JPH02241807A - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
乗用車用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH02241807A JPH02241807A JP1062958A JP6295889A JPH02241807A JP H02241807 A JPH02241807 A JP H02241807A JP 1062958 A JP1062958 A JP 1062958A JP 6295889 A JP6295889 A JP 6295889A JP H02241807 A JPH02241807 A JP H02241807A
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- carcass
- bead
- tire
- sidewall
- maximum width
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- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims abstract description 31
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/0009—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion
- B60C15/0036—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion with high ply turn-up, i.e. folded around the bead core and terminating radially above the point of maximum section width
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C3/00—Tyres characterised by the transverse section
- B60C3/04—Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
- B60C9/0292—Carcass ply curvature
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C2200/00—Tyres specially adapted for particular applications
- B60C2200/06—Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T152/00—Resilient tires and wheels
- Y10T152/10—Tires, resilient
- Y10T152/10495—Pneumatic tire or inner tube
- Y10T152/10819—Characterized by the structure of the bead portion of the tire
- Y10T152/10837—Bead characterized by the radial extent of apex, flipper or chafer into tire sidewall
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T152/10855—Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials
- Y10T152/10864—Sidewall stiffening or reinforcing means other than main carcass plies or foldups thereof about beads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Li−直立■且ユI
この発明は、高性能乗用車に好適な空気入りラジアルタ
イヤに関する。
イヤに関する。
従」LΩ」虹猪
近年、高速道路が大幅に整備延長され、また人々の高級
志向に伴なって、車両の最大出力馬力に対する車両重量
の比が8Kgを超えない乗用車。
志向に伴なって、車両の最大出力馬力に対する車両重量
の比が8Kgを超えない乗用車。
いわゆる高性能乗用車が普及し始めた。このような高性
能乗用車に用いられる空気入りタイヤは、その走行形態
から高い旋回性能が要求されるが。
能乗用車に用いられる空気入りタイヤは、その走行形態
から高い旋回性能が要求されるが。
従来、このような旋回性能を向上させるため種々の提案
がなされており、例えばベルト層の周方向剛性を高めて
クラウン部の変形を抑制し、これにより旋回性能を高め
た空気入りタイヤが提案されている。
がなされており、例えばベルト層の周方向剛性を高めて
クラウン部の変形を抑制し、これにより旋回性能を高め
た空気入りタイヤが提案されている。
が
しかしながら、このようなタイヤはいずれも、必要な程
度にまで旋回性能を向上させることができないという問
題点があった。
度にまで旋回性能を向上させることができないという問
題点があった。
この発明は、旋回性能が充分に向上し高性能乗用車に好
適な乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供することを
目的とする。
適な乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供することを
目的とする。
このような目的は、カーカスプライの巻上げ端部、ゴム
フィラーまたは傾斜コード層の少なくとも1つのクラウ
ン部側先端がサイドウオールのほぼ中央まで達し、かつ
、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置がビードヒー
ルからタイヤ断面高さの少なくとも60%径方向外側に
位置するとともに、加硫成型時におけるビードヒール間
距離がインフレード時におけるビードヒール間距離より
少なくとも12.7mm (0,5インチ)小さく、タ
イヤを使用リムに組み、使用内圧を充填したインプレー
ト時に、前記カーカス最大幅位置は形状変化を伴なって
上記加硫時カーカス最大幅位置高さの55%から75%
に移行する乗用車用空気入りラジアルタイヤにより達成
することができる。
フィラーまたは傾斜コード層の少なくとも1つのクラウ
ン部側先端がサイドウオールのほぼ中央まで達し、かつ
、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置がビードヒー
ルからタイヤ断面高さの少なくとも60%径方向外側に
位置するとともに、加硫成型時におけるビードヒール間
距離がインフレード時におけるビードヒール間距離より
少なくとも12.7mm (0,5インチ)小さく、タ
イヤを使用リムに組み、使用内圧を充填したインプレー
ト時に、前記カーカス最大幅位置は形状変化を伴なって
上記加硫時カーカス最大幅位置高さの55%から75%
に移行する乗用車用空気入りラジアルタイヤにより達成
することができる。
1」
今、この発明のタイヤはリム組み以前の状態にあるとす
る。このときのタイヤの形状は、加硫成型時における形
状とほぼ同一であり、カーカス最大幅位置がビードヒー
ルからタイヤ断面高さの少なくとも60%径方向外側に
位置し、また、ビードヒール間距離がインフレード時に
おけるビードヒール間距離より少なくとも12.7mm
(0,5インチ)小さい、このため、該タイヤはその
子午線断面がビードからクラウン部に向かって幅が徐々
に広くなった逆三角形状を呈している0次に、このよう
なタイヤを使用リムにリム組みし、使用内圧を充填する
と、両と一ドは軸方向外側へそれぞれ移動して使用リム
に着座するが、この際、前述のようにリム組み以前にお
けるビードヒール間距離がインフレード時におけるビー
ドヒール間距離以下であるため1両ビードは前記内圧に
よ1て強制的に軸方向外側へ多少押し拡げられて変位す
ることになる。ここで、このタイヤはカーカスプライの
巻上げ端部、ゴムフィラー、または傾斜コード層の少な
くとも1つのクラウン部側先端をサイドウオールのほぼ
中央まで到達させ、これにより、サイドウオール下方部
の剛性を、サイドウオール上方部の剛性に比較して大幅
に高くしているため、このサイドウオール下方部は前記
ビードと一体となって殆ど変形することなく変位、即ち
ビード。
る。このときのタイヤの形状は、加硫成型時における形
状とほぼ同一であり、カーカス最大幅位置がビードヒー
ルからタイヤ断面高さの少なくとも60%径方向外側に
位置し、また、ビードヒール間距離がインフレード時に
おけるビードヒール間距離より少なくとも12.7mm
(0,5インチ)小さい、このため、該タイヤはその
子午線断面がビードからクラウン部に向かって幅が徐々
に広くなった逆三角形状を呈している0次に、このよう
なタイヤを使用リムにリム組みし、使用内圧を充填する
と、両と一ドは軸方向外側へそれぞれ移動して使用リム
に着座するが、この際、前述のようにリム組み以前にお
けるビードヒール間距離がインフレード時におけるビー
ドヒール間距離以下であるため1両ビードは前記内圧に
よ1て強制的に軸方向外側へ多少押し拡げられて変位す
ることになる。ここで、このタイヤはカーカスプライの
巻上げ端部、ゴムフィラー、または傾斜コード層の少な
くとも1つのクラウン部側先端をサイドウオールのほぼ
中央まで到達させ、これにより、サイドウオール下方部
の剛性を、サイドウオール上方部の剛性に比較して大幅
に高くしているため、このサイドウオール下方部は前記
ビードと一体となって殆ど変形することなく変位、即ち
ビード。
サイドウオール下方部は軸方向外側へリム組み時の形状
をほぼ維持しつつ平行移動する。この結果、サイドウオ
ールの中央部が軸方向外側に大きく突出し、該部位、即
ち加硫時カーカス最大幅位置高さの55%から75%に
カーカス最大幅位置が移行する。このとき、比較的剛性
の低いサイドウオール上方部は前記サイドウオール下方
部の軸方向外側への変位に引っ張られてクラウン部との
接続部を中心として軸方向外側へ拡がるよう変形すると
ともに、その内部にラジアル方向の高い張力が発生する
。その結果、サイドウオールが全体的に高い張力を発生
する。サイドウオールにこのように高い張力が発生する
と、タイヤとしての横剛性が高くなり、七のため、走行
時におけるコーナリングパワーが増大し、旋回性能が向
上するのである。また、このようにサイドウオール上方
部がサイドウオール下方部に引っ張られて変形し内部に
高い張力が発生すると、このサイドウオール上方部に連
なっているクラウン部の軸方向両端部は径方向内側へ引
きずり込む方向に力が作用し、この結果、ベルト層の幅
方向両端部での周方向張力が緩和される。これにより、
クラウン部の路面に対する!地面績が増大してコーナリ
ングフォー・スの最大値が高くなり、旋回性能がさらに
向上するのである。
をほぼ維持しつつ平行移動する。この結果、サイドウオ
ールの中央部が軸方向外側に大きく突出し、該部位、即
ち加硫時カーカス最大幅位置高さの55%から75%に
カーカス最大幅位置が移行する。このとき、比較的剛性
の低いサイドウオール上方部は前記サイドウオール下方
部の軸方向外側への変位に引っ張られてクラウン部との
接続部を中心として軸方向外側へ拡がるよう変形すると
ともに、その内部にラジアル方向の高い張力が発生する
。その結果、サイドウオールが全体的に高い張力を発生
する。サイドウオールにこのように高い張力が発生する
と、タイヤとしての横剛性が高くなり、七のため、走行
時におけるコーナリングパワーが増大し、旋回性能が向
上するのである。また、このようにサイドウオール上方
部がサイドウオール下方部に引っ張られて変形し内部に
高い張力が発生すると、このサイドウオール上方部に連
なっているクラウン部の軸方向両端部は径方向内側へ引
きずり込む方向に力が作用し、この結果、ベルト層の幅
方向両端部での周方向張力が緩和される。これにより、
クラウン部の路面に対する!地面績が増大してコーナリ
ングフォー・スの最大値が高くなり、旋回性能がさらに
向上するのである。
丈」1例
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2図は高性能乗用車に好適な乗用車用空気入りラ
ジアルタイヤlの子午線断面図を示すもので、第1図は
金型内の加硫成型時におけるタイヤ lを示しており、
第2図は使用リム 2にリム組みし、使用内圧を充填し
たインフレード時のタイヤ 1を示している。このタイ
ヤ 1は2インフレ一ト時のタイヤ断面高さHに対する
タイヤ断面最大幅Wの比(偏平比)が0゜6から0.3
の範囲にある超偏平形状のタイヤである。この実施例に
おいては、タイヤ lとしてサイズが225150R1
Gのタイヤ(偏平比が0.5)を、また、使用リム2(
通常は正規リム)としてサイズが8J J X 111
1のリムを用い、使用内圧(通常は正規内圧)は2.7
Kg/Cmlである。なお、このタイヤlのインフレー
ド時におけるタイヤ断面高さHは114m脂、タイヤ断
面最大幅Wは222■層である。
ジアルタイヤlの子午線断面図を示すもので、第1図は
金型内の加硫成型時におけるタイヤ lを示しており、
第2図は使用リム 2にリム組みし、使用内圧を充填し
たインフレード時のタイヤ 1を示している。このタイ
ヤ 1は2インフレ一ト時のタイヤ断面高さHに対する
タイヤ断面最大幅Wの比(偏平比)が0゜6から0.3
の範囲にある超偏平形状のタイヤである。この実施例に
おいては、タイヤ lとしてサイズが225150R1
Gのタイヤ(偏平比が0.5)を、また、使用リム2(
通常は正規リム)としてサイズが8J J X 111
1のリムを用い、使用内圧(通常は正規内圧)は2.7
Kg/Cmlである。なお、このタイヤlのインフレー
ド時におけるタイヤ断面高さHは114m脂、タイヤ断
面最大幅Wは222■層である。
前記タイヤ lは1円筒状のクラウン部3と、該クラウ
ン部3の軸方向両端、即ちトレッド端4から径方向内側
にそれぞれ延びビードリング5を埋設したビードθで終
る一対のサイドウオール7とを含み、前記サイドウオー
ル7はその中央を境界としてビードB側のサイドウオー
ル下方部8と、クラウン部3側のサイドウオール上方部
9と、から構成されている。ここで、加硫成型時におけ
る一対のビード θのビードヒール6a間の距離(足幅
)Aを、インフレード時におけるビードヒール6a間の
距離Bより少なくとも12.7mm (0,5インチ)
小さくしている。即ち、足幅をリム幅より狭くした状態
でタイヤ lを加硫しているのである。
ン部3の軸方向両端、即ちトレッド端4から径方向内側
にそれぞれ延びビードリング5を埋設したビードθで終
る一対のサイドウオール7とを含み、前記サイドウオー
ル7はその中央を境界としてビードB側のサイドウオー
ル下方部8と、クラウン部3側のサイドウオール上方部
9と、から構成されている。ここで、加硫成型時におけ
る一対のビード θのビードヒール6a間の距離(足幅
)Aを、インフレード時におけるビードヒール6a間の
距離Bより少なくとも12.7mm (0,5インチ)
小さくしている。即ち、足幅をリム幅より狭くした状態
でタイヤ lを加硫しているのである。
その理由は、前記距離Aが距離Bから12.7mm (
0,5インチ)を滅じた値を超えていると、インフレー
ド時におけるサイドウオール下方?B 8の平行移動量
が少なくなり、旋回性能の向上が期待できないからであ
る。なお、この距離Aは距離Bよす50.8Gm (2
インチ)以上狭くしないことが好ましい、その理由は、
距離Aを距離Bより50.8−風(2インチ)以上狭く
すると、リム組み時にリム2のビードシート部2bにフ
ィツトしにくくなるからである。この実施例においては
、前記距離Aは177゜8−厘(フインチ)であり、距
離Bは203.2層i+(8インチ)である。また、イ
ンフレード時におけるクラウン部3の幅、即ち−・方の
トレッド端4から他方のトレッド端までのトレッド幅は
、接地面積の増大と直進安定性とを両立させる意味から
、リム2のリム幅(前記距離Bと同一値)と実質上同一
としている。さらに、前記ビード8のビードトウ部8c
を構成するゴムのショアA硬度は、周囲のゴムのショア
A硬度より高くすることが好ましい、その理由は、この
ようにビードトウ部8cのゴム硬度を高くすると、圧縮
変形が困難となるため、インフレード時におけるビード
6、サイドウオール下方部8の軸方向内側への倒れ込み
を抑制することができるからである。この実施例におい
ては、ビー1トウ部8cのゴムのショアA硬度を75度
とし、その周囲のゴムのショアA硬度を95度としてい
る。
0,5インチ)を滅じた値を超えていると、インフレー
ド時におけるサイドウオール下方?B 8の平行移動量
が少なくなり、旋回性能の向上が期待できないからであ
る。なお、この距離Aは距離Bよす50.8Gm (2
インチ)以上狭くしないことが好ましい、その理由は、
距離Aを距離Bより50.8−風(2インチ)以上狭く
すると、リム組み時にリム2のビードシート部2bにフ
ィツトしにくくなるからである。この実施例においては
、前記距離Aは177゜8−厘(フインチ)であり、距
離Bは203.2層i+(8インチ)である。また、イ
ンフレード時におけるクラウン部3の幅、即ち−・方の
トレッド端4から他方のトレッド端までのトレッド幅は
、接地面積の増大と直進安定性とを両立させる意味から
、リム2のリム幅(前記距離Bと同一値)と実質上同一
としている。さらに、前記ビード8のビードトウ部8c
を構成するゴムのショアA硬度は、周囲のゴムのショア
A硬度より高くすることが好ましい、その理由は、この
ようにビードトウ部8cのゴム硬度を高くすると、圧縮
変形が困難となるため、インフレード時におけるビード
6、サイドウオール下方部8の軸方向内側への倒れ込み
を抑制することができるからである。この実施例におい
ては、ビー1トウ部8cのゴムのショアA硬度を75度
とし、その周囲のゴムのショアA硬度を95度としてい
る。
前記タイヤ 1は一方のビードリング5から他方のビー
ドリングに亘ってカーカスlOで補強されており、この
カーカス10の両側部は前記ビードリツプ5の廻りに軸
方向内側から軸方向外側に向かって巻−ヒげられ、カー
カスlOに重なる巻上げ端部11を構成している。この
カーカス10は少なくとも1枚、多くても3枚を超えな
いカーカスプライ12により構成され、各カーカスプラ
イ12内にはほぼラジアル方向に延び、即ちタイヤ赤道
面Eに対してほぼ90度で交差し、レイヨン、ポリエス
テル、ナイロン等で代表されるa雌コードが多数本埋設
されている。この実施例においては、カーカスプライ1
2を1850 d/2のレイヨンコードからなるブライ
の2枚で構成している。また、このカーカス10の子午
線断面形状はインフレード時にあっては自然f衡形状に
近いが、加硫成型時にあっては、前述のように距離Aを
距離Bより少なくとも12.7m層(0,5インチ)小
さくしているので、ビード6からクラウン部3に向かっ
て幅が徐々に広くなった逆三角形状を呈している。この
結果、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置Cはサイ
ドウオール7の中央よりクラウン部3側に位置すること
になるが、この発明では加硫成型時におけるカーカス最
大幅位置Cを、ビードヒール6aから加硫成型時におけ
るタイヤ断面高さJの少なくとも60%に相出する距@
Vだけ径方向外側に位置させる。その理由は、80%未
満であると、カーカス最大幅位置Cがサイドウオール7
のほぼ中央に最初から位置するため、内圧を充填しても
サイドウオール7の中央部は殆ど軸方向外側へ変位する
ことができず、この結果、サイドウオール上方部9の変
形量が少なくなって旋回性能を向上させることができな
いからである。また、このカーカス最大幅位置Cの径方
向上限は事情さえ許せば95%以上、 100%近くま
で高く定めることができる。しかし、実用性の面からタ
イヤ断面高さJの75%以下であることが好ましい、こ
のようなことから、カーカス最大幅位置Cはビードヒー
ルθdからタイタ断面高さJの60%から75%だけ離
れた領域りに位置することが好ましい、この実施例にお
いては、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置Cのビ
ードヒール1llaからの距離Vは73mmで、これは
タイヤ断面高さJ (114■m)の64%であり、ま
た、このときのカーカス最大幅の値Sは210層層であ
る。そして、加硫成型時において、このカーカス最大幅
位置Cよりクラウン部3側のカーカス10の曲率半径R
1を、カーカス最大幅位置Cよりビード6側のカーカス
lOの曲率半径R2より小さくすることが、旋回性能を
向上させるためには好ましい、この実施例では前記曲率
半径R1を20mmとし、曲率半径R2を75層烏とし
ている。
ドリングに亘ってカーカスlOで補強されており、この
カーカス10の両側部は前記ビードリツプ5の廻りに軸
方向内側から軸方向外側に向かって巻−ヒげられ、カー
カスlOに重なる巻上げ端部11を構成している。この
カーカス10は少なくとも1枚、多くても3枚を超えな
いカーカスプライ12により構成され、各カーカスプラ
イ12内にはほぼラジアル方向に延び、即ちタイヤ赤道
面Eに対してほぼ90度で交差し、レイヨン、ポリエス
テル、ナイロン等で代表されるa雌コードが多数本埋設
されている。この実施例においては、カーカスプライ1
2を1850 d/2のレイヨンコードからなるブライ
の2枚で構成している。また、このカーカス10の子午
線断面形状はインフレード時にあっては自然f衡形状に
近いが、加硫成型時にあっては、前述のように距離Aを
距離Bより少なくとも12.7m層(0,5インチ)小
さくしているので、ビード6からクラウン部3に向かっ
て幅が徐々に広くなった逆三角形状を呈している。この
結果、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置Cはサイ
ドウオール7の中央よりクラウン部3側に位置すること
になるが、この発明では加硫成型時におけるカーカス最
大幅位置Cを、ビードヒール6aから加硫成型時におけ
るタイヤ断面高さJの少なくとも60%に相出する距@
Vだけ径方向外側に位置させる。その理由は、80%未
満であると、カーカス最大幅位置Cがサイドウオール7
のほぼ中央に最初から位置するため、内圧を充填しても
サイドウオール7の中央部は殆ど軸方向外側へ変位する
ことができず、この結果、サイドウオール上方部9の変
形量が少なくなって旋回性能を向上させることができな
いからである。また、このカーカス最大幅位置Cの径方
向上限は事情さえ許せば95%以上、 100%近くま
で高く定めることができる。しかし、実用性の面からタ
イヤ断面高さJの75%以下であることが好ましい、こ
のようなことから、カーカス最大幅位置Cはビードヒー
ルθdからタイタ断面高さJの60%から75%だけ離
れた領域りに位置することが好ましい、この実施例にお
いては、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置Cのビ
ードヒール1llaからの距離Vは73mmで、これは
タイヤ断面高さJ (114■m)の64%であり、ま
た、このときのカーカス最大幅の値Sは210層層であ
る。そして、加硫成型時において、このカーカス最大幅
位置Cよりクラウン部3側のカーカス10の曲率半径R
1を、カーカス最大幅位置Cよりビード6側のカーカス
lOの曲率半径R2より小さくすることが、旋回性能を
向上させるためには好ましい、この実施例では前記曲率
半径R1を20mmとし、曲率半径R2を75層烏とし
ている。
前記巻上げ端部11とカーカスlOとの間にはこれらの
間の空間を埋めるゴムフィラー15が配設され、このゴ
ムフィラー15はその基端がビードリング5の外面に接
着されている。また、このゴムフィラー15はビードリ
ング5からクラウン部3に向かって延びるとともに、ク
ラウン部3に向かうに従い肉厚が薄くなった先細り形状
をしている。
間の空間を埋めるゴムフィラー15が配設され、このゴ
ムフィラー15はその基端がビードリング5の外面に接
着されている。また、このゴムフィラー15はビードリ
ング5からクラウン部3に向かって延びるとともに、ク
ラウン部3に向かうに従い肉厚が薄くなった先細り形状
をしている。
このゴムフィラー15は硬質ゴムから構成されており、
そのショアA硬度を85度から35度の範囲内にするこ
とが、サイドウオール下方部8の剛性を効果的に高める
意味から好ましい、この実施例ではゴムフィラー15は
ショアA硬度が80度の硬質ゴムから構成されている。
そのショアA硬度を85度から35度の範囲内にするこ
とが、サイドウオール下方部8の剛性を効果的に高める
意味から好ましい、この実施例ではゴムフィラー15は
ショアA硬度が80度の硬質ゴムから構成されている。
18.19は前記ゴムフィラー15に重ね合わせて配置
され前記サイドウオール下方部8を補強する傾斜コード
層であり、これらの傾斜コード層は少なくとも1枚必要
であるが、この実施例のように、軸方向外側に傾斜コー
ド層18を、軸方向内側に傾斜コード層19を配置して
2枚とすることが、サイドウオール下方部8の剛性を効
果的に高める意味から好ましい、これら傾斜コード層1
8.19は、この実施例のようにゴムフィラー15と巻
上げ端部11との間に配置することがサイドウオール下
方部8の剛性を効果的に高める意味から好ましいが、巻
上げ端部11の軸方向外側あるいはゴムフィラー15と
カーカスlOとの間に配置してもよく、特に、複数枚の
傾斜コード層を用いるときには、その一部をゴムフィラ
ー15と巻上げ端部11との間に配置し、残りを上記他
の部位、特に巻上げ端部11の軸方向外側に配置すると
よい、このように傾斜コード層18.19はゴムフィラ
ー15に直接接触させて重ね合わせてもよく、あるいは
巻上げ端部!1を介して間接的に重ね合わせてもよいの
である。また。
され前記サイドウオール下方部8を補強する傾斜コード
層であり、これらの傾斜コード層は少なくとも1枚必要
であるが、この実施例のように、軸方向外側に傾斜コー
ド層18を、軸方向内側に傾斜コード層19を配置して
2枚とすることが、サイドウオール下方部8の剛性を効
果的に高める意味から好ましい、これら傾斜コード層1
8.19は、この実施例のようにゴムフィラー15と巻
上げ端部11との間に配置することがサイドウオール下
方部8の剛性を効果的に高める意味から好ましいが、巻
上げ端部11の軸方向外側あるいはゴムフィラー15と
カーカスlOとの間に配置してもよく、特に、複数枚の
傾斜コード層を用いるときには、その一部をゴムフィラ
ー15と巻上げ端部11との間に配置し、残りを上記他
の部位、特に巻上げ端部11の軸方向外側に配置すると
よい、このように傾斜コード層18.19はゴムフィラ
ー15に直接接触させて重ね合わせてもよく、あるいは
巻上げ端部!1を介して間接的に重ね合わせてもよいの
である。また。
これら傾斜コード層18.19は、ビードリング5側基
端が該ビードリング5の近傍に位置しているとともに、
タイヤ lをリム2にリム組みしたときリムフランジ2
aに重なり合っているが、このようにリムフランジ2a
に重なり合ってさえいれば、傾斜コード&!&18.1
9のビードリング5側基端はビードリング5より若干ク
ラウン部3gsに位置していてもよい、前記傾斜コード
層18、!9内には多数本の傾斜したコードが埋設され
、これらのコードはリムフランジ2aと重なり合う位置
において巻上げ端部11内のコードに対し58度から7
8度の範囲で交差する方向に延びている。なお、この実
施例のように傾斜コード層18.1!3を2M配錠する
ときは、前記コードが巻上げ端部11のコードを挟んで
逆方向に傾斜していることが好ましく、ここでは、傾斜
コード層18.19のコードは巻上げ端部11のコード
に対して共にS8度の角度で交差している。また、これ
ら傾斜コード層18.19のコードとしてはスチール、
芳香族ポリアミド繊維等からなる非伸張性コードを用い
ることが好ましいが、レイヨン、ポリエステル等の繊維
コードな用いてもよい。この実施例においては、傾斜コ
ード層18.19のコードとして1500 d/2の芳
香族ポリアミド繊維(ケブラー)からなるコードを用い
ている。
端が該ビードリング5の近傍に位置しているとともに、
タイヤ lをリム2にリム組みしたときリムフランジ2
aに重なり合っているが、このようにリムフランジ2a
に重なり合ってさえいれば、傾斜コード&!&18.1
9のビードリング5側基端はビードリング5より若干ク
ラウン部3gsに位置していてもよい、前記傾斜コード
層18、!9内には多数本の傾斜したコードが埋設され
、これらのコードはリムフランジ2aと重なり合う位置
において巻上げ端部11内のコードに対し58度から7
8度の範囲で交差する方向に延びている。なお、この実
施例のように傾斜コード層18.1!3を2M配錠する
ときは、前記コードが巻上げ端部11のコードを挟んで
逆方向に傾斜していることが好ましく、ここでは、傾斜
コード層18.19のコードは巻上げ端部11のコード
に対して共にS8度の角度で交差している。また、これ
ら傾斜コード層18.19のコードとしてはスチール、
芳香族ポリアミド繊維等からなる非伸張性コードを用い
ることが好ましいが、レイヨン、ポリエステル等の繊維
コードな用いてもよい。この実施例においては、傾斜コ
ード層18.19のコードとして1500 d/2の芳
香族ポリアミド繊維(ケブラー)からなるコードを用い
ている。
また、この発明では、前記カーカスlOの鵬上げ端部1
1、ゴムフィラー15または傾斜コード[918,19
の少なくとも1つのクラウン部3側先端を、この実施例
では全ての先端をサイドウオール7のほぼ中央まで到達
させている。この結果、これら巻上げ端部11、ゴムフ
ィラー15および傾斜コード層18.19によって補強
されたサイドウオール下方部8の剛性は、カーカス10
とその内、外面を被覆するインナーライナーおよび外被
ゴムのみからなり追加補強層が存在しないサイドウオー
ルh方部9の剛性に比較して大幅に高くなる。ここで、
巻−Lげ端部11のクラウン部3側先端11aは、ビー
ドヒール6aから加硫成型時qおけるタイヤ断面高さJ
の55%乃至75%の距#AMだけ径方向外側に離れた
位置まで延び、また、ゴムフィラー15のクラウン部3
側先端15aは、ビードヒール6aからタイヤ断面高さ
Jの25%乃至45%の距離Nだけ径方向外側に離れた
位置まで延び、さらに、傾斜コード層18.19のクラ
ウン部3側先端18a 、 leaはビードヒール6a
からタイヤ断面高さJの40%乃至60%の距fiP、
Qだけ径方向外側に離れた位置まで延びていることが、
サイドウオール下方部8の剛性を効果的に高める意味か
ら好ましい、ここで、一般に、サイドウオール7の中央
はビードヒールθ心から加硫成型時におけるタイヤ断面
高さJの60%程度離れた位置にある。この実施例にお
いては、巻上げ端部11の先端11aはビードヒールθ
aからタイヤ断面高さJの55%(63imm)の距#
1Mだけ離れ、また、ゴムフィラー15の先端15aは
ビードヒール8aからタイヤ断面高さJの35%(40
mm)の距離Nだけ離れ、さらに、傾斜コーFfi18
.19の先端18a 、19aはビードヒール13aか
らそれぞれタイヤ断面高さJの39.48%(45mm
、55m’ll)の距離P、 Qだけ離れている。そし
て、前記距離M、Q、P、Nは、この実施例のように前
者はど大きく、後者はど小さくすることが、サイドウオ
ール下方部8の剛性を効果的に高める意味から好ましい
。
1、ゴムフィラー15または傾斜コード[918,19
の少なくとも1つのクラウン部3側先端を、この実施例
では全ての先端をサイドウオール7のほぼ中央まで到達
させている。この結果、これら巻上げ端部11、ゴムフ
ィラー15および傾斜コード層18.19によって補強
されたサイドウオール下方部8の剛性は、カーカス10
とその内、外面を被覆するインナーライナーおよび外被
ゴムのみからなり追加補強層が存在しないサイドウオー
ルh方部9の剛性に比較して大幅に高くなる。ここで、
巻−Lげ端部11のクラウン部3側先端11aは、ビー
ドヒール6aから加硫成型時qおけるタイヤ断面高さJ
の55%乃至75%の距#AMだけ径方向外側に離れた
位置まで延び、また、ゴムフィラー15のクラウン部3
側先端15aは、ビードヒール6aからタイヤ断面高さ
Jの25%乃至45%の距離Nだけ径方向外側に離れた
位置まで延び、さらに、傾斜コード層18.19のクラ
ウン部3側先端18a 、 leaはビードヒール6a
からタイヤ断面高さJの40%乃至60%の距fiP、
Qだけ径方向外側に離れた位置まで延びていることが、
サイドウオール下方部8の剛性を効果的に高める意味か
ら好ましい、ここで、一般に、サイドウオール7の中央
はビードヒールθ心から加硫成型時におけるタイヤ断面
高さJの60%程度離れた位置にある。この実施例にお
いては、巻上げ端部11の先端11aはビードヒールθ
aからタイヤ断面高さJの55%(63imm)の距#
1Mだけ離れ、また、ゴムフィラー15の先端15aは
ビードヒール8aからタイヤ断面高さJの35%(40
mm)の距離Nだけ離れ、さらに、傾斜コーFfi18
.19の先端18a 、19aはビードヒール13aか
らそれぞれタイヤ断面高さJの39.48%(45mm
、55m’ll)の距離P、 Qだけ離れている。そし
て、前記距離M、Q、P、Nは、この実施例のように前
者はど大きく、後者はど小さくすることが、サイドウオ
ール下方部8の剛性を効果的に高める意味から好ましい
。
また、前記クラウン部3には該クラウン部3の輻−杯に
ベルト層25およびトレッド28が設けられ、これらの
ベルト層25およびトレッド2Bはカーカス10の外周
に内側から外側、に向かって順次重ねて配置されている
。前記ベルト層25は主要層27とこの主要層27の外
側を被覆する補助層28とから構成され、前記主要層2
7は内部にスチールで代表される非伸張性コードが埋設
された主要プライを少なくとも2枚、この実施例では2
枚81層して構成している。そして、内側の第1主要プ
ライ23および外側の第2主要プライ30にそれぞれ埋
設されたフードは、タイヤ赤道面Eに対して15度から
35度の角度で交差するよう傾斜するとどもに、#接す
る第1.第2E要ブライ29.30間において互いに逆
方向に傾斜し交錯している。この実施例では第1、第2
主要ブライ29.30内にタイヤ赤道面Eに対して共に
28度の角度で交差した1×5のスチールコードを埋設
している。一方、前記補助層28は内部にナイロンコー
ドで代表される熱収縮性コード(この実施例では126
0 d/2のナイロンコード)が埋設された少なくとも
1枚の補助プライから構成、この実施例においては、主
要層27より幅広の第1補助プライ31と、一方のショ
ルダ一端4近傍において第1補助プライ31と第2主要
ブライ30との間に介装された第2補助ブライ32と、
図示していないが他方のショルダ一端近傍において第1
補助プライ31の外側に配置された第3補助ブライと、
の3枚の補助プライから構成しており、これら第1.第
2.第3補助プライ31.32内のコードはタイヤ赤道
面Eに対し実質−1−平行に配列されている。そして、
このような補助層28は、複数本(2〜15本)のコー
ドを平行に並べた後、これらコードをゴム引きしてリボ
ン状体とし、このリボン状体を主要層27の周囲に螺旋
状に巻付けて形成するが、形成にこのような方法を用い
れば、ベルト層25の変形を確実に抑制でき、また製品
タイヤのユニフォミティも良好となる。ここで、前記実
施例のような補助層2Bを形成するには、前述したよう
なリボン状体を第2補助プライ32の軸方向内側端から
巻始めて一方のシ、ルダ一端4に向かって巻進み、次い
で、第2補助プライ32の軸方向外側端まで到達すると
、綾振り方向を逆転して他方のショルダ一端に向かって
巻進み、第1補助プライ3!の他側端まで到達すると、
綾振り方向を再度逆転して一方のシ、ルダ一端4に向か
って巻進み、第3補助プライの内側端まで到達すると巻
付けを終了するのである。なお、この発明においては、
前記第2、第3補助プライ32を省略し、!@1補助プ
ライ31を1枚あるいは2枚重ねて設けるようにしても
よい、前述のように主要層27に非伸張性コードが埋設
されているので、ベルト層25は全体として周方向に非
伸張となる。
ベルト層25およびトレッド28が設けられ、これらの
ベルト層25およびトレッド2Bはカーカス10の外周
に内側から外側、に向かって順次重ねて配置されている
。前記ベルト層25は主要層27とこの主要層27の外
側を被覆する補助層28とから構成され、前記主要層2
7は内部にスチールで代表される非伸張性コードが埋設
された主要プライを少なくとも2枚、この実施例では2
枚81層して構成している。そして、内側の第1主要プ
ライ23および外側の第2主要プライ30にそれぞれ埋
設されたフードは、タイヤ赤道面Eに対して15度から
35度の角度で交差するよう傾斜するとどもに、#接す
る第1.第2E要ブライ29.30間において互いに逆
方向に傾斜し交錯している。この実施例では第1、第2
主要ブライ29.30内にタイヤ赤道面Eに対して共に
28度の角度で交差した1×5のスチールコードを埋設
している。一方、前記補助層28は内部にナイロンコー
ドで代表される熱収縮性コード(この実施例では126
0 d/2のナイロンコード)が埋設された少なくとも
1枚の補助プライから構成、この実施例においては、主
要層27より幅広の第1補助プライ31と、一方のショ
ルダ一端4近傍において第1補助プライ31と第2主要
ブライ30との間に介装された第2補助ブライ32と、
図示していないが他方のショルダ一端近傍において第1
補助プライ31の外側に配置された第3補助ブライと、
の3枚の補助プライから構成しており、これら第1.第
2.第3補助プライ31.32内のコードはタイヤ赤道
面Eに対し実質−1−平行に配列されている。そして、
このような補助層28は、複数本(2〜15本)のコー
ドを平行に並べた後、これらコードをゴム引きしてリボ
ン状体とし、このリボン状体を主要層27の周囲に螺旋
状に巻付けて形成するが、形成にこのような方法を用い
れば、ベルト層25の変形を確実に抑制でき、また製品
タイヤのユニフォミティも良好となる。ここで、前記実
施例のような補助層2Bを形成するには、前述したよう
なリボン状体を第2補助プライ32の軸方向内側端から
巻始めて一方のシ、ルダ一端4に向かって巻進み、次い
で、第2補助プライ32の軸方向外側端まで到達すると
、綾振り方向を逆転して他方のショルダ一端に向かって
巻進み、第1補助プライ3!の他側端まで到達すると、
綾振り方向を再度逆転して一方のシ、ルダ一端4に向か
って巻進み、第3補助プライの内側端まで到達すると巻
付けを終了するのである。なお、この発明においては、
前記第2、第3補助プライ32を省略し、!@1補助プ
ライ31を1枚あるいは2枚重ねて設けるようにしても
よい、前述のように主要層27に非伸張性コードが埋設
されているので、ベルト層25は全体として周方向に非
伸張となる。
前記トレッド2Bは全体として円筒状をしており、図示
は省略しているが、複数の周方向溝およびこれらの溝と
交わる方向に延び周方向に所定間隔離れて配置された横
方向溝およびこれらの溝によって区分されるブロックを
含んでいる。そして、このトレッド2Bの外表面輪郭は
、路面との接地特性を向上させるため、軸方向に離れた
3以上の領域、好ましくは4以上の領域から構成すると
ともに、タイヤ赤道面Eからショルダ一端4に向かうに
従い各領域の外表面輪郭の曲率半径を小さくしている。
は省略しているが、複数の周方向溝およびこれらの溝と
交わる方向に延び周方向に所定間隔離れて配置された横
方向溝およびこれらの溝によって区分されるブロックを
含んでいる。そして、このトレッド2Bの外表面輪郭は
、路面との接地特性を向上させるため、軸方向に離れた
3以上の領域、好ましくは4以上の領域から構成すると
ともに、タイヤ赤道面Eからショルダ一端4に向かうに
従い各領域の外表面輪郭の曲率半径を小さくしている。
この実施例ではタイヤ赤道面Eを含む第1領域28aの
曲率半径に1を1800mm、第1領域28aの両外側
に位置する一対の第2領域2Eibの曲率半径に2を4
70mm、$2匍域211ibの両外側に位置する一対
の第3領域28cの曲率半径に3を90vm、第3領域
28cの両外側に位置する一対の第4領域2Bdの曲率
半径に4を20−一としている。さらに、このトレッド
2Bは、この実施例のように単一のゴム層から構成して
もよいが、タイヤlの要求特性に応じて特性の異なる外
、内層の2暦のゴム層から構成してもよい。
曲率半径に1を1800mm、第1領域28aの両外側
に位置する一対の第2領域2Eibの曲率半径に2を4
70mm、$2匍域211ibの両外側に位置する一対
の第3領域28cの曲率半径に3を90vm、第3領域
28cの両外側に位置する一対の第4領域2Bdの曲率
半径に4を20−一としている。さらに、このトレッド
2Bは、この実施例のように単一のゴム層から構成して
もよいが、タイヤlの要求特性に応じて特性の異なる外
、内層の2暦のゴム層から構成してもよい。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、この発明のタイヤ1を製造するために、タイヤ 1
を加硫モールド内に収納して加硫しているとする。この
ときのタイヤ1の子午線断面形状は、カーカス最大幅位
置Cがビードヒール8aからタイヤ断面高さJの少なく
とも60%径方向外側に位置し、また、ビードヒール6
a間距離Aがインフレード時におけるビードヒール8a
間距離Bより少なくとも12.7−層(0,5インチ)
小さし)ので、第1図に示すように、ビード6からクラ
ウン部3に向かって幅が徐々に広くなった逆三角形状を
呈している0次に、前記タイヤ1に対する加硫が終了す
ると、該タイヤ lを加硫モールドから取り出した後、
1.0〜3.5Kg/Cm’の内圧を充填しポストキ
ュアインフレータで冷却するが、このときのビードヒー
ル8a間距離を加硫成型時におけるビードヒールBa間
距離Aと同一とする。その理由は、このように同一とす
ると、タイヤ1が加硫成型時の形状で安定し、これによ
り、インフレード時においてタイヤlが充分な量だけ形
状変化し、旋回性能が確実に向上するからである。この
結果、リム組み以前におけるタイヤ 1の形状は加硫成
型時におけるタイヤ 1の形状とほぼ同一となる。
を加硫モールド内に収納して加硫しているとする。この
ときのタイヤ1の子午線断面形状は、カーカス最大幅位
置Cがビードヒール8aからタイヤ断面高さJの少なく
とも60%径方向外側に位置し、また、ビードヒール6
a間距離Aがインフレード時におけるビードヒール8a
間距離Bより少なくとも12.7−層(0,5インチ)
小さし)ので、第1図に示すように、ビード6からクラ
ウン部3に向かって幅が徐々に広くなった逆三角形状を
呈している0次に、前記タイヤ1に対する加硫が終了す
ると、該タイヤ lを加硫モールドから取り出した後、
1.0〜3.5Kg/Cm’の内圧を充填しポストキ
ュアインフレータで冷却するが、このときのビードヒー
ル8a間距離を加硫成型時におけるビードヒールBa間
距離Aと同一とする。その理由は、このように同一とす
ると、タイヤ1が加硫成型時の形状で安定し、これによ
り、インフレード時においてタイヤlが充分な量だけ形
状変化し、旋回性能が確実に向上するからである。この
結果、リム組み以前におけるタイヤ 1の形状は加硫成
型時におけるタイヤ 1の形状とほぼ同一となる。
次に、このようなタイヤ1を使用リム 2にリム組みし
、使用内圧を充填すると、第2図に示すように、両ビー
ドeは軸方向外側へそれぞれ移動してリム2のビードシ
ート部2bに着座するが、この際、前述のようにリム組
み以前におけるビードヒール8a間距離(加硫成型時に
おけるビードヒール6a間距離Aとほぼ同一)がインフ
レード時におけるピードヒール8d間距離B以下である
ため、両ビード6は前記内圧によって強制的に軸方向外
側へ多少押し拡げられて変位することになる。ここで、
このタイヤ lは、カーカスプライ12の巻上げ端部1
1、−ゴムフィラー15または傾斜コード層18.19
の少なくとも1つのクラウン部3側先端11a、15a
、 18a 、 19aをサイドウオール7のほぼ中
央まで到達させ、サイドウオール下方部8の剛性をサイ
ドウオール上方部8の剛性より大幅に高くしている。こ
のため、このサイドウオール下方部8は前記ビード6と
一体となって殆ど変形することなく軸方向外側へ変位、
即ちビード6、サイドウオール下方部8が軸方向外側へ
リム組み時の形状をほぼ維持しつつ平行移動する。この
ように移動によってもサイドウオール下方部8は殆ど変
形しない、即ち軸方向内側へ殆ど倒れ込むことはないの
で、タイヤ lのリムランジ2aからの離反点F近傍に
おける表面角度Gはリム組み以前とインフレード後とで
はほぼ同一である。このようなことからサイドウオール
7の中央部が軸方向外側に大きく突出し、該部位にカー
カス最大幅位1cが移行するのである。そして、インフ
レード時におけるカーカス最大幅位置Cのビードヒール
8aからの径方向距離Uは、加硫成型時におけるカーカ
ス最大幅位ICの径方向距離Vの55%から75%にま
で減少する。この実施例では73■(距離V)から49
鳳厘(距離U)に、即ち87%に減少している。このと
き、比較的剛性の低いサイドウオール上方部Sは前記サ
イドウオール下方部8の軸方向外側への変位に引っ張ら
れショルダ一端4近傍を中心として軸方向外側へ拡がる
よう変形するとともに、その内部にラジアル方向の高い
張力が発生する。この結果、サイドウオール7が全体的
に高い張力を発生する。サイドウオール7にこのように
高い張力が発生すると、タイヤとしての横剛性が高くな
り、これにより走行時におけるコーナリングパワーが増
大し、旋回性能が向上するのである。また、このように
サイドウオール上方部9がサイドウオール下方部8に引
っ張られて変形し内部に高い張力が発生すると、このサ
イドウオール上方部9に連なっているクラウン部3の軸
方向両端部は径方向内側へ引きずり込む方向の力が作用
し、この結果、ベルト層25の幅方向両端部での周方向
張力が緩和される。これにより、クラウン部3の路面に
対する接地面積が増大してコーナリングフォースんの最
大値が高くなり、旋回性能がさらに向上するのである。
、使用内圧を充填すると、第2図に示すように、両ビー
ドeは軸方向外側へそれぞれ移動してリム2のビードシ
ート部2bに着座するが、この際、前述のようにリム組
み以前におけるビードヒール8a間距離(加硫成型時に
おけるビードヒール6a間距離Aとほぼ同一)がインフ
レード時におけるピードヒール8d間距離B以下である
ため、両ビード6は前記内圧によって強制的に軸方向外
側へ多少押し拡げられて変位することになる。ここで、
このタイヤ lは、カーカスプライ12の巻上げ端部1
1、−ゴムフィラー15または傾斜コード層18.19
の少なくとも1つのクラウン部3側先端11a、15a
、 18a 、 19aをサイドウオール7のほぼ中
央まで到達させ、サイドウオール下方部8の剛性をサイ
ドウオール上方部8の剛性より大幅に高くしている。こ
のため、このサイドウオール下方部8は前記ビード6と
一体となって殆ど変形することなく軸方向外側へ変位、
即ちビード6、サイドウオール下方部8が軸方向外側へ
リム組み時の形状をほぼ維持しつつ平行移動する。この
ように移動によってもサイドウオール下方部8は殆ど変
形しない、即ち軸方向内側へ殆ど倒れ込むことはないの
で、タイヤ lのリムランジ2aからの離反点F近傍に
おける表面角度Gはリム組み以前とインフレード後とで
はほぼ同一である。このようなことからサイドウオール
7の中央部が軸方向外側に大きく突出し、該部位にカー
カス最大幅位1cが移行するのである。そして、インフ
レード時におけるカーカス最大幅位置Cのビードヒール
8aからの径方向距離Uは、加硫成型時におけるカーカ
ス最大幅位ICの径方向距離Vの55%から75%にま
で減少する。この実施例では73■(距離V)から49
鳳厘(距離U)に、即ち87%に減少している。このと
き、比較的剛性の低いサイドウオール上方部Sは前記サ
イドウオール下方部8の軸方向外側への変位に引っ張ら
れショルダ一端4近傍を中心として軸方向外側へ拡がる
よう変形するとともに、その内部にラジアル方向の高い
張力が発生する。この結果、サイドウオール7が全体的
に高い張力を発生する。サイドウオール7にこのように
高い張力が発生すると、タイヤとしての横剛性が高くな
り、これにより走行時におけるコーナリングパワーが増
大し、旋回性能が向上するのである。また、このように
サイドウオール上方部9がサイドウオール下方部8に引
っ張られて変形し内部に高い張力が発生すると、このサ
イドウオール上方部9に連なっているクラウン部3の軸
方向両端部は径方向内側へ引きずり込む方向の力が作用
し、この結果、ベルト層25の幅方向両端部での周方向
張力が緩和される。これにより、クラウン部3の路面に
対する接地面積が増大してコーナリングフォースんの最
大値が高くなり、旋回性能がさらに向上するのである。
次に、試験例を説明する。この試験に当っては、実施例
で説明したような諸元の供試タイヤと、加硫成型時にお
けるビードヒール間距離をリム幅と等しくした比較タイ
ヤと、を準備した。ここで、比較タイヤはそのカーカス
最大幅位置が加硫成型時、インフレード時のいずれにお
いてもサイドウオールのほぼ中央に位置し、かつ、サイ
ドウオール上方部およびサイドウオール下方部は共に同
一の曲率半径で湾曲している点で供試タイヤと異なって
いるが5 その他の諸元については供試タイヤと同一で
ある6次に、このような各タイヤをフラットベルトに正
規荷重で押付けながら時速80Km+で走行させるとと
もに、横清り角を徐々に増大させて、各角度におけるコ
ーナリングフォースを測定し、さらに、この測定結果に
基ずいてコーナリングパワーを求めた。その結果は、比
較タイヤのコーナリングパワー、最大コーナリングフォ
ースを共に指数表示でlOOとすると、供試タイヤにあ
ってはコーナリングパワーが110に、また、最大コー
ナリングフォースが115に向上している。ここで、コ
ーナリングパワーの指数値 +00は 182Kg/d
egであり、また、最大コーナリングフォースの指数値
100は488Kgであった。また、このような各タ
イヤを前述したような高性能乗用車の後輪に装着してテ
ストコースを走行し、ドライバーのフィーリングを指数
化したが、比較タイヤでは 100であったのに対し、
供試タイヤでは 120に向上していた。このように供
試タイヤにあっては、旋回性能が飛躍的に向上し、操縦
安定性も良好となった。ここで、各タイヤの内圧は前述
のように2.7Kg/Cd テ、荷重は450Kgテあ
り、使用リムとして8インチのリムを用いた。
で説明したような諸元の供試タイヤと、加硫成型時にお
けるビードヒール間距離をリム幅と等しくした比較タイ
ヤと、を準備した。ここで、比較タイヤはそのカーカス
最大幅位置が加硫成型時、インフレード時のいずれにお
いてもサイドウオールのほぼ中央に位置し、かつ、サイ
ドウオール上方部およびサイドウオール下方部は共に同
一の曲率半径で湾曲している点で供試タイヤと異なって
いるが5 その他の諸元については供試タイヤと同一で
ある6次に、このような各タイヤをフラットベルトに正
規荷重で押付けながら時速80Km+で走行させるとと
もに、横清り角を徐々に増大させて、各角度におけるコ
ーナリングフォースを測定し、さらに、この測定結果に
基ずいてコーナリングパワーを求めた。その結果は、比
較タイヤのコーナリングパワー、最大コーナリングフォ
ースを共に指数表示でlOOとすると、供試タイヤにあ
ってはコーナリングパワーが110に、また、最大コー
ナリングフォースが115に向上している。ここで、コ
ーナリングパワーの指数値 +00は 182Kg/d
egであり、また、最大コーナリングフォースの指数値
100は488Kgであった。また、このような各タ
イヤを前述したような高性能乗用車の後輪に装着してテ
ストコースを走行し、ドライバーのフィーリングを指数
化したが、比較タイヤでは 100であったのに対し、
供試タイヤでは 120に向上していた。このように供
試タイヤにあっては、旋回性能が飛躍的に向上し、操縦
安定性も良好となった。ここで、各タイヤの内圧は前述
のように2.7Kg/Cd テ、荷重は450Kgテあ
り、使用リムとして8インチのリムを用いた。
l艶立血】
以に説明したように、この発明によれば、旋回性能が充
分に向上した高性能乗用車に好適な空気入りラジアルタ
イヤを容易に得ることができる。
分に向上した高性能乗用車に好適な空気入りラジアルタ
イヤを容易に得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す加硫成型時における
タイヤの子午線断面図、第2図はインフレー ト時におけるタイヤの子午線断面図である。 l・・・乗用車用空気入りラジアルタイヤ2・・・使用
リム 3・・・クラウン部5・・・ビードリン
グ 6・・・ビード6a・・・ビードヒール
7・・・サイドウオール訃・・サイドウオール下方部 lO・・・カーカス 11・・・巻上げ端部12
・・・カーカスプライ 15・・・ゴムフィラー18.
19・・・傾斜コード層 25・・・ベルト層26・・・トレッドA・・・加硫成
型時のビードヒール間距離B・・・インフレード時のビ
ードヒール間距離C・・・カーカス最大幅位置 J・・・加硫成型時のタイヤ断面高さ H・・・インフレード時のタイヤ断面高さ特許出願人
株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 H・・・ インフレード時のタイヤ断面高さ
タイヤの子午線断面図、第2図はインフレー ト時におけるタイヤの子午線断面図である。 l・・・乗用車用空気入りラジアルタイヤ2・・・使用
リム 3・・・クラウン部5・・・ビードリン
グ 6・・・ビード6a・・・ビードヒール
7・・・サイドウオール訃・・サイドウオール下方部 lO・・・カーカス 11・・・巻上げ端部12
・・・カーカスプライ 15・・・ゴムフィラー18.
19・・・傾斜コード層 25・・・ベルト層26・・・トレッドA・・・加硫成
型時のビードヒール間距離B・・・インフレード時のビ
ードヒール間距離C・・・カーカス最大幅位置 J・・・加硫成型時のタイヤ断面高さ H・・・インフレード時のタイヤ断面高さ特許出願人
株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 H・・・ インフレード時のタイヤ断面高さ
Claims (1)
- 円筒状のクラウン部と、該クラウン部の軸方向両端から
径方向内側へそれぞれ延びビードリングを埋設したビー
ドで終る一対のサイドウォールを含み、前記一方のビー
ドリングから他方のビードリングに亘って、ほぼラジア
ル方向に延びる繊維コードが埋設された少なくとも1枚
のカーカスプライからなるカーカスで補強するとともに
、該カーカスプライの両側部を前記ビードリングの廻り
に軸方向外側へ巻上げて巻上げ端部を形成し、かつ、前
記カーカスプライと巻上げ端部との間にビードリング外
面からクラウン部に向かって延びる先細りの硬質ゴムフ
ィラーを配設するとともに、前記巻上げ端部のコードと
交差する方向に延びるコードが埋設された傾斜コード層
を少なくとも1枚前記ゴムフィラーに重ね合わせて配設
することによりサイドウォール下方部を補強し、さらに
、前記クラウン部に非伸張性ベルト層およびトレッドを
カーカスの外周に順次重ねて配置した乗用車用空気入り
タイヤにおいて、前記カーカスプライの巻上げ端部、ゴ
ムフィラーまたは傾斜コード層の少なくとも1つのクラ
ウン部側先端がサイドウォールのほぼ中央まで達し、か
つ、加硫成型時におけるカーカス最大幅位置がビードヒ
ールからタイヤ断面高さの少なくとも80%径方向外側
に位置するとともに、加硫成型時におけるビードヒール
間距離がインフレード時におけるビードヒール間距離よ
り少なくとも12.7mm(0.5インチ)小さく、タ
イヤを使用リムに組み、使用内圧を充填したインフレー
ド時に、前記カーカス最大幅位置は形状変化を伴なって
上記加硫時カーカス最大幅位置高さの55%から75%
に移行することを特徴とする乗用車用空気入りラジアル
タイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1062958A JPH02241807A (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
US07/467,462 US5117886A (en) | 1989-03-15 | 1990-01-19 | Pneumatic radial tire for passenger cars |
DE4002824A DE4002824A1 (de) | 1989-03-15 | 1990-01-31 | Luftguertelreifen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1062958A JPH02241807A (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02241807A true JPH02241807A (ja) | 1990-09-26 |
Family
ID=13215340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1062958A Pending JPH02241807A (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5117886A (ja) |
JP (1) | JPH02241807A (ja) |
DE (1) | DE4002824A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010163008A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Bridgestone Corp | ランフラットタイヤ・ホイール組立体 |
JP2012131424A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
WO2013128853A1 (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2019116179A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
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DE102005030819A1 (de) * | 2005-07-01 | 2007-01-11 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugluftreifen |
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- 1989-03-15 JP JP1062958A patent/JPH02241807A/ja active Pending
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- 1990-01-19 US US07/467,462 patent/US5117886A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-01-31 DE DE4002824A patent/DE4002824A1/de not_active Ceased
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DE4002824A1 (de) | 1990-09-20 |
US5117886A (en) | 1992-06-02 |
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