JPH0211490Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0211490Y2 JPH0211490Y2 JP8064983U JP8064983U JPH0211490Y2 JP H0211490 Y2 JPH0211490 Y2 JP H0211490Y2 JP 8064983 U JP8064983 U JP 8064983U JP 8064983 U JP8064983 U JP 8064983U JP H0211490 Y2 JPH0211490 Y2 JP H0211490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- swivel base
- floor
- base
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、走行機台に旋回台を縦軸で水平旋回可能
に装着し、フロア及び旋回台に嵌挿した上下方向
のロツクピンを走行機台に係脱して旋回台をロツ
クする装置として、ロツクピンにフツクを設け、
フロアとその上方とにフツク係止部を設け、前記
フツクを上下の係止部に掛け替えて旋回台をロツ
クしたり、それを解除したりするものは実開昭56
−159466号公報により既に知られているが、この
ロツク装置は、上方のフツク係止部がフロア上に
突出しているので邪魔になると共にフツクとフツ
ク係止部の孔との位置合せ、特に上方の位置合せ
が極めて困難であつた。
に装着し、フロア及び旋回台に嵌挿した上下方向
のロツクピンを走行機台に係脱して旋回台をロツ
クする装置として、ロツクピンにフツクを設け、
フロアとその上方とにフツク係止部を設け、前記
フツクを上下の係止部に掛け替えて旋回台をロツ
クしたり、それを解除したりするものは実開昭56
−159466号公報により既に知られているが、この
ロツク装置は、上方のフツク係止部がフロア上に
突出しているので邪魔になると共にフツクとフツ
ク係止部の孔との位置合せ、特に上方の位置合せ
が極めて困難であつた。
本考案は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、走行機台に旋回台を縦軸で水
平旋回可能に装着し、フロア及び旋回台に嵌挿し
た上下方向のロツクピンを走行機台に係脱して旋
回台をロツクするようにした旋回作業機におい
て、前記ロツクピンの上部にロツク材の上部を固
定し、該ロツク材の下部の横幅を段階的に狭くし
て2つの段部を形成し、前記フロアのロツクピン
の回りに、前記ロツク材が嵌合して段部を係止す
る2つの切欠溝を設けたことを特徴とするもので
ある。
するものであつて、走行機台に旋回台を縦軸で水
平旋回可能に装着し、フロア及び旋回台に嵌挿し
た上下方向のロツクピンを走行機台に係脱して旋
回台をロツクするようにした旋回作業機におい
て、前記ロツクピンの上部にロツク材の上部を固
定し、該ロツク材の下部の横幅を段階的に狭くし
て2つの段部を形成し、前記フロアのロツクピン
の回りに、前記ロツク材が嵌合して段部を係止す
る2つの切欠溝を設けたことを特徴とするもので
ある。
以下、図面に示す実施例について説明すると、
1はクローラー2を有する走行機台であつて、該
走行機台1上には、縦軸の軸芯Oを中心として水
平旋回する旋回台3が乗架しており、該旋回台3
は操作盤4と操縦席5を備えており、前部にはシ
ヨベル6が装着されている。
1はクローラー2を有する走行機台であつて、該
走行機台1上には、縦軸の軸芯Oを中心として水
平旋回する旋回台3が乗架しており、該旋回台3
は操作盤4と操縦席5を備えており、前部にはシ
ヨベル6が装着されている。
7は上部に折曲した把持部7aを有し、下部に
ピン部7bを固定したロツクピンであつて、上部
寄りはフロア8に螺着したプレート9の孔9aに
遊嵌し、ピン部7aは旋回台3の案内孔10に遊
嵌した状態で走行機台1の受孔11に挿脱され
る。
ピン部7bを固定したロツクピンであつて、上部
寄りはフロア8に螺着したプレート9の孔9aに
遊嵌し、ピン部7aは旋回台3の案内孔10に遊
嵌した状態で走行機台1の受孔11に挿脱され
る。
そして、ロツクピン7の上部に、下方へ伸びる
板体からなるロツク材12を固着し、該ロツク材
12を下部の横幅a,bが2段階に順次狭くなる
ようにして2つの段部12a,12bを形成し、
前記プレート9の孔9aの回りにはロツク材12
の前記横幅a,bに相当する長さの2つの切欠溝
c,dが穿設してある。
板体からなるロツク材12を固着し、該ロツク材
12を下部の横幅a,bが2段階に順次狭くなる
ようにして2つの段部12a,12bを形成し、
前記プレート9の孔9aの回りにはロツク材12
の前記横幅a,bに相当する長さの2つの切欠溝
c,dが穿設してある。
また、ロツクピン7の中間部に取付けたワツシ
ヤ13はピン部7bが受孔11から抜け出すと、
プレート9の下面に当接し、その時、ピン部7b
は案内孔10にLだけ嵌合している。
ヤ13はピン部7bが受孔11から抜け出すと、
プレート9の下面に当接し、その時、ピン部7b
は案内孔10にLだけ嵌合している。
前述の装置において、旋回台3をロツクする時
は、ロツクピン7を第2図に実線で示すようにロ
ツク材12の幅広部bを切欠溝dに嵌挿して段部
12bをプレート9上に接合すると、ピン部7b
が受孔11に嵌入して旋回台3がロツクされ、作
業開始時に把持部7aを持つてロツクピン7を引
き上げてから180度旋回して幅狭部aを切欠部c
に嵌挿すると共に段部12aをプレート9に接合
すると、ピン部7bは第2図に鎖線で示すように
受孔11から抜け出しロツクが解除される。
は、ロツクピン7を第2図に実線で示すようにロ
ツク材12の幅広部bを切欠溝dに嵌挿して段部
12bをプレート9上に接合すると、ピン部7b
が受孔11に嵌入して旋回台3がロツクされ、作
業開始時に把持部7aを持つてロツクピン7を引
き上げてから180度旋回して幅狭部aを切欠部c
に嵌挿すると共に段部12aをプレート9に接合
すると、ピン部7bは第2図に鎖線で示すように
受孔11から抜け出しロツクが解除される。
そして、ロツク材12を切欠溝c又はdに嵌合
させる時、その下端をプレート9の上面に接合し
た状態で左又は右に旋回させると、切欠溝c,d
の位置を見ていなくとも簡単に位置合せして嵌入
することができる。
させる時、その下端をプレート9の上面に接合し
た状態で左又は右に旋回させると、切欠溝c,d
の位置を見ていなくとも簡単に位置合せして嵌入
することができる。
また、ロツクピン7を組付ける時、プレート9
のボルト14が嵌入する孔を長孔にするか大きく
しておくことにより、プレート9をフロア8に対
して移動調節して受孔11に対するロツクピン7
の位置合せを簡単に行なうことができる。
のボルト14が嵌入する孔を長孔にするか大きく
しておくことにより、プレート9をフロア8に対
して移動調節して受孔11に対するロツクピン7
の位置合せを簡単に行なうことができる。
本考案は前述のように走行機台に旋回台を縦軸
で水平旋回可能に装着し、フロア及び旋回台に嵌
挿した上下方向のロツクピンを走行機台に係脱し
て旋回台をロツクするようにした旋回作業機にお
いて、前記ロツクピンの上部にロツク材の上部を
固定し、該ロツク材の下部の横幅を段階的に狭く
して2つの段部を形成し、前記フロアのロツクピ
ンの回りに、前記ロツク材が嵌合して段部を係止
する2つの切欠溝を設けたしたので、フロア上に
ロツクピンの係止部材を立設する必要がなく、運
転操作上の障害になることがなく、しかもロツク
材をフロア上の切欠溝に嵌合するとき、ロツク材
を旋回操作するだけで極めて容易に位置合せを行
なうことができ、回りの安全性を確認しながらで
も旋回台のロツク又はロツクの解除を迅速に行な
うことができる。
で水平旋回可能に装着し、フロア及び旋回台に嵌
挿した上下方向のロツクピンを走行機台に係脱し
て旋回台をロツクするようにした旋回作業機にお
いて、前記ロツクピンの上部にロツク材の上部を
固定し、該ロツク材の下部の横幅を段階的に狭く
して2つの段部を形成し、前記フロアのロツクピ
ンの回りに、前記ロツク材が嵌合して段部を係止
する2つの切欠溝を設けたしたので、フロア上に
ロツクピンの係止部材を立設する必要がなく、運
転操作上の障害になることがなく、しかもロツク
材をフロア上の切欠溝に嵌合するとき、ロツク材
を旋回操作するだけで極めて容易に位置合せを行
なうことができ、回りの安全性を確認しながらで
も旋回台のロツク又はロツクの解除を迅速に行な
うことができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は旋回作業機の側面図、第2図は要部の断
面図、第3図は第2図のA−A断面図である。 1……走行機台、3……旋回台、7……ロツク
ピン、9……プレート、10……案内孔、12…
…ロツク材、12a,12b……段部、c.d……
切欠溝。
第1図は旋回作業機の側面図、第2図は要部の断
面図、第3図は第2図のA−A断面図である。 1……走行機台、3……旋回台、7……ロツク
ピン、9……プレート、10……案内孔、12…
…ロツク材、12a,12b……段部、c.d……
切欠溝。
Claims (1)
- 走行機台に旋回台を縦軸で水平旋回可能に装着
し、フロア及び旋回台に嵌挿した上下方向のロツ
クピンを走行機台に係脱して旋回台をロツクする
ようにした旋回作業機において、前記ロツクピン
の上部にロツク材の上部を固定し、該ロツク材の
下部の横幅を段階的に狭くして2つの段部を形成
し、前記フロアのロツクピンの回りに、前記ロツ
ク材が嵌合して段部を係止する2つの切欠溝を設
けたことを特徴とする旋回作業機の旋回ロツク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064983U JPS59188560U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | 旋回作業機の旋回ロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064983U JPS59188560U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | 旋回作業機の旋回ロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188560U JPS59188560U (ja) | 1984-12-14 |
JPH0211490Y2 true JPH0211490Y2 (ja) | 1990-03-23 |
Family
ID=30210636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8064983U Granted JPS59188560U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | 旋回作業機の旋回ロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188560U (ja) |
-
1983
- 1983-05-28 JP JP8064983U patent/JPS59188560U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59188560U (ja) | 1984-12-14 |
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