JPH02243070A - オートフォーカスカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、フィルムカメラ、ビデオカメラ、電子スチル
カメラ等で、オ−トフォーカス機能を有するカメラに関
する。

（ロ）従来の技術 フィルムカメラ、ビデオカメラ、或いは電子スチルカメ
ラ等においては、オートフォーカス機能を備えるものが
ある。

例えば、オートフォーカス機能を備えるフィルムカメラ
については、雑誌「写真工業」　（写真工業社発行）の
１９８８年６月号の２７頁乃至２９頁、或いは１９８８
年７月号の２８頁乃至２９頁等に記載されており、赤外
ビームを照射して被写体を検出する赤外線アクティブ方
式等がある。また、ＣＣＤ　（固体撮像素子）等を用い
たビデオカメラでは、輝度信号によって７オーカスを合
わ、廿るデジタルＡＦ方式等がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の方式のオート７オーカスカメラでは、７オーカス
エリア内に被写体と識別されるものが複数個存在する場
合、目的とする被写体と興なる被写体−にフォーカスが
合うことがある。例えば、第３図に示す様に、フォーカ
スエリア（２１）左側に目的とする被写体（２２）があ
り、カメラに、より近接した位置に他の物体（２３）が
ある場合、返点より遠点に向けて合焦状態を探して行く
方式のオートフォーカスカメラでは、物体（２３）にフ
ォーカスが合ってしまう。この様な場合、撮影者は、フ
ォーカスエリア（２１）内には、被写体（２２）のみが
入る様にカメラの方向を変え、被写体（２２）に７オー
カスが合った時にフォーカスをロックし、再びカメラを
元の方向に向ける等の操作が必要であり、操作性が悪か
った。

本発明は、フォーカスエリア内に、被写体と識別される
ものが複数ある場合、７オーカス合わせを行う被写体を
任意に選択することができるオートフォーカスカメラを
提供することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、撮像レンズ系の７オーカスのずれに応じて変
化し、合焦状態において極大となる評価値信号を導出す
る評価値信号発生手段と、前記評価値信号の極大を検出
すると共に、該極大となる位置に前記７オーカスを変位
させる７オ一カス制御手段と、該フォーカス制御手段に
他の極大の検出を再び開始させる合焦状態選択手段と、
何れの被写体に対して合焦しているかを識別できる七二
タ手段とを備えることを特徴とする。

（ホ）作用 本発明は以上の様に構成されているので、７オ一カス制
御手段は、合焦状態選択手段により他の極大を検出する
様に制御され、合焦状態は選択的に切換えられる。

（へ）実施例 以下図面に従い本発明の実施例について説明する。本実
施例は、電子スチルカメラに本発明を採用するものであ
る。

第１図は実施例のブロック図である。図において、（１
）は撮像レンズ系であり、モータドライバー（２）によ
って制御されるフォーカスモーフ（３）によって７オー
カスが変位される。撮像レンズ系（１）を通った光は、
ＴＴＬファインダー（４）（七二タ手段）及びＣＣＤ　
（固体撮像素子）（５）に導かれる。ＴＴＬファインダ
ー（４）により、被写体に対する合焦状態を確認するこ
とができる。（６）はＣ０Ｄ（５）の出力を入力され、
記録手段（７）に映像信号を、ＡＦ回路（８）（評価値
信号発生手段）には映像信号の高域成分である輝度信号
（Ｙ信号）を導出している。記録手段（７）は、映像信
号を記録媒体に記録する記録手段である。

本実施例ではデジタルオートフォーカス方式を採用して
おり、ＡＦ回路（８）は、輝度信号に対して、デジタル
積分等の処理を行うことにより、撮像レンズ系（１）の
合焦状態を評価する評価値信号を導出する。評価値信号
は、合焦状態において極大となり、また、フォーカスエ
リア内に複数の被写体が存在する場合には、夫々の被写
体にフォーカスが合った時に対応して極大が発生とする
。

（９）はＣＰＵであり、演算手段（１０）と制御手段（
１１）とを備えている。演算手段（１０）は、撮像レン
ズ系（１）のフォーカスが近点から遠点にかけて変位さ
れる様に、モータドライバー（２）を制御する。７オー
カスの変位に応じて、入力される評価値信号のレベルも
変位するため、演算手段（１０）は、その極大を検出す
ることにより合焦状態を検出し、撮像レンズ系（１）の
フォーカスを固定する。制御手段（１１）　（合焦状態
選択手段）は、リレーズボタン（１２）の押圧に応じて
信号を入力され、撮像レンズ系（１）のフォーカスが、
他の合焦位置に移動される様に、演算手段（１０）を制
御する。制御手段（１１）の制御に伴う動作については
、以下に詳述する。尚、演算手段（１０）、モータドラ
イツク−（２）、フォーカスモーフ（３）により７オ一
カス制御手段が構成されている。

フレーズボタン（１２）は、２段階の押圧状態を有し、
１段目でフォーカス合わせが行われ、２段目で映像信号
の記録媒体への記録が行われる構成となっている。まず
、１段目まで押圧すると、撮像レンズ系（１）の７オー
カスが返点から遠点にかけて変位され、評価値信号の極
大が検出されると、即ち、合焦状態が検出されると、フ
ォーカスは固定される。

フォーカスエリアはある程度の広さがあり、フォーカス
エリア内に複数の被写体が存在する場合、カメラに対し
て最も近い位置にある被写体に７オーカスが合う。どの
被写体に対して、７才一カスが合っているかは、ＴＴＬ
ファインダー（４）により確認することができる。目的
とする被写体が他の被写体である場合、リレーズボタン
（１２）を−変能して、再び押圧すると、次の合焦状態
が検出されるまで、７オーカスが変位される。この動作
をくり返し、目的とする被写体にフォーカスが合ったこ
とを、ＴＴＬファインダー（４）により確認し、リレー
ズボタン（１２）を２段目まで押圧すると、記録媒体へ
の記録が為される。

尚、上記動作において、７オーカスの変位に応じて評価
値信号は、第２図に示す様に変化している。（３１）、
（３２）、（３３）の極大点は、フォーカスエリア内に
存在する被写体夫々にフォーカスが合った時に発生する
ものである。

また、リレーズボタン（１２）を−変能した後、再び押
圧することにより他の合焦状態に変更する場合、本実施
例では、２秒以内に再度の押圧を行うことが必要となっ
ている。２秒以上経過してから、再度の押圧を行うと、
７オーカス合わせの動作は、初期状態から、即ち、最も
近点卆ら再び行すれる。本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、上記構成においては、フォー
カス合わせは返点から遠点にかけて行われ、順次被写体
を選択する構成となっているが、合焦状態から、フォー
カスを近点側、或いは遠点側何れにも変更できる様にし
、フォーカスの合わせられる被写体を、近点にある被写
体、遠点にある被写体等、任意に選択できる構成として
もよい。また、本実施例は電子スチルカメラについて説
明したが、本発明は、フィルムカメラ、ビデオカメラ等
に対して適用できるのは勿論である。

（ト）発明の効果 以上に述べた様に本発明によれば、フォーカスエリア内
に複数の被写体がある場合、オート７オーカス機能によ
って７オーカスの合わせられる被写体を任意に選択する
ことができ、その効率は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例のブロック図、第２図は７オ一カス位置
と評価値信号のレベルとの関係を示す図、第３図はフォ
ーカスエリアと被写体との関係を示す図である。 （１）・・・撮像レンズ系、（４）・・・ＴＴＬファイ
ンダ（モニタ手段）、（２）・・・モータドライバー（
）オーカス制御手段）（３）・・・７オーカスモーク（
）オーカス制御手段）、（８）・・・ＡＦ回路（評価値
信号発生手段）　、（１０）・・・演算手段（７オ一カ
ス制御手段）、（１１）・・・制御手段（合焦状態選択
手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像レンズ系のフォーカスのずれに応じて変化し
   、合焦状態において極大となる評価値信号を導出する評
   価値信号発生手段と、前記評価値信号の極大を検出する
   と共に、該極大となる位置に前記フォーカスを変位させ
   るフォーカス制御手段と、該フォーカス制御手段に他の
   極大の検出を再び開始させる合焦状態選択手段と、何れ
   の被写体に対して合焦しているかを識別できるモニタ手
   段とを備えることを特徴とするオートフォーカスカメラ
   。