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JPH02504394A - フロ〔3,4‐c〕ピリジン鏡像体の立体特異的製造方法、かくして得られた化合物及びこれの製薬組成物 - Google Patents

フロ〔3,4‐c〕ピリジン鏡像体の立体特異的製造方法、かくして得られた化合物及びこれの製薬組成物

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JPH02504394A
JPH02504394A JP1504150A JP50415089A JPH02504394A JP H02504394 A JPH02504394 A JP H02504394A JP 1504150 A JP1504150 A JP 1504150A JP 50415089 A JP50415089 A JP 50415089A JP H02504394 A JPH02504394 A JP H02504394A
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JP
Japan
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carbon atoms
groups
alkyl
pyridine
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Application number
JP1504150A
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English (en)
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JP2680456B2 (ja
Inventor
ボナト・マルク
エツク・シヤルル
Original Assignee
ソシエテ・ド・コンセイユ・ド・ルシエルシエ・エ・ダアツプリカーシヨン・シヤンテイフイツク・(エス.セー.エール.アー.エス)
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フロ(3,4−c)ピリジン鏡像体の立体特異的製造方法、かくして得られた化 合物及びこれの製薬組成物本発明は一般式1 〔式中R1は1〜5個の炭素原子を有する直鎖飽和又は不飽和炭化水素基、6個 までの環原子を有する複素環式基、フェニル基又はシクロヘキシル基、フェニル アルキル基又はフェニルアルケニル基を表わし、前記の基の各々は場合によって は置換基として1個又はそれ以上の塩素、臭素又はフッ素原子、トリフルオルメ チル基、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、1〜5個の炭素原子を有する アルコキシ基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、各々のアルキル基 が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノ基、2個のアルキル基及びアル コキシ基の各々が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノアルコキシ基又 はアルコキシ基が1〜5個の炭素原子を有する α−又はβ−アルコキシ−N− ピロリジニル基を有しており;R9は水素又はハロゲン原子を表わし;R,は6 個までの炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキシ又はアルケニル基を表わし、 場合によってはヒドロキシ、シアノ、アミノ又は置換アミノ基又は4個までの炭 素原子を有するアルキル又はアルケニル基で置換されている〕の3−置換−フロ (3,4−C)ピリジンの鏡像体の立体特異的製造方法に関する。 本発明はまた純粋な鏡像体の形で又はこれの混合物(但し鏡像体の1方が主とし て存在する)の形の何れかで、かくして得られた化合物に関する。 本出願人の出願に係る日本特許出願第19038/82号。 第66853/84号、第216483/84号、第240900/84号。 第229029/84号、第16713/85号、第190033/85号、第 195015/85号及び第238624/85号には、かかる誘導体を製造す る諸方法を共にかかる誘導体の同族体が記載されていた。しかしながら、これら の諸方法は一般に該化合物のラセミ混合物を生起した。 大抵の場合には、特定化合物の光学異性体の1方が他の異性体よりも重要な製薬 活性を有することが見出された。この理由のために、これらの化合物の各々の特 定の異性体を選択的に取得するか又は少なくとも主として取得する方法を見出す ことは興味あるものである。 本発明は前述した一般式Iのフロ(3,4−c)ピリジン誘導体の立体特異的製 造方法を提供し、該方法は次の工程を包含する: (a)一般式■ (式中R3、R4及びR,は前述の如くである)のラセミ形とリジン誘導体を有 機溶剤中で(ピリジン誘導体はうセミ形のままである)例えばビピリジニウムク ロルクロメート又は次亜塩素酸ナトリウムの如き何れか通常の酸化剤により酸化 する工程。 (b)一般式m (式中R,,R,及びR6は前述の如くである)の得られるケトンを何れかの不 斉還元剤例えばB−Ipc−9−BBN(人1pineボラン、Aldrich )、 N、B−エナントラン(Enantrane) (Allrieh)、I pe、BC4(Aldrich)、BH,−AMDPB(2:1)(S+Its uno、 j、 chew、 Soc、、 chew、 Cows。 1981、315参照)、 (R,R)−2,5−ジメチルボロラン(S。 Masamune、 J、 Am Chew、 Soc、 1986.108. 7402参照)。 N、B−エナントライド(Enantridg)(Aldrich)、 LiB H,−DBC−t−BuO)](K、 5oal、 J、 che+m、 So c、 chew、 Coa+a。 1984、413参照)、NaBH,−IBA−DIPGF(S、 Itsun o、 J。 chew、 Sac、、 Perkin Tan5.1.1981.900参照 )、k−グルコリド(H,C,Brown、 J、 Org、 chew、 1 9g6.5L1934参照)、LiA4H4−Darvonム1c()1. M Osher、 i Am。 Chew、 Soc、、 1972.94.9254参照)、LiA4H4−M EP−ArOH(J、P、Vigneron、テトラヘドロン1976、32. 939参照)。 Li1H,−ジアミン(M、 Asami、 ヘテロサイクルズ、 1979゜ 12、499参照)、 LiA4H4−アミノブタノール(T、5ato、テト ラヘドロンレターズ1982.23.4111参照)、ビナール(Binal)  H(R,Noyori、 J、ム―、 chew、 Soc、 1979゜1 01、3129参照)、Li1H,−DBP−EtO)I(K、 Yamamo to、 J。 chew、 Sac、 chew、 C0II!1.1984.1490参照) 、  Lil!H,−MEP−NEム(K、J、Koga、 J、chem、  Soe、、 chew、 Coma、1980゜1026参照)、 LiAl1 H,−MEP−EAP(S、 Terashima、 Chew。 Letters 1984.239参照)、 TBADT(thermo−an aerobiumBrockii alcohol dehydrogenas e、 Sigma Chew、 Co、)。 CBS反応剤(E、J、Corey等J、 Am、 chew、 Soc、、  107゜109、5551参照)、 MDBH,及びMDBl、 (M、 Bo nats等プレス中)又は非対称水添用の何れか適当な触媒で還元する工程。 原料■はフロ(3,4−c)ピリジン誘導体Iを製造する通常の方法における中 間体である。 ケトン■を選択した還元剤で還元することは、テトラヒドロフラン中で又はエー テルと炭化水素との何れか適当な混合物中で行なうのが適当であり、次の反応図 式lにより進行して対応の鏡像体アルコール(但しR1、R4及びR5は前述の 如くである)を与える。 ■+選択した立体特異性の還元剤 (c)選択した鏡像体アルコールのOH基を立体特異的に閉鎖又は封鎖する工程 二閉鎖剤はOH基の代りに置換したハロゲン例えば塩素であることができ;封鎖 剤は通常のエーテル又はエステル基であることができる;(d)ピリジン環上の C)!、0)1及びOH基を同時に放出しながらアセトニド環をプロトン酸によ り開環する工程;若干の場合には、アセチル化又はトシル化又は何れか均等な方 法によって前記CH,O)I及びOH基の保護が必要であるかもしれない; (e)得られる化合物を環化する工程しかも必要ならばフェノキシ基を脱保護す る工程。 第1の製造手順(反応図式n)においては、選択した還元剤によってケトンmを 還元すると、化合物■又はVを生起しこれを適当な溶剤中で塩素化剤で処理する と次の一般式■又は■ (式中R3、R4AびR6は前述の如くである)の化合物を与える。 塩素化剤は溶剤として四塩化炭素と共に用いた例えばトリフェニルホスフィンで あることができあるいは溶剤として塩化メチレンと共に用いたso、 cm、で あることができ、後者の場合には、ピリジンを添加すると反応順序の開始時にク ロル誘導体の立体化学的形状を反転させる。同様な結果を得ながら、臭素誘導体 を塩素誘導体の代りに使用できる。 化合物■及び■を対応のフロ(3,4−C)ピリジン誘導体に転化させることは 、酸性媒質中でアセトニド環を開裂し続いて室温で又は温和な加温でプロトン溶 剤又はこれの混合物中で環化することにより達成される。 反応順序は次の如く例示される。 五m−1 一−フロ34−Cピリジン誘導 合成の全工程中に、カルビノール中心をラセミ化し易い何れかの方法を用いない ように注意を払うべきである。 反応剤の非対称炭素の形状には影響されない第2の製造手順では、第1の工程は 酸性媒質中で安定な基によって第2級アルコール官能基を前もって保護すること に在る。保護基はE、l CO]’lEY、 j、L、 GRAS及びP。 ULRICHのテトラヘドロンレターズ1976、 (11)、 809及びS 、 )IANESSIAN及びP、 LAVALLEEのCan、 J、 Ch em、+1975、53.2975に記載される如きニーチル例えばt−ブチル  ジフェニルシリルエーテル シ−2メチル(MEN)エーテルあるいはエステル例えばアセテート、ベンゾエ ート等であることができる.インプロピリデン環の開環はプロトン酸によって行 われ;トリフルオル酢酸をこの合成に選択する。 ピリジン環の3位及び4′位のアルコール保護は,有機合成で一般に用いた常法 に従って,エーテル保護(反応図式3)の場合にはそれぞれアセチル化及びトシ ル化により又はエステル保護(反応図式4)の場合にはトシル化のみにより(4 ′位)得られる.エーテルを用いた時の別段の脱保護はE.J.COREY,  J.L. GRAS及びP。 υLRIC)Iのテトラヘドロンレターズ1976、 (11)、 809に記 載される如き塩化メチレン中の種々のルイス酸例え番trSC14又はZnBr ,によっであるいはJ.H. RIGBY及びJ。 ZJILSON (7) y ト5 ヘドロンレターズ1984, (14)、 1429に記載される如きトリメチルシリルクロライド、ヨウ化ナトリウムによ って行なうことができる.エステルを用いた時の別段の脱保護には例えばMeO H/NH,、 MeOH/NaOMe, NaOH, K.CO,の如き塩基性 試薬が使用される。 最後に,目的生成物を生成するのに環化及びアセチル基の脱保護は,脱離性基( トシルオキシ)を担持する41−炭素上の対応のアルフレートから化学反応によ って達成される。 化合物■及びVは,対応の主として(+)の及び主として(−)のフロ[3.4 −c)ピリジン誘導体に転化させ得る。 前記の製造法は種々のR1置換基に容易に応用され、本発明は(+)形のフロピ リジン誘導体(但しRoはHを表わし、R5はCHsを表わし、R2はP−クロ ルフェニル基である)を合成する記載からより良く理解されるであろう、この記 載は2つの製造手順によって与えである。 原料の第2Rアルコール化合物は先の日本特許比願第19038/82号に記載 される如く製造できる。(−)形のフロ (3,4−c)ピリジン誘導体を製造 しようとする時には、次の工程の原料第2級アルコールは(+)形の代りに対応 の(−)形であるべきである。 + は−−3−4−クロルフェニル−13−ジヒドロ−7−ビトロキシ−6−メ チル フロー(34−c ピリジンの製パ  1による ニー」【Y 2.2.8− トリメチル−5−(4−クロル−α−クロルベンジル)−ピリド −[4、3−e)−1、3−ジオキサン88mg(0,275ミリモル)の(+ )−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α−ヒドロキシベンジル)− ピリド−(4,3−e)−1゜3−ジオキサンを5−のフラスコにそそぎ、1o flの塩化メチレンに溶解し、該フラスコを窒素の雰囲気下に密封した。22μ g(0,27ミリモル)の無水ピリジンをガラス注射器を介して注入した0次い で36μρ(0,54ミリモル)の塩化チオニルを滴加した。y!、料の消失時 (2時間後、薄層クロマトグラフィーTLCにより点検した)に溶剤を減圧下に 蒸発させた。 次いで残渣を塩化メチレン(50mQ)に溶解させ、ピリジニウム塩酸塩を濾去 し、溶液を分離漏斗に移送した。 塩化メチレンフラクションを2X10mAの2N )IcΩで洗浄し、有機相を Na、SO,上で乾燥させ、濾過し、回転真空器(roto vac)上で蒸発 乾固させた(90mg) 。 収率96.5% ニー1又 (+)−3−(4−クロルフェニル)−1,3−ジヒドロ−7−ビトロキシ−6 −メチルフロー[3,4−c)ピリジン90+++gの(+)−2,2,8−ト リメチル−5−(4−クロル−α−クロルベンジル)−ピリド−C4、3−e) −1、3−ジオキサンを 1mQのTFA/H,O(9: 1)に溶解させ、ア セタールの開裂評価に続いて)IPLcを行なった。18時間後に、溶剤を窒素 の流れ下に且つ減圧下に除去した。残渣をメタノール性アンモニアに溶解させ、 窒素流下で乾燥させた。 次いで粗製の残渣をメタノール(1−)に溶かし、30分間加熱した。冷却及び 濾過後に、固体が晶出し、その元素分析は標記化合物の化学式と完全に対応して いることを示す、収率66%、52關g。 (−)−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α−ヒドロキシベンジル )−ピリド−(4,3−e)−1,3−ジオキサンを用いて開始するならば、対 応の(−)誘導体が同様な収率で得られる。 ・  2  ・  3 による 工 程1 (+)−2,2,8−トリメチル−5−〔4−クロル−α−(メトキシエトキシ −2−メトキシ)ベンジルコ−ピリド−[4,3−e]−1,3−ジオキサン 0、IQの反応器中で24mMの無水テトラヒドロフランに溶かした3、8g( 11,8ミリモル)の(+)−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α −ヒドロキシベンジル)−ピリド−〔4゜3−e)−1,3−ジオキサン〔90 %の(÷)、10%の(−)〕の溶液を調製した。 80%の油中分散物で0.44g(14,8ミリモル)の水素化ナトリウムを0 ℃で添加した1反応混合物を20℃で4時間撹拌し、次いで0℃に冷却した。  2.2g (174ミリモル)のメトキシエトキシ−2メチルクロライドを10 分間添加した。撹拌を20℃で17時間維持した。 重炭酸ナトリウムの飽和溶液を添加し、傾斜後に得られた有機相を硫酸ナトリウ ム上で乾燥させた。 濾過及び溶剤の除去後に、橙色油は分取HPLCにより精製した。 2.4gの 澄明な黄色油を49.5%の収率で得た。 この化合物の同定及び構造はプロトン” H−NMR及び微量分析によって確認 された。 不斉相のHPLCによって成された鏡像体の組成は90%の(+)異性体と10 %の(−)異性体とを有してなる。 ニー■又 (+)−2−メチル−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−5−〔4−クロ ル−α−(メトキシエトキシ−2メトキシ)−ベンジルコピリジン 2.4 g (5,8ミリモル)の(+)−2,2,8−トリメチル−5−[4 −クロル−α−(メトキシエトキシ−2メトキシ)ベンジルコ−ピリド−(4, 3−e)−1,3−ジオキサンをSOmHの反応Sにそそぎ、室温で20mfl のトリフルオル酸1[/水(1: l)で処理した。 反応混合物を40℃で4時間加熱した。溶剤を真空下に蒸発させた。得られる油 状物を251のメタノール性アンモニアに溶解させた。溶剤を真空下に再び蒸発 させ、残渣を100社のジクロルメタンで処理した。不溶分を濾過により除去し た。濾液を真空下に濃縮し。 1.75gの褐色油を得た、収率81%。 生成物はHPLCにより精製し、1.12g(全収率52%)の生成物を白色粉 末として得た。 この化合物の同定及び構造はプロトン”)I−NMR及び微量分析により確認し た。 鏡像体の組成は不斉相のHPLCでは成し得なかった。 ニー1立 (今)−2−メチル−3−アセチルオキシ−4−ヒドロキシメチル−5−[(4 −クロル−α−メトキシエトキシ−2メトキシ)−ベンジルコピリジン 50社の反応器中で、0.7 g (1,9ミリモル)の(+”)−2−メチル −3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−5−〔4−クロル−α−メトキシエ トキシ−2メトキシ)−ベンジルコピリジンを15mflの無水トルエンに溶解 した。0,3mfl(2,46ミリモル)のN、N−ジメチルアニリンを撹拌下 に添加し、続いて0.5mfi(2,46ミリモル)の無水酢酸を添加した。 反応混合物を40℃で6時間保持し、次いで冷却し、3X50aflの塩化ナト リウム飽和水溶液で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、 溶剤を真空下に除去した。 0.8gの褐色油が得られ、 HPLCにより精製した。 0.39gの生成物 を黄色油として収率50%で回収した。 この化合物の同定及び構造は”H−NMR及び微量分析により確認された。 鏡像体の組成は不斉相のHPLCによっては成し得なかった・ ニー」【先 (+)−2−メチル−3−アセチルオキシ−4−トシルオキシメチル−5−[( 4−クロル−α−メトキシエトキシ−2−メトキシ)ベンジルコピリジン 50mjlの反応器中に、 10mMのアセトンに入れた0、3g(1,5ミリ モル)のトシルクロライドをそそいだ* 10mMのアセトンに溶かした0、3 g(0,7ミリモル)の(+)−2−メチル−3−7セチルオキシー4−ヒドロ キシメチル−5−[(4−クロル−α−メトキシエトキシ−2−メトキシ)−ベ ンジルコピリジンの溶液を室温で添加した。 次いで0.14g(1ミリモル)の炭酸ナトリウムを添加した1反応混合物を4 時間還流し、濾過した。 濾液を真空下に濃縮した。0.76gの褐色油をHPLCにより精製した。 0 .3gの濃黄色油を75%の収率で得た。 この化合物の同定及び構造はプロトン’H−NMR及び微量分析により確認され た。 不斉相のHPLCによって達成した鏡像体の組成は90%の(+)異性体と10 %の(−)異性体とを有する。 ニー■旦 (+”)−2−メチル−3−アセチルオキシ−4−トシルオキシメチル−5−〔 4−クロル−α−ヒドロキシベンジル〕ピリジン窒素の循環下に0.IQの反応 器中で、20mMのC1(、CNに溶かしたO−3g(0,53ミリモル)の( +)−2−メチル−3−アセチルオキシ−4−トシルオキシメチル−5−((4 −クロル−α−メトキシエトキシ−2−メトキシ)−ベンジルコピリジンの溶液 を室温で製造した。 0.8g(5,3ミリモル)のヨウ化ナトリウムと0.7mfl(5,3ミリモ ル)のクロルトリメチルシランとを添加した。 得られる橙色の懸濁物を室温で1時間撹拌した9反応混合物の加水分解は室温で 20−のメタノールによって行なった。溶剤を蒸発させ、残留油を50mMのエ チルエーテルに溶解させ、50mMのチオ硫酸ナトリウム溶液で2回洗浄し、塩 化ナトリウムの飽和水溶液で2回洗浄した。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥さ せた。 濾過及び溶剤の除去後に、濃褐色油を回収し、HPLCにより精製した。 0. 157gの生成物が63%の収率で白色粉末として得られた。 この化合物の同定及び構造はプロトン1H−NMR及び微量分析により確認され た。 不斉相のHPLCにより見呂された鏡像体組成は90%の(+)形と10%の( −)形とからなる。 工 程6 (ヰ)−3−(4−クロルフェニル)−1,3−ジヒドロ−7−ビトロキシ−6 −メチルフロ[3,4−c]ピリジン窒素の加圧下に10mRのフラスコ中で、 1mlのDMFに溶かした100mg(0,2ミリモル)の(+)−2−メチフ レー3−アセチルオキシ−4−トシルオキシメチル−5−〔4−クロル−α−ヒ ドロキシベンジル〕ピリジンの溶液を製造した。 12mg(0,4ミリモル)の水素化ナトリウム(80%の油中分散物)を20 ℃で撹拌下に添加した1反応混合物を室温で1時間撹拌し次いで5社の水で希釈 し、11の6NHCflで酸性化した。 生成物は濾過により回収し、 )IPLcにより精製した。 44mgの生成物が50%の収率で白色粉末として得られた。 この化合物の同定及び構造はプロトン!H−NMR及び微量分析によって確認さ れた。 不斉相のHPLCにより達成した鏡像体の組成は80%の(+)形と20%の( −)形とからなる。 この数値は原料の(+)−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α−ヒ ドロキシベンジル)−ピリド−[4,3−e) −1,3−ジオキサンに基づい て大体10%の全うセミ化を表わす。 工程1において、対応の(−)誘導体を用いて反応を開始することにより、対応 の最終的な(−)誘導体がわずかに低い収率で得られた。 三 2(・、式4 による   1 工 程1 2.2.8− トリメチル−5−(4−クロル−な−アセトキシベンジル)−ピ リド−(4,3−e)−1,3−ジオキサン210類g(0,66ミリモル)の (◆)−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α−ヒドロキシベンジル )−ピリド−(4、3−e)−1。 3−ジオキサンを2m+1のかビンにそそぎ、500μρのピリジン及び110 μにの無水酢w!(1,16ミリモル)に溶解させた。反応混合物を18時間撹 拌し、次いで30mflの飽和NaHCO3にそそいだ、該混合物を室温で1時 間撹拌させ、次いで3X30mflのCH,Cfl、で抽出した1合したCH2 Cρ2相を3X20mflの2N HCρで洗浄した。有機相をNa25O,上 で乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発乾固させた。24gの生成物が100%の収率 で白色固体として得られた。 この化合物はシリカTLCにより均質でありしかもHPLCにより化学的に純粋 (99,1%)であることを示した。 光学純度は不斉)IPLCにより6.2%の(−)形と93.7%の(+)形と を有する。 ニー1主 (+)−2−メチル−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−5−〔4−クロ ル−α−7セトキシベンジル〕ピリジン0.24g(0,66ミリモル)の(+ )−212,8−トリメチル−5−〔4−クロル−α−アセトキシベンジル〕− ピリド−(4,3−e)−1゜3−ジオキサンを10dの丸底フラスコにそそぎ 、3.31の丁FA/水(10:ユ)に溶解した9反応混合物を室温で1.5時 間攪拌させ、次いで溶剤を回転蒸発により除去した。1m(Iのメタノール性ア ンモニアを粗製物に添加しく過剰のTFAは中和される)1次いで高真空下に蒸 発乾固させた。粗製物は4.4%の未反応原料と共に)IPLCにより90%の 所望のジオール−アセテートを含有することを示した。 =1」」IL± (+)−2−メチル−3−ヒドロキシ−4−トシルオキシメチル−0、24g( 0.66ミリモル)の(+)−2−メチル−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメ チル−5−〔4−クロル−αーアセトキシベンジル〕ピリジンを25−の丸底フ ラスコにそそぎ、10−の塩化メチレンに溶解させた.次いで190mg( 1 ミリモル)のP−トルエンスルホニルクロライドと75mg( 1ミリモル)の ピリジンとを添加した。反応混合物を室温で18時間攪拌し、溶剤を次いで減圧 下に除去した。5社のメタノール性アンモニアを添加し.該混合物を室温で2時 間攪拌した.溶剤を真空下に除去し、再びlyaQのメタノールに溶解させ,シ リカTLCにより精製した.170■gの標記化合物を灰白色の固体として得た 。 ニー11 (+)−3−(4−クロルフェニル キシ−6−メチルフロー(3.4−e)ピリジン62mg(0.144ミリモル )の(+)−2−メチル−3−ヒドロキシ−4−トシルオキシメチル−5−〔4 −クロル−αーヒドロキシベンジル〕ピリジンを2mQの小ビンにそそぎ、50 0μΩのDMF丁に溶解した.次いで14mg(0.3ミリモル)のNaH(5 0%の油中分散物)を添加し、該混合物を室温で1時間攪拌した.反応混合物を 2.5mQの水で稀釈し、2滴の6N HCIで酸性化した.標記化合物の固体 沈澱物が重力濾過により形成され,これを単離した。 粗製の固体をメタノールに溶かし、1000μのシリカ几Cプレート上に分布さ せ、CHzCls/MeOH( 7 : 1 )で溶離した.真正な(+)−3 −(4−クロルフェニル)−1.3−ジヒドロ−7−ビトロキシ−6−メチルフ ロー[3.4−c)ピリジンのスポットと一緒に溶離した主要なLIV吸収亭を 切り取り、有機物質はシリカをメタノールで完全に洗浄することにより単離した .メタノールの濾液を蒸発させると271gの白色固体を与えた,この化合物は TLC及びHPLC上に真正の(+)−3−(4−クロルフェニル)−1.3− ジヒドロ−7−ビトロキシ−6−メチルフロー(3.4−c)ピリジンと共溶離 することにより標記化合物であることを示した。 不斉相のHPLCにより評価すると生成物試料の光学純度は14.6%の(−) 形と85.4%の(+)形とを有する。 この数値は原料の(+)−2.2.8− トリメチル−5−(4−クロル−α− ヒドロキシベンジル)−ピリド(4.3−e)−1.3−ジオキサンに基いて7 .5%の全ラセミ化を表わしている。 (+)−3− (4−クロルフェニル キシ−6−メチルフロー[3,4−c)ピリジンは5工程の反応順序につき大体 45%の全収率で(+)−2.2.8− )リメチル−5−(4−クロル−α− ヒドロキシベンジル)−ピリド−(3,4−e)−1,3−ジオキサンから製造 された。 同じ反応手順で(−)−2,2,8−トリメチル−5−(4−クロル−α−ヒド ロキシベンジル)−ピリド(4,3−e)−1,3−ジオキサンから(−)−3 −(4−クロルフェニル)−1,3−ジヒドロ−7−ビトロキシ−6−メチルフ ロー[3,4−c)ピリジンを製造するとわずかにより良い全収率(48%)で 得られた。 本発明により得られた化合物は、前記の種々の日本特許出願に記載された種々の 製薬分野で興味あるものである。 従って本発明はまた1つの活性成分として本発明の鏡像体あるいは1つの鏡像体 が主として存在する鏡像体の混合物を含有している製薬組成物に関する。 製薬組成物の適当な投与形態は前述の日本特許出願に記載されているが、投薬量 は前述の特許出願におけるよりも低量であり、これは選択した鏡像体の活性又は 該鏡像体が主として存在する鏡像体混合物の活性が増大したことに因るものであ る。 この活性増進は1例えば対応するラセミ形と共に2種の鏡像体形について正常な VKYラットにおける比較利尿作用によって示される。実験は経口投与により1 0又は20H/kgの投薬量で10匹のラットよりなる複数群について実施した 。各々のラットは体重100g当り2.5mff1の生理血清を受理し、対照群 については、純粋な生理血清を受理し、ラセミ形又は鏡像体の各1方で処理した ラットについては適当量の供試化合物を追加した生理血清を受理する。 試験結果を次の表に要約する。 10mg/kgでの(◆)異性体は20+ag / kgでのラセミ形と少くとも同じ程に活性であり、かかる投薬量ではNa” /に+除去率について58%良いことが見られる。更には、投薬量/効果の比率 は最大値を示し、正常なラットについて最適は投薬量は経口投与で約6 mg/ kgを有する。 同様な実験を、経口投与により 3 mg/kgの投薬量で遺伝的に高血圧症の 5HR−5Pラツトについて実施した。 鏡像体並びにラセミ形について、6時間で収集した尿量はラセミ形と比較すると (+)誘導体(◆)が10%多かった。 望m 好ましい投与形態は錠剤及びカプセルである0錠剤については、各々の投薬単位 は1例えば澱粉の如き適当な担体と組合せて5〜100mg好ましくは10〜1 5■gの活性成分を含有する。 ゑ−1 人間の治療においては、使用すべき投薬量は少なくとも1週間、好ましくはより 長い期間50〜150mg/日である。 国際調査報告 国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の諸工程即ち (a)次の一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中R3、R4及びR5は後述の如く である)のラセミ形ピリジン誘導体を何れか通常の酸化剤により酸化し;(b) 一般式III ▲数式、化学式、表等があります▼III(式中R3、R4及びR5は後述の如 くである)の得られるケトンを不斉の還元剤又は非対称水溶用の適当な触媒で還 元し、これによって選択した薬剤により次の化合物; III+選択した立体特異性の還元剤↑▲数式、化学式、表等があります▼IV ↓▲数式、化学式、表等があります▼Vを与え; (c)選択した鏡像体アルコールのOH基を立体特異的に閉鎖又は封鎖し; (d)ピリジン環上のCH2OH及びOH基を同時に放出しながらプロトン酸に よりアセトニド環を開環し;(e)得られる化合物を環化し且つ必要ならばフェ ノキシ基を脱保護することからなる、次の一般式I▲数式、化学式、表等があり ます▼I 〔式中R3は1〜5個の炭素原子を有する直鎖飽和又は不飽和炭化水素基、6個 までの環原子を有する複素環式基、フェニル基又はシクロヘキシル基、フェニル アルキル基又はフェニルアルケニル基を表わし、前記の基の各々は場合によって は置換基として1個又はそれ以上の塩素、臭素又はフッ素原子、トリフルオルメ チル基、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、1〜5個の炭素原子を有する アルコキシ基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、各々のアルキル基 が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノ基、2個のアルキル基及びアル コキシ基の各々が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノアルコキシ基又 はアルコキシ基が1〜5個の炭素原子を有するα−又はβ−アルコキシ−N−ピ ロリジニル基を有しており;R4は水素又はハロゲン原子を表わし;R6は6個 までの炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル又はアルケニル基を表わし、場 合によってはヒドロキシ、シアノ、アミノ又は置換アミノ基又は4個までの炭素 原子を有するアルキル又はアルケニル基で置換されている〕の3−置換−フロ〔 3,4−c〕ピリジンの鏡像体の立体特異的製造方法。
  2. 2.閉鎖剤は鏡像体アルコールのカルビノール中心で置換したハロゲンである請 求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.ハロゲンは塩素原子である請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.塩素化剤はトリフェニルホスフィン及びSO2Cl2から選ばれる請求の範 囲第3項記載。
  5. 5.封鎖剤はRXであり、Xはハロゲンであり、Rはアリール又はアラルキル又 はアルキル又はアルコキシアルコキシアルキル基(全てのアルキル基は5個まで の炭素原子を有する)又は第3級ブチルシリル基である請求の範囲第1項記載の 方法。
  6. 6.封鎖剤はメトキシエトキシ−2−メチル基である請求の範囲第5項記載の方 法。
  7. 7.封鎖剤はRCOX又は(RCO)2O(式中Xはハロゲンであり、RはC5 までの低級アルキル基を表わす)である請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.封鎖剤はアセトキシ基である請求の範囲第5項記載の方法。
  9. 9.次の一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中R3は1〜5個の炭素原子を有する直鎖飽和又は不飽和炭化水素基、6個 までの環原子を有する複素環式基、フェニル基又はシクロヘキシル基、フェニル アルキル基又はフェニルアルケニル基を表わし、前記の基の各々は場合によって は置換基として1個又はそれ以上の塩素、臭素又はフッ素原子、トリフルオルメ チル基、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、1〜5個の炭素原子を有する アルコキシ基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、各々のアルキル基 が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノ基、2個のアルキル基及びアル コキシ基の各々が1〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノアルコキシ基又 はアルコキシ基が1〜5個の炭素原子を有するα−又はβ−アルコキシ−N−ピ ロリジニル基を有しており;R4は水素又はハロゲン原子を表わし;R6は6個 までの炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル又はアルケニル基を表わし、場 合によってはヒドロキシ、シアノ、アミノ又は置換アミノ基又は4個までの炭素 原子を有するアルキル又はアルケニル基で置換されている〕の3−置換−フロ〔 3,4−c〕ピリジンの(+)又は(−)鏡像体又は主として(+)又は(−) 鏡像体の混合物。
  10. 10.R3がp−クロルフェニルを表わし、R4がHを表わし、R6がCH3を 表わす請求の範囲第9項記載の3−置換−フロ〔3,4−c〕ビリジンの(+) 又は(−)鏡像体又は主として(+)又は(−)鏡像体の混合物。
  11. 11.適当な希釈剤又は担体と一緒に請求の範囲第9項の化合物を十分な量で活 性成分として含有してなる、製薬組成物。
  12. 12.投薬単位当りの活性成分は5〜100mgの(+)−3−(4−クロルフ ェニル)−1,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−6−メチルフロ−〔3,4−c 〕ビリジン又はこの鏡像体を主とする混合物を含有する請求の範囲第11項記載 の製薬組成物。
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