JPH02246873A - 後輪操舵装置 - Google Patents
後輪操舵装置Info
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- JPH02246873A JPH02246873A JP6524189A JP6524189A JPH02246873A JP H02246873 A JPH02246873 A JP H02246873A JP 6524189 A JP6524189 A JP 6524189A JP 6524189 A JP6524189 A JP 6524189A JP H02246873 A JPH02246873 A JP H02246873A
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- steering
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- rear wheels
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Links
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、左右両後輪に個別のステアリング装置を連
結し、左右両後輪の転舵角を個別に制御して、車両を最
適条件で操舵できるようにした後輪操舵装置に関する。
結し、左右両後輪の転舵角を個別に制御して、車両を最
適条件で操舵できるようにした後輪操舵装置に関する。
(従来の技術)
第6図に示した従来の後輪操舵装置は、ハンドル1に固
定したハンドル軸1aを、前輪ステアリング装置2の図
示していないラックとビニオンとの噛み合いを介して、
サイトロッド3.4に連結している。
定したハンドル軸1aを、前輪ステアリング装置2の図
示していないラックとビニオンとの噛み合いを介して、
サイトロッド3.4に連結している。
そして、上記ハンドル1を回すと、ハンドル1とともに
ハンドル1aが回転し、この回転力が前輪、ステアリン
グ装置2の上記ラックとビニオンとの噛み合いを介して
、サイドロッド3.4に伝達される。そしてサイドロッ
ド3.4は図面の左右いずれかの方向に移動するととも
に、このサイドロッド3.4に連結したナックルアーム
5.6を介して前輪7.8を転舵する。
ハンドル1aが回転し、この回転力が前輪、ステアリン
グ装置2の上記ラックとビニオンとの噛み合いを介して
、サイドロッド3.4に伝達される。そしてサイドロッ
ド3.4は図面の左右いずれかの方向に移動するととも
に、このサイドロッド3.4に連結したナックルアーム
5.6を介して前輪7.8を転舵する。
また、上記前輪ステアリング装置2とは別に、後輪ステ
アリング装置9を設けているが、この後輪ステアリング
装置9は、モータlOと、このモータ10に連係させた
シャフトドライバ11と、モータlOに直結したエンコ
ーダ12および電磁ブレーキ13とを主要素としている
。そして、上記モータlOの図示していない出力軸をシ
ャフトドライバ11の図示していないシャフトに連係さ
せ、このシャフトの両端にサイドロッド14.15をそ
れぞれ連結している。
アリング装置9を設けているが、この後輪ステアリング
装置9は、モータlOと、このモータ10に連係させた
シャフトドライバ11と、モータlOに直結したエンコ
ーダ12および電磁ブレーキ13とを主要素としている
。そして、上記モータlOの図示していない出力軸をシ
ャフトドライバ11の図示していないシャフトに連係さ
せ、このシャフトの両端にサイドロッド14.15をそ
れぞれ連結している。
そして、上記モータ10が回転すると、この回転力がシ
ャフトドライバ11を介してサイドロッド14.15に
伝達される。モータlOの回転力がサイドロッド14.
15に伝達されると、サイドロッド14.15は図面の
左右いずれかの方向に移動するとともに、このサイドロ
ッド14.15に連結したナックルアーム16.17を
介して、後輪18.19を共に転舵する。
ャフトドライバ11を介してサイドロッド14.15に
伝達される。モータlOの回転力がサイドロッド14.
15に伝達されると、サイドロッド14.15は図面の
左右いずれかの方向に移動するとともに、このサイドロ
ッド14.15に連結したナックルアーム16.17を
介して、後輪18.19を共に転舵する。
このようにしたステアリング装置9は、そのモータlO
および電磁ブレーキ13を、コントローラ20に接続す
る一方、このコントローラ20には車速センサー21、
前輪のサイドロッド4に設けた前輪舵角センサー22お
よびエンコーダ12を接続している。
および電磁ブレーキ13を、コントローラ20に接続す
る一方、このコントローラ20には車速センサー21、
前輪のサイドロッド4に設けた前輪舵角センサー22お
よびエンコーダ12を接続している。
しかして、・ハンドル1が回されて前輪7.8が転舵す
ると、前輪舵角センサー22によって実前輪転舵角を検
出するとともに、車速センサー21によって実車速を検
出し、これらの出力信号をコントローラ20に人力する
。
ると、前輪舵角センサー22によって実前輪転舵角を検
出するとともに、車速センサー21によって実車速を検
出し、これらの出力信号をコントローラ20に人力する
。
そして、モータlOは上記入力信号に応じて回転する。
また、モータlOが回転するとエンコーダ12がモータ
lOの実回転量を検出し、この出力信号をコントローラ
20にフィードバックして、後輪舵角をフィードバック
制御している。
lOの実回転量を検出し、この出力信号をコントローラ
20にフィードバックして、後輪舵角をフィードバック
制御している。
つまり、この後輪操舵装置では、モータlOを連係させ
た単独の後輪ステアリング装置9に、後輪18.19を
共に連結し、コントローラ20によって制御される上記
モータ10の回転力を後輪18.19に伝達して、後輪
18.19の転舵を制御している。
た単独の後輪ステアリング装置9に、後輪18.19を
共に連結し、コントローラ20によって制御される上記
モータ10の回転力を後輪18.19に伝達して、後輪
18.19の転舵を制御している。
したがって、左右両後輪18.19は同一・方向に同角
度だけ転舵してしまう。このように左右後輪が同一に転
舵するので、車速が低速のときには面後輪を逆位相、高
速のときには同位相に転舵することができるが、左右両
後輪を個別に転舵することはできない。
度だけ転舵してしまう。このように左右後輪が同一に転
舵するので、車速が低速のときには面後輪を逆位相、高
速のときには同位相に転舵することができるが、左右両
後輪を個別に転舵することはできない。
(本発明が解決しようとする問題点)
上記のようにした従来の後輪操舵装置は、後輪の左右両
輪を個別に転舵できないので、後輪の転舵角を走行条件
に応じた最適状態に制御することができない。
輪を個別に転舵できないので、後輪の転舵角を走行条件
に応じた最適状態に制御することができない。
したがって、車両の走行条件に応じた最適条件で車両を
操舵できないという問題かあった。
操舵できないという問題かあった。
この発明の目的は、車両の走行条件に応じた最適の操舵
ができる後輪操舵装置を提供することである。
ができる後輪操舵装置を提供することである。
(問題点を解決する手段)
上記の目的を達成するために、この発明は、モータ等の
動力源の動力で後輪を転舵するステアリング装置と、車
両の走行条件を入力して上記動力源の出力を制御するコ
ントローラとを設けた後輪操舵装置において、第1.2
台形リンクユニットを設け、この第1.2台形リンクユ
ニットの一方のアームの一側に伸縮リンク部材を連結し
、他方のアームの一側を固定し、上記両アームの他側に
連結部材をかけ渡し、この連結部材に後輪を装着して第
1.2ステアリング装置を構成し、第1ステアリング装
置の伸縮リンク部材に第1動力源を連係させ、第2ステ
アリング装置の伸縮リンク部材に第2動力源を連係させ
、これら第1.2動力源の出力に応じて伸縮リンク部材
を伸縮作動させる構成にするとともに、車両の走行条件
に応じて第1.2動力源の出力を個別に制御するコント
ローラを、上記第1.2動力源に接続した構成にしてい
る。
動力源の動力で後輪を転舵するステアリング装置と、車
両の走行条件を入力して上記動力源の出力を制御するコ
ントローラとを設けた後輪操舵装置において、第1.2
台形リンクユニットを設け、この第1.2台形リンクユ
ニットの一方のアームの一側に伸縮リンク部材を連結し
、他方のアームの一側を固定し、上記両アームの他側に
連結部材をかけ渡し、この連結部材に後輪を装着して第
1.2ステアリング装置を構成し、第1ステアリング装
置の伸縮リンク部材に第1動力源を連係させ、第2ステ
アリング装置の伸縮リンク部材に第2動力源を連係させ
、これら第1.2動力源の出力に応じて伸縮リンク部材
を伸縮作動させる構成にするとともに、車両の走行条件
に応じて第1.2動力源の出力を個別に制御するコント
ローラを、上記第1.2動力源に接続した構成にしてい
る。
(本発明の作用)
上記のように、モータ等の動力源を連係させたステアリ
ング装置をその台形リンクユニットを介して後輪の左右
両輪に個別に連結し、上記内勤力源の出力をコントロー
ラによって個別に制御するようにしたので、左右両後輪
の転舵角を個別に制御できる。
ング装置をその台形リンクユニットを介して後輪の左右
両輪に個別に連結し、上記内勤力源の出力をコントロー
ラによって個別に制御するようにしたので、左右両後輪
の転舵角を個別に制御できる。
(本発明の効果)
この発明の後輪操舵装置によれば、左右両後輪を個別に
制御できる。
制御できる。
したがって、左右両後輪の転舵角を異にすることができ
るとともに、左右両後輪を共にトーイン側に転舵したり
、トーアウト側に転舵することができる。
るとともに、左右両後輪を共にトーイン側に転舵したり
、トーアウト側に転舵することができる。
また、車両のブレーキ状態、後進状態、スロットル開度
の情報をコントローラに入力して、車両の加減速や進行
方向に応じて後輪転舵角を個別に制御することもできる
。
の情報をコントローラに入力して、車両の加減速や進行
方向に応じて後輪転舵角を個別に制御することもできる
。
したがって、車両の走行条件に応じた最適条件で車両を
操舵することができる。
操舵することができる。
(本発明の実施例)
第1.2図に示したこの発明の第1実施例は、左右後輪
23.24に第1ステアリング装置Sr、第2ステアリ
ング装置SfLをそれぞれ個別に連結している。
23.24に第1ステアリング装置Sr、第2ステアリ
ング装置SfLをそれぞれ個別に連結している。
上記第1.2ステアリング装置Sr、Sl2には第1.
2モータ25.26をそれぞれ設け、これら第1.2モ
ータの出力軸25a、26aにウオームギヤでなる減速
機27をそれぞれ連結している。また、減速機27のギ
ヤ軸27aの先端にとニオン28を装着し、このビニオ
ン28を介して第1.2台形リンクユニットA、Hに上
記第1.2モータの回転力を伝達している。
2モータ25.26をそれぞれ設け、これら第1.2モ
ータの出力軸25a、26aにウオームギヤでなる減速
機27をそれぞれ連結している。また、減速機27のギ
ヤ軸27aの先端にとニオン28を装着し、このビニオ
ン28を介して第1.2台形リンクユニットA、Hに上
記第1.2モータの回転力を伝達している。
そして、上記第1.2台形リンクユニットA、Bの構成
は同一なので、各軍1.2リンクユニットA、Bに関し
ては、第2.3図に示した第1台形リンクユニットAを
参照しながら、同一符号をもって説明する。
は同一なので、各軍1.2リンクユニットA、Bに関し
ては、第2.3図に示した第1台形リンクユニットAを
参照しながら、同一符号をもって説明する。
第2.3図に示した第1台形リンクユニットAは、シャ
シ−aの一側に設けた支持部材2.9にブツシュ30a
を嵌着したアーム30を装着している。そして、このア
ーム30はブツシュ30aを介して支持部材29に回動
自在にしている。
シ−aの一側に設けた支持部材2.9にブツシュ30a
を嵌着したアーム30を装着している。そして、このア
ーム30はブツシュ30aを介して支持部材29に回動
自在にしている。
また、シャシ−aの他側には、上記減速機27を内装し
たギヤボックス31を装着し、減速機27のギヤ軸27
aに装着したピニオン28に伸縮リンク部材32に形成
したラック32aを噛み合わせている。さらに、上記伸
縮リンク部材32の他側にボールジヨイント33を設け
、このボールジヨイント33を介して伸縮リンク部材3
2、アーム34とを連結している。そして、伸縮リンク
部材32の図面第3図左右方向のストロークおよび図示
していないサスペンションのばね作用による図面表裏方
向のストロークに応じて、アーム34が自由に回動する
ようにしている。
たギヤボックス31を装着し、減速機27のギヤ軸27
aに装着したピニオン28に伸縮リンク部材32に形成
したラック32aを噛み合わせている。さらに、上記伸
縮リンク部材32の他側にボールジヨイント33を設け
、このボールジヨイント33を介して伸縮リンク部材3
2、アーム34とを連結している。そして、伸縮リンク
部材32の図面第3図左右方向のストロークおよび図示
していないサスペンションのばね作用による図面表裏方
向のストロークに応じて、アーム34が自由に回動する
ようにしている。
上記のようにしたアーム30.34は、それらの先端に
連結部材42をかけ渡し、両アーム30.34と連結部
材42とを揺動自在に連結するとともに、この連結部材
42に後輪23.24をそれぞれ装着している。
連結部材42をかけ渡し、両アーム30.34と連結部
材42とを揺動自在に連結するとともに、この連結部材
42に後輪23.24をそれぞれ装着している。
上記のようにした両ステアリング装置Sr、Slは、第
1.2モータ25.26が回転すると、その回転力は減
速機27→ピニオン28とラック32aとの噛み合いを
介して伸縮リンク部材32に伝達され、伸縮リンク部材
32が伸縮作動する。伸縮リンク部材32が伸縮作動す
ると、ボールジヨイント33を介してアーム34が図面
矢印yのいずれか一方に移動し、後輪23.24を個別
に転舵する。
1.2モータ25.26が回転すると、その回転力は減
速機27→ピニオン28とラック32aとの噛み合いを
介して伸縮リンク部材32に伝達され、伸縮リンク部材
32が伸縮作動する。伸縮リンク部材32が伸縮作動す
ると、ボールジヨイント33を介してアーム34が図面
矢印yのいずれか一方に移動し、後輪23.24を個別
に転舵する。
上記のようにした第1.2ステアリング装置Sr、SJ
Iは、これらの第1.2モータ25.26をコントロー
ラ35に接続している。一方、このコントローラ35に
は、前輪側のサイドロッド4に設けた前輪舵角センサー
22、後輪23.24側それぞれの伸縮リンク部材32
に設けた後輪舵角センサー36.37を接続するととも
に車速センサー38、ブレーキスイッチ39、後進ギヤ
スイッチ40、スロットル開度センサー41も接続して
いる。
Iは、これらの第1.2モータ25.26をコントロー
ラ35に接続している。一方、このコントローラ35に
は、前輪側のサイドロッド4に設けた前輪舵角センサー
22、後輪23.24側それぞれの伸縮リンク部材32
に設けた後輪舵角センサー36.37を接続するととも
に車速センサー38、ブレーキスイッチ39、後進ギヤ
スイッチ40、スロットル開度センサー41も接続して
いる。
そして、これらのセンサーで検出した出力信号およびス
イッチのオン・オフ信号をコントローラ35に人力する
。一方、コントローラ35はこれらの人力信号を処理し
、後輪23.24の後輪舵角目標値を個別に決定する。
イッチのオン・オフ信号をコントローラ35に人力する
。一方、コントローラ35はこれらの人力信号を処理し
、後輪23.24の後輪舵角目標値を個別に決定する。
この決定は第4図舵角決定パターン表のパターンA〜K
に示した各パターンに従って、次のように行なわれる。
に示した各パターンに従って、次のように行なわれる。
すなわち、
(イ)第4図のパターンA、Hに示したように車速か低
速のときには、左右両後輪の転舵方向を曲輪の転舵方向
に対して逆相にするとともに、その舵角を大きめにして
、かつ両後輪の舵角を等しくするようにしている。
速のときには、左右両後輪の転舵方向を曲輪の転舵方向
に対して逆相にするとともに、その舵角を大きめにして
、かつ両後輪の舵角を等しくするようにしている。
(ロ)第4図のパターンC,Dに示したように車速か高
速のときには、上記パターンA、Bとは逆に左右後輪の
転舵方向を前輪の転舵方向に対して同相にするとともに
、その舵角を小さめにするようにしている。また、左右
両後輪の舵角は等しくなるようにしている。
速のときには、上記パターンA、Bとは逆に左右後輪の
転舵方向を前輪の転舵方向に対して同相にするとともに
、その舵角を小さめにするようにしている。また、左右
両後輪の舵角は等しくなるようにしている。
なお、上記パターンA−Dは前記従来のパターンと同様
である。
である。
(ハ)第4図のパターンE〜Hはブレーキスイッチおよ
び後進ギヤスイッチをすべてオフにしたパターンである
。したがって、その操舵モードは上記A−Dのパターン
と同様である。ただし、このパターンでは、左右後輪舵
角は第4図に示すようにそれぞれ異なるようにしている
。
び後進ギヤスイッチをすべてオフにしたパターンである
。したがって、その操舵モードは上記A−Dのパターン
と同様である。ただし、このパターンでは、左右後輪舵
角は第4図に示すようにそれぞれ異なるようにしている
。
つまり、車速が低速であるパターンE、Fの場合には、
転舵によって車両が曲るときに回転半径が小さくなる内
輪側車輪の舵角を大きく、外輪側車輪の舵角を小さくす
るようにしている。
転舵によって車両が曲るときに回転半径が小さくなる内
輪側車輪の舵角を大きく、外輪側車輪の舵角を小さくす
るようにしている。
また、車速か高速であるパターンG、Hの場合には、車
両が曲るときに、車両の遠心力が作用して負荷が増す外
輪側車輪の舵角を小さめに、負荷が減る内輪側車輪の舵
角を大きめにするようにしている。
両が曲るときに、車両の遠心力が作用して負荷が増す外
輪側車輪の舵角を小さめに、負荷が減る内輪側車輪の舵
角を大きめにするようにしている。
(ニ)さらに、第4図のパターンI、Jに示したように
、ハンドルを中立にして減加速するときには、左右後輪
の転舵角を等しくしながら、左右両後輪をそれぞれトー
イン側に転舵するようにしている。そして、車両の直進
性を保持するようにしている。
、ハンドルを中立にして減加速するときには、左右後輪
の転舵角を等しくしながら、左右両後輪をそれぞれトー
イン側に転舵するようにしている。そして、車両の直進
性を保持するようにしている。
また、図のパターンKに示したように、後進時にはハン
ドルの操作に関係なく左右後輪の転舵角を等しくしなが
ら、左右両後輪をそれぞれトーアウト側に転舵するよう
にしている。つまり、後進時の進行方向に向ってトーイ
ンに転舵し、車両の直進性を保持するようにしている。
ドルの操作に関係なく左右後輪の転舵角を等しくしなが
ら、左右両後輪をそれぞれトーアウト側に転舵するよう
にしている。つまり、後進時の進行方向に向ってトーイ
ンに転舵し、車両の直進性を保持するようにしている。
上記のように第4図に示した後輪転舵角決定パターンに
よれば、従来4項目のパターンに加え、新たに6項目の
パターンが増す。そして、左右後輪の転舵角を個別にか
えたり、また転舵方向を個別にかえて、左右両輪をトー
イン側、あるいはトーアウト側に転舵することができる
。
よれば、従来4項目のパターンに加え、新たに6項目の
パターンが増す。そして、左右後輪の転舵角を個別にか
えたり、また転舵方向を個別にかえて、左右両輪をトー
イン側、あるいはトーアウト側に転舵することができる
。
上記のようにした後輪操舵装置は、ハンドル1を回すと
前輪7.8が転舵するとともに、前輪舵角を検出する前
輪舵角センサー22の出力信号をコントローラ35に人
力すること前記従来と同様である。
前輪7.8が転舵するとともに、前輪舵角を検出する前
輪舵角センサー22の出力信号をコントローラ35に人
力すること前記従来と同様である。
また、コントローラ35は、上記萌輪舵角センサー22
の他に車速センサー38、スロットル開度センサー41
の出力信号およびブレーキスイッチ39、後進ギヤスイ
ッチ40の開度オン・オフ信号を受ける。そして、コン
トローラ35は、これらの人力信号に応じて左右の後輪
23.24それぞれの後輪転舵角目標値を決定し、この
後輪転舵角目標値の出力信号を第1.2モータ25.2
6に個別に人力する。
の他に車速センサー38、スロットル開度センサー41
の出力信号およびブレーキスイッチ39、後進ギヤスイ
ッチ40の開度オン・オフ信号を受ける。そして、コン
トローラ35は、これらの人力信号に応じて左右の後輪
23.24それぞれの後輪転舵角目標値を決定し、この
後輪転舵角目標値の出力信号を第1.2モータ25.2
6に個別に人力する。
また、上記のようにコントローラ35の出力信号を受け
た第1.2モータ25.26は、コントローラ35の出
力信号に応じて回転し、この回転方向と回転量に応じて
後輪23.24が個別に転舵する。
た第1.2モータ25.26は、コントローラ35の出
力信号に応じて回転し、この回転方向と回転量に応じて
後輪23.24が個別に転舵する。
また、後輪23.24が転舵すると同時に、この実転舵
角を検出した後輪舵角センサー36.37の出力信号を
コントローラ35にフィードバックし、後輪23、24
の転舵角をフィードバック制御するようにしている。
角を検出した後輪舵角センサー36.37の出力信号を
コントローラ35にフィードバックし、後輪23、24
の転舵角をフィードバック制御するようにしている。
なお、減速機27のウオームギヤは第1.2モータ25
.26側からの出力のみを伝達するように、ギヤの歯の
進み角を小さく設定している。そして、後輪23.24
側から外力が作用してもウオームギヤで逆転を防止し、
後輪23.24がふらつかないようにしている。
.26側からの出力のみを伝達するように、ギヤの歯の
進み角を小さく設定している。そして、後輪23.24
側から外力が作用してもウオームギヤで逆転を防止し、
後輪23.24がふらつかないようにしている。
そして、第1.2ステアリング装置Sr、Snの動力源
であるモータを、パワーシリンダに変えた別の実施例を
示したのが、第5図の第2実施例である。
であるモータを、パワーシリンダに変えた別の実施例を
示したのが、第5図の第2実施例である。
この第5図に示した第2実施例は、パワーシリンダSと
ポンプPとの間に、コントローラ35の出力信号に応じ
て切り換わる油圧バルブ■を接続している。また、パワ
ーシリンダSはそのシリンダ体43にピストン44を摺
動自在に内装し、このピストン44に本発明の伸縮リン
ク部材であるロッド44aを設けている。そして、ピス
トン44の両側に油室R,、R2を区画するとともに、
ロッド44aの先端をボールジヨイント33を介してア
ーム34に連結している。
ポンプPとの間に、コントローラ35の出力信号に応じ
て切り換わる油圧バルブ■を接続している。また、パワ
ーシリンダSはそのシリンダ体43にピストン44を摺
動自在に内装し、このピストン44に本発明の伸縮リン
ク部材であるロッド44aを設けている。そして、ピス
トン44の両側に油室R,、R2を区画するとともに、
ロッド44aの先端をボールジヨイント33を介してア
ーム34に連結している。
上記以外の構成は前記第1実施例と同様であるので、前
記説明をそのまま引用し、説明を省略する。
記説明をそのまま引用し、説明を省略する。
しかして、油圧バレブ■がコントローラ35の出力信号
に応じて切り換わり、ポンプPとパワーシリンダSの油
室R,,R2いずれか一方、例えば油室R1とが連通ず
ると、他方の油室R2とタンクTとが連通ずる。このよ
うに、内油室R1゜R2がポンプP、タンクTにそれぞ
れ連通すると、油室R2には圧油が導かれ、反対側の油
室R2内の作動油はタンクTへ戻される。したがって、
上記パワーシリンダSのピストン44は圧油の供給料に
応し・て図面上方向に移動する。また、ポンプPと他方
の油室R2とが連通ずると、ピストン44か上記とは反
対に図面下方向に移動すること当然である。
に応じて切り換わり、ポンプPとパワーシリンダSの油
室R,,R2いずれか一方、例えば油室R1とが連通ず
ると、他方の油室R2とタンクTとが連通ずる。このよ
うに、内油室R1゜R2がポンプP、タンクTにそれぞ
れ連通すると、油室R2には圧油が導かれ、反対側の油
室R2内の作動油はタンクTへ戻される。したがって、
上記パワーシリンダSのピストン44は圧油の供給料に
応し・て図面上方向に移動する。また、ポンプPと他方
の油室R2とが連通ずると、ピストン44か上記とは反
対に図面下方向に移動すること当然である。
上記のようにパワーシリンダSのピストン44が図面上
下方向に移動すると。このストローク量がジヨイント3
3を介して第1.2台形リンクユニットA、Bに伝達さ
れ、後輪23.24を個別に転舵すること、前記第1実
施例と同様である。
下方向に移動すると。このストローク量がジヨイント3
3を介して第1.2台形リンクユニットA、Bに伝達さ
れ、後輪23.24を個別に転舵すること、前記第1実
施例と同様である。
なお、ピストン44の両側に一対のスプリング45を設
け、パワーシリンダSが無負荷のときには、上記スプリ
ング45のばね力の作用でピストン44を図示のノーマ
ル位置に保持するようにしている。
け、パワーシリンダSが無負荷のときには、上記スプリ
ング45のばね力の作用でピストン44を図示のノーマ
ル位置に保持するようにしている。
また、このスプリング45は、パワーシリンダSに圧油
が供給されなくなったとき、ピストン44をノーマル位
置に保持し、後輪を中立に維持するツーエールセーフの
機能も持っている。
が供給されなくなったとき、ピストン44をノーマル位
置に保持し、後輪を中立に維持するツーエールセーフの
機能も持っている。
上記第1.2実施例によれば、左右両後輪を個別に制御
できる。
できる。
したがって、左右両後輪の転舵角を異にすることができ
るとともに、左右両後輪を共にトーイン側に転舵したり
、トーアウト側に転舵することができる。
るとともに、左右両後輪を共にトーイン側に転舵したり
、トーアウト側に転舵することができる。
また、車両のブレーキ状態、後進状態、スロットル開度
の情報をコントローラに人力して、車両の加減速や進行
方向に応じて後輪転舵角を個別に制御することもできる
。
の情報をコントローラに人力して、車両の加減速や進行
方向に応じて後輪転舵角を個別に制御することもできる
。
したがって、車両の走行条件に応じた最適条件で車両を
操舵することができる。
操舵することができる。
図面第1〜4図はこの発明の第1実施例を示すもので、
第1図は回路図、第2図は台形リンクユニットの平面図
、第3図は台形リンクユニットの要部拡大図、第4図は
コントローラが演算する後輪転舵角決定パターン表、第
5図は第2実施例の回路図、第6図は従来の後輪操舵装
置の回路図である。 S r ・・・第1ステアリング装置、S2・・・第2
ステアリング装置、A・・・第1台形リンクユニット、
B・・・第2台形リンクユニット、23.24−・・後
輪、25・・・第1モータ、26・−第2モータ、30
−・・アーム、32・−伸縮リンク部材、34−・・ア
ーム、35・・・コントローラ、42−・・連結部材、
S−・・パワーシリンダ、44a・・・本発明の伸縮部
材であるロッド。
第1図は回路図、第2図は台形リンクユニットの平面図
、第3図は台形リンクユニットの要部拡大図、第4図は
コントローラが演算する後輪転舵角決定パターン表、第
5図は第2実施例の回路図、第6図は従来の後輪操舵装
置の回路図である。 S r ・・・第1ステアリング装置、S2・・・第2
ステアリング装置、A・・・第1台形リンクユニット、
B・・・第2台形リンクユニット、23.24−・・後
輪、25・・・第1モータ、26・−第2モータ、30
−・・アーム、32・−伸縮リンク部材、34−・・ア
ーム、35・・・コントローラ、42−・・連結部材、
S−・・パワーシリンダ、44a・・・本発明の伸縮部
材であるロッド。
Claims (1)
- モータ等の動力源の動力で後輪を転舵するステアリング
装置と、車両の走行条件を入力して上記動力源の出力を
制御するコントローラとを設けた後輪操舵装置において
、第1、2台形リンクユニットを設け、この第1、2台
形リンクユニットの一方のアームの一側に伸縮リンク部
材を連結し、他方のアームの一側を固定し、上記両アー
ムの他側に連結部材をかけ渡し、この連結部材に後輪を
装着して第1、2ステアリング装置を構成し、第1ステ
アリング装置の伸縮リンク部材に第1動力源を連係させ
、第2ステアリング装置の伸縮リンク部材に第2動力源
を連係させ、これら第1、2動力源の出力に応じて伸縮
リンク部材を伸縮作動させる構成にするとともに、車両
の走行条件に応じて第1、2動力源の出力を個別に制御
するコントローラを、上記第1、2動力源に接続してな
る後輪操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524189A JPH02246873A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524189A JPH02246873A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 後輪操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02246873A true JPH02246873A (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=13281226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6524189A Pending JPH02246873A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 後輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02246873A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009126497A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後輪トー角制御装置 |
WO2009104497A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP6524189A patent/JPH02246873A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009126497A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後輪トー角制御装置 |
WO2009104497A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
JP2009196520A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後輪操舵装置 |
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