JPH0986760A - 用紙のカール矯正装置 - Google Patents
用紙のカール矯正装置Info
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- JPH0986760A JPH0986760A JP24193995A JP24193995A JPH0986760A JP H0986760 A JPH0986760 A JP H0986760A JP 24193995 A JP24193995 A JP 24193995A JP 24193995 A JP24193995 A JP 24193995A JP H0986760 A JPH0986760 A JP H0986760A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙のカールの方向や大きさに応じて適正な
矯正を行なうことができる用紙のカール矯正装置を提供
すること 【解決手段】 用紙搬送経路に設けられ用紙のカールの
方向及び大きさを検出するカール状態検出装置5と、カ
ール状態検出装置5よりも下流側に設けられカール状態
検出装置5により検出された用紙のカールの方向及び大
きさに応じて用紙の進行方向を制御してカール矯正を行
なうカール矯正装置8を備えている。
矯正を行なうことができる用紙のカール矯正装置を提供
すること 【解決手段】 用紙搬送経路に設けられ用紙のカールの
方向及び大きさを検出するカール状態検出装置5と、カ
ール状態検出装置5よりも下流側に設けられカール状態
検出装置5により検出された用紙のカールの方向及び大
きさに応じて用紙の進行方向を制御してカール矯正を行
なうカール矯正装置8を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置において使用されるカール矯正装置に
関し、特に、カールの方向や大きさに応じた矯正を行う
カール矯正装置に関する。
等の画像形成装置において使用されるカール矯正装置に
関し、特に、カールの方向や大きさに応じた矯正を行う
カール矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、レーザプリンタにおいては、
一様に帯電された感光体の表面が画像情報で変調された
レーザ光により露光され、感光体の表面上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像器により現像されて
感光体の表面上にトナー像が形成される。このトナー像
は用紙上に転写され、トナー像が転写された用紙は定着
装置を通過し、トナー像が用紙に定着される。
一様に帯電された感光体の表面が画像情報で変調された
レーザ光により露光され、感光体の表面上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像器により現像されて
感光体の表面上にトナー像が形成される。このトナー像
は用紙上に転写され、トナー像が転写された用紙は定着
装置を通過し、トナー像が用紙に定着される。
【0003】定着装置は、一般に互いに圧接された加熱
ローラと加圧ローラとから構成されており、トナー像が
転写された用紙が加熱ローラと加圧ローラの間のニップ
部を通過する時に、トナーに熱と圧力が印加されトナー
が溶融して用紙に定着される。
ローラと加圧ローラとから構成されており、トナー像が
転写された用紙が加熱ローラと加圧ローラの間のニップ
部を通過する時に、トナーに熱と圧力が印加されトナー
が溶融して用紙に定着される。
【0004】この定着処理の際には、用紙にも熱と圧力
が印加されため用紙がカールする。この用紙のカールの
方向及び大きさは、定着部を通過した用紙の紙質、紙
厚、環境等の影響により異なる。
が印加されため用紙がカールする。この用紙のカールの
方向及び大きさは、定着部を通過した用紙の紙質、紙
厚、環境等の影響により異なる。
【0005】また定着装置以外の箇所、たとえば、用紙
トレイ内においても、用紙の表裏の含水量の差に起因し
てカールが生じる場合もある。
トレイ内においても、用紙の表裏の含水量の差に起因し
てカールが生じる場合もある。
【0006】用紙がカールすると、後続する用紙搬送経
路に紙詰まりを生じたり、用紙を取り出した後の取扱い
が不便になるという問題がある。特に、両面複写を行な
う場合には、片面に画像が形成された用紙が、装置内の
画像形成用の長い搬送経路を再度通過するため、用紙に
カールがあると不都合である。
路に紙詰まりを生じたり、用紙を取り出した後の取扱い
が不便になるという問題がある。特に、両面複写を行な
う場合には、片面に画像が形成された用紙が、装置内の
画像形成用の長い搬送経路を再度通過するため、用紙に
カールがあると不都合である。
【0007】そこでこのような用紙のカールを矯正する
ために、用紙の搬送経路中にカール矯正装置が設けられ
ている。
ために、用紙の搬送経路中にカール矯正装置が設けられ
ている。
【0008】たとえば、特開平3ー152057号公報
には、定着装置の下流側に、用紙挿入口と用紙排出口が
それぞれ共通とされた複数の用紙案内部材を上下方向に
関して並列的に設け、上側の用紙案内部材を上に凸に湾
曲させると共に搬送経路中央部に矯正ロールを設け、中
央の用紙案内部材を直線状とし、下側の用紙案内部材を
下に凸に湾曲させると共に搬送経路中央部に矯正ロール
を設けたカール除去装置が記載されている。同公報に記
載の装置によれば、たとえば、用紙搬送に対して直交す
る方向から見て上向きにカールした用紙は、自動的に上
側の用紙案内部材に進入し、用紙案内部材が有する上に
凸に湾曲により、用紙の上向きのカールが矯正されると
している。
には、定着装置の下流側に、用紙挿入口と用紙排出口が
それぞれ共通とされた複数の用紙案内部材を上下方向に
関して並列的に設け、上側の用紙案内部材を上に凸に湾
曲させると共に搬送経路中央部に矯正ロールを設け、中
央の用紙案内部材を直線状とし、下側の用紙案内部材を
下に凸に湾曲させると共に搬送経路中央部に矯正ロール
を設けたカール除去装置が記載されている。同公報に記
載の装置によれば、たとえば、用紙搬送に対して直交す
る方向から見て上向きにカールした用紙は、自動的に上
側の用紙案内部材に進入し、用紙案内部材が有する上に
凸に湾曲により、用紙の上向きのカールが矯正されると
している。
【0009】しかしながら、同公報に記載の装置におい
ては、用紙は、単純に先端の高さに応じて、異なった用
紙案内部材に進入するようになっているので、実際には
用紙を確実に振り分けることは出来ず、紙詰まりが発生
しやすいという問題がある。たとえば、中程度の上向き
カールを有する用紙は、上側の上に凸の用紙案内部材の
入口と中央の直線状の用紙案内部材の入口の境界部分に
衝突するので、紙詰まりが発生する。また、用紙の湾曲
は、用紙の搬送方向に関してだけではなく、用紙の搬送
方向と直交する方向に関しても発生する。したがって、
用紙の先端部において中央部の高さと両端部の高さが異
なることもあり得る。このような場合にも、用紙の先端
は、複数の用紙案内部材の入口の境界部分に衝突し、紙
詰まりが発生する。また、同公報に記載の装置において
は、用紙のカールの大きさに拘わらず、用紙案内部材の
湾曲の程度は固定であるので、カールの矯正が不足した
り、過剰に矯正して逆カールが発生するという問題もあ
る。
ては、用紙は、単純に先端の高さに応じて、異なった用
紙案内部材に進入するようになっているので、実際には
用紙を確実に振り分けることは出来ず、紙詰まりが発生
しやすいという問題がある。たとえば、中程度の上向き
カールを有する用紙は、上側の上に凸の用紙案内部材の
入口と中央の直線状の用紙案内部材の入口の境界部分に
衝突するので、紙詰まりが発生する。また、用紙の湾曲
は、用紙の搬送方向に関してだけではなく、用紙の搬送
方向と直交する方向に関しても発生する。したがって、
用紙の先端部において中央部の高さと両端部の高さが異
なることもあり得る。このような場合にも、用紙の先端
は、複数の用紙案内部材の入口の境界部分に衝突し、紙
詰まりが発生する。また、同公報に記載の装置において
は、用紙のカールの大きさに拘わらず、用紙案内部材の
湾曲の程度は固定であるので、カールの矯正が不足した
り、過剰に矯正して逆カールが発生するという問題もあ
る。
【0010】また従来の別のカール矯正装置として、特
開昭56ー48343号公報に記載のものが知られてい
る。同公報に記載の装置においては、それぞれ硬質径小
ロールと軟質径大ロールからなり、それぞれ反対向きの
カール補正を行なう二つのカール取り手段を用紙搬送経
路に沿って配置し、カールの有無及びカール方向に応じ
てカール取り手段を選択的に動作させている。
開昭56ー48343号公報に記載のものが知られてい
る。同公報に記載の装置においては、それぞれ硬質径小
ロールと軟質径大ロールからなり、それぞれ反対向きの
カール補正を行なう二つのカール取り手段を用紙搬送経
路に沿って配置し、カールの有無及びカール方向に応じ
てカール取り手段を選択的に動作させている。
【0011】しかしながら、同公報に記載の装置におい
ては、径大ロールの表面に設けられたゴム等の弾性変形
によりカールの矯正を行なっているので、長期間の使用
に際して、ロール磨耗や変質により矯正性能が低下する
という問題があった。また、それぞれ逆向きのカールの
補正を行なう二つの矯正手段を設ける必要があるため、
構造が複雑化するという問題がある。
ては、径大ロールの表面に設けられたゴム等の弾性変形
によりカールの矯正を行なっているので、長期間の使用
に際して、ロール磨耗や変質により矯正性能が低下する
という問題があった。また、それぞれ逆向きのカールの
補正を行なう二つの矯正手段を設ける必要があるため、
構造が複雑化するという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、用紙
のカールの方向や大きさに応じて適正な矯正を行なうこ
とができ、しかも、構造が簡単で耐久性に優れた用紙の
カール矯正装置を提供することを課題とする。
のカールの方向や大きさに応じて適正な矯正を行なうこ
とができ、しかも、構造が簡単で耐久性に優れた用紙の
カール矯正装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙のカール矯
正装置は、用紙搬送経路を挟むように配置され用紙進行
とは直交する方向に用紙の面を横切る軸を中心として回
動可能に設けられた一対の平行板と、該平行板の方向を
修正すべき用紙のカールの方向及び大きさに応じて変更
する手段とを備えていることを特徴とする。
正装置は、用紙搬送経路を挟むように配置され用紙進行
とは直交する方向に用紙の面を横切る軸を中心として回
動可能に設けられた一対の平行板と、該平行板の方向を
修正すべき用紙のカールの方向及び大きさに応じて変更
する手段とを備えていることを特徴とする。
【0014】本発明の用紙のカール矯正装置は、用紙搬
送経路に沿って配置され用紙進行とは直交する方向に用
紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設けられた板
状体と、該平行板の方向を修正すべき用紙のカールの方
向及び大きさに応じて変更する手段とを備えていること
を特徴とする。
送経路に沿って配置され用紙進行とは直交する方向に用
紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設けられた板
状体と、該平行板の方向を修正すべき用紙のカールの方
向及び大きさに応じて変更する手段とを備えていること
を特徴とする。
【0015】本発明の用紙のカール矯正装置は、用紙搬
送経路を挟むように配置され用紙進行とは直交する方向
に用紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設けられ
た硬質材料よりなる一対のロールと、一対のロールの方
向を修正すべき用紙のカールの方向及び大きさに応じて
変更する手段とを備えていることを特徴とする。
送経路を挟むように配置され用紙進行とは直交する方向
に用紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設けられ
た硬質材料よりなる一対のロールと、一対のロールの方
向を修正すべき用紙のカールの方向及び大きさに応じて
変更する手段とを備えていることを特徴とする。
【0016】本発明の用紙のカール矯正装置は、用紙搬
送経路を挟むように配置され用紙の面に対して斜め方向
に進退可能に設けられた一対の可動シュートと、一対の
可動シュートの進退を修正すべき用紙のカールの方向及
び大きさに応じて変更する手段とを備えていることを特
徴とする。
送経路を挟むように配置され用紙の面に対して斜め方向
に進退可能に設けられた一対の可動シュートと、一対の
可動シュートの進退を修正すべき用紙のカールの方向及
び大きさに応じて変更する手段とを備えていることを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の用紙のカール矯
正装置が適用される画像形成装置の概略構成を示す模式
図である。
正装置が適用される画像形成装置の概略構成を示す模式
図である。
【0018】画像形成部1は、たとえば、電子写真法に
より感光体1a上にトナー像が形成されるものである。
一方、給紙トレイ2に収容された用紙3は、用紙搬送経
路A,Bに沿って搬送され、画像形成部1における画像
形成のタイミングに合わせて画像形成部1に搬送され、
感光体1a上のトナー像が用紙の第1面に転写される。
転写後の用紙は、用紙搬送経路Cに沿って搬送され、定
着装置4を通過して定着処理を受け、更に用紙のカール
の方向及び大きさを検出するカール状態検出装置5を通
過して切換ゲート6の位置に至る。なお、カール状態検
出装置5の詳細については後述する。片面画像形成の場
合には、切換ゲート6により用紙搬送経路が矢印Dで示
す方向に切り換えられ、排紙トレイ7に排出される。両
面画像形成の場合には、切換ゲート6により用紙搬送経
路が矢印Eで示す方向に切り換えられ、用紙のカールを
矯正するカール矯正装置8を通過し、用紙搬送経路Fに
沿って搬送され、中間トレイ2aに収容される。なお、
カール矯正装置8の詳細については後述する。
より感光体1a上にトナー像が形成されるものである。
一方、給紙トレイ2に収容された用紙3は、用紙搬送経
路A,Bに沿って搬送され、画像形成部1における画像
形成のタイミングに合わせて画像形成部1に搬送され、
感光体1a上のトナー像が用紙の第1面に転写される。
転写後の用紙は、用紙搬送経路Cに沿って搬送され、定
着装置4を通過して定着処理を受け、更に用紙のカール
の方向及び大きさを検出するカール状態検出装置5を通
過して切換ゲート6の位置に至る。なお、カール状態検
出装置5の詳細については後述する。片面画像形成の場
合には、切換ゲート6により用紙搬送経路が矢印Dで示
す方向に切り換えられ、排紙トレイ7に排出される。両
面画像形成の場合には、切換ゲート6により用紙搬送経
路が矢印Eで示す方向に切り換えられ、用紙のカールを
矯正するカール矯正装置8を通過し、用紙搬送経路Fに
沿って搬送され、中間トレイ2aに収容される。なお、
カール矯正装置8の詳細については後述する。
【0019】中間トレイ2aに収容された用紙3は、用
紙搬送経路G,Bに沿って搬送され、画像形成部1にお
ける第2面に対応する画像形成のタイミングに合わせて
画像形成部1に搬送され、感光体1a上のトナー像が用
紙の第2面に転写される。これにより、用紙の両面に画
像が形成される。両面画像形成後の用紙は、再度定着装
置4、カール状態検出装置5を通過し、今度は切換ゲー
ト6により用紙搬送経路が矢印Dで示す方向に切り換え
られ、排紙トレイ7に排出される。
紙搬送経路G,Bに沿って搬送され、画像形成部1にお
ける第2面に対応する画像形成のタイミングに合わせて
画像形成部1に搬送され、感光体1a上のトナー像が用
紙の第2面に転写される。これにより、用紙の両面に画
像が形成される。両面画像形成後の用紙は、再度定着装
置4、カール状態検出装置5を通過し、今度は切換ゲー
ト6により用紙搬送経路が矢印Dで示す方向に切り換え
られ、排紙トレイ7に排出される。
【0020】図2は、上述したカール状態検出装置4及
びカール矯正装置8を示す概略断面図である。
びカール矯正装置8を示す概略断面図である。
【0021】加熱ローラ4aと加圧ローラ4からなる定
着装置4の出口付近には、定着後の用紙の先端の状態を
検出するためのカール状態検出装置5が配置されてい
る。このカール状態検出装置5は、用紙を用紙搬送経路
Cに沿って搬送する搬送ロール9及び用紙搬送経路Cに
沿って互いに異なったN個の位置においてそれぞれ用紙
搬送中心を挟んで上下に配置された2N個のカール検出
センサ10〜15を備えている。これらのカール検出セ
ンサ10〜15の出力は、後述するCPUに供給されて
おり、これらのカール検出センサ10〜15の出力に基
づいてカールの方向及び大きさを検出する。これらのカ
ール検出センサ10〜15は、上流側から下流側に向け
て、大きなカールから小さなカールの順で検出する。
着装置4の出口付近には、定着後の用紙の先端の状態を
検出するためのカール状態検出装置5が配置されてい
る。このカール状態検出装置5は、用紙を用紙搬送経路
Cに沿って搬送する搬送ロール9及び用紙搬送経路Cに
沿って互いに異なったN個の位置においてそれぞれ用紙
搬送中心を挟んで上下に配置された2N個のカール検出
センサ10〜15を備えている。これらのカール検出セ
ンサ10〜15の出力は、後述するCPUに供給されて
おり、これらのカール検出センサ10〜15の出力に基
づいてカールの方向及び大きさを検出する。これらのカ
ール検出センサ10〜15は、上流側から下流側に向け
て、大きなカールから小さなカールの順で検出する。
【0022】図3は、カール状態検出装置5の動作を説
明するための概略断面図である。各カール検出センサ1
0〜15は、用紙の先端で押されることにより揺動する
アクチュエータ10a〜15aを備えており、各アクチ
ュエータが所定角度まで傾動したときに、カール検出セ
ンサの内部に設けられたフォトセンサ(図示せず)の前
をアクチュエータが横切りカール検出センサがオンとな
る。
明するための概略断面図である。各カール検出センサ1
0〜15は、用紙の先端で押されることにより揺動する
アクチュエータ10a〜15aを備えており、各アクチ
ュエータが所定角度まで傾動したときに、カール検出セ
ンサの内部に設けられたフォトセンサ(図示せず)の前
をアクチュエータが横切りカール検出センサがオンとな
る。
【0023】上向きの大きなカールを有する用紙3がカ
ール状態検出装置5を通過するときには、用紙が搬送ロ
ール9を出た直後において用紙3の先端が大きく上側に
変位しているので、図3(a)に示すように、最初に最
上流で上側のカール検出センサ11のアクチュエータ1
0aが所定角度まで揺動し、カール検出センサ11がオ
ンとなる。用紙3が更に搬送されるに連れて、カール検
出センサ12,14がオンとなる。また、カール検出セ
ンサ11,13,15はいずれもオンしない。したがっ
て、少なくともカール検出センサ10がオンになるとき
には、用紙の先端に上向きの大きなカールが存在してい
ると判断することができる。
ール状態検出装置5を通過するときには、用紙が搬送ロ
ール9を出た直後において用紙3の先端が大きく上側に
変位しているので、図3(a)に示すように、最初に最
上流で上側のカール検出センサ11のアクチュエータ1
0aが所定角度まで揺動し、カール検出センサ11がオ
ンとなる。用紙3が更に搬送されるに連れて、カール検
出センサ12,14がオンとなる。また、カール検出セ
ンサ11,13,15はいずれもオンしない。したがっ
て、少なくともカール検出センサ10がオンになるとき
には、用紙の先端に上向きの大きなカールが存在してい
ると判断することができる。
【0024】次に、下向きの小さなカールを有する用紙
3がカール状態検出装置5を通過するときには、用紙が
搬送ロールを出た直後においては用紙3の先端の変位量
はすくないので、カール検出センサ11,13のアクチ
ュエータ11a,13aは押圧されるが、揺動角度は所
定角度よりも小さいのでカール検出センサ11,13は
オンしない。用紙3の先端がカール検出センサ15に達
すると、図3(b)に示すように、用紙3のかなりの部
分が搬送ロール9の外側にでるので、用紙3の先端が十
分に下方に変位し、アクチュエータ15aが所定角度以
上揺動し、カール検出センサ15がオンとなる。また、
カール検出センサ10,12,14はいずれもオンしな
い。したがって、カール検出センサ15のみがオンにな
るときには、用紙の先端に下向きの小さなカールが存在
していると判断することができる。
3がカール状態検出装置5を通過するときには、用紙が
搬送ロールを出た直後においては用紙3の先端の変位量
はすくないので、カール検出センサ11,13のアクチ
ュエータ11a,13aは押圧されるが、揺動角度は所
定角度よりも小さいのでカール検出センサ11,13は
オンしない。用紙3の先端がカール検出センサ15に達
すると、図3(b)に示すように、用紙3のかなりの部
分が搬送ロール9の外側にでるので、用紙3の先端が十
分に下方に変位し、アクチュエータ15aが所定角度以
上揺動し、カール検出センサ15がオンとなる。また、
カール検出センサ10,12,14はいずれもオンしな
い。したがって、カール検出センサ15のみがオンにな
るときには、用紙の先端に下向きの小さなカールが存在
していると判断することができる。
【0025】また、いずれのセンサもオンしないときに
は、カールは存在しない、或いは、無視できる程度に小
さいと判断することができる。
は、カールは存在しない、或いは、無視できる程度に小
さいと判断することができる。
【0026】カール状態検出装置5を通過した用紙は、
切換ゲート6の位置に至る。画像形成モードが片面画像
形成であり、且つ、上記カール状態検出装置5により用
紙にカールが無いと判断された場合には、切換ゲート6
は一点鎖線で示す姿勢に切り換えられ、用紙は用紙搬送
経路Dに沿って搬送され、そのまま排紙トレイ7に排出
される。
切換ゲート6の位置に至る。画像形成モードが片面画像
形成であり、且つ、上記カール状態検出装置5により用
紙にカールが無いと判断された場合には、切換ゲート6
は一点鎖線で示す姿勢に切り換えられ、用紙は用紙搬送
経路Dに沿って搬送され、そのまま排紙トレイ7に排出
される。
【0027】用紙にカールがあると判断された場合に
は、切換ゲート6は実線で示す姿勢に切り換えられ、用
紙は用紙搬送経路Eに沿って搬送され、カール矯正装置
8に至る。
は、切換ゲート6は実線で示す姿勢に切り換えられ、用
紙は用紙搬送経路Eに沿って搬送され、カール矯正装置
8に至る。
【0028】カール矯正装置8は、用紙搬送経路の途中
に設けられ、用紙の進行方向を用紙の紙面に対して直交
する方向に偏向する可変用紙進行方向偏向部材16と、
この可変用紙進行方向偏向部材16に対して用紙を送り
込むカール矯正ロール17と、可変用紙進行方向偏向部
材16の偏向角度を変えるための駆動モータ18等を備
えている。
に設けられ、用紙の進行方向を用紙の紙面に対して直交
する方向に偏向する可変用紙進行方向偏向部材16と、
この可変用紙進行方向偏向部材16に対して用紙を送り
込むカール矯正ロール17と、可変用紙進行方向偏向部
材16の偏向角度を変えるための駆動モータ18等を備
えている。
【0029】図4は、可変用紙進行方向偏向部材16の
駆動機構を示す模式図である。可変用紙進行方向偏向部
材16は、断面が細長い矩形状の板金製の角筒状体であ
り、その長手方向の両端部に軸19が設けられている。
この軸19は図示しない軸受部材により回動自在に支持
されており、可変用紙進行方向偏向部材16は、用紙シ
ュート20aを介して送られてきた用紙3の進行方向を
用紙の紙面に対して直交する方向に所定の角度だけ偏向
する。可変用紙進行方向偏向部材16の軸19に固定さ
れたプーリー21と、駆動モータ18の回転軸22に固
定されたプーリー23との間には駆動ベルト24が巻き
掛けられている。駆動モータ18としては、たとえば、
正逆回転可能なステッピングモータを使用する。
駆動機構を示す模式図である。可変用紙進行方向偏向部
材16は、断面が細長い矩形状の板金製の角筒状体であ
り、その長手方向の両端部に軸19が設けられている。
この軸19は図示しない軸受部材により回動自在に支持
されており、可変用紙進行方向偏向部材16は、用紙シ
ュート20aを介して送られてきた用紙3の進行方向を
用紙の紙面に対して直交する方向に所定の角度だけ偏向
する。可変用紙進行方向偏向部材16の軸19に固定さ
れたプーリー21と、駆動モータ18の回転軸22に固
定されたプーリー23との間には駆動ベルト24が巻き
掛けられている。駆動モータ18としては、たとえば、
正逆回転可能なステッピングモータを使用する。
【0030】駆動ベルト24の所定箇所には駆動ベルト
24の基準位置を示すアクチュエータ25が取り付けら
れており、また、駆動ベルト24の移動経路に沿ってア
クチュエータ25の位置を検出するための二つの位置セ
ンサ26,27が配置されている。
24の基準位置を示すアクチュエータ25が取り付けら
れており、また、駆動ベルト24の移動経路に沿ってア
クチュエータ25の位置を検出するための二つの位置セ
ンサ26,27が配置されている。
【0031】図5は、上述したカール状態検出装置5及
びカール矯正装置8の動作を制御する電気回路を示すブ
ロック図である。
びカール矯正装置8の動作を制御する電気回路を示すブ
ロック図である。
【0032】前記カール検出センサ10〜15の出力は
CPU28に供給されており、CPU28はROM29
に書き込まれたプログラムをRAM30をワークエリア
として使用して実行し、予め設定されている判断基準に
基づいてカールの方向及び大きさを判別する。
CPU28に供給されており、CPU28はROM29
に書き込まれたプログラムをRAM30をワークエリア
として使用して実行し、予め設定されている判断基準に
基づいてカールの方向及び大きさを判別する。
【0033】CPU28には、切換ゲート6を駆動する
切換ゲートソレノイド31を制御するソレノイド駆動回
路32、モータ18の回転を制御するモータ駆動回路3
3、位置センサ26,27が接続されている。CPU2
8は、カール状態検出装置5によって検出されたカール
状態に応じてモータ18の回転を制御し、可変用紙進行
方向偏向部材16を所定の角度まで偏向させる。このモ
ータ18の回転を制御する際には、二つの位置センサ2
6,27の出力に基づいて駆動ベルト24の位置決めを
行なう。
切換ゲートソレノイド31を制御するソレノイド駆動回
路32、モータ18の回転を制御するモータ駆動回路3
3、位置センサ26,27が接続されている。CPU2
8は、カール状態検出装置5によって検出されたカール
状態に応じてモータ18の回転を制御し、可変用紙進行
方向偏向部材16を所定の角度まで偏向させる。このモ
ータ18の回転を制御する際には、二つの位置センサ2
6,27の出力に基づいて駆動ベルト24の位置決めを
行なう。
【0034】次に、上述のようにして検出したカール状
態に応じてカール矯正装置8の動作を制御する動作につ
いて説明する。
態に応じてカール矯正装置8の動作を制御する動作につ
いて説明する。
【0035】初期状態においては、可変用紙進行方向偏
向部材16の用紙進行方向が、用紙シュート20aによ
り用紙搬送方向と一致するように、すなわち、中立状態
となるように、モータ18の回転が制御される。この中
立状態のときに、ベルト24のアクチュエータ25が二
つの位置センサ26,27の中心に位置するように設定
されている。
向部材16の用紙進行方向が、用紙シュート20aによ
り用紙搬送方向と一致するように、すなわち、中立状態
となるように、モータ18の回転が制御される。この中
立状態のときに、ベルト24のアクチュエータ25が二
つの位置センサ26,27の中心に位置するように設定
されている。
【0036】たとえば、いま用紙の先端が上向きに大き
くカールしていることが検出された場合には、先ず、図
6に示すように、切換ゲート6が実線で示す姿勢に切り
換えられ、用紙は用紙搬送経路Eに沿って搬送され、カ
ール矯正装置8に至る。カール矯正装置8においては、
カール状態検出装置5によって検出されたカール状態に
応じて可変用紙進行方向偏向部材16の偏向角度が制御
される。
くカールしていることが検出された場合には、先ず、図
6に示すように、切換ゲート6が実線で示す姿勢に切り
換えられ、用紙は用紙搬送経路Eに沿って搬送され、カ
ール矯正装置8に至る。カール矯正装置8においては、
カール状態検出装置5によって検出されたカール状態に
応じて可変用紙進行方向偏向部材16の偏向角度が制御
される。
【0037】図7は、検出されたカール状態と可変用紙
進行方向偏向部材16の偏向角度との関係を示す説明図
である。小さい下向きカールの場合には、図7(a)に
示すように、可変用紙進行方向偏向部材16の偏向角度
を−30°とする。但しここでは用紙進入方向を0°と
し、左回りを「+」、右回りを「−」としている。これ
により、用紙の先端はカール方向とは反対側にカールの
量に応じた角度で曲げられるため、用紙のカールが適正
に矯正され、用紙のカールがなくなる。次に、大きい下
向きカールの場合には、図7(b)に示すように、可変
用紙進行方向偏向部材16の偏向角度を、図7(a)の
場合よりも大きな−40°とする。これにより、用紙の
先端はカール方向とは反対側により大きく曲げられる野
で、大きいカールも適正に矯正される。カールの向きが
逆の場合は、すなわち、上向きカールの場合は、可変用
紙進行方向偏向部材16が「+」方向にカールの大きさ
に応じて偏向され、下向きカールの場合と同様にカール
が適正に矯正される。図7(c)は大きい上向きカール
を補正するために可変用紙進行方向偏向部材16の偏向
角度を+40°とした状態を示し、図7(d)は、小さ
い上向きカールを補正するために可変用紙進行方向偏向
部材16の偏向角度を+30°とした状態を示してい
る。
進行方向偏向部材16の偏向角度との関係を示す説明図
である。小さい下向きカールの場合には、図7(a)に
示すように、可変用紙進行方向偏向部材16の偏向角度
を−30°とする。但しここでは用紙進入方向を0°と
し、左回りを「+」、右回りを「−」としている。これ
により、用紙の先端はカール方向とは反対側にカールの
量に応じた角度で曲げられるため、用紙のカールが適正
に矯正され、用紙のカールがなくなる。次に、大きい下
向きカールの場合には、図7(b)に示すように、可変
用紙進行方向偏向部材16の偏向角度を、図7(a)の
場合よりも大きな−40°とする。これにより、用紙の
先端はカール方向とは反対側により大きく曲げられる野
で、大きいカールも適正に矯正される。カールの向きが
逆の場合は、すなわち、上向きカールの場合は、可変用
紙進行方向偏向部材16が「+」方向にカールの大きさ
に応じて偏向され、下向きカールの場合と同様にカール
が適正に矯正される。図7(c)は大きい上向きカール
を補正するために可変用紙進行方向偏向部材16の偏向
角度を+40°とした状態を示し、図7(d)は、小さ
い上向きカールを補正するために可変用紙進行方向偏向
部材16の偏向角度を+30°とした状態を示してい
る。
【0038】上述の可変用紙進行方向偏向部材16の偏
向角度は以下のようにして制御する。
向角度は以下のようにして制御する。
【0039】例えば、可変用紙進行方向偏向部材16の
角度を、図6に示す0°から、図6に実線で示す−40
°に変更する場合には、先ずモータ18を左向きに回転
させる。これにより、ベルト24も左向きに回転し、ア
クチュエータ25が左側のセンサ26を通過し、センサ
26がオンとなる。センサ26は左側の基準角度、たと
えば、−20°に対応した位置に配置されているので、
この時点からモータ18に20°分の左向き回転パルス
を印可することにより、可変用紙進行方向偏向部材16
の角度を−40°に設定することができる。他の角度に
関しても同様である。
角度を、図6に示す0°から、図6に実線で示す−40
°に変更する場合には、先ずモータ18を左向きに回転
させる。これにより、ベルト24も左向きに回転し、ア
クチュエータ25が左側のセンサ26を通過し、センサ
26がオンとなる。センサ26は左側の基準角度、たと
えば、−20°に対応した位置に配置されているので、
この時点からモータ18に20°分の左向き回転パルス
を印可することにより、可変用紙進行方向偏向部材16
の角度を−40°に設定することができる。他の角度に
関しても同様である。
【0040】上述したように、カール矯正装置8におい
ては、カール状態検出装置5によって検出されたカール
の向き及び大きさに応じて可変用紙進行方向偏向部材1
6の偏向角度が制御されるので、用紙のカールの向き及
び大きさに拘わらず、用紙のカールを適正に矯正するこ
とが、カールのない用紙が得られる。
ては、カール状態検出装置5によって検出されたカール
の向き及び大きさに応じて可変用紙進行方向偏向部材1
6の偏向角度が制御されるので、用紙のカールの向き及
び大きさに拘わらず、用紙のカールを適正に矯正するこ
とが、カールのない用紙が得られる。
【0041】カールを矯正した後の用紙は、図1に示す
ように、用紙搬送経路Fに沿って搬送され、中間トレイ
2aに収容される。中間トレイ2aに収容された用紙3
は、用紙搬送経路G,Bに沿って搬送され、画像形成部
1における第2面に対応する画像形成のタイミングに合
わせて画像形成部1に搬送され、感光体1a上のトナー
像が用紙の第2面に転写される。これにより、用紙の両
面に画像が形成される。
ように、用紙搬送経路Fに沿って搬送され、中間トレイ
2aに収容される。中間トレイ2aに収容された用紙3
は、用紙搬送経路G,Bに沿って搬送され、画像形成部
1における第2面に対応する画像形成のタイミングに合
わせて画像形成部1に搬送され、感光体1a上のトナー
像が用紙の第2面に転写される。これにより、用紙の両
面に画像が形成される。
【0042】この第2面の画像形成の際には、第1面の
画像形成の際に形成されたカールは矯正されているの
で、紙詰まりが生じることはない。
画像形成の際に形成されたカールは矯正されているの
で、紙詰まりが生じることはない。
【0043】なお、上述の実施例においては、可変用紙
進行方向偏向部材16を、用紙搬送経路を挟むように配
置され用紙進行とは直交する方向に用紙の面を横切る軸
を中心として回動可能に設けられた板金よりなる一対の
平行板から構成したが、図8(a),(b)に示すよう
に、用紙搬送経路に沿って配置され用紙進行とは直交す
る方向に用紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設
けられた板金よりなる板状体16aから構成することも
出来る。
進行方向偏向部材16を、用紙搬送経路を挟むように配
置され用紙進行とは直交する方向に用紙の面を横切る軸
を中心として回動可能に設けられた板金よりなる一対の
平行板から構成したが、図8(a),(b)に示すよう
に、用紙搬送経路に沿って配置され用紙進行とは直交す
る方向に用紙の面を横切る軸を中心として回動可能に設
けられた板金よりなる板状体16aから構成することも
出来る。
【0044】また、カール矯正ロールとして硬質ロール
を使用し、図9(a),(b)に示すように、カール矯
正ロール対17の一方のロール17aを傾動させたり、
図10(a),(b)に示すように、カール矯正ロール
17対全体を傾動させてもよい。
を使用し、図9(a),(b)に示すように、カール矯
正ロール対17の一方のロール17aを傾動させたり、
図10(a),(b)に示すように、カール矯正ロール
17対全体を傾動させてもよい。
【0045】また、図11(a),(b)に示すよう
に、用紙搬送経路に対して斜め方向に進退可能な板金製
の可動シュート34a,34bを設け、可動シュート3
4a,34bの進退を制御してカールを矯正するように
してもよい。
に、用紙搬送経路に対して斜め方向に進退可能な板金製
の可動シュート34a,34bを設け、可動シュート3
4a,34bの進退を制御してカールを矯正するように
してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように。本発明においては、
板金等の硬質部材を使用してカールを矯正しているの
で、カール矯正装置を長寿命とすることが出来る。ま
た、共通の可変用紙進行方向偏向部材で、いずれの向き
のカールも矯正することが出来るので構成が簡単とな
る。
板金等の硬質部材を使用してカールを矯正しているの
で、カール矯正装置を長寿命とすることが出来る。ま
た、共通の可変用紙進行方向偏向部材で、いずれの向き
のカールも矯正することが出来るので構成が簡単とな
る。
【図1】 本発明の用紙のカール矯正装置が適用される
画像形成装置の概略構成を示す模式図である。
画像形成装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】 カール状態検出装置及びカール矯正装置を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図3】 カール状態検出装置の動作を説明するための
概略断面図である。
概略断面図である。
【図4】 可変用紙進行方向偏向部材の駆動機構を示す
模式図である。
模式図である。
【図5】 カール状態検出装置及びカール矯正装置の動
作を制御する電気回路を示すブロック図である。
作を制御する電気回路を示すブロック図である。
【図6】 カール矯正動作時のカール状態検出装置及び
カール矯正装置を示す概略断面図である。
カール矯正装置を示す概略断面図である。
【図7】 検出されたカール状態と可変用紙進行方向偏
向部材の偏向角度との関係を示す説明図である。
向部材の偏向角度との関係を示す説明図である。
【図8】 可変用紙進行方向偏向部材の変形例を示す説
明図である。
明図である。
【図9】 可変用紙進行方向偏向部材の他の変形例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図10】 可変用紙進行方向偏向部材の更に他の他の
変形例を示す説明図である。
変形例を示す説明図である。
【図11】 可変用紙進行方向偏向部材の更に他の他の
変形例を示す説明図である。
変形例を示す説明図である。
1…画像形成部、1a…感光体、2…給紙トレイ、2a
…中間トレイ、3…用紙、4…定着装置、5…カール状
態検出装置、6…切換ゲート、7…排紙トレイ、8…カ
ール矯正装置、9…搬送ロール、10〜15…カール検
出センサ、16…可変用紙進行方向偏向部材、17…カ
ール矯正ロール、18…駆動モータ、19…軸、20…
用紙シュート、21…プーリー、22…回転軸、23…
プーリー、24…ベルト、25…アクチュエータ、2
6,27…位置センサ、28…CPU、29…ROM、
30…RAM、31…切換ゲートソレノイド、32,3
3…駆動回路、34…可動シュート
…中間トレイ、3…用紙、4…定着装置、5…カール状
態検出装置、6…切換ゲート、7…排紙トレイ、8…カ
ール矯正装置、9…搬送ロール、10〜15…カール検
出センサ、16…可変用紙進行方向偏向部材、17…カ
ール矯正ロール、18…駆動モータ、19…軸、20…
用紙シュート、21…プーリー、22…回転軸、23…
プーリー、24…ベルト、25…アクチュエータ、2
6,27…位置センサ、28…CPU、29…ROM、
30…RAM、31…切換ゲートソレノイド、32,3
3…駆動回路、34…可動シュート
Claims (4)
- 【請求項1】 用紙搬送経路を挟むように配置され用紙
進行とは直交する方向に用紙の面を横切る軸を中心とし
て回動可能に設けられた一対の平行板と、該平行板の方
向を修正すべき用紙のカールの方向及び大きさに応じて
変更する手段とを備えていることを特徴とする用紙のカ
ール矯正装置。 - 【請求項2】 用紙搬送経路に沿って配置され用紙進行
とは直交する方向に用紙の面を横切る軸を中心として回
動可能に設けられた板状体と、該平行板の方向を修正す
べき用紙のカールの方向及び大きさに応じて変更する手
段とを備えていることを特徴とする用紙のカール矯正装
置。 - 【請求項3】 用紙搬送経路を挟むように配置され用紙
進行とは直交する方向に用紙の面を横切る軸を中心とし
て回動可能に設けられた硬質材料よりなる一対のロール
と、一対のロールの方向を修正すべき用紙のカールの方
向及び大きさに応じて変更する手段とを備えていること
を特徴とする用紙のカール矯正装置。 - 【請求項4】 用紙搬送経路を挟むように配置され用紙
の面に対して斜め方向に進退可能に設けられた一対の可
動シュートと、一対の可動シュートの進退を修正すべき
用紙のカールの方向及び大きさに応じて変更する手段と
を備えていることを特徴とする用紙のカール矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24193995A JPH0986760A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 用紙のカール矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24193995A JPH0986760A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 用紙のカール矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986760A true JPH0986760A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17081822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24193995A Pending JPH0986760A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 用紙のカール矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0986760A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862866A1 (en) * | 2006-05-30 | 2007-12-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Decurl device and image forming apparatus provided therewith |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24193995A patent/JPH0986760A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862866A1 (en) * | 2006-05-30 | 2007-12-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Decurl device and image forming apparatus provided therewith |
JP2007320668A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | カール補正装置及びこれを備えた画像形成装置 |
US7653340B2 (en) | 2006-05-30 | 2010-01-26 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Decurl device and image forming apparatus provided therewith |
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