JP2823905B2 - 光学反射ミラーの成形方法と成形金型 - Google Patents
光学反射ミラーの成形方法と成形金型Info
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- mold
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- optical reflection
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/568—Applying vibrations to the mould parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2011/00—Optical elements, e.g. lenses, prisms
- B29L2011/0083—Reflectors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラスチックにて成形する光学反射ミラー
の成形方法と成形金型に関する。
の成形方法と成形金型に関する。
[従来の技術] 従来のプラスチック素材による成形方法は、金型内に
高圧で溶融軟化したプラスチック素材を充填し、その圧
力で型形成を反転成形させ、精度のよい平面を有する反
射ミラーを成形していた。また上記と異なる成形金型と
して実開昭62−102608号公報に記載された成形型があ
る。
高圧で溶融軟化したプラスチック素材を充填し、その圧
力で型形成を反転成形させ、精度のよい平面を有する反
射ミラーを成形していた。また上記と異なる成形金型と
して実開昭62−102608号公報に記載された成形型があ
る。
この公報に記載されている成形型の技術は、上金型と
下金型間に構成された成形キャビティ内の下金型側にオ
イルシールを配設する際、製作対象オイルシールの摺動
面に対応する下金型の表面に金属溶射による小突起を高
温ガスにて付加形成したという技術である。
下金型間に構成された成形キャビティ内の下金型側にオ
イルシールを配設する際、製作対象オイルシールの摺動
面に対応する下金型の表面に金属溶射による小突起を高
温ガスにて付加形成したという技術である。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術において、前者の方法で成形を行うと、
金型内ではよい平面性を得ることができるが、成形品を
離型すると形成時に金型内で生じていた内部応力のた
め、成形品の変形が発生し、光学反射ミラーとしては不
適当な程に面が歪むことが度々発生していた。このため
成形上の歩留りも悪く、従って原価高となることを余儀
無くされていた。また後者の公報における技術即ちオイ
ルシール用成形型は、金型の表面に金属溶射によって微
小突起を設けているが、この微小突起が成形品の型へ食
付力を増すために、離型時において成形品に歪等の変形
が生ずるという問題が生じていた。
金型内ではよい平面性を得ることができるが、成形品を
離型すると形成時に金型内で生じていた内部応力のた
め、成形品の変形が発生し、光学反射ミラーとしては不
適当な程に面が歪むことが度々発生していた。このため
成形上の歩留りも悪く、従って原価高となることを余儀
無くされていた。また後者の公報における技術即ちオイ
ルシール用成形型は、金型の表面に金属溶射によって微
小突起を設けているが、この微小突起が成形品の型へ食
付力を増すために、離型時において成形品に歪等の変形
が生ずるという問題が生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するために創作されたも
ので、成形品の変形の原因となる圧力を掛けることなく
成形を行い、必要とする光学反射ミラー用平面等を高精
度にかつ、安価に効率よく成形するプラスチック光学反
射ミラーの成形方法と成形金型とを提供することを目的
とするものである。
ので、成形品の変形の原因となる圧力を掛けることなく
成形を行い、必要とする光学反射ミラー用平面等を高精
度にかつ、安価に効率よく成形するプラスチック光学反
射ミラーの成形方法と成形金型とを提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明は、プラスチックを素材とした光学反射ミラー
を成形するキャビティを有する光学反射ミラーの成形金
型において、前記キャビティの一部を成形するための所
望の成形面を有する第1の部材と、前記第1の部材の成
形面に対向した前記キャビティの一部を形成するための
所望の成形面を有する第2の部材と、前記第1の部材あ
るいは前記第2の部材の成形面に超音波振動を与えるた
めの超音波振動発生手段と、を具備するものである。
を成形するキャビティを有する光学反射ミラーの成形金
型において、前記キャビティの一部を成形するための所
望の成形面を有する第1の部材と、前記第1の部材の成
形面に対向した前記キャビティの一部を形成するための
所望の成形面を有する第2の部材と、前記第1の部材あ
るいは前記第2の部材の成形面に超音波振動を与えるた
めの超音波振動発生手段と、を具備するものである。
前記超音波振動発生手段によって超音波振動を与えら
れる成形面に対向する成形面は、所望の面すなわち光学
反射ミラー用の鏡面に形成されている。
れる成形面に対向する成形面は、所望の面すなわち光学
反射ミラー用の鏡面に形成されている。
また、本発明は、プラスチックを素材とした光学反射
ミラーの成形方法において、所望の成形面を有する第1
の部材とこの第1の部材の成形面に対向する成形面を有
する第2の部材とでキャビティの一部を形成する工程
と、前記キャビティ内にプラスチック素材を充填する工
程と、前記第1の部材あるいは前記第2の部材の成形面
に超音波振動を与え、超音波振動を与えない側の前記成
形面の形状をプラスチック素材に転写する工程と、を有
する。
ミラーの成形方法において、所望の成形面を有する第1
の部材とこの第1の部材の成形面に対向する成形面を有
する第2の部材とでキャビティの一部を形成する工程
と、前記キャビティ内にプラスチック素材を充填する工
程と、前記第1の部材あるいは前記第2の部材の成形面
に超音波振動を与え、超音波振動を与えない側の前記成
形面の形状をプラスチック素材に転写する工程と、を有
する。
前記成形金型および成形方法によれば、キャビティ内
に充填されたプラスチック素材の一部が超音波振動され
るため、充填されたプラスチック素材の収縮が超音波振
動しない成形面を基準に生じ、その成形面すなわち所望
の面が高精度にプラスチック素材に転写されることにな
る。
に充填されたプラスチック素材の一部が超音波振動され
るため、充填されたプラスチック素材の収縮が超音波振
動しない成形面を基準に生じ、その成形面すなわち所望
の面が高精度にプラスチック素材に転写されることにな
る。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明を実施した光学反射ミラーの成形金
型を半裁した要部の側面を断面にて示す断面図。
型を半裁した要部の側面を断面にて示す断面図。
第2図は、第1図に示す成形金型の成形部の要部を拡
大断面にて示す断面図である。
大断面にて示す断面図である。
第1図に示すように中央位置に孔を穿設した固定側取
付板5には、この固定側取付板5の下端面側に固定側型
板8が一体的に装着されている。この固定側型板8の内
周には、上記固定側型板8の内周の上端側に形成された
段部と合致するよう上端部の外周側に突出したフランジ
形状の鍔部を形成した円筒形状の固定側スリーブ6が一
体的に装着されている。更に固定側スリーブ6の内周に
は、円柱形状の固定側ピース7(第1の部材)が一体的
に挿入装着されている。即ち固定側取付板5にそれぞれ
の上端面を装着しかつ互の内周面を密装着して、固定側
上金型を構成している。
付板5には、この固定側取付板5の下端面側に固定側型
板8が一体的に装着されている。この固定側型板8の内
周には、上記固定側型板8の内周の上端側に形成された
段部と合致するよう上端部の外周側に突出したフランジ
形状の鍔部を形成した円筒形状の固定側スリーブ6が一
体的に装着されている。更に固定側スリーブ6の内周に
は、円柱形状の固定側ピース7(第1の部材)が一体的
に挿入装着されている。即ち固定側取付板5にそれぞれ
の上端面を装着しかつ互の内周面を密装着して、固定側
上金型を構成している。
上記固定側上金型の固定側型板8の外径と同一的寸法
に形成された可動側型板9が受板16上に一体的に装着さ
れている。また可動側型板9の内周には、この可動側型
板9の内周の下端側に形成した段部と合致するよう突出
したフランジ形状の鍔部を形成した円筒形状の可動側ス
リーブ10が一体的に装着されている。
に形成された可動側型板9が受板16上に一体的に装着さ
れている。また可動側型板9の内周には、この可動側型
板9の内周の下端側に形成した段部と合致するよう突出
したフランジ形状の鍔部を形成した円筒形状の可動側ス
リーブ10が一体的に装着されている。
上記可動側スリーブ10の内周には、円柱形状の可動側
ピース11(第2の部材)が上下方向(軸方向)へ摺動自
在に嵌合装着されている。
ピース11(第2の部材)が上下方向(軸方向)へ摺動自
在に嵌合装着されている。
上記可動側ピース11は、上端面を上記可動側スリーブ
10および可動側型板9のそれぞれの上端面より短く形成
されている。即ち上記固定側上金型の固定側ピース7の
下端面と可動側ピース11の上端面との間で被成形部品を
形成する空間(キャビティ)12が設けられている。この
キャビティ12の可動側ピース11の上端面18は、光学反射
面を成形するため鏡面に形成されている。
10および可動側型板9のそれぞれの上端面より短く形成
されている。即ち上記固定側上金型の固定側ピース7の
下端面と可動側ピース11の上端面との間で被成形部品を
形成する空間(キャビティ)12が設けられている。この
キャビティ12の可動側ピース11の上端面18は、光学反射
面を成形するため鏡面に形成されている。
上記受板16上の上記可動側板9と固定側型板8とのそ
れぞれ境界端部(パーティングライン19)、即ち固定側
スリーブ6と固定側型板8のそれぞれの下端面と、可動
側スリーブ10と可動側型板9そのそれぞれの上端面の一
部には、図に示すように、上記キャビティ12と連通構成
した、プラスチック素材をキャビティ12内に供給するゲ
ート4とランナ3とが直列に連設形成されている。
れぞれ境界端部(パーティングライン19)、即ち固定側
スリーブ6と固定側型板8のそれぞれの下端面と、可動
側スリーブ10と可動側型板9そのそれぞれの上端面の一
部には、図に示すように、上記キャビティ12と連通構成
した、プラスチック素材をキャビティ12内に供給するゲ
ート4とランナ3とが直列に連設形成されている。
また固定側取付板5と上記固定側型板8には、漏斗形
状のスプールブッシュ1が装着され、その軸芯の内部即
ちスプール2の先端開口部は、上記ランナ3の一端と連
通構成されており、プラスチック素材がスプールブッシ
ュ1内に投入されると、スプール2を経て、ランナ3内
に注入され、更にゲート4を経てキャビティ12内に流入
し、充填されるよう構成されている。
状のスプールブッシュ1が装着され、その軸芯の内部即
ちスプール2の先端開口部は、上記ランナ3の一端と連
通構成されており、プラスチック素材がスプールブッシ
ュ1内に投入されると、スプール2を経て、ランナ3内
に注入され、更にゲート4を経てキャビティ12内に流入
し、充填されるよう構成されている。
可動側金型を構成する可動側ピース11の下端面の中央
位置と、ランナ3の先端側(ゲート4側)の下端面位置
と、上記スプール2の先端部即ち、スプール2の軸線方
向の先端部位置とには、それぞれ下方位置に配設された
受板16と可動側型板9と可動側スリーブ10のそれぞれに
孔を穿設し、その孔にコアピン15とランナー突出ピン14
およびスプール突出ピン13とをそれぞれ摺動自在に嵌装
着して設けて、キャビティ12において成形された後にお
ける被成形部品を下金型(可動側金型)より離型させる
ための突出しピン(不図示)によって、同期作動するよ
うに構成されている。
位置と、ランナ3の先端側(ゲート4側)の下端面位置
と、上記スプール2の先端部即ち、スプール2の軸線方
向の先端部位置とには、それぞれ下方位置に配設された
受板16と可動側型板9と可動側スリーブ10のそれぞれに
孔を穿設し、その孔にコアピン15とランナー突出ピン14
およびスプール突出ピン13とをそれぞれ摺動自在に嵌装
着して設けて、キャビティ12において成形された後にお
ける被成形部品を下金型(可動側金型)より離型させる
ための突出しピン(不図示)によって、同期作動するよ
うに構成されている。
上記固定側ピース7の上端面中心位置に対応する固定
側取付板5には、図に示すように孔を穿設するとともに
孔に下端部を挿入して固定側ピース7の上端面と連結し
た、突音波振動発生装置21(超音波振動発生手段)が配
設されている。この超音波振動発生装置21は、コントロ
ールユニット22に接続されている。またコントロールユ
ニット22は、成形機コントローラ23と接続されている。
即ち成形機コントローラー23により発する信号をコント
ロールユニット22が受信して超音波振動発生装置21を作
動させて固定側ピース7に超音波振動を与えるように構
成されている。
側取付板5には、図に示すように孔を穿設するとともに
孔に下端部を挿入して固定側ピース7の上端面と連結し
た、突音波振動発生装置21(超音波振動発生手段)が配
設されている。この超音波振動発生装置21は、コントロ
ールユニット22に接続されている。またコントロールユ
ニット22は、成形機コントローラ23と接続されている。
即ち成形機コントローラー23により発する信号をコント
ロールユニット22が受信して超音波振動発生装置21を作
動させて固定側ピース7に超音波振動を与えるように構
成されている。
次に上記構成の成形金型による成形方法を説明する。
まず図に示すように、固定側取付板5および固定側型
板8に装着されたスプールブッシュ1より溶融軟化して
いるプラスチック材料を射出供給すると、材料はスプー
ルブッシュ1と連通構成したスプール2を下降通過し、
スプール2の連通構成したランナ3に流入通過する。更
にランナ3の先端よりゲート4内を通過してキャビティ
12内に流入し、成形品の原因となる圧力をかけることな
く充填される。
板8に装着されたスプールブッシュ1より溶融軟化して
いるプラスチック材料を射出供給すると、材料はスプー
ルブッシュ1と連通構成したスプール2を下降通過し、
スプール2の連通構成したランナ3に流入通過する。更
にランナ3の先端よりゲート4内を通過してキャビティ
12内に流入し、成形品の原因となる圧力をかけることな
く充填される。
上記キャビティ12内でのプラスチック材料の充填の完
了に続いて成形機コントローラー23より信号が発せられ
ると、その信号をコントロールユニット22が受信し、超
音波振動発生装置21を作動させる。即ち固定側ピース7
に超音波振動を与えることになる。
了に続いて成形機コントローラー23より信号が発せられ
ると、その信号をコントロールユニット22が受信し、超
音波振動発生装置21を作動させる。即ち固定側ピース7
に超音波振動を与えることになる。
この状態において、キャビティ12内に充填されたプラ
スチック材料は、冷却と共に収縮を始める。この際に固
定側ピース7側のプラスチック材料は、超音波振動が作
動しているが、収縮して行く。
スチック材料は、冷却と共に収縮を始める。この際に固
定側ピース7側のプラスチック材料は、超音波振動が作
動しているが、収縮して行く。
また、超音波振動によりプラスチック材料自身も発熱
することにより固定側ピース7の下端面は、冷却されに
くくなっている。このため、収縮は、可動側ピース11の
上端面18を基準にすることになり、可動側ピース11の上
端面(鏡面)18は、そのままの形状を被成形部品に転写
されることになる。
することにより固定側ピース7の下端面は、冷却されに
くくなっている。このため、収縮は、可動側ピース11の
上端面18を基準にすることになり、可動側ピース11の上
端面(鏡面)18は、そのままの形状を被成形部品に転写
されることになる。
上記被成形部品を成形したキャビティ12内の冷却を待
って、パーティングライン19より上金型と下金型を離間
させる。即ち図示されていない突出しピンを介し、受板
16に穿設した各孔にそれぞれ摺動自在に嵌装着したコア
ピン15とランナー突出しピン14およびスプール突出しピ
ン13の作動によって、キャビティ12内より高精度の光学
反射ミラーの平面を成形された成形品が取り出される。
って、パーティングライン19より上金型と下金型を離間
させる。即ち図示されていない突出しピンを介し、受板
16に穿設した各孔にそれぞれ摺動自在に嵌装着したコア
ピン15とランナー突出しピン14およびスプール突出しピ
ン13の作動によって、キャビティ12内より高精度の光学
反射ミラーの平面を成形された成形品が取り出される。
なお、上記実施例において、固定側ピース7側に超音
波振動装置21などを装着したが、本発明は、これに限定
されるものではなく、被成形部品の鏡面の必要数に応じ
て超音波振動装置を接続構成すればよいことは勿論であ
る。
波振動装置21などを装着したが、本発明は、これに限定
されるものではなく、被成形部品の鏡面の必要数に応じ
て超音波振動装置を接続構成すればよいことは勿論であ
る。
[発明の効果] 上記成形金型および成形方法によれば、キャビティを
形成する複数の部材のうち、成形する成形部品の所望の
面を有する部と対向して設けた部材に超音波振動発生手
段により超音波振動を与えたことにより、高品質の所望
の面を有する光学反射ミラーが安価に生産性よく製造で
きるという効果は、大きい。
形成する複数の部材のうち、成形する成形部品の所望の
面を有する部と対向して設けた部材に超音波振動発生手
段により超音波振動を与えたことにより、高品質の所望
の面を有する光学反射ミラーが安価に生産性よく製造で
きるという効果は、大きい。
第1図は、本発明を実施した光学反射ミラーの成形金型
を半裁した要部の側面を断面にて示す断面図。 第2図は、第1図に示す成形金型の成形要部を拡大して
示す断面図。 1……スプールブッシュ 2……スプール 3……ランナー 4……ゲート 5……固定側取付板 6……固定側スリーブ 7……固定側ピース 8……固定側型板 9……可動側型板 10……可動側スリーブ 11……可動側ピース 12……キャビティ 13……スプール突出しピン 14……ランナ突出しピン 15……コアピン 16……受板 18……鏡面 19……パーティングライン 21……超音波振動子発生装置 22……コントローラユニット 23……成形機コントローラー
を半裁した要部の側面を断面にて示す断面図。 第2図は、第1図に示す成形金型の成形要部を拡大して
示す断面図。 1……スプールブッシュ 2……スプール 3……ランナー 4……ゲート 5……固定側取付板 6……固定側スリーブ 7……固定側ピース 8……固定側型板 9……可動側型板 10……可動側スリーブ 11……可動側ピース 12……キャビティ 13……スプール突出しピン 14……ランナ突出しピン 15……コアピン 16……受板 18……鏡面 19……パーティングライン 21……超音波振動子発生装置 22……コントローラユニット 23……成形機コントローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 健二 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 前田 薫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山田 満喜男 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−134722(JP,A) 特開 昭62−135333(JP,A) 特開 昭58−20413(JP,A) 特開 平1−182016(JP,A) 特開 平2−47026(JP,A) 実開 平2−137211(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチックを素材とした光学反射ミラー
の成形方法において、 所望の成形面を有する第1の部材とこの第1の部材の成
形面に対向する成形面を有する第2の部材とでキャビテ
ィの一部を成形する工程と、 前記キャビティ内にプラスチック素材を充填する工程
と、 前記第1の部材あるいは前記第2の部材の成形面に超音
波振動を与え、超音波振動を与えない側の前記成形面の
形状をプラスチック素材に転写する工程と、を有するこ
とを特徴とする光学反射ミラーの成形方法。 - 【請求項2】プラスチックを素材とした光学反射ミラー
を成形するキャビティを有する光学反射ミラーの成形金
型において、 前記キャビティの一部を形成するための所望の成形面を
有する第1の部材と、 前記第1の部材の成形面に対向した前記キャビティの一
部を形成するための所望の成形面を有する第2の部材
と、 前記第1の部材あるいは前記第2の部材の成形面に超音
波振動を与えるための超音波振動発生手段と、 を具備することを特徴とする光学反射ミラーの成形金
型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29071689A JP2823905B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 光学反射ミラーの成形方法と成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29071689A JP2823905B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 光学反射ミラーの成形方法と成形金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151219A JPH03151219A (ja) | 1991-06-27 |
JP2823905B2 true JP2823905B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=17759598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29071689A Expired - Fee Related JP2823905B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 光学反射ミラーの成形方法と成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2823905B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP29071689A patent/JP2823905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03151219A (ja) | 1991-06-27 |
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