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JPH023706A - 自動変速機のクラッチ締結機構 - Google Patents

自動変速機のクラッチ締結機構

Info

Publication number
JPH023706A
JPH023706A JP63143480A JP14348088A JPH023706A JP H023706 A JPH023706 A JP H023706A JP 63143480 A JP63143480 A JP 63143480A JP 14348088 A JP14348088 A JP 14348088A JP H023706 A JPH023706 A JP H023706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
clutch
drum
oil
slidable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63143480A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hayashi
祐二 林
Kazuyoshi Iwanaga
岩永 一喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP63143480A priority Critical patent/JPH023706A/ja
Publication of JPH023706A publication Critical patent/JPH023706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の動力伝達機構に用いる自動変速機のクラ
ッチ締結機構に関するものである。
(従来の技術) この種の従来の自動変速機のクラッチとしては例えばZ
F (ZAIINRAD FAIIRIK FRI[D
RICIISHAFl!N、西ドイツ)社製の4HP1
4型自動変速機のロークラッチがあり、その主要部を第
2図に示す。
図中lOはドラムであり、その平行部10a、 10b
間に第1ピストン11が軸方向に対して摺動自在に嵌合
されている。ここでドラムlOの平行部10bには第2
ピストン12の一端が結合されており、第2ピストン1
2の他端は第1ピストン11の摺動部11aに接してい
る。また摺動部11aの先端はクラッチ板13に接して
いる。
ドラムIOおよび第1ピストン11により囲まれる空間
は第1油室14を画成し、ドラム10の平行部10b、
第1ピストン11および第2ピストン12により囲まれ
る空間は第2油室15を画成する。
このクラッチは、第1油室14にクラッチ圧PCを供給
すると第1ピストン11が摺動してその端部がクラッチ
板13を押圧してクラッチを締結し、第1油室14に供
給したクラッチ圧P、を抜くと第2油室15に設けた図
示しないバネのバネ力により第1ピストン11がクラッ
チ板13からクラッチ解放方向に摺動してクラッチを解
放するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前述した従来例のクラッチにおいては、第
1ピストン11の有効径(Ll)よりも第2ピストン1
2の有効径(Lりを太きく (t、+<t、z)構成し
ていたため、必然的に第1ピストン11の第2ピストン
12との摺動部11aおよびドラム10との摺動部11
bを軸方向に並列に配置してそれら摺動部が互いにオー
バーラツプしないように構成せざるを得ず、結果的には
第1ピストンの形状が複雑化するとともにクラッチ全体
の軸方向寸法が不所望に増大してしまうという問題があ
った。この問題は車両のエンジンルーム内の取付スペー
スが限られたものであることから、特にFF(前輪駆動
)車においてはエンジンルーム内の部品配置の設計上の
自由度を著しく阻害するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は第2ピストンの有効径を第1ピストンより小さ
くして上述した問題を解決しようとするもので、ドラム
に軸方向に対して摺動自在に嵌合された第1ピストンと
、一端が前記ドラムに固定され他端が前記第1ピストン
に接する第2ピストンとを具えた自動変速機のクラッチ
締結機構において、前記第2ピストンの有効径を前記第
1ピストンの径より小さ(して、前記第1−第2ピスト
ン間の摺動面を前記第1ピストン−ドラム間の摺動面の
内側に収容するよう構成したことを特徴とする。
(作 用) 本発明のクラッチ締結機構においては、第2ピストンの
有効径(しっ)が第1ピストンの有効径(L、)よりも
小さく (t、+>t、z)なるように改善したから、
第1ピストンの第2ピストンとの摺動面を第1ピストン
のドラムとの摺動面と軸方向にオーバーラツプさせて、
その摺動面の内側に収容するように構成することができ
る。
このように構成した場合、上述した従来例と同等のクラ
ッチ締結、解放機能を十分に確保しつつ、第1ピストン
の形状を単純化して製作性を向上させるとともに、第1
〜第2ピストン間の軸方向の距離を短縮した分だけクラ
ッチ全体の軸方向寸法を短縮して車両のエンジンルーム
内の部品配置の設計上の自由度を格段に向上させること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の自動変速機のクラッチ締結機構の全体
構成を例示する線図である。図中20はドラムであり、
その平行部20a、 2Ob間に第1ピストン21が軸
方向に対して摺動自在に嵌合されている。
ここでドラム20の平行部20bには第2ピストン22
の一端がスナップリング23により結合されており、第
2ピストン22の他端は第1ピストン21の摺動部21
aに接している。また摺動部21aの先端はクラッチ板
24に接している。
ドラム20および第1ピストン21により囲まれる空間
はシール25.26とともに第1油室27を画成し、ド
ラム20の平行部20b1第1ピストン21および第2
ピストン22により囲まれる空間はシール28とともに
第2油室29を画成する。なお第1ピストン21には第
1油室および第2油室間を連通ずる油路21bが設けて
あり、油路21b内にはボール30が軸方向に対して摺
動自在に嵌合しである。また第2ピストン22のスナッ
プリング23近傍には第2油室の油の流通用の穴22a
およびオイルキャッチ31が設けてあり、第2油室29
にはバネ32が軸方向に設けである。
本例の従来例との最大の相違点は第2ピストンの有効径
L2を第1ピストンの有効径り、より小さくしてクラッ
チ締結機構全体をコンパクトに構成したことである。こ
のクラッチ締結機構は以下のようにクラッチの締結およ
び解放を極めて円滑に行う。
すなわちまずクラッチ締結時においては、第1油室27
にクラッチ圧Pcを供給すると、油路21b内のボール
30が逆止機能により油室27.29間の連通をしゃ断
する。これにより第1ピストン21がバネ32に抗して
締結方向にストロークすることによりピストン21の端
部がクラッチ板24を押圧してクラッチを締結し、自動
変速機において動力伝達が行われる。このとき第2油室
29内の油は第2ピストン22の穴22aより排出され
る。
一方クラッチ解放時においては、上記ピストン21のス
トロークにより圧縮された第2油室29にはオイルキャ
ッチ31により集められ穴22aから導入された油が充
満され、その油による遠心油圧力およびバネ32のバネ
力により第1ピストン21を解放方向に動かそうとする
力が発生している。この状態でクラッチ解放のためクラ
ッチ圧P、を零になるまで減少させると、クラッチ圧が
所定油圧P、。
になったとき油圧P、。に打克つ遠心力によりボール3
0が油路21bを開放して油室27と29とを連通させ
る。これにより油が油室27から油室29へ流入して第
1油室27の油圧を急激に減少させるとともに、流入し
た油が穴22cより排出されて両袖室内の油量をオイル
キャッチ31の包囲する空間により規定される量にして
、両袖室の油圧を等しくする。このとき上述した遠心油
圧力およびバネ32のバネ力が第1ピストン21を解放
方向にストロークさせ、クラッチを解放する。
このようにしてクラッチ締結、解放機能を十分に確保し
つつクラッチ全体の軸方向寸法を短縮することができる
なお、本例では油路21bにボール30を設けたが、こ
のボール30により第1油圧室27の油圧立上り時には
油圧作動するまでの間、ボール穴より流入した油が第2
油圧室29に蓄えられるため、油圧室27で遠心油圧が
発生した場合にはそれをキャンセルする遠心油圧キャン
セル機構が迅速に作動して、自、動変速機の変速特性を
所望の特性に安定化させる効果も得られる。
(発明の効果) かくして本発明の自動変速機のクラッチ締結機構は上述
の如く、第2ピストンの有効径を第1ピストンより小さ
くして第1ピストン−第2ピストン間の摺動面を第1ピ
ストン−ドラム間の摺動面の内側に収容するよう構成し
たから、クラッチ締結、解放機能を十分に確保しつつ、
第1ピストンの形状を単純化して製作性を向上させると
ともに、第1−第2ピストン間の軸方向の距離を短縮し
た分だけクラッチ全体の軸方向寸法を短縮して車両のエ
ンジンルーム内の部品配置の設計上の自由度を格段に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機のクラッチ締結機構の全体
構成を例示する線図、 第2図は従来例のクラッチの主要部の構成を示す線図で
ある。 10、20・・・ドラム 10a、 10b、 20a、 20b・・・平行部1
1、21−・・第1ピストン lla、 llb、 2
1a ・・・摺動部21b・・・油路      12
.22・・・第2ピストン22a・・・穴      
 13.24・・・クラッチ板14、27・・・第1油
路   15.29・・・第2油路23・・・スナップ
リング  25.26.28・・・シール30・・・ボ
ール      31・・・オイルキャッチ32・・・
バネ 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ドラムに軸方向に対して摺動自在に嵌合された第1
    ピストンと、一端が前記ドラムに固定され他端が前記第
    1ピストンに接する第2ピストンとを具えた自動変速機
    のクラッチ締結機構において、 前記第2ピストンの有効径を前記第1ピストンの径より
    小さくして、前記第1−第2ピストン間の摺動面を前記
    第1ピストン−ドラム間の摺動面の内側に収容するよう
    構成したことを特徴とする自動変速機のクラッチ締結機
    構。
JP63143480A 1988-06-13 1988-06-13 自動変速機のクラッチ締結機構 Pending JPH023706A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63143480A JPH023706A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 自動変速機のクラッチ締結機構

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JP63143480A JPH023706A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 自動変速機のクラッチ締結機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH023706A true JPH023706A (ja) 1990-01-09

Family

ID=15339681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63143480A Pending JPH023706A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 自動変速機のクラッチ締結機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH023706A (ja)

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