JPH01280894A - 飲料抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の禾ＩＩ用分野〕 本発明は、コーヒー１硅茶等のカップ式飲料自動販売機
に搭載して飲料を製造する抽出装置の１成に関する。

〔従来の技術〕

頭記した飲料抽出装置として、互いに着脱式に結合し合
う給湯シリンダ、原料カップ、フィルタブロックを上下
に重ね合わせ、原料カップに粉末原料、給湯シリンダに
湯を投入した状態で、さらに上方より加圧エアを給湯シ
リンダ内に導入し、原料エキスの抽出、並びにフィルタ
ブロックを透過させて飲料を外部に送出するうにしたエ
ア加圧式の飲料抽出装置が特開昭６２−７５５８７．特
開昭６２−２６７８９５等で同じ出潮により既に提案さ
れて公知である。

〔発明が解決しようとするｌｌ８） ところで上記従来のエア加圧式飲料抽出装置では性能面
で次記のような欠点がある。

すなわち従来装置では、粉末原料のエキス抽出と、ここ
で製造された飲料の送出とを給湯シリンダへの加圧エア
の導入による同時工程で行うようにしている。したがっ
てエア加圧を受けた湯が原料カップ内に堆積している粉
末原料の粒子間を通過する過程で原料エキスが抽出され
るに過ぎず、かつ抽出された飲料は直ちにフィルタブロ
ックを透過して外部に排出される。このために粉末原料
と湯との接触が少なくて粉末原料のエキスを十分に抽出
させることができず、結果として濃厚な飲料が得られな
い。

本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、加圧
エアの導入の仕方に改良の手を加えることにより、原料
エキスの抽出効率を高めて濃厚な飲料が得られるように
した飲料抽出装置を提供することを目的とする。

（ｉ題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明の飲料抽出装置は、
原料カップに粉末原料を投入し、かつ該原料カップと結
合した給湯シリンダに湯を投入した状態で原料カップ内
へ加圧エアを吹き込んで粉末原料と湯とをエア攪拌し、
次いで給湯シリンダ内へ上方より加圧エアを導入して飲
料を加圧送出するよう構成するものとする。

〔作用〕 上記のように飲料抽出工程の前半で原料カンプ内へ加圧
エアを吹き込むことにより、粉末原料と湯とが加圧エア
により原料カップ内で強制的に攪拌、混合され、したが
って原料エキスが十分に抽出されるようになる。またこ
の前半の原料攪拌工程で抽出された飲料は、後半の飲料
送出工程で給湯シリンダ内へ上方より導入された加圧エ
アによりフィルタブロックを透過して円滑に送出される
ことになり、これによって濃厚な飲料を製造することが
できる。

なお、加圧エアの導入を原料カップ、給湯シリンダの間
で切り換える手段として、エアポンプと原料カップ、給
湯シリンダの相互間を三方切換弁を介して配管し、ここ
で三方切換弁を前半の原料攪拌工程で原料カップ側に、
後半の飲料送出工程で給湯シリンダ側に切り換えること
で容易に対応できる。またフィルタブロックの出口には
出口弁を備え、前半の原料攪拌工程の際に出口弁を閉じ
ておくことにより、原料攪拌中に液がフィルタブロック
を透過して不要に排出されるのを阻止することができる
。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例による飲料抽出装置を採用した
カップ式飲料自動販売機の機内系統図を示すものであり
、図において１はコーヒー等の粉末原料を収容した粉末
原料箱、２は給湯タンク、３は飲料に添加する砂糖の原
料箱、４はミルクの原料箱、５はミキシングボウル、６
はベンドステージ７に搬出された飲料カップ、８が飲料
抽出装置である。また飲料抽出装置８は、先記した既提
藁の公報に開示されているように、上下に並べて互いに
着脱式に結合し合う給湯シリンダ９と、原料カップ１０
と、フィルタブロック１１と、およびこれらを所定の手
順で操作する駆動機構１２との組立体として構成されて
いる。ここで給湯シリンダ９には前記給湯タンク２から
引出した給湯配管１３が接続され、さらにフィルタブロ
ック１１の底部から引き出した飲料配管１４が前記ミキ
シングボウル５に接続されている。なおフィルタブロッ
ク１１の出口には出口弁１５が設けである。

一方、給湯シリンダ９．原料カフブ１０に対してエアポ
ンプ１６が備えてあり、該エアポンプ１６と給湯シリン
ダ９．原料カフブ１０との相互間には三方切換弁１７を
介してエアパイプ１８．１９が配管されている。なおエ
アパイプ１８は給湯シリンダ９の頂部に開口し、フレレ
ジプルなエアパイプ１９は原料カップ１０の側面に開口
している。なお図示してないが、前記給湯シリンダ９の
内部には原料カップ１０に通じる底部の出口、並びに上
部に開口する給湯口を開閉する弁機構を装備している。

次に上記構成による飲料抽出動作に付いて説明する。ま
ず待機状態では、給湯シリンダ９と原料カフブ１０との
間が切り離されて、原料カップ１０はフィルタブロック
１１と結合した状態で鎖線■で示す位置に移動して待機
し、また給湯シリンダ９では先記した弁機構がシリンダ
出口を閉塞し、給湯口を開放した状態にある。

ここで飲料抽出指令が与えられると、図示されてないカ
ップ供給機構よりベンドステージ７へ１個の飲料カップ
６を搬出するとともに、一方では粉末原料箱ｌからシュ
ータ２０を経てその下方に待段位置している原料カップ
１０へ所定量の粉末原料を投入する。また同時に給湯タ
ンク２からは飲料一部分の仕上がり量に相当する所定量
の湯が給湯配管１３を通じて給湯シリンダ９内に投入さ
れる。

続いて駆動機構１２の操作で原料カップ１０がフィルタ
ブロック１１と一緒に図示実線位置に移動し、ここで給
湯シリンダ９と合体するととも、給湯シリンダ９の内部
弁機構を切換えて原料カップ１０に通じる出口を開放す
る。

一方、この動作にタイミングを合わせてエアポンプ１６
が始動するとともに、最初に三方切換弁Ｉ７のポートａ
を短時間開放して矢印Ａのように加圧エアを湯シリンダ
９に導入し、給湯シリンダ内に滞留している場を原料カ
ップ１０内へ送り込む、続いて三方切換弁１７をポート
ｂに切り換えるとともに、フィルタブロック１１の出口
弁１５を閉じる。これにより粉末原料と湯との混合液が
原料カップ１０内に滞留保持され、かつこの状態でエア
パイプ１９を通じて矢印Ｂのように送気されてきた加圧
エアが原料カップ１０内に吹出す、したがって原料カッ
プ１０内では粉末原料と湯とが原料カップ内に吹き出す
加圧エアにより強力に接触し合うよう強制的に攪拌され
、この攪拌操作で粉末原料のエキスが液内へ十分に抽出
されて濃厚な飲料が製造されるようになる。

また前記のの抽出操往が所定時間だけ経過すると、続い
て三方切換弁１７がポー）ａ側に切換ねり、同時にフィ
ルタブロック１１の出口弁１５も開放される。これによ
り加圧エアがエアパイプ１８を通じて給湯シリンダ９内
に導入され、このエア加圧を受けて原料カップ１０内に
滞留している飲料はフィルタブロック１１を透過し、飲
料配管１４を経てミキシングボウル５へ送出される。ま
たミキシングボウル５では必要により砂糖、ミルク等の
添加物を投入して飲料と攪拌混合し、ここから飲料をペ
ンドステージ７に搬出待機している飲料カフプロへ向け
て吐出し供給する。

なお、前記動作で飲料を送出し後は、エアポンプ１６を
停止するとともに、飲料抽出装置８が復帰動作に移行す
る。この復帰動作では、給湯シリンダ９を原料カップ１
０．フィルタブロック１１より切り離し、かつ給湯シリ
ンダ９内の弁機構を待機状態に復帰させるとともに、一
方では原料カップ１０゜フィルタブロック１１が待機位
置に向けて移動操作され、かつこの移動過程で原料カッ
プ１ｏをフィルタブロック１１と切り離して鎖線位置■
へ後退させたところでフィルタブロック１１上に残留し
ている原料滓を図示されてないスクレーパの操作で滓入
れ容器２１へ掻き落とし、続いて原料カップ１ｏを鎖線
位置Ｉに戻して再び待機状態に復帰する。

〔発明の効果〕

本発明の飲料抽出装置は、以上説明したように構成され
ているので、次記の効果を奏する。

すなわち、飲料抽出動作を前半の原料攪拌工程と後半の
飲料送出工程とに分け、かつ前半の原料攪拌工程では加
圧エアを原料カップ内に吹出して粉末原料と湯とを強制
的に攪拌し、後半の飲料送出工程では給湯シリンダに加
圧エアを導入して飲料をフィルタブロックを透過させて
圧送排出することにより、粉末原料のエキス抽出が強力
、がっ効果的に行われるようになり、かくして濃厚な飲
料を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例による飲料抽出装置とともに示し
たカップ式飲料自動販売機の機内系統図である０図にお
いて、 ｌ：粉末原料箱、２：給湯タンク、６：飲料カップ、８
：飲料抽出ｇｊｉ２．９：給湯シリンダ、ｌｏ：原料カ
ップ、１１：フィルタブロック、１６：エアポンプ、１
７：三方切換弁、１８，１９：エアパイプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）上下に並べて互いに着脱式に結合し合う給湯シリン
   ダ、原料カップ、フィルタブロックを有し、原料カップ
   に投入した粉末原料と給湯シリンダに投入した湯とで抽
   出した飲料をフィルタブロックを透過させて外部に送出
   するようにした飲料抽出装置において、原料カップに粉
   末原料を投入し、かつ該原料カップと結合した給湯シリ
   ンダに湯を投入した状態で原料カップ内へ加圧エアを吹
   き込んで粉末原料と湯とをエア攪拌し、次いで給湯シリ
   ンダ内へ上方より加圧エアを導入して飲料を加圧送出す
   るようにしたことを特徴とする飲料抽出装置。