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JPH0193556A - 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法 - Google Patents

3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法

Info

Publication number
JPH0193556A
JPH0193556A JP62250625A JP25062587A JPH0193556A JP H0193556 A JPH0193556 A JP H0193556A JP 62250625 A JP62250625 A JP 62250625A JP 25062587 A JP25062587 A JP 25062587A JP H0193556 A JPH0193556 A JP H0193556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ene
mol
reaction
dione
isophorone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62250625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0819030B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Ito
信彦 伊藤
Kimio Kinoshita
木之下 公男
Kiyonori Suzuki
鈴木 清則
Takeaki Eto
江藤 武顕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soda Aromatic Co Ltd
Soda Koryo KK
Original Assignee
Soda Aromatic Co Ltd
Soda Koryo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Soda Aromatic Co Ltd, Soda Koryo KK filed Critical Soda Aromatic Co Ltd
Priority to JP62250625A priority Critical patent/JPH0819030B2/ja
Priority to US07/254,212 priority patent/US4898985A/en
Priority to EP88309333A priority patent/EP0311408B1/en
Priority to DE8888309333T priority patent/DE3879843T2/de
Publication of JPH0193556A publication Critical patent/JPH0193556A/ja
Publication of JPH0819030B2 publication Critical patent/JPH0819030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
    • C07C45/32Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen
    • C07C45/33Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of CHx-moieties
    • C07C45/34Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of CHx-moieties in unsaturated compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、それ自身食品、香粧品、タバコなどの香料と
して高い評価を受けていると共にカロチノイド、ビタミ
ンEなどの医薬品ならびに香料などの製造原料として有
用な355−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,
4−ジオンの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来aa5−)IJメチルシクロヘキサ−2−エンーL
4−ジオンを製造する種々の方法が提案されている。西
ドイツ特許2.35fi546ではi5−トリメチルシ
クロヘキサ−2−エン−1−オン(以後α−インホロン
と記載する)を酢酸と無水酢酸の混合溶媒中、クロム酸
化物で酸化することによ#)a−イソホロンに対して約
50%の収率でaへ5− トIJメチルシクロヘキサー
2−エン〜1.4− ジオンを合成している。この方法
は転化率ならびに収率が低くa−イソホロンに対し大過
剰のクロム酸化物を使用しなくてはならず爆発などの危
険性があシ、生産コストが高くつきかつクロム廃水の処
理に多大の労力を要するという欠点を有している。また
西ドイツ特許2.457.158ではa−イソホロンを
バナジウム触媒の存在下、気相酸素酸化することにより
a−イソホロンに対して約30チの収率で3.55−)
リフチル−シクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンを
合成している。この方法は転化率、収率が低くしかもへ
5−ジメチル−3−ホルミルシクロヘキサ−2−エン−
1−オンをa5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エ
ンーL4−ジオンとほぼ同量副生ずるという欠点を有し
ている。また西ドイツ特許2.45Q148ではa−イ
ソホロンをアセチルナト鉄またはコバルト触媒、ロジウ
ム(1)トリストリフェニルフォスフインクロリド触媒
の存在下、液相酸素酸化することにより、a−イソホロ
ンに対して約30%の収率で35.54!Jメチルシク
ロヘキサ−2−エンーL4−ジオンを合成している。こ
の方法は選択性、収率が悪いという欠点を有している。
さらに特開昭61−ノ 191645ではa−イソホロンをアルカリ金属または
芳香族アミンとリンモリブデン酸あるいはシリコモリブ
デン酸の共存下、酸素酸化することによυ約50%の収
率で455−トIJメチルシクロヘキサー2−エン−1
,4−ジオンを合成している。この方法では転化率、収
率が低く3へ5−1−IJ#−ルシクロヘキサー2−エ
ン−1,4−ジオント分離困難な原料であるa−イソホ
ロンが反応生成物中にほぼ同量含まれるという欠点を有
している。次にフランス特許2.253,730では4
へ5−トリメチルシクロヘキサ−3−ニンー1−オン(
以後、β−イソホロンと記載する)をアルコール溶媒中
、第3アミンおよびピリジンの銅(I塩の存在下酸素酸
化することによシβ−イソホロンに対して約30%の収
率で3.5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エンー
L4−ジオンを合成している。この方法では収率が低く
、β−インホロンの重合物がかなシ副生ずるという欠点
を有している。また西ドイツ特許2,457,157で
はβ−イソホロンをバナジウム、クロム、銅、マンガン
、鉄、コバルト、ニッケルの如き遷移金属から誘導され
るアセチルアセトナート錯体触媒の存在下、約35時間
かけて酸素酸化することによシβ−イソホロンに対して
最高収率55チでa5.5−トリメチルシクロヘキサ−
2−エン−しトジオンを合成している。この方法では反
応時間が長く収率が低いという欠点を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は上述したような従来技術の不利益ないし
は欠陥を克服し工業的に有利に355−ト’Jメチルシ
クロヘキサー2−エン−L4−ジオンを製造する方法を
提供することにある。
〔問題を解決する為の平凡〕
本発明は3.55−トリメチルシクロへキサ−3−エン
−1−オンを有機塩基とマンガン、鉄、コバルト、又は
銅原子に少なくとも4個の窒素原子が配位してなる有機
金属錯体触媒の存在下分子状酸素または分子状酸素含ガ
スで酸化することを特徴とする45.5−トリメチルシ
クロヘキサ−2−エンーL4−ジオンの製造方法にある
かかる本発明方法を用いることにより従来法に比し、β
−インホロンの重合、副反応が抑制され、3.55−ト
リメチルシクロヘキサ−2−エン−L4−ジオンと分離
困難な副生成物が生成せず高収率で3.55−トIJメ
チルシクロヘキサー2−エン−L4−ジオンを工業的に
有利に製造でき本発明で用いられるβ−イソホロンはa
−イソホロンをp−)ルエンスル7オン酸の存在下蒸留
する方法(アメリカ特許338!>902)などにより
合成できる。また本発明で用いられる有機金属錯体触媒
としては少なくとも4個の窒素原子がマンガン、鉄、コ
バルト又は銅原子に配位結合していれば本質的には、い
づれの化合物も用いうる。
かかる有機金属錯体は既に種々知られているが、ポルフ
ィリン錯体及びフタロシアニン錯体といわれる錯体構造
を有するものが好ましく、前者は本発明方法において特
に顕著な効果を発揮する。
ポルフィリン錯体はよく知られるように式(1)(但し
式中Mは金属原子を示す)で示される基本骨格を有する
錯体であり、本発明ではMがマンガン、コバルト、鉄又
は銅である錯体が用いられる。
上記式(1)で示されるポルフィリン錯体が特に好まし
い理由はテトラピロールとして芳香族性を示す大きな電
子系を含んでいるため金属イオンとテトラピロールとの
電子の稼動が容易であること等が考えられる。
上記式(1)の基本骨格を有する限り、それに結合する
置換基は本質的にはいづれでもよく、金属Mとの錯体形
成に供するポルフィリン原料の入手容易性等によって適
宜選択しうるが、実用性の高い置換基について説明する
だめ、式(1)に置換基を入れてポルフィリン錯体を示
すと次の一般式(1′)のように示すことができる。
式中好ましい置換基を例示すれば、Xl、X2、X3、
X4は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子もし
くは炭素数1〜4の炭化水素基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、フェニル基(フェニル基は1〜5のハロゲン原
子、炭素数1〜4の炭化水素、炭素数1〜4のアルコキ
シ基又はフェニル基で置換されていてもよい)であり、
またR1 、 R2、R”、R4、R5,、R’、R’
、R”td水素原子、炭素数1〜4の炭化水素、炭素数
1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子あるいは炭素数1
〜4のアルキルアミノ基、ニトロ基である。尚Mはマン
ガン、コバルト、鉄又は銅である。
フタロシアニン錯体はよく知られるように式(II)で
示される基本骨格を有する錯体である。かかるフタロシ
アニン錯体の置換基も前記同様特に限定されないが、実
用性の高いものを例示する意味で置換基を入れて示すと
次の−数式(■′)のように示すことができる。
式中好ましい置換基を例示すれば R1、R2、R3、
R4、R11、R6、R? 、R11、Re 、RIG
 、 Hll 、R1! 、 R13、R14、R15
、R11Bは水素原子、炭素数1〜4の炭化水素基、炭
素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、炭素数1〜
4のアルキルアミノ基であシ、Mはマンガン、鉄、コバ
ルト又は銅である。
これらの有機金属錯体において、4個の窒素原子は金属
に対し平面四辺彫型ないしはそれに近い形で配位してい
ると推察されるが、必要に応じてさらに第5番目あるい
は第6番目の配位子として例えば酸素分子、酸素原子、
−酸化炭素、−酸化窒素などのガス、塩素、臭累、フッ
素、ヨウ素などのハロゲンイオン、メチラート、エチラ
ート、フェノラート、イソチオシアネート、アジド、ハ
クドロオキサイド、シアナイド、パーフロレート、メタ
ンチオラート、アセテートなどの親核種、ピリジン、イ
ミダゾールなどの有機塩基、テトラヒドロフラン、R4
−ジオキサンなどのエーテル類アセトニトリルなど配位
能を有す各種化合物を使用してもよい。
尚、−数式(1′)におけるX11X2、X3、X4、
RI XR2、R3、R4、R5、Re、Rフ R11
及びMの例を表−1に化合物名と共に例示し、−数式(
■′)におけるR1 、 R2、R3、R4、R5、R
6、R7、R8、R9、RIG 、 R11、R12、
R13、R14\R11、R16及びMの例を表−2に
化合物名と共に例示する。これらのほとんどは入手容易
なものである。
使用する有機金属錯体触媒の合成は公知であシボルフイ
リン金(4錯体触媒の合成法としては、ポルフィリン、
金属塩の存在下有機酸中で還流する方法(J、 Am、
 Chem、 5ac−。
81.51111959)、ポルフィリン、金属塩の存
在下、DMF中で還流する方法(J、Inorg、Nu
cl、 ChetrH32,24431970)、ポル
フィリン、金属アセチルアセトナートの存在下、ベンゼ
ン、クロロホルム、フェノールなどの有機溶媒中で還流
する方法(Justus LiebigsAnn、Ch
em、 745 、135. 1971 )などにより
容易に合成できる。尚ポルフィリンはよく知られるよう
にピローX、CHO)との反応等により容易に合成でき
る。またフタロシアニン金属錯体触媒はエタノール中無
水金属塩とフタロシアニンー2−リチウムとを室温で反
応させる方法(J。
Chem、Soc、、1157 1938 )によって
容易に合成できる。本発明方法を行なう為の有機金属錯
体触媒の使用量はβ−イソホロン1モルに対シて10 
 モル〜0.2 倍モルが好ましい。特に10 モル−
0,05倍モルが好ましい。
反応の選択率を妨げない限りにおいてはそれ以外のモル
比で行なうことができる。反応は有機塩基の存在下行な
うが、有機塩基としてはアルキルアミン特にジメチルア
ミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチ
ルアミン、トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジイソ
プロピルアミン、エチルブチルアミンの如き第2級また
は第3級アミンが好ましい。使用する有機塩基の量はβ
−インホロン1モルに対して0.02〜20倍モル、特
に0.1〜5倍モルが好ましい。反応は有機塩基のみの
存在下で行なうことができるが、他の溶媒と共存下に行
なうことが好ましい。反応溶媒トシテハ、ヘキサン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンの如き炭化水素系溶媒、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジメチルエーテル、エチレンクリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル
、ジエチレングリコール七ツメチルエーテル、テトラヒ
ドロピラン、ジオキサンの如きエーテル系溶媒、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、メ
チルブチルケトンの如きケトン系溶颯モノクロロエタン
、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、L2−
ジクロロエタンの如きハロゲン系溶媒、メタノール、エ
タノール、ブタノール、プロパツールの如きアルコール
系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジエチルホルムアミド、N−メチルピロリドンの如き
カルボキサアミド系溶媒、アセトニトリル、プロピオニ
トリル、ブチロニトリルの如きニトリル系溶媒、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチルの如きエステル系溶媒、
水、イソホロンこれらの任意の組合せからなる混合溶媒
があげられる。
水の添加はβ−イソホロンの転化速度を早める効果があ
る。
反応時間は0.1〜60時間特に0.5〜20時間が好
ましい。
反応温度は一30〜80℃特に0〜50℃が好ましい。
反応は常圧または加圧下で行なうことができる。
反応終了後は、たとえば溶媒ならびに有機塩基を減圧回
収後、減圧蒸留または、水蒸気蒸留するか反応液をろ過
しろ液を過剰の亜硫酸ナトリウム水溶液、硫酸第2鉄水
溶液、塩化第2鉄水溶液の如き、過酸化物失活剤に注ぎ
適当な抽出溶媒、例えば酢酸エチル、ベンゼン、トルエ
ン、ジエチルエーテル、四塩化炭素、クロロホルム、ジ
クロロエタン等を用いて抽出し溶媒層を採取した後、飽
和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で洗浄し、乾燥剤例
えば硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を蒸留回収すること
により35.5−1−リメチルシクロヘキサ−2−エン
ーL4−ジオンを得ることができる。4へ5−トリメチ
ルシクロヘキサ−2−エンーL4−ジオンは必要に応じ
て減圧蒸留、カラムクロマドグ2フイー、再結晶などの
手段で精製することができる。以下実施例により本発明
を説明する。
実施例1 温度計、攪拌装置、酸素導入装置をとりつけた10−フ
ラスコにβ−イソホロン502■(3,63X10  
モル)、エチレングリコールジメチルエーテル4.4m
l、)!jエチルアミン143岬(1,41X10  
モル)、フタロシアニンマンガン37111i(6,5
2X10  モル)を混合し、フラスコ内の気相部を酸
素で置換する。攪拌を開始し反応温度を30℃にコント
ロールしながら反応で消費された酸素ガスを常圧で気相
部に導入する。4時間攪拌後反応液をセライトを使用し
てろ過しろ液から減圧下エチレングリコールジメチルエ
ーテル、トリエチルアミンを回収することによシ589
■の液状残留物を得た。このものをガスクロマトグラフ
ィーで定量分析した結果a55− )ジメチルシクロヘ
キサ−2−エン−L4−ジオンを71.3重量%含有し
ていた。(反応収率75.0モル%) 実施例2 前記実施例1に記載の反応装置にβ〜イソホロン499
W(3,61X10  モル)、ジメチルフォルムアミ
ド4.4ゴ、トリエチルアミン143■(1,41X1
0  モル)、フタロシアニンマンガン3718?(6
,52X10  モル)を混合し、フラスコ内の気相部
を酸素で置換する。実施例1と同様の反応操作を行ない
30℃で3時間攪拌後反応液をセライトを使用してろ過
しろ液から減圧下、トリエチルアミン、ジメチルフォル
ムアミドを回収するこにより631■の液状残留物を得
た。このものをガスクロマトグラフィーで定量分析した
結果a55− )ジメチルシクロヘキサ−2−エン−L
4−ジオンを69.4重量%含有していた。
(反応収率7&7モル%) 実施例3 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン500
mW(3,62X10  モル)、ジメチルフォルムア
ミド4.4 ml。
トリエチルアミン145119(1,43X10  モ
ル)、フタロシアニンマンガン7.51119(1,3
2X10  モル)を混合し、フラスコ内の気相部を酸
素で置換する。実施例1と同様の反応操作を行ない30
℃で6,5時間攪拌後、減圧下、トリエチルアミン、ジ
メチルフォルムアミドを回収することによシロ45■の
液状残留物を得た。このものをガスクロマトグラフィー
で定量分析した結果355−トリメチルシクロヘキサ−
2−エン−L4−ジオンを67.8重量%含有していた
。(反応収率78.4モル%)実施例4 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン501
wq(3,62X10  モル)、トリエチルアミン1
491’1i(1,47X10  モル)、酢酸エチル
0.16 d、エチレンクリコールジメチルエーテル4
.4m、フタロシアニン鉄75w1(1,32xlO−
1ニル)を混合し、フラスコ内の気相部を酸素で置換す
る。実施例1と同様の反応操作を行ない30℃で6.7
時間攪拌後、反応液をセライトを使用してろ過し、ろ液
から減圧下、エチレングリコールジメチルエーテル、ト
リエチルアミン、酢酸エチルを回収することによ、95
4 ’JIFの液状残留物を得た。このものをガスクロ
マトグラフィーで定量分析した結果λ55−トリメチル
シクロヘキサ−2−エン−いトジオンを80.0重量%
含有していた。C反応収率7&6モル%) 実施例5 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン505
■(3,65X10  モル)、トリエチルアミン14
0■(1,38X10  モル)、水176■、エチレ
ングリコールジメチルエーテル4.4 ml、フタロシ
アニン鉄29■(5,10X10  モル)を混合し、
フラスコ内の気相部を酸素で置換する。実施例1と同様
の反応操作を行ない、30℃で8時間攪拌後、反応液を
セライトを使用しろ過しろ液から減圧下、エチレングリ
コールジメチルエーテル、トリエチルアミンを回収する
ことにより569■の液状残留物を得た。このものをガ
スクロマトグラフィーで定量分析した結果a55−トリ
メチルシクロヘキサ−2−エンーL4−ジオンを73.
8重量%含有していた。(反応収率74.5モル%) 実施例6 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン500
!(3,61X10  モル)、トリエチルアミ/14
3!Iv(1,41X10  モル)、水176■、エ
チレングリコールジメチルエーテル4.4 ml、フタ
ロシアニンコバルト75W(1,31X10  モル)
を混合し、フラスコ内の気相部を酸素で置換する。実施
例1と同様の反応操作を行ない30℃で6.5時間攪拌
後、反応液をセライトを使用し、ろ過しろ液から減圧下
、エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチルア
ミンを回収することによシロ21■の液状残留物を得た
。このものをガスクロマトグラフィーで定量分析した結
果3.a5− トリメチルシクロヘキサ−2−エンーL
4−ジオンを52.0重量%含有していた。(反応収率
57.9モル%) 実施例7 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン500
wq(3,61X10  モル)、トリエチルアミン1
43*(1,41X10  モル)、酢酸エチル0.1
61Rt、エチレングリコールジメチルエーテル4.4
m1s  1,2.a4aaIQIL15.1へ17.
18,22,23.2425−へキサデカクロロフタロ
シアニン鋼75■(6,65XIOモル>を混合wフラ
スコ内の気相部を酸素で置換する。実施例1と同様の反
応操作を行ない、30℃で6.5時間攪拌後、反応液を
セライトを使用しろ過しろ液から減圧下、酢酸エチル、
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチルアミ
ンヲ回収することにより595■の液状残留物を得た。
このものをガスクロマトグラフィーで定量分析した結果
a5.5− トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,
4−ジオン全6重量%重t%含有していた。(反応収率
67.3モルcIb)実施例8 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン500
■(3,61X10  モル)、トリエチルアミン14
3Ni(1,41X10  モル)、水176119%
 エチレングリコールジメチルエーテル4.4 d、L
2.:la!N O,I Ll 5゜1へ17.18,
22.23,24.25−へキサデカクロロフタロシア
ニン銅753F(6,65X10  モル)を混合しフ
ラスコ内の気相部を酸素で置換する。実施例1と同様の
反応操作を行ない30℃で5時間攪拌後、反応液をセラ
イトを使用し、ろ過しろ液から減圧下、トリエチルアミ
ン、エチレングリコールジメチルエーテルを回収するこ
とによシロ75■の液状残留物を得た。このものをガス
クロマトグラフィーで定量分析した結果315.5−H
メチルシクロヘキサ−2−エンーL4−ジオンを58.
2重量%含有していた。
(反応収率70.4%) 実施例9 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン501
η(3,62X 10  モル)、トリエチルアミン1
43■(1,41X10  モル)、エチレングリコー
ルジメチルエーテル4.4 ml、クロロ−へIQlへ
20−テトラフェニルポルフィリナトマンガン7.5■
(1,07X10  モル)全混合し、フラスコ内の気
相部を酸素で置換する。実施例1と同様の操作を行ない
30℃で4時間攪拌後、反応液から減圧下、エチレング
リコールジメチルエーテル、トリエチルアミンを回収す
ることにより592■の液状残留物を得た。このものを
ガスクロマトグラフィーで定量分析した結果3.a5−
 )サメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオン
を88.8重量%含有していた。(反応収率94.0%
)実施例10 温度計、攪拌装置、酸素導入装置をと)つけた20dフ
ラスコにβ−イソホロン1001■(7,24X10 
 モル)、トリエチルアミ/285mq(2,82X1
0  モル)、水366■、エチレングリコールジメチ
ルエーテル8.8#I/、クロロ−51Q1520−テ
トラフェニルポルフィリナトマンガン2.0■(2,8
4X 10  モル)ヲ混合シフラスコ内の気相部を酸
素で置換する。実施例1と同様の反応操作を行ない30
℃で1.5時間攪拌後、反応液から減圧下、エチレング
リコールジメチルエーテルトリエチルアミンを回収する
ことにより1312■の液状残留物を得た。このものを
ガスクロマトグラフィーで定量分析した結果3,5.5
−トリメチルシクロヘキサ−2−エンーL4−ジオン’
t82.1重量%含有していた。(反応収率96.4チ
)実施例11 前記実施例10に記載の反応装置にβ−イソホロン10
00111P(7,24X10  モル)、トリエチル
アミン287W(2,84X10  モル)、水356
v、−1nチレンクリコールジメテルエーテル&8−1
塩化メチレン1.0−151Q1520−テトラフェニ
ルポルフィリナトマンガン11Ni(2,84X10 
 モル)を混合し、7う7.=r内の気相部を酸素で置
換する。実施例1と同様の反応操作を行ない30℃で2
.5時間攪拌後、ろ液から減圧下、エチレングリコール
、ジメチルエーテル、トリエチルアミンを回収すること
により1329■の液状残留物を得た。このものをガス
クロマトグラフィーで定量分析した結果&55−1リメ
チルシクロヘキサー2−エンーL4−ジオンを8λ3重
′#チ含有していた。(反応収率9s、o%)実施例1
2 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン500
■(3,62X10  モル)、トリエチルアミン14
4■+1.42X10  モル)、エチレングリコール
ジメチルエーテル4.4m、51Q1520−テトラフ
ェニルポルフィリナトコバルト75■(1,12X10
  モル)を混合し7ラスコ内の気相部を酸素で置換す
る。実施例1と同様の反応操作を行ない30℃で6.5
時間攪拌後、反応液をセライトを使用しろ過し、ろ液か
ら減圧下、エチレングリコールジメチルエーテル、トリ
エチルアミンを回収することによ、り559Wの液状残
留物を得た。このものをガスクロマトグラフィーで定量
分析した結果3.55−1メチルシクロヘキサ−2−エ
ンーL4−ジオンを72.4重量%含有していた。(反
応収率72.5%) 実施例13 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン500
■(3,62X10  モル)、トリエチルアミン14
4η(1,42X10  モル)、酢酸エチル0.16
 ml、エチレンクリコールジメチルエーテル4.4m
、クロロ−5IQ15゜20−テトラフェニルポルフィ
リナトコバルト6611q(9,33X10  モル)
を混合しフラスコ内の気相部を酸素で置換する。実施例
1と同様の反応操作を行ない30℃で6.5時間攪拌後
、反応液をセライトを使用しろ過し、ろ液から減圧下、
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチルアミ
ンを回収することにより569岬の液状残留物を得た。
このものをガスクロマトグラフィーで定量分析した結果
35.5−)ツメチルシクロヘキサ−2−エン−L4−
ジオンを78.0重量%含有していた。(反応収率79
.6%) 実施例14 前記実施例1に記載の反応装置にβ−イソホロン499
!(3,61X 10  モル)、トリエチルアミン1
481F(1,46X10  モル)、酢酸エチル0.
16m、エチレンクリコールジメチルエーテル4.4#
I/、クロロ−51Qla20−テトラフェニルポルフ
ィリナト鉄75119(1,07X10  モル)を混
合し、フラスコ内の気相部を酸素で置換する。実施例1
と同様の反応操作を行ない30℃で6,5時間攪拌後、
反応液をセライトを使用しろ過し、ろ液から減圧下、エ
チレングリコールジメチルエーテル、トリエチルアミン
を回収することによう532■の液状残留物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−
    1−オンを有機塩基とマンガン、鉄、コバルト又は銅原
    子に少なくとも4個の窒素原子が配位してなる有機金属
    錯体触媒の存在下分子状酸素または分子状酸素含有ガス
    で酸化することを特徴とする3,5,5−トリメチルシ
    クロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法。 2、有機金属錯体触媒がマンガン、コバルト、鉄又は銅
    のポルフィリン錯体である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3、有機金属錯体触媒がマンガン、コバルト、鉄又は銅
    のフタロシアニン錯体である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP62250625A 1987-10-06 1987-10-06 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0819030B2 (ja)

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EP0311408B1 (en) 1993-03-31
EP0311408A2 (en) 1989-04-12
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