JPH0114950Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114950Y2 JPH0114950Y2 JP1986170875U JP17087586U JPH0114950Y2 JP H0114950 Y2 JPH0114950 Y2 JP H0114950Y2 JP 1986170875 U JP1986170875 U JP 1986170875U JP 17087586 U JP17087586 U JP 17087586U JP H0114950 Y2 JPH0114950 Y2 JP H0114950Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chronograph
- coil
- clock
- hand
- watch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 11
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアナログクロノグラフ水晶時計に関す
る。
る。
従来機械時計にクロノグラフ機構を備えたもの
があつたが、カム機構等たいへんに複雑で大型化
してしまい実用に供しうるものとなつていなかつ
た。又特開昭49−95656号公報に開示されるよう
に水晶時計にクロノグラフ機構を設けようとする
アイデアはあつたが、具体的な構成に関して開示
されておらず、市場においても供給されない状態
であつた。
があつたが、カム機構等たいへんに複雑で大型化
してしまい実用に供しうるものとなつていなかつ
た。又特開昭49−95656号公報に開示されるよう
に水晶時計にクロノグラフ機構を設けようとする
アイデアはあつたが、具体的な構成に関して開示
されておらず、市場においても供給されない状態
であつた。
本考案の目的はアナログ水晶時計にクロノグラ
フ機構を付加するに際し、小型薄型で且つ低消費
電力の構成を提供せんとするものである。
フ機構を付加するに際し、小型薄型で且つ低消費
電力の構成を提供せんとするものである。
本考案をその図面により詳しく説明する。第1
図は本考案のブロツク図を示すものである。通常
の時間表示としての時計機構は、たとえば時間標
準21として水晶振動子を用いる。前記水晶振動
子の発振信号は、高密度集積回路としてMOS・
ICなどからなる分周回路22により、たとえば
毎秒1回の信号として分周される。この信号は駆
動回路23によりモーター駆動用の波形に整形さ
れる。整形された信号は電磁変換器24のロー
タ、ステーター、コイルよりなる周知のステツプ
モータに入力される。毎秒1回の電気信号は、変
換器24で回転運動となり、表輪列25を介し、
時、分、秒針の指示輪列26で時刻を指示する。
ここまでは周知のアナログ水晶時計であり、秒針
の動きとしては毎秒1回運針する方式が多く採用
されており、これは主として間欠運針により消費
電流の増加を防ぐことと、通常時は静止して外乱
の影響を少くするためである。次に巻真やボタン
等の外部操作部材31を操作することにより、時
計体内部に信号が入力され、その内部入力信号3
2により、通常の時計へ信号を分周している分周
回路22から分周途中の信号を得られるようなゲ
ート回路33を設ける。このゲートを通過する分
周信号は通常の時計と同様にクロノグラフ駆動回
路27で整形され、クロノグラフ変換器28によ
り回転運動に変換され、クロノグラフ輪列29を
介して、時、分、秒等のクロノグラフ指示輪列3
0により測定時間を指示することができる。
図は本考案のブロツク図を示すものである。通常
の時間表示としての時計機構は、たとえば時間標
準21として水晶振動子を用いる。前記水晶振動
子の発振信号は、高密度集積回路としてMOS・
ICなどからなる分周回路22により、たとえば
毎秒1回の信号として分周される。この信号は駆
動回路23によりモーター駆動用の波形に整形さ
れる。整形された信号は電磁変換器24のロー
タ、ステーター、コイルよりなる周知のステツプ
モータに入力される。毎秒1回の電気信号は、変
換器24で回転運動となり、表輪列25を介し、
時、分、秒針の指示輪列26で時刻を指示する。
ここまでは周知のアナログ水晶時計であり、秒針
の動きとしては毎秒1回運針する方式が多く採用
されており、これは主として間欠運針により消費
電流の増加を防ぐことと、通常時は静止して外乱
の影響を少くするためである。次に巻真やボタン
等の外部操作部材31を操作することにより、時
計体内部に信号が入力され、その内部入力信号3
2により、通常の時計へ信号を分周している分周
回路22から分周途中の信号を得られるようなゲ
ート回路33を設ける。このゲートを通過する分
周信号は通常の時計と同様にクロノグラフ駆動回
路27で整形され、クロノグラフ変換器28によ
り回転運動に変換され、クロノグラフ輪列29を
介して、時、分、秒等のクロノグラフ指示輪列3
0により測定時間を指示することができる。
クロノグラフ変換器28は周知のロータ、ステ
ータ、コイル等で構成されたステツプモーターで
あり、このステツプモーターの駆動周期は、時計
駆動用の毎秒1回信号に較べ周期が短い。たとえ
ば周期が1/10秒とすると、普通の時計に較べ、ク
ロノグラフ秒針は10倍の早さで動くことになり、
クロノグラフ操作時には1/10秒の精度で読みとる
ことが可能になる。逆にこのことはステツプモー
タの駆動のために単純には10倍の消費電流が必要
になる。しかしながら本発明では時計駆動用の変
換器24のステツプモーターとクロノグラフ駆動
用のステツプモーター28は別個に構成されてい
る。
ータ、コイル等で構成されたステツプモーターで
あり、このステツプモーターの駆動周期は、時計
駆動用の毎秒1回信号に較べ周期が短い。たとえ
ば周期が1/10秒とすると、普通の時計に較べ、ク
ロノグラフ秒針は10倍の早さで動くことになり、
クロノグラフ操作時には1/10秒の精度で読みとる
ことが可能になる。逆にこのことはステツプモー
タの駆動のために単純には10倍の消費電流が必要
になる。しかしながら本発明では時計駆動用の変
換器24のステツプモーターとクロノグラフ駆動
用のステツプモーター28は別個に構成されてい
る。
時計用のステツプモーターとしては消費電流が
1.5μA前後で電池寿命も5年くらいのものまで実
用化されている。クロノグラフ用モータとして
は、時計用で要求されるようなカレンダー送りの
ための余計な出力トルクは不要であり、単にクロ
ノグラフ用の秒針、分針、時針を駆動すればよい
のでコイルも小さくてよいし、消費電流も1/3位
いで充分である。さらに普通の時計の1/10の周期
をもつクロノグラフ輪列では、クロノグラフのロ
ータから秒針までの減速比を1/10にするため、出
力トルクは普通の時計のトルクの10倍得られるこ
とになり、この点からもクロノグラフのステツプ
モータ出力を小さくしても問題がないことがわか
る。ここでたとえばクロノグラフ用の消費電流
は、1/10の周期にするために10倍必要であつたも
のが、出力トルクを減らすことができるため1/3
に減らせたとすると、10/3≒3.3倍の消費電流に
なる。水晶発振回路の消費電流はモーター駆動用
の電流に較べ比較的小さいとみなし、5年寿命の
時計で常時クロノグラフ輪列兼、普通の時計の両
方を動かしたとすると5年/3.3+1≒1.1年の電
池寿命となる。しかし実際には常時クロノグラフ
を使用しないこと、あるいはクロノグラフが作動
開始してから一定時間後にはクロノグラフの駆動
信号がカツトされるようなタイマー60を用いて毎
日1時間使用又はクロノグラフ使用後1時間たつ
とタイマーが作用するように構成したことにより
3.3倍消費電流を要するのは3.3/24H≒0.1375で
あり普通の時計の消費電流1に対して、 5/0.1375+1=4.4年、3年寿命の時計では、 3/1.1375≒2.64年となり、電池寿命がたいして 損なわれることなく、クロノグラフ機構を附加す
ることができる。
1.5μA前後で電池寿命も5年くらいのものまで実
用化されている。クロノグラフ用モータとして
は、時計用で要求されるようなカレンダー送りの
ための余計な出力トルクは不要であり、単にクロ
ノグラフ用の秒針、分針、時針を駆動すればよい
のでコイルも小さくてよいし、消費電流も1/3位
いで充分である。さらに普通の時計の1/10の周期
をもつクロノグラフ輪列では、クロノグラフのロ
ータから秒針までの減速比を1/10にするため、出
力トルクは普通の時計のトルクの10倍得られるこ
とになり、この点からもクロノグラフのステツプ
モータ出力を小さくしても問題がないことがわか
る。ここでたとえばクロノグラフ用の消費電流
は、1/10の周期にするために10倍必要であつたも
のが、出力トルクを減らすことができるため1/3
に減らせたとすると、10/3≒3.3倍の消費電流に
なる。水晶発振回路の消費電流はモーター駆動用
の電流に較べ比較的小さいとみなし、5年寿命の
時計で常時クロノグラフ輪列兼、普通の時計の両
方を動かしたとすると5年/3.3+1≒1.1年の電
池寿命となる。しかし実際には常時クロノグラフ
を使用しないこと、あるいはクロノグラフが作動
開始してから一定時間後にはクロノグラフの駆動
信号がカツトされるようなタイマー60を用いて毎
日1時間使用又はクロノグラフ使用後1時間たつ
とタイマーが作用するように構成したことにより
3.3倍消費電流を要するのは3.3/24H≒0.1375で
あり普通の時計の消費電流1に対して、 5/0.1375+1=4.4年、3年寿命の時計では、 3/1.1375≒2.64年となり、電池寿命がたいして 損なわれることなく、クロノグラフ機構を附加す
ることができる。
本考案の具体的な構造を第2図の平面図、第3
図の断面図によつて説明する。
図の断面図によつて説明する。
水晶振動子やMOSIC等の信号発生回路ブロツ
ク46の構成は、第1図で詳細に説明したので省
略する。普通の時計は回路からの信号をコイル4
1に入力しステータ42と磁石からなるローター
6の変換器により回転運動とし、番車5,4,
3,2の表輪列更に秒針指示用のカナ44で構成
され、たとえば毎秒1回のステツプ運針により時
分秒、図示しないカレンダー機構を作動させてい
る。次に時計用よりも短い周期をもつた信号に応
答するクロノグラフ変換器として、コイル45、
ステータ43、ロータ18、クロノグラフ番車と
して17,16,15,14,13、更に分針指
示用として番車12からなる。
ク46の構成は、第1図で詳細に説明したので省
略する。普通の時計は回路からの信号をコイル4
1に入力しステータ42と磁石からなるローター
6の変換器により回転運動とし、番車5,4,
3,2の表輪列更に秒針指示用のカナ44で構成
され、たとえば毎秒1回のステツプ運針により時
分秒、図示しないカレンダー機構を作動させてい
る。次に時計用よりも短い周期をもつた信号に応
答するクロノグラフ変換器として、コイル45、
ステータ43、ロータ18、クロノグラフ番車と
して17,16,15,14,13、更に分針指
示用として番車12からなる。
文字板側からは普通の時計の時、分針は第3図
のように文字板のほぼ中央附近に分針62、時針
61としてあり秒針車44はたとえばこの図では
秒針カナとして中央から離れている。クロノグラ
フ用の秒針14aは時計の中央部附近に位置し、
クロノグラフ用分針12aは中央から離れてい
る。クロノグラフ用時針は図示していないが、分
針を減速し、分針と同様中央から離れた場所に位
置することができる。即ち、外観上普通の時計と
クロノグラフとしての針類を文字板全面に配置で
きるので、デザイン的に機械時計クロノグラフと
同様な力強いイメージを与えることが可能になつ
ている。クロノグラフを用いるときは、第2図に
おいてたとえば外部操作のボタン47を押すこと
によりレバー49が変位しレバーの一部49a
と、回路から出た接点ピン53が接し、回路にク
ロノグラフスタートの信号を与える。ストツプす
る時はボタン48を押すことにより、レバー50
が変位し周知のクロノグラフ作動カム51の選択
で、レバー50が変位した時に復針レバー52
が、クロノグラフの秒針車14と分針車12に固
着されたハートカムと係合し、帰零する。ここで
はクロノグラフとしての概作動を述べたが、機械
時計におけるクロノグラフのように摩擦クラツチ
機構を秒針位置に用いず、時計輪列とクロノグラ
フ輪列を独立しているので、番車類が平面的に配
置でき、機械式のクロノグラフのように厚くなる
ことを防ぐことができる。
のように文字板のほぼ中央附近に分針62、時針
61としてあり秒針車44はたとえばこの図では
秒針カナとして中央から離れている。クロノグラ
フ用の秒針14aは時計の中央部附近に位置し、
クロノグラフ用分針12aは中央から離れてい
る。クロノグラフ用時針は図示していないが、分
針を減速し、分針と同様中央から離れた場所に位
置することができる。即ち、外観上普通の時計と
クロノグラフとしての針類を文字板全面に配置で
きるので、デザイン的に機械時計クロノグラフと
同様な力強いイメージを与えることが可能になつ
ている。クロノグラフを用いるときは、第2図に
おいてたとえば外部操作のボタン47を押すこと
によりレバー49が変位しレバーの一部49a
と、回路から出た接点ピン53が接し、回路にク
ロノグラフスタートの信号を与える。ストツプす
る時はボタン48を押すことにより、レバー50
が変位し周知のクロノグラフ作動カム51の選択
で、レバー50が変位した時に復針レバー52
が、クロノグラフの秒針車14と分針車12に固
着されたハートカムと係合し、帰零する。ここで
はクロノグラフとしての概作動を述べたが、機械
時計におけるクロノグラフのように摩擦クラツチ
機構を秒針位置に用いず、時計輪列とクロノグラ
フ輪列を独立しているので、番車類が平面的に配
置でき、機械式のクロノグラフのように厚くなる
ことを防ぐことができる。
以上述べたような特徴ある構成に加え本考案の
クロノグラフ機構では次の点で更に水晶時計とし
ての利点を発揮することができる。即ち、普通の
時計機能として毎秒1秒分秒針がステツプ運針さ
れるのに対し、クロノグラフ機構の秒針の文字板
上の目盛が、毎分目盛りと同じとすると、クロノ
グラフ用ステツプモータが1/10秒周期のとき、一
秒の目盛を10等分してクロノグラフ秒針が回転す
るため、クロノグラフ針は一見滑らかな動きをす
るように見える。このため時計用の秒針の動き
と、クロノグラフ用の秒針の動きがステツプとス
イープで全く異なるので時計として外見上特徴の
あるアナログクロノグラフ時計を提供することが
できる。
クロノグラフ機構では次の点で更に水晶時計とし
ての利点を発揮することができる。即ち、普通の
時計機能として毎秒1秒分秒針がステツプ運針さ
れるのに対し、クロノグラフ機構の秒針の文字板
上の目盛が、毎分目盛りと同じとすると、クロノ
グラフ用ステツプモータが1/10秒周期のとき、一
秒の目盛を10等分してクロノグラフ秒針が回転す
るため、クロノグラフ針は一見滑らかな動きをす
るように見える。このため時計用の秒針の動き
と、クロノグラフ用の秒針の動きがステツプとス
イープで全く異なるので時計として外見上特徴の
あるアナログクロノグラフ時計を提供することが
できる。
又クロノグラフ機構の秒針が1/10秒周期とし、
秒針としての回転角をモーターの1ステツプ当り
1秒目盛り、即ち1秒間に文字板上の目盛りを10
秒分回転させるようにすると、1/10秒台のラツプ
を読みとるには、秒目盛がそのまま1/10秒に対応
するので、簡単に1/10秒台のタイムを測定するこ
とができる。このことは従来の機械式や音叉式の
クロノグラフ時計では簡単に実現できなかつた別
モーター式の特徴であり、水晶時計としての高精
度の特徴をクロノグラフ機構でも発揮できる。こ
の場合もクロノグラフ秒針は急速に文字板上を回
転するので、普通の秒針と明確に識別することが
できる。
秒針としての回転角をモーターの1ステツプ当り
1秒目盛り、即ち1秒間に文字板上の目盛りを10
秒分回転させるようにすると、1/10秒台のラツプ
を読みとるには、秒目盛がそのまま1/10秒に対応
するので、簡単に1/10秒台のタイムを測定するこ
とができる。このことは従来の機械式や音叉式の
クロノグラフ時計では簡単に実現できなかつた別
モーター式の特徴であり、水晶時計としての高精
度の特徴をクロノグラフ機構でも発揮できる。こ
の場合もクロノグラフ秒針は急速に文字板上を回
転するので、普通の秒針と明確に識別することが
できる。
かかる本考案の構成によれば、時計機能とクロ
ノグラフ機能の両方を1つの偏平型電池で駆動す
るよう構成し、且つ時計機能とクロノグラフ機能
の各々を基板と平行な方向にコアをもつコイルと
該コイルから平面的に離れた位置にあるローター
と板状ステータからなるステツプモータで駆動
し、コイルと回路ブロツクと電池及び輪列を互い
に重なることなく配置し、且つ時計機構用の輪列
とクロノグラフ用の輪列を各々独立して時計体中
心から外周に向けて異なる平面位置に配置し、ま
た各々そのコイルを平面的にずらして配置したこ
とにより、第1のクロノグラフ機構と時計機構の
間に格別なクラツチ機構を必要とせず、機構が簡
単であり、その分時計の薄型化、小型化に寄与で
きるものであり、また上述の如く部品の重なりを
極力防ぐことによつて一層の薄型化をもたらして
いる。
ノグラフ機能の両方を1つの偏平型電池で駆動す
るよう構成し、且つ時計機能とクロノグラフ機能
の各々を基板と平行な方向にコアをもつコイルと
該コイルから平面的に離れた位置にあるローター
と板状ステータからなるステツプモータで駆動
し、コイルと回路ブロツクと電池及び輪列を互い
に重なることなく配置し、且つ時計機構用の輪列
とクロノグラフ用の輪列を各々独立して時計体中
心から外周に向けて異なる平面位置に配置し、ま
た各々そのコイルを平面的にずらして配置したこ
とにより、第1のクロノグラフ機構と時計機構の
間に格別なクラツチ機構を必要とせず、機構が簡
単であり、その分時計の薄型化、小型化に寄与で
きるものであり、また上述の如く部品の重なりを
極力防ぐことによつて一層の薄型化をもたらして
いる。
また、本考案では1秒以下の駆動周期を有する
クロノノグラフ針を時計用時針、時計用分針と同
軸に配置してあるので、1秒以下の指示読み取り
が容易にできるメリツトと、また1秒以下の駆動
周期でスタートストツプをする指針を中心にもつ
てくることにより、その作動認識が容易にでき、
誤動作等を防止できるといつたメリツトもある。
クロノノグラフ針を時計用時針、時計用分針と同
軸に配置してあるので、1秒以下の指示読み取り
が容易にできるメリツトと、また1秒以下の駆動
周期でスタートストツプをする指針を中心にもつ
てくることにより、その作動認識が容易にでき、
誤動作等を防止できるといつたメリツトもある。
第1図は、本考案のブロツク図。第2図は、本
考案の平面図。第3図は、本考案の断面図。 21……時間標準、22……分周回路、23…
…駆動回路、24……変換器、25……表輪列、
26……指示輪列、33……ゲート回路、27…
…クロノグラフ駆動回路、28……クロノグラフ
変換器、29……クロノグラフ輪列、30……ク
ロノグラフ指示輪列、31……外部操作部材、3
2……内部入力信号、41……時計用コイル、4
2……時計用ステーター、6……時計用ロータ、
44……時計用秒針車、61……時計用時針、6
2……時計用分針、14a……クロノグラフ用秒
針、12a……クロノグラフ用分針。
考案の平面図。第3図は、本考案の断面図。 21……時間標準、22……分周回路、23…
…駆動回路、24……変換器、25……表輪列、
26……指示輪列、33……ゲート回路、27…
…クロノグラフ駆動回路、28……クロノグラフ
変換器、29……クロノグラフ輪列、30……ク
ロノグラフ指示輪列、31……外部操作部材、3
2……内部入力信号、41……時計用コイル、4
2……時計用ステーター、6……時計用ロータ、
44……時計用秒針車、61……時計用時針、6
2……時計用分針、14a……クロノグラフ用秒
針、12a……クロノグラフ用分針。
Claims (1)
- 唯一の偏平型の駆動用電池40と、時間標準2
1とMOSICを備える信号発生回路ブロツク46
と、時計基板と平行な方向のコアをもつコイル4
1と該コイルから離れた位置に配置されるロータ
6と板状のステータ42とからなり前記信号発生
回路ブロツクの第1の出力信号により駆動される
時計用ステツプモータと、該時計用ステツプモー
タにより駆動され時計用秒針44時計用分針62
及び時計用時針61を作動する時計用指示輪列2
5,26とから構成される時計機構、及び外部操
作部材31により発生する入力信号にもとづいて
出力される前記信号発生回路ブロツクからの第2
の出力信号により作動するクロノグラフ駆動回路
27と、前記時計基板と平行な方向のコアをもつ
コイル45と該コイルから離れた位置に配置され
るロータ18と板状ステータ43とからなり前記
クロノグラフ駆動回路により作動されるクロノグ
ラフステツプモータ28と、前記クロノグラフス
テツプモータにより駆動されるとともに1秒以下
の駆動周期を有するクロノグラフ指針14aを作
動するクロノグラフ用指示輪列29,30とから
構成されるクロノクグラフ機構とからなり、前記
時計用分針と前記時計用時針と前記1秒以下の駆
動周期を有するクロノグラフ針の回転中心を同軸
上に配置し、前記電池と前記コイル及び前記指示
輪列と前記クロノグラフ輪列及び信号発生回路ブ
ロツクとは各々互いに重ならないように配置され
るとともに、前記時計コイル及び時計用輪列と前
記クロノグラフ用コイル及びクロノグラフ用指針
輪列とは各々時計体中央部から外周へ向かつて異
なる平面位置に配置され、且つそれぞれのコイル
は重ならないよう配置されたアナログクロノグラ
フ水晶時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170875U JPH0114950Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170875U JPH0114950Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279194U JPS6279194U (ja) | 1987-05-20 |
JPH0114950Y2 true JPH0114950Y2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=31105990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986170875U Expired JPH0114950Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0114950Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501052Y2 (ja) * | 1988-07-05 | 1996-06-12 | シチズン時計株式会社 | 指針表示式多針時計 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967656A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS4995656A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-09-11 | ||
JPS5260661A (en) * | 1975-11-13 | 1977-05-19 | Citizen Watch Co Ltd | Watch with calculator |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP1986170875U patent/JPH0114950Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4995656A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-09-11 | ||
JPS4967656A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS5260661A (en) * | 1975-11-13 | 1977-05-19 | Citizen Watch Co Ltd | Watch with calculator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6279194U (ja) | 1987-05-20 |
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---|---|---|
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