JPH0213029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213029Y2 JPH0213029Y2 JP3236284U JP3236284U JPH0213029Y2 JP H0213029 Y2 JPH0213029 Y2 JP H0213029Y2 JP 3236284 U JP3236284 U JP 3236284U JP 3236284 U JP3236284 U JP 3236284U JP H0213029 Y2 JPH0213029 Y2 JP H0213029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- hina
- shape
- sleeves
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 5
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 241000218691 Cupressaceae Species 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は衣裳着ひな人形に関する。
男女一対となつてひな段、平飾台に飾られる雅
趣ある姿態の親王雛、とりわけ着衣姿の美しい女
雛は白い肌着一枚の上に長袴を着装し、その上か
ら長い単をまとい、単の上に袿(うちぎ)といつ
て五枚の衣を重ね着し、単とこの重袿の間に衵
(あこめ)を着せ、袿の上に表着をもとい(実際
には衵を着ないで、袿の上から更に一枚、打衣を
まとつたものもある。)表着をまとつてから絹の
裳を裾長く垂らし、その表着の上に唐衣をうちか
けた装束からなり、平安時代の雅を彷彿させるも
のがある。
趣ある姿態の親王雛、とりわけ着衣姿の美しい女
雛は白い肌着一枚の上に長袴を着装し、その上か
ら長い単をまとい、単の上に袿(うちぎ)といつ
て五枚の衣を重ね着し、単とこの重袿の間に衵
(あこめ)を着せ、袿の上に表着をもとい(実際
には衵を着ないで、袿の上から更に一枚、打衣を
まとつたものもある。)表着をまとつてから絹の
裳を裾長く垂らし、その表着の上に唐衣をうちか
けた装束からなり、平安時代の雅を彷彿させるも
のがある。
ところでこのような所謂、十二単の女雛(座り
雛)は、衣裳の着付け工程が完全であつても、完
成品を保管、輸送する際の取扱が悪かつたり、あ
るいは家庭で飾りつける場合の取扱や仕舞う場合
の取扱が粗雑であつたりすると、雛人形の衣裳、
特に単の袖部分や単の上に重ね着されている袿
(数枚を重ねている。)の袖等が押し潰されて型崩
れを起こすことが多く、素人にとつてその型崩れ
を整えることは難しい。そのため従来は単の袖口
より単の袖内部に綿塊を積めた布袋等を差込んで
単の袖とこれに重なる袿の袖の型崩れ等を防止し
ているが、布袋の差し込む仕方が悪かつたり差し
込む位置の片奇りによつてふつくらした袖形体等
に形成することが難しいとの欠点を有していた。
雛)は、衣裳の着付け工程が完全であつても、完
成品を保管、輸送する際の取扱が悪かつたり、あ
るいは家庭で飾りつける場合の取扱や仕舞う場合
の取扱が粗雑であつたりすると、雛人形の衣裳、
特に単の袖部分や単の上に重ね着されている袿
(数枚を重ねている。)の袖等が押し潰されて型崩
れを起こすことが多く、素人にとつてその型崩れ
を整えることは難しい。そのため従来は単の袖口
より単の袖内部に綿塊を積めた布袋等を差込んで
単の袖とこれに重なる袿の袖の型崩れ等を防止し
ているが、布袋の差し込む仕方が悪かつたり差し
込む位置の片奇りによつてふつくらした袖形体等
に形成することが難しいとの欠点を有していた。
本考案は俗に十二単といわれる装束で、しかも
単の袖とその単の上に重ね着する袿の袖の型崩れ
等を解消することができる全く新規な袖構造を含
む人形衣裳を着装したひな人形を提供することを
目的とするものである。
単の袖とその単の上に重ね着する袿の袖の型崩れ
等を解消することができる全く新規な袖構造を含
む人形衣裳を着装したひな人形を提供することを
目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は十二単の女雛(座り雛)の正面図、第
2図は本考案要部を一部切欠した斜視図であり、
女雛1は第1図に示すように胴体2と衣裳3と頭
4とから大略構成され、衣裳3の構成は、唐着4
a、表着5、袿6、単7等からなり、図中8は袿
6の袖、9は単7の前袖、10は単7の後袖口、
11は単7の袖、12は単7の袖構成布、13は
紙撚、14は裳の小腰、15は桧扇を示してい
る。
2図は本考案要部を一部切欠した斜視図であり、
女雛1は第1図に示すように胴体2と衣裳3と頭
4とから大略構成され、衣裳3の構成は、唐着4
a、表着5、袿6、単7等からなり、図中8は袿
6の袖、9は単7の前袖、10は単7の後袖口、
11は単7の袖、12は単7の袖構成布、13は
紙撚、14は裳の小腰、15は桧扇を示してい
る。
第2図は本考案の要旨となる単7の袖作りを図
示しており、細切りにした和紙に、よりをかけて
紐状にした紙撚13を芯に、これを単7の袖構成
布12の布単で内側に折り込んで包み縫着して単
7の前袖口9と後袖口10とを構成した構造とな
る。
示しており、細切りにした和紙に、よりをかけて
紐状にした紙撚13を芯に、これを単7の袖構成
布12の布単で内側に折り込んで包み縫着して単
7の前袖口9と後袖口10とを構成した構造とな
る。
また女雛1と一対の男雛の単(図示しない。)
にも同一構造を実施適用できると勿論である。
にも同一構造を実施適用できると勿論である。
以上の説明によつて明らかにしたように本考案
は、単7の前袖口9と後袖口10とに紙撚13等
の袖保形材料を縫着形成するようにした単の袖を
含む人形衣裳を着装してなる衣裳着ひな人形であ
り、単7の袖11の形を端正に形成することがで
きるとともに、紙撚13の剛さを利用して前袖
口、後袖口の形状を整えることができるし、この
単7の袖11の上に重ね着する袿6の袖8(五枚
の衣)の形を単7の袖11の形状に合わせて極め
て美しく整えることができ、従来の袖の形が単調
で、型崩れ等するのに比べ、十二単姿態の衣裳着
ひな人形の袖を美麗に製作することができ、しか
も、体裁、美観上好ましい単の袖を具現する人形
衣裳を着装する衣裳着ひな人形を作成できる効果
がある。
は、単7の前袖口9と後袖口10とに紙撚13等
の袖保形材料を縫着形成するようにした単の袖を
含む人形衣裳を着装してなる衣裳着ひな人形であ
り、単7の袖11の形を端正に形成することがで
きるとともに、紙撚13の剛さを利用して前袖
口、後袖口の形状を整えることができるし、この
単7の袖11の上に重ね着する袿6の袖8(五枚
の衣)の形を単7の袖11の形状に合わせて極め
て美しく整えることができ、従来の袖の形が単調
で、型崩れ等するのに比べ、十二単姿態の衣裳着
ひな人形の袖を美麗に製作することができ、しか
も、体裁、美観上好ましい単の袖を具現する人形
衣裳を着装する衣裳着ひな人形を作成できる効果
がある。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は女雛
の全体正面図、第2図は女雛の袖部分の一部を切
欠して示した斜視図である。 1……女雛、9……単の前袖口、10……単の
後袖口、13……紙撚。
の全体正面図、第2図は女雛の袖部分の一部を切
欠して示した斜視図である。 1……女雛、9……単の前袖口、10……単の
後袖口、13……紙撚。
Claims (1)
- 細切りにした和紙に、よりをかけて紐状にし
た、こよりを芯に、これを単の袖構成布の布端で
内側に折り込んで縫着して前袖口と後袖口とを構
成した単の袖を含む人形衣裳を着装してなる衣裳
着ひな人形。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236284U JPS60144494U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 衣裳着ひな人形 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236284U JPS60144494U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 衣裳着ひな人形 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60144494U JPS60144494U (ja) | 1985-09-25 |
JPH0213029Y2 true JPH0213029Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=30533806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3236284U Granted JPS60144494U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 衣裳着ひな人形 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60144494U (ja) |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP3236284U patent/JPS60144494U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60144494U (ja) | 1985-09-25 |
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