JPH0238044A - 木質感を維持した強化化粧材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、表面に木質感を維持した強化化粧材料に関し
、例えば、住宅の壁、天井、柱、床等の建材、家具、建
具として利用されるものである。

「従来の技術」 強化していない化粧単板を台板に代表される台板の上に
接着剤で貼り合せただけの木質化粧材は表面化粧単板の
硬度、ｉｌＮ摩耗性、耐久性等の性能に劣るため使用環
境の厳しい床等に用いることは困難であった。

そこで、上記性能を付与するため木材と合成樹脂の複合
化（ウッド・プラスチック・コンビネーション以下ＷＰ
Ｃと略す）が含浸技術の発達と共だ普及してきた。しか
しながら、化粧単板に強化剤を浸漬して減圧下や加圧下
で含浸処理し、これを未含浸の台板の上に積層して圧縮
成形する従来のｗｐｃ製造法では、表面単板の性能を向
上できても、表面化粧単板が樹脂の濡れ色を呈し、天然
の木材が本来有する色調が失われたり印刷された様な外
観を呈することが多く、木質感を維持することが困難で
あった。又、化粧単板のみを強化するため台板との収縮
率の違いから成形時にクラックが発生しやすく、又、寒
熱繰り返し試験による耐クラツク性も悪い欠点があった
。また木質感を有する木質材料として従来よシ台板が公
知である。しかし台板は単板等の木質材料を通常増粘剤
を添加した尿素・メラミン樹脂、フェノール系樹脂や適
度な粘度を有するエマルション系樹脂等を接着剤として
中芯単板の両面に２００〜４００１７ｍ２塗布し、熱圧
硬化により接着させるもので表面化粧単板と中芯単板と
の界面での接着により強度を付与するものである。この
場合使用される樹脂危は接着には十分であるが、表面化
粧単板中への樹脂のしみ込みがほとんどなく、表面化粧
単板自身の硬度、耐摩耗性等の機械的強度や耐久性を向
上させる効果は少ない。そのため表面化粧単板自身の硬
度、耐摩耗性等の機械的強度や耐久性は接着前の表面化
粧単板とほとんど差がなく重歩行床用等の使用条件の厳
しい用途では傷がつき易い、耐久性がない等の問題があ
る。そのため、通常表面化粧単板に樹脂を強制含浸後硬
化させ台板台板と接着させた表面強化化粧台板を使用し
ている。しかし、これらは表面化粧単板が樹脂による濡
れ色を呈し木質感が著しく損われる。

本発明者らは、これらの欠点を解決すべく検討して、強
化剤を台板に含浸し、これに未含浸の化粧単板を積層し
て圧縮成形することにより台板を強化すると共に化粧単
板をも木質感を維持したまま強化することを行なった。

その結果、得られた強化化粧材は従来のものに比べて耐
クラツク性が向上することもわかったが、かかる方法は
従来より行われているｗｐｃの製造法に比べると、台板
の厚みが増加するに従って含浸する強化剤のすが著しく
増加するため、低コストで製造することが難しく、又、
成形時に台板木口部より浸み出す強化剤の量も著しく多
いため作業性が低下するなど更に改良が必要であった。

「発明が解決しようとする課題」 本発明は化粧単板の木質感を維持し、硬度が高く、耐ク
ラツク性が良好であり、木口からの強化剤の浸み出しが
少ない強化化粧材を提供することにある。

「課題を解決するための手段」 本発明では、強化剤を含浸した含浸基材を未含浸の台板
と化粧単板の間に積層し、圧縮成形することにより含浸
基材から浸み出す強化剤を化粧単板の表面に浸み出させ
ることなく、その裏面よシ単板中に浸み込ませ硬化させ
ることによって木質感を損うことなく化粧単板を強化し
、上記課題を解決するに至った。

本発明で使用する含浸基材の基材としては単板、挽き板
、台板、・卆−ティクルボード、ファイバーボード等の
木質材料、不織布、Ｐ紙等に代表きれる紙、ガラスウー
ル、ガラスクロス、ガラス４−７９−等のガラス繊維、
更に布やカーボン繊維又はアスベスト被−・ぐ−等の無
機質材料或はこれらの複合材料が例示できる。基材の厚
みは０．３１以上のものが使用可能で、含浸基材の種類
、形状によシ適宜選定でき、好ましくは０．３〜５．０
　ｍｘ、よシ好ましくは０．３〜２．０　ｍｍである。

かかる厚さが０、３　ｍｍ未満では強化剤の含浸曾が少
なく、化粧単板への含浸が不充分となり、又５．０朋を
越えると強化剤を多量に含浸しなければならず経済的で
ない。

又、本発明で用いる強化剤としては、常温で液状であり
、化粧単板に含浸でき、該単板を強化し得るものであれ
ばよく、粘度５００　ｃｐｓ以下のものが好ましい。か
かる強化剤に用いるものとしては、アルキッド系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリブタジェン系樹脂、ウレタン系樹
脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ビニルエステル系樹脂
、ジアリルフタレート系樹脂、エリア系樹脂、メラミン
系樹脂等の通常強化化粧材に使用する合成樹脂を挙げる
ことができ、その中から適宜選択できる。

又、強化剤として反応性モノマーも用いることができ、
かかる反応性モノマーとしてビニルモノマー　（メタ）
アクリル酸七ツマ−（メタ）アクリル酸塩モノマー等を
挙げることができる。又、反応を促進させる目的、で開
始剤や促進剤を添加してもよい。

上記の如き強化剤を基材に含浸する方法には公知の浸漬
法、減圧含浸法、加圧含浸法、減圧加圧含浸法が使用で
きるが、その含浸を短時間に効率良く行うためには減圧
加圧含浸法が望ましい。かかる強化剤の含浸量は基材の
種類、形状により異なるが基材１００重量部に対して強
化剤３０〜２０００重量部が適当であり、好ましくは４
０〜１０００重量部である。その含浸蓋が３０重量部未
満では成形時に木質材料から化粧単板への強化剤の浸み
込み不足が原因で十分な硬度や耐摩耗性が得られない傾
向が認められる。、又、２０００重量部より多い場合に
は強化剤が化粧単板表面に浸み出して化粧単板が有する
木質感を著しく損うことが多い。

かかる含浸基材を厚さ０．２　ｍｙｔ以上の単板、挽き
板、台板、パーティクルボード、ファイノ々−デート等
の木質材料及び軽カル板、セメントホード等の無機質材
料或はこれらの複合材料から成る台板の少なくとも一方
の面に積層し、更に含浸基材の上に未含浸で０．２〜２
正の化粧単板を積層し圧縮成形する。

この際、使用できる化粧単板とは表層に使われる美麗な
木の単板であり、ロータリー単板でもスライス単板でも
良く、その材種は特に限定されるものでなく、アカマツ
、ニジマツ、カラマツ、コウヤマキ、サワラ、スギ、ツ
ガ、トドマツ、ネノコ、ヒノキ、ヒバに代表される国産
針葉樹でもアガチス、カナダトウヒ、テーダマツ、ベイ
ツガ、ベイマツ、ラジアータマツに代表される輸入針葉
樹でも良く、又、アオダモ、アサダ、イタヤカエデ、マ
カンパ　キク、クスノキ、ケヤキ、シナツキ、シラカシ
、シイツキ、セン、ハンノキ、ブナ、ナ、うに代表され
る国産広葉樹でもウオールナツト、コクタン、ラワン、
マホガニー　ラミン、イエローメランティー等のラワン
類、ローズウッド等の広葉樹でも良い。かかる板の厚さ
は０．２〜２ｍｍであり、好ましくは０４〜１．０朋で
ある。その板厚が０．２　ｍ未満では強化剤が浸み出し
木質感が損われる。又、２．０１より厚い場合には強化
剤の浸み込みが不十分々ため十分な硬度や耐摩耗性が得
られない。又、化粧単板は含浸性向上と硬度増加を目的
として圧密化処理を施しても良い。

更に、含浸基材と台板との接着性を向上させるため、接
着剤を併用しても良い。使用できる接着剤１ｄ水性ビニ
ルウレタン系、フェノール系、レゾルシノール系、ウレ
タン系、ユリアメラミン系、エポキシ系等が適宜選択す
ることが出来る。

本発明の強化化粧材料を製造する際の圧縮成形は平盤プ
レス、ロールプレス、ベルトプレス等ヲ用いた公知の成
形方法が使用でき、冷圧で行っても熱圧で行っても良い
が、この成形を短時間に効率良く行うためには、熱圧成
形が望ましい。その際の成形条件は用いる強化剤、化粧
単板、含浸基材、台板の組み合せにより異なり、プレス
温度は２０℃（室温）〜１５０℃、プレス圧力は接触圧
〜３０　ｋｇ／ｃｒｎ２．プレス時間は５分〜３日間で
あるが、特に圧力条件については二進りに大別できる。

一つは仮道管を有し、組織の緻密な広葉樹の化粧単板を
用いた場合には４ｋｇ／ｃＴＬ〜１０ｋｇ／ｃＩｒＬが
好ましく、他は道管を有し強化剤の浸み出し易い針葉樹
の化粧単板の場合には接触圧〜５ｋｇ／ｃｒｆＬ２が好
ましい。又、浸み出しの程度をより低くくするため、強
化剤を含浸した含浸基材を熱風乾燥しＢ−ステージ化し
たものを用いることができる。

上記方法にあっては、化粧単板は圧縮成形時に含浸基材
から浸み出す強化剤がその裏面よシ浸み込み硬化するこ
とによって強化される。この際、化粧単板表面に強化剤
が浸み出さない適切な成形条件を適宜選択して強化後の
化粧単板表面の感触を変えないようにする。実質的に、
強化された含浸基材との相剰効果によシ化粧単板が変色
するほど強化剤を含浸しなくとも十分な硬度と耐摩耗性
が得られる。更にこの方法によれば、強化剤の含浸蓋は
台板の厚みに左右されることがないので厚みのある台板
を用いた場合にもその含浸量は化粧単板と含浸基材を強
化するのに必要な最低の量で良い、そのため成形時に含
浸基材より浸み出す強化剤の量も非常に少ない。以上の
ことから、上記に示した方法は、台板に強化剤を含浸さ
せる方法よりも作業性良く低コストで木質感を維持した
強化化粧材料を得ることが出来る。

「実施例」 以下に、本発明を実施例をあげて説明する。

実施例１ 減圧装置、加圧装置を備えた含浸容器に長さ２０ＣｒＩ
Ｌ１巾１０ｃｍ、厚さ１．０　ＭＩＫのブナ単板６枚を
入れた。次にビニルエステル樹脂（大日本インキ化学工
業■製品、デイックライ）　ＵＥ−５１０１Ｌ）　：ス
チｖンモ／マー：　ＢＰＯ＝６０　：４０　：　１の重
量割合に配合した粘度３０　ｃｐｓ　（２５℃）の強化
剤を含浸容器内に入れてブナ単板を完全に浸漬させた。

次いで、減圧装置を運転して含浸容器内を減圧度４０　
ｍａＨｇに減圧し３０分間保った。次に常圧に戻した後
、加圧装置を運転し圧力１０　ｋｇ７ｃｍ２に加圧して
３０分間保った。再び常圧に戻してブナ単板を取り出し
、水性ビニルウレタン系接着剤（大日本インキ化学工業
■裂品、デイックざンドＶ−２５５：ｆイックｙｊｔ’
７ドＭ−３＝９：１の重量比、約１０，０００ｅｐ８　
）を塗付した未含浸で長さ２０α、巾１ｏα、厚み９顛
の台板の上に積層した。更にこの上に未含浸で厚さ０．
８　ｍｍの檜化粧単板を積層し、平盤プレスを用いてプ
レス圧カフ都ら２、プレ□温度１３０℃、プレス時間１
３分の条件で熱圧成形することにより木質感を維持した
檜強化化粧材を得た。この強化化粧材は硬度、耐摩耗性
、耐クラツク性及び外観にすぐれ、強化剤の含ａｔも従
来よシ行われてｈるｗｐｃの製造法（比較例３）の場合
とあまり変わらなかった。又、成形時にブナ単板より浸
み出す強化剤の量もパリができるほどでなく作業性も良
好であった。この強化化粧材について硬度、耐摩耗性、
耐クラツク性及び外観と強化剤の含浸量、作業性につい
て測定した結果を表１に示す。

比較例１ 減圧装置、加圧装置を備えた含浸容器に実施例１と同様
の台板を６牧人れた。次て実施例１で調整した強化剤を
含浸容器内に入れて台板を完全く浸種させ、実施例１と
同一の条件で含浸処理した。

得られた処理台板の表面に実施例１で用いた未含浸の檜
化粧単板を積層し平盤プレスを用いてプレス圧カフ　’
に９／ｃｙｎ２．プレス温度１３０Ｃ、プレス時間１３
分の条件で熱圧成形することにより木質感を維持した檜
化粧単板を得た。この強化化粧板は硬度、耐摩耗性、耐
クラツク性、外観共に実施例１の強化化粧材と同レベル
にあるが、強化剤の含浸量が増すことや成形時に台板木
口部よう浸み出す強化剤の量が著しく多いことから、実
施例１に比ベコストも高く作業性も悪かった。

この材について硬度、耐摩耗性、耐クラツク性、外観及
び強化剤の含ｖ量、作業性について測定した結果を表Ｉ
Ｋ示す。

比較例２ 実施例１と同様の未含浸の檜化粧単板を未含浸の台板に
水性ビニルウレタン系接着剤（大日本インキ化学工業■
製品デイックポンド’／−２５５：ディソクボンドＭ−
３−９：１の重量比）を用いて貼シ合わせ、檜化粧材を
得だ。この檜化粧材は木質感を有するものの硬度や耐摩
耗性は実施例ＩＫ比べ著しく劣るものであった。測定結
果を表１に示す。

比較例３ 減圧装置、加圧装置を備えた含浸容器に実施例１と同様
の檜化粧単板を６牧人れた。次に実施例１で用いた強化
剤を含浸容器内に入れて化粧単板を完全に浸漬きせ、実
施例Ｉと同一条件で含浸処理した。得られた含浸化粧単
板は実施例１と同様水性ビニルウレタン系接着剤（犬日
本インキ化学工業■製品、デイックボンドＶ−２５５：
デイックぜンドＭ−３＝９：１重量比）を塗布した台板
に積層し、平盤プレスを用いてプレス圧カフ　ｋｇ７’
ｍ２．プレス温度１３０℃、プレス時間１３分の条件で
熱圧成形することにより槽強化化粧材を得た。この強化
化粧材料は単板本来の木質感が失われ、耐クランク性も
悪かった。表１にその測定結果を示す。

実施例２ 不飽和ポリエステル樹脂（大日本インキ化学工業＠製品
、ポリライトＣ８−８１０）　：メチルメタアクリレー
トモノマー：　ＢＰＯ＝　９０　：　１０　：　２のｇ
Ｌ重量割合配合した粘度３００　ｃｐｓ　（２５℃）の
強化剤中に長さ３０α、巾１２ｃｒｆＬ１厚０．６間の
ガラスクロス６枚を５分間浸漬させた。液切りを５分間
行った後、７０℃に保たれた乾燥機中にこれを１０分間
放置して乾燥を行った。次いでこれを、エポキシ系接着
剤（大日本インキ化学工業■製品、エビクロン８５０）
を塗布した未含浸で長ざ３゜１、巾Ｌ２ｃｒｒｔｓ厚み
１２」のベインが製材の上に積層した。更にこの上だ未
含浸で厚み０．５朋のカバ単板を積層し平盤プレスを用
いてプレス圧カフ１Ｋｇ／ａｎ　、プレス温度１３０℃
、プレス時間１３分の条件で熱圧成形して木質感を維持
した強化化粧材を得た。この強化化粧材は硬度、耐摩耗
性、耐クラツク性及び外観にすぐれたものであった。又
、成形時にガラスクロスより浸み出す強化剤の清も非常
に少なく作業性も良好であった。この材について硬度、
耐摩耗性、耐クラツク性、外観及び強化剤の含浸量、作
業性について測定した結果を表２に示す。

比較例４ 減圧装＋ｉ、加圧装置を備えた含浸容器に実施例２と同
様のベイツガ製材を６牧人れた。次に実施例２で用いた
強化剤を含浸容器内に入れて、この製材を完全に浸漬さ
せた。次いで、減圧装置全運転して含浸容器内を減圧度
４０ｍｍＨｇに減圧し１時間保った。次に常圧に戻した
後、加圧装置を運転し圧力１５ｙＣｇ／ｃｒｒＬ２に加
圧して１時間保った。再び常圧に戻してこの製材を取り
出し、この表面に実施例２で用いたカバ単板を積層し平
盤プレスを用いてプレス圧カフ　ｋｇ／ｃｍ２、プレス
温度１３０、プレス時間１３分の条件で熱圧成形して木
質感を維持したカバ強化化粧材を得た。この強化化粧材
は硬度、耐摩耗性、耐クランク性、外観共に実施例２の
強化化粧材と同レベルにあるが、強化剤の含Ｖ量が増す
ことや、成形時にベイツガ羨材木口部より浸み出す強化
剤の量が著しく多いことから実施例２に比べてコストも
かかり作業性も悪かった。

この材について硬度、耐摩耗性、耐クラツク性、外観及
び強化剤の含浸量、作業性について測定した結果を表２
に示す。

比較例５ 実施例２で用いた未含浸のカバ化粧単板を未含浸の台板
に水性ビニルウレタン系接着剤（犬日本インキ化学工業
■製品デイック？ンドＶ−２５５＝デイックボンドＭ−
３＝　９　：　１重量比）を用いて貼り合せてカバ化粧
材を得た。このカバ化粧材は木質感を有するものの硬度
や耐摩耗性は実施例２に比べ著しく劣るものであった。

測定結果を表２に示す。

比較例６ 減圧装置１、加圧装置を備えだ含浸容器に実施例２で用
いたカバ化粧単板を６牧人れた。次に実施例２と同様の
強化剤を含浸容器内に入れて化粧単板を完全に浸漬させ
比較例４と同一の条件で減圧加圧処理した。得られた含
浸化粧単板は水性ビニルウレタン系接着剤（大日本イン
キ化学工業■裂品、ディノクゲンドＶ−２５５：デイツ
クぎンドＭ−３＝９＝１重量比）を塗布した実施例２と
同様のベインが製材に積層し、平盤プレスを用いてプレ
ス圧カフゆ／α２、プレス温度１３０℃、プレス時間１
３分の条件で熱圧成形してカバ強化化粧材を得た。この
強化化粧材は単板本来の木質感が失われ、耐クラツク性
も悪かった。表２に測定結果を示す。

「発明の効果」 本発明の強化化粧材料は、強化剤を含浸した含浸基材を
木目美麗な未含浸の化粧単板と台板との間に積層するこ
とによって得られ、単板自身が有する木質感を維持した
ままで、硬度等の性能を有するものである。又、本化粧
材料は製造に於いてコストの低減が図れ作業性も良い。

尚、本化粧材は例えは住宅への適用の場合、壁天井だけ
でなく、使用環境の厳しい床等にも用いることが出来る
。

又、この際この強化化粧材料は十分な木質感をもち、極
めて自然であるから、木質感に敏感な居住者に対しても
全く異和感を感じさせることがない。

代理人　弁理士　　高　橋　勝　利

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）未含浸の台板の少なくとも一方の面に、強化剤を含
   浸した含浸基材を、次いでその上に未含浸で厚さ０．２
   〜２ｍｍの化粧単板を積層し圧縮成形して成る木質感を
   維持した強化化粧材料。 ２）台板が木質材料又は無機質材料或はこれらの複合材
   料から成り、含浸基材の基材が木質材料、無機質材料、
   紙、布、ガラス繊維、カーボン繊維又はこれらの複合材
   料から成り、且つ強化剤が合成樹脂又は反応性モノマー
   或はこれらの混合物から成る請求項第１項の強化化粧材
   料。 ３）含浸基材が基材１００重量部に対して樹脂硬化剤３
   ０〜２０００重量部からなる請求項第１項の強化化粧材
   料。