JPH0210749Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210749Y2 JPH0210749Y2 JP1983200038U JP20003883U JPH0210749Y2 JP H0210749 Y2 JPH0210749 Y2 JP H0210749Y2 JP 1983200038 U JP1983200038 U JP 1983200038U JP 20003883 U JP20003883 U JP 20003883U JP H0210749 Y2 JPH0210749 Y2 JP H0210749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- flat
- conductor
- flat cable
- orthogonal
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 33
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000006223 plastic coating Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直角曲り部を有する平型ケーブル線路
に関するものである。
に関するものである。
高層建築物の屋内垂直幹線路においては、第１
図に示すように、撚線導体１，…を多数本横一列
に配列し、これらの外部に平型のゴムまたはプラ
スチツク被覆層２を設けた平型ゴム・プラスチツ
クケーブルを使用することがある。かゝるケーブ
ル線路においては、通常、ケーブルの垂直延線ル
ート（例えば、垂直ダクト）の下端が地下変電室
から離隔しているので、上記の下端において上記
平型ケーブルを直角に曲げて地下変電室に導くこ
とが必要である。
図に示すように、撚線導体１，…を多数本横一列
に配列し、これらの外部に平型のゴムまたはプラ
スチツク被覆層２を設けた平型ゴム・プラスチツ
クケーブルを使用することがある。かゝるケーブ
ル線路においては、通常、ケーブルの垂直延線ル
ート（例えば、垂直ダクト）の下端が地下変電室
から離隔しているので、上記の下端において上記
平型ケーブルを直角に曲げて地下変電室に導くこ
とが必要である。
かゝる平型ケーブルの直角曲り部においては、
平型ケーブルを平型平面内で直角に曲げて曲り部
を形成しなければならないことがある。而るに、
かゝる平型ケーブルの曲げにおいては、上記の横
一列に配列した多数本の導体のうち、曲げ中立面
に対し内側のものは圧縮を、外側のものは引張り
をそれぞれ受けることになるが、上記曲げ中立面
から各導体に至る距離がそれぞれ異るために、各
種導体に作用する引張り、または圧縮力が大きく
相違し、このため曲り部に平型面内で波打ちが生
じ、曲り部が不安定であるなどの不都合がある。
平型ケーブルを平型平面内で直角に曲げて曲り部
を形成しなければならないことがある。而るに、
かゝる平型ケーブルの曲げにおいては、上記の横
一列に配列した多数本の導体のうち、曲げ中立面
に対し内側のものは圧縮を、外側のものは引張り
をそれぞれ受けることになるが、上記曲げ中立面
から各導体に至る距離がそれぞれ異るために、各
種導体に作用する引張り、または圧縮力が大きく
相違し、このため曲り部に平型面内で波打ちが生
じ、曲り部が不安定であるなどの不都合がある。
本考案に係る平型ケーブル線路は、かゝる不利
を排除できる構成であり、撚線導体を多数本横一
列に配列し、その外部に平型のゴムまたはプラス
チツク層を被覆せる平型ケーブルの互に平型の平
面状態でもつてほヾ直交せる一方向延線部と他方
向延線部とを有する平型ケーブル線路において、
前記直交部分は、一方向延線ケーブルと他方向延
線ケーブルとの接続部としかつ当該接続部におけ
る何れか一方のケーブルの口出導体端部に設けた
横一列の平面状態において各撚線導体相互間をす
べらせることにより形成されるほゞ直角な曲げ部
から構成されていることを特徴とするものであ
る。
を排除できる構成であり、撚線導体を多数本横一
列に配列し、その外部に平型のゴムまたはプラス
チツク層を被覆せる平型ケーブルの互に平型の平
面状態でもつてほヾ直交せる一方向延線部と他方
向延線部とを有する平型ケーブル線路において、
前記直交部分は、一方向延線ケーブルと他方向延
線ケーブルとの接続部としかつ当該接続部におけ
る何れか一方のケーブルの口出導体端部に設けた
横一列の平面状態において各撚線導体相互間をす
べらせることにより形成されるほゞ直角な曲げ部
から構成されていることを特徴とするものであ
る。
以下、図面により本考案を説明する。
第２図においてW1は一方向例えば垂直方向に
延線した平型ケーブルW2は、前記一方向に対し
直角な方向、例えば水平方向に延線した平型ケー
ブルであり、両ケーブルとも、第１図に示すよう
に、撚線導体１，…を多数本横一列に配列し、こ
れらの外部に平型のゴムまたはプラスチツク絶縁
層２を被覆し、この絶縁層上にゴムまたはプラス
チツクシース３を被覆した構成である。１１は垂
直延線平型ケーブルの口出導体であり、平型平面
内においてほゞ直角に曲げ形成してある。４は平
型圧縮スリーブであり、このスリーブにより上記
曲げ形成した口出導体１１と水平延線平型ケーブ
ルW2の口出導体１２とを圧縮接続してある。５
はケーブル接続部の絶縁部の絶縁補強層であり、
絶縁テープの捲回層と該捲回層上の熱収縮プラス
チツクチユーブとから構成してある。
延線した平型ケーブルW2は、前記一方向に対し
直角な方向、例えば水平方向に延線した平型ケー
ブルであり、両ケーブルとも、第１図に示すよう
に、撚線導体１，…を多数本横一列に配列し、こ
れらの外部に平型のゴムまたはプラスチツク絶縁
層２を被覆し、この絶縁層上にゴムまたはプラス
チツクシース３を被覆した構成である。１１は垂
直延線平型ケーブルの口出導体であり、平型平面
内においてほゞ直角に曲げ形成してある。４は平
型圧縮スリーブであり、このスリーブにより上記
曲げ形成した口出導体１１と水平延線平型ケーブ
ルW2の口出導体１２とを圧縮接続してある。５
はケーブル接続部の絶縁部の絶縁補強層であり、
絶縁テープの捲回層と該捲回層上の熱収縮プラス
チツクチユーブとから構成してある。
上記ケーブル線路の施工においては、工場内で
第３図Ａに示すように、垂直延線用平型ケーブル
W1の導体を口出し、この口出導体１１を平型平
面内でほゞ直角に曲げ、次いで、第３図Ｂに示す
ように導体の横一直線切断を行い、更に第３図Ｃ
に示すように、この導体切断端にスリーブ４の一
半部を圧縮接続し、かゝる端末処理ケーブルをド
ラム巻き等により工事現場に運搬するようにして
もよい。
第３図Ａに示すように、垂直延線用平型ケーブル
W1の導体を口出し、この口出導体１１を平型平
面内でほゞ直角に曲げ、次いで、第３図Ｂに示す
ように導体の横一直線切断を行い、更に第３図Ｃ
に示すように、この導体切断端にスリーブ４の一
半部を圧縮接続し、かゝる端末処理ケーブルをド
ラム巻き等により工事現場に運搬するようにして
もよい。
また、工場内で第４図に示すように垂直延線用
平型ケーブルW1の導体口出し、この口出し導体
１１の平型平面内での曲げ、導体の横一直線切断
並びに圧縮端子４１の圧縮接続を行い、一方、同
じく工場内で水平延線用平型ケーブルW2の導体
口出し、この口出し導体への圧縮端子４２の圧縮
接続を行い、このようにして端末処理した垂直延
線用平型ケーブル並びに水平延線用平型ケーブル
をそれぞれドラム巻き等により工事現場に運搬
し、上記両ケーブル口出し導体の圧縮端子４１，
４２をボルト・ナツト等によつて接続するように
してもよい。
平型ケーブルW1の導体口出し、この口出し導体
１１の平型平面内での曲げ、導体の横一直線切断
並びに圧縮端子４１の圧縮接続を行い、一方、同
じく工場内で水平延線用平型ケーブルW2の導体
口出し、この口出し導体への圧縮端子４２の圧縮
接続を行い、このようにして端末処理した垂直延
線用平型ケーブル並びに水平延線用平型ケーブル
をそれぞれドラム巻き等により工事現場に運搬
し、上記両ケーブル口出し導体の圧縮端子４１，
４２をボルト・ナツト等によつて接続するように
してもよい。
上記実施例においては、垂直延線ケーブル口出
導体を曲げ形成しているが、第５図に示すように
水平延線ケーブルW2の口出導体１２を曲げ形成
するようにしてもよい。
導体を曲げ形成しているが、第５図に示すように
水平延線ケーブルW2の口出導体１２を曲げ形成
するようにしてもよい。
上記実施例は、互に直交せる一方向延線ケーブ
ルと他方向延線ケーブルとが垂直延線ケーブル
W1と水平延線ケーブルW2とである場合、すなわ
ち、ケーブルを垂直面（地面に対し垂直な面）内
で延線せる場合を示しているが、水平面内でケー
ブルを延線してもよく、またはこの水平面と上記
垂直面との中間の任意の斜面内でケーブルを延線
するようにしてもよい。
ルと他方向延線ケーブルとが垂直延線ケーブル
W1と水平延線ケーブルW2とである場合、すなわ
ち、ケーブルを垂直面（地面に対し垂直な面）内
で延線せる場合を示しているが、水平面内でケー
ブルを延線してもよく、またはこの水平面と上記
垂直面との中間の任意の斜面内でケーブルを延線
するようにしてもよい。
本考案に係る平型ケーブル線路においては、上
述した通り互に直交せる延線ケーブルの何れか一
方の口出導体を平型平面内でほゞ直角に曲げて曲
り部を設けており、この曲げは、口出導体の各撚
線導体相互間のすべりのために容易に形成でき、
このようにして形成された曲げにおいては、導体
接続金具により、上記すべりを拘束してあるか
ら、曲げ形状を安定に維持できる。
述した通り互に直交せる延線ケーブルの何れか一
方の口出導体を平型平面内でほゞ直角に曲げて曲
り部を設けており、この曲げは、口出導体の各撚
線導体相互間のすべりのために容易に形成でき、
このようにして形成された曲げにおいては、導体
接続金具により、上記すべりを拘束してあるか
ら、曲げ形状を安定に維持できる。
従つて、本考案によれば平型平面内における直
角曲げを有する平型ケーブル線路の曲げ施工を容
易に行い得、かつ曲げ形状を安定に保持できる。
角曲げを有する平型ケーブル線路の曲げ施工を容
易に行い得、かつ曲げ形状を安定に保持できる。
第１図は平型ケーブルを示す説明図、第２図は
本考案に係る平型ケーブル線路を示す説明図、第
３図Ａ、第３図Ｂ並びに第３図Ｃは本考案ケーブ
ル線路の施工手順を示す説明図、第４図は本考案
ケーブル線路の施工手順の別例を示す説明図、第
５図は本考案の別実施例を示す説明図である。 図において、１，１……は撚線導体、２はゴム
またはプラスチツク被覆層、W1は一方向延線ケ
ーブル、１１は該ケーブルW1の口出導体、W2は
他方向延線ケーブル、１２は該ケーブルW2の口
出導体、４は圧縮接続金具である。
本考案に係る平型ケーブル線路を示す説明図、第
３図Ａ、第３図Ｂ並びに第３図Ｃは本考案ケーブ
ル線路の施工手順を示す説明図、第４図は本考案
ケーブル線路の施工手順の別例を示す説明図、第
５図は本考案の別実施例を示す説明図である。 図において、１，１……は撚線導体、２はゴム
またはプラスチツク被覆層、W1は一方向延線ケ
ーブル、１１は該ケーブルW1の口出導体、W2は
他方向延線ケーブル、１２は該ケーブルW2の口
出導体、４は圧縮接続金具である。
Claims (1)
- 撚線導体を多数本横一列に配列し、その外部に
平型のゴムまたはプラスチツク層を被覆せる平型
ケーブルの互に平型の平面状態でもつてほヾ直交
せる一方向延線部と他方向延線部とを有する平型
ケーブル線路において、前記直交部分は、一方向
延線ケーブルと他方向延線ケーブルとの接続部と
しかつ当該接続部における何れか一方のケーブル
の口出導体端部に設けた横一列の平面状態におい
て各撚線導体相互間をすべらせることにより形成
されるほゞ直角な曲げ部から構成されていること
を特徴とする平型ケーブル線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983200038U JPS60111319U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 平型ケ−ブル線路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983200038U JPS60111319U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 平型ケ−ブル線路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60111319U JPS60111319U (ja) | 1985-07-27 |
| JPH0210749Y2 true JPH0210749Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30760517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983200038U Granted JPS60111319U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 平型ケ−ブル線路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60111319U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0815099B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1996-02-14 | 日立電線株式会社 | 平形ケーブルの捻回接続法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6335454U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-07 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP1983200038U patent/JPS60111319U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6335454U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60111319U (ja) | 1985-07-27 |
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