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JPH01166868A - 連続鋳造装置 - Google Patents

連続鋳造装置

Info

Publication number
JPH01166868A
JPH01166868A JP32488487A JP32488487A JPH01166868A JP H01166868 A JPH01166868 A JP H01166868A JP 32488487 A JP32488487 A JP 32488487A JP 32488487 A JP32488487 A JP 32488487A JP H01166868 A JPH01166868 A JP H01166868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
mold
metal introducing
water cooled
resistant material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32488487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Nakajima
邦夫 中島
Masao Hosoda
征男 細田
Takayuki Tanaka
孝行 田中
Riyouichi Ishigane
良一 石金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuetsu Gokin Chuko Kk
Chuetsu Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Chuetsu Gokin Chuko Kk
Chuetsu Metal Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuetsu Gokin Chuko Kk, Chuetsu Metal Works Co Ltd filed Critical Chuetsu Gokin Chuko Kk
Priority to JP32488487A priority Critical patent/JPH01166868A/ja
Publication of JPH01166868A publication Critical patent/JPH01166868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳型前で発生する不均一な凝固殻を防止できる
連続鋳造装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
これまでの連続鋳造装置は第2図に示すように、保持炉
20と水冷鋳型21が直接接続されていたため、鋳型2
1の冷却が保持炉20内まで伝達されて、溶湯22は鋳
型21の基端部より保持炉20側で凝固殻を形成する場
合が多かった。ところが、保持炉20内の溶湯温度や、
鋳型21からの冷却温度の変動により、その凝固殻の形
状や厚さが不均一になり、それに起因して、次のような
弊害が発生していた。例えば、 ■鋳片の肌荒れが著しい。
溶湯が保持炉内の鋳型基端直前で凝固されるため、鋳型
内では凝固収縮により鋳型と鋳片との間に隙間ができて
しまい、その部分において復熱作用により凝固殻が溶損
し、隙間に溶湯が差し込むことになり鋳片の肌荒れを生
じる。
■溶湯の温度差による寸法精度のバラツキ及び偏析が著
しい。
例えば横型連続鋳造用の保持炉内では上側と下側で温度
差があるので、上記したように保持炉内で凝固殻が発生
した場合は、下側よりの凝固が上側に比べ早くなる。こ
のため凝固殻の発達がアンバランスとなり、丸型鋳片で
は楕円に変形し、板状鋳片では中央部が薄肉となり同時
に曲がりを生じてしまう。また品質的にも、上下温度差
の影響を直接に受けることは、鋳片の不均一な結晶粒や
偏析の大きな原因になってしまう。
■厚みが10m+以下の薄板品の鋳造が不可能であるこ
の従来装置では、鋳型からの冷却が強くなり、鋳型より
保持炉側っまり注湯部で完全に凝固殻を発生してしまう
ので、薄板品は引き抜けなくなる。
従来より、熱間圧延が不利または不可能なCu−P 、
 Cu−3n−P 、 Cu−5nなどで例えば1m以
下の厚みの薄板を製造するときは、12〜20nn+の
素材を鋳造し、焼鈍と圧延とを繰返す冷間圧延で仕上げ
なければならなかった。このことは、大変な工数と設備
を必要とし、製品をコスト高にしていた。
そこでできるだけ冷間圧延の工程を軽減すべく、如何に
してもっと薄い健全な素材を連鋳で製造するかが従来か
らの課題であったのである。
近年は横型連鋳により、上記鋼合金系では°10m程度
の厚さまでの薄板が可能となっていたが、しかし従来例
装置では、上記した理由により、 10nn以下の厚み
の薄板の製造は困難であった。
■ストロークマークが深い 鋳型からの冷却のため注湯口で凝固殻が形成されるが、
それが湯ザカイまたは深いストロークマークとして鋳片
の表面に残存する。これは後工程における加工工数を増
加し、製品歩留りを非常に悪くするものである。
一方、第3図に示すように、鋳造炉壁に加熱鋳型30を
セットし、鋳型内面温度を鋳造金属の融点以上に加熱す
ることにより、鋳型面での核生成及び成長を防止し、・
鋳塊31は鋳型30の外で冷却するOCC法(加熱鋳型
連続鋳造法)が知られているが、この鋳造法は加熱鋳型
30の先端部で既に鋳塊31が形成され、鋳型30から
出た段階で冷却装置32にかかるものであるから、加熱
温度や引出速度のシビアなコントロールによってなされ
ている。
このため、生産管理が非常にシビアなものとなっている
。従って溶湯温度や加熱温度、冷却温度。
引出速度のわずかな変化も、製品や生産管理に大きく影
響する欠点があった。
また、本発明者等は第4図に示すように、保持炉40と
水冷鋳型41の間に耐熱材42より成る導湯部を設け、
この導湯部の外周側に電磁撹拌装置44を設けて導湯部
内における溶湯を撹拌回転流となし、この撹拌回転流の
溶湯を上記水冷鋳型部41内に供給する技術を提供して
きた(特開昭59−212146号)。
しかし、この先行技術においても、基本的には第2図に
示した従来例装置で生じる種々の欠点まで解消するもの
ではなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来例装置のかかる実情に鑑み発明されたも
ので、従来例装置で生じる品質上の欠陥を全て解消し、
極薄な鋳造品の製造も可能で、且つ均質な鋳造品を安定
に量産し得る連続鋳造装置を提供することを目的として
いる。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するための本発明の構成は、保持炉と水
冷鋳型の間に、発熱体を内蔵させた耐熱材より成る導湯
部を介在させたことをその要旨としている。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例横型連続鋳造装置湯口系の概略縦
断面図で、この場合は銅合金ビレット材鋳造について例
示したものである。
図において、1は溶湯、2は保持炉炉壁、3は導湯部、
4は発熱体、5は水冷ジャケット、6は黒鉛鋳型、8は
鋳片を示す6 導湯部3は中央部に貫通孔状の溶湯導管部9を設けた耐
熱材10又は耐火性断熱材で構成され、その基端部3a
は保持炉炉壁2の開孔部11に密嵌されると共に保持炉
炉壁2より水平に突出して保持され、その他端部3bに
は水冷ジャケット5の黒鉛鋳型6の基端部が密嵌され、
この水冷ジャケツト5及び黒鉛鋳型6も導湯部3に隣接
して同様に水平に突設されている。
本発明装置の特長は、この導湯部3がその耐熱材10中
に発熱体4を内蔵していることである。発熱体4として
は1発熱ヒータ、誘導コイルなど特に制限されるもので
はない。また、複数の発熱体4を一定間隔に内蔵させて
もよく、或いはコイル状に内蔵させてもよい、そして、
この発熱体4は。
黒鉛鋳型6に注湯される直前の導湯部3内の溶湯の温度
を常時均一に保持することができるよう、温度調整可能
に構成されている。
なお、導湯部3の外周側に電磁撹拌装置12(ロータリ
ーコイルタイプ、リニアーコイルタイプ。
ソレノイドコイルタイプなど)を配設すれば、導湯部3
内の溶湯が撹拌回転流となって黒鉛鋳型6内に供給され
るので、温度差の解消には一層有効であり、高品質の鋳
片8を得ることができる。
一方、黒鉛鋳型6は、内径が鋳片8の外径形状に構成さ
れ水冷ジャケット5に密嵌されており、いわゆる水冷鋳
型部を構成している。この水冷鋳型部は5図に示すよう
に水平状態に固定されており、水冷ジャケット5には給
水管13及び排水管14が接続されている。
〔発明の作用〕
このように構成された上記実施例湯口系においては、保
持炉より出た溶湯1は、先ず導湯部3の溶湯導管部9に
おいて全く凝固しない状態で、且つ溶湯温度を常時均一
に保持しながら水冷鋳型部に供給され、水冷鋳型部に入
るや凝固し、所定形状の鋳片8を形成することになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明連続鋳造装置は、保持炉と
水冷鋳型の間に介在させた導湯部の溶湯を均一に加熱す
ることによって、導湯部内の上下側の温度差をなくし、
一定温度の溶湯を水冷鋳型内に供給できるように構成し
たので、鋳型内において始めて凝固殻が形成され、且つ
均一な凝12!i1層を発達させることができる。
これにより、従来装置で発生していた、■鋳片の肌荒れ
、■寸法精度のバラツキ及び偏析、■深いストロークマ
ークなどの諸欠点が解消されたのである。
また、特に本発明の効果として最も強調したいのは、本
発明装置により、従来装置では不可能とされていた薄肉
鋳造品(約2〜3I肉厚)の鋳造が可能になったことで
ある。
その理由は、鋳型先端部で発生する不均一な凝固殻を防
止し、鋳型内において初めて凝固殻が形成され、且つ均
一で健全な凝固層を発達させることができるからである
更に、一定温度の溶湯が鋳型内に注湯されるので、操業
条件は安定し、生産性の向上に顕著な効果をもたらした
のである。
なお上記実施例では、横型の連続鋳造装置について説明
したが、縦型であっても同様に実施することができ、同
様の効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の湯口系の概略縦断面図、第
2図ないし第4図はそれぞれ従来例装置の湯口系の概略
縦断面図である。 3・・・導湯部 4・・・発熱体 5・・・水冷ジャケ
ット8・・・鋳片 10・・・耐熱材 12・・・電磁
撹拌装置ィ筈、i汐トーー雪ゴるトー4告玄qト一」口 /朝「→か+2に朔切門

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)保持炉と水冷鋳型の間に、発熱体を内蔵させた耐熱
    材より成る導湯部を介在させたことを特徴とする連続鋳
    造装置。 2)発熱体が発熱ヒーターであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の連続鋳造装置。 3)発熱体が誘導コイルであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の連続鋳造装置。
JP32488487A 1987-12-22 1987-12-22 連続鋳造装置 Pending JPH01166868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32488487A JPH01166868A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 連続鋳造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32488487A JPH01166868A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 連続鋳造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01166868A true JPH01166868A (ja) 1989-06-30

Family

ID=18170701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32488487A Pending JPH01166868A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 連続鋳造装置

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Country Link
JP (1) JPH01166868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0499117A2 (de) * 1991-02-09 1992-08-19 KM Europa Metal Aktiengesellschaft Verfahren zum kontinuierlichen Stranggiessen von Kupferlegierungen
KR100865657B1 (ko) * 2007-12-17 2008-10-29 한국과학기술연구원 반응고 금속 슬러리 제조용 주형, 반응고 금속 슬러리 제조장치, 반응고 금속 슬러리 제조 방법 및 반응고 금속슬러리

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415424A (en) * 1977-07-06 1979-02-05 Nippon Steel Corp Apparatus for continuous casting
JPS5874256A (ja) * 1981-10-30 1983-05-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水平連続鋳造設備
JPS60145249A (ja) * 1983-10-13 1985-07-31 ホエスト−アルピン・アクチエンゲゼルシヤフト 水平連続鋳造鋳型

Patent Citations (3)

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