JPH02155586A - 積層部品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばプレス装置で打抜いた薄板コアを積層
整列させることにより磁気コア等の積層部品を製造する
積層部品の製造方法に関する。

（従来の技術） 従来、積層部品の製造方法として一般的に用いられてい
るプレススタック法は、積層される金属板を半抜きパン
チによりプレスして半抜きの円ボスを形成し、この円ボ
スの四部に引き続いて半抜きされた金属板の円ボスの凸
部を押１：ｆ：、Ｌ、て勘合し、この動作を縁り返すこ
とにより所望数の金属を締結して積層部品を製造する方
法である。

この積層動作においては、半抜きパンチを間欠抜きとし
５通常は半抜きパンチとして円ボスを作り、積層部品の
所定枚数ごとに一枚だけ抜き出し’Ｊを増加して丸穴を
打抜くことによりボスをなくしてＩｊいに締結せしめる
ようにしている。

叉、その他の積層部品の製造り法としては、特に磁気コ
アの製造に好適する方法として、特開昭５５−３６９６
２号公報に記載された方法がある。この方法は、金属板
を積層整列する治具に所定数の金属板ごとに分離材を積
層させ、積層部品の側方から一方向にレーザビームを照
射して分離剤を溶かさずに金属板のみを溶接することに
より所望の積層部品を作成する方法である。

（発明がＭ決しようとする課題） しかしながら、」−記ブレススタック法は１次にＩＡＩ
うｔする問題点を有していた。

（１）抜き動作を要し、又１間欠パンチを用いるために
、プレスの抜きスピードが遅い。

（２）’ｌ’、抜きを行なうために、プレスダイハイド
の調節を精密に行なう必要があり、特に板厚が−、りく
なると、段取り、調整り数が増加する。

（３）積層部品が小さくなると半抜きパンチの径も小さ
くなり、゛ト抜きパンチの＃＃１用抜き数が小さくなり
、金型の研磨回数が増加する。

（４）円ボスの凸部と凹部の嵌合だけで金属板どうしを
締結しているため、積層方向に整列された金属仮相？Ｊ
の隙間が安定しない。

又、ト、記の磁気コアの製造に好適する方法としてトげ
た積層部品の製造方法では、分離材を積層する必要があ
る。

本発明は、上記のような従来法の問題点に鑑みて成され
たもので、従来のようなプレススタック法におけるよう
な間欠パンチを用いることなく、簡易Ｈつ良好な状態で
積層部品を製造する方法を提供することを［１的とする
。

（課題を解決するためのｆ段） 上述した従来の問題点を解決するために１本発明の積層
部品の製造方法は、薄板コアを積層整列する治具に収容
された多数の薄板コアを積層方向に押圧して度当りに押
し−）け、この度当り付近の薄板コアの所要数について
側りから溶接接合することを特徴とする。

（作用） 上記の構成において、多数の薄板コアは積層整列用治具
内に収容された状態にあり、これら薄板コアは積層方向
の周囲については積層整列装置只の側壁部により移動が
規制された状態にあるので、薄板コアを度当りについて
押圧すると、度当たり付近の薄板コアは度当りに良くな
らうためＬｊいに密着した状態で整列する。この度当り
付近の梢層部についてその側ノＪから所要数だけ溶接接
合することにより、斜めに積層されることのない１１゛
常に形の整った積層部品を得ることができる。

−Ｆ記のような発明を具体化するには、積層部品の度当
り付近の側方に所要のコア数だけが露出するような開口
部を設け、レーザビーム等の溶接１段の有効範囲を特定
して接合せしめることにより容易に所要数の薄板コアが
積層された積層部品を得ることができる。

（実施例） 以下１本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の積層部品のｇＪ造方法を具体化した
積層整列装置の斜視図である。

同図において、１は不図小のプレス抜き装置にてプレス
抜きされた金属板であり、シュート２内の案内通路にて
整列された状態にある。このシュート２の整列方向には
治具ベースコ３が設けられている。治具ベース３は、−
上記シュート２の整列方向にシュート２と同様の径をイ
１゛する通路を有し、シュート２の案内通路と連続的な
通路を成している。従って、シュート２に整列された金
属板ｌを押出し棒１１で矢印Ｉ４方向に押圧すると、シ
ュート２内の多数の金属板１は治具ベース３の通路を経
て度当りまで押出され密るされた状態で積層される。

叉、治具ベース３の通路の１−ド側方は夫々開口されて
おり、これら１１ド開［］部には金属板１の積層Ｌｊ向
について両側から挟さむように移動＋ｉＪ能な遮光ブロ
ック５が設けられている。この遮光ブロック５の周囲に
は押え仮４が設けられ、金属板１が開１−１部にてｔ７
き出さないようにしである。

さらに、治具ベース３は、に記プレス抜き部品２の度当
りにて積層方向に直交する方向に積層した金属板１が排
出される排出し＋１５を有し、押出しレバー６を矢印１
３ツノ向へ作動することにより排出Ｌ−１１５から」−
記栢層部品２０を外力に押１１すことかできる。７は、
レバー６のガイドである。

８はレーザ光射出部であり、９はこの射出部８ヘレーザ
光を供給する光フアイバーケーブルであり、１０はＱ−
Ｔ山部８を保持するスデーであり、このスデーを矢印方
向に移動することにより上記射出部をプレス抜き部品１
の積層方向に移動することができる。

上記の構成からなる本実施例装置において、押出し棒１
１を押出し方向１４に作動して整列した金属板ｌを冶［
Ｌベース３の度当りまで押ハ；する。この反力り付近に
ｈ１層整列された金属板１は反力りに良くならうため、
押圧することにより斜めに傾いた状態で整列されるとい
うことがなく、谷金属扱は積層方向に争直状態にあり、
又！Ｊいの金属板は密着した状態で積層される。次いで
、遮光ブロック５を移動して開口幅を調整することによ
り反力り付近に積層された金属＆１の所望枚数を露出す
る。この遮光ブロック５間の開１−１は、積層された金
属板１の側方についてレーザ光射出部８から照射される
レーザ光の有効範囲を構成する。従って、１記遮光ブロ
ック５間の端部からレーザ光を照ｑ・１シながら、ステ
ー１０を作動して射出部８を金属板１の積層方向に移動
すると、積層状態にある金属板ｌの各側部を十記遮光ブ
ロック５の開り幅についてのみ接合することができる。

次いで、押出し棒１１を押出しと反対方向に作動した後
、押出しレバー６を矢印１３方向に作動すると２４−記
した側部が接合されただけの積層部品２０が排出口１５
から排出される。

次に、レバー６を引き、押出し棒１１を押圧して１゛記
と同様の動作を引き続き行なうことにより、連続的に所
望の積層部品を製造することかできる。

なお、ト記装置において積層部品を接合するだめの溶接
方法としては、光ビーム或はレーザビーム笠を用いるこ
とができ特に限定されない。

（発明の効果） 以［説明したように５本発明方法によれば。

（１）反力り付近の金属板を溶接するだけで積層部品を
得ることができるので、従来のプレススタック法におけ
る厄介な間欠抜き１稈をなくすことができる。

（２）叉、積層部品が斜めに整列された状態にあっても
、押／、ｆＥすることにより５度当り付近の積層板は反
力りに良く習ってＯｌいに密着した状態で積層され、ず
れが生じたり傾斜することなく溶接接合されるから、非
常に形の整った積層部品を得ることができる。叉、溶接
により金属板同上を接合するため、溶接部の溶接収縮に
より金属板どうしの隙間を小さくでき、積層部品の積層
方向の厚みが安定する。

（コ３）所定数の積層板を押出して溶接するだけで積層
部品を製造することができるため、段取りに手間を要せ
ず、又製造スピードを１−げろことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の積層部品の製造方法を具体化した積
層整列装置の斜視図である。 １・・・金属板 ２・・・シュート ３・・・治具ベース ４・・・押え板 ５・・・遮光ブロック ６・・・押出しレバー ８・・・光ビーム射出部 １０・・・光ビーム射出部保持用のステ１１・・・押出
し棒 １５・・・排出Ｌ１ ２０・・・積層部品 代理人　　弁理士　　山ト穣・１ζ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）薄板コアを積層整列する治具に収容された多数の
   薄板コアを積層方向に押圧して度当りに押しつけ、この
   度当り付近の薄板コアの所要数について側方から溶接接
   合することを特徴とする積層部品の製造方法。