JPH01229209A - 光コネクター付ｉｃソケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） この発明は、光コネクター付ＩＣソケットに関するもの
である。さらに詳しくは、この発明は、光ファイバによ
る情報伝達とパラゲージ化されたＩＣによる情報処理と
の結合を容易にするための新しい手段に関するものであ
る。

（背景技術） 近年、ＬＡＮに代表されるネットワークには、大容量の
情報伝達を可能とする光フアイバ伝送が用いられてきて
いる。特に、画像伝送は情報伝送の不可欠な要素となっ
てきており、光フアイバ伝送はこの画像伝送においても
今後まずます重要な通信手段となることが予想されてい
る。

しかしながら、今後の大きな発展が期待される光ファイ
バと従来からの電子回路とを結合する方法については、
光軸合わせが複雑であるなどの問題があり、この結合の
ための従来の光コネクター部品は固定的であり、かつ小
型化が困難であった。

たとえば、−本のファイバの両端面に受光素子と発光素
子を接着剤で固定して光コネクターを構成する方法やレ
ンズで受光素子あるいは発光素子に集光する方法などが
従来より一般的なものとして用いられている。

しかしながら、これら例示した従来の光コネクターの構
造においては、光ファイバの端面が受信あるいは送信の
みに固定されるため、−本の光ファイバを用いて双方向
の情報伝達かできないという問題かある。また、光ファ
イバの端面をレンズのように加工したもの、あるいは外
部のレンズを用いる方法においては、ファイバの位置合
わせや固定が難しく、光コネクターの高精度化と低価格
化の障害になっていた。

（発明の目的） この発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり
、情報伝達精度か高く、双方向の情報伝達か可能で汎用
性か高く、しかも安価な、新しい光コネクターを提供す
ることを目的としている。

（発明の開示） この発明は１．Ｌ記の目的を実現するために、光ファイ
バによる情報伝達の受送信素子構造と、ＩＣを挿入し固
定するソケットを有し、この素子構造とソケットとを一
体化して電気的に接続してなることを特徴とする光コネ
クタ−１４１Ｃソケットを提供する。

以下、添付した図面により、この発明の光コネクター付
ＩＣについて説明する。

第１図は、この発明の−・っの例を示したものである。

この例に示したように、光コネクタート［ＩＣは、受光
素子（１）と発光素子（２）、および集光レンズ（３）
と、光ファイバの容易な装着、脱着を可能とする光ファ
イバソケッ１−（４）からなる光ファイバ受送信素子構
造をＩＣソゲッ１−（５）中に光コネクタ−（６）とし
て組み込んでいる。

この例に示した受光素子（１）は、たとえばＳｉフォト
ダイオードを用い、チップ状あるいは個別部品形状で光
コネクタ−（６）部の底部にマウントしている。

発光素子（２）は、たとえばＧａＡｓ系の発光ダイオー
ドなどを用い、チップ状あるいは個別部品形状で受光素
子（１）と隣接して光コネクタ−（６）部の底部にマウ
ントすることができる。

受光素子（１）と発光素子（２）の位置は、できるたけ
近接させていることが好ましく、受光素子（１）と発光
素子（２）を同一の基板上に形成したワンチップを用い
ることが特に好ましい。

発光素子（２）から受光素子（１）への光混入は、窓あ
けや樹脂等を用いて適宜に防止することができる。

また、集光レンズ（３）は、光ファイバ（７）からの光
を受光素子（１）に、あるいは発光素子（２）からの光
を光ファイバ（７）に導くものであり、その種類に特に
限定はなく、どのようなものでも適用可能であり、たと
えば、ファイバーレンズやプラスチックレンズなどを用
いることができる。

この例に示したように、発光素子（２）と受光素子（１
）との導光系を一体化した構造においては、光軸合わせ
か容易で、かつ小型化が可能であ−５−一 る。

光ファイバソゲッｈ（４）は、光ファイバ（７）をさし
込む円筒形の穴と光ファイバ（７）を固定する手段とか
ら構成することかできる。この光ファイバ（７）の固定
手段はバネ等を利用することかできる。

発光素子（２）と受光素子（１）は、パッケージ化され
たＩＣピン（８）のそれぞれに対応する信号出力ピン（
９）、ｆＫ号大入力ピン１０）に接続する。その電気的
配線は、光コネクタ−（６）の表面あるいは内部に形成
したプリント板を用いることや線材を用いて、両者を直
接接続することなどにより、適宜になし得る。

光ファイバを固定する光コネクターの＃Ｉ造については
、上記の例に限定されることはない。光フアイバ端部に
ソケット構造を形成し、ＩＣソケット本体に組み込んだ
受送信素子に接続する該ソゲット挿入用の突起を配設し
てもよい。この突起は、光の受送信のための端子となる
。

あるいは、この発明の光コネクター付ＩＣソケットは、
第２図に示したような構成とすることもできる。

この例においては、光ファイバ（７）は、ソケット（１
１）の上部より挿入固定できるようにしており、ソケッ
ト（１１）の底部には、電気接続のための外部端子（１
２）を設けている。

また、さらにこの発明の光コネクタ付ＩＣピンにおいて
は、多数の光コネクタ一部をＩＣソケットに集積化した
ものとすることができる。プリント板等の実装基板やＩ
／Ｆインターフェース用回路板などにも使用することが
できる。

（発明の効果） この発明により、以上詳しく説明したように、光の伝送
効率と精度に優れ、かつＩＣ回路との接続が容易な、双
方向伝送可能な汎用性に優れ、かつ安価に提供すること
のできる光コネクター付ＩＣソケットが実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、各々、この発明の実施例を示し
た断面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ファイバによる情報伝達の受送信素子構造と、
   ＩＣを挿入し固定するソケットを有し、この素子構造と
   ソケットとを一体化して電気的に接続してなることを特
   徴とする光コネクター付ＩＣソケット。
2. （２）光ファイバを固定する光ファイバソケットと、光
   ファイバからの光を受光素子に、あるいは発光素子から
   の光をファイバ端面に集光するための集光レンズと、信
   号を受信するための受光素子と、信号を送信するための
   発光素子とからなる光ファイバ受送信素子構造を有する
   請求項（１）記載の光コネクター付ＩＣソケット。
3. （３）集積化した光ファイバ受送信素子構造を有する請
   求項（１）記載の光コネクター付ＩＣソケット。