JPH0993200A - 光増幅中継伝送装置 - Google Patents
光増幅中継伝送装置Info
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- BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N bis(2-ethylhexyl) phthalate Chemical compound CCCCC(CC)COC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCC(CC)CCCC BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/29—Repeaters
- H04B10/291—Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
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- H04B10/294—Signal power control in a multiwavelength system, e.g. gain equalisation
- H04B10/2941—Signal power control in a multiwavelength system, e.g. gain equalisation using an equalising unit, e.g. a filter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】多数の光増幅器が配置されている中継伝送系に
おいて、個々の光増幅器の利得特性が累積され、通過帯
域が狭帯域となり、この外側で光信号が減衰してしまう
問題点を解決する。 【解決手段】多数の光増幅器を配置する伝送中継系にお
いて、光増幅器の通過帯域利得特性を平坦化する光フィ
ルタを所定の間隔で配置した光増幅中継伝送装置によ
り、前述の問題を解決する。本発明は特に波長多重分割
光伝送システムにおいて各波長の利得を平坦にする点で
効果的である。光フィルタは光ファイバ波長選択フィル
タなど、光アンプはErドープ光ファイバ増幅器などが
使用される。
おいて、個々の光増幅器の利得特性が累積され、通過帯
域が狭帯域となり、この外側で光信号が減衰してしまう
問題点を解決する。 【解決手段】多数の光増幅器を配置する伝送中継系にお
いて、光増幅器の通過帯域利得特性を平坦化する光フィ
ルタを所定の間隔で配置した光増幅中継伝送装置によ
り、前述の問題を解決する。本発明は特に波長多重分割
光伝送システムにおいて各波長の利得を平坦にする点で
効果的である。光フィルタは光ファイバ波長選択フィル
タなど、光アンプはErドープ光ファイバ増幅器などが
使用される。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は波長多重光伝送シス
テムに関し、特にこのシステムに用いる光増幅装置の利
得等価に関する。
テムに関し、特にこのシステムに用いる光増幅装置の利
得等価に関する。
【従来の技術】近年、光伝送システムでは、長距離化、
大容量化の要請に対応して、光増幅中継器の使用、また
光信号の波長多重化が検討されている。
大容量化の要請に対応して、光増幅中継器の使用、また
光信号の波長多重化が検討されている。
【0001】従来の長距離波長分割多重光伝送システム
では図3(A)のように、波長多重光信号送信装置2と
波長分割光信号受信装置3との間には多数の光直接増幅
器1が配置されている。しかし、光直接増幅器1は使用
される各波長毎にその利得特性がわずかに異なる。例え
ば図3(B)のように、波長多重においてλ1からλ4
の4つの波長を用いる場合、光直接増幅器1が多数配置
されると個々の光直接増幅器1の利得特性が累積され
る。このため、図3(C)のように利得特性は各波長毎
に大きな差が生じ、特性曲線は急峻になり通過帯域(例
えば3dB)は狭帯域化し、この帯域の外側では光信号
は大きく減衰する。
では図3(A)のように、波長多重光信号送信装置2と
波長分割光信号受信装置3との間には多数の光直接増幅
器1が配置されている。しかし、光直接増幅器1は使用
される各波長毎にその利得特性がわずかに異なる。例え
ば図3(B)のように、波長多重においてλ1からλ4
の4つの波長を用いる場合、光直接増幅器1が多数配置
されると個々の光直接増幅器1の利得特性が累積され
る。このため、図3(C)のように利得特性は各波長毎
に大きな差が生じ、特性曲線は急峻になり通過帯域(例
えば3dB)は狭帯域化し、この帯域の外側では光信号
は大きく減衰する。
【0002】この問題を解決するために、特開平5ー3
7472号公報では図4のような構成が提案されてい
る。すなわち、光増幅器1から出力される多重化された
光信号を分波器5で各波長毎に分波される。各波長の光
は、それぞれの利得の差に応じて利得の大きい波長光信
号を利得の低い波長に合わせるように、光アッテネータ
6で減衰され、カップラー7で再び多重化され出力され
る。
7472号公報では図4のような構成が提案されてい
る。すなわち、光増幅器1から出力される多重化された
光信号を分波器5で各波長毎に分波される。各波長の光
は、それぞれの利得の差に応じて利得の大きい波長光信
号を利得の低い波長に合わせるように、光アッテネータ
6で減衰され、カップラー7で再び多重化され出力され
る。
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4の構成は
特定の波長に対応したアッテネータを設置しているため
波長が固定され、また最も利得の小さい波長に合わせて
他の波長の光信号を減衰させるので、損失が生じるとい
う問題点を有している。さらに、装置構成も複雑になっ
てしまう。したがって、図4の構成は長距離の光伝送シ
ステムには適用しにくい。
特定の波長に対応したアッテネータを設置しているため
波長が固定され、また最も利得の小さい波長に合わせて
他の波長の光信号を減衰させるので、損失が生じるとい
う問題点を有している。さらに、装置構成も複雑になっ
てしまう。したがって、図4の構成は長距離の光伝送シ
ステムには適用しにくい。
【0003】本発明はこのような問題点を解決し、広帯
域に光信号を減衰させることなく中継伝送できる光増幅
中継伝送装置を提供することを目的にする。
域に光信号を減衰させることなく中継伝送できる光増幅
中継伝送装置を提供することを目的にする。
【課題を解決するための手段】本発明は、中継系に光増
幅器が配置した光増幅中継伝送装置において、光増幅器
の通過帯域利得特性を平坦化する光フィルタを配置した
ものである。また他の発明は、光増幅器と光フィルタと
を備えたことを特徴とする利得等価中継器である。
幅器が配置した光増幅中継伝送装置において、光増幅器
の通過帯域利得特性を平坦化する光フィルタを配置した
ものである。また他の発明は、光増幅器と光フィルタと
を備えたことを特徴とする利得等価中継器である。
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明の実施
例の構成を説明する。図1に本発明の構成の概要を示
す。波長多重光信号送信装置2と波長分割光信号受信装
置3との間には多数の光増幅器1が配置され、かつ所定
数の光増幅器毎に光フィルタが配置されている。
例の構成を説明する。図1に本発明の構成の概要を示
す。波長多重光信号送信装置2と波長分割光信号受信装
置3との間には多数の光増幅器1が配置され、かつ所定
数の光増幅器毎に光フィルタが配置されている。
【0004】光フィルタは光増幅器10台から30台毎
に配置することが望ましい。光増幅器が10台よりも少
なくなると、通過帯域にあまり利得の差が現れず、フィ
ルタとのマッチングがとれないためフィルタ特性に影響
された出力となってしまう。一方、光増幅器が30台を
越えてしまうと、これを補償する光フィルタを構成する
ことが困難になる。たとえ、光フィルタを構成できたと
しても、利得の少ない波長に合わせることとなるため損
失が大きなり望ましくない。
に配置することが望ましい。光増幅器が10台よりも少
なくなると、通過帯域にあまり利得の差が現れず、フィ
ルタとのマッチングがとれないためフィルタ特性に影響
された出力となってしまう。一方、光増幅器が30台を
越えてしまうと、これを補償する光フィルタを構成する
ことが困難になる。たとえ、光フィルタを構成できたと
しても、利得の少ない波長に合わせることとなるため損
失が大きなり望ましくない。
【0005】光フィルタは公知の光フィルタにより構成
できる。この実施例では、光ファイバ波長選択フィルタ
(ファイバ・ブラッグ・グレイテング)を用いている。
このフィルタは図5に示すように光フィルタ8のファイ
バコア9内にブラッグ回折格子10を形成した光ファイ
バ型反射フィルタであり、中心波長が約1600nmま
で、バンド幅(FWHM)が0.1nmから20nm程
度までの特性が容易に構成できる。このフィルタはグレ
イテングの形成されたフェイズマスクを介して紫外線を
光ファイバの長さ方向と垂直方向から照射することによ
り、光ファイバ8のコア9の一部の光学特性(例えば屈
折率)を周期的に変化させ、容易にブラッグ格子を光フ
ァイバに形成できる。また別の方法としては互いに干渉
する光を光ファイバの両端からそれぞれ入射させてコア
に回折格子を形成できる。干渉光この他の光フィルタと
しては多層誘電体膜干渉光フィルタ、回折格子やエタロ
ンを用いる光フィルタなどが利用できる。
できる。この実施例では、光ファイバ波長選択フィルタ
(ファイバ・ブラッグ・グレイテング)を用いている。
このフィルタは図5に示すように光フィルタ8のファイ
バコア9内にブラッグ回折格子10を形成した光ファイ
バ型反射フィルタであり、中心波長が約1600nmま
で、バンド幅(FWHM)が0.1nmから20nm程
度までの特性が容易に構成できる。このフィルタはグレ
イテングの形成されたフェイズマスクを介して紫外線を
光ファイバの長さ方向と垂直方向から照射することによ
り、光ファイバ8のコア9の一部の光学特性(例えば屈
折率)を周期的に変化させ、容易にブラッグ格子を光フ
ァイバに形成できる。また別の方法としては互いに干渉
する光を光ファイバの両端からそれぞれ入射させてコア
に回折格子を形成できる。干渉光この他の光フィルタと
しては多層誘電体膜干渉光フィルタ、回折格子やエタロ
ンを用いる光フィルタなどが利用できる。
【0006】光増幅器はErドープ光ファイバ増幅器を
使用している。これは、1.55ミクロン帯で誘導放出
の利得が大きいErドープ光ファイバに対し、InGa
AsP半導体レーザなどの1.48ミクロンの励起光等
によって光直接増幅をするものである。この他の増幅器
としては半導体光増幅器などが挙げられる。これはキャ
リアの注入によって半導体レーザを励起し信号光を励起
するものである。
使用している。これは、1.55ミクロン帯で誘導放出
の利得が大きいErドープ光ファイバに対し、InGa
AsP半導体レーザなどの1.48ミクロンの励起光等
によって光直接増幅をするものである。この他の増幅器
としては半導体光増幅器などが挙げられる。これはキャ
リアの注入によって半導体レーザを励起し信号光を励起
するものである。
【0007】波長多重光信号送信装置2は基本的には波
長の異なる光を送信する複数の光送信部と光合波器を備
えている。波長分割光信号受信装置3は光分波器と異な
る波長の光に対応した複数の受光部を備えている。光合
波器と光分波器は多層誘電体膜干渉光フィルタや、回折
格子を用いたもの、前述の光ファイバを用いたものなど
がある。次に、この構成の動作について説明する。ここ
では、波長としてλ1が1556nm、λ2が1557
nm、λ3が1558nm、λ4が1559nmの4つ
の波長を使用した波長多重の場合を示す。光増幅器(E
rドープ光ファイバ増幅器)が約30kmから100k
mの間隔に配置され、光フィルタ(光ファイバ波長選択
フィルタ)が光増幅器20台毎に配置する。図2(A)
は光増幅器が20台接続されたときの波長に対する累積
された利得特性を示す。中心波長が1557.5nm
で、幅5nmの通過帯域をとったとき、図のようにこの
通過帯域で約1dBの利得の差が生じている。このよう
な利得特性を補償するための光フィルタとして図2
(B)のような特性を有するものを配置する。するとこ
の通過帯域では図2(C)のように利得特性は平坦化さ
れる。
長の異なる光を送信する複数の光送信部と光合波器を備
えている。波長分割光信号受信装置3は光分波器と異な
る波長の光に対応した複数の受光部を備えている。光合
波器と光分波器は多層誘電体膜干渉光フィルタや、回折
格子を用いたもの、前述の光ファイバを用いたものなど
がある。次に、この構成の動作について説明する。ここ
では、波長としてλ1が1556nm、λ2が1557
nm、λ3が1558nm、λ4が1559nmの4つ
の波長を使用した波長多重の場合を示す。光増幅器(E
rドープ光ファイバ増幅器)が約30kmから100k
mの間隔に配置され、光フィルタ(光ファイバ波長選択
フィルタ)が光増幅器20台毎に配置する。図2(A)
は光増幅器が20台接続されたときの波長に対する累積
された利得特性を示す。中心波長が1557.5nm
で、幅5nmの通過帯域をとったとき、図のようにこの
通過帯域で約1dBの利得の差が生じている。このよう
な利得特性を補償するための光フィルタとして図2
(B)のような特性を有するものを配置する。するとこ
の通過帯域では図2(C)のように利得特性は平坦化さ
れる。
【0008】光フィルタは単独で独立に、または光増幅
器の内部、出力端または入力端に配置することができ
る。光増幅器は光中継器内に配置されるが、この場合、
光増幅器1と所定数の光増幅器の利得特性に対応する特
性の光フィルタ4を備えた光中継器を図6のような利得
等価中継器という新規な光中継器として認識することが
できる。
器の内部、出力端または入力端に配置することができ
る。光増幅器は光中継器内に配置されるが、この場合、
光増幅器1と所定数の光増幅器の利得特性に対応する特
性の光フィルタ4を備えた光中継器を図6のような利得
等価中継器という新規な光中継器として認識することが
できる。
【発明の効果】以上のように、本発明では光増幅器が配
置された光増幅中継伝送系において、光増幅器の通過帯
域利得特性を平坦化する光フィルタを配置したことによ
り、光増幅器の累積された利得特性を平坦化することが
でき、広帯域に光信号を減衰させることなく中継伝送す
ることができる。特に波長多重分割光伝送システムにお
いて波長の異なる複数の光信号を減衰させることなく伝
送できる。
置された光増幅中継伝送系において、光増幅器の通過帯
域利得特性を平坦化する光フィルタを配置したことによ
り、光増幅器の累積された利得特性を平坦化することが
でき、広帯域に光信号を減衰させることなく中継伝送す
ることができる。特に波長多重分割光伝送システムにお
いて波長の異なる複数の光信号を減衰させることなく伝
送できる。
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】利得特性を示す図であり(A)は複数の光増幅
器が累積した場合の利得特性、(B)は光フィルタの特
性、(C)は平坦化された利得特性をそれぞれ示す。
器が累積した場合の利得特性、(B)は光フィルタの特
性、(C)は平坦化された利得特性をそれぞれ示す。
【図3】従来の光増幅中継伝送装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】公知の光増幅装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】光ファイバ波長選択フィルタの例を示す断面図
である。
である。
【図6】本発明の利得等価中継器の概略図である。
1 光増幅器 2 波長多重光信号送信装置 3 波長分割光信号受信装置 4 光フィルタ 5 光分波器 6 光アッテネータ 7 カップラー 8 光ファイバ 9 コア 10 回折格子
Claims (7)
- 【請求項1】光増幅器を使用する中継伝送装置におい
て、光増幅器の通過帯域利得特性を平坦化する光フィル
タを配置したことを特徴とする光増幅中継伝送装置。 - 【請求項2】光フィルタを所定数の光増幅器毎に配置す
る請求項1に記載の光増幅中継伝送装置。 - 【請求項3】光フィルタは光増幅器10から30台ごと
に1台配置する構成の請求項2に記載の光増幅中継伝送
装置。 - 【請求項4】光フィルタは光ファイバ波長選択フィルタ
または多層誘電体膜干渉光フィルタである請求項1、2
または3に記載の光増幅中継伝送装置。 - 【請求項5】光増幅器はErドープ光ファイバ増幅器で
ある請求項1、2、3または4に記載の光増幅中継伝送
装置。 - 【請求項6】光増幅器と光フィルタとを備えたことを特
徴とする利得等価中継器。 - 【請求項7】請求項6に記載の利得等価中継器を中継系
に配置したことを特徴とする光増幅中継伝送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249890A JPH0993200A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 光増幅中継伝送装置 |
US08/721,230 US6124959A (en) | 1995-09-27 | 1996-09-26 | Optical wavelength-division multiplexing transmission system |
EP96307091A EP0766423A3 (en) | 1995-09-27 | 1996-09-27 | Optical wavelength-division multiplexing transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249890A JPH0993200A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 光増幅中継伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993200A true JPH0993200A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17199742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249890A Pending JPH0993200A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 光増幅中継伝送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6124959A (ja) |
EP (1) | EP0766423A3 (ja) |
JP (1) | JPH0993200A (ja) |
Cited By (2)
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FR2769443B1 (fr) * | 1997-10-02 | 1999-12-10 | Alsthom Cge Alcatel | Procede de compensation pour liaison de transmission optique par fibre et terminaux de liaison appliquant ce procede |
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