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JPH02190330A - 燻銀調蒸着シート - Google Patents

燻銀調蒸着シート

Info

Publication number
JPH02190330A
JPH02190330A JP1049389A JP1049389A JPH02190330A JP H02190330 A JPH02190330 A JP H02190330A JP 1049389 A JP1049389 A JP 1049389A JP 1049389 A JP1049389 A JP 1049389A JP H02190330 A JPH02190330 A JP H02190330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
sheet
filler
film
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1049389A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nishioka
西岡 康煕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP1049389A priority Critical patent/JPH02190330A/ja
Publication of JPH02190330A publication Critical patent/JPH02190330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は燻銀調蒸着シートに関し、更に詳しくは光が金
属蒸@膜面でランダムに反射することにより燻銀調効果
を生ぜしめた蒸着シートに関する。
【従来の技術] 従来、蒸着表面の光沢を転減した蒸着シートとしては、
特開昭59−216999号に開示されているように、
平滑な紙にマット調の蒸着アンカー剤を部分的に印刷し
た後金属蒸着するか、あるいは紙にW&着アンカー剤を
全面に塗布した後、これと光沢の異なる蒸着アンカー剤
を部分的に印刷し金属蒸着することにより、蒸着表面の
光沢を転減した蒸着紙が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記方法で得られた蒸着紙は蒸着層本来
の光反射性を殺しクロス部分とコントラストをつけただ
けのものであって、いわゆる燻銀調の効果を有するもの
ではなかった。このため、蒸着表面の光沢を転減した、
より^級感のあるいわゆる燻銀講蒸着シートが以前から
要望されていた。
従って、本発明の目的は、光反射性を殺しかつ反射性を
実質的に低下させず光反射角をランダムに変化させるこ
とによりシート表面にくすんだ渋みのある銀色の光沢を
与えるいわゆる燻銀調の高級感を与える蒸着シートを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、マットコート紙上に、粒径20〜
60μlの充填剤を全塗布組成物の10〜30131%
含有し且つ塗布量が2〜5 Q/fの塗膜と、金属蒸着
膜とから成る燻銀調蒸着シートにより達成された。
本発明を更に具体的に説明する。
本発明の燻銀間蒸着シートはマットコート紙、塗膜およ
び金属蒸着膜から構成されている。
上記マットコート紙とは抄紙された紙の上に、粒径2〜
10μの菱面体構造の無機物質を10〜300/m’塗
工した紙のことである。
上記塗膜は粒径20〜60μ−の充填剤を全塗布組成物
の10〜30重量%、アルキド樹脂等の結合剤を全塗布
組成物の10〜30重量%含有する塗料を1f当たり乾
燥重量で2〜5g塗布して形成される。ただし、上記塗
布組成物には溶剤も含むものとする。
充填剤としては、例えばアルミ粉末、チタンコートした
又はチタンコートしない雲母粉末、ステンレス粉末、及
びガラスピーズ等が単独で又は2種以上組み合せて用い
られる。充填剤の粒径は20μm未満では光反射性を減
殺することになり、また60μIより大きいと平滑な蒸
着層と同じ効果しか得られず、どちらも燻銀間効果が得
られない。
また、充填剤含有量が10重量%未満では、平滑な蒸着
層と同じ効果しか得られないので、燻銀間効果はあられ
れず、30重量%より多いと充填剤を保持することがで
きなくなる。また塗布量が2g/f未満ではマットコー
ト紙の表面の凹凸がそのままあられれてしまい塗膜を設
けたことによる効果、つまり表面粗さを増すという効果
がでてこないし、塗布Rが5(1/n2より多いとマッ
トコート紙の凹凸の効果が生かされなくなってしまう。
塗料の溶剤には一般に使用されている任意のものが用い
られ、例えば、酢酸エチル、メチルエチルケトン、ドル
オール等が用いられる。更に塗料中にはパラトルエンス
ルホン酸等の硬化剤やその他の添加剤が含まれていても
よい。塗布方法としては、砂目スクリーンまたは格子ス
クリーン等を用いたグラビア印刷が好ましい。
結合剤としてはマットコート紙及び金属蒸着膜との接着
性の良い樹脂が使用でき、例えばアミノアルキッド、ニ
トロセルロース、アクリル樹脂等が使用できる。
塗膜面上に設けられる金属蒸着膜は、例えばアルミニウ
ム、ステンレスまたは銅等の金属を100〜1000へ
の厚さで、例えば真空蒸着法ヤスバッタ法により形成さ
れたものである。
本発明の蒸着シートの断面図を第1図に示す。
本発明に関する燻銀間効果を出すためには充填剤入り塗
膜だけでは表面の粗さが不十分であり、マットコート紙
自体の表面の凹凸も十分利用しなければならない。その
ためにもマットコート紙の表面の粗さ、塗膜中の充填剤
の粒径と含有量および塗膜の厚さ等の関係は微妙なもの
となっている。
また、本発明の燻銀間蒸着シートは、金属蒸着膜の保護
のため金属蒸@膜上に透明なトップコート層を設けるこ
ともできる。例えば塩化ビニル−酢酸ビニル−ウレタン
共重合体樹脂を2〜5 Q/f塗布すれば良い。
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
試1支ル」− マットコート紙(商品名「ニスベル」日本加工紙■製)
上に粒径20〜60μ―の雲母粉末30重量%、アミノ
アルキド樹脂30重R%、酢酸エチル37重量%および
パラトルエンスルホン酸3重量%から成る塗料を1f当
たり3gの割合で砂目スクリーンによるグラビア製版を
用いて塗布し、200℃の温度で乾燥させた。次いで塗
膜面上に真空蒸着法(抵抗加熱法)を用いてアルミニウ
ム500への厚さになるように金属蒸着を行ない試料N
011を作成した。
試料NO12〜6 試料1のベースシートの種類、充填剤の粒径と含有量、
塗料の塗布量およびグラビア版の版深をそれぞれ表−1
のようにかえて、試料No、2〜9を作成した。ただし
試料N0.9のベースシートとして用いたコート紙とし
ては、商品名ハイコート(日本加工■製)を使用した。
本発明による試料NO,1,2は反射性を実質的に低下
させず反射角をランダムに変化させたいわゆる燻銀調シ
ートであった。ところが、比較試料No、3〜9はペー
スシートの表面粗さまたは塗膜面の表面粗さの効果が生
かせず、いずれも燻銀溝効果は得られなかった。
[発明の効果] 本発明により光反射性を殺しかつ反射性を実質的には低
下させずに光反射角をランダムに変化させたいわゆる燻
銀調シートを提供することができた。
本発明の燻銀調シートは安価で簡単に製造でき、しかも
華麗で8緑感があり包装用シートとして或いは今までに
ない用途が期待され、市場拡大をはかることが十分予想
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の燻銀調蒸着シートの断面図である。 1・・・マットコート紙 2・・・塗膜 3・・・金属蒸PJII!

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マットコート紙上に、粒径20〜60μmの充填剤を全
    塗布組成物の10〜30重量%含有し且つ塗布量が2〜
    5g/m^2の塗膜と、金属蒸着膜とから成ることを特
    徴とする燻銀調蒸着シート。
JP1049389A 1989-01-19 1989-01-19 燻銀調蒸着シート Pending JPH02190330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1049389A JPH02190330A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 燻銀調蒸着シート

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JP1049389A JPH02190330A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 燻銀調蒸着シート

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JPH02190330A true JPH02190330A (ja) 1990-07-26

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ID=11751712

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JP1049389A Pending JPH02190330A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 燻銀調蒸着シート

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569776A (en) * 1979-07-06 1981-01-31 Honshu Paper Co Ltd Metalized paper for label use
JPS5921795A (ja) * 1982-07-09 1984-02-03 ツァンダース・ファインパピーレ・アクチェンゲゼルシャフト 金属化紙及びその製法
JPS6289860A (ja) * 1985-10-15 1987-04-24 Japan Tobacco Inc つや消し蒸着シ−ト

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6289860A (ja) * 1985-10-15 1987-04-24 Japan Tobacco Inc つや消し蒸着シ−ト

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