JPH0229643Y2 - - Google Patents
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- JPH0229643Y2 JPH0229643Y2 JP1982053158U JP5315882U JPH0229643Y2 JP H0229643 Y2 JPH0229643 Y2 JP H0229643Y2 JP 1982053158 U JP1982053158 U JP 1982053158U JP 5315882 U JP5315882 U JP 5315882U JP H0229643 Y2 JPH0229643 Y2 JP H0229643Y2
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- piece
- frame
- contact piece
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタンブラー式のスイツチに係るもので
ある。
ある。
従来のタンブラー式のスイツチの問題点を第5
図を引用して説明する。
図を引用して説明する。
第6図に示すように、操作つまみ30には接点
操作突起31が形成されている。この操作つまみ
30は枠体32にシーソ自在に支持されている。
枠体32は枠部33とフランジ部34とから構成
され、フランジ部34には支持台35が形成され
ている。この支持台34に支持軸36がもつて操
作つまみ30はシーソ作動できるように支持され
る。枠部33の内底部には可動接片37が支点を
兼ねる端子38にシーソ作動できるように置かれ
ている。同じく枠部33の内底部には固定端子3
9が置かれており、可動接片37の可動接点40
と固定端子39の固定接点41とが対向するよう
に設けられている。操作つまみ30の接点操作突
起31には保持孔42を設け、ここにばね43お
よびボール44を挿入する。ボール44とばね4
3の働きにより、操作つまみ30をシーソ作動さ
せたときに、可動接片37はクイツク動作をもつ
たシーソ作動をもち、これにより接点40,41
の開閉がとられるのである。このような第6図に
示すスイツチは、操作つまみ30とは別部材の支
持軸36を横方向から差し込んで操作つまみ30
を支持台30に支持させるものである。
操作突起31が形成されている。この操作つまみ
30は枠体32にシーソ自在に支持されている。
枠体32は枠部33とフランジ部34とから構成
され、フランジ部34には支持台35が形成され
ている。この支持台34に支持軸36がもつて操
作つまみ30はシーソ作動できるように支持され
る。枠部33の内底部には可動接片37が支点を
兼ねる端子38にシーソ作動できるように置かれ
ている。同じく枠部33の内底部には固定端子3
9が置かれており、可動接片37の可動接点40
と固定端子39の固定接点41とが対向するよう
に設けられている。操作つまみ30の接点操作突
起31には保持孔42を設け、ここにばね43お
よびボール44を挿入する。ボール44とばね4
3の働きにより、操作つまみ30をシーソ作動さ
せたときに、可動接片37はクイツク動作をもつ
たシーソ作動をもち、これにより接点40,41
の開閉がとられるのである。このような第6図に
示すスイツチは、操作つまみ30とは別部材の支
持軸36を横方向から差し込んで操作つまみ30
を支持台30に支持させるものである。
上記の構成をもつ従来のスイツチは次のような
欠点がある。
欠点がある。
(1) 部品点数が多かつた。
(2) 組立が面倒であつた。
本考案は上記の欠点に対処し、その目的とする
ところは、部品点数が少なく、組立作業が簡単な
ものを提供するにある。
ところは、部品点数が少なく、組立作業が簡単な
ものを提供するにある。
すなわち、本考案は、枠体と、この枠体にシー
ソ作動自在に支持される操作つまみと、枠体に取
り付けられる固定接片および可動接片とからなる
スイツチにおいて、枠体は、枠部とこの枠部の一
方を塞ぐように形成した天板と枠部の外側に延在
するように形成したフランジ部とから形成し、操
作つまみは指を押す押し部とこの押し部から下方
に延在する接点操作部と押し部の左右に突出する
ように形成した軸ピンとから形成し、枠体の枠部
には天板の上方に延在する一対の支持台を形成
し、この支持台の頂部には前記軸ピンを回動自在
に支持するピン軸受穴を形成し、このピン軸受穴
には外部に通ずる開口溝を形成し、この開口溝の
幅を前記軸ピンの外径よりも挟く形成し、操作つ
まみは、軸ピンを前記開口溝から押し込んでピン
軸受穴に嵌合支持させて枠体に取り付けるように
し、枠体の天板には操作つまみの接点操作部を通
す案内孔を形成し、この案内孔は一対の支持台の
内側に位置するようにし、案内孔の形状はほぼ長
方形の形状に形成し、長方形の長さは操点操作部
がシーソ作動できる程度にし、幅の方は操点操作
杆の厚さとほぼ同じにし、枠体の枠部内には可動
接片支持部および固定接片支持部を設け、両支持
部は枠部内に対向するように設け、両支持部には
枠部の開口側から天板側に向つて延在する可動接
片支持溝および固定接片支持溝を形成し、両支持
溝はL字形状に形成し、固定接片はほぼ直角に折
り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字状に形
成し、この固定接片を固定接片支持部の固定接片
支持溝に嵌合支持させ、可動接片はほぼ直角に折
り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字状に形
成し、この可動接片を可動接片支持部の可動接片
支持溝に嵌合支持させ、可動接片の可動片部には
操作つまみの接点操作杆側に突出する突出部をほ
ぼV字状に折り曲げて形成し、操作つまみの接点
操作杆にほぼV字形状の係合溝および斜面を形成
し、係合溝は可動接片の突出部が係合できるよう
に可動接片の可動片部に対向する面に形成し、斜
面は可動接片の可動片部に対向する面の角部に形
成したことを特徴とするものである。
ソ作動自在に支持される操作つまみと、枠体に取
り付けられる固定接片および可動接片とからなる
スイツチにおいて、枠体は、枠部とこの枠部の一
方を塞ぐように形成した天板と枠部の外側に延在
するように形成したフランジ部とから形成し、操
作つまみは指を押す押し部とこの押し部から下方
に延在する接点操作部と押し部の左右に突出する
ように形成した軸ピンとから形成し、枠体の枠部
には天板の上方に延在する一対の支持台を形成
し、この支持台の頂部には前記軸ピンを回動自在
に支持するピン軸受穴を形成し、このピン軸受穴
には外部に通ずる開口溝を形成し、この開口溝の
幅を前記軸ピンの外径よりも挟く形成し、操作つ
まみは、軸ピンを前記開口溝から押し込んでピン
軸受穴に嵌合支持させて枠体に取り付けるように
し、枠体の天板には操作つまみの接点操作部を通
す案内孔を形成し、この案内孔は一対の支持台の
内側に位置するようにし、案内孔の形状はほぼ長
方形の形状に形成し、長方形の長さは操点操作部
がシーソ作動できる程度にし、幅の方は操点操作
杆の厚さとほぼ同じにし、枠体の枠部内には可動
接片支持部および固定接片支持部を設け、両支持
部は枠部内に対向するように設け、両支持部には
枠部の開口側から天板側に向つて延在する可動接
片支持溝および固定接片支持溝を形成し、両支持
溝はL字形状に形成し、固定接片はほぼ直角に折
り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字状に形
成し、この固定接片を固定接片支持部の固定接片
支持溝に嵌合支持させ、可動接片はほぼ直角に折
り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字状に形
成し、この可動接片を可動接片支持部の可動接片
支持溝に嵌合支持させ、可動接片の可動片部には
操作つまみの接点操作杆側に突出する突出部をほ
ぼV字状に折り曲げて形成し、操作つまみの接点
操作杆にほぼV字形状の係合溝および斜面を形成
し、係合溝は可動接片の突出部が係合できるよう
に可動接片の可動片部に対向する面に形成し、斜
面は可動接片の可動片部に対向する面の角部に形
成したことを特徴とするものである。
以下本考案の一実施例について、第1図から第
5図に沿つて説明する。
5図に沿つて説明する。
実施例
本考案の一実施例について、第1図〜第5図に
沿つて説明する。
沿つて説明する。
枠体1は、枠部2と天板3とフランジ部4とか
ら形成されている。両フランジ部4には取付用の
ねじを挿入する取付孔5が形成されている。枠部
2の上側は天板3にて塞がつている。下側は開口
になつている。
ら形成されている。両フランジ部4には取付用の
ねじを挿入する取付孔5が形成されている。枠部
2の上側は天板3にて塞がつている。下側は開口
になつている。
枠部2の天板3には表面に支持台6が形成され
ている。この支持台6は上方に突出するように形
成され、対になつて平行に延上がつている。支持
台6の頂部にはピン軸受穴7が形成されている。
このピン軸受穴7は外部に通ずる開口溝8が形成
されている。この開口溝8の幅はピン軸受穴7の
径よりも小さく形成されている。つまり、ピン軸
受穴7は開口が狭く、奥が広くなつているのであ
る。
ている。この支持台6は上方に突出するように形
成され、対になつて平行に延上がつている。支持
台6の頂部にはピン軸受穴7が形成されている。
このピン軸受穴7は外部に通ずる開口溝8が形成
されている。この開口溝8の幅はピン軸受穴7の
径よりも小さく形成されている。つまり、ピン軸
受穴7は開口が狭く、奥が広くなつているのであ
る。
操作つまみ9はシーソ作動がとられるように枠
体1に取り付けられている。この操作つまみ9に
は、指で押す押し部10と接点操作杆11を有す
る。押し部10の両側面には軸ピン12が設けら
れている。この軸ピン12が前記ピン軸受穴7に
回動自在に嵌合支持されて操作つまみ9に枠体1
に取り付けられているのである。ピン軸受穴7の
開口溝8の幅はピン軸12の外径よりも小さな寸
法にしているので、ピン軸12を開口溝8に押し
込むと、開口溝8は押し広げられ、ピン軸12が
ピン軸受穴7の奥まで嵌まり込む。ピン軸12が
通過してしまうと、開口溝8は元の状態に戻つて
狭くなるので、一旦ピン軸受穴7の奥に嵌つたピ
ン軸12はピン軸受穴7から抜け出ることはない
のである。ピン軸12を外すときには、開口溝8
に向けてピン軸12を強く引くことにより、外れ
るのである。
体1に取り付けられている。この操作つまみ9に
は、指で押す押し部10と接点操作杆11を有す
る。押し部10の両側面には軸ピン12が設けら
れている。この軸ピン12が前記ピン軸受穴7に
回動自在に嵌合支持されて操作つまみ9に枠体1
に取り付けられているのである。ピン軸受穴7の
開口溝8の幅はピン軸12の外径よりも小さな寸
法にしているので、ピン軸12を開口溝8に押し
込むと、開口溝8は押し広げられ、ピン軸12が
ピン軸受穴7の奥まで嵌まり込む。ピン軸12が
通過してしまうと、開口溝8は元の状態に戻つて
狭くなるので、一旦ピン軸受穴7の奥に嵌つたピ
ン軸12はピン軸受穴7から抜け出ることはない
のである。ピン軸12を外すときには、開口溝8
に向けてピン軸12を強く引くことにより、外れ
るのである。
操作つまみ9は、ピン軸12がピン軸受穴7に
抜けないように嵌合しているので、枠体1から外
れないようなシーソ作動が保たれるのである。操
作つまみ9の取り付けは、押し込みにより行なわ
れるので、作業性がよく、しかも抜け止めのため
の別部品を必要としないのである。
抜けないように嵌合しているので、枠体1から外
れないようなシーソ作動が保たれるのである。操
作つまみ9の取り付けは、押し込みにより行なわ
れるので、作業性がよく、しかも抜け止めのため
の別部品を必要としないのである。
天板3には案内孔13が形成されている。この
案内孔13は一対の支持台6の間に位置してい
る。案内孔13は長方形の形状になつている。案
内孔13の幅は接点操作杆11の厚さとほぼ同じ
にしている。長方形の長さは、接点操作杆11の
シーソの作動が出来る範囲に大きさをもつてい。
案内孔13は一対の支持台6の間に位置してい
る。案内孔13は長方形の形状になつている。案
内孔13の幅は接点操作杆11の厚さとほぼ同じ
にしている。長方形の長さは、接点操作杆11の
シーソの作動が出来る範囲に大きさをもつてい。
固定接片14は、取付片部15と固定片部16
とから形成されているので、取付片部15と固定
片部16は直角に折り曲がつてL字形状になつて
いる。固定片部16には固定接片17が設けられ
ている。
とから形成されているので、取付片部15と固定
片部16は直角に折り曲がつてL字形状になつて
いる。固定片部16には固定接片17が設けられ
ている。
可動接片18は取付片部19と可動接片部20
とから形成されている。可動接片部20の先端側
には可動接点21が設けられている。可動接片部
20のほぼ中央には突出部22を設ける。この突
出部22は可動接片部20をV字状に折り曲げて
形成している。突出部22は操作つまみ9の接点
操作杆11に対向するように形成されている。
とから形成されている。可動接片部20の先端側
には可動接点21が設けられている。可動接片部
20のほぼ中央には突出部22を設ける。この突
出部22は可動接片部20をV字状に折り曲げて
形成している。突出部22は操作つまみ9の接点
操作杆11に対向するように形成されている。
固定接片支持部23および可動接片支持部24
は枠体1の枠部2内に設けている。固定接片支持
部23には固定接片支持溝25が、可動接片支持
部24には可動接片支持溝26がそれぞれ形成さ
れている。両支持溝25,26はL字状の形成さ
れている。両支持溝25,26は枠部2の開口側
から天板3に向つて延在するように形成されてい
る。
は枠体1の枠部2内に設けている。固定接片支持
部23には固定接片支持溝25が、可動接片支持
部24には可動接片支持溝26がそれぞれ形成さ
れている。両支持溝25,26はL字状の形成さ
れている。両支持溝25,26は枠部2の開口側
から天板3に向つて延在するように形成されてい
る。
固定接片14は、固定接片支持溝25に差し込
むことにより固定接片支持部23に取り付けられ
る。固定接片支持溝25への固定接片14の差し
込みはきつくなつているので、強く押さねばなら
ない。枠部2の開口側から挿入するので、入れ易
く、強く押せるのである。差し込まれた固定接片
14は容易に外れないのである。
むことにより固定接片支持部23に取り付けられ
る。固定接片支持溝25への固定接片14の差し
込みはきつくなつているので、強く押さねばなら
ない。枠部2の開口側から挿入するので、入れ易
く、強く押せるのである。差し込まれた固定接片
14は容易に外れないのである。
可動接片18は可動接片支持溝26に差し込ん
で可動接片支持部24に取り付ける。取り付け作
業は、固定接片14のときと同じ要領で行なうも
のである。
で可動接片支持部24に取り付ける。取り付け作
業は、固定接片14のときと同じ要領で行なうも
のである。
操作つまみ9の接点操作杆11は、可動接片1
8の可動接片部20に対向する側の角部に斜面2
7を形成している。また、可動接片部20に対向
する側にほぼV字状の係合溝28を形成してい
る。斜面27があるので、可動接片18の可動接
点21を固定接片14の固定接点17に接触
(ON)させる操作つまみの操作が軽くなるので
ある。係合溝28があるので、ONさせた際に、
可動接片18の突出部22が係合し、ON状態が
安定して保たれるのである。
8の可動接片部20に対向する側の角部に斜面2
7を形成している。また、可動接片部20に対向
する側にほぼV字状の係合溝28を形成してい
る。斜面27があるので、可動接片18の可動接
点21を固定接片14の固定接点17に接触
(ON)させる操作つまみの操作が軽くなるので
ある。係合溝28があるので、ONさせた際に、
可動接片18の突出部22が係合し、ON状態が
安定して保たれるのである。
次に動作について説明する。
第1図、第2図に示す状態にあつては、スイツ
チはOFFである。すなわち、可動接片18の可
動片部20は、操作つまみ9の接点操作杆11で
押されていないので可動接点21が固定接点17
に接触しない状態(OFF)にある。
チはOFFである。すなわち、可動接片18の可
動片部20は、操作つまみ9の接点操作杆11で
押されていないので可動接点21が固定接点17
に接触しない状態(OFF)にある。
そこで、操作つまみ9を押して第5図に示す状
態に操作することにより、スイツチはONにな
る。操作つまみ9の接点操作杆11が右側に移動
することにより可動接片18の可動片部20が押
し曲げられ、固定接点17が固定接点17に接触
した状態(ON)になる。可動片部20の押し曲
げには、接点操作杆11の斜面27が可動片部2
0の突出部22を摺動し、その後、突出部22が
接点操作杆11の側面を摺動して最後に突出部2
2が係合溝28に係合する動作がともなう。
態に操作することにより、スイツチはONにな
る。操作つまみ9の接点操作杆11が右側に移動
することにより可動接片18の可動片部20が押
し曲げられ、固定接点17が固定接点17に接触
した状態(ON)になる。可動片部20の押し曲
げには、接点操作杆11の斜面27が可動片部2
0の突出部22を摺動し、その後、突出部22が
接点操作杆11の側面を摺動して最後に突出部2
2が係合溝28に係合する動作がともなう。
この斜面27を摺動する動作により、操作つま
みを動かす操作力は軽くなるのである。係合溝2
8に突出部22が係合してその状態が保たれるの
で、スイツチのON状態が安定的に保たれるので
ある。
みを動かす操作力は軽くなるのである。係合溝2
8に突出部22が係合してその状態が保たれるの
で、スイツチのON状態が安定的に保たれるので
ある。
可動接片18は弾性を有する材料で形成されて
いるので操作つまみ9の操作にともなつてよくた
わむ。接点操作杆11が左側に戻るように操作つ
まみ9を押すことにより、係合溝28から突出部
22が外れ、突出部22が接点操作杆11から外
れることにより、可動片部20は弾性力により
OFF状態に戻るのである。ON,OFFに伴なう可
動片部20のたわみ方向は、可動接片18を可動
接片支持部24への取り付け方向と直角になつて
いる。可動片部のたわみ動作により可動接片18
の取り付けが戻されることはないのである。
いるので操作つまみ9の操作にともなつてよくた
わむ。接点操作杆11が左側に戻るように操作つ
まみ9を押すことにより、係合溝28から突出部
22が外れ、突出部22が接点操作杆11から外
れることにより、可動片部20は弾性力により
OFF状態に戻るのである。ON,OFFに伴なう可
動片部20のたわみ方向は、可動接片18を可動
接片支持部24への取り付け方向と直角になつて
いる。可動片部のたわみ動作により可動接片18
の取り付けが戻されることはないのである。
操作つまみ9の接点操作杆13は可動接片18
の可動片部20にて一方に押される押圧力を受け
ている。天板3の案内孔13に接点操作杆13が
摺動自在にガイドされているので、上記押圧力に
耐える助けになるのである。案内孔13の大きさ
は接点操作杆13がシーソ作動できる程度の大き
さにしているので外部からスイツチ内部への塵埃
の侵入が少なくなるのである。
の可動片部20にて一方に押される押圧力を受け
ている。天板3の案内孔13に接点操作杆13が
摺動自在にガイドされているので、上記押圧力に
耐える助けになるのである。案内孔13の大きさ
は接点操作杆13がシーソ作動できる程度の大き
さにしているので外部からスイツチ内部への塵埃
の侵入が少なくなるのである。
以上述べたように、本考案は、枠体と、この枠
体にシーソ作動自在に支持される操作つまみと、
枠体に取り付けられる固定接片および可動接片と
からなるスイツチにおいて、枠体は、枠部とこの
枠部の一方を塞ぐように形成した天板と枠部の外
側に延在するように形成したフランジ部とから形
成し、操作つまみは指を押す押し部とこの押し部
から下方に延在する接点操作部と押し部の左右に
突出するように形成した軸ピンとから形成し、枠
体の枠部には天板の上方に延在する一対の支持台
を形成し、この支持台の頂部には前記軸ピンを回
動自在に支持するピン軸受穴を形成し、このピン
軸受穴には外部に通ずる開口溝を形成し、この開
口溝の幅を前記軸ピンの外径よりも挟く形成し、
操作つまみは、軸ピンを前記開口溝から押し込ん
でピン軸受穴に嵌合支持させて枠体に取り付ける
ようにし、枠体の天板には操作つまみの接点操作
部を通す案内孔を形成し、この案内孔は一対の支
持台の内側に位置するようにし、案内孔の形状は
ほぼ長方形の形状に形成し、長方形の長さは操点
操作部がシーソ作動できる程度にし、幅の方は操
点操作杆の厚さとほぼ同じにし、枠体の枠部内に
は可動接片支持部および固定接片支持部を設け、
両支持部は枠体内に対向するように設け、両支持
部には枠部の開口側から天板側に向つて延在する
可動接片支持溝および固定接片支持溝を形成し、
両支持溝はL字形状に形成し、固定接片はほぼ直
角に折り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字
状に形成し、この固定接片を固定接片支持部の固
定接片支持溝に嵌合支持させ、可動接片はほぼ直
角に折り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字
状に形成し、この可動接片を可動接片支持部の可
動接片支持溝に嵌合支持させ、可動接片の可動片
部には操作つまみの接点操作杆側に突出する突出
部をほぼV字状に折り曲げて形成し、操作つまみ
の接点操作杆にほぼV字形状の係合溝および斜面
を形成し、係合溝は可動接片の突出部が係合でき
るように可動接片の可動片部に対向する面に形成
し、斜面は可動接片の可動片部に対向する面の角
部に形成したことを特徴とするものである。
体にシーソ作動自在に支持される操作つまみと、
枠体に取り付けられる固定接片および可動接片と
からなるスイツチにおいて、枠体は、枠部とこの
枠部の一方を塞ぐように形成した天板と枠部の外
側に延在するように形成したフランジ部とから形
成し、操作つまみは指を押す押し部とこの押し部
から下方に延在する接点操作部と押し部の左右に
突出するように形成した軸ピンとから形成し、枠
体の枠部には天板の上方に延在する一対の支持台
を形成し、この支持台の頂部には前記軸ピンを回
動自在に支持するピン軸受穴を形成し、このピン
軸受穴には外部に通ずる開口溝を形成し、この開
口溝の幅を前記軸ピンの外径よりも挟く形成し、
操作つまみは、軸ピンを前記開口溝から押し込ん
でピン軸受穴に嵌合支持させて枠体に取り付ける
ようにし、枠体の天板には操作つまみの接点操作
部を通す案内孔を形成し、この案内孔は一対の支
持台の内側に位置するようにし、案内孔の形状は
ほぼ長方形の形状に形成し、長方形の長さは操点
操作部がシーソ作動できる程度にし、幅の方は操
点操作杆の厚さとほぼ同じにし、枠体の枠部内に
は可動接片支持部および固定接片支持部を設け、
両支持部は枠体内に対向するように設け、両支持
部には枠部の開口側から天板側に向つて延在する
可動接片支持溝および固定接片支持溝を形成し、
両支持溝はL字形状に形成し、固定接片はほぼ直
角に折り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字
状に形成し、この固定接片を固定接片支持部の固
定接片支持溝に嵌合支持させ、可動接片はほぼ直
角に折り曲げた固定片部と取付片部をもつてL字
状に形成し、この可動接片を可動接片支持部の可
動接片支持溝に嵌合支持させ、可動接片の可動片
部には操作つまみの接点操作杆側に突出する突出
部をほぼV字状に折り曲げて形成し、操作つまみ
の接点操作杆にほぼV字形状の係合溝および斜面
を形成し、係合溝は可動接片の突出部が係合でき
るように可動接片の可動片部に対向する面に形成
し、斜面は可動接片の可動片部に対向する面の角
部に形成したことを特徴とするものである。
この構成によれば、次のような作用・効果を期
待できる。
待できる。
(1) 枠体、操作つまみ、固定接片および可動接片
の部品により、スイツチが構成されるので部品
点数が少なく、構成が簡単である。
の部品により、スイツチが構成されるので部品
点数が少なく、構成が簡単である。
(2) ねじ等の止め部品がなく、しかも押し込みに
より組立作業にて組立をすることができるので
組立のし易いものである。
より組立作業にて組立をすることができるので
組立のし易いものである。
すなわち、操作つまみの軸ピンを支持台の開
口溝からピン軸受穴に押し込むことにより、操
作つまみが取り付けられる。
口溝からピン軸受穴に押し込むことにより、操
作つまみが取り付けられる。
固定接片を固定接片支持部の固定接片支持溝
に、可動接片を可動接片支持部の可動接片支持
溝に押し込むことにより、両接片は取り付けら
れる。しかも、枠体の枠部は下側が開口になつ
ているので、両接片の押し込み作業がし易い。
に、可動接片を可動接片支持部の可動接片支持
溝に押し込むことにより、両接片は取り付けら
れる。しかも、枠体の枠部は下側が開口になつ
ているので、両接片の押し込み作業がし易い。
このように組立がすこぶるし易いものであ
る。
る。
(3) スイツチのON,OFF作動によつて可動接片
の取り付け部分が緩むことはない。
の取り付け部分が緩むことはない。
ON,OFFにともなう可動接片の作動方向は
可動接片の押し込む取り付け方向とほぼ直角で
あるので、可動接片のON,OFF作動により、
取り付け部分が緩んでくることはないのであ
る。
可動接片の押し込む取り付け方向とほぼ直角で
あるので、可動接片のON,OFF作動により、
取り付け部分が緩んでくることはないのであ
る。
(4) スイツチの操作性が良い。
操作つまみの接点操作杆に斜面が形成されて
いるので、可動接片の突出部との摺動が円滑に
行なわれる。操作つまみの操作が軽く行なわれ
るのである。
いるので、可動接片の突出部との摺動が円滑に
行なわれる。操作つまみの操作が軽く行なわれ
るのである。
(5) スイツチの安定した状態が確保される。
可動接片の突出部が操作つまみの接点操作杆
に設けた係合溝に係合した状態がとられるので
安定したON状態が得られるのである。
に設けた係合溝に係合した状態がとられるので
安定したON状態が得られるのである。
第1図から第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はスイツチの縦断面図。この縦断面
図はスイツチのOFF状態を示す。第2図は第1
図を下から見た底面図、第3図はスイツチの分解
斜視図、第4図はスイツチの枠体を下から見た底
面図。第5図はスイツチの縦断面図で、スイツチ
のON状態を示す。第6図は従来のスイツチを示
すもので、スイツチの縦断面図である。 1……スイツチの枠体、9……操作つまみ、1
4……固定接片、18……可動接片、23……固
定接片支持部、24……可動接片支持部。
ので、第1図はスイツチの縦断面図。この縦断面
図はスイツチのOFF状態を示す。第2図は第1
図を下から見た底面図、第3図はスイツチの分解
斜視図、第4図はスイツチの枠体を下から見た底
面図。第5図はスイツチの縦断面図で、スイツチ
のON状態を示す。第6図は従来のスイツチを示
すもので、スイツチの縦断面図である。 1……スイツチの枠体、9……操作つまみ、1
4……固定接片、18……可動接片、23……固
定接片支持部、24……可動接片支持部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 枠体と、この枠体にシーソ作動自在に支持され
る操作つまみと、枠体に取り付けられる固定接片
および可動接片とからなるスイツチにおいて、 枠体は、枠部とこの枠部の一方を塞ぐように形
成した天板と枠部の外側に延在するように形成し
たフランジ部とから形成し、 操作つまみは指を押す押し部とこの押し部から
下方に延在する接点操作部と押し部の左右に突出
するように形成した軸ピンとから形成し、 枠体の枠部には天板の上方に延在する一対の支
持台を形成し、この支持台の頂部には前記軸ピン
を回動自在に支持するピン軸受穴を形成し、この
ピン軸受穴には外部に通ずる開口溝を形成し、こ
の開口溝の幅を前記軸ピンの外径よりも挟く形成
し、 操作つまみは、軸ピンを前記開口溝から押し込
んでピン軸受穴に嵌合支持させて枠体に取り付け
るようにし、 枠体の天板には操作つまみの接点操作部を通す
案内孔を形成し、この案内孔は一対の支持台の内
側に位置するようにし、案内孔の形状はほぼ長方
形の形状に形成し、長方形の長さは操点操作部が
シーソ作動できる程度にし、幅の方は操点操作杆
の厚さとほぼ同じにし、 枠体の枠部内には可動接片支持部および固定接
片支持部を設け、両支持部は枠部内に対向するよ
うに設け、両支持部には枠部の開口側から天板側
に向つて延在する可動接片支持溝および固定接片
支持溝を形成し、両支持溝はL字形状に形成し、 固定接片はほぼ直角に折り曲げた固定片部と取
付片部をもつてL字状に形成し、この固定接片を
固定接片支持部の固定接片支持溝に嵌合支持さ
せ、 可動接片はほぼ直角に折り曲げた固定片部と取
付片部をもつてL字状に形成し、この可動接片を
可動接片支持部の可動接片支持溝に嵌合支持さ
せ、 可動接片の可動片部には操作つまみの接点操作
杆側に突出する突出部をほぼV字状に折り曲げて
形成し、 操作つまみの接点操作杆にほぼV字形状の係合
溝および斜面を形成し、係合溝は可動接片の突出
部が係合できるように可動接片の可動片部に対向
する面に形成し、斜面は可動接片の可動片部に対
向する面の角部に形成したことを特徴とするスイ
ツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315882U JPS58155732U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315882U JPS58155732U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58155732U JPS58155732U (ja) | 1983-10-18 |
JPH0229643Y2 true JPH0229643Y2 (ja) | 1990-08-09 |
Family
ID=30063838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315882U Granted JPS58155732U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58155732U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752034B2 (ja) * | 1980-03-12 | 1982-11-05 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111677U (ja) * | 1974-02-22 | 1975-09-11 | ||
JPS5113577U (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-31 | ||
JPS5752034U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP5315882U patent/JPS58155732U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752034B2 (ja) * | 1980-03-12 | 1982-11-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58155732U (ja) | 1983-10-18 |
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