JPH01210334A - レンズ成形方法 - Google Patents
レンズ成形方法Info
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- JPH01210334A JPH01210334A JP3661088A JP3661088A JPH01210334A JP H01210334 A JPH01210334 A JP H01210334A JP 3661088 A JP3661088 A JP 3661088A JP 3661088 A JP3661088 A JP 3661088A JP H01210334 A JPH01210334 A JP H01210334A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/14—Pressing laminated glass articles or glass with metal inserts or enclosures, e.g. wires, bubbles, coloured parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレンズ成形方法にかかり、特に、レンズとレン
ズ保持枠とを一体的に成形するレンズ成形方法に関する
。
ズ保持枠とを一体的に成形するレンズ成形方法に関する
。
上記この種のレンズ成形方法としては、特開昭60−1
29220号公報に開示された技術や特開昭60−12
9221号公報に開示された技術が知られている。
29220号公報に開示された技術や特開昭60−12
9221号公報に開示された技術が知られている。
特開昭60−129221号公報に開示された技術は、
貫通孔を有するレンズ鏡胴の貫通孔内にレンズ材料を配
置し、このレンズ材料を成形可能な所定温度に加熱した
状態で前記貫通孔内に配置したパンチを関して前記レン
ズ材料を所定のレンズ形状に成形するとともに、前記レ
ンズ鏡胴と前記レンズ材料とを一体的に係止するもので
ある。
貫通孔を有するレンズ鏡胴の貫通孔内にレンズ材料を配
置し、このレンズ材料を成形可能な所定温度に加熱した
状態で前記貫通孔内に配置したパンチを関して前記レン
ズ材料を所定のレンズ形状に成形するとともに、前記レ
ンズ鏡胴と前記レンズ材料とを一体的に係止するもので
ある。
又、特開昭60−129220号公報に開示された技術
は、貫通孔及び貫通孔内面に溝部を有してなるレンズ鏡
胴の貫通孔内にレンズ材料を配置し、このレンズ材料を
成形可能な所定温度に加熱した状態で前記貫通孔内に配
置したパンチを介して前記レンズ材料を所定のレンズ形
状に成形するとともに、前記レンズ材料の一部を前記溝
部にも流入させ、その後前記レンズ材料を冷却、固化さ
せることにより、レンズ鏡胴とレンズ材料とを一体的に
係止するものである。
は、貫通孔及び貫通孔内面に溝部を有してなるレンズ鏡
胴の貫通孔内にレンズ材料を配置し、このレンズ材料を
成形可能な所定温度に加熱した状態で前記貫通孔内に配
置したパンチを介して前記レンズ材料を所定のレンズ形
状に成形するとともに、前記レンズ材料の一部を前記溝
部にも流入させ、その後前記レンズ材料を冷却、固化さ
せることにより、レンズ鏡胴とレンズ材料とを一体的に
係止するものである。
上記従来の技術は、レンズ材料をパンチ(ポンチ)で加
圧成形するに際して、事前にレンズ材料及び成形ブロッ
ク全体を加熱し、又、加圧成形後も成形ブロック全体を
冷却して成形レンズを固化させる手段であるので、成形
工程における加熱。
圧成形するに際して、事前にレンズ材料及び成形ブロッ
ク全体を加熱し、又、加圧成形後も成形ブロック全体を
冷却して成形レンズを固化させる手段であるので、成形
工程における加熱。
冷却時間が極めて長くなり、レンズ成形工程におけるサ
イクルタイムが長くなるという問題点があった。又、上
記従来技術においては、成形工程におけるサイクルタイ
ムが長くなるという欠点の他に、レンズとレンズ保持枠
(鏡胴)との接着力が極めて小さいという欠点があった
。即ち、例えば特開昭60−12’9221号公報に開
示された技術においては、成形ブロック全体を加熱する
といってもレンズと接着される鏡胴側は軟化、溶融状態
にまでは加熱されないので、レンズとレンズ保持枠との
接着力は軟化したレンズ材料の冷却固化時の固化作用に
のみ依存され、従って、レンズとレンズ保持枠との間の
一体的な接着は望めず、接着力が極めて小さくなってい
たのである。
イクルタイムが長くなるという問題点があった。又、上
記従来技術においては、成形工程におけるサイクルタイ
ムが長くなるという欠点の他に、レンズとレンズ保持枠
(鏡胴)との接着力が極めて小さいという欠点があった
。即ち、例えば特開昭60−12’9221号公報に開
示された技術においては、成形ブロック全体を加熱する
といってもレンズと接着される鏡胴側は軟化、溶融状態
にまでは加熱されないので、レンズとレンズ保持枠との
接着力は軟化したレンズ材料の冷却固化時の固化作用に
のみ依存され、従って、レンズとレンズ保持枠との間の
一体的な接着は望めず、接着力が極めて小さくなってい
たのである。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、短い成形時間で、かつレンズとレンズ保持枠
とを極力な接合力で一体的に成形しうるようにしたレン
ズ成形方法を提供することを目的とする。
であって、短い成形時間で、かつレンズとレンズ保持枠
とを極力な接合力で一体的に成形しうるようにしたレン
ズ成形方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、レンズと当該レ
ンズの保持枠とをレンズ成形時に一体的に成形するレン
ズ成形方法において、前記レンズ成形時に、前記レンズ
保持枠におけるレンズ保持部を軟化させてレンズと当該
レンズ保持枠とを一体的に成形するものである。
ンズの保持枠とをレンズ成形時に一体的に成形するレン
ズ成形方法において、前記レンズ成形時に、前記レンズ
保持枠におけるレンズ保持部を軟化させてレンズと当該
レンズ保持枠とを一体的に成形するものである。
上記方法によれば、レンズの成形工程において、レンズ
と当該レンズの保持枠とが溶着的に一体成形され、レン
ズと当該レンズ保持枠とが強力に一体化される。
と当該レンズの保持枠とが溶着的に一体成形され、レン
ズと当該レンズ保持枠とが強力に一体化される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
(第1実施例)
第1図は、本発明に係るレンズ成形方法の1実施例を実
施するためのレンズ成形装置lの断面説明図である。
施するためのレンズ成形装置lの断面説明図である。
図において2で示すのは、成形装置1の支持台(固定台
)で、この支持台2には、上、下の加振アクチュエータ
3.4を介して上可振フレーム5及び下苛振フレーム6
が加振自在に装備しである。
)で、この支持台2には、上、下の加振アクチュエータ
3.4を介して上可振フレーム5及び下苛振フレーム6
が加振自在に装備しである。
上可振フレーム5には互いに平行な摺動軸部7゜8が形
設してあり、この各摺動軸部7,8は、下可振フレーム
6側に凹設されたガイド孔部9゜10に摺動自在に嵌挿
されている。摺動軸部7゜8とガイド孔部9,10には
、それぞればね受は部11.12が形設してあり、各ば
ね受部11゜12間には圧縮コイルばねのごとき弾機1
3゜14が弾装しである。摺動軸部7,8とガイド孔部
9,10の軸線は、上、下の加振アクチュエータ3.4
番こよる振動方向と同方向に設定してあり、加振アクチ
ュエータ3.4を介して振動駆動した際には、弾機13
.14の作用により摺動軸部7゜8とガイド孔部9,1
0との摺動が円滑に行われるように設定しである。
設してあり、この各摺動軸部7,8は、下可振フレーム
6側に凹設されたガイド孔部9゜10に摺動自在に嵌挿
されている。摺動軸部7゜8とガイド孔部9,10には
、それぞればね受は部11.12が形設してあり、各ば
ね受部11゜12間には圧縮コイルばねのごとき弾機1
3゜14が弾装しである。摺動軸部7,8とガイド孔部
9,10の軸線は、上、下の加振アクチュエータ3.4
番こよる振動方向と同方向に設定してあり、加振アクチ
ュエータ3.4を介して振動駆動した際には、弾機13
.14の作用により摺動軸部7゜8とガイド孔部9,1
0との摺動が円滑に行われるように設定しである。
上、下の各可振フレーム5.6には1成形アクチュエー
タ15.下成形アクチュエータ16がそれぞれ固定装備
してあり、各アクチュエータ15゜16の端部には、成
形面17a、18aを有する上ポンチ17.下ポンチ1
8がそれぞれ取付けである。各ポンチ17,18は、同
一軸線上に対向配置してあり、各成形アクチュエータ1
5.1’6を介して軸線方向に移動駆動自在の構成とな
っている。上、下の加振アクチュエータ3.4及び上。
タ15.下成形アクチュエータ16がそれぞれ固定装備
してあり、各アクチュエータ15゜16の端部には、成
形面17a、18aを有する上ポンチ17.下ポンチ1
8がそれぞれ取付けである。各ポンチ17,18は、同
一軸線上に対向配置してあり、各成形アクチュエータ1
5.1’6を介して軸線方向に移動駆動自在の構成とな
っている。上、下の加振アクチュエータ3.4及び上。
下の成形アクチュエータ1’5.16は、油管(油圧制
御用管’)19,20,21.22を介して油圧制御装
置23と接続構成してあり、上、下の各ポンチ17.1
8は、油圧制御装置23を介して逆位相、即ち相接近、
相離反する方向に作動制御可能に構成しである。
御用管’)19,20,21.22を介して油圧制御装
置23と接続構成してあり、上、下の各ポンチ17.1
8は、油圧制御装置23を介して逆位相、即ち相接近、
相離反する方向に作動制御可能に構成しである。
上、下の各ポンチ17.18には、上ダイス30、下ダ
イス31がそれぞれ軸方向摺動自在に嵌装しである。各
上、下のダイス3’0.31は受台32.33に取付け
られており、各受台32゜33は、油圧制御袋W23を
介して上下方向、即ち上、下の各ポンチ17.18の軸
線方向に駆動制御自在に構成されている。
イス31がそれぞれ軸方向摺動自在に嵌装しである。各
上、下のダイス3’0.31は受台32.33に取付け
られており、各受台32゜33は、油圧制御袋W23を
介して上下方向、即ち上、下の各ポンチ17.18の軸
線方向に駆動制御自在に構成されている。
上ダイス30と下ダイス31における各対向面側の端部
には、レンズ成形時にレンズ34a(第2図す参照)と
一体的に係止成形されるレンズ保持枠35係合用の段部
36,3’7がそれぞれ形設しである。レンズ保持枠3
5は熱可塑性樹脂にて構成されるとともに、レンズ保持
枠35の外周面部には第2図aにて示すごとく上、下各
ダイス30.3.1の段部36,37と係合するフラン
ジ部35aが形設してあり、成形時には、このフランジ
部35aが各段部36.37と係合してレンズ保持枠3
5が上、下の各ダイス30.31を介して挟持固定され
るようになっている。レンズ保持枠35の軸心部には、
レンズ材料34(第2図a参照)と嵌合する孔38が形
設してあり、成形時にはレンズ材料34とリング状のレ
ンズ保持部35bとが互いに係止接合されるようになっ
ている。
には、レンズ成形時にレンズ34a(第2図す参照)と
一体的に係止成形されるレンズ保持枠35係合用の段部
36,3’7がそれぞれ形設しである。レンズ保持枠3
5は熱可塑性樹脂にて構成されるとともに、レンズ保持
枠35の外周面部には第2図aにて示すごとく上、下各
ダイス30.3.1の段部36,37と係合するフラン
ジ部35aが形設してあり、成形時には、このフランジ
部35aが各段部36.37と係合してレンズ保持枠3
5が上、下の各ダイス30.31を介して挟持固定され
るようになっている。レンズ保持枠35の軸心部には、
レンズ材料34(第2図a参照)と嵌合する孔38が形
設してあり、成形時にはレンズ材料34とリング状のレ
ンズ保持部35bとが互いに係止接合されるようになっ
ている。
次に、上記構成によりなるレンズ成形装置1を用いてレ
ンズと当該レンズ保持枠とを一体成形する方法について
説明する。
ンズと当該レンズ保持枠とを一体成形する方法について
説明する。
本実施例においては、レンズ保持枠35の材質としてP
Cを用い、レンズ保持部35bの肉厚を2.0mmに設
定した。又、レンズ材料(被成形体)としては、レンズ
保持枠35のレンズ保持部35bとほぼ等しい板厚2m
mのPMMA (熱可塑性樹脂の光学材料)を用いた。
Cを用い、レンズ保持部35bの肉厚を2.0mmに設
定した。又、レンズ材料(被成形体)としては、レンズ
保持枠35のレンズ保持部35bとほぼ等しい板厚2m
mのPMMA (熱可塑性樹脂の光学材料)を用いた。
さらに、成形工程は、第3図にて示す動作シーケンスに
従って行い、成形条件及び第3図にて示す動作シーケン
スにおける各値は第1表に示す値に設定した。
従って行い、成形条件及び第3図にて示す動作シーケン
スにおける各値は第1表に示す値に設定した。
以下、上記条件にて光学素子を成形する方法について具
体的に説明する。
体的に説明する。
まず、上下ダイス30.31及び上下ポンチ17.1.
8間を所定量開いておき、この間にレンズ保持枠35を
そのフランジ部35aが下ダイス31の段部37と係合
するように載置する。そして、レンズ保持枠35の孔3
8にレンズ材料34を嵌合する。
8間を所定量開いておき、この間にレンズ保持枠35を
そのフランジ部35aが下ダイス31の段部37と係合
するように載置する。そして、レンズ保持枠35の孔3
8にレンズ材料34を嵌合する。
次に、上ポンチ17及び上ダイス30を下動せしめてレ
ンズ材料34及びレンズ保持枠35を挟持固定する。こ
の場合、下ポンチ18.下ダイス31側を作動してもよ
く、又は上ポンチ17.上ダイス30及び下ポンチ18
.下ダイス31の双方を作動させてレンズ材料34及び
レンズ保持枠35を挟持固定してもよい。
ンズ材料34及びレンズ保持枠35を挟持固定する。こ
の場合、下ポンチ18.下ダイス31側を作動してもよ
く、又は上ポンチ17.上ダイス30及び下ポンチ18
.下ダイス31の双方を作動させてレンズ材料34及び
レンズ保持枠35を挟持固定してもよい。
次に、上、下の加振アクチュエータ3.4を作動させ、
上、下の可振フレーム5,6を介して上。
上、下の可振フレーム5,6を介して上。
下のポンチ17.18を振動させる。この振動操作の際
には、上、下の各ポンチ17.18の振動位相を逆位相
として振動させる。加振アクチュエータ3.4は、第3
図にて示すごとく立上り時間t、(0,6秒)後に設定
された振幅となる。
には、上、下の各ポンチ17.18の振動位相を逆位相
として振動させる。加振アクチュエータ3.4は、第3
図にて示すごとく立上り時間t、(0,6秒)後に設定
された振幅となる。
この設定振幅でさらに時間t2 (9秒)だけ上下のポ
ンチ17.18を振動させる。この振動時には、第2図
aにて示すごとく上、下の各ポンチ17.18にてレン
ズ材料34及びレンズ保持枠35におけるレンズ保持部
35b周辺部を振動させ、振動によるせん断熱によりレ
ンズ材料34及びレンズ保持部35bを熱軟化させる。
ンチ17.18を振動させる。この振動時には、第2図
aにて示すごとく上、下の各ポンチ17.18にてレン
ズ材料34及びレンズ保持枠35におけるレンズ保持部
35b周辺部を振動させ、振動によるせん断熱によりレ
ンズ材料34及びレンズ保持部35bを熱軟化させる。
この振動熱軟化工程t2にてレンズ材料34が成形可能
状態に熱軟化されるとともに、この振動による熱軟化に
、より、レンズ材料34の外周面部とレンズ保持部35
bとが溶着的に一体接合される。
状態に熱軟化されるとともに、この振動による熱軟化に
、より、レンズ材料34の外周面部とレンズ保持部35
bとが溶着的に一体接合される。
次に、加振アクチュエータ3.4を作動させたままで成
形アクチュエータ15.16を作動させ、上下のポンチ
17.18を介してレンズ材料34を振動加圧させて熱
軟化されたレンズ材料34に上下各ポンチ17.18の
成形面17a、18aの形状を転写する。本工程は、第
3図にて示すようにレンズ成形工程であり、本工程時間
t3は1秒である。
形アクチュエータ15.16を作動させ、上下のポンチ
17.18を介してレンズ材料34を振動加圧させて熱
軟化されたレンズ材料34に上下各ポンチ17.18の
成形面17a、18aの形状を転写する。本工程は、第
3図にて示すようにレンズ成形工程であり、本工程時間
t3は1秒である。
レンズ成形工程後に時間t4=1.6秒の振動工程1時
間ts−10秒の保圧工程を経てレンズ成形が完了する
。
間ts−10秒の保圧工程を経てレンズ成形が完了する
。
以上の各工程を経て所望形状のレンズ34aが成形され
るものである。特に、本実施例においては、レンズ成形
時にレンズ保持枠35におけるレンズ保持部35bも振
動により熱軟化させるので、レンズ34aとレンズ保持
枠35とが溶着的に一体化され、強力に接合される。又
、レンズ材料34の成形時には、振動による自己発熱に
よりレンズ材料34を熱軟化させるとともに、上、下の
ポンチ17.18を振動させつつ成形を行うので、短い
成形サイクルでレンズ34aを成形することができる。
るものである。特に、本実施例においては、レンズ成形
時にレンズ保持枠35におけるレンズ保持部35bも振
動により熱軟化させるので、レンズ34aとレンズ保持
枠35とが溶着的に一体化され、強力に接合される。又
、レンズ材料34の成形時には、振動による自己発熱に
よりレンズ材料34を熱軟化させるとともに、上、下の
ポンチ17.18を振動させつつ成形を行うので、短い
成形サイクルでレンズ34aを成形することができる。
又、同様に冷却時間も短くなるので、全体として成形時
間を大幅に短くすることができる。又、レンズ34aと
レンズ保持枠35とを同軸状態で一定成形するので、レ
ンズ34aをレンズ保持枠35に対して高い位置決め精
度で固定することができる。
間を大幅に短くすることができる。又、レンズ34aと
レンズ保持枠35とを同軸状態で一定成形するので、レ
ンズ34aをレンズ保持枠35に対して高い位置決め精
度で固定することができる。
(第2実施例)
本実施例は、第4図にて示す成形部を用いて第3図にて
示した動作シーケンス(工程)にて成形を行うものであ
る。又、本実施例の成形条件を第2表に示す。
示した動作シーケンス(工程)にて成形を行うものであ
る。又、本実施例の成形条件を第2表に示す。
本実施例の成形部は、第4図にて示すごとく、し・ンズ
保持枠35係合用の段部37を下ダイス31側にのみ設
け、下ダイス31の段部37内にレンズ保持枠35を嵌
装しうるように構成しである。又、レンズ材料34は、
リング状のレンズ保持部35b上に載置しうるように設
定してあり、成形時には、レンズ保持枠35の孔38に
下ポンチ18の頭部18bが嵌入するように設定しであ
る。その他の構成は第1実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
保持枠35係合用の段部37を下ダイス31側にのみ設
け、下ダイス31の段部37内にレンズ保持枠35を嵌
装しうるように構成しである。又、レンズ材料34は、
リング状のレンズ保持部35b上に載置しうるように設
定してあり、成形時には、レンズ保持枠35の孔38に
下ポンチ18の頭部18bが嵌入するように設定しであ
る。その他の構成は第1実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
本実施例においては、下ダイス31の段部37内に嵌装
したレンズ枠35のレンズ保持部35b上にレンズ材料
34を載置して成形を行う。こので 成形工程は第1実施例と同様であるので、その説明を省
略する。
したレンズ枠35のレンズ保持部35b上にレンズ材料
34を載置して成形を行う。こので 成形工程は第1実施例と同様であるので、その説明を省
略する。
本実施例によれば、第1実施例と同様にレンズ34aと
レンズ保持枠35とを溶着的に一体成形できる。又、第
1実施例と同様に短時間で強力にレンズ34aとレンズ
保持枠35とを一体的に固定することができるとともに
、レンズ保持枠35の内径よりも小さな外径のレンズ材
料34を用いることにより、上、下ポンチ17.18に
より圧縮されたレンズ材料34の逃げ場ができるので、
内部応力の少ないレンズ34aをその保持枠35と一体
成形することができる (第3実施例) 本実施例は、第5図にて示す成形部を用いて第3図にて
示した動作シーケンス(工程)にて成形を行うものであ
る。又、本実施例の成形条件を第3表に示す。
レンズ保持枠35とを溶着的に一体成形できる。又、第
1実施例と同様に短時間で強力にレンズ34aとレンズ
保持枠35とを一体的に固定することができるとともに
、レンズ保持枠35の内径よりも小さな外径のレンズ材
料34を用いることにより、上、下ポンチ17.18に
より圧縮されたレンズ材料34の逃げ場ができるので、
内部応力の少ないレンズ34aをその保持枠35と一体
成形することができる (第3実施例) 本実施例は、第5図にて示す成形部を用いて第3図にて
示した動作シーケンス(工程)にて成形を行うものであ
る。又、本実施例の成形条件を第3表に示す。
本実施例の成形部は、第5図にて示すごとく、レンズ保
持枠35をフランジ部35aだけで筒状に形設し、この
筒状のレンズ保持枠35の内周面にレンズ材料34を嵌
入させるとともに、上下の各ポンチ17.18の頭部1
7b、18bを摺接可能に構成しである。40.41で
示すのは逃げ用の空隙である。その他の構成は第1実施
例と同様であるので、その説明を省略する。
持枠35をフランジ部35aだけで筒状に形設し、この
筒状のレンズ保持枠35の内周面にレンズ材料34を嵌
入させるとともに、上下の各ポンチ17.18の頭部1
7b、18bを摺接可能に構成しである。40.41で
示すのは逃げ用の空隙である。その他の構成は第1実施
例と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例の成形方法は、第1実施例の場合と同様である
が、本実施例においては、振動成形時にレンズ保持枠3
5におけるレンズ保持部間辺部、即ち、レンズ材料34
と接合する内周面部付近を上下ポンチ17.18の振動
時の摩擦熱により軟化状態にしてレンズ34aとその保
持枠35とを溶着的に一体化させるものである。
が、本実施例においては、振動成形時にレンズ保持枠3
5におけるレンズ保持部間辺部、即ち、レンズ材料34
と接合する内周面部付近を上下ポンチ17.18の振動
時の摩擦熱により軟化状態にしてレンズ34aとその保
持枠35とを溶着的に一体化させるものである。
本実施例によれば、第1実施例の効果に加えて、レンズ
保持枠35の内周面に第1実施例のようなレンズ保持部
(凸出部)35bがないので、上下ポンチ17.18の
軸方向の位置を移動させることにより、筒状レンズ保持
枠35の内周面の任意位置にレンズ34aを溶着固定で
きる利点がある。
保持枠35の内周面に第1実施例のようなレンズ保持部
(凸出部)35bがないので、上下ポンチ17.18の
軸方向の位置を移動させることにより、筒状レンズ保持
枠35の内周面の任意位置にレンズ34aを溶着固定で
きる利点がある。
以上のように本発明のレンズ成形方法によれば、レンズ
とレンズ保持枠とを短時間にて強力な接着力にて一体成
形できる。
とレンズ保持枠とを短時間にて強力な接着力にて一体成
形できる。
第1図は、本発明に係る方法の実施装置の構成説明図、
第2図a、bは、第1図の要部の説明図、第3図は、第
1実施例における動作シーケンス図、 第4図、第5図は、それぞれ本発明に係る方法の第2.
第3実施例の実施装置の要部を示す正断面図である。 17.18・・・上、下のポンチ 30.31・・・上、下のダイス 34・・・レンズ材料 35・・・レンズ保持枠 第1図
1実施例における動作シーケンス図、 第4図、第5図は、それぞれ本発明に係る方法の第2.
第3実施例の実施装置の要部を示す正断面図である。 17.18・・・上、下のポンチ 30.31・・・上、下のダイス 34・・・レンズ材料 35・・・レンズ保持枠 第1図
Claims (1)
- レンズと当該レンズの保持枠とをレンズ成形時に一体的
に成形するレンズ成形方法において、前記レンズ成形時
に、前記レンズ保持枠におけるレンズ保持部を軟化させ
てレンズと当該レンズ保持枠とを一体的に成形すること
を特徴とするレンズ成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3661088A JPH01210334A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | レンズ成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3661088A JPH01210334A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | レンズ成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01210334A true JPH01210334A (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=12474570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3661088A Pending JPH01210334A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | レンズ成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01210334A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5494615A (en) * | 1994-09-28 | 1996-02-27 | Wang Lee; Min-Young | Method and apparatus for manufacturing eyeglasses by forming integrally a frame unit on a lens unit |
US5642228A (en) * | 1993-12-21 | 1997-06-24 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Resin-molded lens having no sink marks and process for producing same |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP3661088A patent/JPH01210334A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5642228A (en) * | 1993-12-21 | 1997-06-24 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Resin-molded lens having no sink marks and process for producing same |
US5494615A (en) * | 1994-09-28 | 1996-02-27 | Wang Lee; Min-Young | Method and apparatus for manufacturing eyeglasses by forming integrally a frame unit on a lens unit |
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