JPH0960994A - マルチ形ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents
マルチ形ヒートポンプ式空気調和機Info
- Publication number
- JPH0960994A JPH0960994A JP7236069A JP23606995A JPH0960994A JP H0960994 A JPH0960994 A JP H0960994A JP 7236069 A JP7236069 A JP 7236069A JP 23606995 A JP23606995 A JP 23606995A JP H0960994 A JPH0960994 A JP H0960994A
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- JP
- Japan
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- outdoor
- indoor
- heat exchangers
- outdoor heat
- gas pipe
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/023—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units
- F25B2313/0231—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units with simultaneous cooling and heating
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路内高圧を連続的に制御することによって
室外熱交換器3A、3Bの能力のハンチングを防止するとと
もに冷・暖房同時運転時における暖房運転中の室内ユニ
ットの暖房能力を安定化させる。 【解決手段】 複数の室外側熱交換器3A、3Bのうち少な
くとも1つの室外熱交換器3Bの液側に高圧制御弁20を設
けるとともにこの室外側熱交換器3B及び高圧制御弁20に
対して並列にホットガスバイパス回路21を設ける。
室外熱交換器3A、3Bの能力のハンチングを防止するとと
もに冷・暖房同時運転時における暖房運転中の室内ユニ
ットの暖房能力を安定化させる。 【解決手段】 複数の室外側熱交換器3A、3Bのうち少な
くとも1つの室外熱交換器3Bの液側に高圧制御弁20を設
けるとともにこの室外側熱交換器3B及び高圧制御弁20に
対して並列にホットガスバイパス回路21を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の室内ユニット
を備え、冷房運転、暖房運転及び冷・暖房同時運転し得
るマルチ形ヒートポンプ式空気調和機に関する。
を備え、冷房運転、暖房運転及び冷・暖房同時運転し得
るマルチ形ヒートポンプ式空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の1例が図2に
示されている。図2において、1は圧縮機、10は吐出ガ
ス管で、圧縮機1の吐出側に接続されている。11は吸入
ガス管で、圧縮機1の吸入側に接続されている。3A、3B
は容量の異なる室外側熱交換器で、そのガス側はそれぞ
れ室外側切換弁2A、2Bを介して吐出ガス管10又は吸入ガ
ス管11に選択的に連通せしめられる。
示されている。図2において、1は圧縮機、10は吐出ガ
ス管で、圧縮機1の吐出側に接続されている。11は吸入
ガス管で、圧縮機1の吸入側に接続されている。3A、3B
は容量の異なる室外側熱交換器で、そのガス側はそれぞ
れ室外側切換弁2A、2Bを介して吐出ガス管10又は吸入ガ
ス管11に選択的に連通せしめられる。
【0003】各室外側熱交換器3A、3Bの液側にはそれぞ
れ室外側絞り機構4A、4Bが設けられ、各室外側絞り機構
4A、4Bの液側にはそれぞれ室外側電磁弁19A 、19B が設
けられている。そして、室外側熱交換器3A、3Bに外気を
送風するために複数( 図には2ケ)の室外側送風機13A
、13B が設けられ、一方の室外側送風機13A は高速で
回転し、他方の室外側送風機13B は高速Hiと低速Loの2
つに切換え得るようになっている。
れ室外側絞り機構4A、4Bが設けられ、各室外側絞り機構
4A、4Bの液側にはそれぞれ室外側電磁弁19A 、19B が設
けられている。そして、室外側熱交換器3A、3Bに外気を
送風するために複数( 図には2ケ)の室外側送風機13A
、13B が設けられ、一方の室外側送風機13A は高速で
回転し、他方の室外側送風機13B は高速Hiと低速Loの2
つに切換え得るようになっている。
【0004】7A、7B、7Cは室内側熱交換器で、そのガス
側はそれぞれ室内側切換弁8A、8B、8Cを介して吐出ガス
管10又は吸入ガス管11に選択的に連通せしめられる。そ
して、その液側にはそれぞれ室内側絞り機構6A、6B、6C
が配設されている。室内熱交換器7A、7B、7Cには室内側
送風機9A、9B、9Cによって室内空気が送風される。
側はそれぞれ室内側切換弁8A、8B、8Cを介して吐出ガス
管10又は吸入ガス管11に選択的に連通せしめられる。そ
して、その液側にはそれぞれ室内側絞り機構6A、6B、6C
が配設されている。室内熱交換器7A、7B、7Cには室内側
送風機9A、9B、9Cによって室内空気が送風される。
【0005】12は液冷媒配管で、室外側絞り機構4A、4B
の液側と室内側絞り機構6A、6B、6Cの液側と接続してい
る。この液冷媒配管12にはレシーバ5が介装されてい
る。14はアキュムレータで、圧縮機1の吸入側に介装さ
れている。
の液側と室内側絞り機構6A、6B、6Cの液側と接続してい
る。この液冷媒配管12にはレシーバ5が介装されてい
る。14はアキュムレータで、圧縮機1の吸入側に介装さ
れている。
【0006】Oは室外ユニットで、この中には圧縮機
1、室内側切換弁2A、2B、室内側熱交換器3A、3B、室外
側送風機13A 、13B 、室外側絞り機構4A、4B、室外側電
磁弁19A 、19B 、レシーバ5、アキュムレータ14等が内
蔵されている。
1、室内側切換弁2A、2B、室内側熱交換器3A、3B、室外
側送風機13A 、13B 、室外側絞り機構4A、4B、室外側電
磁弁19A 、19B 、レシーバ5、アキュムレータ14等が内
蔵されている。
【0007】A、B、Cはそれぞれ室内ユニットで、室
内ユニットAには室内側熱交換器7A、室内側切換弁8A、
室内側絞り機構6A及び室内側送風機9Aが内蔵され、室内
ユニットBには室内側熱交換器7B、室内側切換弁8B、室
内側絞り機構6B及び室内側送風機9Bが内蔵され、室内ユ
ニットCには室内側熱交換器7C、室内側切換弁8C、室内
側絞り機構6C及び室内側送風機9Cが内蔵されている。
内ユニットAには室内側熱交換器7A、室内側切換弁8A、
室内側絞り機構6A及び室内側送風機9Aが内蔵され、室内
ユニットBには室内側熱交換器7B、室内側切換弁8B、室
内側絞り機構6B及び室内側送風機9Bが内蔵され、室内ユ
ニットCには室内側熱交換器7C、室内側切換弁8C、室内
側絞り機構6C及び室内側送風機9Cが内蔵されている。
【0008】室外ユニットOと複数の室内ユニットA、
B、Cとは吐出ガス管10、吸入ガス管11、液冷媒配管12
を介して互いに接続されている。
B、Cとは吐出ガス管10、吸入ガス管11、液冷媒配管12
を介して互いに接続されている。
【0009】室内ユニットA、B、Cの運転台数及び運
転モードに応じて室外側切換弁2A、2B及び室外側電磁弁
19A 、19B を切り換え、かつ、室外側送風機13A 、13B
の運転台数及び回転速度を切り換えることによって室外
ユニットOは表1に示すように、多様の運転パターンで
運転される。このようにして室外熱交換器3A、3Bの能力
を制御することによって冷媒回路内の高圧冷媒の圧力(
以下、回路内高圧と略称する) が制御される。
転モードに応じて室外側切換弁2A、2B及び室外側電磁弁
19A 、19B を切り換え、かつ、室外側送風機13A 、13B
の運転台数及び回転速度を切り換えることによって室外
ユニットOは表1に示すように、多様の運転パターンで
運転される。このようにして室外熱交換器3A、3Bの能力
を制御することによって冷媒回路内の高圧冷媒の圧力(
以下、回路内高圧と略称する) が制御される。
【0010】
【表1】
【0011】この表1において、室外側切換弁2A、2Bは
OFF で吸入ガス管11に接続され、ONで吐出ガス管10に接
続される。室外側電磁弁19A 、19B はONで開、OFF で閉
となる。室外側熱交換器3A、3Bは「凝」で凝縮器として
機能し、「蒸」で蒸発器として機能し、「休」で休止す
る。室外側送風機13A はONで高速回転し、OFF で停止す
る。室外側送風機13B はHiで高速回転し、Loで低速回転
し、OFF で停止する。
OFF で吸入ガス管11に接続され、ONで吐出ガス管10に接
続される。室外側電磁弁19A 、19B はONで開、OFF で閉
となる。室外側熱交換器3A、3Bは「凝」で凝縮器として
機能し、「蒸」で蒸発器として機能し、「休」で休止す
る。室外側送風機13A はONで高速回転し、OFF で停止す
る。室外側送風機13B はHiで高速回転し、Loで低速回転
し、OFF で停止する。
【0012】室内ユニットA、B、Cの冷房運転時にお
いて、表1の運転パターン1が選択された場合には、室
外側切換弁2A、2Bは室外側熱交換器3A、3Bが吐出ガス管
10に連通するように切り換えられ、室外側電磁弁19A 、
19B は開とされ、室外側熱交換器3A、3Bは凝縮器として
機能する。室外側送風機13A 及び13B は高速で回転す
る。そして、室内側切換弁8A、8B、8Cは室内側熱交換器
7A、7B、7Cが吸入ガス管11に連通するように切り換えら
れて蒸発器として機能する。
いて、表1の運転パターン1が選択された場合には、室
外側切換弁2A、2Bは室外側熱交換器3A、3Bが吐出ガス管
10に連通するように切り換えられ、室外側電磁弁19A 、
19B は開とされ、室外側熱交換器3A、3Bは凝縮器として
機能する。室外側送風機13A 及び13B は高速で回転す
る。そして、室内側切換弁8A、8B、8Cは室内側熱交換器
7A、7B、7Cが吸入ガス管11に連通するように切り換えら
れて蒸発器として機能する。
【0013】すると、圧縮機1で圧縮された冷媒ガスは
吐出ガス管10、室外側切換弁2A、2Bを経て室外側熱交換
器3A、3Bに入り、ここで室外側送風機13A 、13B によっ
て送風される外気に放熱することにより凝縮液化して液
冷媒となる。次いで、この液冷媒は室外側絞り機構4A、
4B、室外側電磁弁19A 、19B を通過してレシーバ5に入
り、ここでガス成分が分離される。
吐出ガス管10、室外側切換弁2A、2Bを経て室外側熱交換
器3A、3Bに入り、ここで室外側送風機13A 、13B によっ
て送風される外気に放熱することにより凝縮液化して液
冷媒となる。次いで、この液冷媒は室外側絞り機構4A、
4B、室外側電磁弁19A 、19B を通過してレシーバ5に入
り、ここでガス成分が分離される。
【0014】レシーバ5から流出した液冷媒は液冷媒配
管12を経て室内側絞り機構6A、6B、6Cに入り、ここで絞
られることによって断熱膨張して気液二相となる。この
気液二相の冷媒は室内側熱交換器7A、7B、7Cに入り、こ
こで室内側送風機9A、9B、9Cによって送風される室内空
気を冷却することによって蒸発気化する。このガス冷媒
は室内側切換弁8A、8B、8C、吸入ガス管11、アキュムレ
ータ14を経て圧縮機1に吸入される。
管12を経て室内側絞り機構6A、6B、6Cに入り、ここで絞
られることによって断熱膨張して気液二相となる。この
気液二相の冷媒は室内側熱交換器7A、7B、7Cに入り、こ
こで室内側送風機9A、9B、9Cによって送風される室内空
気を冷却することによって蒸発気化する。このガス冷媒
は室内側切換弁8A、8B、8C、吸入ガス管11、アキュムレ
ータ14を経て圧縮機1に吸入される。
【0015】室内ユニットA、B、Cの暖房運転時にお
いて、表1の運転パターン19が選択された場合には、室
外側切換弁2A、2B、室内側切換弁8A、8B、8Cは上記冷房
運転時と逆に切り換えられる。
いて、表1の運転パターン19が選択された場合には、室
外側切換弁2A、2B、室内側切換弁8A、8B、8Cは上記冷房
運転時と逆に切り換えられる。
【0016】かくして、圧縮機1から吐出された冷媒は
吐出ガス管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て室内側熱
交換器7A、7Bで凝縮液化し、室内側絞り機構6A、6B、6
C、液冷媒配管12、レシーバ5、室外側電磁弁19A 、19B
を経て室外側絞り機構4A、4Bで断熱膨張する。次い
で、室外側熱交換器3A、3Bで蒸発気化した後、室外側切
換弁2A、2B、吸入ガス管11、アキュムレータ14をこの順
に経て圧縮機1に戻る。
吐出ガス管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て室内側熱
交換器7A、7Bで凝縮液化し、室内側絞り機構6A、6B、6
C、液冷媒配管12、レシーバ5、室外側電磁弁19A 、19B
を経て室外側絞り機構4A、4Bで断熱膨張する。次い
で、室外側熱交換器3A、3Bで蒸発気化した後、室外側切
換弁2A、2B、吸入ガス管11、アキュムレータ14をこの順
に経て圧縮機1に戻る。
【0017】冷・暖房同時運転時において、例えば、室
内ユニットB、Cが冷房運転、室内ユニットAが暖房運
転され、表1の運転パターン9が選択された場合には、
室外側電磁弁19A が開、19B が閉とされる。そして、室
外側切換弁2B及び室内側切換弁8Aは吐出ガス管10に連通
し、室外側切換弁2A、室内側切換弁8B、8Cは吸入ガス管
11に連通するように切り換えられる。
内ユニットB、Cが冷房運転、室内ユニットAが暖房運
転され、表1の運転パターン9が選択された場合には、
室外側電磁弁19A が開、19B が閉とされる。そして、室
外側切換弁2B及び室内側切換弁8Aは吐出ガス管10に連通
し、室外側切換弁2A、室内側切換弁8B、8Cは吸入ガス管
11に連通するように切り換えられる。
【0018】かくして、圧縮機1から吐出された冷媒の
一部は吐出ガス管10、室外側切換弁2B、室内側熱交換器
3B、室外側絞り機構4A、室外側電磁弁19A 、レシーバ5
を経て液冷媒配管12に入る。残部は吐出ガス管10、室外
側切換弁8A、室内側熱交換器7A、室内側絞り機構6Aを経
て液冷媒配管12に入り、先に分岐した冷媒と合流する。
次いで、この冷媒は室内側絞り機構6B、6C、室内側熱交
換器7B、7C、室内側切換弁8B、8C、吸入ガス管11、アキ
ュムレータ14をこの順に経て圧縮機1に戻る。
一部は吐出ガス管10、室外側切換弁2B、室内側熱交換器
3B、室外側絞り機構4A、室外側電磁弁19A 、レシーバ5
を経て液冷媒配管12に入る。残部は吐出ガス管10、室外
側切換弁8A、室内側熱交換器7A、室内側絞り機構6Aを経
て液冷媒配管12に入り、先に分岐した冷媒と合流する。
次いで、この冷媒は室内側絞り機構6B、6C、室内側熱交
換器7B、7C、室内側切換弁8B、8C、吸入ガス管11、アキ
ュムレータ14をこの順に経て圧縮機1に戻る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、冷・暖房同時運転時、冷房運転中の室内ユ
ニットの数が多く室外熱交換器3A又は及び3Bが凝縮器と
して機能している場合において外気温が低下すると、低
い外気温に応じた低い凝縮圧力の下で暖房運転中の室内
ユニットの室内熱交換器内で冷媒が凝縮するため、室内
ユニットの暖房能力が低下するという問題があった。
においては、冷・暖房同時運転時、冷房運転中の室内ユ
ニットの数が多く室外熱交換器3A又は及び3Bが凝縮器と
して機能している場合において外気温が低下すると、低
い外気温に応じた低い凝縮圧力の下で暖房運転中の室内
ユニットの室内熱交換器内で冷媒が凝縮するため、室内
ユニットの暖房能力が低下するという問題があった。
【0020】また、室外ユニットOの能力は表1に示す
ように段階的に切り換えられるため、運転パターンの切
り換え時に回路内高圧が変動し、特に、冷・暖房同時運
転時等の室外ユニットOの負荷が小さい場合には運転パ
ターンのハンチングが発生したり、回路内高圧が異常上
昇するおそれがあった。
ように段階的に切り換えられるため、運転パターンの切
り換え時に回路内高圧が変動し、特に、冷・暖房同時運
転時等の室外ユニットOの負荷が小さい場合には運転パ
ターンのハンチングが発生したり、回路内高圧が異常上
昇するおそれがあった。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続された吐
出ガス管と、上記圧縮機の吸入側に接続された吸入ガス
管と、複数の室外側熱交換器と、これら複数の室外側熱
交換器のガス側をそれぞれ上記吐出ガス管又は吸入ガス
管に選択的に連通させる室外側切換弁と、上記複数の室
外側熱交換器の液側にそれぞれ設けられた室外側絞り機
構と、複数の室内側熱交換器と、これら複数の室内側熱
交換器のガス側を上記吐出ガス管又は吸入ガス管に選択
的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内側熱交
換器の液側にそれぞれ設けられた室内側絞り機構と、上
記室外側絞り機構の液側と室内側絞り機構の液側とを接
続する液冷媒配管とを備え、上記複数の室外側熱交換器
の運転台数及びこれら室外側熱交換器に外気を送風する
送風機の風量切り換えにより室外側熱交換器の能力を制
御することによって回路内高圧を制御しながら冷房運
転、暖房運転及び冷・暖房同時運転し得るマルチ形ヒー
トポンプ式空気調和機において、上記複数の室外熱交換
器のうち少なくとも1つの室外熱交換器の液側に高圧制
御弁を設けるとともに上記少なくとも1つの室外側熱交
換器及び高圧制御弁に対して並列にホットガスバイパス
回路を設けたことを特徴とするマルチ形ヒートポンプ式
空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続された吐
出ガス管と、上記圧縮機の吸入側に接続された吸入ガス
管と、複数の室外側熱交換器と、これら複数の室外側熱
交換器のガス側をそれぞれ上記吐出ガス管又は吸入ガス
管に選択的に連通させる室外側切換弁と、上記複数の室
外側熱交換器の液側にそれぞれ設けられた室外側絞り機
構と、複数の室内側熱交換器と、これら複数の室内側熱
交換器のガス側を上記吐出ガス管又は吸入ガス管に選択
的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内側熱交
換器の液側にそれぞれ設けられた室内側絞り機構と、上
記室外側絞り機構の液側と室内側絞り機構の液側とを接
続する液冷媒配管とを備え、上記複数の室外側熱交換器
の運転台数及びこれら室外側熱交換器に外気を送風する
送風機の風量切り換えにより室外側熱交換器の能力を制
御することによって回路内高圧を制御しながら冷房運
転、暖房運転及び冷・暖房同時運転し得るマルチ形ヒー
トポンプ式空気調和機において、上記複数の室外熱交換
器のうち少なくとも1つの室外熱交換器の液側に高圧制
御弁を設けるとともに上記少なくとも1つの室外側熱交
換器及び高圧制御弁に対して並列にホットガスバイパス
回路を設けたことを特徴とするマルチ形ヒートポンプ式
空気調和機にある。
【0022】他の特徴とするところは、上記ホットガス
バイパス回路に流量調整用キャピラリチューブを設けた
ことにある。
バイパス回路に流量調整用キャピラリチューブを設けた
ことにある。
【0023】本発明においては、高圧制御弁を絞ること
によって回路内高圧を連続的に変化させることができ
る。高圧制御弁を絞ることによってこの室外熱交換器内
の液冷媒が増加したとき、ホットガスをホットガスバイ
パス回路を経て液冷媒配管に流過させる。
によって回路内高圧を連続的に変化させることができ
る。高圧制御弁を絞ることによってこの室外熱交換器内
の液冷媒が増加したとき、ホットガスをホットガスバイ
パス回路を経て液冷媒配管に流過させる。
【0024】キャピラリチューブによってホットガスバ
イパス回路を通るホットガスの流量を調整できる。
イパス回路を通るホットガスの流量を調整できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態が図1に示さ
れている。複数の室外側熱交換器3A、3Bのうちの少なく
とも1つ例えば3Bと室外側絞り機構4Bとの間に高圧制御
弁20が接続され、この高圧制御弁20の液側は配管23を介
して室外側絞り機構4Bと室外側電磁弁19B との間に接続
されている。
れている。複数の室外側熱交換器3A、3Bのうちの少なく
とも1つ例えば3Bと室外側絞り機構4Bとの間に高圧制御
弁20が接続され、この高圧制御弁20の液側は配管23を介
して室外側絞り機構4Bと室外側電磁弁19B との間に接続
されている。
【0026】この室外側熱交換器3B及び高圧制御弁20に
対して並列にホットガスバイパス管21が接続され、この
ホットガスバイパス管21には流量調整用のキャピラリチ
ューブ22が介装されている。そして、配管23には室外側
電磁弁19B に向かう流れを許容するが、この逆の流れを
阻止する逆止弁24が介装されている。他の構成は図2に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号を付してその説明を省略する。
対して並列にホットガスバイパス管21が接続され、この
ホットガスバイパス管21には流量調整用のキャピラリチ
ューブ22が介装されている。そして、配管23には室外側
電磁弁19B に向かう流れを許容するが、この逆の流れを
阻止する逆止弁24が介装されている。他の構成は図2に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0027】しかして、冷・暖房同時運転時において、
運転パターン9が選択された場合には圧縮機1から吐出
された冷媒ガスは吐出ガス管10、室外側切換弁2B、室外
側熱交換器3B、高圧制御弁20、配管23、逆止弁24、室外
側電磁弁19B を経て液冷媒配管12に流入する。そして、
高圧制御弁20を流過する過程で絞られることによって回
路内高圧は所定値、例えば、16Kg/cm2以上に維持され
る。
運転パターン9が選択された場合には圧縮機1から吐出
された冷媒ガスは吐出ガス管10、室外側切換弁2B、室外
側熱交換器3B、高圧制御弁20、配管23、逆止弁24、室外
側電磁弁19B を経て液冷媒配管12に流入する。そして、
高圧制御弁20を流過する過程で絞られることによって回
路内高圧は所定値、例えば、16Kg/cm2以上に維持され
る。
【0028】かくして、暖房運転中の室内ユニット例え
ばAの室内側熱交換器7Aにおける凝縮圧力が所定値に維
持され、これに伴って凝縮温度が上昇するので、室内ユ
ニットAは十分に放熱して室内を暖房できる。
ばAの室内側熱交換器7Aにおける凝縮圧力が所定値に維
持され、これに伴って凝縮温度が上昇するので、室内ユ
ニットAは十分に放熱して室内を暖房できる。
【0029】なお、高圧制御弁20を絞ることによって室
外側熱交換器3B内に液冷媒が溜まった場合、室外側切換
弁2Bからのホットガスをホットガスバイパス回路21、キ
ャピラリチューブ22、配管23、逆止弁24を経て流過させ
ることによって液冷媒配管12内の圧力を維持する。
外側熱交換器3B内に液冷媒が溜まった場合、室外側切換
弁2Bからのホットガスをホットガスバイパス回路21、キ
ャピラリチューブ22、配管23、逆止弁24を経て流過させ
ることによって液冷媒配管12内の圧力を維持する。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、複数の室外熱交換器
中少なくとも1つの室外熱交換器の液側に高圧制御弁を
設けたため、この高圧制御弁を絞ることによって回路内
高圧を連続的に変化させることができる。高圧制御弁を
絞ることによってこの室外熱交換器内に液冷媒が滞溜し
たとき、ホットガスをホットガスバイパス回路を経て液
冷媒配管に流過させることにより液冷媒配管内の冷媒圧
力を維持することができる。この結果、冷・暖房同時運
転時、暖房運転中の室内ユニットの暖房能力を安定させ
ることができ、また、室外熱交換器の能力を連続的に変
化させることができるので、運転パターンのハンチング
や回路内高圧の異常上昇を防止できる。
中少なくとも1つの室外熱交換器の液側に高圧制御弁を
設けたため、この高圧制御弁を絞ることによって回路内
高圧を連続的に変化させることができる。高圧制御弁を
絞ることによってこの室外熱交換器内に液冷媒が滞溜し
たとき、ホットガスをホットガスバイパス回路を経て液
冷媒配管に流過させることにより液冷媒配管内の冷媒圧
力を維持することができる。この結果、冷・暖房同時運
転時、暖房運転中の室内ユニットの暖房能力を安定させ
ることができ、また、室外熱交換器の能力を連続的に変
化させることができるので、運転パターンのハンチング
や回路内高圧の異常上昇を防止できる。
【図1】本発明の1実施形態を示す系統図である。
【図2】従来のマルチ形ヒートポンプ式空気調和機の系
統図である。
統図である。
1 圧縮機 10 吐出ガス管 11 吸入ガス管 O 室外ユニット 3A、3B 室外側熱交換器 13A 、13B 室外側送風機 A、B、C 室内ユニット 7A、7B、7C 室内側熱交換器 12 液冷媒配管 2A、2B 室外側切換弁 8A、8B、8C 室内側切換弁 4A、4B 室外側絞り機構 6A、6B、6C 室内側絞り機構 20 高圧制御弁 21 ホットガスバイパス回路 22 流量調整用キャピラリチューブ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続さ
れた吐出ガス管と、上記圧縮機の吸入側に接続された吸
入ガス管と、複数の室外側熱交換器と、これら複数の室
外側熱交換器のガス側をそれぞれ上記吐出ガス管又は吸
入ガス管に選択的に連通させる室外側切換弁と、上記複
数の室外側熱交換器の液側にそれぞれ設けられた室外側
絞り機構と、複数の室内側熱交換器と、これら複数の室
内側熱交換器のガス側を上記吐出ガス管又は吸入ガス管
に選択的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内
側熱交換器の液側にそれぞれ設けられた室内側絞り機構
と、上記室外側絞り機構の液側と室内側絞り機構の液側
とを接続する液冷媒配管とを備え、上記複数の室外側熱
交換器の運転台数及びこれら室外側熱交換器に外気を送
風する送風機の風量切り換えにより室外側熱交換器の能
力を制御することによって回路内高圧を制御しながら冷
房運転、暖房運転及び冷・暖房同時運転し得るマルチ形
ヒートポンプ式空気調和機において、 上記複数の室外熱交換器のうち少なくとも1つの室外熱
交換器の液側に高圧制御弁を設けるとともに上記少なく
とも1つの室外側熱交換器及び高圧制御弁に対して並列
にホットガスバイパス回路を設けたことを特徴とするマ
ルチ形ヒートポンプ式空気調和機。 - 【請求項2】 上記ホットガスバイパス回路に流量調整
用キャピラリチューブを介装したことを特徴とする請求
項1記載のマルチ形ヒートポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236069A JPH0960994A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | マルチ形ヒートポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236069A JPH0960994A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | マルチ形ヒートポンプ式空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960994A true JPH0960994A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16995264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236069A Pending JPH0960994A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | マルチ形ヒートポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0960994A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003004332A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ型ガスヒートポンプ式空気調和装置 |
JP2003004333A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ型ガスヒートポンプ式空気調和装置 |
EP1275913A2 (en) | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Multiform gas heat pump type air conditioning system |
CN103032992A (zh) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | 刘雄 | 空调制冷设备 |
CN112747465A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-04 | 泰州中际热能设备有限公司 | 一种整体式低温空气加热装置 |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP7236069A patent/JPH0960994A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003004332A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ型ガスヒートポンプ式空気調和装置 |
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EP1275913A2 (en) | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Multiform gas heat pump type air conditioning system |
US6883342B2 (en) | 2001-06-26 | 2005-04-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Multiform gas heat pump type air conditioning system |
CN103032992A (zh) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | 刘雄 | 空调制冷设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040806 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050621 |