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JPH02290238A - 吸湿性粉末を冷却する方法 - Google Patents

吸湿性粉末を冷却する方法

Info

Publication number
JPH02290238A
JPH02290238A JP2011675A JP1167590A JPH02290238A JP H02290238 A JPH02290238 A JP H02290238A JP 2011675 A JP2011675 A JP 2011675A JP 1167590 A JP1167590 A JP 1167590A JP H02290238 A JPH02290238 A JP H02290238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
fluidized bed
cooling
cooled
gas stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011675A
Other languages
English (en)
Inventor
Jan Pisecky
ジャン、ピセッキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GEA Process Engineering AS
Original Assignee
Niro Atomizer AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niro Atomizer AS filed Critical Niro Atomizer AS
Publication of JPH02290238A publication Critical patent/JPH02290238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C1/00Concentration, evaporation or drying
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C1/00Concentration, evaporation or drying
    • A23C1/04Concentration, evaporation or drying by spraying into a gas stream
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/02Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air
    • F26B3/06Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried
    • F26B3/08Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried so as to loosen them, e.g. to form a fluidised bed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28CHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
    • F28C3/00Other direct-contact heat-exchange apparatus
    • F28C3/10Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material
    • F28C3/12Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material the heat-exchange medium being a particulate material and a gas, vapour, or liquid
    • F28C3/16Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material the heat-exchange medium being a particulate material and a gas, vapour, or liquid the particulate material forming a bed, e.g. fluidised, on vibratory sieves

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  • Dairy Products (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉末の冷却、さらに詳しくは、周辺空気と接触
すると粉末が水分吸収する温度に吸湿性粉末を冷却する
ことに関する。
例えば、乾爆、被覆、凝集または粉砕工程によって製造
される粉末状製品は回収されるとき、しばしば非常に温
かく、あるいは熱くなるので、貯蔵、包装または更なる
その操作をする前に冷却する必要があったり、また冷却
が望ましい。
それ故に、例えば、種々な食品、例えば、粉乳、脂肪充
填粉乳、スープ粉末、砂糖などは、通常、臼然乾燥が非
常に緩慢に進行するので、製品の品質の劣化が考えられ
るような時には冷却処理に供される。
粉末状製品の冷却は粉末粒子と冷却媒体との間の効率的
な熱交換を必要とする。この必要性は温い粉末が冷却空
気の流れの中で流動化される冷却工程(本明細書中では
流動床冷却と定義される)およびこの原理が乾燥または
被田工程に結果する粉末の後処理として特に広範な用途
を達成したことを利用する冷却工程により達成される。
しかしながら、流勤床冷却は冷却さるべき粉末が吸湿性
である時には或種の問題を包合する。例えば、噴霧乾燥
粉乳が予備的冷却またはレシチン処理工程によって得ら
れる温度から20℃以下に冷却されねばならない時には
、それを冷却および流動化空気として用うる以前に周辺
の空気の含水量を低減するのが普通である。この含水量
の低減は、その中の水蒸気の一部を凝縮させるための、
その空気のエネルギーを消費する冷却によって達成され
、その後に空気が粉末と接触する以前に空気を特別に再
加熱することが必要になる。
この冷却空気コンディショニング方法が採用されると、
粉末は殆んどの量の水分を吸収するだろう。これは、冷
却以前の粉末が最終製品に対して要求されるものよりも
低い含水量にまで乾燥されねばならないことを意味する
。それ故、所謂、過乾燥(overdrying)が冷
却に先じなければならない。しかし、この過乾燥は熱の
消費を増加させ乾燥設備の能力を低減し、特定の敏感な
材料には製品品質を低下させることもある。
かくして大量の冷却空気の水分除去コンディショニング
を必要とせず、冷却工程に際して粉末の含水量の増加を
もたらさない吸湿性物質冷却のための方法に対する必要
性があるのである。
吸湿性粉末の流動床冷却を、冷却工程を以下に記するよ
うに行うならば、粉末の含水量を増加させることな<、
シたがって、先んずる粉末の過乾燥の必要性もなく遂行
することができ、いかなる冷却空気のエネルギー消費的
な水分除去コンディショニングも省略することができる
のが今や判明した。
従って、本発明は、周辺空気と接触しているならば、粉
末が水分を吸収するに望ましい温度に吸湿性粉末を冷却
する工程に関するもので、その工程では冷却さるべき粉
末の流動層が冷却ガス流中に保持され、冷却ガス流とそ
の中に抱き込まれた(entrained )粉末とは
上記の流動層から引き離され、抱き込まれた粒子は前記
のガス流から分離され、吸湿性粉末は、それが流動層に
導入される個所から一定の位置、一定の距離で流動層か
ら引き離され、前記粉末は前記の所望の温度および所望
の含水量を有する方法であって、その方法は、(i) 
 冷却後の粉末に望ましい含水量と同じ含水量を有すな
がら、粉末を流動層に導入し、(II)流動層上から引
き芝され、抱き込まれた粒子が分雌されるガス流が回収
され、冷却さるべき粉末を流動化するために使用され、 (jli)循環されるガス流が流動層内部とその層の外
部での個所のうちで選ばれる1以上の個所で冷却される
ことを特徴とするものである。上記でコ照されるガスは
空気であってもよく、もし冷却さるべき粉末が望ましく
ない酸化を受け易いならば、窒素または他の不活性ガス
を用いてもよい。
しかしながら、簡単にするために、以下では、前記ガス
は空気として定義される。
これまでの加王段階で周辺空気を用いて流動床冷却によ
り約40℃の温度まで冷却された噴霧乾燥仝脂粉乳、ベ
ビー食品、脂肪充填粉乳を冷却することに関しての方法
が開発された。その方法は特にベビー食品と脂肪充填粉
乳に対して関心を呼ぶ。その理由はこれらの製品につい
ては急冷が製品品質を維持するのに重要であると見倣さ
れているからである。しかしながら、この方法は根本的
に非脱湿性周辺空気の流れにおいて所要の温度まで冷却
されていれば水分を吸収するだろういかなる吸湿性粉末
の冷却に対しても応用可能であり、且つ有利であり得る
。砂糖と、硝酸アンモンあるいはその他の吸湿性アンモ
ニウム塩を含有する肥料を冷却するための実質的な関心
かっこの方法の利川に存在する。
食料保存技術で[水活性(water activit
y) Jというパラメータが非常に重要である。特定な
含水量と特定な温度での粉末の水活性が、粉末と平衡し
ている空気の相対湿度として定義される。これは、もし
粉末がその水活性よりも高い相対湿度の空気と接触する
ならば、それが空気から水分を取出し、一方、その水活
性よりも低いt目対湿度の空気と接触する粉末は空気に
向って水分を放出することを意味する。用語「水活性」
のさらなる説明のために、以下を引用する。 νate
r Activity :Inl’luences  
on  Food  Quality’  L.B. 
 Rocklandand  G.F.  Steva
rt.  Acade1c  Press.  198
1編。
食料製品例えば粉乳の水活性と、必ず起こる食物劣化段
階、例えば微生物の成長、酵素活性、加水分解反応、非
酵素かつ変反応およびリピド酸化との間に直接の相関が
ある。
食物劣化に対する含水量の重要性は特定の食品y品によ
って実質的に変化する一方、この点における水活性は含
水二よりも一層広応用できる特性である。
無定形ラクトース粉乳の含量が非常に吸湿性であるので
、結果として、許容される水活性は、かなり低い含水二
に対応する。
Concentratton  and  Dryin
g  or Foods.  ClsevierApp
lied Science Publishers (
198G), 214 〜215頁におけるJan P
lscckyによる寄稿には、スキム粉の水活性がどう
して3つの異った温度における水分の函数になるのかが
図示されている。
全脂粉乳とその他の脂肪含有粉乳において、もしも含水
量が非脂肪画分のみに基づいて計算されるならば、水活
性と水分との間の関係は同一である。脂肪画分はこの場
合、不活性であると見倣される。このような考察に基づ
いて、3つの異なった温度における水分の函数として粉
全ミルクの水活性に関するグラフが計算された。前記の
グラフは実験的に立証された図1に見られる。
全脂粉乳、ベビー食品、および類似の製品の最終的含水
量は最高2.5%またはそれ以下で、包装前の最終温度
は最高20℃であることが、しばしば、必要となる。
図1から、20、30および40℃の温度で2.5%の
含水量を有する粉全ミルクの水活性は以下の表■にて示
されるようてあり、また表Iは粉末と平衡にある空気の
絶対湿度と空気の露点とに々・Iする値を示しているこ
とが分る。
表   I 温度℃ 水 活 性 空気の絶対湿度 空気の露点g/
kg      ’C 20    0.143     2.1     −
8.0330    0.160     4.3  
    1.4540    0.175     8
.2     10.75&Iから、例えばもし粉全ミ
ルクが8.21/kgの温度を持つ空気で冷却されるな
らば、それが既に40℃以下の温度に冷却されている時
、冷却空気から水分を取出し始めるだろう。2.596
の含水量を持つ粉ミルクが含水量でのいかなる増大もな
く20℃まで冷却されるならば、絶対湿度2.18/k
g以下の冷却空気が必要となるだろう。
世界の大部分の居住区域において、空気の湿度は通常上
記の値以上である。かくして、大部分の欧州大陸の国々
では年間を通した空気湿度の分布は以下のようになる。
2−5g/kg   冬季   一年の20%5−8g
/kg   春夏季  一年の60%8−14g/kg
  夏季   一年の15%14−20g/kg  夏
季における湿潤期間一年の5% 熱帯性気候では絶対空気湿度は年の大部分で18g/k
g以上である。
このようにして、上記の製品の先立つ過乾燥が応用され
るときにおいても、エネルギー消費的な脱湿と再加熱と
が通常必要となる。
問題となる製品の吸湿特性は、また、粉末冷却器に導入
以前に脱湿され、粉末冷却工程の間20℃に熱せられた
空気が相対湿度48%を有し、同一温度でそれと平衡に
ある粉ミルクが含水量896を有するという事実にも現
れる。
従来技術工程では、このような乳製品の実質的な過乾燥
と冷却空気の脱湿とを要し、所要の最終含水量2、5%
を持つ冷却粉末を得ることが必要である。
それ故、本発明の方法は特に前記の吸湿乳製品と関連し
て従来技術の工程よりも優れた著しい利点を提供する。
上述のように、流動化粉末層の上部から引き離された空
気流中に抱き込まれた粒子は、空気流が再び冷却され粉
末冷却段階に再循環される以前に捕集されねばならない
。これは、さもなくば、粉末が運転上の問題を引き起こ
す危険があるからである。
それ故、空気流をサイクロンを通し引続きバッグフィル
ターを通過させることによって前記の抱き込まれた粒子
を分離することが好ましい。
サイクロンとバッグフィルター中で分離された粒子は流
動層から回収される冷却製品に加えられる。
35〜50℃の温度から28℃以下の温度に噴霧乾燥粉
末ミルク製品を冷却するための本発明による,方法での
一つの典型的な態様では、以下の段階が包含される。
a)  2〜3%の含水量で粉ミルク製品を、冷却空気
流中に保持された前記粉末製品の流動層の一端に導入し
、 b) 前記流動層上から冷却空気流とその中に抱き込ま
れた粒子とを引き離して、抱き込まれた粒子を前記流れ
から分離し、 c)  b)段階からの空気流を20℃以下の温度に冷
却し、 d)  c)段階で冷却された空気をa)段階における
冷却空気として再循環し、そして、e) 28℃以下の
温度において、2および3%の間の含水量を持つ粉ミル
ク製品を、前記製品がa)段階に導入されるとは反対の
流動層端部から引き離す。
本発明による方法を、図面の図1、図2および図4を参
照して更に詳しく説明する。その図面において、 図2は粉乳に関する従来の流動床冷却に用いられる典型
的工程を示す概略図である。
図3は本発明による方法の態様を実施するための好適な
工程を示す概略図である。
図4は本発明による工程を実施するための好適な工程の
他の態様を示す概略図である。
図2における従来方法に関する概略的説明を参考にして
、ファン1は周辺空気を冷却装置2を通して吹き込み、
そこでは前記空気は冷却されてその中に水蒸気の一部を
凝集させる。凝縮される水蒸気の量は例えば冷却される
べき製品と、勿論、著しい季節的変動にさらされる周辺
空気の含水量として左右される。よく知られているよう
に、本蒸気の凝縮は相当にエネルギー消費的工程である
冷却装置2から空気が再加熱器3に到達する。
空気の特定な再加熱が、吸湿性粉末と空気が接触する以
前に粉末の含水量の過度の増加を回避し、装置の内面上
に蒸気が凝縮する危険を除くために必要である。
再加熱器3から空気を、それ自体既知である流動床冷却
装置4に導く。前記の流動床冷却装置は振動(図示せず
)され得る。粉ミルクを冷やすとき、このような振動流
動床を用いるのが好まれ、ここでは相対的に薄い流動層
が保持される。冷却装置で、冷却さるべき粉末の流動層
5が維持され、多孔板6によって保持される。再加熱器
3からの冷却空気は板6の多孔構造を通過し、流動粉末
層を通過し、それから抱き込まれている粒子の実質的大
部分が分離されるサイクロン7に導かれる。
サイクロンを離れる空気流はファン8を通り排出される
冷却されるべき粉末は、導管9で示される如く、ME動
床冷却器4の一端で導入され、導管10を通ずる他端か
ら引き離される。
流動層5を通ずる通過中の水分の吸収を保証するために
、導管9を通して導入される粉末は、導管10を通じて
引き離される冷却粉末に必要とされる以上に実質的に乾
燥されねばならない。それ故、粉末は、9を通して導入
される以前に特定の過乾燥にさらされる。このような過
乾燥の不利益は上記に説明される。
流動床冷却装置は図4に示され且つ以下の図に関連して
記載されるような流動層における熱移動パネル(図示せ
ず)を備えることもできる。
本発明による方法で得られる改良点は図3および図4に
示される態様からも判明する。
図3において、回収空気の流れが、粉末に必要な温度よ
りも幾分低い温度に空気を冷却する冷却装置12にもた
らされる。図2に示されたような従来よりの態様とは反
対に、水蒸気の凝縮によるコンディショニングも再加熱
も必要とはしない。
空気冷却装置12から空気が流動床冷却装置13に入り
、そこでは空気が冷却さるべき粉末の流動層を通過する
。流動床冷却装置13には特に乳製品の処理と関連して
、それ自体、既知の振動流動床装置が好適である。
流動床冷却装置から空気がサイクロン14に通り、そこ
ではガス中に抱き込まれた粒子の実質的大部分が捕集さ
れる一方、抱き込まれた粒子の残りの部分はバッグフィ
ルター15中で除かれバッグフィルターを通して空気流
がファン16によって引き取られる。ファン16からは
空気流は、冷却装置12へ再循環される。このようにし
て、乾燥空気が閉鎖サイクル中で実現され、いかなる湿
度も周辺空気からシステム内部には導入されない。
冷却されるべき粉末は導管17を通して流動床冷却装置
13へ導入され導管18を通して分離される冷却装置1
3を通る拉末の通過中、粉末の含水量にはいかなる変化
も起こらないという事実により、粒末は導管18を通し
て分離される冷却された製品に必要な含水量と実質的な
含水量で導管17を通して導入される。それ故、粉末の
いかなる過乾燥も導管17を通するその導入以前に必要
とならない。
サイクロン14およびバッグフィルター15中で分離さ
れた粉末粒子は導管18を通して流動床冷却装置から分
離される粉末に直接加えられるに十分な程冷却されてい
る。
流動床冷却装置13を去る空気流を回収する以前に抱き
込まれた粒子の効果的な除去には、バッグフィルター1
5または類似の効率的なダスト除去装置の使用が必要と
なる。
バッグフィルター15における圧力低下を克服するため
ファン16はさらに力強くなければならないし、図2に
示される通常方法で対応するファン8よりもエネルギー
を消費する。
しかしながら、ファン16の余分なエネルギー消費は得
られるエネルギー節約により補償される以上である。な
んとなれば、いかなる水の凝縮も冷却空気をコンディシ
ョニングするのになされず、また冷却さるべき粉末の過
乾燥も先行する乾燥段階(図示せず)中で行われるべき
でないからである。
図4に示される態様では流動床冷却装置13には流通層
に位置する熱移動バネル19が備え付けられている。熱
移動バネル19は互いに接続され(図示せず)、冷却媒
体、例えば冷水が導管19を通って導入され、導管21
を通って引き取られる。好ましい態様では熱移動パネル
は案内壁として働くか、またはそれと組合わされて、流
動層内で前記パネルにおける冷却媒体の流れに向流であ
る粉末のブラッグ流れパターン(plag flovp
attern )を獲得する。
流動床装置中における熱移動パネルの応用はそれ自体、
既知であり、その種々な態様についての例が米国特許第
3771237号明細書(A/SNIRO  ATOM
IZER)に見出される。
通常、このような加熱パネルが加熱および乾燥操作にお
いてエネルギーを提洪するために用いられている。
図4で番号14〜18は図3に関連して示されるのと同
一の意味を持つ。
図4の態様で熱移動パネル19は熱を粉末からおよび循
環ガスから引き離すための唯一の手段である。しかし、
図4に示されるような熱移動パネルは、図3に示される
ガス冷却装置12と組合わせて使用することは自明であ
る。
12におけるガス冷却装置に対する部分的または完全な
置換としての流動層における熱移動パネルの使用はエネ
ルギーの節約を可能にし、例えば砂糖あるいは肥料を冷
却するために高度流動層を有する大きな定置式流動床に
特に好まれる。
本発明が、本発明の実施と利点を示す比較例、態様例を
含む以下の実施例によってさらに説明される。
実施例1および2、比較例1および2 これらの実施例および比較例で、原料は40℃で単一段
階の噴霧乾燥によって得られた全脂粉乳であった。この
温度では粉末が周辺空気から水分を吸収するという危険
はない。振動式で10ytfの流動床装置が粉末冷却装
置として使用された製品は3500kg/hの速度で処
理された。
比較例1および2 図2に概略的に示される方法で冷却を行った。
周辺空気を装置2で8.6℃に冷却し引続き再加熱器3
で15℃に再加熱して7g/kgの含水量に脱湿した。
比較例1で、導管9を通して導入された時、全脂粉乳は
2.5%の含水量を有しており、24.7℃で導管10
を通り引き離される時、含水量は3.27%に増大した
。このような高含水量は全脂粉乳としては通常、商業的
に受け入れられないものである。
これらの結果は、乾燥空気の可成り広範な脱湿が起こっ
た時においてさえも、許容されない水分のビックアップ
を示す。
比較例2では全脂粉乳を25.8℃の最終温度と2.5
3%の含水量とを得るために1.5%含水量へまでの過
乾燥にさらした。さらに、以下の表2から詳細が判明す
る。
実施例1および2 図3に示されるようにして本発明による方法を用いて実
施例1および2を実施した。
必須なパラメータと結果が以下の表2から判明する。
表  2 比較例1 比較例2 実施例1 実施例2粉末水分(内
)2.5%  1.5%  2.5%  2.5%粉末
温度(外)   24.7    25.8    2
5.4   20.2℃ 粉末水分(外)   3.27%  2.53%   
2.49%  2.50%空気温度(内)   15 
   15      21.5   15℃ 上記の表で最後の行の温度は、空気が流動床冷却装置4
および13に夫々導入される時の空気の温度を示すもの
である。
周辺空気温度が25℃で、含水量が14g/kgである
とき、比較例1および2に用いられる空気のコンディシ
ョニングのための全エネルギー所要量は115.4kv
hで、一方、実施例1(冷却装置1において)空気を冷
却するために必要なエネルギーは伜かに31.4kvh
である。この最後に述べられたエネルギー消費に対して
、バッグフィルター15における圧力低下を克服するた
めに要する付加的エネルギーのため18kv.hを加え
るベきである。しかし、実施例1におけるエネルギー消
費は依然として、比較例2におけるエネルギー所要量の
半分てある。
さらに、比較例2において原料として用いられる粉末の
さらに広範な乾燥(過乾燥)には、先立つ乾燥工程にお
ける436kg/hの余分な蒸気消費を必要とした。
比較例2に説明されたような通常の工程におけるエネル
ギー消費が周辺空気の温度と湿度に依存するのは自明で
ある。従来方法に優る本発明方法の優位性は周辺空気が
相対的に温かくて湿っている時には最も明らかであるが
、本発明による方法は湿潤(熱帯性)気候を持つ地域の
みならず、さらにおだやかな気候を持つ地域にも上述の
ように宵fりである。
実施例3および比較例3および4 実施例3、比較例3および4においては原料は砂糖(サ
ツ力ロース)であった。
比較例と実施例3の双方を図4に示されたものと同じ熱
移動パネルを持つ定置流動床冷却装置を用いて実施した
。流動床の区域は6.40rrrで流動層の高さは1.
2mであった。実施例と各比較例で処理された砂糖の量
は時間当り約40tであった。実施例3および比較例3
および4で原料として用いられる前に砂糖を従来手段で
39℃まで冷却した。
比較例3 冷却ガスの再循環をしない方法を用いて、即ち図2に示
されるような流れであるが、露点に近いが、しかし、そ
れ以下ではない温度に周辺空気を冷J:UIする冷却装
置によって置換される脱湿ユニット2および再加熱器3
を備えたものを使用して冷却を実施した。上述のように
流動床装置は平均温度17℃の水を通す熱移動パネルを
備えていた。
結果を表3に示す。
比較例4 流動床冷却装置に導入される前に空気が脱湿されて再加
熱されたという事実とは異る比較例3の条件に運転条件
を対応させた。熱移動パネルを通る冷却水の平均温度は
、ここでは17℃であった。
さらなる運転条件を表3に示す。
実施例3 本実施例は、図4に描写される態様に相当する。
ここではガスが閉鎖サイクル内に循環され、ガスの冷却
が流動床冷却装置の外部で起らず、熱のすべてを熱移動
バネル19を通して除去することを怠味する。
パネルを通して通過する水の・11均温度は10℃であ
った。
結果を以下の表3に示す。
表   3 比較例3 比較例4 実施例3 扮末水分(内)   0.1120%   0.020
$   (1.020%粉末温度(外)  24.7℃
  24.6℃  25.1℃粉末水分(外)   0
.032%  0.018%  0.018%空気温度
(内)lO  ℃  10  ℃  23  ℃空気水
分(内)   7 g/kg  2.4g/kg  2
.4g/kg空気露点(内)  8 ℃  −5.1℃
  −5.1.’C比較例3における粉末中の水分の増
加は通常、受け入れられないものであるが、一方、含水
量は比較例4および実施例3に際しては実質的に変らな
いままである。
しかしながら、比較例4において、この結果が、流動床
冷却装置中へのガスの再導入以前にガス流れの脱湿と冷
却のために大量のエネルギーを使用することによって得
られるだけである。20℃から10℃へ冷却され、7,
Og  H20/kgがら2 . 4 z  H 2 
0 / kgへ脱湿されるべき周辺空気の量は1685
0kg/hであるので、その目的のためのエネルギー消
費は109000kcalであった。前記の熱消費は、
熱移動バネル19の増大する冷却能力への必要性を満足
させるためのエネルギー消費よりも遥かに多い。
【図面の簡単な説明】
図1は3種の異なる温度での湿度の函数としての全脂粉
乳粉末の水活性を示すグラフである。 図2は粉乳に関して従来の流動床冷却に用いられる典型
的プラントを示す概略図である。 図3は本発明の方法の一つの聾様を実施するための好適
なプラントを示す概略図である。 図4は本発明による方法を実施するための好適なプラン
トの他の態様を示す概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周辺空気と接触しているならば粉末が水分を吸収す
    る所望の温度に吸湿性粉末を冷却する方法であって、冷
    却さるべき粉末の流動層が冷却ガス流中に保持され、冷
    却ガス流とその中に抱き込まれた粉末粒子が前記流動層
    上から引き離され、抱き込まれた粒子は前記ガス流から
    分離され、吸湿性粉末が流動層へ導入される場所から一
    定の位置および一定の距離で、吸湿性粉末が流動層から
    引き離され、前記粉末が前記所望温度と所望の含水量を
    有する方法において、 (i)冷却後の粉末に対して必要とされるような含水量
    を有しながら粉末や流動層に導入され、(ii)流動層
    上から引き離され、抱き込まれた粒子が分離されたガス
    流を再循環し、冷却すべき粉末を流動化するに使用し、 (iii)ガスの循環する流れが流動層内部および前記
    層の外部における多くの位置から選ばれる一またはそれ
    以上の位置において冷却されることを特徴とする方法。 2、流動層から引き離され、抱き込まれる粒子が分離さ
    れたガス流が、粉末にとって必要な温度以下の温度に冷
    却され、ガスの冷却した流れが再循環され、かつ、冷却
    ガスとして使用され、それに依って冷却さるべき粉末が
    流動化される請求項第1項に記載の方法。 3、冷却が流動層内の熱移動パネルによって少くとも部
    分的に行われる請求項第1項に記載の方法。 4、流動層のトップから引き離されたガス流からの抱き
    込まれた粒子の分離が、ガス流をサイクロンそして引続
    きバッグフィルターを通すことによって行われる請求項
    第1項に記載の方法。 5、噴霧乾燥全脂粉乳またはベビー食品あるいは脂肪充
    填粉乳が、周辺空気を使用する流動床冷却によって約4
    0℃の温度に予め冷却された後に冷却される請求項第1
    項または第2項に記載の方法。 6、粉乳、ベビー食品または脂肪充填粉乳が2乃至3重
    量%の含水量を持ちつつ流動層に導入されまた引き離さ
    れる請求項第5項に記載の方法。 7、粉乳、ベビー食品または脂肪充填粉乳が15乃至2
    5℃の温度で流動層から引き離される請求項第5項また
    は第6項に記載の方法。 8、冷却さるべき粉末の流動層が振動流動床装置中に保
    持される請求項第1項または第2項に記載の方法。 9 砂糖が冷却される請求項第3項に記載の方法。
JP2011675A 1989-01-20 1990-01-20 吸湿性粉末を冷却する方法 Pending JPH02290238A (ja)

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DK249/89 1989-01-20

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AU4863390A (en) 1990-07-26
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DE69000038D1 (de) 1992-04-30
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DK24989D0 (da) 1989-01-20

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