つ
まり、第1フイールドF】の半分の成分を出力すること
により、テレビジョン信号を帯域圧縮するようになって
いる。
れている状態において、第11図の装置は、第1フイー
ルドF1では、第13図(a)に示すように、水平方向
0Ml1zから5MHzまでの全帯域の成分を出力し、
第2フイールドF2では、第13図(b)に示すように
、水平方向OMHzから2.5M&までの低域成分、つ
まり、第1フイールドF】の半分の成分を出力すること
により、テレビジョン信号を帯域圧縮するようになって
いる。
これにより、第1.第2フィールドF、、F2の全帯域
の成分を出力する場合に比べ、必要とする帯域を3/4
に圧細することができる。この圧縮率は小さいように思
われるが、人間の視覚特性を利用しているので、多くの
帯域圧縮技術で見られるような画質劣化は全く生じない
。
の成分を出力する場合に比べ、必要とする帯域を3/4
に圧細することができる。この圧縮率は小さいように思
われるが、人間の視覚特性を利用しているので、多くの
帯域圧縮技術で見られるような画質劣化は全く生じない
。
では、第11図を参照して、帯域圧縮装置の構成及び動
作を詳細に説明する。
作を詳細に説明する。
この第11図において、まず、第1フィールドF、の帯
域圧縮処理を説明する。
域圧縮処理を説明する。
図中、31は、上述したようなワイドアスペクト信号が
供給される入力端子である。この入力端子31に供給さ
れたワイドアスペクト信号は、ローパスフィルタ(以下
、LPFと記す)32に供給され、水平方向の0〜2゜
5MHzの低域成分を抽出される。この低域成分は加算
回路33に供給され、入力端子31に供給されるワイド
アスペクト信号から減ぜられる。これにより、加算回路
33からは水平方向の2.5〜5M−の高域成分が抽出
される。
供給される入力端子である。この入力端子31に供給さ
れたワイドアスペクト信号は、ローパスフィルタ(以下
、LPFと記す)32に供給され、水平方向の0〜2゜
5MHzの低域成分を抽出される。この低域成分は加算
回路33に供給され、入力端子31に供給されるワイド
アスペクト信号から減ぜられる。これにより、加算回路
33からは水平方向の2.5〜5M−の高域成分が抽出
される。
LPF32から出力される低域成分は1/60秒の遅延
量を持つフィールド遅延回路34を介してスイッチ回路
35に供給される。このスイッチ回路35はフィールド
遅延回路34から第1フイールドF1の低域成分が出力
されるときは、可動接片がFl側に接続され、この低域
成分を後述する加算回路40とフィールド遅延回路42
に供給する。
量を持つフィールド遅延回路34を介してスイッチ回路
35に供給される。このスイッチ回路35はフィールド
遅延回路34から第1フイールドF1の低域成分が出力
されるときは、可動接片がFl側に接続され、この低域
成分を後述する加算回路40とフィールド遅延回路42
に供給する。
一方、上記加算回路33から出力される高域成分は、フ
レーム内平均回路36でフレーム内平均をとられた後、
上記加算回路40に供給され、第1フイールドF1の低
域成分と加算される。これにより、この加算回路40か
らは、以下に示すような低域から高域までの成分を含む
ワイドアスペクト信号が得られる。
レーム内平均回路36でフレーム内平均をとられた後、
上記加算回路40に供給され、第1フイールドF1の低
域成分と加算される。これにより、この加算回路40か
らは、以下に示すような低域から高域までの成分を含む
ワイドアスペクト信号が得られる。
(0〜2.5M七 (Fり
←2.5〜5.0M七(Fl 十F2 /2) 1なお
、フレーム内平均回路36は、フィールド遅延回路37
と加算回路38により、加算回路33から出力される第
1.第2フイールドF1、F2の高域成分を加算し、こ
の加算出力を1/2係数回路39で1/2倍することに
より、高域成分のフレーム内平均出力を得るようになっ
ている。
、フレーム内平均回路36は、フィールド遅延回路37
と加算回路38により、加算回路33から出力される第
1.第2フイールドF1、F2の高域成分を加算し、こ
の加算出力を1/2係数回路39で1/2倍することに
より、高域成分のフレーム内平均出力を得るようになっ
ている。
また、フィールド遅延回路34は、第1フイールドFl
の高域成分が、フィールド遅延回路37によって1/6
0秒遅延されることに合せて、第1フィールドF、の低
域成分を1/60秒遅延させるために、挿入されるもの
である。
の高域成分が、フィールド遅延回路37によって1/6
0秒遅延されることに合せて、第1フィールドF、の低
域成分を1/60秒遅延させるために、挿入されるもの
である。
加算回路40から出力されるワイドアスペクト信号は、
スイッチ回路43に供給される。このスイッチ回路43
は、上記フィールド遅延回路34から第1フイールドF
1の低域成分が出力されるとき、可動接片がFl側に接
続される。これにより、この場合は、出力端子44に加
算回路40から出力されるワイドアスペクト信号が供給
される。
スイッチ回路43に供給される。このスイッチ回路43
は、上記フィールド遅延回路34から第1フイールドF
1の低域成分が出力されるとき、可動接片がFl側に接
続される。これにより、この場合は、出力端子44に加
算回路40から出力されるワイドアスペクト信号が供給
される。
次に、第2フイールドF2における帯域圧縮処理を説明
する。
する。
スイッー1−00路35.43の可動接片は、フィール
ド遅延回路34から第2フイールドF2の低域成分が出
力されるとき、F2側に接続される。これにより、フィ
ールド遅延回路34がら出力される′IJ2フィールド
F2の低域成分は、スイッチ回路35を介して加算回路
41に供給される。この加算回路41には、さらに、ス
イッチ回路35のFl側に接続されたフィールド遅延回
路42により1/、60秒遅延された第1フイールドF
1の低域成分が供給される。加算回路41は第2フイー
ルドF2の低域成分から第1フィールドF、の低域成分
を減じ、両低域成分の差信号 (0〜2.5MH2(F2−Fl)] を得る。この差信号はスイッチ回路43を介して出力端
子44に導かれる。
ド遅延回路34から第2フイールドF2の低域成分が出
力されるとき、F2側に接続される。これにより、フィ
ールド遅延回路34がら出力される′IJ2フィールド
F2の低域成分は、スイッチ回路35を介して加算回路
41に供給される。この加算回路41には、さらに、ス
イッチ回路35のFl側に接続されたフィールド遅延回
路42により1/、60秒遅延された第1フイールドF
1の低域成分が供給される。加算回路41は第2フイー
ルドF2の低域成分から第1フィールドF、の低域成分
を減じ、両低域成分の差信号 (0〜2.5MH2(F2−Fl)] を得る。この差信号はスイッチ回路43を介して出力端
子44に導かれる。
以上から、出力端子44には、mlフィールドF1では
、低域成分として第1フイールドF1の低域成分を含み
、高域成分としてフレーム内平均信号を含むワイドアス
ペクト信号が得られ、第2フイールドF2では、第1.
第2フイールドF1゜F2の低域成分のフレーム内差信
号を含むワイドアスペクト信号が得られる。
、低域成分として第1フイールドF1の低域成分を含み
、高域成分としてフレーム内平均信号を含むワイドアス
ペクト信号が得られ、第2フイールドF2では、第1.
第2フイールドF1゜F2の低域成分のフレーム内差信
号を含むワイドアスペクト信号が得られる。
次に、第12図に示す帯域圧縮復元装置について説明す
る。
る。
この第12図において、51は帯域圧縮されたワイドア
スペクト信号が供給される入力端子である。また、52
.53は可動接片が第1フイールドFlではFl側に、
第2フイールドではF2側に接続されるスイッチ回路で
ある。したがって、第1フイールドFlでは、入力端子
51に供給されるワイドアスペクト信号 (0〜2.5Mk (Fl ) +2.5〜0.5MH2(Fl 十F2 /2))は、
スイッチ回路52.55を介してそのまま出力端子56
に導かれる。
スペクト信号が供給される入力端子である。また、52
.53は可動接片が第1フイールドFlではFl側に、
第2フイールドではF2側に接続されるスイッチ回路で
ある。したがって、第1フイールドFlでは、入力端子
51に供給されるワイドアスペクト信号 (0〜2.5Mk (Fl ) +2.5〜0.5MH2(Fl 十F2 /2))は、
スイッチ回路52.55を介してそのまま出力端子56
に導かれる。
一方、第2フイールドF2では、入力端子51に供給さ
れるワイドアスペクト信号 (0〜2.5MH2(F2 F t ) 1はスイッ
チ回路52を介して加算回路54に供給される。この加
算回路54には、また、スイッチ回路52のF、側に接
続されたフィールド遅延回路53により、1/60秒遅
延された第1フイールドF1のワイドアスペクト信号 (0〜2. 5MHz (F t ) +2,5〜5.0M砒(Fl+F2/2))が供給され
る。
れるワイドアスペクト信号 (0〜2.5MH2(F2 F t ) 1はスイッ
チ回路52を介して加算回路54に供給される。この加
算回路54には、また、スイッチ回路52のF、側に接
続されたフィールド遅延回路53により、1/60秒遅
延された第1フイールドF1のワイドアスペクト信号 (0〜2. 5MHz (F t ) +2,5〜5.0M砒(Fl+F2/2))が供給され
る。
と加算される。加算回路54は両人力信号を加算するこ
とにより、低域成分として第2フイールドF2の低域成
分を含み、高域成分として、フレーム内平均信号を含む
ワイドアスペクト信号(0〜2.5Mシ(F2) +2.5〜5.0Mジ(F 2 + F 1/ 2 )
1を得る。このワイドアスペクト信号はスイッチ回路
55を介して出力端子56に供給される。
とにより、低域成分として第2フイールドF2の低域成
分を含み、高域成分として、フレーム内平均信号を含む
ワイドアスペクト信号(0〜2.5Mシ(F2) +2.5〜5.0Mジ(F 2 + F 1/ 2 )
1を得る。このワイドアスペクト信号はスイッチ回路
55を介して出力端子56に供給される。
以上から、出力端子56には、第1フィールドF、では
、第1フイールドF1の低域成分と第1゜第2フィール
ドF1.F2の高域成分のフレーム内平均信号を含むワ
イドアスペクト信号が得られ、第2フイールドF2では
、第2フイールドF2の低域成分とml、第2フィール
ドF1.F2の高域成分のフレーム内平均信号を含むワ
イドアスペクト信号が得られる。言替えれば、高域成分
としては、フレーム内平均信号が各フィールドFl。
、第1フイールドF1の低域成分と第1゜第2フィール
ドF1.F2の高域成分のフレーム内平均信号を含むワ
イドアスペクト信号が得られ、第2フイールドF2では
、第2フイールドF2の低域成分とml、第2フィール
ドF1.F2の高域成分のフレーム内平均信号を含むワ
イドアスペクト信号が得られる。言替えれば、高域成分
としては、フレーム内平均信号が各フィールドFl。
F2で繰返し出力され、低域成分としては、各フィール
ドF1+ F2の低域成分がそれぞれのフィールドF
l、F2で出力される。
ドF1+ F2の低域成分がそれぞれのフィールドF
l、F2で出力される。
以上述べたように文献4の帯域圧縮装置は、第1フイー
ルドF1では、低域成分として第1フイールドF1の低
域成分を出力し、高域成分としてフレーム内平均信号を
出力し、第2フイールドF2では、低域成分のフレーム
内差分信号を出力するようにしたものである。
ルドF1では、低域成分として第1フイールドF1の低
域成分を出力し、高域成分としてフレーム内平均信号を
出力し、第2フイールドF2では、低域成分のフレーム
内差分信号を出力するようにしたものである。
このような構成によれば、動きの滑らかさを作り出すの
に必要な低域成分として、第1.第2フィールドFl、
F2の低域成分全てを出力することができるので、動き
の不自然さが生じることがない。
に必要な低域成分として、第1.第2フィールドFl、
F2の低域成分全てを出力することができるので、動き
の不自然さが生じることがない。
また、復元側では、高域成分としてフレーム内早均信号
をフィールド繰返しで出力するようになっているので、
垂直解像度に関係する垂直方向のデイティール成分が全
て出力されることになる。
をフィールド繰返しで出力するようになっているので、
垂直解像度に関係する垂直方向のデイティール成分が全
て出力されることになる。
これにより、垂直解像度が低下して画像がぼけるといっ
た問題も生じない。
た問題も生じない。
なお、高域成分に関しては、原理的には、一方のフィー
ルドの高域成分のみを使ってもよい。しかし、この場合
は、エツジが二重になるという問題が生じる。これに対
し、第11図では、高域成分としてフレーム内平均信号
を用いるようにしているので、動きの滑らかさには影響
しない高域の動き成分が抑制され、エツジが二重になる
問題を軽減することができる。
ルドの高域成分のみを使ってもよい。しかし、この場合
は、エツジが二重になるという問題が生じる。これに対
し、第11図では、高域成分としてフレーム内平均信号
を用いるようにしているので、動きの滑らかさには影響
しない高域の動き成分が抑制され、エツジが二重になる
問題を軽減することができる。
さらに、上記のような構成では、全てアナログ的な処理
を行なっているため、アナログ伝送に効果的に適合する
ことができる。したがって、地上放送のように受信状態
が劣化しやすい場合でも使用することができる。
を行なっているため、アナログ伝送に効果的に適合する
ことができる。したがって、地上放送のように受信状態
が劣化しやすい場合でも使用することができる。
以上述べたように文献4に記載される帯域圧縮装置は、
動きの不自然さや垂直解像度の劣化を招くことなく、テ
レビジョン信号の帯域を圧縮することができる。したが
って、この帯域圧縮装置を使ってサイドパネル信号を圧
縮し、これをセンターパネル信号に多重するようにすれ
ば、動きが滑らかで、垂直解像度が高いワイドアスペク
ト画面を再生することができる。
動きの不自然さや垂直解像度の劣化を招くことなく、テ
レビジョン信号の帯域を圧縮することができる。したが
って、この帯域圧縮装置を使ってサイドパネル信号を圧
縮し、これをセンターパネル信号に多重するようにすれ
ば、動きが滑らかで、垂直解像度が高いワイドアスペク
ト画面を再生することができる。
第14図は、上記帯域圧縮技術をACTV方式のサイド
パネル信号の帯域圧縮に用いた場合として文献4に記載
される付加信号多重装置を示すものである。
パネル信号の帯域圧縮に用いた場合として文献4に記載
される付加信号多重装置を示すものである。
なお、第14図において、先の第8図と同一部には同一
符号を付し、詳細な説明を省略する。
符号を付し、詳細な説明を省略する。
4:3変換回路19.20はアスペクト比5:3のサイ
ドパネル信号の0〜0,7MIIzの成分Yl (第
13図(a)参照)をセンタパネル信号の水平オーバー
スキャン部に多重する。サイドパネル用NTS Cエン
コーダ24から出力される0、7〜5MHzのサイドパ
ネル信号は、LPF32と加算回路33により0.7〜
2.5M1izの低域成分と2.5〜5MHzの高域成
分に分離される。高域成分はフレーム内平均回路36で
フレーム内平均をとられた後、加算回路40で低域成分
と加算され、第1フイールドF1の帯域圧縮信号である
Y2信号(第13図(a)参照)となる。
ドパネル信号の0〜0,7MIIzの成分Yl (第
13図(a)参照)をセンタパネル信号の水平オーバー
スキャン部に多重する。サイドパネル用NTS Cエン
コーダ24から出力される0、7〜5MHzのサイドパ
ネル信号は、LPF32と加算回路33により0.7〜
2.5M1izの低域成分と2.5〜5MHzの高域成
分に分離される。高域成分はフレーム内平均回路36で
フレーム内平均をとられた後、加算回路40で低域成分
と加算され、第1フイールドF1の帯域圧縮信号である
Y2信号(第13図(a)参照)となる。
このY2信号はACTV方式本来の時間伸長回路25、
周波数シフト回路61、振幅圧縮及び変調回路27を介
して加算回路28に供給され、フレーム内平均回路23
から出力されるセンタパネル信号と加算される。
周波数シフト回路61、振幅圧縮及び変調回路27を介
して加算回路28に供給され、フレーム内平均回路23
から出力されるセンタパネル信号と加算される。
一方、第2フイールドF2の帯域圧縮信号である加算回
路41の出力信号Y3 (第13図(b)参照)は、
垂直オーバースキャン多重処理回路62により、j$1
5図に示すように、デイスプレィの表示領域りの上下の
数ラインに時分割多重される。サイドパネル信号のY3
の帯域は全帯域のほぼ半分でよいため、1フレーム52
5本のうち、上下15本程度を多重に使用すればよい。
路41の出力信号Y3 (第13図(b)参照)は、
垂直オーバースキャン多重処理回路62により、j$1
5図に示すように、デイスプレィの表示領域りの上下の
数ラインに時分割多重される。サイドパネル信号のY3
の帯域は全帯域のほぼ半分でよいため、1フレーム52
5本のうち、上下15本程度を多重に使用すればよい。
この領域は、有効走査線数480本分の領域の6.25
%に当たる領域であり、一般のテレビジョン受像機では
、オーバースキャン領域に当たるため、実用上画面に妨
害を与えることはない。
%に当たる領域であり、一般のテレビジョン受像機では
、オーバースキャン領域に当たるため、実用上画面に妨
害を与えることはない。
このようにACTV方式におけるサイドパネル信号の帯
域圧縮に文献4の帯域圧縮技術を用いれば、全帯域の成
分が十分に伝送されるので、画像の動きが不自然になっ
たり、垂直解像度が低下することはない。
域圧縮に文献4の帯域圧縮技術を用いれば、全帯域の成
分が十分に伝送されるので、画像の動きが不自然になっ
たり、垂直解像度が低下することはない。
しかし、第14図の構成の場合、サイドパネル信号のう
ち、エネルギーの大きな第1フイールドF1の低域成分
がセンタパネル信号の絵柄部分に周波数多重されるので
、センタパネル信号の表示画面であるアスペクト比4:
3の画面に上記低域成分の妨害が大きく現われるという
問題が有った。
ち、エネルギーの大きな第1フイールドF1の低域成分
がセンタパネル信号の絵柄部分に周波数多重されるので
、センタパネル信号の表示画面であるアスペクト比4:
3の画面に上記低域成分の妨害が大きく現われるという
問題が有った。
(発明が解決しようとする課題)
以上述べたように、文献4に記載される付加信号多重装
置は、センタパネル信号の表示画面にサイドパネル信号
の妨害が大きく現われるという問題があった。
置は、センタパネル信号の表示画面にサイドパネル信号
の妨害が大きく現われるという問題があった。
そこで、この発明は、センタパネル信号の表示画面にサ
イドパネル信号の妨害が現われることを軽減することが
できる付加信号多重装置を提供することを目的とする。
イドパネル信号の妨害が現われることを軽減することが
できる付加信号多重装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためにこの発明は、第1のテレビジ
ョン信号に第2のテレビジョン信号を付加信号として多
重する付加信号多重装置において、 第2のテレビジョン信号の低域成分のフレーム内差分信
号とこの第2のテレビジョン信号の少なくとも一方のフ
ィールドの高域成分を第1のテレビジョン信号に周波数
多重し、第2のテレビジョン信号の一方のフィールドの
低域成分を第1のテレビジョン信号のオーバースキャン
領域に多重するようにしたものである。
ョン信号に第2のテレビジョン信号を付加信号として多
重する付加信号多重装置において、 第2のテレビジョン信号の低域成分のフレーム内差分信
号とこの第2のテレビジョン信号の少なくとも一方のフ
ィールドの高域成分を第1のテレビジョン信号に周波数
多重し、第2のテレビジョン信号の一方のフィールドの
低域成分を第1のテレビジョン信号のオーバースキャン
領域に多重するようにしたものである。
(作用)
上記横腹によれば、付加信号のうち、エネルギーの大き
な低域成分は第1のテレビジョン信号のオーバースキャ
ン領域に多重され、エネルギーの小さな高域成分とフレ
ーム内差分信号が第1のテレビジョン信号に周波数多重
されるので、第1のテレビジョン信号の表示画面に対す
る第2のテレビジョン信号の妨害を軽減することができ
る。
な低域成分は第1のテレビジョン信号のオーバースキャ
ン領域に多重され、エネルギーの小さな高域成分とフレ
ーム内差分信号が第1のテレビジョン信号に周波数多重
されるので、第1のテレビジョン信号の表示画面に対す
る第2のテレビジョン信号の妨害を軽減することができ
る。
(実施例)
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図であり
、第2図乃至第5図は同じく動作を説明するための図で
ある。
、第2図乃至第5図は同じく動作を説明するための図で
ある。
なお、第1図は、先の第14図と比較すると、回路の接
続の仕方が若干具なるだけで、使用する回路は同じなの
で同一部には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
続の仕方が若干具なるだけで、使用する回路は同じなの
で同一部には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第1図の装置においては、サイドパネル信号は、第1フ
イールドF1では、第2図(a)に示すように、0〜5
MHzの全帯域の成分が伝送される。
イールドF1では、第2図(a)に示すように、0〜5
MHzの全帯域の成分が伝送される。
一方、第2フィールドF、では、第2図(b)に示すよ
うに、第1フィールドF、の半分のO〜2.5MI(z
の低域成分が伝送される。
うに、第1フィールドF、の半分のO〜2.5MI(z
の低域成分が伝送される。
第1.第2フイールドF1+F2の低域成分のうち、0
.7MHz以下の成分Y1はそれぞれ対応する第1.第
2のフィールドF、、F2の0、゛7MB2以下の成分
である。
.7MHz以下の成分Y1はそれぞれ対応する第1.第
2のフィールドF、、F2の0、゛7MB2以下の成分
である。
第1フイールドF1の低域成分のうち、0.7〜2.5
MH2の低域成分Y21は、第1フィールドF1.の0
.7〜2.5Mkの成分である。この低域成分Y21の
垂直方向の帯域は、第3図に示すように、O〜525
/ 4 c p hにある。なお、この低域成分Y21
は11図のLPF32から出力される。
MH2の低域成分Y21は、第1フィールドF1.の0
.7〜2.5Mkの成分である。この低域成分Y21の
垂直方向の帯域は、第3図に示すように、O〜525
/ 4 c p hにある。なお、この低域成分Y21
は11図のLPF32から出力される。
第1フイールドF1の2.5〜5.OM七の高域成分Y
22は、第1.第2フィールドF、、F2の2.5〜5
.0MH2の高域成分のフレーム内平均をとったもので
ある。この高域成分Y2□の垂直方向の帯域は、第3図
に示すように、0〜525/4cphにある。なお、こ
の高域成分Y22は第1図のフレーム内平均回路36か
ら出力される。
22は、第1.第2フィールドF、、F2の2.5〜5
.0MH2の高域成分のフレーム内平均をとったもので
ある。この高域成分Y2□の垂直方向の帯域は、第3図
に示すように、0〜525/4cphにある。なお、こ
の高域成分Y22は第1図のフレーム内平均回路36か
ら出力される。
第2フイールドF2の低域成分のうち、0.7〜2.
5FvH1zの低域成分Y3は、第1.第2フィールド
F1.F2の067〜2.5M七の低域成分のフレーム
内差分をとったものである。この成分Y3の垂直方向の
帯域は、第3図に示すように、525/4〜525/2
cl)hにある。なお、この低域成分Y3は第1図の加
算回路41から出力される。
5FvH1zの低域成分Y3は、第1.第2フィールド
F1.F2の067〜2.5M七の低域成分のフレーム
内差分をとったものである。この成分Y3の垂直方向の
帯域は、第3図に示すように、525/4〜525/2
cl)hにある。なお、この低域成分Y3は第1図の加
算回路41から出力される。
以上の成分Y1.Y□+ Y22+ y、のうち、エネ
ルギーの最も大きい低域成分Y!は、第1図の4:3変
換回路19.20により、センタパネル信号の水平オー
バースキャン領域に時分割多重される。これにより、こ
の成分Y1がセンタパネル信号の表示画面に妨害を与え
ることはない。
ルギーの最も大きい低域成分Y!は、第1図の4:3変
換回路19.20により、センタパネル信号の水平オー
バースキャン領域に時分割多重される。これにより、こ
の成分Y1がセンタパネル信号の表示画面に妨害を与え
ることはない。
残りの成分Y2..Y、2.Y3のうち、低域成分Y2
+はセンタパネル信号の垂直オーバースキャン領域に時
分割多重される。一方、低域成分Y3と高域成分Y22
とは、センタパネル信号に周波数多重される。すなわち
、文献4の場合と比較すると、この文献4では、成分Y
21+ Y 21がセンタパネル信号に周波数多重さ
れていたのに、この実施例では、低域成分Y21の代わ
りに低域成分Y3を周波数多重するようになっている。
+はセンタパネル信号の垂直オーバースキャン領域に時
分割多重される。一方、低域成分Y3と高域成分Y22
とは、センタパネル信号に周波数多重される。すなわち
、文献4の場合と比較すると、この文献4では、成分Y
21+ Y 21がセンタパネル信号に周波数多重さ
れていたのに、この実施例では、低域成分Y21の代わ
りに低域成分Y3を周波数多重するようになっている。
これは、低域成分Y3のエネルギーが低域成分Y21の
エネルギーより小さいからである。
エネルギーより小さいからである。
ここで、低域成分Y、、、Y3のエネルギーを比較して
みる。
みる。
画像の2次元自己相関関数は、
φ(ξ、η)
一φ(0,0) exp(−a Iξ1−β1η1)で
表わされる(吹抜敬彦「画像デジタル信号処理」参照)
。これを示したのが、第4図である。そして、@1en
er−に旧ntchineの定理によれば、2次元型カ
スベクトルと2次元自己相関関数とはフーリエ変換の関
係で結ばれている。また、低域成分Y21と低域成分Y
3は、水平方向の帯域が同じで、垂直方向の帯域が違う
だけなので、自己相関関数を1次元で考えることができ
る。そして、これは、f (t) =exp (−a
l t l)の形で考えることができる。これをフー
リエ変換すれば、 F ((IJ)−2a/ (a2+ω” )となる。こ
れを示したのが第5図である(ラシイ「通信方式」黍照
)。したがって、電カスベクトルも第5図(b)に示さ
れた形となる。この第5図から、周波数が高くなると、
エネルギーが急激に減少することがわかる。そのため、
垂直方向の高域成分であるY3は垂直方向の低域成分で
あるY21に比べ、エネルギーが非常に小さくなる。な
お、Y22は水平方向の高域成分なので、エネルギーは
小さい。
表わされる(吹抜敬彦「画像デジタル信号処理」参照)
。これを示したのが、第4図である。そして、@1en
er−に旧ntchineの定理によれば、2次元型カ
スベクトルと2次元自己相関関数とはフーリエ変換の関
係で結ばれている。また、低域成分Y21と低域成分Y
3は、水平方向の帯域が同じで、垂直方向の帯域が違う
だけなので、自己相関関数を1次元で考えることができ
る。そして、これは、f (t) =exp (−a
l t l)の形で考えることができる。これをフー
リエ変換すれば、 F ((IJ)−2a/ (a2+ω” )となる。こ
れを示したのが第5図である(ラシイ「通信方式」黍照
)。したがって、電カスベクトルも第5図(b)に示さ
れた形となる。この第5図から、周波数が高くなると、
エネルギーが急激に減少することがわかる。そのため、
垂直方向の高域成分であるY3は垂直方向の低域成分で
あるY21に比べ、エネルギーが非常に小さくなる。な
お、Y22は水平方向の高域成分なので、エネルギーは
小さい。
このように、低域成分Y3のエネルギーは低域成分Y2
.のエネルギーに比べ非常に小さい。
.のエネルギーに比べ非常に小さい。
そこで、第1図では、加算回路41から出力される低域
成分Y3を加算回路40によりフレーム内平均回路36
から出力される高域成分Y22と加算し、この加算出力
を時間伸長回路25に供給することにより、センタパネ
ル信号に周波数多重するようになっている。また、フィ
ールド遅延回路34から出力される低域成分Y2.を垂
直オーバースキャン多重処理回路62に供給し、センタ
パネル信号の垂直オーバースキャン領域に時分割多重す
るようになっている。
成分Y3を加算回路40によりフレーム内平均回路36
から出力される高域成分Y22と加算し、この加算出力
を時間伸長回路25に供給することにより、センタパネ
ル信号に周波数多重するようになっている。また、フィ
ールド遅延回路34から出力される低域成分Y2.を垂
直オーバースキャン多重処理回路62に供給し、センタ
パネル信号の垂直オーバースキャン領域に時分割多重す
るようになっている。
このような構成によれば、エネルギーの大きな低域成分
Y2.は、センタパネル信号の垂直オーバースキャン領
域に時分割多重され、エネルギーの小さな成分Y22+
Y3のみがセンタパネル信号に周波数多重されるため
、センタパネル信号の表示画面に対するサイドパネル信
号の妨害を減少させることができる。
Y2.は、センタパネル信号の垂直オーバースキャン領
域に時分割多重され、エネルギーの小さな成分Y22+
Y3のみがセンタパネル信号に周波数多重されるため
、センタパネル信号の表示画面に対するサイドパネル信
号の妨害を減少させることができる。
さらに、単にサイドパネル信号の妨害を減少させること
ができるだけなく、文献4と全く同じ帯域のサイドパネ
ル信号を伝送することができる。
ができるだけなく、文献4と全く同じ帯域のサイドパネ
ル信号を伝送することができる。
また、垂直オーバースキャン領域に多重される低域成分
Y2Iの水平方向の帯域は、文献4において、垂直オー
バースキャン領域に多重されていた低域成分Y2の水平
方向の帯域と同じなの、で、これらを入れ換えても、垂
直オーバースキャン多重処理や周波数多重処理を文献4
と同じ回路構成で行なうことができる。
Y2Iの水平方向の帯域は、文献4において、垂直オー
バースキャン領域に多重されていた低域成分Y2の水平
方向の帯域と同じなの、で、これらを入れ換えても、垂
直オーバースキャン多重処理や周波数多重処理を文献4
と同じ回路構成で行なうことができる。
なお、この発明は先の実施例に限定されるものではない
。
。
鍔えば、先の実施例では、低域成分Y21としてff1
lフイールドF1の低域成分を伝送する場合を説明した
、第2フイールドF2の低域成分を伝送するようにして
もよい。
lフイールドF1の低域成分を伝送する場合を説明した
、第2フイールドF2の低域成分を伝送するようにして
もよい。
また、先の実施例では、高域成分Y22としてフレーム
内平均信号を伝送する場合を説明したが、どちらか一方
のフィールドの高域成分のみを伝送するようにしてもよ
い。
内平均信号を伝送する場合を説明したが、どちらか一方
のフィールドの高域成分のみを伝送するようにしてもよ
い。
また、先の実施例では、成分Y 21i Y 3を垂直
オーバースキャン領域に多重する場合を説明したが、水
平オーバースキャン領域に多重するようにしてもよい。
オーバースキャン領域に多重する場合を説明したが、水
平オーバースキャン領域に多重するようにしてもよい。
また、先の実施例では、0〜2.5MHzの低域成分の
うち、0〜0.7MHzの成分に対して0.7〜2.5
M1izの成分とは異なる処理を施す場合を説明したが
、同じ処理を施すようにしてもよいことは勿論である。
うち、0〜0.7MHzの成分に対して0.7〜2.5
M1izの成分とは異なる処理を施す場合を説明したが
、同じ処理を施すようにしてもよいことは勿論である。
また、先の実施例では、この発明をワイドアスペクト化
のための付加信号の多重に適用する場合を説明したが、
この発明はこれに限らず、2つのテレビジョン信号の一
方を他方のテレビジョン信号に多重する場合一般に適用
可能である。
のための付加信号の多重に適用する場合を説明したが、
この発明はこれに限らず、2つのテレビジョン信号の一
方を他方のテレビジョン信号に多重する場合一般に適用
可能である。
この他にも、この発明は、その要旨を逸脱しない範囲で
種々様々変形実施可能であることは勿論である。
種々様々変形実施可能であることは勿論である。
[Q明の構成]
以上述べたようにこの発明によれば、付加信号のうち、
エネルギーの大きな成分は被多重信号のオーバースキャ
ン領域に多重し、エネルギーの小さな成分はこの被多重
信号に周波数多重するようにしたので、この被多重信号
の表示画面に対する付加信号の妨害を少なくすることが
できる。
エネルギーの大きな成分は被多重信号のオーバースキャ
ン領域に多重し、エネルギーの小さな成分はこの被多重
信号に周波数多重するようにしたので、この被多重信号
の表示画面に対する付加信号の妨害を少なくすることが
できる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、m2
図乃至第5図は第1図の動作を説明するための図、第6
図及び第7図は従来の付加信号多重方式を説明−するた
めの図、第8図はACTV方式の付加信号多重装置の構
成を示す回路図、第9図及び11110図は第8図の動
作を説明するための図、第11図は帯域圧縮装置の構成
を示す回路図、第12図は帯域圧縮復元装置の構成を示
す回路図、第13図は第11図及び第12図の動作を説
明するための図、第14図はACTV方式の付加信号多
重装置に第11図の帯域圧縮装置を適用した場合の構成
を示す回路図、第15図は第14図の動作を説明するた
めの図である。 11・・・ワイドアスペクト信号発生器、12・・・マ
トリクス回路、13,14.15・・・ブリフィルタ、
16,17.18・・・インターレース変換回路1.1
9,20.21・・・4;3変換回路、22.24・・
・NTSCエンコーダ、23.36・・・フレーム内平
均回路、25・・・時間伸長回路、27・・・振幅圧縮
及び変調回路、28.3B。 40.41.63・・・加算回路、29・・・出力端子
、32・・・LPF、34.42・・・フィールド遅延
回路、35・・・スイッチ回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 s1艮92;欠え1シ1閘yシ1( 竿4 図 第 図 第11 図 第13図
図乃至第5図は第1図の動作を説明するための図、第6
図及び第7図は従来の付加信号多重方式を説明−するた
めの図、第8図はACTV方式の付加信号多重装置の構
成を示す回路図、第9図及び11110図は第8図の動
作を説明するための図、第11図は帯域圧縮装置の構成
を示す回路図、第12図は帯域圧縮復元装置の構成を示
す回路図、第13図は第11図及び第12図の動作を説
明するための図、第14図はACTV方式の付加信号多
重装置に第11図の帯域圧縮装置を適用した場合の構成
を示す回路図、第15図は第14図の動作を説明するた
めの図である。 11・・・ワイドアスペクト信号発生器、12・・・マ
トリクス回路、13,14.15・・・ブリフィルタ、
16,17.18・・・インターレース変換回路1.1
9,20.21・・・4;3変換回路、22.24・・
・NTSCエンコーダ、23.36・・・フレーム内平
均回路、25・・・時間伸長回路、27・・・振幅圧縮
及び変調回路、28.3B。 40.41.63・・・加算回路、29・・・出力端子
、32・・・LPF、34.42・・・フィールド遅延
回路、35・・・スイッチ回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 s1艮92;欠え1シ1閘yシ1( 竿4 図 第 図 第11 図 第13図
Claims (4)
- (1)第1のテレビジョン信号に第2のテレビジョン信
号を付加信号として多重する付加信号多重装置において
、 水平方向の低域成分は上記第2のテレビジョン信号の水
平方向の低域成分のフレーム内差分信号から成り、水平
方向の高域成分は上記第2のテレビジョン信号の少なく
とも一方のフィールドの水平方向の高域成分から成る第
1の付加信号を発生する第1の付加信号発生手段と、 上記第2のテレビジョン信号の一方のフィールドの水平
方向の低域成分のみを含む第2の付加信号を発生する第
2の付加信号発生手段と、 上記第1の付加信号を上記第1のテレビジョン信号に周
波数多重する周波数多重手段と、 上記第2の付加信号を上記第1のテレビジョン信号のオ
ーバースキャン領域に多重する多重手段とを具備したこ
とを特徴とする付加信号多重装置。 - (2)上記第1の付加信号の水平方向の高域成分は、上
記第2のテレビジョン信号の水平方向の高域成分のフレ
ーム内平均信号であることを特徴とする請求項1記載の
帯域圧縮装置。 - (3)上記第1のテレビジョン信号の水平方向の低域成
分のうち、所定周波数以下の成分を上記第2のテレビジ
ョン信号の水平オーバースキャン領域に多重する多重手
段を有し、 上記第1の付加信号発生手段は、上記第2のテレビジョ
ン信号の水平方向の低域成分のうち、上記所定周波数よ
り大きな成分のフレーム内差分信号を上記第1の付加信
号の水平方向の低域成分として出力するように構成され
、 上記第2の付加信号発生手段は、上記第2のテレビジョ
ン信号の一方のフィールドの水平方向の低域成分のうち
、上記所定周波数より大きい成分を上記第2の付加信号
として出力するように構成され、 上記第2の付加信号を上記第1のテレビジョン信号のオ
ーバースキャン領域に多重する上記多重手段は、この第
2の付加信号を上記第1のテレビジョン信号の垂直オー
バースキャン領域に多重するように構成されていること
を特徴とする請求項1記載の付加信号多重装置。 - (4)上記第1のテレビジョン信号はワイドアスペクト
型面より小さなアスペクト比を持つ画面を表示するテレ
ビジョン信号であり、上記第2のテレビジョン信号は上
記第1のテレビジョン信号と結合されることにより、上
記ワイドアスペクト画面を表示するテレビジョン信号で
あることを特徴とする請求項1記載の付加信号多重装置
。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045249A JPH02226883A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 付加信号多重装置 |
US07/470,219 US5068725A (en) | 1989-02-28 | 1990-01-25 | Band compressing/restoring apparatus |
KR1019900002413A KR900013785A (ko) | 1989-02-28 | 1990-02-26 | 대역압축/복원장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045249A JPH02226883A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 付加信号多重装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226883A true JPH02226883A (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=12713994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045249A Pending JPH02226883A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 付加信号多重装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5068725A (ja) |
JP (1) | JPH02226883A (ja) |
KR (1) | KR900013785A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818800A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | データ圧縮復元方法およびそれを用いた記録装置 |
JP4555207B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2010-09-29 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 画質改善装置および画質改善方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58127488A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-29 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | テレビジヨン信号の適応予測符号化方式 |
JP2634632B2 (ja) * | 1988-06-15 | 1997-07-30 | 株式会社日立製作所 | 動き検出回路 |
JP2576612B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1997-01-29 | 日本ビクター株式会社 | 信号変換装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1045249A patent/JPH02226883A/ja active Pending
-
1990
- 1990-01-25 US US07/470,219 patent/US5068725A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-26 KR KR1019900002413A patent/KR900013785A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5068725A (en) | 1991-11-26 |
KR900013785A (ko) | 1990-09-06 |
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