JPH0159368B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0159368B2 JPH0159368B2 JP13891387A JP13891387A JPH0159368B2 JP H0159368 B2 JPH0159368 B2 JP H0159368B2 JP 13891387 A JP13891387 A JP 13891387A JP 13891387 A JP13891387 A JP 13891387A JP H0159368 B2 JPH0159368 B2 JP H0159368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- diameter
- specific gravity
- synthetic resin
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 2
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 description 1
- WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N antimony atom Chemical compound [Sb] WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 description 1
- JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N bismuth atom Chemical compound [Bi] JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は漁業用、その他に使用する比重の大き
い繊維を製造する方法に関するものである。
い繊維を製造する方法に関するものである。
従来の技術
重比重繊維の製造法としては、鉛等の重金属糸
条をナイロン等のポリアミド樹脂でコーテイング
して延伸する方法や特開昭48−32671号公報に見
られるように二重のノズルを用いて内側ノズルか
ら重金属を溶融状態に押出すと同時に外側ノズル
からポリアミド樹脂を押出して溶融紡糸したもの
を延伸して重金属を切断封入させる方法等が知ら
れているが、何れもコーテイング樹脂を加熱延伸
するため鉛に多量のビスマス等を合金して溶融点
をコーテイング樹脂に近付ける必要があり、材料
コストが嵩み比重も軽くなると共に特に内部の鉛
合金等の重金属線がコーテイング樹脂の延伸に追
従できず、分断されて重金属線のあるところとな
いところが生じ、従つて撚り合せた場合に撚りに
不均衡が起つたり、編網した場合結節が緩んだり
する欠陥がある。
条をナイロン等のポリアミド樹脂でコーテイング
して延伸する方法や特開昭48−32671号公報に見
られるように二重のノズルを用いて内側ノズルか
ら重金属を溶融状態に押出すと同時に外側ノズル
からポリアミド樹脂を押出して溶融紡糸したもの
を延伸して重金属を切断封入させる方法等が知ら
れているが、何れもコーテイング樹脂を加熱延伸
するため鉛に多量のビスマス等を合金して溶融点
をコーテイング樹脂に近付ける必要があり、材料
コストが嵩み比重も軽くなると共に特に内部の鉛
合金等の重金属線がコーテイング樹脂の延伸に追
従できず、分断されて重金属線のあるところとな
いところが生じ、従つて撚り合せた場合に撚りに
不均衡が起つたり、編網した場合結節が緩んだり
する欠陥がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明は種々実験した結果、合成樹脂を被覆し
た鉛線を合成樹脂と共にダイス引きで順次延伸加
工することにより鉛線を切断することなく細径に
延伸できることに成功し、極めて簡易な手段でフ
イラメント各部の比重が均質な重比重繊維を能率
良く製造できるようにしたことを目的とするもの
である。
た鉛線を合成樹脂と共にダイス引きで順次延伸加
工することにより鉛線を切断することなく細径に
延伸できることに成功し、極めて簡易な手段でフ
イラメント各部の比重が均質な重比重繊維を能率
良く製造できるようにしたことを目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段
本発明は前記目的を達成するための手段とし
て、鉛線に表面滑性の大きい合成樹脂を被覆した
後両者を順次小径のダイスに挿通して引抜き加工
して所定の細径に延伸することを要旨とするもの
である。
て、鉛線に表面滑性の大きい合成樹脂を被覆した
後両者を順次小径のダイスに挿通して引抜き加工
して所定の細径に延伸することを要旨とするもの
である。
本発明の詳細を説明すると、線引加工又は押出
し成型した径1.0〜0.6mmの鉛線の外周にポリエチ
レン、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン
等の表面滑性の大きい合成樹脂を厚さ0.5mm前後
被覆した後、これを口径の順次小さくなる複数の
ダイスに順次に挿通して引抜き加工しながら延伸
して0.6〜1.0mm程度の細径に延伸して切断されな
い鉛線を封入した均質細径のフイラメントを製造
する。
し成型した径1.0〜0.6mmの鉛線の外周にポリエチ
レン、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン
等の表面滑性の大きい合成樹脂を厚さ0.5mm前後
被覆した後、これを口径の順次小さくなる複数の
ダイスに順次に挿通して引抜き加工しながら延伸
して0.6〜1.0mm程度の細径に延伸して切断されな
い鉛線を封入した均質細径のフイラメントを製造
する。
このようにして製造したフイラメントは撚りに
不均衡が生ずることがないので、撚合して漁網糸
その他の重比重糸として、また鉛の吸音効果を利
用した防音用編織糸等として使用するものであ
る。
不均衡が生ずることがないので、撚合して漁網糸
その他の重比重糸として、また鉛の吸音効果を利
用した防音用編織糸等として使用するものであ
る。
しかして本発明の前記鉛線とは線条に形成する
ため鉛に対して少量の錫、アンチモニー等を混合
したものを意味するものであるが、前記溶融点を
コーテイング樹脂に近付けるような合金は意味す
るものではない。
ため鉛に対して少量の錫、アンチモニー等を混合
したものを意味するものであるが、前記溶融点を
コーテイング樹脂に近付けるような合金は意味す
るものではない。
実施例
線引加工した直径7mmの鉛線にポリエチレン樹
脂を厚さ0.5mmに被覆して直径1.7mm、1m当り重
量5.8gの合成樹脂被覆鉛線を形成し、これを口
径1.62mmのダイスから最後の口径0.8mmのダイス
まで順次口径の小さくなる18個のダイスに順次挿
通して引抜き加工して3.6倍に延伸し、鉛線径
0.25mm、ポリエチレン樹脂の厚さ0.275mmの直径
0.8mm、1m当り重量1.6gの鉛線の切断されない
フイラメントを製造する。
脂を厚さ0.5mmに被覆して直径1.7mm、1m当り重
量5.8gの合成樹脂被覆鉛線を形成し、これを口
径1.62mmのダイスから最後の口径0.8mmのダイス
まで順次口径の小さくなる18個のダイスに順次挿
通して引抜き加工して3.6倍に延伸し、鉛線径
0.25mm、ポリエチレン樹脂の厚さ0.275mmの直径
0.8mm、1m当り重量1.6gの鉛線の切断されない
フイラメントを製造する。
発明の効果
本発明は鉛線を被覆合成樹脂と共に順次小径の
ダイスで引抜き延伸加工することにより、鉛線の
切断されない各部均質な細径の重比重フイラメン
トを製造することができ、従つて撚合した場合で
も撚りに不均衡を生じたり、編網したときに結節
がずれたりすることがないと共に線条鉛線に使用
できる通常の鉛線を使用できるため従来のような
合金を使用する方法に比し低コストで比重も軽く
ならず、生産性も良い優れた特徴を有する。
ダイスで引抜き延伸加工することにより、鉛線の
切断されない各部均質な細径の重比重フイラメン
トを製造することができ、従つて撚合した場合で
も撚りに不均衡を生じたり、編網したときに結節
がずれたりすることがないと共に線条鉛線に使用
できる通常の鉛線を使用できるため従来のような
合金を使用する方法に比し低コストで比重も軽く
ならず、生産性も良い優れた特徴を有する。
Claims (1)
- 1 鉛線に表面滑性の大きい合成樹脂を被覆した
後両者を順次小径のダイスに挿通して引抜き加工
して所定の細径に延伸することを特徴とする重比
重繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13891387A JPS63303142A (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 重比重繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13891387A JPS63303142A (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 重比重繊維の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63303142A JPS63303142A (ja) | 1988-12-09 |
JPH0159368B2 true JPH0159368B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=15233071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13891387A Granted JPS63303142A (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 | 重比重繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63303142A (ja) |
-
1987
- 1987-06-04 JP JP13891387A patent/JPS63303142A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63303142A (ja) | 1988-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4546769A (en) | Suture thread | |
US7584596B2 (en) | Method of manufacturing line of autohesion thread | |
JP5107454B2 (ja) | テーパー状マルチフィラメント糸条 | |
US3808725A (en) | Fishing net having a large specific gravity | |
US3041915A (en) | Process for the manufacture of net-like structures from synthetic fibers | |
JP2002339179A (ja) | 低伸度糸 | |
JPH0159368B2 (ja) | ||
US2812782A (en) | Monofilament and fabric made thereby | |
JP4754095B2 (ja) | テーパー状マルチフィラメント糸条およびその製造方法 | |
JP4627119B2 (ja) | 金属線断片を芯部に有する組紐 | |
US3492803A (en) | Process and apparatus for making yarns of polymeric material | |
CN1092721C (zh) | 高支长丝细聚酯纱的制造方法及由该方法制得的产品 | |
JP2795652B2 (ja) | 多層構造加工糸 | |
JPS607045B2 (ja) | 多角断面多孔中空糸 | |
US3468117A (en) | Continuous filament yarns | |
US3309862A (en) | Rope manufacturing process | |
JP3061412U (ja) | 切断に強い混合糸 | |
JP6867008B2 (ja) | 剛性に優れた無結節網の製造方法 | |
JPS6249374B2 (ja) | ||
JPH09154457A (ja) | 延縄用幹縄および釣糸 | |
JPS5858448B2 (ja) | スラブ調嵩高糸の製造方法 | |
JPH0784031B2 (ja) | 異形合成樹脂線材の製造方法 | |
RU37103U1 (ru) | Обкруточная пряжа | |
JPS5818460B2 (ja) | 漁網用トワイン | |
JPH048528B2 (ja) |