JPH02297572A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、オゾンを用いて複写装置やレーザービームプ
リンターなどから発生する臭いを脱臭する装とに関する
ものである。

「従来の技術］ 従来、複写装置やレーザービームプリンター（ＬＢＰ）
、ＬＥＤプリンターなどでは、粉体トナーを紙やＯＨＰ
フィルムの上に定着させるために熱定着器を用いている
。熱定着器のなかでも一対のローラの間に転写材を通す
ことによって定着させる熱ローラ定着器が一般に良く使
われている。

［発明か解決しようとしている課題］ しかしなから、熱ローラ定着器のように加熱することに
よってトナーを転写材に定着させる方法では加熱時にト
ナーと転写材から悪臭が出ることがある。この臭いは、
トナーを構成している樹脂中のモノマーや樹脂か熱分解
する時に発生するものと、転写材に添加しているサイズ
剤や漂白剤填料などがやはり加熱した時に発生するもの
の２種類がある。

トナーの加熱時の臭いはトナーの樹脂の改良により改善
されつつあるが、転写材の加熱時の臭いは、未改善であ
る。さらには、最近ＯＡ化の進展に伴なってオフィスで
もＬＢＰやＬＥＤプリンターを用いるようになってきて
いる。従って狭い部屋の中でこのようなプリンターを使
用すると、プリンタ一本体から発生する臭いは少なくな
っていても、悪臭を感じる人が多くなる傾向にある。特
に部屋の換気が悪くなりやすい冬にこの傾向か強い。

従来、悪臭を防止する方法として活性炭に吸着させる方
法や、芳香剤を用いて悪臭をごまかす方法、あるいは化
学物質なＨ華あるいは蒸発させて悪臭の元となる化学物
質を分解する方法か知られている。

しかしながら、これらの方法は、大量に発生する臭いや
風量か多いところでの臭いを減少させるには適していな
い。

［発明の目的］ 本発明によれば、プリンターや複写装置から発生する悪
臭をオゾンで分解することにより、周囲の環境を清潔に
維持することを目的としている。

［実施例］ 以下本発明の画像形成装置の一実施例を図により説明す
る。

第１図は画像形成装置の横断面説明図、第２図はその平
面図の説明図である。

先ず図により画像形成装置のＩ！略構成について説明す
る。図に於いて、レーザー、ポリゴンミラー補正系レン
ズ系を含むスキャナユニット１から画信号に応じて変調
されたレーザー光かスキャン出力され、折り返しミラー
２て反射して像担持体となる感光ドラム３上に照射され
る。感光トラム３は、コロナ放電器である一次帯電器４
により均一に帯電されレーザー光照射により静電潜像を
形成する。前記静電潜像は現像器５内のトナー５ａによ
り現像されてトナー像を形成する。

一方カセット７ａ内に収納された普通紙或いはプラスチ
ックフィルム等の記録材７は、給紙ローラｐにより感光
ドラム３に対する潜像の形成と同期してレジストローラ
ｒまで給紙される。前記記録材７は、レジストローラ「
によって感光ドラム３上に形成された潜像の先端と同期
して、コロナ放電器である転写帯電器６に搬送され、該
転写帯電器６によって前記トナー像は記録材７に転写さ
れる。トナー像を転写された記録材７は搬送ガイドｇに
沿って搬送され、定着器８により永久定着され、装置外
部に排出される。

また感光トラム３上に残留したトナーはクリーニング器
９によって除去される。また感光ドラム３はコロナ放電
器である前露光器１０によって帯電履歴が消去される。

前記感光トラム３．−成帯電器４．現像器５、クリーニ
ング器９及びカバー１１は、画像形成ユニット（以下カ
ートリッジという）Ｋとして一体的に形成され、装置本
体に着脱される。尚、カバー１１はカートリッジＫを装
置本体から外した際に、感光トラム３に対する遮光及び
ゴミ付着防止機能を有する。

前記−成帯電器４及び前露光器１０周囲のオゾン濃度の
高い空気は、吸引手段となるファン１４によって吸引さ
れて第１図及び第２図の矢印ａで示すように、前露光窓
１３を通過し、故意１３と平行に空気通路を構成する本
体ダクト１６内を流れ（第１図では図面の上方から下方
への流れとなり■で示す）、ガイドダクト１８に導かれ
てオゾンフィルター１７を通って装置外部に排気される
。前記ファン１４は、カートリッジＫからのオゾンを含
んだ空気を排気する外に、電源１５の排熱の機能をはた
す。

一方、定Ｒ器８から発生する蒸気や、排熱、臭いは定着
器上方の定着ダクト２０を介して排気されるか、途中の
オゾン発生器１９でオゾンを加えて臭いの成分を酸化さ
せて無臭化してしまう、この定着ダクト２０は、定着器
の長手方向の全面から均一に吸引できるように開ｒｉＪ
　ｉｆｆの大きさで調整している。

蒸気の無臭化された排気は、オゾンを含んでいるので、
オゾンフィルター１７でオゾンを分解又は吸着すること
によってオゾンを取り除いた後、排気ファン１４で機外
に排出する。

ここでオゾン発生器として細線によるコロナ放電を用い
てもよく、針端放電を利用してもよい。あるいはセラミ
ック板によるＡＣ放電を利用してもよい。このオゾン発
生器で発生するオシン量として０．１〜５ＰＰＭ、好ま
しくは０１〜１．５ＰＰＭ程度が良い、これは、オゾン
濃度が低いと無臭化の能力か低下し、オゾン濃度が高い
とオゾンフィルター１７の能力の限界から外部にオゾン
かもれてしまうためである。

オゾンフィルター１７として各種の活性炭や二酸化マン
ガン、などの触媒を用いたものがよい、活性炭は初期特
性は良いが寿命が比較的短く、触媒は初期特性は劣るが
、寿命が長くなるという特徴かあり、目的に応じて使い
分けることかできる。排気ファン１４はここでは軸流フ
ァンを使用しているがスペースがあれば、クロスフロー
ファンを用いてもよい０以上のように構成することによ
って定着器の排熱及び無臭化を達成することができる。

と同時に、一時帯電器から発生するオゾンも取り除くこ
とかできる。

ここで、定着器から集められる空気中にＬよ、離型剤と
して用いているシリコンオイルの蒸気も含まれており、
この蒸気が直接にオゾンフィルターにいくと活性炭や触
媒の表面に付着してその能力を減衰させることになる。

従ってオゾンフィルターの前、好ましくは、オゾンを添
加する前に、シリコンオイルの蒸気を取り除くための不
織布状のフィルターを入れるのが好ましい。

第３図は本発明を用いた他の実施例であり、定着器８か
らの排気Ｃはオゾン発生器を介さずにガイドダクト１８
に導かれる。

一方、−成帯電器からの空気αは本体タクト１６の内部
を流れて、やはり、ガイドダクト１８に導かれる。この
ガイドダクト内で悪臭を含んだ定着器からの排気Ｃとオ
ゾンを含んだ−・成帯電器からの排気αは混合しあって
、オゾンは悪臭の元となる物質を酸化し、無臭化される
。この時、−成帯電器からの排気中のオゾン濃度は０．
１〜５ＰＰ滅、より好ましくは０．３〜１．５ＰＰ−程
度が良いので５オゾン濃度が高い場合は、本体ダクト１
６の内部にオゾンフィルターを設けて、オゾン濃度を下
げるようにしてもよい、このようにすることによって、
オゾン発生器をつけなくてもよく、装置をより小型化す
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、定着器から発生する悪臭をオゾン
で分解することにより、臭いを確実に減少することがで
きた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の画像形成装置の断面図、 第２図は第１図実施例の平面図、 第３図は本発明の他の実施例の平面図である。 １・・・スキャナーユニット ３・・・感光ドラム ４・・・−成帯電器 ５・・・現像器 １６・・・本体ダクト １８・・・ガイドダクト １９・・・オゾン発生器 ２０−・・定着ダクト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、加熱定着装置を有する画像形成装置において、加熱
   定着装置からの空気に、オゾンを添加する手段と、上記
   オゾンを含んだ空気を機外に排気する前にオゾンを分解
   又は吸着する手段と、を有することを特徴とする画像形
   成装置。