JPH0142715B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142715B2 JPH0142715B2 JP60247639A JP24763985A JPH0142715B2 JP H0142715 B2 JPH0142715 B2 JP H0142715B2 JP 60247639 A JP60247639 A JP 60247639A JP 24763985 A JP24763985 A JP 24763985A JP H0142715 B2 JPH0142715 B2 JP H0142715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- sewing
- sewing machine
- presser
- needle
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 53
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 20
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B29/00—Pressers; Presser feet
- D05B29/02—Presser-control devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明はミシンに係り、特に下端に押え足が
装着された押え足を昇降させるための布押え昇降
装置に関するものである。
装着された押え足を昇降させるための布押え昇降
装置に関するものである。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は縫製運転の終了に際して押え足が最
上昇位置に自動的に移動配置されて、加工布の取
り出しを容易に行うことができ、しかも、押え足
が最上昇位置に移動配置されてから所定時間経過
後にその押え足が最上昇位置と最下降位置との間
の任意の上昇位置に自動的に移動配置されて、引
き続く縫製のための加工布の位置決めを容易に行
うことができるミシンの布押え昇降装置を提供し
ようとするものである。
上昇位置に自動的に移動配置されて、加工布の取
り出しを容易に行うことができ、しかも、押え足
が最上昇位置に移動配置されてから所定時間経過
後にその押え足が最上昇位置と最下降位置との間
の任意の上昇位置に自動的に移動配置されて、引
き続く縫製のための加工布の位置決めを容易に行
うことができるミシンの布押え昇降装置を提供し
ようとするものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記のような問題点に着目してなさ
れたものであつて、ミシン機枠1に昇降可能に支
持され下端に押え足4が装着された押え棒2と、
その押え棒2を昇降させるための駆動手段18と
を備えたミシンにおいて、縫製運転の終了に際
し、前記駆動手段18を作動させて、前記押え足
4を最上昇位置に移動配置させる第1の制御手段
51と、その第1の制御手段51により押え足4
が最上昇位置に配置された時からの所定の時間を
設定するためのタイマ手段31と、そのタイマ手
段31の設定時間経過後に前記駆動手段18を作
動させて、前記押え足4を最上昇位置と最下降位
置との間の任意の上昇位置に移動配置させる第2
の制御手段51とを備えている。
れたものであつて、ミシン機枠1に昇降可能に支
持され下端に押え足4が装着された押え棒2と、
その押え棒2を昇降させるための駆動手段18と
を備えたミシンにおいて、縫製運転の終了に際
し、前記駆動手段18を作動させて、前記押え足
4を最上昇位置に移動配置させる第1の制御手段
51と、その第1の制御手段51により押え足4
が最上昇位置に配置された時からの所定の時間を
設定するためのタイマ手段31と、そのタイマ手
段31の設定時間経過後に前記駆動手段18を作
動させて、前記押え足4を最上昇位置と最下降位
置との間の任意の上昇位置に移動配置させる第2
の制御手段51とを備えている。
(作用)
従つて、この発明のミシンの布押え昇降装置に
おいては、タイマ手段31の作動時間を予め設定
しておけば、縫製運転の終了に際し、駆動手段1
8が作動されて、押え足4が最上昇位置まで自動
的に移動配置され、この時から前記タイマ手段3
1の設定時間経過後に押え足4が最上昇位置と最
下降位置との間の任意の上昇位置に自動的に移動
配置される。
おいては、タイマ手段31の作動時間を予め設定
しておけば、縫製運転の終了に際し、駆動手段1
8が作動されて、押え足4が最上昇位置まで自動
的に移動配置され、この時から前記タイマ手段3
1の設定時間経過後に押え足4が最上昇位置と最
下降位置との間の任意の上昇位置に自動的に移動
配置される。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図面に従つて詳細
に説明する。
に説明する。
さて、この実施例のミシンにおいては、第1図
に示すようにミシン機枠1の頭部に押え棒2が昇
降可能に支持され、その上端には押え棒抱き3が
取着されるとともに、下端には押え足4が装着さ
れている。押え棒2上には押えばね2aが配設さ
れ、調節ねじ2bにて調節設定されたばね力に基
づき押え足4を介して加工布に押え圧力を付与す
るようになつている。押え棒抱き3に近接してミ
シン機枠1内には第1の回動レバー5が回動可能
に支持され、ばね6の作用により押え棒抱き3と
係合する方向に回動付勢されている。第1の回動
レバー5に対応してミシン機枠1内には第2の回
動レバー7が回動可能に支持され、その一方のア
ーム部と第1の回動レバー5との間には連結杆8
が介装されるとともに、他方のアーム部には作動
杆9が連結されている。
に示すようにミシン機枠1の頭部に押え棒2が昇
降可能に支持され、その上端には押え棒抱き3が
取着されるとともに、下端には押え足4が装着さ
れている。押え棒2上には押えばね2aが配設さ
れ、調節ねじ2bにて調節設定されたばね力に基
づき押え足4を介して加工布に押え圧力を付与す
るようになつている。押え棒抱き3に近接してミ
シン機枠1内には第1の回動レバー5が回動可能
に支持され、ばね6の作用により押え棒抱き3と
係合する方向に回動付勢されている。第1の回動
レバー5に対応してミシン機枠1内には第2の回
動レバー7が回動可能に支持され、その一方のア
ーム部と第1の回動レバー5との間には連結杆8
が介装されるとともに、他方のアーム部には作動
杆9が連結されている。
第1,2図に示すように前記ミシン機枠1の下
部に設けられたオイルパン10にはほぼ棒状の連
係部体11が押え棒2の上昇位置及び下降位置と
対応する上下の二位置間で直線移動可能に貫通支
持さ、その上部には前記作動杆9が下端にて係合
されている。そして、前記第1の回動レバー5、
連結杆8、第2の回動レバー7、作動杆9及びこ
の連係部体11によつて作動機構12が構成さ
れ、その作動機構12の連係部体11が上方に移
動された時、作動機構12の他の部材及び押え棒
抱き3を介して押え棒2及び押え足4が上昇され
るようになつている。
部に設けられたオイルパン10にはほぼ棒状の連
係部体11が押え棒2の上昇位置及び下降位置と
対応する上下の二位置間で直線移動可能に貫通支
持さ、その上部には前記作動杆9が下端にて係合
されている。そして、前記第1の回動レバー5、
連結杆8、第2の回動レバー7、作動杆9及びこ
の連係部体11によつて作動機構12が構成さ
れ、その作動機構12の連係部体11が上方に移
動された時、作動機構12の他の部材及び押え棒
抱き3を介して押え棒2及び押え足4が上昇され
るようになつている。
第1図に示すように、前記押え棒2の前方にお
いてミシン機枠1の頭部には針棒13が上下動可
能に支持され、この下端には針14が取着されて
いる。そして、ミシン機枠1の下方に設けられた
第5図に示すモータ15の起動に基づき、図示し
ないミシン主軸が回転された時、この針14が上
下動されて、ミシン機枠1のベツド部内に設けら
れた図示しない糸輪捕捉器との協働により、ベツ
ド上の加工布に縫目が形成されるようになつてい
る。
いてミシン機枠1の頭部には針棒13が上下動可
能に支持され、この下端には針14が取着されて
いる。そして、ミシン機枠1の下方に設けられた
第5図に示すモータ15の起動に基づき、図示し
ないミシン主軸が回転された時、この針14が上
下動されて、ミシン機枠1のベツド部内に設けら
れた図示しない糸輪捕捉器との協働により、ベツ
ド上の加工布に縫目が形成されるようになつてい
る。
第1〜4図に示すように、前記連係部体11の
下端近傍においてオイルパン10の下面には支持
ブラケツト16がねじ17により取付けられてい
る。支持ブラケツト16の下面には駆動手段を構
成するサーボソレノイド18が複数個のねじ19
により取着され、その上面中央には駆動子として
のアーマチヤ20が支持ブラケツト16を貫通し
て出没可能に突出されている。そして、この実施
例においては、前記アーマチヤ20の上端面に前
記連係部体11の下端が当接され、連係部体11
とアーマチヤ20とが直接係合されている。
下端近傍においてオイルパン10の下面には支持
ブラケツト16がねじ17により取付けられてい
る。支持ブラケツト16の下面には駆動手段を構
成するサーボソレノイド18が複数個のねじ19
により取着され、その上面中央には駆動子として
のアーマチヤ20が支持ブラケツト16を貫通し
て出没可能に突出されている。そして、この実施
例においては、前記アーマチヤ20の上端面に前
記連係部体11の下端が当接され、連係部体11
とアーマチヤ20とが直接係合されている。
又、前記アーマチヤ20の後部には水平二叉ア
ーム21が突設されるとともに、前部には垂直二
叉アーム22が突設されている。アーマチヤ20
の後方において支持ブラケツト16の上面には案
内ピン23が突設され、前記水平二叉アーム21
に係合してアーマチヤ20の出没動作を案内する
ようになつている。そして、前記サーボソレノイ
ド18のアーマチヤ20が第2図に実線で示す下
方位置から突出動作された時、作動機構12の連
係部体11が上方に直接移動され、作動機構12
の他の部材及び押え棒抱き3を介して押え棒2及
び押え足4が上昇されるようになつている。
ーム21が突設されるとともに、前部には垂直二
叉アーム22が突設されている。アーマチヤ20
の後方において支持ブラケツト16の上面には案
内ピン23が突設され、前記水平二叉アーム21
に係合してアーマチヤ20の出没動作を案内する
ようになつている。そして、前記サーボソレノイ
ド18のアーマチヤ20が第2図に実線で示す下
方位置から突出動作された時、作動機構12の連
係部体11が上方に直接移動され、作動機構12
の他の部材及び押え棒抱き3を介して押え棒2及
び押え足4が上昇されるようになつている。
前記アーマチヤ20の前方において、サーボソ
レノイド18上の支持ブラケツト16の上面には
運動量検出器としてのポテンシヨメータ24が取
付板25を介して装着され、その右側には作動軸
26が突出されている。作動軸26には回動レバ
ー27が基端において嵌合固定され、その先端左
側面には前記アーマチヤ20の垂直二叉アーム2
2に係合するピン27aが突設されている。そし
て、前記サーボソレノイド18のアーマチヤ20
が突出動作されて、押え棒2及び押え足4が上昇
される時、アーマチヤ20の突出動作に伴い垂直
二叉アーム22及び回動レバー27を介してポテ
ンシヨメータ24の作動軸26が回動され、その
ポテンシヨメータ24から前記アーマチヤ20の
運動量に応じた検出信号が出力されるようになつ
ている。
レノイド18上の支持ブラケツト16の上面には
運動量検出器としてのポテンシヨメータ24が取
付板25を介して装着され、その右側には作動軸
26が突出されている。作動軸26には回動レバ
ー27が基端において嵌合固定され、その先端左
側面には前記アーマチヤ20の垂直二叉アーム2
2に係合するピン27aが突設されている。そし
て、前記サーボソレノイド18のアーマチヤ20
が突出動作されて、押え棒2及び押え足4が上昇
される時、アーマチヤ20の突出動作に伴い垂直
二叉アーム22及び回動レバー27を介してポテ
ンシヨメータ24の作動軸26が回動され、その
ポテンシヨメータ24から前記アーマチヤ20の
運動量に応じた検出信号が出力されるようになつ
ている。
第1図に示すように、前記ミシン機枠1の下方
にはスイツチ手段、針上停止信号発生手段及び針
下停止信号発生手段を構成する足踏操作可能な操
作ペダル28が配置されている。そして、この操
作ペダル28からは、その後部28a側が踏み込
まれた時に、その踏み込み量に応じた速度にて前
記モータ15を回転駆動させるための起動信号が
出力され、その踏み込みの後に中立状態に戻され
た時には、前記モータ15の回転を止めて針14
を針板より下方の下死点に停止させるための針下
停止信号が出力され、さらに、その後の操作ペダ
ル28の前部28b側の踏み返し時には、モータ
15を若干回転させて糸切りを行つた後、針14
を針板より上方の上死点に停止させるための針上
停止信号が出力されるようになつている。
にはスイツチ手段、針上停止信号発生手段及び針
下停止信号発生手段を構成する足踏操作可能な操
作ペダル28が配置されている。そして、この操
作ペダル28からは、その後部28a側が踏み込
まれた時に、その踏み込み量に応じた速度にて前
記モータ15を回転駆動させるための起動信号が
出力され、その踏み込みの後に中立状態に戻され
た時には、前記モータ15の回転を止めて針14
を針板より下方の下死点に停止させるための針下
停止信号が出力され、さらに、その後の操作ペダ
ル28の前部28b側の踏み返し時には、モータ
15を若干回転させて糸切りを行つた後、針14
を針板より上方の上死点に停止させるための針上
停止信号が出力されるようになつている。
第1図に示すように、前記ミシン機枠1の下部
には操作ボツクス29が配設されている。その操
作ボツクス29には可変抵抗器等よりなる上昇位
置設定器30が設けられ、縫製開始時における加
工布の位置決めや縫製途中における加工布の回転
等に際し、前記サーボソレノイド18により昇降
される押え足4の上昇位置を、加工布の厚み等に
応じて最上昇位置と最下降位置との間で予め設定
できるようになつている。又、操作ボツクス29
にはタイマ手段を構成するタイムスイツチ31が
設けられ、縫製運転の終了に際し、サーボソレノ
イド18の作動に基づき押え足4が最上昇位置に
移動配置された後、前記上昇位置設定器30によ
り設定された上昇位置に移動配置させるまでの時
間を任意に設定できるようになつている。
には操作ボツクス29が配設されている。その操
作ボツクス29には可変抵抗器等よりなる上昇位
置設定器30が設けられ、縫製開始時における加
工布の位置決めや縫製途中における加工布の回転
等に際し、前記サーボソレノイド18により昇降
される押え足4の上昇位置を、加工布の厚み等に
応じて最上昇位置と最下降位置との間で予め設定
できるようになつている。又、操作ボツクス29
にはタイマ手段を構成するタイムスイツチ31が
設けられ、縫製運転の終了に際し、サーボソレノ
イド18の作動に基づき押え足4が最上昇位置に
移動配置された後、前記上昇位置設定器30によ
り設定された上昇位置に移動配置させるまでの時
間を任意に設定できるようになつている。
次に、前記のように構成されたミシンにおい
て、主としてサーボソレノイド18を作動制御す
るための制御回路の構成を第5図に従つて説明す
ると、第1及び第2の制御手段を構成する中央処
理装置(CPU)51には、リードオンリーメモ
リ(ROM)52及びランダムアクセスメモリ
(RAM)53が接続されている。ROM52には
ミシン全体を制御するためのプログラム等が記憶
され、RAM53には前記サーボソレノイド18
のアーマチヤ20の運動量に対応したポテンシヨ
メータ24の作動量、上昇位置設定器30の設定
値に応じたサーボソレノイド18の作動量等が記
憶されている。
て、主としてサーボソレノイド18を作動制御す
るための制御回路の構成を第5図に従つて説明す
ると、第1及び第2の制御手段を構成する中央処
理装置(CPU)51には、リードオンリーメモ
リ(ROM)52及びランダムアクセスメモリ
(RAM)53が接続されている。ROM52には
ミシン全体を制御するためのプログラム等が記憶
され、RAM53には前記サーボソレノイド18
のアーマチヤ20の運動量に対応したポテンシヨ
メータ24の作動量、上昇位置設定器30の設定
値に応じたサーボソレノイド18の作動量等が記
憶されている。
又、前記CPU51にはポテンシヨメータ24、
上昇位置設定器30、タイムスイツチ31及び操
作ペダル28が入力インターフエース54を介し
て接続され、それらからの各種信号がCPU51
に入力されるようになつている。さらに、CPU
51にはサーボソレノイド18及びモータ15が
出力インターフエース55及びドライバ56,5
7を介して接続され、CPU51からサーボソレ
ノイド18及びモータ15に駆動若しくは停止信
号が出力されるようになつている。
上昇位置設定器30、タイムスイツチ31及び操
作ペダル28が入力インターフエース54を介し
て接続され、それらからの各種信号がCPU51
に入力されるようになつている。さらに、CPU
51にはサーボソレノイド18及びモータ15が
出力インターフエース55及びドライバ56,5
7を介して接続され、CPU51からサーボソレ
ノイド18及びモータ15に駆動若しくは停止信
号が出力されるようになつている。
次に、前記のように構成されたミシンの作用を
説明する。
説明する。
さて、このミシンにおいて、例えば加工布の表
面にワツペン等の布片を縫い付ける等の縫製を行
う場合には、ミシンの電源を投入すると、第6図
のフローチヤートに示されたプログラムがCPU
51の制御のもとで開始され、まずCPU51は
ステツプS1において操作ペダル28の操作を待
ち、その操作ペダル28の後部28a側が踏み込
み操作されて、CPU51に起動信号が入力され
ると、プログラムがステツプS2に進行する。ス
テツプS2においてはサーボソレノイド18の
OFFに基づき押え棒2が下降されて、押え足4
により加工布に所定の押え圧力が付与され、次の
ステツプS3においてモータ15が前記操作ペダ
ル28の踏み込み量に応じた回転速度で起動され
て、ミシンの縫製運転が開始される。
面にワツペン等の布片を縫い付ける等の縫製を行
う場合には、ミシンの電源を投入すると、第6図
のフローチヤートに示されたプログラムがCPU
51の制御のもとで開始され、まずCPU51は
ステツプS1において操作ペダル28の操作を待
ち、その操作ペダル28の後部28a側が踏み込
み操作されて、CPU51に起動信号が入力され
ると、プログラムがステツプS2に進行する。ス
テツプS2においてはサーボソレノイド18の
OFFに基づき押え棒2が下降されて、押え足4
により加工布に所定の押え圧力が付与され、次の
ステツプS3においてモータ15が前記操作ペダ
ル28の踏み込み量に応じた回転速度で起動され
て、ミシンの縫製運転が開始される。
そして、次のステツプS4においては操作ペダ
ル28からの針下停止信号を待ち、操作ペダル2
8が踏み込み状態から中立状態に戻されて、
CPU51に針下停止信号が入力されると、モー
タ15の回転が止められて針14が下死点に停止
され、次のステツプS5に進行する。このステツ
プS5においては糸切りか否かが判別され、前記
操作ペダル28の前部28b側の踏み返し操作に
基づきCPU51に針上停止信号が入力されると、
モータ15が若干回転されて糸切りが行われた
後、針14が上死点に停止される。次のステツプ
S6においては、針上停止を待ち、針14が上死
点に停止されると、ステツプS7に進行してサー
ボソレノイド18がONされ、押え足4が最上昇
位置まで上昇されて加工布の押圧が解放される。
従つて、この押え足4が最上昇位置に配置された
状態で、加工布の取り出しを容易に行うことがで
きる。
ル28からの針下停止信号を待ち、操作ペダル2
8が踏み込み状態から中立状態に戻されて、
CPU51に針下停止信号が入力されると、モー
タ15の回転が止められて針14が下死点に停止
され、次のステツプS5に進行する。このステツ
プS5においては糸切りか否かが判別され、前記
操作ペダル28の前部28b側の踏み返し操作に
基づきCPU51に針上停止信号が入力されると、
モータ15が若干回転されて糸切りが行われた
後、針14が上死点に停止される。次のステツプ
S6においては、針上停止を待ち、針14が上死
点に停止されると、ステツプS7に進行してサー
ボソレノイド18がONされ、押え足4が最上昇
位置まで上昇されて加工布の押圧が解放される。
従つて、この押え足4が最上昇位置に配置された
状態で、加工布の取り出しを容易に行うことがで
きる。
次のステツプS8においては、押え足4が最上
昇位置に上昇された後、タイムスイツチ31によ
り設定された所定の時間が経過したか否かが判別
され、その設定時間の経過と同時にステツプS9
においてサーボソレノイド18が作動されて、押
え足4が上昇位置設定器30の設定値に応じた上
昇位置に移動配置される。従つて、この押え足4
が所定の上昇位置に配置された状態で、次の縫製
のための加工布を容易に位置決めすることができ
る。そして、次のステツプS10においては操作
ペダル28が踏み込まれた否かが判別され、その
操作ペダル28が踏み込まれて縫製運転が再開さ
れる場合には、ステツプS10から前記ステツプ
S2に戻つて、サーボソレノイド18の作動に基
づき押え足4が最下降位置に下降され、又、ステ
ツプS10にて操作ペダル28が踏み込まれない
場合には、それを確認してミシンの運転が終了す
る。
昇位置に上昇された後、タイムスイツチ31によ
り設定された所定の時間が経過したか否かが判別
され、その設定時間の経過と同時にステツプS9
においてサーボソレノイド18が作動されて、押
え足4が上昇位置設定器30の設定値に応じた上
昇位置に移動配置される。従つて、この押え足4
が所定の上昇位置に配置された状態で、次の縫製
のための加工布を容易に位置決めすることができ
る。そして、次のステツプS10においては操作
ペダル28が踏み込まれた否かが判別され、その
操作ペダル28が踏み込まれて縫製運転が再開さ
れる場合には、ステツプS10から前記ステツプ
S2に戻つて、サーボソレノイド18の作動に基
づき押え足4が最下降位置に下降され、又、ステ
ツプS10にて操作ペダル28が踏み込まれない
場合には、それを確認してミシンの運転が終了す
る。
一方、前記ステツプS1の縫製開始に際し、加
工布の位置決め等のために操作ペダル28がON
されない場合、あるいは前記ステツプS5の判別
において、針下停止後に糸切りを行うことなく加
工布及びワツペン等の布片を回転させて、布片の
別の端縁を縫い付ける場合には、それらのステツ
プS1,S5からステツプS11に進行する。こ
のステツプS11においてはサーボソレノイド1
8が作動されて、押え足4が前記上昇位置設定器
30の設定値に応じた上昇位置に移動配置され、
その後、ステツプS1に戻つて操作ペダル28の
踏み込みを待つ。従つて、この押え足4が所定の
上昇位置に配置された状態で、加工布の位置決め
や回転を容易に行うことができる。
工布の位置決め等のために操作ペダル28がON
されない場合、あるいは前記ステツプS5の判別
において、針下停止後に糸切りを行うことなく加
工布及びワツペン等の布片を回転させて、布片の
別の端縁を縫い付ける場合には、それらのステツ
プS1,S5からステツプS11に進行する。こ
のステツプS11においてはサーボソレノイド1
8が作動されて、押え足4が前記上昇位置設定器
30の設定値に応じた上昇位置に移動配置され、
その後、ステツプS1に戻つて操作ペダル28の
踏み込みを待つ。従つて、この押え足4が所定の
上昇位置に配置された状態で、加工布の位置決め
や回転を容易に行うことができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば、縫製パターンを選択し
て、所定の縫製パターンに従つて縫製が遂行され
るミシンにおいて、その縫製パターンの選択に伴
い上昇位置設定器30及びタイムスイツチ31が
選択された縫製パターンに適した設定値に自動的
に設定されるように構成する等、この発明の趣旨
から逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更し
て具体化することも可能である。
るものではなく、例えば、縫製パターンを選択し
て、所定の縫製パターンに従つて縫製が遂行され
るミシンにおいて、その縫製パターンの選択に伴
い上昇位置設定器30及びタイムスイツチ31が
選択された縫製パターンに適した設定値に自動的
に設定されるように構成する等、この発明の趣旨
から逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更し
て具体化することも可能である。
発明の効果
以上詳述したようにこの発明は、縫製運転の終
了に際して押え足が最上昇位置に自動的に移動配
置されて、加工布の取り出しを容易に行うことが
でき、しかも、押え足が最上昇位置に移動配置さ
れてから設定時間経過後にその押え足が最上昇位
置と最下降位置との間の任意の上昇位置に自動的
に移動配置されて、引き続く縫製のための加工布
の位置決めを容易に行うことができるという優れ
た効果を奏する。
了に際して押え足が最上昇位置に自動的に移動配
置されて、加工布の取り出しを容易に行うことが
でき、しかも、押え足が最上昇位置に移動配置さ
れてから設定時間経過後にその押え足が最上昇位
置と最下降位置との間の任意の上昇位置に自動的
に移動配置されて、引き続く縫製のための加工布
の位置決めを容易に行うことができるという優れ
た効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化したミシンの一実施
例を示す部分斜視図、第2図はサーボソレノイド
の支持構成を拡大して示す部分断面図、第3図は
第2図のA―A線における部分断面図、第4図は
第2図のB―B線における部分断面図、第5図は
サーボソレノイド及びモータを作動制御するため
の制御回路図、第6図はミシンの縫製動作を示す
フローチヤートである。 1…ミシン機枠、2…押え棒、4…押え足、1
8…駆動手段を構成するサーボソレノイド、30
…手動操作手段を構成する操作体、31…タイマ
手段としてのタイムスイツチ、51…第1及び第
2の制御手段を構成するCPU。
例を示す部分斜視図、第2図はサーボソレノイド
の支持構成を拡大して示す部分断面図、第3図は
第2図のA―A線における部分断面図、第4図は
第2図のB―B線における部分断面図、第5図は
サーボソレノイド及びモータを作動制御するため
の制御回路図、第6図はミシンの縫製動作を示す
フローチヤートである。 1…ミシン機枠、2…押え棒、4…押え足、1
8…駆動手段を構成するサーボソレノイド、30
…手動操作手段を構成する操作体、31…タイマ
手段としてのタイムスイツチ、51…第1及び第
2の制御手段を構成するCPU。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミシン機枠1に昇降可能に支持され下端に押
え足4が装着された押え棒2と、その押え棒2を
昇降させるための駆動手段18とを備えたミシン
において、 縫製運転の終了に際し、前記駆動手段18を作
動させて、前記押え足4を最上昇位置に移動配置
させる第1の制御手段51と、 その第1の制御手段51により押え足4が最上
昇位置に配置された時からの所定の時間を設定す
るためのタイマ手段31と、 そのタイマ手段31の設定時間経過後に前記駆
動手段18を作動させて、前記押え足4を最上昇
位置と最下降位置との間の任意の上昇位置に移動
配置させる第2の制御手段51と から構成したことを特徴とするミシンの布押え昇
降装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247639A JPS62106796A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | ミシンの布押え昇降装置 |
US06/925,183 US4676179A (en) | 1985-11-05 | 1986-10-31 | Presser device for sewing machine |
DE19863637601 DE3637601A1 (de) | 1985-11-05 | 1986-11-05 | Druckeinrichtung fuer eine naehmaschine |
GB08626462A GB2182682B (en) | 1985-11-05 | 1986-11-05 | Presser device for sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247639A JPS62106796A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | ミシンの布押え昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106796A JPS62106796A (ja) | 1987-05-18 |
JPH0142715B2 true JPH0142715B2 (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=17166488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60247639A Granted JPS62106796A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | ミシンの布押え昇降装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4676179A (ja) |
JP (1) | JPS62106796A (ja) |
DE (1) | DE3637601A1 (ja) |
GB (1) | GB2182682B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4957053A (en) * | 1988-08-12 | 1990-09-18 | Liu Hsiao C | Linking mechanism for sewing machine |
US5220877A (en) * | 1991-10-07 | 1993-06-22 | Martin Redovian | Presser foot lifter attachment for sewing machine |
JPH05192464A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-03 | Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd | ミシンの布押え駆動装置 |
JPH05337270A (ja) * | 1992-06-10 | 1993-12-21 | Aisin Seiki Co Ltd | ミシンの布押え装置 |
SE507831C2 (sv) * | 1993-04-21 | 1998-07-20 | Husqvarna Ab | Anordning i en symaskin |
JP3294731B2 (ja) * | 1995-02-14 | 2002-06-24 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの布押え制御装置 |
US5937775A (en) * | 1998-09-30 | 1999-08-17 | Ku; Fei-Lung | Sewing machine control device having electrically movable connecting band extending about roller for presser foot lifting |
JP4084025B2 (ja) * | 2001-10-30 | 2008-04-30 | Juki株式会社 | ミシンの押え上げ装置 |
JP4221242B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2009-02-12 | Juki株式会社 | ミシン |
US7240629B2 (en) * | 2004-12-06 | 2007-07-10 | Eagle Ottawa, Llc | Method and apparatus for minimizing sew selvedge |
JP2012065965A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Brother Ind Ltd | ミシン及びミシンの制御方法 |
JP6581857B2 (ja) * | 2015-09-16 | 2019-09-25 | Juki株式会社 | ミシンの押さえ上げ機構 |
CN112522865B (zh) * | 2019-09-18 | 2022-06-14 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫设备的控制方法及装置、存储介质、处理器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1282153A (en) * | 1968-09-21 | 1972-07-19 | Brother Ind Ltd | A sewing machine |
US3721204A (en) * | 1971-11-17 | 1973-03-20 | Teledyne Inc | Automatic needle positioning and presser foot lifting mechanism |
JPS554434A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-12 | Teijin Ltd | Window |
DE2919681C2 (de) * | 1979-05-16 | 1982-10-14 | Dürkoppwerke GmbH, 4800 Bielefeld | Zwei- oder Mehrnadelnähmaschine |
US4214540A (en) * | 1979-05-30 | 1980-07-29 | The Singer Company | Variable presser bar pressure control arrangement |
JPS5730034A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Information retrieving circuit |
JPS57208881A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Driving system for sewing machine |
US4538533A (en) * | 1982-09-30 | 1985-09-03 | Tokyo Juki Industrial Co., Ltd. | Workpiece holding-down device for a sewing machine |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP60247639A patent/JPS62106796A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-31 US US06/925,183 patent/US4676179A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-11-05 DE DE19863637601 patent/DE3637601A1/de active Granted
- 1986-11-05 GB GB08626462A patent/GB2182682B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106796A (ja) | 1987-05-18 |
GB2182682A (en) | 1987-05-20 |
GB8626462D0 (en) | 1986-12-03 |
GB2182682B (en) | 1989-02-08 |
US4676179A (en) | 1987-06-30 |
DE3637601C2 (ja) | 1990-11-08 |
DE3637601A1 (de) | 1987-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |