JPH018655Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018655Y2 JPH018655Y2 JP18351383U JP18351383U JPH018655Y2 JP H018655 Y2 JPH018655 Y2 JP H018655Y2 JP 18351383 U JP18351383 U JP 18351383U JP 18351383 U JP18351383 U JP 18351383U JP H018655 Y2 JPH018655 Y2 JP H018655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil cooler
- tank
- nut
- aluminum
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 23
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 5
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
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- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の技術分野
本考案はラジエータ内蔵型オイルクーラの取付
構造に係り、特にアルミニウムタンク内にアルミ
ニウム以外の素材からなるオイルクーラを取り付
けるに好適な取付構造に関する。
構造に係り、特にアルミニウムタンク内にアルミ
ニウム以外の素材からなるオイルクーラを取り付
けるに好適な取付構造に関する。
(ロ) 技術の背景
一般に、トルクコンバータ等のオイルを冷却す
るために、第1図に示す如くラジエータ1の下タ
ンク2内に同心二重管構造のオイルクーラ3を装
着したものが知られてい。この種のラジエータ内
蔵型オイルクーラ3ではオイル出入口部を形成す
るパイプ4をタンク壁から外部に臨ませてオイル
配管系に接続される。従つて、オイルクーラ3は
タンク2の側壁貫通部であるコネクタにより支持
されるが、当該支持部にて振動等の影響を受けて
緩み等が発生することのないようにオイルクーラ
3とタンク2とが一体ろう付けにより確実に取り
付けられることが望まれる。
るために、第1図に示す如くラジエータ1の下タ
ンク2内に同心二重管構造のオイルクーラ3を装
着したものが知られてい。この種のラジエータ内
蔵型オイルクーラ3ではオイル出入口部を形成す
るパイプ4をタンク壁から外部に臨ませてオイル
配管系に接続される。従つて、オイルクーラ3は
タンク2の側壁貫通部であるコネクタにより支持
されるが、当該支持部にて振動等の影響を受けて
緩み等が発生することのないようにオイルクーラ
3とタンク2とが一体ろう付けにより確実に取り
付けられることが望まれる。
(ハ) 従来技術と問題点
ところで、車両軽量化の観点からラジエータ1
のアルミニウム化が図られているが、オイルクー
ラ3がアルミニウム以外の異種金属で構成されて
いる場合、アルミニウムタンクに対して一体ろう
付け構造とすることは不可能であつた。このた
め、従来のオイルクーラの取付構造は第2図に示
す如く、ナツトにより締め付けるのみの構造とさ
れていた(実公昭57−6739号)。即ち、タンク2
の側壁にボス部5を形成し、これにオイルクーラ
3のコネクタ6を貫通させ、貫通面に介在させた
O−リング7を座板8、ナツト9により締め付け
る構造であつた。
のアルミニウム化が図られているが、オイルクー
ラ3がアルミニウム以外の異種金属で構成されて
いる場合、アルミニウムタンクに対して一体ろう
付け構造とすることは不可能であつた。このた
め、従来のオイルクーラの取付構造は第2図に示
す如く、ナツトにより締め付けるのみの構造とさ
れていた(実公昭57−6739号)。即ち、タンク2
の側壁にボス部5を形成し、これにオイルクーラ
3のコネクタ6を貫通させ、貫通面に介在させた
O−リング7を座板8、ナツト9により締め付け
る構造であつた。
然し乍ら、上記従来の取付構造ではタンク2に
貫通させたコネクタ6にナツト9を螺着して締め
付けているのみであるため、エンジン振動や走行
振動等に起因してナツト9の緩みが生じ易く、こ
のような振動系に置かれる構造としては極めて不
安定なものであつた。
貫通させたコネクタ6にナツト9を螺着して締め
付けているのみであるため、エンジン振動や走行
振動等に起因してナツト9の緩みが生じ易く、こ
のような振動系に置かれる構造としては極めて不
安定なものであつた。
(ニ) 考案の目的
本考案は上記従来の問題点に着目し、アルミニ
ウムタンクに対し、アルミニウム以外の異種金属
からなるオイルクーラをろう付けにより一体的に
取り付けることができる構造のラジエータ内蔵型
オイルクーラの取付構造を提供することを目的と
する。
ウムタンクに対し、アルミニウム以外の異種金属
からなるオイルクーラをろう付けにより一体的に
取り付けることができる構造のラジエータ内蔵型
オイルクーラの取付構造を提供することを目的と
する。
(ホ) 考案の構成
本考案は斯かる目的を達成するために、アルミ
ニウムタンクに内蔵されるオイルクーラの両端部
に設けたコネクタをタンク壁から突出させて取り
付ける取付構造にして、前記コネクタにはタンク
壁を挟んでクラツド材からなるナツトを螺着して
アルミニウムタンクに焼成ろう着するとともに、
前記ナツトとの間にガスケツト及びワツシヤを介
して締付ナツトを螺着させるように構成した。
ニウムタンクに内蔵されるオイルクーラの両端部
に設けたコネクタをタンク壁から突出させて取り
付ける取付構造にして、前記コネクタにはタンク
壁を挟んでクラツド材からなるナツトを螺着して
アルミニウムタンクに焼成ろう着するとともに、
前記ナツトとの間にガスケツト及びワツシヤを介
して締付ナツトを螺着させるように構成した。
(ヘ) 考案の実施例
以下、本考案に係るラジエータ内蔵型オイルク
ーラの取付構造を第3図及び第4図を参照して詳
細に説明する。
ーラの取付構造を第3図及び第4図を参照して詳
細に説明する。
アルミニウムタンク10に内蔵され、アルミニ
ウム以外の異種金属から構成されるオイルクーラ
11は端部にコネクタ12を有し、このコネクタ
12をタンク壁に設けた取付穴13に挿入して外
部に突出させている。このコネクタ12の先端に
はパイプ14を設け、オイル配管系に接続するよ
うにしている。コネクタ12には外周にねじ12
Aを刻設し、突出端側からナツト15を螺着し、
コネクタ基端の受けフランジ12Bとの間でタン
ク壁を挾持するようになつている。このナツト1
5は予めろう材を被覆したクラツド材からなり、
コネクタ12への締着状態でこれらのアツセンブ
リを焼き上げ、ナツト15とアルミニウムタンク
10とをろう着するようにしている(第4図)。
この場合、ナツト15とタンク10とは同種金属
であるのでろう着には支障がない。
ウム以外の異種金属から構成されるオイルクーラ
11は端部にコネクタ12を有し、このコネクタ
12をタンク壁に設けた取付穴13に挿入して外
部に突出させている。このコネクタ12の先端に
はパイプ14を設け、オイル配管系に接続するよ
うにしている。コネクタ12には外周にねじ12
Aを刻設し、突出端側からナツト15を螺着し、
コネクタ基端の受けフランジ12Bとの間でタン
ク壁を挾持するようになつている。このナツト1
5は予めろう材を被覆したクラツド材からなり、
コネクタ12への締着状態でこれらのアツセンブ
リを焼き上げ、ナツト15とアルミニウムタンク
10とをろう着するようにしている(第4図)。
この場合、ナツト15とタンク10とは同種金属
であるのでろう着には支障がない。
また、前記ナツト15の外側内縁部には切欠段
部15Aが形成されており、この段部15A内に
封水を図るための弾性ガスケツト16を装着する
ようにしている。そして、ガスケツト16の装着
後に平板円盤状の座金17を介在させ、これらを
コネクタ12の先端に螺着する締付ナツト18に
より締め付けて固定するものとなつている。
部15Aが形成されており、この段部15A内に
封水を図るための弾性ガスケツト16を装着する
ようにしている。そして、ガスケツト16の装着
後に平板円盤状の座金17を介在させ、これらを
コネクタ12の先端に螺着する締付ナツト18に
より締め付けて固定するものとなつている。
このような構成に係る取付構造によれば、アル
ミニウム以外の異種金属で構成されたオイルクー
ラ11をアルミニウムタンク10に取り付けるに
際し、取付穴13にコネクタ12を通してナツト
15を螺着して締め付け、これを焼成することに
よりクラツド材からなるナツト15とアルミニウ
ムタンク10とが一体ろう付けされる。ナツト1
5はオイルクーラ11がコネクタ12に螺合され
ているので、結局オイルクーラ11がアルミニウ
ムタンク10にろう着された状態となる。そして
ガスケツト16、座金17を介して締付ナツト1
8をコネクタ12に螺着することによりタンク1
0からの液洩れも防止することができる。
ミニウム以外の異種金属で構成されたオイルクー
ラ11をアルミニウムタンク10に取り付けるに
際し、取付穴13にコネクタ12を通してナツト
15を螺着して締め付け、これを焼成することに
よりクラツド材からなるナツト15とアルミニウ
ムタンク10とが一体ろう付けされる。ナツト1
5はオイルクーラ11がコネクタ12に螺合され
ているので、結局オイルクーラ11がアルミニウ
ムタンク10にろう着された状態となる。そして
ガスケツト16、座金17を介して締付ナツト1
8をコネクタ12に螺着することによりタンク1
0からの液洩れも防止することができる。
当該実施例によれば、オイルクーラ11がアル
ミニウムタンク10にろう着される結果となるた
め、アルミニウムタンク10内で片持ち支持構造
となつていても両者の結合がより実になされ、し
かも振動が作用してもナツト15にねじ緩みが生
じる虞れが全くなくなる。このため、該オイルク
ーラ11の組付の信頼性を増すことができるので
ある。また、ナツト15とコネクタ12間の液洩
れも締付ナツト18との間に介在されるガスケツ
ト16により確実にシールされるので、アルミニ
ウムタンク10自身の信頼性を低下させることも
ない。
ミニウムタンク10にろう着される結果となるた
め、アルミニウムタンク10内で片持ち支持構造
となつていても両者の結合がより実になされ、し
かも振動が作用してもナツト15にねじ緩みが生
じる虞れが全くなくなる。このため、該オイルク
ーラ11の組付の信頼性を増すことができるので
ある。また、ナツト15とコネクタ12間の液洩
れも締付ナツト18との間に介在されるガスケツ
ト16により確実にシールされるので、アルミニ
ウムタンク10自身の信頼性を低下させることも
ない。
(ト) 考案の効果
以上の如く、本考案によれば、アルミニウムタ
ンクに対しアルミニウム以外の異種金属からなる
ラジエータ内蔵型オイルクーラを一体にろう着構
造として容易に取り付けることができると云う優
れた効果を奏する。
ンクに対しアルミニウム以外の異種金属からなる
ラジエータ内蔵型オイルクーラを一体にろう着構
造として容易に取り付けることができると云う優
れた効果を奏する。
第1図はオイルクーラを取り付けたラジエータ
の正面図、第2図は従来のオイルクーラ取付構造
を示す断面図、第3図は本考案の実施例に係る取
付構造のろう着前の組付状態を示す要部断面側面
図、第4図は同ろう着後の組付構造を示す要部断
面側面図である。 10……アルミニウムタンク、11……オイル
クーラ、12……コネクタ、14……パイプ、1
5……ナツト、16……ガスケツト、17……座
金、18……締付ナツト。
の正面図、第2図は従来のオイルクーラ取付構造
を示す断面図、第3図は本考案の実施例に係る取
付構造のろう着前の組付状態を示す要部断面側面
図、第4図は同ろう着後の組付構造を示す要部断
面側面図である。 10……アルミニウムタンク、11……オイル
クーラ、12……コネクタ、14……パイプ、1
5……ナツト、16……ガスケツト、17……座
金、18……締付ナツト。
Claims (1)
- アルミニウムタンクに内蔵されるオイルクーラ
の両端部に設けたコネクタをタンク壁から突出さ
せて取り付ける取付構造にして、前記コネクタに
はタンク壁を挟んでクラツド材からなるナツトを
螺着してアルミニウムタンクに焼成ろう着すると
ともに、前記ナツトとの間にガスケツト及びワツ
シヤを介して締付ナツトを螺着させたことを特徴
とするラジエータ内蔵型オイルクーラの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18351383U JPS6090522U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ラジエ−タ内蔵型オイルク−ラの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18351383U JPS6090522U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ラジエ−タ内蔵型オイルク−ラの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090522U JPS6090522U (ja) | 1985-06-21 |
JPH018655Y2 true JPH018655Y2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=30397147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18351383U Granted JPS6090522U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ラジエ−タ内蔵型オイルク−ラの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090522U (ja) |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP18351383U patent/JPS6090522U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6090522U (ja) | 1985-06-21 |
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