JPH02218767A - 汚れ防止機能を有する塗料 - Google Patents
汚れ防止機能を有する塗料Info
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Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、構造物等の塗装表面上での金属イオンまたは
その金属酸化物の付着による汚れを防止する機能を有す
る塗料に係る。更に詳しくは、鉄鋼構造物等が腐食され
ること等によって発生する金属イオンまたはその金属酸
化物の表面への付着による汚れを防止する塗料に関する
ものである。
その金属酸化物の付着による汚れを防止する機能を有す
る塗料に係る。更に詳しくは、鉄鋼構造物等が腐食され
ること等によって発生する金属イオンまたはその金属酸
化物の表面への付着による汚れを防止する塗料に関する
ものである。
[従来の技術1
従来、金属イオンと反応し被覆組成物表面に金属酸化物
の付着による汚れを防止する塗料とじては、外部錆汚染
防止塗料として特開昭58−219273や特開昭61
−218666に見られるが、該特許の問題点は主とし
て、有機ポリホスホン酸の誘導体であるエチドロン酸塩
(英国特願2121419 )や、リン酸イオンを放出
するガラス(英国特願2073730、英国特願160
4383、ヨーロッパ特許35798 )等の極めて特
殊な添加剤を用いなければならないこと、またその適用
に於いて特開昭61−218666は裸金属表面以外の
上塗り塗料としてしか適用できず適用範囲が制限されて
いた。これは該特許の有機ポリホスホン酸の誘導体であ
るエチドロン酸塩等が裸金属表面に接した場合に顔料が
酸であるが故に金属を溶出してしまい塗膜密着性を著し
く低下させ、ひいては塗膜の膨れ、剥離になってしまう
ためである。
の付着による汚れを防止する塗料とじては、外部錆汚染
防止塗料として特開昭58−219273や特開昭61
−218666に見られるが、該特許の問題点は主とし
て、有機ポリホスホン酸の誘導体であるエチドロン酸塩
(英国特願2121419 )や、リン酸イオンを放出
するガラス(英国特願2073730、英国特願160
4383、ヨーロッパ特許35798 )等の極めて特
殊な添加剤を用いなければならないこと、またその適用
に於いて特開昭61−218666は裸金属表面以外の
上塗り塗料としてしか適用できず適用範囲が制限されて
いた。これは該特許の有機ポリホスホン酸の誘導体であ
るエチドロン酸塩等が裸金属表面に接した場合に顔料が
酸であるが故に金属を溶出してしまい塗膜密着性を著し
く低下させ、ひいては塗膜の膨れ、剥離になってしまう
ためである。
重要な問題点として本発明の比較例でも明らかなように
外部錆汚染防止効果が長続きしないこと等も上げなけれ
ばならない。
外部錆汚染防止効果が長続きしないこと等も上げなけれ
ばならない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、鉄鋼構造物等が腐食されること等によって発
生する金属イオンと反応し塗装表面での金属イオンまた
は金属酸化物の付着による汚れを防止することを目的と
しており、従来技術の欠点である特殊顔料の使用、適用
範囲の制限を克服し、安価で一般的な物質を添加物とし
て使用し、金属表面のみならず通常に塗料を適用可能な
あらゆるものに、上塗り、下塗り塗料等として適用する
ことを目的として成されたものである。
生する金属イオンと反応し塗装表面での金属イオンまた
は金属酸化物の付着による汚れを防止することを目的と
しており、従来技術の欠点である特殊顔料の使用、適用
範囲の制限を克服し、安価で一般的な物質を添加物とし
て使用し、金属表面のみならず通常に塗料を適用可能な
あらゆるものに、上塗り、下塗り塗料等として適用する
ことを目的として成されたものである。
[課題を解決するための手段1
本発明は、塗装表面上での金属イオンまたはその金属酸
化物の付着による汚れを防止する機能を有する顔料とバ
インダーからなる塗料であって、カルボキシル基と水酸
基を有する酸又はその誘導体の顔料を3〜75重量%含
むことを特徴とする前記塗料を提供する。
化物の付着による汚れを防止する機能を有する顔料とバ
インダーからなる塗料であって、カルボキシル基と水酸
基を有する酸又はその誘導体の顔料を3〜75重量%含
むことを特徴とする前記塗料を提供する。
本発明の特徴はカルボキシル基と水酸基を有する酸(ヒ
ドロキシカルボン酸)又はその誘導体の顔料を3〜75
重量%を塗料中に配合することによって、金属イオンと
反応し塗装表面に金属イオンまたは金属酸化物の付着に
よる汚れを防止することができることにある。
ドロキシカルボン酸)又はその誘導体の顔料を3〜75
重量%を塗料中に配合することによって、金属イオンと
反応し塗装表面に金属イオンまたは金属酸化物の付着に
よる汚れを防止することができることにある。
本発明の被覆組成物には、その構成物質であるカルボキ
シル基と水酸基を有する酸又はその誘導体の顔料以外に
体質顔料、防錆顔料、着色顔料及びその他被覆組成物と
して添加される添加剤等を同時に配合し用いることが可
能である。
シル基と水酸基を有する酸又はその誘導体の顔料以外に
体質顔料、防錆顔料、着色顔料及びその他被覆組成物と
して添加される添加剤等を同時に配合し用いることが可
能である。
また使用する塗料用バインダーについては全く限定がな
い。つまり水系、溶剤系を問わず如何なる塗料用バイン
ダーも用いることが出来る。塗料中でカルボキシル基と
水酸基を持つ酸又はその誘導体の顔料の量を3〜75重
量%とじたのは、3重量%未満であると汚れ防止の効果
が得られず、また75重量%を超でも汚れ防止の効果を
向上することはほとんど出来ないからである。
い。つまり水系、溶剤系を問わず如何なる塗料用バイン
ダーも用いることが出来る。塗料中でカルボキシル基と
水酸基を持つ酸又はその誘導体の顔料の量を3〜75重
量%とじたのは、3重量%未満であると汚れ防止の効果
が得られず、また75重量%を超でも汚れ防止の効果を
向上することはほとんど出来ないからである。
[作用]
本発明に於て使用される添加物は、カルボキシル基と水
酸基を持つ酸(ヒドロキシカルボン酸)又はその誘導体
であり、例えばクエン酸及びその塩、酒石酸及びその塩
、グルコン酸及びその塩等とすることが出来る。これら
の酸は金属イオンに対しては酸化する前に直ちに反応し
金属酸化物が表面に付着することによる汚れを防止する
ことが出来る。
酸基を持つ酸(ヒドロキシカルボン酸)又はその誘導体
であり、例えばクエン酸及びその塩、酒石酸及びその塩
、グルコン酸及びその塩等とすることが出来る。これら
の酸は金属イオンに対しては酸化する前に直ちに反応し
金属酸化物が表面に付着することによる汚れを防止する
ことが出来る。
これらの酸による汚れ防止機構は現在明らかではなく、
鋭意検討中であるが、これらの効果はカルボキシル基と
水酸基を持つ酸に特徴的に見られ、これらはメツキの分
野では錯化剤として使用されていて金属イオンを安定に
メツキ浴中に保持するために使われているものである。
鋭意検討中であるが、これらの効果はカルボキシル基と
水酸基を持つ酸に特徴的に見られ、これらはメツキの分
野では錯化剤として使用されていて金属イオンを安定に
メツキ浴中に保持するために使われているものである。
このことから金属イオンを錯化しその酸化を妨げること
が考えられる。また本発明に使用する添加物と鉄イオン
との反応物はゲル化しないので塗料が膨潤した際に錯化
効果により酸化されずに反応を極微量ずつ系外に排出す
ることが出来る。
が考えられる。また本発明に使用する添加物と鉄イオン
との反応物はゲル化しないので塗料が膨潤した際に錯化
効果により酸化されずに反応を極微量ずつ系外に排出す
ることが出来る。
ここで言う金属イオンとは鉄鋼構造物等の鉄鋼素地が腐
食されること等によって発生する金属イオン等であり、
これらとは直ちに反応し塗料表面での金属酸化物の付着
による汚れを防止する。
食されること等によって発生する金属イオン等であり、
これらとは直ちに反応し塗料表面での金属酸化物の付着
による汚れを防止する。
また本発明による塗料を金属面に直接塗った場合、活性
な金属面と錯化して不活性化し、塗膜密着性、防食性向
上に寄与する。
な金属面と錯化して不活性化し、塗膜密着性、防食性向
上に寄与する。
[実施例]
次に実施例、比較例をもって不発明の詳細な説明するが
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
試験片には塩酸洗によりミルスケールを除いた5S41
鋼板(サイズ7 X 15 X O,14am )に日
本バー力うイジング■製のトリック1100プライマー
をxoop塗布し、その上塗りとして、第1.2.3.
4表に記載の実施例1〜17(比較例10を含む)及び
第4の比較例1.2の塗料を100p塗布した。またプ
ライマーを塗布していない同鋼板に同様に実施例1〜1
7(比較例10を含む)及び比較例1の塗料を5001
1塗布した。さらにモルタルのテストピース(サイズ1
0X25X2.5cm)を作製し実施例1−17(比較
例10を含む)及び比較例1.2の塗料を20011塗
布したものを作製した。
鋼板(サイズ7 X 15 X O,14am )に日
本バー力うイジング■製のトリック1100プライマー
をxoop塗布し、その上塗りとして、第1.2.3.
4表に記載の実施例1〜17(比較例10を含む)及び
第4の比較例1.2の塗料を100p塗布した。またプ
ライマーを塗布していない同鋼板に同様に実施例1〜1
7(比較例10を含む)及び比較例1の塗料を5001
1塗布した。さらにモルタルのテストピース(サイズ1
0X25X2.5cm)を作製し実施例1−17(比較
例10を含む)及び比較例1.2の塗料を20011塗
布したものを作製した。
第1表 添加物系による防汚効果の検討第3表
添加物配合量による防汚効果の検討
第2表 樹脂系による防汚効果の検討
第4表
防錆顔料との共用についての検討及び比較材
実施例1〜17(比較例10を含む)の試験片上部に金
属イオン流出源として1mmΦの鉄線を一回巻いた。供
試片の試験面を45度の傾斜で大気暴露と塩水噴霧試験
に供し塗面の汚れ度合を観察した。
属イオン流出源として1mmΦの鉄線を一回巻いた。供
試片の試験面を45度の傾斜で大気暴露と塩水噴霧試験
に供し塗面の汚れ度合を観察した。
大気暴露による結果は比較例10を除く本発明の実施例
1〜17はブライマーの上に上塗り被覆組成物として塗
布した場合及びブライマー塗布しない鋼板面に直接塗布
した場合何れも2年目においても塗面に汚れの付着等は
殆ど認められなかった。また特に実施例13の様に添加
物配合量の多いものは防汚性能、防汚性能の持続性(3
年目の評価による)共に良かった。比較例1はプライマ
ーの上に上塗り塗料として塗布した場合及びプライマー
塗布しない鋼板面に直接塗布した場合何れも暴露5ケ月
で試験面が黄色及び黒色の汚れが付着した。またプライ
マーの上に上塗り塗料として塗布した比較例2は暴露1
3ケ月で試験面が黄色及び黒色の汚れが付着した。
1〜17はブライマーの上に上塗り被覆組成物として塗
布した場合及びブライマー塗布しない鋼板面に直接塗布
した場合何れも2年目においても塗面に汚れの付着等は
殆ど認められなかった。また特に実施例13の様に添加
物配合量の多いものは防汚性能、防汚性能の持続性(3
年目の評価による)共に良かった。比較例1はプライマ
ーの上に上塗り塗料として塗布した場合及びプライマー
塗布しない鋼板面に直接塗布した場合何れも暴露5ケ月
で試験面が黄色及び黒色の汚れが付着した。またプライ
マーの上に上塗り塗料として塗布した比較例2は暴露1
3ケ月で試験面が黄色及び黒色の汚れが付着した。
塩水噴霧試験ではプライマーの上に上塗り塗料として塗
布した場合及びプライマー塗布しない鋼板面に直接塗布
した場合何れも比較例10、比較例1は70時間で試験
面に金属イオンやその化合物と思われる汚れが付着した
。ブライマーの上に上塗り塗料として塗布した比較例2
は220時間で汚れが付着した。比較例10を除く本発
明の実施例1〜17はブライマーの上に上塗り被覆組成
物として塗布した場合及びプライマー塗布しない鋼板面
に直接塗布した場合何れも480時間において汚れの付
着が認められた。
布した場合及びプライマー塗布しない鋼板面に直接塗布
した場合何れも比較例10、比較例1は70時間で試験
面に金属イオンやその化合物と思われる汚れが付着した
。ブライマーの上に上塗り塗料として塗布した比較例2
は220時間で汚れが付着した。比較例10を除く本発
明の実施例1〜17はブライマーの上に上塗り被覆組成
物として塗布した場合及びプライマー塗布しない鋼板面
に直接塗布した場合何れも480時間において汚れの付
着が認められた。
これらの試験によって、添加物系(第1表)、樹脂系(
第2表)が代わった場合、本発明に使用する添加剤の量
(第3表)、他の防錆顔料との併用(第4表)、下塗り
や上塗りとして、金属以外に適用した場合においても本
発明の効果が明らかに認められた。
第2表)が代わった場合、本発明に使用する添加剤の量
(第3表)、他の防錆顔料との併用(第4表)、下塗り
や上塗りとして、金属以外に適用した場合においても本
発明の効果が明らかに認められた。
[発明の効果]
本発明により、鉄鋼構造物等が腐食されること等によっ
て発生する金属イオンまたはその金属酸化物の表面への
付着による汚れを有効に防止する塗料が提供される。な
お、他の防錆顔料との併用下塗りや上塗りとして、金属
以外に適用した場合においても汚れを有効に防止するこ
とができる。
て発生する金属イオンまたはその金属酸化物の表面への
付着による汚れを有効に防止する塗料が提供される。な
お、他の防錆顔料との併用下塗りや上塗りとして、金属
以外に適用した場合においても汚れを有効に防止するこ
とができる。
Claims (1)
- 塗装表面上での金属イオンまたはその金属酸化物の付着
による汚れを防止する機能を有する顔料とバインダーか
らなる塗料であつて、カルボキシル基と水酸基を有する
酸又はその誘導体の顔料を3〜75重量%含むことを特
徴とする前記塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006289A JPH02218767A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 汚れ防止機能を有する塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006289A JPH02218767A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 汚れ防止機能を有する塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02218767A true JPH02218767A (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=12570437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4006289A Pending JPH02218767A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 汚れ防止機能を有する塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02218767A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5182324A (ja) * | 1975-01-17 | 1976-07-19 | Nippon Steel Corp | Aennofushokuyokuseihoho |
JPS57149362A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | Onoda Cement Co Ltd | Rust inhibitor for reinforcing steel for sulfur concrete |
JPS5852487A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-28 | チバ−・ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 腐食および/またはスケ−ル沈積防止システム |
JPS59193282A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-11-01 | チバ−ガイギ−・アクチェンゲゼルシャフト | 金属表面の状態調整方法 |
JPS6247222A (ja) * | 1985-08-26 | 1987-02-28 | Nec Corp | ダイバ−シテイ受信機 |
JPS6334910A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コイル部品の製造法 |
JPS63291965A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-29 | ゼネカ・リミテッド | 金属表面被覆用組成物 |
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