JPH02111258A - 非線形共振スイッチ及び変換器 - Google Patents
非線形共振スイッチ及び変換器Info
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- JPH02111258A JPH02111258A JP1227311A JP22731189A JPH02111258A JP H02111258 A JPH02111258 A JP H02111258A JP 1227311 A JP1227311 A JP 1227311A JP 22731189 A JP22731189 A JP 22731189A JP H02111258 A JPH02111258 A JP H02111258A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of DC power input into DC power output
- H02M3/02—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC
- H02M3/04—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters
- H02M3/10—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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- H02M3/145—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/155—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
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- Power Engineering (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は共振スイッチ(resonant 5w1t
ch)に関し、特に、電力変換装置に有用な非線形共振
スイッチ及びこうしたスイッチを使用する変換器に関す
る。
ch)に関し、特に、電力変換装置に有用な非線形共振
スイッチ及びこうしたスイッチを使用する変換器に関す
る。
(従来の技術)
電力変換の分野においては、変換器の大きさ、重量及び
コストを低減する目的で、周波数作動の変換器が増加す
る傾向がある。スイッチング周波数の増大により、変換
器用変成器やりアクティブフィルタ要素の大きさをかな
り低減することができる。
コストを低減する目的で、周波数作動の変換器が増加す
る傾向がある。スイッチング周波数の増大により、変換
器用変成器やりアクティブフィルタ要素の大きさをかな
り低減することができる。
通常のパルス中変調変換器は各パルスの端部で電流を終
わらせるように切り換わるトランジスタを使用する。ス
イッチング周波数と共に線形に増大するトランジスタ・
スイッチング損失は、スイッチング周波数の増大に対す
る主要な障害である。
わらせるように切り換わるトランジスタを使用する。ス
イッチング周波数と共に線形に増大するトランジスタ・
スイッチング損失は、スイッチング周波数の増大に対す
る主要な障害である。
漏洩インダクタンスや巻線容量のような変成器の非理想
性も高い周波数では一層重大となり、変換器効率を低下
させる。
性も高い周波数では一層重大となり、変換器効率を低下
させる。
共振スイッチ変換器に関する最近の努力は、これら電力
損失源のうちのいくつか又は全部を除去し、高い作動周
波数において良好な効率を達成することに向けられた。
損失源のうちのいくつか又は全部を除去し、高い作動周
波数において良好な効率を達成することに向けられた。
これらの類の変換器は、トランジスタ電力スイッチと共
に動作する線形共振タンク素子より成り、トランジスタ
は電圧ゼロ又は電流ゼロでオン、オフに切り換わってス
イッチング損失を大きく低減する。また、共振タンク要
素は変成器非理想性と直列又は並列に現われ、したがっ
て、変成器漏洩インダクタンス及び/又は巻線容量は変
換器の動作には悪影響を及ぼさない。
に動作する線形共振タンク素子より成り、トランジスタ
は電圧ゼロ又は電流ゼロでオン、オフに切り換わってス
イッチング損失を大きく低減する。また、共振タンク要
素は変成器非理想性と直列又は並列に現われ、したがっ
て、変成器漏洩インダクタンス及び/又は巻線容量は変
換器の動作には悪影響を及ぼさない。
こうした技術を用いると、変換器作動周波数を1桁又は
2桁だけ増大させることができる。
2桁だけ増大させることができる。
米国特許第4,415,959号明細書は、エネルギー
源に直列に接続されたスイッチング装置と該スイッチに
より電流パルスをもたらすLC回路とを有する直流−直
流変換器を開示している。制御回路によって、電流ゼロ
のときにスイッチがオン、オフされ、こうしてスイッチ
ング損失を除去する。
源に直列に接続されたスイッチング装置と該スイッチに
より電流パルスをもたらすLC回路とを有する直流−直
流変換器を開示している。制御回路によって、電流ゼロ
のときにスイッチがオン、オフされ、こうしてスイッチ
ング損失を除去する。
リュー及びり−による論文「共振スイッチ−トポロジー
及び特性J rEEEパワー・エレクトロニクス専門家
会議、1985レコード、第106−116ページは、
共振スイッチの半波及び全波の形態(configur
ation)及びバック(buck )、ブースト(b
oost )及びバック/ブースト共振スイッチ変換器
を含む種々の変換器回路への応用を検討している。
及び特性J rEEEパワー・エレクトロニクス専門家
会議、1985レコード、第106−116ページは、
共振スイッチの半波及び全波の形態(configur
ation)及びバック(buck )、ブースト(b
oost )及びバック/ブースト共振スイッチ変換器
を含む種々の変換器回路への応用を検討している。
エヌゴによる論文「共振スイッチの一般化及び擬共振直
流−直流変換器、IEEEエレクトロニクス専門家会議
、1987.第395−403ページは、変換器へ応用
される共振スイッチを更らに検討し解析している。
流−直流変換器、IEEEエレクトロニクス専門家会議
、1987.第395−403ページは、変換器へ応用
される共振スイッチを更らに検討し解析している。
種々のパルス中変調(PWM)変換器は、ゼロ電流スイ
ッチングを達成し、したがってスイッチング損失無しを
実現するために共振スイッチの動牛に適合させることが
できるということは一般的に認識されている。一方、す
でに提案された共振スイッチ変換器には、同一の出力電
流及び出力電力に対しては、従来のパルス巾変調変換器
の矩形波よりも共振w1似正弦波の方が高いピーク値を
示すという欠点があった。したがって、共振スイッチ変
換器の方がトランジスタに高い導通損失を示し、こうし
た増大した導通損失は、スイッチング損失の除去によっ
てなされる利得を部分的に又は全面的に打ち消すことに
なる。電力FETは、電力変換装置でのスイッチングに
対して好ましい特性を有するとはいえ、大きな抵抗を持
つ。したがって、損失を最小とするためにピーク電流を
最小とすることが重要である。
ッチングを達成し、したがってスイッチング損失無しを
実現するために共振スイッチの動牛に適合させることが
できるということは一般的に認識されている。一方、す
でに提案された共振スイッチ変換器には、同一の出力電
流及び出力電力に対しては、従来のパルス巾変調変換器
の矩形波よりも共振w1似正弦波の方が高いピーク値を
示すという欠点があった。したがって、共振スイッチ変
換器の方がトランジスタに高い導通損失を示し、こうし
た増大した導通損失は、スイッチング損失の除去によっ
てなされる利得を部分的に又は全面的に打ち消すことに
なる。電力FETは、電力変換装置でのスイッチングに
対して好ましい特性を有するとはいえ、大きな抵抗を持
つ。したがって、損失を最小とするためにピーク電流を
最小とすることが重要である。
(発明が解決しようとする課題)
したがって、この発明の目的は、従来のP W M装置
の低ピーク電流を保持しながらスイッチング損失を除去
する電力変換用のスイッチ及びこうしたスイッチを用い
た変換器を提供することである。
の低ピーク電流を保持しながらスイッチング損失を除去
する電力変換用のスイッチ及びこうしたスイッチを用い
た変換器を提供することである。
(課題を解決するための手段)
この目的のために、この発明に係る非線形共振スイッチ
及び非線形共振スイッチ変換器は、それぞれ特許請求の
範囲の請求項1及び7の特徴部で特定された事項によっ
て特徴付けられる。
及び非線形共振スイッチ変換器は、それぞれ特許請求の
範囲の請求項1及び7の特徴部で特定された事項によっ
て特徴付けられる。
この発明は、1次巻線と2次巻線とが巻かれた磁気コア
を有する非線形リアクトルと、低1次巻線電流で磁気コ
アを飽和させ、高1次巻線電流で飽和させない飽和手段
と、前記1次巻線とコンデンサとをかむ共振タンク回路
に直列に接続され、ピーク・タンク回路電流が不飽和状
態の非線形リアクトルのインダクタンスによって減衰さ
れる半導体スイッチ手段を有する1次回路と、半導体ス
イッチ手段を通る電流がセロのときに切り換わるように
タンク共振に関して半導体スイッチ手段のスイッチング
時点を調節してスイッチング効率を最適1ヒするタイミ
ング手段と、前記コンデンサに並列に組み合わされたダ
イオードと、前記2次巻線と直列のダイオードとコンデ
ンサとの組み合わせを有する2次回路とを具崗する非線
形共振スイッチによって実現される。
を有する非線形リアクトルと、低1次巻線電流で磁気コ
アを飽和させ、高1次巻線電流で飽和させない飽和手段
と、前記1次巻線とコンデンサとをかむ共振タンク回路
に直列に接続され、ピーク・タンク回路電流が不飽和状
態の非線形リアクトルのインダクタンスによって減衰さ
れる半導体スイッチ手段を有する1次回路と、半導体ス
イッチ手段を通る電流がセロのときに切り換わるように
タンク共振に関して半導体スイッチ手段のスイッチング
時点を調節してスイッチング効率を最適1ヒするタイミ
ング手段と、前記コンデンサに並列に組み合わされたダ
イオードと、前記2次巻線と直列のダイオードとコンデ
ンサとの組み合わせを有する2次回路とを具崗する非線
形共振スイッチによって実現される。
この発明に係る非線形共振スイッチを利用する変換器に
よっても、この発明は実現される。
よっても、この発明は実現される。
(実施例)
添付図面と結合してなされる以下の詳細な記述と関連さ
せて、この発明を例を用いて説明する。
せて、この発明を例を用いて説明する。
ここで記述される非線形共振スイッチは、従来の共振ス
イッチ@横のゼロ電流スイッチングを従来のパルス中変
調変換器の低ピーク電流と結合したものである。非線形
タンク回路は、ピーク値が小さくなるようにリンギング
電流を歪ませる形に工夫されている。トランジスタ・ス
イッチングはゼロ電流で依然として生じるが、ピーク電
流は従来のPWM変換器のそれよりも10〜20%大き
いのみである。こうした波形は制御された飽和インダク
タンス・コイルの使用によって得ることができる。非線
形共振の概念は極めて一般的であり、広く種々の共振、
擬似共振線形トポロジーに対して適用できる。
イッチ@横のゼロ電流スイッチングを従来のパルス中変
調変換器の低ピーク電流と結合したものである。非線形
タンク回路は、ピーク値が小さくなるようにリンギング
電流を歪ませる形に工夫されている。トランジスタ・ス
イッチングはゼロ電流で依然として生じるが、ピーク電
流は従来のPWM変換器のそれよりも10〜20%大き
いのみである。こうした波形は制御された飽和インダク
タンス・コイルの使用によって得ることができる。非線
形共振の概念は極めて一般的であり、広く種々の共振、
擬似共振線形トポロジーに対して適用できる。
第1図は、バック変換器配置に適用された非線形共振ス
イッチ10の一般的な事例を示している9入力端子12
は電源14の両端間に接続され、出力端子16は、フィ
ルタ・インダクタンス・コイル18、コンデンサ19及
び負荷20を有するLCフィルタに接続される。半波又
は全波で動作するようになされたスイッチ素子22(半
導体スイッチ手段)は線形タンク素子即ち、インダクタ
ンス・コイルL、<24)及びコンデンサC(26)と
非線形インダクタンスL!(28)とに直列に接続され
る。非線形インダクタンスは磁気コア30上の1次巻線
28を含む、磁気コア30は2次巻線32を備え、巻線
比はNである。一般に、巻線比Nはピーク電流値を決定
する。2次巻線32の’4Aは出力端子16の一方と結
合され、また、曲端はダイオード36を介し゛ζ出力端
子16の他方と結合される。ダイオード36はコンデン
サ2(。
イッチ10の一般的な事例を示している9入力端子12
は電源14の両端間に接続され、出力端子16は、フィ
ルタ・インダクタンス・コイル18、コンデンサ19及
び負荷20を有するLCフィルタに接続される。半波又
は全波で動作するようになされたスイッチ素子22(半
導体スイッチ手段)は線形タンク素子即ち、インダクタ
ンス・コイルL、<24)及びコンデンサC(26)と
非線形インダクタンスL!(28)とに直列に接続され
る。非線形インダクタンスは磁気コア30上の1次巻線
28を含む、磁気コア30は2次巻線32を備え、巻線
比はNである。一般に、巻線比Nはピーク電流値を決定
する。2次巻線32の’4Aは出力端子16の一方と結
合され、また、曲端はダイオード36を介し゛ζ出力端
子16の他方と結合される。ダイオード36はコンデン
サ2(。
に並列である。磁気コア30を飽和させるようバイアス
するために、イ・1加巻線34を含めるようにしてもよ
い。1次巻線28.2次巻線32及び磁気コア30は非
線形リアクトルな規定する。
するために、イ・1加巻線34を含めるようにしてもよ
い。1次巻線28.2次巻線32及び磁気コア30は非
線形リアクトルな規定する。
11加巻線34を採用する場合、磁気コア30の飽和は
コア・バイアス回路38及び2次巻線32の電流によっ
て決定される。コア・バイアス回路38は、小さな1次
巻線電流の存在下で、2次巻線電流と結合されて磁気コ
ア30を飽和するようバイアスするに足る一定の直流電
流を付加巻線34に午える。しかし、バイアス電流及び
2次巻線電流の磁束とは逆向きの磁束を作る大きな1次
電流によってバイアスが負けてしまい、磁気コア30は
不飽和状態へ移行される。これが、理想的な磁気コアの
コア磁束と1次又はスイッチ電流(Ig)との関係を表
すグラフである第2図に示されている。コアの飽和を示
す限界値1cに1次電流が達するまで、磁束は一定であ
る。Icに達すると、磁束は変化し、電流はIcより大
きくなって、線形又は不飽和領域での動作を示す。非線
形インダクタンスL2に対するこの変化するコア特性の
影響は、理想的な磁気コアに対する全タンクインダクタ
ンスとタンク電流との関係をグラフ化した第3図に示さ
れている。不飽和時の非線形インダクタンスL2がイン
ダクタンスし、と飽和時の非線形インダクタンスL2と
の和よりもかなり大きいように、回路設計される。こう
して、このインダクタンスの和は、2次電流が限界値I
cを越すと急激に増大する。実際、インダクタンスは例
えば100〜1000のファクタだけ増大する。
コア・バイアス回路38及び2次巻線32の電流によっ
て決定される。コア・バイアス回路38は、小さな1次
巻線電流の存在下で、2次巻線電流と結合されて磁気コ
ア30を飽和するようバイアスするに足る一定の直流電
流を付加巻線34に午える。しかし、バイアス電流及び
2次巻線電流の磁束とは逆向きの磁束を作る大きな1次
電流によってバイアスが負けてしまい、磁気コア30は
不飽和状態へ移行される。これが、理想的な磁気コアの
コア磁束と1次又はスイッチ電流(Ig)との関係を表
すグラフである第2図に示されている。コアの飽和を示
す限界値1cに1次電流が達するまで、磁束は一定であ
る。Icに達すると、磁束は変化し、電流はIcより大
きくなって、線形又は不飽和領域での動作を示す。非線
形インダクタンスL2に対するこの変化するコア特性の
影響は、理想的な磁気コアに対する全タンクインダクタ
ンスとタンク電流との関係をグラフ化した第3図に示さ
れている。不飽和時の非線形インダクタンスL2がイン
ダクタンスし、と飽和時の非線形インダクタンスL2と
の和よりもかなり大きいように、回路設計される。こう
して、このインダクタンスの和は、2次電流が限界値I
cを越すと急激に増大する。実際、インダクタンスは例
えば100〜1000のファクタだけ増大する。
また、線形インダクタンスL1は省略してもよい。
小さな1次電流に対するタンク・インダクタンスはL2
の飽和値になる。それにより、2次巻線32、付加巻線
34及びコア・バイアス回路38は飽和手段を規定する
。
の飽和値になる。それにより、2次巻線32、付加巻線
34及びコア・バイアス回路38は飽和手段を規定する
。
コア・バイアス回路38及び付加巻線34はコア飽和(
[に不可欠ではない。上記の所望のコア飽和特性を達成
する別の方法は、2次巻線の出力@流(If)を実質的
に一定の値に制御して所望の飽和度を得ることである。
[に不可欠ではない。上記の所望のコア飽和特性を達成
する別の方法は、2次巻線の出力@流(If)を実質的
に一定の値に制御して所望の飽和度を得ることである。
変換器と共に使用されると、出力フィルタ段は2次巻線
32と直列の大きなフィルタ゛・インダクタンス・コイ
ル18を有し、それが2次電流を安定な振巾に維持する
。
32と直列の大きなフィルタ゛・インダクタンス・コイ
ル18を有し、それが2次電流を安定な振巾に維持する
。
低電流で飽和するが高電流(第2図のNIf付近)で飽
和しないように非線形インダクタンスL2が出力電流I
fによってバイアスされると、ピーク・タンク電流をは
rNX I fに制限する作用を奏する。ピーク・スイ
ッチ電流が従来のPWM・スイッチ・モードの場合より
もほんのわずか大きいように、巻線比Nは1よりわずか
に大きく選定される。
和しないように非線形インダクタンスL2が出力電流I
fによってバイアスされると、ピーク・タンク電流をは
rNX I fに制限する作用を奏する。ピーク・スイ
ッチ電流が従来のPWM・スイッチ・モードの場合より
もほんのわずか大きいように、巻線比Nは1よりわずか
に大きく選定される。
Llはスイッチ電流の立ち上がりを受容可能な低スイッ
チング損失を生じるレベルに制限するように選定される
。つまり、どのコア・バイアス装置も、非線形共振スイ
ッチを組み込んだ種々の変換器トポロジに適用すること
ができる。
チング損失を生じるレベルに制限するように選定される
。つまり、どのコア・バイアス装置も、非線形共振スイ
ッチを組み込んだ種々の変換器トポロジに適用すること
ができる。
スイッチ素子22の動作は、該素子22に流れる電流を
感知するためにタンク回路に結合されたフィードバック
・スイッチ制御部40(タイミング手段)によって決定
される。第4図に最も良く示されているように、フィー
ドバック・スイッチ制御部40はスイッチング周波数を
設定するためのVCO42と、一対の交叉結合されたナ
ンド・ゲート46.48を有するラッチ44と、タンク
電流を感知して電流ゼロ時に信号を与えるゼロ交差検出
器50と、スイッチ素子22をオン、オフするためのト
ランジスタ駆動部52とを備える。
感知するためにタンク回路に結合されたフィードバック
・スイッチ制御部40(タイミング手段)によって決定
される。第4図に最も良く示されているように、フィー
ドバック・スイッチ制御部40はスイッチング周波数を
設定するためのVCO42と、一対の交叉結合されたナ
ンド・ゲート46.48を有するラッチ44と、タンク
電流を感知して電流ゼロ時に信号を与えるゼロ交差検出
器50と、スイッチ素子22をオン、オフするためのト
ランジスタ駆動部52とを備える。
VCO42はナンド・ゲート46の入力(セット入力)
に接続され、ゼロ交差検出器50はナンド・ト ゲート48の入力(リセッシ入力)に接続される。
に接続され、ゼロ交差検出器50はナンド・ト ゲート48の入力(リセッシ入力)に接続される。
VCO42及びゼロ交差検出器50の出力電圧は通常は
ハイであるが、ラッチ44をセット又はリセットするた
めに一時的にローになる。ダイオードに連結されたトラ
ンジスタを通常有するスイッチ素子22はVCO信号に
よってオンとされ、ゼロ交差検出器信号によってオフと
される。それぞれの場合、スイッチ素子22を流れる電
流はゼロである。VCO周波数は、スイッチがオンにな
る前にタンク電流がゼロに戻るように入力される制御電
圧によって充分低く設定される。半波変換器の場合、タ
ンク電流の単一パルスがスイッチ オフの前に許容され
る。全波変換器に対しては、各スイッチ・オン期間毎に
2個以上のパルスが通される。
ハイであるが、ラッチ44をセット又はリセットするた
めに一時的にローになる。ダイオードに連結されたトラ
ンジスタを通常有するスイッチ素子22はVCO信号に
よってオンとされ、ゼロ交差検出器信号によってオフと
される。それぞれの場合、スイッチ素子22を流れる電
流はゼロである。VCO周波数は、スイッチがオンにな
る前にタンク電流がゼロに戻るように入力される制御電
圧によって充分低く設定される。半波変換器の場合、タ
ンク電流の単一パルスがスイッチ オフの前に許容され
る。全波変換器に対しては、各スイッチ・オン期間毎に
2個以上のパルスが通される。
第5図に示される半波バック変換器のためのスイッチ素
子22は、ダイオード56に直列のパワーFET54で
ある。第6図に示される全波バッヒ ク変換器回路は、トランジスタ電流1は逆方向に40と
は設けられており、図示されていないだけである。
子22は、ダイオード56に直列のパワーFET54で
ある。第6図に示される全波バッヒ ク変換器回路は、トランジスタ電流1は逆方向に40と
は設けられており、図示されていないだけである。
第5図の半波非線形共振スイッチの動作を、スイッチ電
流Igと(タンク)コンデンサ26の電圧Vcとを示す
第7a図、第7b図の波形によって説明する。時間軸は
6個の区間1−6に分割され、スイッチの動作は各区間
に対する下記の表に示される。この表には、パワーFE
T54とダイオード56とダイオード36とのうちのど
の素子が各区間で導通しているかが示され、更に、コア
の飽和状態がS(飽和)又はU(不飽和)によって示さ
れている。
流Igと(タンク)コンデンサ26の電圧Vcとを示す
第7a図、第7b図の波形によって説明する。時間軸は
6個の区間1−6に分割され、スイッチの動作は各区間
に対する下記の表に示される。この表には、パワーFE
T54とダイオード56とダイオード36とのうちのど
の素子が各区間で導通しているかが示され、更に、コア
の飽和状態がS(飽和)又はU(不飽和)によって示さ
れている。
区間
パワーFET
ダイオード5
ダイオード3
磁気コア30
54 x x x x(う××××
6 ×
sus
×
S
導通する逆並列ダイオード56を有するパワーF
区間1では、パワーF E ’T 54はオンに切り換
ET54を用いる。それぞれの場合、コア・バイ ゎ
り、スイッチ電流は全飽和タンク・インダクタンス回路
38とフィードバック・スイッチ制御部 ンによって
制限される割合で増加し、コンデンサ電圧Vcはダイオ
ード3Gが導通しているためにゼロである。区間2では
、ダイオード36は逆バイアスされ、コンデンサ電圧V
cは増大し始める。
区間1では、パワーF E ’T 54はオンに切り換
ET54を用いる。それぞれの場合、コア・バイ ゎ
り、スイッチ電流は全飽和タンク・インダクタンス回路
38とフィードバック・スイッチ制御部 ンによって
制限される割合で増加し、コンデンサ電圧Vcはダイオ
ード3Gが導通しているためにゼロである。区間2では
、ダイオード36は逆バイアスされ、コンデンサ電圧V
cは増大し始める。
スイッチング電流1gはインダクタンスし2、L2の電
圧が減少しているので、徐々に低くなる割合で増大する
。つまり、ここまでは磁気コア30は飽和状態である。
圧が減少しているので、徐々に低くなる割合で増大する
。つまり、ここまでは磁気コア30は飽和状態である。
区間3の始点で、スイッチ電流Igはコア・バイアスを
打ち負かすに足る限界値Icに到達し、磁気コア30は
不飽和状態になる。
打ち負かすに足る限界値Icに到達し、磁気コア30は
不飽和状態になる。
この区間でのタンク回路の極めて高いインダクタンスは
急激な電流変化を1■止し、そのため、スイッチ電流波
形には、タンク電流振動に特有な高い正弦波ピークでは
なく、穏かに丸い頂部を有する。
急激な電流変化を1■止し、そのため、スイッチ電流波
形には、タンク電流振動に特有な高い正弦波ピークでは
なく、穏かに丸い頂部を有する。
コンデンサ26はこの区間に着実に充電される。
スイッチング電流Igが減少し、限界値Icに達すると
、磁気コア30は区間4の始点で再び飽和し、低いイン
ダクタンスによってスイッチ電流Igは息速にゼロへ減
少する6区間5では、コンデンサ26は放電してゼロ電
圧となり、区間6では、ダイオード36は導通し、(フ
ィルタ)インダクタンス・コイル18によってt1持さ
れる出力電流を供給する。
、磁気コア30は区間4の始点で再び飽和し、低いイン
ダクタンスによってスイッチ電流Igは息速にゼロへ減
少する6区間5では、コンデンサ26は放電してゼロ電
圧となり、区間6では、ダイオード36は導通し、(フ
ィルタ)インダクタンス・コイル18によってt1持さ
れる出力電流を供給する。
第5図による半波非線形共振スイッチの設計を利用した
特定の変換器の一例は、0.047μF以下のコンデン
サ26.10μHのインダクタンスL1、不飽和時は6
.25+all、飽和時は8.8μHのインダクタンス
L2.750μHのフィルタ・インダクタンス・コイル
18を備える。非線形インダクタンスL2はマグネティ
ックス社製1408−G材料のギャップなしのフェライ
ト・ボット・コア上に12巻きの#24AWG1次巻線
と15巻きの# 26 AWG 2次巻線とを設け、巻
線比Nを1.25としたものである。インダクタンス・
コイル24は6ミルのエア・ギャップを持つマグネティ
ックス社製の1408−Gボット コア上に6巻きの#
20AWG銅線を巻いたものである。
特定の変換器の一例は、0.047μF以下のコンデン
サ26.10μHのインダクタンスL1、不飽和時は6
.25+all、飽和時は8.8μHのインダクタンス
L2.750μHのフィルタ・インダクタンス・コイル
18を備える。非線形インダクタンスL2はマグネティ
ックス社製1408−G材料のギャップなしのフェライ
ト・ボット・コア上に12巻きの#24AWG1次巻線
と15巻きの# 26 AWG 2次巻線とを設け、巻
線比Nを1.25としたものである。インダクタンス・
コイル24は6ミルのエア・ギャップを持つマグネティ
ックス社製の1408−Gボット コア上に6巻きの#
20AWG銅線を巻いたものである。
入力電圧24.3Vに対して、測定値はフィルタ出力電
圧−17,9V、出力電流=0.71A、ピーク・スイ
ッチ電流=0.92A、スイッチング周波数−44,1
2Ktlzであった。こうして、オンの時とオフの時と
に上口電流スイッヂングを得ることができ、ピーク・ト
ランジスタ電流は出力電流よりも25%前陵大きい。こ
れは、等価的な線形共振スイッチ変換器で生じるピーク
電流1.925Aと好対照をなす。
圧−17,9V、出力電流=0.71A、ピーク・スイ
ッチ電流=0.92A、スイッチング周波数−44,1
2Ktlzであった。こうして、オンの時とオフの時と
に上口電流スイッヂングを得ることができ、ピーク・ト
ランジスタ電流は出力電流よりも25%前陵大きい。こ
れは、等価的な線形共振スイッチ変換器で生じるピーク
電流1.925Aと好対照をなす。
第8図は、バック−ブースト(buck−boost
)非線形共振スイッチ変換器の概略図である。スイッチ
の形懸は第6図と同じである。変換器回路の相違点は、
フィルタ・インダクタンス コイル】8が電源14の負
側と接続され、タンク回路が負荷20及びコンデンサ1
9の正側と接続されることである。1次ループは電源1
4、スイッチ素子(パワーFET54及びダイオード5
6)、インダクタンス・コイル24.1次巻線28、タ
ンク回路(コンデンサ26、タイオード36)、コンデ
ンサ1つ、負荷20を含む。2次ループはフィルタ・イ
ンダクタンス・コイル18.2次巻線32、タンク回路
(コンデンサ26、ダイオード36)、コンデンサ1つ
、負荷20を含む。
)非線形共振スイッチ変換器の概略図である。スイッチ
の形懸は第6図と同じである。変換器回路の相違点は、
フィルタ・インダクタンス コイル】8が電源14の負
側と接続され、タンク回路が負荷20及びコンデンサ1
9の正側と接続されることである。1次ループは電源1
4、スイッチ素子(パワーFET54及びダイオード5
6)、インダクタンス・コイル24.1次巻線28、タ
ンク回路(コンデンサ26、タイオード36)、コンデ
ンサ1つ、負荷20を含む。2次ループはフィルタ・イ
ンダクタンス・コイル18.2次巻線32、タンク回路
(コンデンサ26、ダイオード36)、コンデンサ1つ
、負荷20を含む。
第9図は、ブースト型非線形共振スイッチ変換器の回路
を示す。フィルタ・インダクタンス・コイル18は電源
14と2次巻線32との間に直列に接続されている。2
次ループは電源14、フィルタ・インダクタンス・コイ
ル18.2次巻線32、タンク回路(コンデンサ26、
ダイオード36)、コンデンサ19、負荷20を含む。
を示す。フィルタ・インダクタンス・コイル18は電源
14と2次巻線32との間に直列に接続されている。2
次ループは電源14、フィルタ・インダクタンス・コイ
ル18.2次巻線32、タンク回路(コンデンサ26、
ダイオード36)、コンデンサ19、負荷20を含む。
1次ループはスイッチ素子(バ°ワーFET54、ダイ
オード56)、インダクタンス・コイル24.1次巻線
28、タンク回路(コンデンサ26、ダイオード36)
、コンデンサ1つ、負荷20を含む。
オード56)、インダクタンス・コイル24.1次巻線
28、タンク回路(コンデンサ26、ダイオード36)
、コンデンサ1つ、負荷20を含む。
ここに開示された変換器は非線形共振スイッチをいずれ
も共通に具備し、非線形素子は低スイッチ電流のために
飽和状態にバイアスされ、高スイツチ電流のために不飽
和状態にバイアスされるインダクタンス・コイルである
。それぞれの場合、変換器の1次ループは、スイッチ素
子と、それに直列の1次巻線と、タンク回路と、電源1
4又はコンデンサ又はその両者を有するエネルギ装置と
を含む。2次ループは2次巻線と、それに直列のフィル
タ・インダクタンス・コイルと、エネルギ装置の1つと
を3む。両ループはタンク回路のコンデンサ26とそれ
に並列のダイオード36を共有する。それぞれの場合、
スイッチはタンク電流がゼロのときオン、オフ切り換え
するよう制御され、コア・バイアスは2次巻線により又
はバイアス回路と別の巻線とにより制御される。
も共通に具備し、非線形素子は低スイッチ電流のために
飽和状態にバイアスされ、高スイツチ電流のために不飽
和状態にバイアスされるインダクタンス・コイルである
。それぞれの場合、変換器の1次ループは、スイッチ素
子と、それに直列の1次巻線と、タンク回路と、電源1
4又はコンデンサ又はその両者を有するエネルギ装置と
を含む。2次ループは2次巻線と、それに直列のフィル
タ・インダクタンス・コイルと、エネルギ装置の1つと
を3む。両ループはタンク回路のコンデンサ26とそれ
に並列のダイオード36を共有する。それぞれの場合、
スイッチはタンク電流がゼロのときオン、オフ切り換え
するよう制御され、コア・バイアスは2次巻線により又
はバイアス回路と別の巻線とにより制御される。
数百もの公知のPWM変換器回路があり、そのうちの最
も簡単な3つ(バック、ブースト、バック−ブースト)
のみを検討した。共振スイッチ(線形又は非線形の)の
重要な概念の一つは、若干のタンク要素とダイオードと
を付加することにより、公知のPWM変換器から共振ス
イッチ変換器が生成されるということである。非線形共
振スイッチ変換器には、(1)トランジスタ・スイッチ
に直列に非線形インダクタンス・コイル1次巻線を有効
に挿入すること、(2)トランジスタ・スイッチに直列
に(半波)又は逆並列に(全波)ダイオードを有効に挿
入すること、(3)PWM変換器のフィルタ・インダク
タンス・コイルに直列に非線形インダクタンス・コイル
2次巻線を有効に挿入すること、(4)元の変換器のダ
イオードに並列にタンク・コンデンサを有効に挿入する
こと、(5)ゼロ電流スイッチングを保証するように制
御回路を修正することが必要である。付加的なバイアス
回路が付けられてもよい。PWM変換器が複数のフィル
タ・インダクタンス・コイルを含んでいれば、ピーク・
スイッチ電流を2元のPWM変換器のそれよりも10〜
20%大きく維持するために、付加的な非線形インダク
タンス・コイル2次巻線が必要とされる。
も簡単な3つ(バック、ブースト、バック−ブースト)
のみを検討した。共振スイッチ(線形又は非線形の)の
重要な概念の一つは、若干のタンク要素とダイオードと
を付加することにより、公知のPWM変換器から共振ス
イッチ変換器が生成されるということである。非線形共
振スイッチ変換器には、(1)トランジスタ・スイッチ
に直列に非線形インダクタンス・コイル1次巻線を有効
に挿入すること、(2)トランジスタ・スイッチに直列
に(半波)又は逆並列に(全波)ダイオードを有効に挿
入すること、(3)PWM変換器のフィルタ・インダク
タンス・コイルに直列に非線形インダクタンス・コイル
2次巻線を有効に挿入すること、(4)元の変換器のダ
イオードに並列にタンク・コンデンサを有効に挿入する
こと、(5)ゼロ電流スイッチングを保証するように制
御回路を修正することが必要である。付加的なバイアス
回路が付けられてもよい。PWM変換器が複数のフィル
タ・インダクタンス・コイルを含んでいれば、ピーク・
スイッチ電流を2元のPWM変換器のそれよりも10〜
20%大きく維持するために、付加的な非線形インダク
タンス・コイル2次巻線が必要とされる。
第1図は、この発明に係る変換器の一般化された非線形
共振スイッチの概略回路図である。 第2図は、第1図の回路に使用されるリアクトルのコア
磁束と電流との関係を示す図である。 第3図は、第1図の回路の理想化された場合における回
路インダクタンスとスイッチ電流との関係を示す図であ
る。 第4図は、第1図の回路のためのフィードバック・スイ
ッチ制御部の概略回路図である。 第5図は、この発明に係る半波バック型非線形共振スイ
ッチ変換器の回路図である。 第6図は、この発明に係る全波バック型非線形共振スイ
ッチ変換器の回路図である。 第7a図及び第7b図はそれぞれ、スイッチ電流、タン
ク・コンデンサ電圧を示す図である。 第8図は、この発明に係る全波バック−ブースト非線形
共振スイッチ変換器の回路図である。 第9図は、この発明に係る全波ブースト型非線形共振ス
イッチ変換器の回路図である。 10:非線形共振スイッチ 12:入力端子 22:スイッチ素子38:コア
・バイアス回路 40:フィートバック・スイッチ制御部50・ゼロ交差
検出器 (外4名) し−一 − 一二
共振スイッチの概略回路図である。 第2図は、第1図の回路に使用されるリアクトルのコア
磁束と電流との関係を示す図である。 第3図は、第1図の回路の理想化された場合における回
路インダクタンスとスイッチ電流との関係を示す図であ
る。 第4図は、第1図の回路のためのフィードバック・スイ
ッチ制御部の概略回路図である。 第5図は、この発明に係る半波バック型非線形共振スイ
ッチ変換器の回路図である。 第6図は、この発明に係る全波バック型非線形共振スイ
ッチ変換器の回路図である。 第7a図及び第7b図はそれぞれ、スイッチ電流、タン
ク・コンデンサ電圧を示す図である。 第8図は、この発明に係る全波バック−ブースト非線形
共振スイッチ変換器の回路図である。 第9図は、この発明に係る全波ブースト型非線形共振ス
イッチ変換器の回路図である。 10:非線形共振スイッチ 12:入力端子 22:スイッチ素子38:コア
・バイアス回路 40:フィートバック・スイッチ制御部50・ゼロ交差
検出器 (外4名) し−一 − 一二
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1次巻線(28)と2次巻線(32)とを磁気コア
(30)上に設けた非線形リアクトルと、コンデンサ(
26)と並列に結合されたダイオード(36)と、半導
体スイッチ手段(22)と、該半導体スイッチ手段のス
イッチングのタイミングを制御するタイミング手段(4
0)とを備える非線形共振スイッチにおいて、 前記磁気コア(30)を低1次巻線電流において飽和さ
せ、高1次巻線電流において不飽和とするための飽和手
段(34、38)と、 前記1次巻線(28)と前記コンデンサ(26)とを含
むタンク回路であって、ピーク・タンク回路電流が不飽
和状態の前記非線形リアクトルのインダクタンスによっ
て減衰されるタンク回路と、それに直列に接続された前
記半導体スイッチ手段(22)とを含む1次回路と、 前記2次巻線(32)に直列の前記ダイオード(36)
と前記コンデンサ(26)との組み合わせを含む2次回
路と、 を具備し、前記タイミング手段(40)が、前記半導体
スイッチ手段(22)を流れる電流がゼロのときに切り
換わるように、タンク共振に関して前記半導体スイッチ
手段(22)のスイッチングのタイミングをとり、スイ
ッチング効率を最適化することを特徴とする非線形共振
スイッチ。 2、前記飽和手段が、前記2次巻線(32)と、所望の
ピーク値よりも実質的に小さい1次電流に対してコアの
飽和を確立するに足るレベルに、実質的に一定の2次電
流を維持するための手段(34、38)とを含むことを
特徴とする請求項1記載の非線形共振スイッチ。 3、前記飽和手段が、付加巻線(34)と、所望のピー
ク値よりも実質的に小さい1次電流に対してコアの飽和
を確立するに足るレベルで、実質的に一定のバイアス電
流を供給するための手段(38)とを含むことを特徴と
する請求項1又は2に記載の非線形共振スイッチ。 4、前記半導体スイッチ手段が、電界効果トランジスタ
(54)と、それに直列に接続され、半波共振スイッチ
動作を行うためのスイッチの導通とは逆の方向の電流を
阻止する極性とされたダイオード(56)とを含むこと
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の非線
形共振スイッチ。 5、前記半導体スイッチ手段が、電界効果トランジスタ
(54)と、それに並列に接続され、全波共振スイッチ
動作を行うためのスイッチの導通とは逆の方向の電流を
流す極性とされたダイオード(56)とを含むことを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の非線形共
振スイッチ。 6、第1の端子(12)及び第2の端子(16)を有し
、前記共振タンク回路が、インダクタンス・コイル(2
4、28)と、前記第1の端子(12)に直列に接続さ
れた前記コンデンサ(26)と、前記インダクタンス・
コイルの少なくとも一部を形成する前記1次巻線(28
)とを含み、前記2次回路が、前記2次巻線(32)と
、前記第2の端子(16)に直列に接続された前記コン
デンサ(26)とを含むことを特徴とする請求項1〜5
のいずれか1つに記載の非線形共振スイッチ。 7、入力源(14)及び出力コンデンサ(19)を含む
1対のエネルギー装置と、1次巻線(28)と2次巻線
(32)とを磁気コア(30)上に設けた非線形リアク
トルと、タンク・コンデンサ(26)と有効に並列なダ
イオード(36)と、半導体スイッチ手段(22、54
、56)と、該半導体スイッチ手段をスイッチングする
ためのタイミング手段(40)とを備える非線形共振ス
イッチ変換器において、 前記磁気コア(30)を低1次巻線電流において飽和さ
せ、高1次巻線電流において不飽和とするための飽和手
段(34、38)と、 インダクタンス・コイル(24、28)と前記エネルギ
ー装置の少なくとも一方と直列に接続されたタンク・コ
ンデンサ(26)とを含む共振タンク回路と、前記半導
体スイッチ手段(22、54、56)とを備え、前記1
次巻線(28)により前記インダクタンス・コイルの少
なくとも1部が形成され、ピーク・タンク回路電流が不
飽和状態の前記非線形リアクトルのインダクタンスによ
って減衰される1次回路と、 前記2次巻線(32)と、フィルタ・インダクタンス・
コイル(18)と、前記エネルギー装置の他方に直列に
接続された前記タンク・コンデンサ(26)とを含む2
次回路と、 を具備し、前記タイミング手段(40)が、前記半導体
スイッチ手段を流れる電流がゼロのときに前記半導体ス
イッチ手段(22、54、56)を切り換えてスイッチ
ング効率を最適化することを特徴とする非線形共振スイ
ッチ変換器。 8、前記飽和手段が、前記2次巻線(32)と、所望の
ピーク値よりも実質的に小さい1次電流に対してコアの
飽和を確立するに足るレベルに、実質的に一定の2次電
流を維持するための手段(34、38)とを含むことを
特徴とする請求項7記載の非線形共振スイッチ変換器。 9、前記飽和手段が、付加巻線(34)と、所望のピー
ク値よりも実質的に小さい1次電流に対してコアの飽和
を確立するに足るレベルで、実質的に一定のバイアス電
流を供給するための手段(38)とを含むことを特徴と
する請求項7又は8に記載の非線形共振スイッチ変換器
。 10、前記半導体スイッチ手段が、電界効果トランジス
タ(54)と、それに直列に接続され、半波共振スイッ
チ動作を行うスイッチの導通とは逆の方向の電流を阻止
する極性とされたダイオード(56)とを含むことを特
徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の非線形共
振スイッチ変換器。 11、前記半導体スイッチ手段が、電界効果トランジス
タ(54)と、それに並列に接続され、全波共振スイッ
チ動作を行うスイッチの導通とは逆の方向の電流を流す
極性とされたダイオード(56)とを含むことを特徴と
する請求項7〜9のいずれか1つに記載の非線形共振ス
イッチ変換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/239,812 US4829232A (en) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | Nonlinear resonant switch and converter |
US239812 | 1988-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111258A true JPH02111258A (ja) | 1990-04-24 |
JPH0586144B2 JPH0586144B2 (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=22903849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1227311A Granted JPH02111258A (ja) | 1988-09-02 | 1989-09-01 | 非線形共振スイッチ及び変換器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4829232A (ja) |
EP (1) | EP0357265A3 (ja) |
JP (1) | JPH02111258A (ja) |
KR (1) | KR930000966B1 (ja) |
CA (1) | CA1290809C (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5132890A (en) * | 1991-01-09 | 1992-07-21 | Koss Corporation | Power supply based on normally parasitic resistance of solid state switch |
US5321348A (en) * | 1991-03-08 | 1994-06-14 | Vlt Corporation | Boost switching power conversion |
DE4210980A1 (de) * | 1992-04-02 | 1993-10-07 | Philips Patentverwaltung | Verlustarme Stromversorgungseinrichtung mit einem Gleichspannungswandler |
US5432431A (en) * | 1992-05-21 | 1995-07-11 | Vlt Corporation | Boost switching power conversion using saturable inductors |
US5583424A (en) * | 1993-03-15 | 1996-12-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic element for power supply and dc-to-dc converter |
US5572417A (en) * | 1994-07-13 | 1996-11-05 | Vlt Corporation | AC to DC boost power converters |
US5659460A (en) * | 1994-11-03 | 1997-08-19 | Vlt Corporation | Switch control in quantized power converters |
US5663635A (en) * | 1995-05-24 | 1997-09-02 | Vlt Corporation | Reverse energy transfer in zero-current switching power conversion |
US6255635B1 (en) | 1998-07-10 | 2001-07-03 | Ameritherm, Inc. | System and method for providing RF power to a load |
KR100359072B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2002-10-31 | 삼성전기주식회사 | 과전류 방지 기능을 갖는 트랜스의 공진회로 |
US6472852B1 (en) * | 2000-11-02 | 2002-10-29 | Semtech Corporation | Resonant buck-type voltage converter using swinging inductance |
US6693805B1 (en) | 2002-07-31 | 2004-02-17 | Lockheed Martin Corporation | Ripple cancellation circuit for ultra-low-noise power supplies |
JP3861220B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2006-12-20 | ミネベア株式会社 | Dc−dcコンバータ |
US8836463B2 (en) * | 2008-03-14 | 2014-09-16 | Volterra Semiconductor Corporation | Voltage converter inductor having a nonlinear inductance value |
US9979273B2 (en) | 2016-05-19 | 2018-05-22 | Abb Schweiz Ag | Resonant converters with variable inductor |
CN111312301B (zh) * | 2018-12-12 | 2022-02-11 | 北京兆易创新科技股份有限公司 | 一种控制偏置电流的电路 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4187458A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-05 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Constant power regenerative magnetic switching regulator |
US4415959A (en) * | 1981-03-20 | 1983-11-15 | Vicor Corporation | Forward converter switching at zero current |
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