[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0231666A - 食品保存剤 - Google Patents

食品保存剤

Info

Publication number
JPH0231666A
JPH0231666A JP18308488A JP18308488A JPH0231666A JP H0231666 A JPH0231666 A JP H0231666A JP 18308488 A JP18308488 A JP 18308488A JP 18308488 A JP18308488 A JP 18308488A JP H0231666 A JPH0231666 A JP H0231666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid monoglyceride
lysozyme
food
glycine
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18308488A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Yamazaki
勝利 山崎
Shigeru Toba
茂 鳥羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP18308488A priority Critical patent/JPH0231666A/ja
Publication of JPH0231666A publication Critical patent/JPH0231666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な食品保存剤に関する。
〔従来の技術〕
従来よシ1食品の保存剤、殺菌剤として、安息香酸サリ
チル酸等の有機酸またはその塩、過酸化水素、エタノー
ル、低級脂肪酸モノグリセライド。
リゾチームなど種々のものが使用されている。
さらに、保存効果を増大させるために、これらの保存剤
を組み食わせた保存法も開発されている。
例えば、グリシン、シスチン、シスデイン、インベルタ
ーゼ、ビタミン等とリゾチームに代表される微先物細胞
壁溶解酵素を添加する方法(特公昭54−7860号公
報参照、)、カプリン酸モノダリセライド、グリシン、
および大豆レシチンと有機酸を添加する方法(特開昭5
2−122623号公報参照。)、リゾチームを低級脂
肪酸モノグリセライドをエタノール水溶液に溶解した保
存剤(特開昭63−528672867号公報参照挙げ
ることができる。
つ−て1店頭で常温又はそれ以上の高い温度で保存され
た後に食す場合などに要求される、長時間の保存性に関
しては、満足のいく結果は得られにくい。
さらに、耐熱性が強く食品中に残存しやすいバチルス・
ズブチリス、ノクチルスOセレウス、バチルス・コアグ
ランス、バチルス・リチェニフォルミス等の種々の細菌
の生育を阻害することは困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、食品の保存において、静菌効果を有し、特に
、スー/ぐ−の店頭で油煤した食品をそのまオの状態も
しくは、30℃前後で数時間又は−定時間経過しても細
菌の発育を阻止し安全な状態で食品を供することのでき
る保存剤を開発することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記課題を解決するために種々検討を重ね
た結果、リゾチーム、脂肪酸モノグリセライド、及びグ
リシンの3成分を含有せしめることにより上記目的を達
成できる食品保存剤を取得できることを見い出し本発明
を完成するに到っな。
本発明の食品保存剤で用いるリゾチームは、例えば卵白
から常法により得られる酵素であればよい。
脂肪酸モノグリセライドとしては、ラウリン酸モノグリ
セライド、カプリン酸モノグリセライド、カプリル酸グ
リセライドのいずれかを用いることが好ましい。またこ
れらの脂肪酸モノグリセライドを適宜、混合して用いる
ことも可能である。また、純度95繋以上のものを用い
るのが好ましいが7041以上であっても使用すること
ができる。
グリシンは食品添加物として主として調味料として使用
されているので容易に入手できる。
末完BAは、例えばリゾチームとラウリル酸モノグリセ
ライドとの併用によって静菌力を増大せしめると共に更
にグリシンとの三成分の併用により相乗的な静菌効果を
示すことを見い出し完成したものであり、これら3成分
の比率は、リゾチーム:脂肪酸モノグリセライドニゲリ
シン−+1=0.5〜2:1〜10の範囲で用いるとよ
い。さらに好ましくは1:0.8〜1.5:4〜8の比
率である。
本発明の保存剤の使用量は、対象とする食品やその加工
条件によシ異なるが、食品に対し、0.3チから3.0
%の範囲で使用することが望ましく。
さらには、O,SSから1.5チの範囲が好ましい。
0.3%以下の添加では効果がなく、且つ、3.01以
上の添加量では呈味的に好ましくない。
この保存剤の食品への添加は、任意の加工工程において
、混合、添加することができる。例えは、コロッケに添
加する場合、成型前のコロッケの具に保存剤を混合し、
成型后冷凍しパター及びパン粉を添加して用いる。
本発明の保存剤が対象とする食品は広い範囲の食品にわ
たるがとシわけ油煤してから食するもの例えば、クリー
ムコロッケ、メンチカッ、揚げシューマイなどのフライ
食品などに適している。
本発明によりこれら、常温流通の食品ならびに冷凍しで
ある素材などを油煤した後、例えVf、30℃48時間
保存された場合でも105(L’11以下の菌数におさ
えることができる。
さらに、バチルス・ズブチリス、バチルス中セレクス、
バチルス・コアグランス、バチルス・リチェニ7オルミ
ス、のほぼすべての細菌の生育を阻害することができる
。且つ、観た目、味、風来等、官能評価の点からも満足
のいく食品保存剤である。
〔実施例〕
以下、実施例によシ1本発明をさらに具体的に説明する
実施例1 静菌力試験 以下に示すディスク法によシ静菌力試験を行なりた0 ■試料 /161  無添加区          (対照−1
)屑3         1        =1:O
:1(対照−3)准4 z         −1:0.8:2/I65 −1:1.2:6 イド、ラウリル酸モノグリセライド、カプリル酸モノグ
リセライドを用いた。
■菌株 &+  ’々チルス・スプチリス b、 バチルスΦセレウス C0バチルス・コアグランス d、 バチルス・リチェニフォルミス ■試験 滅菌したTC培地(標準寒天培地    )をシャーレ
に20dずつ分注し、滅菌した。調製した菌を5×刊 
個70.5mKなるように塗布した。
この上に■で調製した試料を含浸させた8鱈φのディス
クを置き、30℃、48時間培養した。まわシに出来た
阻止円(ハロー)の大きさくより静菌力を調べた。
得られた結果を下表に示す。
ハローの大きさ 実施例2 クリームコロッケへの添加 クリームコロッケへの添加テストを以下のとおシ実施し
た。
クリームコロッケの具に対して、リゾチーム:ラウリン
酸モノグリセライドニゲリシン(1:0.8:2)及び
(1:1.2:6)の配合比について、それぞれ0.5
%、1.0俤、1.5%1ill、フライ後30℃24
時9間、及び48時間後の菌数を測定した。結果を下表
に示した。
〔発明の効果〕
以上のように1本発明の食品保存剤は檀々の細菌に対し
優れた静菌作用を有し、特にフライ類の食品に好適であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)リゾチーム、脂肪酸モノグリセライド、及びグリシ
    ンの3成分を含有することを特徴とする食品保存剤。 2)リゾチーム、脂肪酸モノグリセライド、及びグリシ
    ンの比率が1:0.5〜2:1〜10である請求項1記
    載の保存剤。 3)脂肪酸モノグリセライドが、ラウリン酸モノグリセ
    ライド、カプリン酸モノグリセライド、及びカプリル酸
    モノグリセライドのいずれかである請求項1記載の保存
    剤。
JP18308488A 1988-07-22 1988-07-22 食品保存剤 Pending JPH0231666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18308488A JPH0231666A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 食品保存剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18308488A JPH0231666A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 食品保存剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0231666A true JPH0231666A (ja) 1990-02-01

Family

ID=16129483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18308488A Pending JPH0231666A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 食品保存剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0231666A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029652A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Oriental Yeast Co Ltd 食品用日持向上剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4888225A (ja) * 1972-03-02 1973-11-19
JPS547860A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Mitsubishi Electric Corp Manufacture for semiconductor device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4888225A (ja) * 1972-03-02 1973-11-19
JPS547860A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Mitsubishi Electric Corp Manufacture for semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029652A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Oriental Yeast Co Ltd 食品用日持向上剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Andevari et al. Effect of gelatin coating incorporated with cinnamon oil on the quality of fresh rainbow trout in cold storage
Pierson et al. Nitrite, nitrite alternatives, and the control of Clostridium botulinum in cured meats
EP0689773B1 (en) Mayonnaise and dressing compositions having a glucono-delta-lactone preservative system
Boylan et al. Staphylococcus aureus challenge study in an intermediate moisture food
JPH0220271A (ja) 食品保存用エタノール製剤
JPS608771B2 (ja) 保存食品の製造法
JP5693930B2 (ja) 抗菌剤組成物
JPS62195242A (ja) フイツシユフイレ−処理用組成物
KR100509893B1 (ko) 상온유통이 가능한 황태양념구이의 제조방법 및황태양념구이제품
JP3651879B2 (ja) 加工食品の日持ち向上方法
JPH0231666A (ja) 食品保存剤
KR101627403B1 (ko) 산란노계육을 이용한 발효소시지 및 그 제조방법
Datsugwai et al. Microbial quality and sensory characteristics of instant Nigerian Egusi soups.
JPH07155153A (ja) 食品保存剤
JPH02177852A (ja) 魚肉すり身の殺菌方法
KR920005049B1 (ko) 바실루스 세레우스균의 증식 억제제
JPH0541969A (ja) 食品用保存剤
JP3191210B2 (ja) マグロなどの魚肉の油焼け抑制および鮮度保持用噴霧液
JP2000270821A (ja) 食品保存剤
JP3831471B2 (ja) O−157の殺菌に使用するカテキン誘導体を含有しない殺菌液を用いた殺菌方法
JPH0346103B2 (ja)
JPS63226267A (ja) バチルスセレウス菌増殖抑制剤
JP3075464B2 (ja) 塩漬けの保存法
Mallika et al. Quality of Chicken Balls on Application of Edible Film Wraps Enriched With Natural Spice Oils
JP2004208683A (ja) 米飯用製剤組成物