JPH0217515Y2 - - Google Patents
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- JPH0217515Y2 JPH0217515Y2 JP1987085710U JP8571087U JPH0217515Y2 JP H0217515 Y2 JPH0217515 Y2 JP H0217515Y2 JP 1987085710 U JP1987085710 U JP 1987085710U JP 8571087 U JP8571087 U JP 8571087U JP H0217515 Y2 JPH0217515 Y2 JP H0217515Y2
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- JP
- Japan
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- radio wave
- anechoic chamber
- wave absorber
- reflected
- waves
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 3
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R29/00—Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
- G01R29/08—Measuring electromagnetic field characteristics
- G01R29/10—Radiation diagrams of antennas
- G01R29/105—Radiation diagrams of antennas using anechoic chambers; Chambers or open field sites used therefor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/18—Screening arrangements against electric or magnetic fields, e.g. against earth's field
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、電子応用機器等の電磁波の測定やア
ンテナの特性評価を行う電波暗室に係わり、特に
反射電磁波を一点に集中吸収する構造の電波暗室
に関するものである。
ンテナの特性評価を行う電波暗室に係わり、特に
反射電磁波を一点に集中吸収する構造の電波暗室
に関するものである。
近年特に例えば掃除機、冷蔵庫、ヘヤードライ
ヤー等のモータを内部に組込んだ家電製品、ある
いはコンピユータやワープロに代表される電子機
器等は、電磁ノイズ発生源として注目されてい
る。これらの装置から発生する電磁ノイズは妨害
波としてラジオやテレビの聴視を妨害する元凶で
ある。
ヤー等のモータを内部に組込んだ家電製品、ある
いはコンピユータやワープロに代表される電子機
器等は、電磁ノイズ発生源として注目されてい
る。これらの装置から発生する電磁ノイズは妨害
波としてラジオやテレビの聴視を妨害する元凶で
ある。
そこで米国やドイツでは、これら妨害波の許容
値を決めて規制している。米国では連邦通信委員
会(FCC)が情報技術装置を一種の無線周波妨
害波源であるとして種々の規格を決めて規制して
いることはよく知られている。
値を決めて規制している。米国では連邦通信委員
会(FCC)が情報技術装置を一種の無線周波妨
害波源であるとして種々の規格を決めて規制して
いることはよく知られている。
この様な機器から発生する妨害波、すなわち電
磁波を測定する為に、金属で囲んだ部屋(シール
ドルーム)を設け、室外周囲の電波を完全に遮断
し、室内にはその壁面に電波吸収体を全面に設け
壁面の反射を防止したいわゆる電波暗室が使用さ
れている。
磁波を測定する為に、金属で囲んだ部屋(シール
ドルーム)を設け、室外周囲の電波を完全に遮断
し、室内にはその壁面に電波吸収体を全面に設け
壁面の反射を防止したいわゆる電波暗室が使用さ
れている。
しかしこの様な電波暗室では、高価な電波吸収
体を大量に(室の床面を除いた全面に)使用しな
ければならず、さらに共振が発生しやすくその抑
制がむずかしいという問題点があつた。
体を大量に(室の床面を除いた全面に)使用しな
ければならず、さらに共振が発生しやすくその抑
制がむずかしいという問題点があつた。
本考案の目的は、従来の電波暗室の問題点を改
善し、少量の電波吸収体で、測定に不要な反射ノ
イズを吸収させ、共振も抑制しやすい電波暗室を
提供することにある。
善し、少量の電波吸収体で、測定に不要な反射ノ
イズを吸収させ、共振も抑制しやすい電波暗室を
提供することにある。
電子応用機器等から発生する電磁波ノイズの測
定やアンテナの特性評価を行うための電波暗室に
おいて、該暗室の室内を略回転楕円構造あるいは
これに準ずる構造となし、該暗室の一方の焦点部
分に被測定物を設け、他方の焦点部分に電波吸収
体を設け、両焦点部分の間にアンテナを配置し、
被測定物からの電磁波のうち該暗室内壁部からの
反射分を他方の焦点部分の電波吸収体に集中させ
る一方、上記アンテナにて前記反射分を除いた被
測定物からの直接波を受信できるようにしたこと
を特徴とする電波暗室である。
定やアンテナの特性評価を行うための電波暗室に
おいて、該暗室の室内を略回転楕円構造あるいは
これに準ずる構造となし、該暗室の一方の焦点部
分に被測定物を設け、他方の焦点部分に電波吸収
体を設け、両焦点部分の間にアンテナを配置し、
被測定物からの電磁波のうち該暗室内壁部からの
反射分を他方の焦点部分の電波吸収体に集中させ
る一方、上記アンテナにて前記反射分を除いた被
測定物からの直接波を受信できるようにしたこと
を特徴とする電波暗室である。
ここで回転楕円構造の持つ特性について少し説
明する。第1図は回転楕円構造の原理を説明する
ための回転楕円構造の断面図である。長径ABの
上に2つの焦点G,Fが存在する。G点に測定物
を配し、F点に電波吸収体を配すれば、G点から
発した反射電磁波は暗室内壁で反射しいずれもF
点に収束する。したがつてこのF点で反射電磁波
をほぼ吸収することが可能である。
明する。第1図は回転楕円構造の原理を説明する
ための回転楕円構造の断面図である。長径ABの
上に2つの焦点G,Fが存在する。G点に測定物
を配し、F点に電波吸収体を配すれば、G点から
発した反射電磁波は暗室内壁で反射しいずれもF
点に収束する。したがつてこのF点で反射電磁波
をほぼ吸収することが可能である。
すなわち、略回転楕円構造あるいはこれに準ず
る構造であれば一方の焦点部に配された測定物か
らの電磁波のうち反射分は、他の一方の焦点部に
配された電波吸収体により吸収されることにな
る。
る構造であれば一方の焦点部に配された測定物か
らの電磁波のうち反射分は、他の一方の焦点部に
配された電波吸収体により吸収されることにな
る。
両焦点部分間に配置されたアンテナには、被測
定物からの直接波のみが入射され、暗室内壁から
の反射分は入射しないことになり、被測定物から
の直接波のみを正確に測定することとができる。
定物からの直接波のみが入射され、暗室内壁から
の反射分は入射しないことになり、被測定物から
の直接波のみを正確に測定することとができる。
そして又室内が略回転楕円構造であるために共
振も起りにくいという利点がある。
振も起りにくいという利点がある。
まず電波吸収体について図面を参考にして説明
する。第2図は、発泡ウレタンにカーボンブラツ
クを含浸したピラミツド型電波吸収体の従来の例
であるが、本考案に使用される電波吸収体はこの
様なピラミツド状のものを、球型に作成したもの
でこれを第3図に示す。
する。第2図は、発泡ウレタンにカーボンブラツ
クを含浸したピラミツド型電波吸収体の従来の例
であるが、本考案に使用される電波吸収体はこの
様なピラミツド状のものを、球型に作成したもの
でこれを第3図に示す。
第4図は、本考案に使用する他の例である。こ
れは、完全球状の発泡ウレタンにカーボンブラツ
クを含浸したものである。
れは、完全球状の発泡ウレタンにカーボンブラツ
クを含浸したものである。
第5図は、さらに他の例であり、周囲は発泡ウ
レタンにカーボンブラツクを含浸したものである
が、芯に吸収効率のよいフエライト材を使用した
例である。ここで8はフエライト材である。
レタンにカーボンブラツクを含浸したものである
が、芯に吸収効率のよいフエライト材を使用した
例である。ここで8はフエライト材である。
もちろん使用する電波吸収体の素材や形状はこ
れに限るものではなく、吸収効率がよければ他の
どのような素材、形状でもかまわない。以下本考
案の実施例について説明する。
れに限るものではなく、吸収効率がよければ他の
どのような素材、形状でもかまわない。以下本考
案の実施例について説明する。
第6図は、回転楕円構造の完全電波暗室の一実
施例でありアンテナの特性評価に使用されるもの
である。ここで2は電波吸収体、3はシールド
壁、4は送信アンテナ、5は受信アンテナを示
す。この完全電波暗室では、送信アンテナ4及び
電波吸収体2はそれぞれ異なる焦点の位置に配す
る。送信アンテナ4からの放射され、内壁で反射
した電磁波は、すべて電波吸収体2に収束吸収さ
れ、送信アンテナ4からの直接波のみを受信アン
テナがとらえることができるので、精度の高いア
ンテナの特性評価が可能である。シールド壁の材
質は、Fe,Al,Cu等金属であればよい。
施例でありアンテナの特性評価に使用されるもの
である。ここで2は電波吸収体、3はシールド
壁、4は送信アンテナ、5は受信アンテナを示
す。この完全電波暗室では、送信アンテナ4及び
電波吸収体2はそれぞれ異なる焦点の位置に配す
る。送信アンテナ4からの放射され、内壁で反射
した電磁波は、すべて電波吸収体2に収束吸収さ
れ、送信アンテナ4からの直接波のみを受信アン
テナがとらえることができるので、精度の高いア
ンテナの特性評価が可能である。シールド壁の材
質は、Fe,Al,Cu等金属であればよい。
第7図は回転楕円構造の半電波暗室の一実施例
であり、主にデイジタル電子機器の電磁波ノイズ
の測定にもちいられる。ここで6は被測定物、7
は金属ネツトを示す。もちろん被測定物6、及び
電波吸収体2はそれぞれ焦点部分に配置する。
であり、主にデイジタル電子機器の電磁波ノイズ
の測定にもちいられる。ここで6は被測定物、7
は金属ネツトを示す。もちろん被測定物6、及び
電波吸収体2はそれぞれ焦点部分に配置する。
被測定物6からの電磁波ノイズのうち、反射波
はほぼ電波吸収体2で吸収され、受信アンテナ5
は、直接波と金属ネツト7による反射波、すなわ
ち床面反射波をキヤツチし、その合成によりノイ
ズを評価することが出来る。
はほぼ電波吸収体2で吸収され、受信アンテナ5
は、直接波と金属ネツト7による反射波、すなわ
ち床面反射波をキヤツチし、その合成によりノイ
ズを評価することが出来る。
第8図は電波暗室の他の実施例であり、略回転
楕円構造の外観を示したものである。すなわち、
本考案での略回転楕円構造あるいはそれに準ずる
構造とは、2つの焦点を持ち、一方の焦点にノイ
ズ源を配したときその反射波が、他の焦点に収束
されるような室内形状のすべてを含むことは言う
までもない。
楕円構造の外観を示したものである。すなわち、
本考案での略回転楕円構造あるいはそれに準ずる
構造とは、2つの焦点を持ち、一方の焦点にノイ
ズ源を配したときその反射波が、他の焦点に収束
されるような室内形状のすべてを含むことは言う
までもない。
第9図は、本考案の他の実施例である。室内の
構造は角型であるが、測定物からの反射電磁波
が、ある一点(あるいは複数点)に集中する部分
がありそこに電波吸収体を配したものである。こ
の場合も、本考案の範囲に含まれることは、いう
までもない。ここで9は床面反射波を得るための
金属板である。
構造は角型であるが、測定物からの反射電磁波
が、ある一点(あるいは複数点)に集中する部分
がありそこに電波吸収体を配したものである。こ
の場合も、本考案の範囲に含まれることは、いう
までもない。ここで9は床面反射波を得るための
金属板である。
以上述べたように本考案によれば、電波暗室の
室内を略回転楕円構造あるいはそれに準ずる構造
とすることにより、一方の焦点部分に少量の電波
吸収体を配し、他の焦点部分に電磁波放射源を配
して、その放射源からの電磁波のうち、反射を吸
収し、直接波のみを測定できるため、精度の高い
評価が可能な安価でかつ共振も抑制可能な電波暗
室を得ることが出来る。
室内を略回転楕円構造あるいはそれに準ずる構造
とすることにより、一方の焦点部分に少量の電波
吸収体を配し、他の焦点部分に電磁波放射源を配
して、その放射源からの電磁波のうち、反射を吸
収し、直接波のみを測定できるため、精度の高い
評価が可能な安価でかつ共振も抑制可能な電波暗
室を得ることが出来る。
第1図は楕円の原理図を示す。第2図は従来の
ピラミツド型電波吸収体を示す。第3図は本考案
に使用する電波吸収体の一例を示す。第4図は本
考案に使用する電波吸収体の他の例である。第5
図も本考案に使用する電波吸収体の他の例であ
る。第6図は本考案の一実施例で完全電波暗室を
示す。2は電波吸収体、3はシールド壁、4は送
信アンテナ、5は受信アンテナである。第7図は
本考案の他の実施例であり、6は測定物、7は金
属ネツトを示す。第8図は、本考案の他の実施例
で、略回転楕円構造の外観図である。第9図は本
考案の他の実施例である。
ピラミツド型電波吸収体を示す。第3図は本考案
に使用する電波吸収体の一例を示す。第4図は本
考案に使用する電波吸収体の他の例である。第5
図も本考案に使用する電波吸収体の他の例であ
る。第6図は本考案の一実施例で完全電波暗室を
示す。2は電波吸収体、3はシールド壁、4は送
信アンテナ、5は受信アンテナである。第7図は
本考案の他の実施例であり、6は測定物、7は金
属ネツトを示す。第8図は、本考案の他の実施例
で、略回転楕円構造の外観図である。第9図は本
考案の他の実施例である。
Claims (1)
- 電子応用機器等から発生する電磁波ノイズの測
定やアンテナの特性評価を行うための電波暗室に
おいて、該暗室の室内を略回転楕円構造あるいは
これに準ずる構造となし、該暗室の一方の焦点部
分に被測定物を設け、他方の焦点部分に電波吸収
体を設け、両焦点部分の間にアンテナを配置し、
被測定物からの電磁波のうち該暗室内壁部からの
反射分を他方の焦点部分の電波吸収体に集中させ
る一方、上記アンテナにて前記反射分を除いた被
測定物からの直接波を受信できるようにしたこと
を特徴とする電波暗室。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085710U JPH0217515Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | |
US07/201,555 US4931798A (en) | 1987-06-03 | 1988-06-02 | Electromagnetic anechoic chamber with an inner electromagnetic wave reflection surface and an electromagnetic wave absorption small ball disposed in the chamber |
EP88305056A EP0294205B1 (en) | 1987-06-03 | 1988-06-03 | Electromagnetic anechoic chamber with an inner electromagnetic wave reflection surface and an electromagnetic wave absorption small ball disposed in the chamber |
CA000568533A CA1311825C (en) | 1987-06-03 | 1988-06-03 | Electromagnetic anechoic chamber with an inner electromagnetic wave reflection surface and an electromagnetic wave absorption small ball disposed in the chamber |
DE3852214T DE3852214T2 (de) | 1987-06-03 | 1988-06-03 | Kammer ohne elektromagnetisches Echo mit einer inneren Oberfläche zum Reflektieren der elektromagnetischen Wellen und einem in der Kammer eingesetzten kleinen Ball zum Abschwächen der elektromagnetischen Wellen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085710U JPH0217515Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63193899U JPS63193899U (ja) | 1988-12-14 |
JPH0217515Y2 true JPH0217515Y2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=13866384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987085710U Expired JPH0217515Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4931798A (ja) |
EP (1) | EP0294205B1 (ja) |
JP (1) | JPH0217515Y2 (ja) |
CA (1) | CA1311825C (ja) |
DE (1) | DE3852214T2 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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