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JPH0968968A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH0968968A
JPH0968968A JP7222854A JP22285495A JPH0968968A JP H0968968 A JPH0968968 A JP H0968968A JP 7222854 A JP7222854 A JP 7222854A JP 22285495 A JP22285495 A JP 22285495A JP H0968968 A JPH0968968 A JP H0968968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line profile
line
data
display device
vertical address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7222854A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Minamide
宜徳 南出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7222854A priority Critical patent/JPH0968968A/ja
Publication of JPH0968968A publication Critical patent/JPH0968968A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、リアルタイムでのラインプロ
ファイル観察が容易に行える画像表示装置を提供するに
ある。 【構成】入力した2次元の画像データは、A/D変換器
2により、デイジタル信号に変換され、画像メモリ4に
記憶される。ラインプロファイル演算部6は、デイジタ
ル信号に変換された画像データのうちから所定の水平ラ
インのデータを各水平ラインの走査に同期して取り出し
て1次元のラインプロファイルデータを算出する。ライ
ンプロファイル表示部7は、ラインプロファイル演算部
6によって算出された1次元のラインプロファイルデー
タを1次元のラインメモリ15に格納し、この格納され
た1次元のデータに基づいて、このラインプロファイル
データに対応する位置及びそれぞれのラインプロファイ
ルデータを補間する位置のドットを2次元のラインプロ
ファイルとして表示器12にリアルタイムで表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に係り、
特に、走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡,電子線描
画装置等の装置で撮影した画像データ等のラインプロフ
ァイルを表示するに好適な画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡,
電子線描画装置等の装置で撮影した画像データは、CR
T等の表示器を有する画像表示装置に表示されるが、試
料形状の観察やフォーカス調整のためには、ラインプロ
ファイルを表示することが知られている。ラインプロフ
ァイルは、1フレーム分の画像データの内、特定の1水
平ライン若しくは複数の水平ラインのデータを表示す
る。このラインプロファイルの表示の方法としては、2
次元のビットマップを用いる方式の他に、1次元のライ
ンメモリを用いてリアルタイムで表示する方式がある。
ビットマップを用いる方式としては、例えば、特開平2
−51068号公報や特開平3−59466号公報に記
載のものが知られている。
【0003】リアルタイムで表示する方式は、例えば、
16ms毎に変化するデータを逐次表示するものである
ため、フォーカス調整等のために有効な方式である。
【0004】従来のラインメモリに格納されたラインプ
ロファイルデータをリアルタイムで表示する場合、1つ
の水平アドレスに対して、ラインメモリ値に対応する1
ドットのみを表示していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、1つの水平アドレスに対して、ラインメモリ値
に対応する1ドットのみを表示する方式では、急峻に変
化するデータ値の場合、表示ドット間が大きく離れてし
まう場合がある。走査電子顕微鏡等によって検出される
2次電子量は、時々刻々変化するのもであるため、16
ms毎のリアルタイム表示では、表示される1ドットの
位置も変化するため、表示器上で観察すると、その輝点
位置も変化するため、そのちらつきによって、ラインプ
ロファイルの特徴を観察しにくいという問題があった。
従って、走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡,電子線
描画装置等で、試料形状の観察やフォーカス調整のため
にラインプロファイルを観察する場合、その特徴を観察
しにくいという問題があった。
【0006】本発明の目的は、リアルタイムでのライン
プロファイル観察が容易に行える画像表示装置を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力した2次元の画像データをデイジタ
ル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器に
よってデイジタル信号に変換された2次元の画像データ
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された上記
画像データを表示する表示手段とを有する画像表示装置
において、上記デイジタル信号に変換された画像データ
のうちから所定の水平ラインのデータを各水平ラインの
走査に同期して取り出して1次元のラインプロファイル
データを算出するラインプロファイル演算手段と、この
ラインプロファイル演算手段によって算出された1次元
のラインプロファイルデータを1次元のラインメモリに
格納し、この格納された1次元のデータに基づいて、こ
のラインプロファイルデータに対応する位置及びそれぞ
れのラインプロファイルデータを補間する位置のドット
を2次元のラインプロファイルとして上記表示手段にリ
アルタイムで表示するラインプロファイル表示手段とを
備えるようにしたものである。
【0008】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記ラインプロファイル表示手段は、上記それぞれのラ
インプロファイルデータの間を直線的に補間するように
したものである。
【0009】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記ラインプロファイル表示手段は、上記ラインプロフ
ァイル演算手段によって算出されたラインプロファイル
データを格納する1次元のラインメモリと、このライン
メモリの各水平アドレス毎に、このラインメモリに格納
された上記ラインプロファイルデータと垂直アドレスを
比較する比較手段とから構成するようにしたものであ
る。
【0010】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記比較手段は、所定の水平アドレスに対するラインプ
ロファイルデータと垂直アドレスを比較する第1の比較
手段と、所定の水平アドレスの1だけ前の水平アドレス
に対するラインプロファイルデータと垂直アドレスを比
較する第2の比較手段と、この第1及び第2の比較手段
の論理積を得るゲート手段とから構成するようにしたも
のである。
【0011】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記ラインプロファイル表示手段は、上記ラインプロフ
ァイル演算手段によって算出されたラインプロファイル
データを格納する1次元のラインメモリと、このライン
メモリに格納されたラインプロファイルデータを上記表
示手段の垂直アドレスに換算する垂直アドレス換算手段
と、この垂直アドレス換算手段によって換算された上記
ラインプロファイルデータの垂直アドレス換算値と垂直
アドレスを比較する第1の比較手段と、上記垂直アドレ
ス換算手段によって換算された上記ラインプロファイル
データの垂直アドレス換算値を1水平アドレスの期間保
持する垂直アドレス換算値保持手段と、この垂直アドレ
ス換算値保持手段に保持された上記ラインプロファイル
データの垂直アドレス換算値と垂直アドレスを比較する
第2の比較手段と、上記第1及び第2の比較手段の出力
の論理積を得るゲート手段とから構成するようにしたも
のである。
【0012】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記ラインプロファイル演算手段は、上記記憶手段に記
憶された画像データから上記ラインプロファイルデータ
を算出するようにしたものである。
【0013】上記画像表示装置において、好ましくは、
上記ラインプロファイル演算手段は、上記A/D変換器
によってデイジタル信号に変換された画像データから上
記ラインプロファイルデータを算出するようにしたもの
である。
【0014】
【作用】本発明では、デイジタル信号に変換された画像
データのうちから所定の水平ラインのデータを各水平ラ
インの走査に同期して取り出して1次元のラインプロフ
ァイルデータを算出するラインプロファイル演算手段
と、このラインプロファイル演算手段によって算出され
た1次元のラインプロファイルデータを1次元のライン
メモリに格納し、この格納された1次元のデータに基づ
いて、このラインプロファイルデータに対応する位置及
びそれぞれのラインプロファイルデータを補間する位置
のドットを2次元のラインプロファイルとして表示手段
にリアルタイムで表示するラインプロファイル表示手段
とを備えることにより、ちらつきの少ないラインプロフ
ァイルの表示を得るものとなる。
【0015】また、ラインプロファイル表示手段は、そ
れぞれのラインプロファイルデータの間を直線的に補間
することにより、容易に補間し得るものとなる。
【0016】また、さらに、ラインプロファイル表示手
段は、ラインプロファイル演算手段によって算出された
ラインプロファイルデータを格納する1次元のラインメ
モリと、このラインメモリの各水平アドレス毎に、この
ラインメモリに格納された上記ラインプロファイルデー
タと垂直アドレスを比較する比較手段とから構成するこ
とにより、簡単な構成で補間し得るものとなる。
【0017】また、比較手段は、所定の水平アドレスに
対するラインプロファイルデータと垂直アドレスを比較
する第1の比較手段と、所定の水平アドレスの1だけ前
の水平アドレスに対するラインプロファイルデータと垂
直アドレスを比較する第2の比較手段と、この第1及び
第2の比較手段の論理積を得るゲート手段とから構成す
ることにより、水平アドレス方向に増加するデータに対
しても減少するデータに対しても補間し得るものとな
る。
【0018】また、さらに、ラインプロファイル表示手
段は、ラインプロファイル演算手段によって算出された
ラインプロファイルデータを格納する1次元のラインメ
モリと、このラインメモリに格納されたラインプロファ
イルデータを上記表示手段の垂直アドレスに換算する垂
直アドレス換算手段と、この垂直アドレス換算手段によ
って換算された上記ラインプロファイルデータの垂直ア
ドレス換算値と垂直アドレスを比較する第1の比較手段
と、垂直アドレス換算手段によって換算された上記ライ
ンプロファイルデータの垂直アドレス換算値を1水平ア
ドレスの期間保持する垂直アドレス換算値保持手段と、
この垂直アドレス換算値保持手段に保持されたラインプ
ロファイルデータの垂直アドレス換算値と垂直アドレス
を比較する第2の比較手段と、第1及び第2の比較手段
の出力の論理積を得るゲート手段とから構成することに
より、垂直アドレスを任意に指定して、表示手段の画面
の任意の位置にラインプロファイルを表示し得るものと
なる。
【0019】また、ラインプロファイル演算手段は、記
憶手段に記憶された画像データからラインプロファイル
データを算出することにより、演算処理の施された画像
データのラインプロファイルを表示し得るものとなる。
【0020】また、さらに、ラインプロファイル演算手
段は、A/D変換器によってデイジタル信号に変換され
た画像データからラインプロファイルデータを算出する
ことにより、ダイレクトにラインプロファイルを表示し
得るものとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図5を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例による画像表示
装置のブロック構成図である。
【0023】走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡,電
子線描画装置等の装置で撮影した画像データ等の画像入
力信号1は、A/D変換器2によってアナログ/デジタ
ル変換され、デジタル信号として、演算部3に入力す
る。演算部3は、フィルタ等の波形整形の演算を行った
後、波形整形されたデジタル信号を表示メモリ5に転送
し、格納する。
【0024】また、ラインプロファイル演算部6には、
A/D変換器2によってアナログ/デジタル変換した画
像データまたは画像メモリ4の画像データが取り込まれ
る。ラインプロファイル演算部6は、この取り込まれた
画像データに基づいて、ラインプロファイルを算出し、
この算出されたラインプロファイルをラインプロファイ
ル表示部7の中に格納する。ラインプロファイル表示部
7の中には、ラインメモリが備えられており、ラインプ
ロファイルのデータは、このラインメモリに格納される
が、その詳細については、後述する。
【0025】また、文字、図形などのビットマップデー
タ8は、ビットマップメモリ9へ格納される。
【0026】表示メモリ5,ラインプロファイル表示部
7の中のラインメモリ,ビットマップメモリ9へのデー
タの書き込みの更新は、リアルタイムで行われる。
【0027】表示メモリ5,ラインプロファイル表示部
7の中のラインメモリ,ビットマップメモリ9の3者の
データは、それぞれ読み出されて、表示重ね合わせ部1
0で重ね合わされる。その後、D/A変換器11でデジ
タル/アナログ変換し、CRT等の表示器12に表示す
る。
【0028】表示メモリ5,ラインプロファイル表示部
7の中のラインメモリ,ビットマップメモリ9からのデ
ータの読み出しは、ビデオクロックVCLKに同期して
行われる。表示器12のTV走査の内、水平走査は、水
平同期信号HSYNCに同期して行われ、水平走査中の
ドットの表示は、ビデオクロックVCLKに同期して行
われる。
【0029】次に、図2を用いて、本発明の一実施例に
よるラインプロファイルの表示について説明する。図2
は、本発明の一実施例によるラインプロファイル表示部
のブロック構成図である。
【0030】垂直アドレスカウンタ13は、水平同期信
号HSYNC及び垂直同期信号VSYNCが入力し、表
示器12のTV走査の水平同期信号HSYNCをカウン
トし、垂直同期信号VSYNCでリセットするように構
成することにより、TV走査中の垂直アドレスm(水平
走査線の垂直方向位置)を出力し、比較部20に入力す
する。
【0031】ラインメモリ15は、ラインプロファイル
演算部6が出力するラインプロファイルデータを格納す
る。ラインメモリ15には、水平同期信号HSYNC及
びビデオクロック信号VCLKが入力し、ラインメモリ
15からのデータの読み出し及びアドレスのインクリメ
ントは、ビデオクロック信号VCLKに同期し、アドレ
スのリセットは、水平同期信号HSYNCによって行う
ようにして、ラインメモリデータ値Lnが読み出され
る。ラインメモリ15は、そのアドレスが、表示器12
のTV走査の水平アドレス(走査中のドットの水平方向
位置)と一致するように、構成されている。ラインメモ
リ15の容量は、水平640×8bitとしている。
【0032】ラインメモリ15から読み出されたライン
メモリデータ値Lnは、ラインメモリデータ値/垂直ア
ドレス換算部16に入力する。ラインメモリデータ値/
垂直アドレス換算部16は、入力したラインメモリデー
タ値Lnを表示器12の垂直アドレスDnに換算するも
のである。ラインメモリ15の容量は、上述したよう
に、水平640×8bit(=640×256)である
のに対して、表示器12の表示領域は、水平640×垂
直480であるので、垂直方向の表示領域が、データビ
ット数よりも大きいため、両者を調整するために、換算
している。ここでは、ラインプロファイル表示は、表示
領域の垂直方向の中点中心として、中心振り分けするよ
うにしている。
【0033】水平アドレス(走査中のドットの水平方向
位置)はn=1〜640、垂直アドレスはm=1〜48
0である。ただし、両アドレスとも表示器12の左上を
原点としている。以上のような関係において、ラインメ
モリデータ値Lnと、その垂直アドレス換算値Dnとの
関係は、次の通りように換算される。
【0034】 Dn=(480/2)+(256/2)−Ln =368−Ln ラインメモリデータ値/垂直アドレス換算部16は、上
式に基づいて、ラインメモリデータ値Lnを、表示の垂
直アドレスDnに換算する。ラインメモリデータ値/垂
直アドレス換算部16によって換算された垂直アドレス
Dnは、比較部20及びフリップフロップ17に出力す
る。
【0035】フリップフロップ17は、表示器12のT
V走査中の水平アドレスHnの”1”だけ前の水平アド
レスH(n−1)に対応するラインメモリデータ値の垂
直アドレス換算値D(n−1)を得るためのものであ
る。フリップフロップ28は9bit構成とし、ビデオ
クロックVCLK19に同期している。垂直アドレス換
算値D(n−1)は、比較部20に入力する。
【0036】比較部20は、4個の比較器21,22,
23,24、オアゲート25,27,29、及びアンド
ゲート26,28から構成されている。比較部20に
は、垂直アドレスm及び垂直アドレス換算値Dn,D
(n−1)の3種類の信号が入力する。比較器21,2
3は、垂直アドレスmと垂直アドレス換算値Dnを比較
して、3種類の比較出力m>Dn,m=Dn,m<Dn
を出力する。また、比較器22,24は、垂直アドレス
mと垂直アドレス換算値D(n−1)を比較して、3種
類の比較出力m>D(n−1),m=D(n−1),m
<D(n−1)を出力する。
【0037】オアゲート25は、比較器21の比較出力
m=Dn,m<Dnを入力として、それらの論理和をと
って出力する。アンドゲート26は、オアゲート24の
出力と比較器22の比較出力m>D(n−1)を入力と
して、それらの論理積をとって出力する。
【0038】また、オアゲート27は、比較器23の比
較出力m>Dn,m=Dnを入力として、それらの論理
和をとって出力する。アンドゲート28は、オアゲート
27の出力と比較器24の比較出力m<D(n−1)を
入力として、それらの論理積をとって出力する。
【0039】オアゲート29は、アンドゲート26とア
ンドゲート28の出力に接続され、それらの論理和をと
って出力する。
【0040】以上のように構成されているので、比較器
20は、表示器のTV走査中の垂直アドレスm24が、
水平アドレスに対応するラインメモリデータ値の垂直ア
ドレス換算値Dn27と、その水平アドレスの1だけ前
の水平アドレスに対応するラインメモリデータ値の垂直
アドレス換算値D(n−1)29との間の値であるかを
判定して、そうであれば1を出力する。
【0041】比較器20は、入力がD(n−1)<m≦
Dnまたは Dn≦m<D(n−1)の場合に1を出力
するように構成する。比較器21,22,23,24は
各々2つの9bit入力A,Bをもち、A<B,A=
B,A>Bいずれかの場合に1を出力する3つの出力を
もつように構成されている。
【0042】以上の構成により、表示器のTV走査中の
垂直アドレスが、水平アドレスに対応するラインメモリ
データ値の垂直アドレス換算値と、その水平アドレスの
1だけ前の水平アドレスに対応するラインメモリデータ
値の垂直アドレス換算値との間の値の場合に、そのドッ
トを表示することにより、表示器にラインプロファイル
を表示するとともに、表示器に表示するデータのドット
間をリアルタイムで直線で補間表示することが可能とな
る。
【0043】なお、ラインメモリのアドレスは、表示器
のTV走査の水平アドレス(走査中のドットの水平方向
位置)と一致させてある。
【0044】次に、図3を用いて、本発明の一実施例に
よる画像表示装置におけるラインプロファイルの表示例
を説明する。また、併せて、従来方式によるラインプロ
ファイルの表示例を図4を用いて説明する。図3は、本
発明の一実施例による画像表示装置におけるラインプロ
ファイルの表示例の説明図であり、図4は、従来方式に
よるラインプロファイルの表示例の説明図である。
【0045】図3において、図3(a)は、表示器の表
示領域30を表しており、図3(b)は、ラインメモリ
のデータ領域32を表している。
【0046】ラインメモリ15のデータ領域32は、水
平640×8bit(=640×256)である。表示
器12の表示領域30は、水平640×垂直480であ
るので、垂直方向の表示領域が、データビット数よりも
大きいため、両者を調整するために、換算している。こ
こでは、ラインプロファイル表示は、表示領域の垂直方
向の中点(m=240)を中心として、中心振り分けす
るようにしている。
【0047】水平アドレス(走査中のドットの水平方向
位置)はn=1〜640、垂直アドレスはm=1〜48
0である。ただし、両アドレスとも表示器12の左上を
原点としている。
【0048】図3(b)に示すように、ラインメモリの
データ領域32の水平アドレス(n−1)には、垂直ア
ドレス換算値Dn-1が格納されており、水平アドレスn
には、垂直アドレス換算値Dnが格納されているとす
る。その時のこの垂直アドレス換算値Dに対する表示
は、垂直アドレス換算値Dn-1に対しては、2個の輝点
(ドット)Gn-1が表示領域30に表示され、垂直アド
レス換算値Dnに対しては、4個の輝点(ドット)Gnが
表示領域30に表示される。
【0049】一方、従来においては、図4に示すよう
に、垂直アドレス換算値Dn-1に対しては、1個の輝点
(ドット)Hn-1が表示領域30に表示され、垂直アド
レス換算値Dnに対しては、1個の輝点(ドット)Hnが
表示領域30に表示される。
【0050】次に、図3に示すように、輝点を表示する
ための、図2に示した比較器20の動作について、図5
を用いて説明する。図5は、本発明の一実施例による画
像表示装置における表示の説明図である。
【0051】図5(a)は、図2に示した比較器20の
内、特に、比較器21,22によって表示される場合の
例である。ここで、垂直アドレス換算値Dn-1=246
として、垂直アドレス換算値Dn=250として、垂直
アドレスmが、1から480まで、特に、図5(a)に
おいては、m=246から250まで変化した場合につ
いて考える。
【0052】比較器22のm>Dn-1の出力は、垂直ア
ドレス換算値Dn-1が246であることから、mが24
6より大きければ、その出力は、”1”である。また、
比較器21のm=Dnの出力は、mが250の時、その
出力は、”1”である。従って、水平アドレスnに対し
ては、垂直アドレスmが250の位置で、図において、
黒丸で示される輝点(ドット)Gn(250)が表示される。
【0053】また、比較器21のm<Dnの出力は、m
が250より小さい時、その出力は、”1”である。従
って、水平アドレスnに対しては、比較器22の出力と
のアンドをアンドゲート26によりとることから、垂直
アドレスmが247から249の位置で、図において、
白丸で示される輝点(ドット)Gn(249),Gn(248),G
n(247)が表示される。なお、ここでは、説明のため、黒
丸と白丸の区別をつけてあるが、両者は、いづれも、同
じ輝点として表示されるものである。
【0054】図5(b)は、図2に示した比較器20の
内、特に、比較器23,24によって表示される場合の
例である。ここで、垂直アドレス換算値Dn-1=250
として、垂直アドレス換算値Dn=246として、垂直
アドレスmが、1から480まで、特に、図5(b)に
おいては、m=246から250まで変化した場合につ
いて考える。
【0055】比較器24のm<Dn-1の出力は、垂直ア
ドレス換算値Dn-1が250であることから、mが25
0より小さければ、その出力は、”1”である。また、
比較器23のm=Dnの出力は、mが246の時、その
出力は、”1”である。従って、水平アドレスnに対し
ては、垂直アドレスmが246の位置で、図において、
黒丸で示される輝点(ドット)Gn(246)が表示される。
【0056】また、比較器23のm>Dnの出力は、m
が250より大きい時、その出力は、”1”である。従
って、水平アドレスnに対しては、比較器24の出力と
のアンドをアンドゲート28によりとることから、垂直
アドレスmが247から249の位置で、図において、
白丸で示される輝点(ドット)Gn(247),Gn(248),G
n(249)が表示される。なお、ここでは、説明のため、黒
丸と白丸の区別をつけてあるが、両者は、いづれも、同
じ輝点として表示されるものである。
【0057】以上のようにして、Dn-1に対してDnが大
きい場合には、図5(a)にて説明した原理で、水平ア
ドレスnに対して、複数個の輝点が表示され、また、D
n-1に対してDnが小さい場合には、図5(b)にて説明
した原理で、水平アドレスnに対して、複数個の輝点が
表示されることになる。
【0058】従来のように、図4に示すように、水平ア
ドレスに1個の輝点を表示する方式では、この表示は、
表示器の水平ラインの走査毎に書き換えられるラインメ
モリに格納されるデータを逐次表示するリアルタイム表
示であるため、ラインメモリに格納されるデータが変化
すると、例えば、黒丸で示される輝点(ドット)Hx
が、上方に移動して表示され、破線の丸で示されるH
x’となったり、黒丸で示される輝点(ドット)Hxが、
下方に移動して表示され、破線の丸で示されるHx”と
なったりする。このようなちらつきは、非常にラインプ
ロファイルを観察しにくくしている。
【0059】それに対して、図3に示すように、同じ水
平アドレスに対して、複数個の輝点を表示することによ
り、ラインメモリに格納されるデータが変化しても、表
示される輝点の位置は、図4に示す場合に比べて変化の
程度が少ないため、ちらつきの少ないラインプロファイ
ルの表示を得ることができる。
【0060】以上の説明では、ラインプロファイルデー
タDn及びDn-1と垂直アドレスmを比較するようにして
いたが、ラインプロファイルデータDnとラインプロフ
ァイルデータDn-1の平均値(Dn+Dn-1)/2を求
め、この平均値(Dn+Dn-1)/2と垂直アドレスmを
比較する比較器をさらに、2個設けることにより、例え
ば、図5(a)において、輝点Gn(247)については、水
平アドレスnではなく、水平アドレス(n−1)のおい
て、表示するようにすれば、曲線的補間となり、より忠
実にラインプロファイルを表示することが可能となる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、画像表示装置における
リアルタイムでのラインプロファイル観察が容易に行え
るようになる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像表示装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】本発明の一実施例による画像表示装置のライン
プロファイル表示部のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例による画像表示装置のライン
プロファイルの表示例の説明図である。
【図4】従来方式によるラインプロファイルの表示例の
説明図である。
【図5】本発明の一実施例による画像表示装置における
ラインプロファイルの表示例の原理説明図である。
【符号の説明】
2…アナログ/デジタル変換器 3…入力画像データ演算部 4…画像メモリ 5…表示メモリ 6…ラインプロファイル演算部 7…ラインプロファイル表示部 9…ビットマップメモリ 10…表示重ね合わせ部 11…デジタル/アナログ変換器 12…表示器 13…垂直アドレスカウンタ 15…ラインメモリ 16…ラインメモリデータ値の垂直アドレス換算部 17…フリップフロップ 20,21,22,23,24…比較器 32…ラインメモリのデータ構成

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した2次元の画像データをデイジタ
    ル信号に変換するA/D変換器と、 このA/D変換器によってデイジタル信号に変換された
    2次元の画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された上記画像データを表示する表
    示手段とを有する画像表示装置において、 上記デイジタル信号に変換された画像データのうちから
    所定の水平ラインのデータを各水平ラインの走査に同期
    して取り出して1次元のラインプロファイルデータを算
    出するラインプロファイル演算手段と、 このラインプロファイル演算手段によって算出された1
    次元のラインプロファイルデータを1次元のラインメモ
    リに格納し、この格納された1次元のデータに基づい
    て、このラインプロファイルデータに対応する位置及び
    それぞれのラインプロファイルデータを補間する位置の
    ドットを2次元のラインプロファイルとして上記表示手
    段にリアルタイムで表示するラインプロファイル表示手
    段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像表示装置において、 上記ラインプロファイル表示手段は、上記それぞれのラ
    インプロファイルデータの間を直線的に補間することを
    特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像表示装置において、 上記ラインプロファイル表示手段は、 上記ラインプロファイル演算手段によって算出されたラ
    インプロファイルデータを格納する1次元のラインメモ
    リと、 このラインメモリの各水平アドレス毎に、このラインメ
    モリに格納された上記ラインプロファイルデータと垂直
    アドレスを比較する比較手段とから構成されたことを特
    徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像表示装置において、 上記比較手段は、 所定の水平アドレスに対するラインプロファイルデータ
    と垂直アドレスを比較する第1の比較手段と、 所定の水平アドレスの1だけ前の水平アドレスに対する
    ラインプロファイルデータと垂直アドレスを比較する第
    2の比較手段と、 この第1及び第2の比較手段の論理積を得るゲート手段
    とから構成されることを特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像表示装置において、 上記ラインプロファイル表示手段は、 上記ラインプロファイル演算手段によって算出されたラ
    インプロファイルデータを格納する1次元のラインメモ
    リと、 このラインメモリに格納されたラインプロファイルデー
    タを上記表示手段の垂直アドレスに換算する垂直アドレ
    ス換算手段と、 この垂直アドレス換算手段によって換算された上記ライ
    ンプロファイルデータの垂直アドレス換算値と垂直アド
    レスを比較する第1の比較手段と、 上記垂直アドレス換算手段によって換算された上記ライ
    ンプロファイルデータの垂直アドレス換算値を1水平ア
    ドレスの期間保持する垂直アドレス換算値保持手段と、 この垂直アドレス換算値保持手段に保持された上記ライ
    ンプロファイルデータの垂直アドレス換算値と垂直アド
    レスを比較する第2の比較手段と、 上記第1及び第2の比較手段の出力の論理積を得るゲー
    ト手段とから構成されることを特徴とする画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4若しくは請求項5のいづれかに
    記載の画像表示装置において、 上記ラインプロファイル演算手段は、上記記憶手段に記
    憶された画像データから上記ラインプロファイルデータ
    を算出することを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項4若しくは請求項5のいづれかに
    記載の画像表示装置において、 上記ラインプロファイル演算手段は、上記A/D変換器
    によってデイジタル信号に変換された画像データから上
    記ラインプロファイルデータを算出することを特徴とす
    る画像表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100380439C (zh) * 2005-04-20 2008-04-09 宏芯科技股份有限公司 调整数字显示器中同步的方法
US9027339B2 (en) 2011-04-25 2015-05-12 Denso Corporation Thermo-magnetic engine apparatus and reversible thermo-magnetic cycle apparatus

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CN100380439C (zh) * 2005-04-20 2008-04-09 宏芯科技股份有限公司 调整数字显示器中同步的方法
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