JPH0240177B2 - Kogakuhikyumennokensaho - Google Patents
KogakuhikyumennokensahoInfo
- Publication number
- JPH0240177B2 JPH0240177B2 JP22972882A JP22972882A JPH0240177B2 JP H0240177 B2 JPH0240177 B2 JP H0240177B2 JP 22972882 A JP22972882 A JP 22972882A JP 22972882 A JP22972882 A JP 22972882A JP H0240177 B2 JPH0240177 B2 JP H0240177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ronchi
- optical
- grating
- light intensity
- aspherical surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 29
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/02—Testing optical properties
- G01M11/0242—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
- G01M11/0257—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by analyzing the image formed by the object to be tested
- G01M11/0264—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by analyzing the image formed by the object to be tested by using targets or reference patterns
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/02—Testing optical properties
- G01M11/0242—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
- G01M11/0271—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by using interferometric methods
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ロンキー検査法を改良した光学非球
面の検査法に係わるものである。
面の検査法に係わるものである。
ロンキー検査法は、直線格子を被検光学素子の
焦点または焦点近傍に置き、後方から観測したゆ
がんだ格子模様(ロンキー縞)を解析して収差の
有無や研磨面の良否を調べる方法で、収差量が比
較的大きい光学系の測定に適用され、その時使用
する格子は粗くて良いのが特徴である。
焦点または焦点近傍に置き、後方から観測したゆ
がんだ格子模様(ロンキー縞)を解析して収差の
有無や研磨面の良否を調べる方法で、収差量が比
較的大きい光学系の測定に適用され、その時使用
する格子は粗くて良いのが特徴である。
第1図はこの様な従来のロンキー検査法の説明
図で、同図のような光学系で(ξ、η)面を被検
光学素子(レンズ)の射出瞳面1とし、その焦点
近傍に(x−y)面を設けそこに直線格子2を置
いて、後方から直線格子を通して被検光学素子の
射出瞳面1を見る。その結果第2図A,B,C,
Dの様なパターンが観測される。
図で、同図のような光学系で(ξ、η)面を被検
光学素子(レンズ)の射出瞳面1とし、その焦点
近傍に(x−y)面を設けそこに直線格子2を置
いて、後方から直線格子を通して被検光学素子の
射出瞳面1を見る。その結果第2図A,B,C,
Dの様なパターンが観測される。
ここで第2図Aは被検レンズに球面収差があ
り、格子を被検レンズの焦点面上に配置した時に
見られるロンキー縞であり、第2図B,C,Dは
被検レンズに対して格子の位置を被検レンズの方
向に前進させた場合に得られたロンキー縞で、こ
れらは使用した格子の影である。
り、格子を被検レンズの焦点面上に配置した時に
見られるロンキー縞であり、第2図B,C,Dは
被検レンズに対して格子の位置を被検レンズの方
向に前進させた場合に得られたロンキー縞で、こ
れらは使用した格子の影である。
この様に、従来知られていたロンキー検査法
を、収差量が大きく、格子が粗く、干渉現象を無
視しうるとして幾何学的に解析された結果を以下
に示す。
を、収差量が大きく、格子が粗く、干渉現象を無
視しうるとして幾何学的に解析された結果を以下
に示す。
第1図の様な配置に従つて、被検光学素子の射
出瞳面1がW(ξ、η)の波面収差を有する場合、
射出瞳面の(ξ、η)を出た光線は近似的に ∂W/∂ξ=−x/R (1) ∂W/∂η=−y/R (2) の様に表わせる。但し(x、y)は格子面と光線
の交点、Rは波面の曲率半径である。更に格子線
がy方向に平行であり、かつ格子の透過率分布が
正弦的であるとすると、格子は f(x)=1+γ・cos2π/dx (3) の様に表示される。但しdは格子のピツチ、γは
縞コントラストである。従つて、射出瞳の一点
(ξ、η)から出た光線が、格子面(x、y)で
格子線に当たると仮定すると、(1)、(3)から f(x)=1+γ・cos2π/d・R・αW/αξ(4) が得られるこのように、ロンキー縞は、波面収差
の一次微分(横収差)の等高線パターンである事
が解析されていた。
出瞳面1がW(ξ、η)の波面収差を有する場合、
射出瞳面の(ξ、η)を出た光線は近似的に ∂W/∂ξ=−x/R (1) ∂W/∂η=−y/R (2) の様に表わせる。但し(x、y)は格子面と光線
の交点、Rは波面の曲率半径である。更に格子線
がy方向に平行であり、かつ格子の透過率分布が
正弦的であるとすると、格子は f(x)=1+γ・cos2π/dx (3) の様に表示される。但しdは格子のピツチ、γは
縞コントラストである。従つて、射出瞳の一点
(ξ、η)から出た光線が、格子面(x、y)で
格子線に当たると仮定すると、(1)、(3)から f(x)=1+γ・cos2π/d・R・αW/αξ(4) が得られるこのように、ロンキー縞は、波面収差
の一次微分(横収差)の等高線パターンである事
が解析されていた。
したがつて、ロンキー縞パターンの解析結果か
ら横収差分布を得る事ができ、これを積分すれ
ば、波面収差を得ることができる。従つてロンキ
ー検査の精度は第4式から∂W/∂ξを求める精度に かかつている。
ら横収差分布を得る事ができ、これを積分すれ
ば、波面収差を得ることができる。従つてロンキ
ー検査の精度は第4式から∂W/∂ξを求める精度に かかつている。
更に、第4式の縞ピーク位置は、次の様に表示
され 2π/d・R・∂W/∂ξ=2πm(m=0±1) このため ∂W/∂ξ=d/Rm (6) よりW(ξ、η)の微分∂W/∂ξを求める事ができ る。
され 2π/d・R・∂W/∂ξ=2πm(m=0±1) このため ∂W/∂ξ=d/Rm (6) よりW(ξ、η)の微分∂W/∂ξを求める事ができ る。
この様な従来公知の幾何学的解析からわかる様
に従来のロンキー検査法では縞ピークの情報のみ
を使用していた。このため縞ピークのロンキーパ
ターンからでは横収差分布の符号(凹凸)は解析
できない欠点があつた。更に従来のロンキー検査
法では粗い格子を使用してロンキー縞を発生させ
ていたので、発生するロンキー縞の縞間隔が粗く
このためロンキー縞を解析して精密に横収差分布
を求めることは不可能であつた。
に従来のロンキー検査法では縞ピークの情報のみ
を使用していた。このため縞ピークのロンキーパ
ターンからでは横収差分布の符号(凹凸)は解析
できない欠点があつた。更に従来のロンキー検査
法では粗い格子を使用してロンキー縞を発生させ
ていたので、発生するロンキー縞の縞間隔が粗く
このためロンキー縞を解析して精密に横収差分布
を求めることは不可能であつた。
本発明の目的は直線格子パターンを光軸に垂直
方向に移動させてロンキー縞を変調し、その結果
ロンキー縞の読み取り精度を向上させ、きわめて
高精度に非球面光学素子の収差を定量的に自動的
に測定する方法を提供する事である。
方向に移動させてロンキー縞を変調し、その結果
ロンキー縞の読み取り精度を向上させ、きわめて
高精度に非球面光学素子の収差を定量的に自動的
に測定する方法を提供する事である。
この目的は本発明に従つて被検非球面の焦点位
置又はその近くに配置した光学格子を間欠的に移
動させ、投射面上の少くとも一つの固定点におい
て間欠移動により生じる複数の干渉縞の光強度を
検出し、基準値に対する光強度の変化から前記の
固定点に対応する非球面の位置における横収差の
符号を判断し、又、前記の基準値が被検非球面の
光軸に対する間欠移動前の光学格子の位置を表わ
しており、更に、投射面上の少くとも2つの固定
点において間欠移動により生じる複数の干渉縞の
光強度を検出し、一方の固定点の光強度の変化を
基準値として、この基準値に対する他方の固定点
の光強度の変化から、この他方の固定点に対応す
る非球面レンズの位置における横収差の符号を判
断する事により横収差の測定が達成される。
置又はその近くに配置した光学格子を間欠的に移
動させ、投射面上の少くとも一つの固定点におい
て間欠移動により生じる複数の干渉縞の光強度を
検出し、基準値に対する光強度の変化から前記の
固定点に対応する非球面の位置における横収差の
符号を判断し、又、前記の基準値が被検非球面の
光軸に対する間欠移動前の光学格子の位置を表わ
しており、更に、投射面上の少くとも2つの固定
点において間欠移動により生じる複数の干渉縞の
光強度を検出し、一方の固定点の光強度の変化を
基準値として、この基準値に対する他方の固定点
の光強度の変化から、この他方の固定点に対応す
る非球面レンズの位置における横収差の符号を判
断する事により横収差の測定が達成される。
本発明の原理と特徴を詳しく解析する。
第1図(従来のロンキー検査法の説明図)のロ
ンキー検査法で被検非球面の焦点位置又はの近く
に配置した光学格子2を光軸方向と垂直方向で格
子線に直角に移動させると、格子は、 f(x1δ)=1+γcos2π/d(x+δ) (7) と書ける。但しδは格子の移動によつて生じた位
置項である。従つてロンキー縞は f(x、δ)=1+γ・cos2π/d(R∂W/∂ξ+
δ) (8) と書ける。格子間隔をdの1/N等分に刻み δo=d/Nn(n=0、1……N−1) (9) δoだけ間欠的に格子を移動させると、第8式のロ
ンキー縞は、位相が変化し、様々な縞パターンが
得られる。つまり f(x,δo)=1+γ・cos(2π/d・R ∂W(ξ、η)/∂ξ+2πd/N・n) (10) これら位相の異なる多数のロンキー縞から所望の
情報∂W(ξ、η)/∂ξを抽出する。
ンキー検査法で被検非球面の焦点位置又はの近く
に配置した光学格子2を光軸方向と垂直方向で格
子線に直角に移動させると、格子は、 f(x1δ)=1+γcos2π/d(x+δ) (7) と書ける。但しδは格子の移動によつて生じた位
置項である。従つてロンキー縞は f(x、δ)=1+γ・cos2π/d(R∂W/∂ξ+
δ) (8) と書ける。格子間隔をdの1/N等分に刻み δo=d/Nn(n=0、1……N−1) (9) δoだけ間欠的に格子を移動させると、第8式のロ
ンキー縞は、位相が変化し、様々な縞パターンが
得られる。つまり f(x,δo)=1+γ・cos(2π/d・R ∂W(ξ、η)/∂ξ+2πd/N・n) (10) これら位相の異なる多数のロンキー縞から所望の
情報∂W(ξ、η)/∂ξを抽出する。
前述した様に、従来法ではロンキー縞のピーク
位置のみに注目して縞の解析を行つていた。本発
明では格子の位相変化によるロンキー縞の変化を
解析することによつてきわめて高精度にロンキー
縞の解析を行う。
位置のみに注目して縞の解析を行つていた。本発
明では格子の位相変化によるロンキー縞の変化を
解析することによつてきわめて高精度にロンキー
縞の解析を行う。
第3図は非球面レンズのロンキー縞の例であ
り、(a)から(f)は格子の位相を変化させてある。こ
のロンキー縞パターンの一断面(第3図では
AA′断面)の強度分布を測定して、格子位相δoを
パラメータとして表示すると第4図が得られる。
AA′断面の特定の2点に注目してそれらの点にお
ける強度変化を位相δoをパラメータとして表示す
ると第5図が得られる。ロンキー縞強度は第10式
が示す様に、nの変化に対して正弦的に変化す
る。従つてこの図の曲線から正弦関数の初期位相
がわかる。この初期位相をδpとすると、 2π/dR∂W(ξ、η)/∂W=δp (11) より ∂W(ξ、η)/∂ξ=δp/2π・d/R (12) として横収差が求まる。
り、(a)から(f)は格子の位相を変化させてある。こ
のロンキー縞パターンの一断面(第3図では
AA′断面)の強度分布を測定して、格子位相δoを
パラメータとして表示すると第4図が得られる。
AA′断面の特定の2点に注目してそれらの点にお
ける強度変化を位相δoをパラメータとして表示す
ると第5図が得られる。ロンキー縞強度は第10式
が示す様に、nの変化に対して正弦的に変化す
る。従つてこの図の曲線から正弦関数の初期位相
がわかる。この初期位相をδpとすると、 2π/dR∂W(ξ、η)/∂W=δp (11) より ∂W(ξ、η)/∂ξ=δp/2π・d/R (12) として横収差が求まる。
この操作をAA′の断面の各点に対して行なえば
横収差分布が得られ、これを積分すればAA′断面
の収差曲線が得られる。
横収差分布が得られ、これを積分すればAA′断面
の収差曲線が得られる。
この手続の一例を数学的に記述すると次の様に
なる。まず第10式をxについてフーリエ展開する
と、 f(x、δo)=a0/2+∞ 〓r=1 ar・cos2π/N ・r+∞ 〓r=1 brsin2π/N・r (13) 但し ar=2/NN-1 〓r=0 f(x、δo)・cos2π/N (14) br=2/NN-1 〓r=0 f(x、δo)・sin2π/Nr (15) 従つて a1=γ・cos2π/d・R∂W(ξ、η)/∂ξ (16) b1=γ・sin2π/d・R∂W(ξ、η)/∂ξ (17) よつて ∂W(ξ、η)/∂ξ=1/2π・d/Rtan-1b1/a0
(18) として∂W(ξ、η)/∂ξが得られる。
なる。まず第10式をxについてフーリエ展開する
と、 f(x、δo)=a0/2+∞ 〓r=1 ar・cos2π/N ・r+∞ 〓r=1 brsin2π/N・r (13) 但し ar=2/NN-1 〓r=0 f(x、δo)・cos2π/N (14) br=2/NN-1 〓r=0 f(x、δo)・sin2π/Nr (15) 従つて a1=γ・cos2π/d・R∂W(ξ、η)/∂ξ (16) b1=γ・sin2π/d・R∂W(ξ、η)/∂ξ (17) よつて ∂W(ξ、η)/∂ξ=1/2π・d/Rtan-1b1/a0
(18) として∂W(ξ、η)/∂ξが得られる。
これらの意味するところは、第9式の様に、格
子の一周期dを1/N等分した量だけ間欠的に格子 を振動させ、その各々の場合に得られるロンキー
縞の光強度を検出し、その縞強度に格子移割量に
相当する重み量cos2π/Nr又はsin2π/Nr(r=0
、 1、2………N−1)を乗算し、それの総和を計
算し、それをもとに第16式に従つて波面収差量の
微分が求まるということである。
子の一周期dを1/N等分した量だけ間欠的に格子 を振動させ、その各々の場合に得られるロンキー
縞の光強度を検出し、その縞強度に格子移割量に
相当する重み量cos2π/Nr又はsin2π/Nr(r=0
、 1、2………N−1)を乗算し、それの総和を計
算し、それをもとに第16式に従つて波面収差量の
微分が求まるということである。
上に述べた方法は、格子の位相変化量を第18式
より、ロンキー縞の位相頂を求め、場所xに関し
て表示すれば、第6図が得られる。第6図は計算
の都合で、tan-1が0から2πまでの主値が得られ
るため、0から2πの範囲に折りたたまれている。
この折りたたまれた曲線の2πの位相飛びを補正
すると第7図が得られる。この第第7図が被測定
光学素子の横収差曲線である。この曲線を積分す
ると第8図の収差曲線が得られる。第8図の破線
は、第7図の曲線の積分そのものでTiltの成分が
含まれている。これを除去すると第8図の実線が
得られる。
より、ロンキー縞の位相頂を求め、場所xに関し
て表示すれば、第6図が得られる。第6図は計算
の都合で、tan-1が0から2πまでの主値が得られ
るため、0から2πの範囲に折りたたまれている。
この折りたたまれた曲線の2πの位相飛びを補正
すると第7図が得られる。この第第7図が被測定
光学素子の横収差曲線である。この曲線を積分す
ると第8図の収差曲線が得られる。第8図の破線
は、第7図の曲線の積分そのものでTiltの成分が
含まれている。これを除去すると第8図の実線が
得られる。
上に述べた方法は、格子の位相変化量を知つて
その時のロンキー縞の変化から、横収差を求める
方法であつたが、ロンキー縞パターンの二点に注
目し、一方の点を基準点としてこの点に対する一
方の点におけるロンキー縞の強度変化を知つて横
収差量を求める事ができる。第4図はこの様な方
法の説明図で二点x=x1とx=x2におけるロンキ
ー縞度を図示すると第5図が得られる。
その時のロンキー縞の変化から、横収差を求める
方法であつたが、ロンキー縞パターンの二点に注
目し、一方の点を基準点としてこの点に対する一
方の点におけるロンキー縞の強度変化を知つて横
収差量を求める事ができる。第4図はこの様な方
法の説明図で二点x=x1とx=x2におけるロンキ
ー縞度を図示すると第5図が得られる。
第5図よりいずれの点における縞強度も周期的
に変化している事が分る。これら二つの曲線の位
相差を求める方法としては、例えばこれら二つの
信号データをD/A変換しアナログ位相計に入力
して位相差を求める方法、もしくは、このアナロ
グ位相計の作用をデイジタル計算機により代行
し、位相差を求める方法、さらには、これら2つ
の信号を最小2乗法により正弦関数で近似しその
正弦関数の位相をもつて両者の位相差とする方法
などが考えられる。
に変化している事が分る。これら二つの曲線の位
相差を求める方法としては、例えばこれら二つの
信号データをD/A変換しアナログ位相計に入力
して位相差を求める方法、もしくは、このアナロ
グ位相計の作用をデイジタル計算機により代行
し、位相差を求める方法、さらには、これら2つ
の信号を最小2乗法により正弦関数で近似しその
正弦関数の位相をもつて両者の位相差とする方法
などが考えられる。
第9図は、本発明を実現するための装置のブロ
ツク図である。点光源3の光をコリメーター4に
通し平行光5とし、この平行光を被検非球面レン
ズ1に当て、近軸焦点位置にロンキー格子2を置
く。このロンキー格子2をパルスモータで制御さ
れたステージ6で動かし、ロンキー格子2の位相
を変化させる。ロンキーパターンは、TVカメラ
又は二次元イメージセンサー7で検出し、画像メ
モリー8でA/D変換されコンピユーター9に入
力される。
ツク図である。点光源3の光をコリメーター4に
通し平行光5とし、この平行光を被検非球面レン
ズ1に当て、近軸焦点位置にロンキー格子2を置
く。このロンキー格子2をパルスモータで制御さ
れたステージ6で動かし、ロンキー格子2の位相
を変化させる。ロンキーパターンは、TVカメラ
又は二次元イメージセンサー7で検出し、画像メ
モリー8でA/D変換されコンピユーター9に入
力される。
ロンキー格子2の位相を変えて、N枚のロンキ
ーパターンを記録し13式以後に述べた方法で縞解
析すれば、被検非球面レンズ1の横収差パターン
(波面収差の一次微分)が求まる。これを積分す
れば、波面収差が求まる。
ーパターンを記録し13式以後に述べた方法で縞解
析すれば、被検非球面レンズ1の横収差パターン
(波面収差の一次微分)が求まる。これを積分す
れば、波面収差が求まる。
この様に、本発明は、従来のロンキー法に比較
して、収差量の読み取り精度が高く、更にロンキ
ー縞のピーク位置以外の縞次数も決定できる(縞
の内挿ができる。)ことが特長で、従つてこれら
を積分して得られる破面収差の測定精度も高い。
して、収差量の読み取り精度が高く、更にロンキ
ー縞のピーク位置以外の縞次数も決定できる(縞
の内挿ができる。)ことが特長で、従つてこれら
を積分して得られる破面収差の測定精度も高い。
第1図は従来のロンキー検査法の説明図、第2
図A,B,C,Dは従来方法により得られたロン
キー縞。第3図は本発明の非球面レンズへの適用
により得られたロンキー縞、第4図はこのロンキ
ー縞の一断面の強度分布を測定し、格子位相δoを
パラメータとして表示した図、第5図は一断面の
2つの特定位置に注目してそれらの点における強
度変化を位相をパラメーターに表した図、第6図
はロンキー縞の位相頂を求め場所xに関して表示
した図、第7図は被測定素子の横収差曲線。第8
図は収差曲線。第9図は本発明を実現するための
ブロツク図。(図中1は被光学素子の射出瞳面、
2はロンキー格子、3は点光源、4はコリメータ
ー、5は平殊光、6はステージ、7はTVカメラ
又は二次元イメージセンサー、8は画像メモリ
ー、9はコンピユーター。)
図A,B,C,Dは従来方法により得られたロン
キー縞。第3図は本発明の非球面レンズへの適用
により得られたロンキー縞、第4図はこのロンキ
ー縞の一断面の強度分布を測定し、格子位相δoを
パラメータとして表示した図、第5図は一断面の
2つの特定位置に注目してそれらの点における強
度変化を位相をパラメーターに表した図、第6図
はロンキー縞の位相頂を求め場所xに関して表示
した図、第7図は被測定素子の横収差曲線。第8
図は収差曲線。第9図は本発明を実現するための
ブロツク図。(図中1は被光学素子の射出瞳面、
2はロンキー格子、3は点光源、4はコリメータ
ー、5は平殊光、6はステージ、7はTVカメラ
又は二次元イメージセンサー、8は画像メモリ
ー、9はコンピユーター。)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被検光学非球面の焦点位置又はその近くに配
置した光学格子を間欠的に移動させ、投射面上の
少くとも1つの固定点において間欠移動により生
じる複数の干渉縞の光強度を検出し、基準値に対
する光強度の変化から前記の固定点に対応する光
学非球面の位置における凹凸を判断することを特
徴とした光学非球面の検査法。 2 前記の基準値が被検光学非球面の光軸に対す
る間欠移動前の光学格子の位置を表わしている特
許請求の範囲第1項に記載の光学非球面の検査
法。 3 投射面上の少くとも2つの固定点において間
欠移動により生じる複数の干渉縞の光強度を検出
し、一方の固定点の光強度の変化を基準値とし
て、この基準値に対する他方の固定点の光強度の
変化からこの他方の固定点に対応する光学非球面
の位置における凹凸を判断する特許請求の範囲第
1項に記載の光学非球面の検査法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22972882A JPH0240177B2 (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | Kogakuhikyumennokensaho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22972882A JPH0240177B2 (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | Kogakuhikyumennokensaho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116522A JPS59116522A (ja) | 1984-07-05 |
JPH0240177B2 true JPH0240177B2 (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=16896760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22972882A Expired - Lifetime JPH0240177B2 (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | Kogakuhikyumennokensaho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240177B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102288392A (zh) * | 2011-07-29 | 2011-12-21 | 温州医学院 | 一种基于二维朗奇光栅的自由曲面眼镜片光焦度测量装置 |
CN112114501B (zh) * | 2020-10-23 | 2023-06-02 | 东方晶源微电子科技(北京)有限公司深圳分公司 | 一种计算光刻投影物镜中朗奇剪切干涉图像的方法 |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP22972882A patent/JPH0240177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59116522A (ja) | 1984-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2212681B1 (en) | Fourier transform deflectometry system and method | |
EP1063570B1 (en) | In situ projection optic metrology method and apparatus | |
JP3811709B2 (ja) | 光学素子の幾何学的または光学的構造の絶対的測定方法および実施装置 | |
US4340306A (en) | Optical system for surface topography measurement | |
EP1869401B1 (en) | Method for accurate high-resolution measurements of aspheric surfaces | |
JP5021054B2 (ja) | 屈折率分布計測方法および屈折率分布計測装置 | |
US5625454A (en) | Interferometric method for optically testing an object with an aspherical surface | |
US4387994A (en) | Optical system for surface topography measurement | |
DE102013203883B4 (de) | Verfahren zum Messen einer asphärischen Oberfläche, Vorrichtung zum Messen einer asphärischen Oberfläche, Vorrichtung zum Erzeugen eines optischen Elements und optisches Element | |
US9255879B2 (en) | Method of measuring refractive index distribution, method of manufacturing optical element, and measurement apparatus of refractive index distribution | |
Trivedi et al. | Measurement of focal length using phase shifted moiré deflectometry | |
JP5575161B2 (ja) | 屈折率分布計測方法および屈折率分布計測装置 | |
Dhanotia et al. | Focal length and radius of curvature measurement using coherent gradient sensing and Fourier fringe analysis | |
Schulz | Topography measurement by a reliable large-area curvature sensor | |
JPH03128411A (ja) | 光学的形状測定装置 | |
Dhanotia et al. | Improved accuracy in slope measurement and defect detection using Fourier fringe analysis | |
JPH0240177B2 (ja) | Kogakuhikyumennokensaho | |
Chang et al. | Collimation testing and calibration using a heterodyne Moiré method | |
JP7293078B2 (ja) | 解析装置、解析方法、干渉測定システム、およびプログラム | |
CN108267094A (zh) | 一种基于旋转cgh的非圆柱面干涉拼接测量系统及方法 | |
JP6395582B2 (ja) | 位相特異点評価方法および位相特異点評価装置 | |
RU2491525C1 (ru) | Метод интерферометрического контроля на рабочей длине волны качества изображения и дисторсии оптических систем | |
De Nicola et al. | Interferometric focal length measurement of power-distributed lenses | |
Wyant | Precision optical testing | |
JPH0711413B2 (ja) | 非接触型の表面形状測定装置 |