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JPH09507261A - 光学的に透明な疎水性塗料組成物 - Google Patents

光学的に透明な疎水性塗料組成物

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JPH09507261A
JPH09507261A JP7518119A JP51811995A JPH09507261A JP H09507261 A JPH09507261 A JP H09507261A JP 7518119 A JP7518119 A JP 7518119A JP 51811995 A JP51811995 A JP 51811995A JP H09507261 A JPH09507261 A JP H09507261A
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polyester
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アメロン インターナショナル コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 光学的に透明な疎水性塗料組成物は、水の存在下において、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアルコキシ基を含む群から選ばれた複数の加水分解可能な側基を有するフッ素化ポリシロキサンと、ポリシロキサンと、ポリエステル変性ポリシロキサンと、酸と、アルコールとを混合することにより製造される。ポリシロキサン成分は混合され、そしてブレンドされる。酸およびアルコール成分は一緒に混合され、そしてポリシロキサン成分と混合される。ポリシロキサン成分は加水分解および重縮合/重合反応を経験し、フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーを生成し、それは基材表面上に塗布されたときに、周囲温度で硬化して、耐久性で、耐候性で、耐薬品性で、且つ、耐熱性の光学的に透明な疎水性保護塗料を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的に透明な疎水性塗料組成物 発明の分野 本発明は、液体のはけを良くし、基材の耐候性、耐熱性および耐薬品性を改良 する目的で基材の表面張力を下げるように機能する光学的に透明な塗料の生成に 関する。 発明の背景 基材が受ける特定の環境に起因する早期劣化および破壊から種々の基材を保護 するために保護塗料が必要である。このような保護が望まれる典型的な基材は、 組積造、木およびスチールのような建材を含むであろう。これらの材料上に保護 塗料を塗布すると、基材表面と環境との間にバリアを形成し、下にある材料を劣 化から保護し、この劣化は、検査しなければ、最終的に、基材の外観の損傷だけ でなく、機械的な損傷をもたらしうるものである。 このような建築材料を保護するために使用する塗料は当該技術分野においてよ く知られており、そして通常、それは、液体の形態で基材の表面に塗布され、そ の後、硬化される撥水性組成物の形態を取る。このような撥水性塗料は、基材の 表面に塗布されたときに、蒸発しながら重縮合反応に参加し、強いポリマーバリ アを形成するシロキサン化合物を含むことが知られている。これらの塗料は、通 常、比較的に厚い膜で基材表面に塗布され、実質的な物理バリアを環境と基材表 面との間に形成する。これらの塗料は、また、下層の基材の美的特徴によって、 着色されていてもまたは着色されていなくてもよい。例えば、屋外の家具または デッキ等のために使用され る木のような基材表面を保護するために保護塗料を使用するときには、木の表面 の外観の特徴を残すために塗料は透明であることが望まれる。 保護塗料は、また、上記の典型的な建築材料以外の基材を保護する必要もある であろう。例えば、保護塗料は、風雨、熱および薬品の悪影響からプラスティッ クまたはガラスでできた物品の表面を保護することが望ましい。このような材料 からできた特定の物品および/または物品の機能によっては、上記の建築材料で の使用のために設計された既知の保護塗料は、このような材料の表面を望ましい ように保護するには向かないであろう。 プラスティックまたはガラス材料からできた物品は、通常、特定の外観または 機能の目的のいずれかのために、このような材料からできているものである。例 えば、ガラスおよびプラスティック材料、例えば、プレキシガラス等は住宅、ビ ル、自動車または航空機等の窓を製造するために一般に使用されている。窓の望 ましい特徴は反対側の物品を見通すことができる能力である。窓は、通常、屋内 環境と屋外環境を分離するが、片側の環境から反対側の環境を見ることができる ように設置される。従って、窓の少なくとも片面は他の建築材料で風雨損傷およ び劣化を起こすことが知られているのと同一の要因に暴露される。 ガラスは、元来、耐候性、耐薬品性および耐熱性であり、従って、このような 耐性を改善する保護塗料は望まれていない。しかし、ガラスほどの耐候性、耐熱 性および耐薬品性を示さないプラスティック材料は、それ故、プラスティックの 表面を劣化から保護するために保護塗料での処理が必要であろう。透明なガラス またはプラスティックのいずれかからできた窓の有用性に悪影響を及ぼすことが 知られている要因は、窓の表面上の水の蓄積である。雨または水自体 との接触による窓の表面上の水の蓄積は、ガラスを通して物品を見ることを困難 にし、通常、反対側の物品が変形して見えることになる。 従って、風雨、薬品および熱の悪影響から透明なプラスティック材料の表面を 保護し、そして基材表面が水を蓄積する能力を下げるために保護塗料が必要であ る。基材表面の機能を損なわず、且つ、下層の基材表面の美的特徴をなくさない ために、保護塗料は透明であることが望ましい。保護塗料は、基材表面を透視す る目的で、または、下層の基材表面の外観の特徴を保持する目的で、光学的透明 性が必要とされる様々な基材並びにガラスおよび透明なプラスティックを保護す るために有用であることが望ましい。 また、保護塗料は、水中に浸漬したときに光学透明性を保持することができる ことも望ましい。保護塗料は特殊な装置または方法が必要なく簡単に塗布できる ことが望ましい。 発明の要旨 本発明は光学的に透明であり、且つ、疎水性であるような保護塗料を提供する 。光学的に透明で疎水性の塗料は水の存在下で、フッ素化ポリシロキサン、ポリ シロキサン、ポリエステル変性ポリシロキサン、酸およびアルコールを混合する ことにより調製される。 フッ素化ポリシロキサンは下記式を有する。 (式中、R4はヒドロキシ基、または、アルキル、アリールまたはアルコキシ基を 含む加水分解性側基を含む群から選ばれることができ、そして各R4基は他のR4基 と同一であってもまたは異なっていてもよく、そしてアルキル、アリールまたは アルコキシ基は1〜4個の範囲の炭素原子を含み、そしてR5は2〜4個の範囲の 炭素原子を有するアルカン基を含むことができる。) フッ素化ポリシロキサンと混合されるポリシロキサンは下記式を有する。 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、ここで、各R6 基は同一であってもまたは異なっていてもよく、そしてn1は1〜5の範囲である 。) ポリシロキサンおよびフッ素化ポリシロキサンと混合されるポリエステル変性 ポリシロキサンは下記式を有する。 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、そしてR8は1〜3個の範囲の炭素原子を有する アルキル基を含み、そしてn2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基 を含む。) ポリエステル基は下記式を有する。 (式中、R9はヒドロキシ基またはアルコキシ基からなる群より選ばれ、そしてこ のアルコキシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲で ある。) ポリシロキサン成分は所望の比率で混合され、そして酸とアルコールとの混合 物と混合される。ポリシロキサン成分は加水分解重縮合および重合を経験して、 フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーを生成し、それは基材表面に 塗布されたときに周囲温度で硬化して、耐久性、耐候性、耐薬品性且つ耐熱性の 光学的に透明な疎水性塗膜を形成する。 詳細な説明 基材表面の表面エネルギーを下げ、そして基材の耐候性、耐熱性 および耐薬品性を改良する光学的に透明な塗料は、主要な成分としてフッ素化ポ リシロキサン、ポリシロキサン、ポリエステル変性ポリシロキサン、水、酸およ びアルコールを有することができる。好ましい光学的に透明な塗料組成物は、水 の存在下において、 (a) 下記式を有するフッ素化ポリシロキサン (式中、R4はヒドロキシ基、または、アルキル、アリールまたはアルコキシ基を 含む加水分解性側基を含む群から選ばれることができ、そして各R4基は他のR4基 と同一であってもまたは異なっていてもよく、そしてアルキル、アリールまたは アルコキシ基は1〜4個の範囲の炭素原子を含み、そしてR5は2〜4個の範囲の 炭素原子を有するアルカン基を含むことができる。)と、 (b) 下記式を有するポリシロキサン (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含むこ とができ、そして、各R6基は他のR6基と同一であってもまたは異なっていてもよ く、そしてn1は1〜5の範囲であり、そして繰り返し単位の平均値である。) 例えば、n=3の組成物では、幾つかのポリシロキサン分子は1または2の繰り返 し単位を有し、そして幾つかは4または5の繰り返し単位を有するか、殆どが3 であり、そして平均で約3である。;と (c) 下記式を有するポリエステル変性ポリシロキサン (式中、R7は約1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはア ルコキシ基を含むことができ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有する基を含む ことができ、そしてn2は1〜5の範囲であることができ、そしてn2は繰り返し単 位の平均値であり、そしてXは下記式を有するポリエステル基を含み、 式中、R9はヒドロキシ基またはアルコキシ基を含み、そしてアルコキシ基は約1 〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲であることができ、そ してn3は繰り返し単位の平均値である。)と、 (d) 酢酸のような水性酸、または、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸等の ような水性無機酸;と、 (e) 約1〜4個の範囲の炭素原子を有するアルコールとを混合することにより、 本発明の原理に従って調製されることができる。 フッ素化ポリシロキサン成分に関して、加水分解重縮合および/または重合を 促進するために、R4は約5個より少ない炭素原子を含むことが望ましい。4個よ り多くの炭素原子を有するR4基を含むフッ素化ポリシロキサンは、立体障害によ り、フッ素化ポリシロキサンが塗料組成物を形成する加水分解重縮合および/ま たは重合反応に容易に参加できる能力に悪影響を及ぼしうる。更に、フッ素化ポ リシロキサンの加水分解および重合の間に、R4基のアルコール同族体が容易に蒸 発し、塗料組成物の硬化時間を速めるために、R4基は5個より少ない炭素原子を 含むことが望ましい。 本発明の原理により調製される光学的に透明な塗料組成物は、0.2〜1重量% の範囲のフッ素化ポリシロキサンを含むことができる。フッ素化ポリシロキサン は、本発明の原理により形成された珪素ポリマーの疎水性を上げるように機能し 、そしてこの為、表面エネルギーを低下する。約0.2重量%より少量のフッ素化 ポリシロキサンを含む塗料組成物は、塗布時に被覆された基材の疎水性の望まし いほどの上昇を示さない。更に、疎水性は、塗布後に基材表面上で、結局、上が らず、塗料の老化とともに急速に低下する。 約1重量%より多量のフッ素化ポリシロキサン含む塗料組成物は、それより少 量で使用することにより得られる以上には疎水性を上げない。従って、光学的に 透明な塗料を調製するために使用されるフッ素化ポリシロキサンの範囲は経済的 であり、且つ、望ましい範囲の疎水性を付与する最適量を反映する。 好ましい塗料組成物は約0.5重量%のフッ素化ポリシロキサンを 含む。好ましい塗料組成物は、ヒュールスアメリカインク(Huls America,Inc.) ,ピスカタウェー、ニュージャージーからPS-184-Sの製品名で、そして、PCRイ ンク、ガイネスビル、フロリダからPCR 12092-3の製品名で製造されている3,3,3 -トリフルオロプロピルトリメトキシシランを含む。 ポリシロキサン成分に関して、塗料組成物は10〜60重量%の範囲のポリシロキ サンを含む。ポリシロキサンは光学的に透明な塗料を生成する反応に参加せず、 むしろ、塗料の塗布の間の潤滑性を提供するために、そして初期の基材表面の疎 水性を提供するためにポリマーネットワーク中で結合される。約10重量%より少 量のポリシロキサンを含む塗料組成物は低い潤滑性のために最終的に基材表面を 被覆せず、水をはじく塗料の能力の均一性が低下する。約60重量%より多量のポ リシロキサンを含む塗料組成物は、塗布が困難であり、縞が生じ、磨き仕上が困 難であり、結果的に塗膜の透明性が下がる。好ましい塗料組成物は約30重量%の ポリシロキサンを含むことができる。 好ましいポリシロキサンは10〜50センチストークス(cSt)の範囲の平均粘度を 有することができる。ポリシロキサン成分の粘度はn1に直接的に比例する。従っ て、1〜5の範囲のn1であるポリシロキサンは所望の範囲の粘度を有するポリシ ロキサンである。約50cStより大きな粘度を有するポリシロキサンを含む塗料組 成物は光学的に透明な表面を提供しない。というのは、比較的に高い粘度の組成 物は光学的に透明な研磨仕上にまで塗膜を研磨できないからである。好ましいポ リシロキサンはダウコーニング、ミッドランド、ミシガンから200 FLUIDの商品 名で;BYK CHEMIE、ウォーリンフォード、コネチカットからBYK396の商品名で製 造されているポリジメチルポリシロキサンを含む。 ポリエステル変性ポリシロキサン成分に関して、塗料組成物は、0.05〜0.2重 量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサンを含む。ポリエステル変性ポリシ ロキサンは表面張力を上げて、そして基材の湿潤性を上げるように作用する。約 0.05重量%より少量のポリエステル変性ポリシロキサンを含む塗料組成物は、低 い疎水性および低い塗膜耐候性を示す。約0.2重量%より多量のポリエステル変 性ポリシロキサンを含む塗料組成物は低い光学透明性を示し、経時ともに黄色く 変色する。好ましい塗料組成物は約0.13重量%のポリエステル変性ポリシロキサ ンを含む。 ポリエステル変性ポリシロキサンは10〜50cStの範囲の平均粘度を有すること が望ましい。ポリエステル変性ポリシロキサンの粘度はn2値に直接的に比例する 。従って、1〜5の範囲のn2であるポリエステル変性ポリシロキサンは所望の範 囲の粘度を有するポリエステル変性ポリシロキサンを示す。約50cStより高い粘 度を有するポリエステル変性ポリシロキサンは樹脂性である塗料組成物を製造し 、長い硬化または乾燥時間を有し、そして光学的に透明な表面に研磨仕上するこ とが困難である。好ましいポリエステル変性ポリシロキサンはBYK CHEMIEからBY K371の商品名で製造されているポリジメチルポリシロキサンを含む。 酸成分に関して、塗料組成物は、5〜25重量%の範囲の酸を含むことができる 。酸は、周囲硬化性の光学透明性の塗膜を形成するポリシロキサン樹脂の加水分 解重縮合を触媒するように作用する水性酢酸または水性無機酸を含むことができ る。酸は、ポリシロキサン樹脂の相溶性を上げ、且つ、加水分解重縮合を促進す るために、約5より低いpHを有することが望ましい。約5重量%より少量の酸を 含む塗料組成物は長い硬化時間を示し、塗料に所望の疎水性ができるまでの時間 が実効的に長くなる。約25重量%より多量の酸を含む 塗料組成物は、塗料を塗布するために必要な時間より短い硬化時間を示し、塗膜 を光学的に透明な表面で塗布および研磨仕上を行うことが困難になる。酸は酢酸 を含む水性酸または塩酸、硝酸、硫酸、リン酸等を含む無機酸からなる群より選 ばれることができる。好ましい酸はリン酸である。好ましいリン酸水溶液は約85 %リン酸を含む。特に好ましい塗料組成物は約9〜85%リン酸を含む。 アルコール成分に関して、塗料組成物は約40〜70重量%の範囲のアルコールを 含むことができる。アルコール成分は、塗料の塗布を容易にし、且つ、塗膜厚さ を抑制するために、塗料組成物の粘度を下げるように機能する。約40重量%より 少量のアルコールを含む塗料組成物は、塗布の際に急速な塗料の蓄積を生じ、光 学的に透明な表面に研磨仕上することが困難である。約70重量%より多量のアル コールを含む塗料組成物は、塗料の粘度を下げ、一回の塗布で所望の厚さの塗膜 を得ることができず、この為、所望の疎水性表面特性を得るために多数回の塗布 が必要になる。特に好ましいアルコールはイソプロピルアルコールである。特に 好ましい塗料組成物は約60%のアルコールを含む。 水に関して、塗料組成物は0.1〜10重量%の範囲の水を含むことが望ましい。 水成分は酸水溶液中に存在する水、反応時に加える水、または、周囲湿分として 存在する水を含むことができる。水は、水素イオン(H+)および水酸化イオン( OH-)を形成するイオン化により、ポリシロキサン樹脂の加水分解重縮合を促進 するように作用する。約0.1%より少量の水を含む塗料組成物は、ポリシロキサ ン樹脂の加水分解重縮合を促進するために十分なH+およびOH-の量を含まない。 約10%より多量の水を含む塗料組成物は、加水分解重縮合を行うために必要であ るより多量の水を含み、そして過剰の水を蒸発させるために必要な追加の時間の ために硬化時間が延びるこ とを示す。好ましい塗料組成物は約2%の水を含む。 塗料組成物は、上記の比率に従ってフッ素化ポリシロキサン、ポリシロキサン およびポリエステル変性ポリシロキサンを混合し、そして組成物が透明になるま で3種のポリシロキサンを一緒にブレンドすることにより調製されうる。別個の 容器において、アルコールおよび酸の成分を上記の比率で混合し、そして一緒に ブレンドする。高速混合を維持しながら、酸およびアルコールの組成物をポリシ ロキサンの組成物にゆっくりと加える。ポリシロキサン成分と、酸およびアルコ ールの組成物の混合の間に、混合物の温度を約100°Fより低く維持し、化学成 分を制御しながら行うことが望ましい。 ポリシロキサン成分と、水およびアルコールの組成物との混合の間に、この成 分は加水分解および重縮合反応を経験すると信じられ、それは自然には発熱性で あり、組成物の温度が上昇する。制御しながら反応を行い、そしてゲルを形成す る化学反応を加速しないように、組成物の温度を約100°Fより低く維持するこ とが望ましい。ポリシロキサン成分と、水およびアルコールの組成物の混合物は 、重縮合により化学成分の間で完全に反応を行うために、約3時間放置される。 更に重縮合反応を制御するために、溶剤の添加により上記の組成物を約20重量 %に希釈する。溶剤による組成物の希釈は加水分解および重縮合反応を遅延する ように作用し、それにより、組成物は将来の使用のために密閉容器内に貯蔵され うる。容器の開放および組成物の塗布時に、重縮合反応は完了し、そして組成物 は溶剤の蒸発により耐久性の疎水性塗膜を提供するように硬化される。適切な溶 剤は組成物と混和性であり、そしてそれは組成物のアルコール成分のために上記 に記載したアルコールのようなアルコール、酢酸グリコール等のようなグリコー ルおよび水を含むことができ、それは組 成物の酸性を約3〜4のpHの範囲に維持する。好ましい溶剤はイソプロピルアル コールおよびエタノールの混合物を含む。イソプロピルアルコールとエタノール との好ましい重量比は約1:1である。 特定の理論または機構に固執したくないが、光学的に透明な塗料は次のように 製造されることが信じられる。酸およびアルコールの水性組成物を、混合されて いるフッ素化ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエステル変性ポリシロ キサン組成物に添加するときに、フッ素化ポリシロキサンの1個以上のR4基は水 のイオン化生成物により加水分解を生じ、例示の反応(1)に示すように、R4基の アルコール同族体およびヒドロキシ置換されたフッ素化ポリシロキサンを生じる 。 ヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサン加水分解生成物は、加水分解ヘテロ重 合により他のフッ素化ポリシロキサン分子と反応し、例示反応(2)に示すように 、フッ素化ポリシロキサンポリマーおよびR4基のアルコール同族体を生成する。 反応(2)のヘテロ重合反応を促進するために、1個より多くのR4基は加水分解 およびヒドロキシ基による置換を経験することが好ましい。複数のヒドロキシ置 換は、追加の反応サイトを提供することにより、ヒドロキシ置換フッ素化ポリシ ロキサンおよびフッ素化ポリシロキサンのヘテロ重合を促進するように作用する 。 酸およびアルコールの水性組成物の添加時に、ポリエステル変性 ポリシロキサンは、また、他のポリエステル変性ポリシロキサン分子とホモ重縮 合して、例示反応(3)に示すように、ポリエステル変性ポリシロキサンポリマー および水を生成することが信じられる。 反応(1)において生成したヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサンもポリエス テル変性ポリシロキサンとヘテロ重縮合して、反応(4)に示すように、フッ素化 ポリエステル変性ポリシロキサンを生成 する。 更に、ヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサンは、他のヒドロキシ置換フッ素 化ポリシロキサン分子とホモ重縮合して、反応(5)に示すように、フッ素化ポリ シロキサンポリマーおよび水を生成する。 上記のように、ポリシロキサン成分は他のポリシロキサン樹脂との加水分解重 縮合反応に参加せず、むしろ、重縮合反応により生成した重合生成物を結合する ものであり、それにより、塗布の間に塗料に潤滑性および初期疎水性を付与する 。 最終的に、フッ素化ポリシロキサン、ヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサン およびポリエステル変性ポリシロキサンは、全て、互いに重縮合を経験し、光学 的に透明な疎水性のフッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーネットワ ークを形成する。フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーネットワー クの生成は、酸およびアルコール水性組成物の添加直後の混合ポリシロキサン成 分の粘度の増加により証明される。 フッ素化ポリシロキサンの加水分解は、酸水溶液およびポリエス テル変性ポリシロキサンのホモ重縮合による水の添加により完了される。しかし 、光学的に透明な疎水性フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーネッ トワークを生成するヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサン分子間のホモ重縮合 反応およびヒドロキシ置換フッ素化ポリシロキサン分子とポリエステル変性ポリ シロキサンの間のヘテロ重縮合反応は水の蒸発により行われる。従って、塗料組 成物を調製するために使用される水の量は加水分解を行う必要性と塗料組成物の 素早い硬化を行う必要性の間との、反対の考慮点の妥協を反映するものである。 塗料組成物は周囲雰囲気に暴露された基材表面上に塗布され、そして水の蒸発 を促進し、そしてそれにより、光学的に透明な疎水性フッ素化ポリエステル変性 ポリシロキサンポリマーを完全に生成する重縮合反応を行う。 本発明の原則により調製された塗料組成物は、耐候性であり、即ち、早期の紫 外線劣化、溶剤、酸および熱に対して耐性である光学的に透明な塗料である。こ の光学的に透明な塗料は様々な基材、例えば、組積造、木、プラスティック、ガ ラス等に適合性があり、そして特殊な硬化条件または特殊な装置を必要とせずに 、周囲温度条件で硬化する。塗料組成物は素早く硬化し、周囲温度でそして50% 相対湿度以上で約2〜3時間で完全に硬化する。塗料組成物は単一パック系で貯 蔵されそして販売されることができ、そして布、スプレー、ブラシまたはロール により、薄めたりまたは特殊な塗布技術または装置を必要とせずに塗布されるこ とができる。 光学的に透明な疎水性塗料組成物の限られた態様がここで記載されたが、多く の変更は当業者に明らかであろう。従って、添付の請求の範囲内において、本発 明の原則による光学的に透明な疎水性の塗料組成物は、ここで特に記載した以外 にも調製されうる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年12月13日 【補正内容】 1)明細書 国際出願明細書第9頁〜第10頁(明細書翻訳文第13頁第4行〜第27行) 特定の理論または機構に固執したくないが、光学的に透明な塗料は次のように 製造されることが信じられる。明確化の目的で、可能な反応機構を説明するのに 下記で参照する化学成分は、上記の化学成分と同一であり、そして同一の化学式 および化学基を有すると理解されるべきである。酸およびアルコールの水性組成 物を、混合されているフッ素化ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエス テル変性ポリシロキサン組成物に添加するときに、フッ素化ポリシロキサンの1 個以上のR4基は水のイオン化生成物により加水分解を生じ、例示の反応(1)に示 すように、R4基のアルコール同族体およびヒドロキシ置換されたフッ素化ポリシ ロキサンを生じる。 2)請求の範囲(請求の範囲翻訳文第19頁〜第28頁) 請求の範囲 1.疎水性を有する光学的に透明な塗料組成物であって、 組成物の合計重量の0.2〜1重量%の範囲のフッ素化ポリシロキサン; 組成物の合計重量の10〜60重量%の範囲のポリシロキサン; 組成物の合計重量の0.05〜0.2重量%のポリエステル変性ポリシロキサン; 組成物の合計重量の25重量%以下の酸; 水;および、 アルコール を混合することにより調製された組成物。 2.フッ素化ポリシロキサンが下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシ基およびヒドロキシ基からなる群 より選ばれ、そして各R4は他のR4基と同一であってもまたは異なっていてもよく 、そしてR4は1〜4個の範囲の炭素原子を含み、そしてR5は2〜4個の炭素原子 を含むアルカンである。)を有する、請求の範囲1記載の光学的に透明な塗料組 成物。 3.ポリシロキサンが下記式、 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、各R6基は同一 であるかまたは異なり、そしてn1は1〜5の範囲である。)を有する請求の範囲 1記載の光学的に透明な塗料組成物。 4.ポリエステル変性ポリシロキサンが下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲のアルキル基を含み、n2は 1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を有する請求の範囲 1記載の光学的に透明な塗料組成物。 5.ポリエステル基が下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、そして前記 アルコキシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲であ る。)を有する請求の範囲4記載の光学的に透明な塗料組成物。 6.光学的に透明な疎水性組成物であって、 組成物の合計重量の0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン、前記フッ素化ポ リシロキサンは、下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、そして各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲 の炭素原子を含むアルカンである。)を有する; 組成物の合計重量の10〜60重量%のポリシロキサン、前記ポリシロキサンは、下 記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、そして各R6基 は同一であってもまたは異なっていてもよく、そして n1は1〜5の範囲である。)を有する; 組成物の合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサン : 組成物の合計重量の5〜25重量%の酸; 水;および、 組成物の合計重量の40〜70重量%のアルコール を混合することにより調製された組成物。 7.ポリエステル変性ポリシロキサンが下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を 有する請求の範囲6記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 8.ポリエステル基が下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、前記アルコ キシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲である。) を有する請求の範囲7記載の光学的に透明 な疎水性塗料組成物。 9.酸が酢酸および無機酸からなる群より選ばれ、且つ、アルコールが1〜4 個の範囲の炭素原子を含む請求の範囲6記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物 。 10.光学的に透明な疎水性塗料組成物であって、 組成物の合計重量を0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン、前記フッ素化ポ リシロキサンは、下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、そして各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲 の炭素原子を含むアルカンである。)を有する; 組成物の10〜60重量%のポリシロキサン; 組成物のの合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサ ン、前記ポリエステル変性ポリシロキサンは下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を 有する: 組成物の合計重量の5〜25重量%の範囲の酸; 水;および、 アルコール を混合することにより調製された組成物。 11.ポリエステル基が下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、前記アルコ キシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は0〜2の範囲である。) を有する請求の範囲10記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 12.ポリシロキサンが下記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、そして各R6は 同一であるかまたは異なり、そしてn1は1〜5の範囲である。)を有する請求の 範囲11記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 13.酸が酢酸および無機酸からなる群より選ばれた請求の範囲12記載の光 学的に透明な疎水性塗料組成物。 14.アルコールが1〜4個の範囲の炭素原子を含み、塗料組成物が40〜70重 量%のアルコールを含む請求の範囲13記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物 。 15.光学的に透明な疎水性塗料組成物を製造する方法であって、組成物の合 計重量の0.2〜1重量%の範囲の、複数の加水分解性側基を有するフッ素化ポリ シロキサンを、組成物の合計重量の10〜60重量%の範囲のポリシロキサンおよび 組成物の合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサン と混合してポリシロキサン組成物を形成させる工程; 組成物の合計重量の25重量%以下の酸とアルコールと水とを混合して酸組成物を 形成させる工程; 前記ポリシロキサン組成物に前記水性酸組成物を添加することにより、フッ素化 ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエステル変性ポリシロキサンを加水 分解する工程;および、 加水分解したフッ素化ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエステル変性 ポリシロキサンを重合させて、フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマ ーネットワークを形成させる工程; を含む方法。 16.フッ素化ポリシロキサンが下記式 (式中、R4は、アルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群 より選ばれ、各R4基は同一であるか、または異なり、各R4は1〜4個の範囲の炭 素原子を含み、そしてR5は2〜4個の炭素原子を含むアルカンである。)を有す る請求の範囲15記載の方法。 17.ポリシロキサンが (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を含むアルカンを含み、各R6基は同一で あるかまたは異なり、そしてn1は1〜5の範囲である。)を有する請求の範囲1 5記載の方法。 18.ポリエステル変性ポリシロキサンが (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を 有する請求の範囲15記載の方法。 19.ポリエステル変性ポリシロキサンが (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、前記アルコ キシ基は1〜5個の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲である。)を有す る請求の範囲15記載の方法。 20.混合されているポリシロキサン組成物および酸組成物の重合速度を制御 するために、混合されているポリシロキサン組成物および酸組成物が組成物の合 計重量の約20重量%になるまで溶剤を添加することにより希釈する更なる工程を 含む請求の範囲15記載の方法。 21.酸が酢酸および無機酸からなる群より選ばれる請求の範囲1記載の光学 的に透明な疎水性塗料組成物。 22.酸が組成物の合計重量の5〜25重量%の範囲の酸を含む請求の範囲1記 載の塗料組成物。 23.アルコールが1〜4個の範囲炭素原子を含む請求の範囲1記載の光学的 に透明な疎水性塗料組成物。 24.組成物の合計重量の40〜70重量%の範囲のアルコールを含む請求の範囲 1記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 25.水が組成物に添加される遊離水、周囲湿分および酸水溶液からの水から なる群より選ばれる請求の範囲1記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 26.水が組成物の合計重量の0.1〜10重量%の範囲の水を含む請求の範囲2 5記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 【手続補正書】 【提出日】1997年1月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.疎水性を有する光学的に透明な塗料組成物であって、 組成物の合計重量の0.2〜1重量%の範囲のフッ素化ポリシロキサン; 組成物の合計重量の10〜60重量%の範囲のポリシロキサン; 組成物の合計重量の0.05〜0.2重量%のポリエステル変性ポリシロキサン; 組成物の合計重量の25重量%以下の酸; 水;および、 アルコール を混合することにより調製された組成物。 2.フッ素化ポリシロキサンが下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシ基およびヒドロキシ基からなる群 より選ばれ、そして各R4は他のR4基と同一であってもまたは異なっていてもよく 、そして各R4は1〜4個の範囲の炭素原子を含み、そしてR5は2〜4個の炭素原 子を含むアルカンである。)を有する、請求の範囲1記載の光学的に透明な塗料 組成物。 3.光学的に透明な疎水性組成物であって、 組成物の合計重量の0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン、前記フッ素化ポ リシロキサンは、下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、そして各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲 の炭素原子を含むアルカンである。)を有する; 組成物の合計重量の10〜60重量%のポリシロキサン、前記ポリシロキサンは、下 記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、そして各R6基 は同一であってもまたは異なっていてもよく、そしてn1は1〜5の範囲である。 )を有する; 組成物の合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサン 組成物の合計重量の5〜25重量%の酸; 水;および、 組成物の合計重量の40〜70重量%のアルコール を混合することにより調製された組成物。 4.ポリエステル変性ポリシロキサンが下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を 有する請求の範囲3記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 5.光学的に透明な疎水性塗料組成物であって、 組成物の合計重量を0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン、前記フッ素化ポ リシロキサンは、下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、そして各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲 の炭素原子を含むアルカンである。)を有する; 組成物の10〜60重量%のポリシロキサン; 組成物のの合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサ ン、前記ポリエステル変性ポリシロキサンは下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を 有する: 組成物の合計重量の5〜25重量%の範囲の酸; 水;および、 アルコール を混合することにより調製された組成物。 6.光学的に透明な疎水性塗料組成物を製造する方法であって、組成物の合計 重量の0.2〜1重量%の範囲の、複数の加水分解性側基を有するフッ素化ポリシ ロキサンを、組成物の合計重量の10〜60重量%の範囲のポリシロキサンおよび組 成物の合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサンと 混合してポリシロキサン組成物を形成させる工程; 組成物の合計重量の25重量%以下の酸とアルコールと水とを混合して酸組成物を 形成させる工程; 前記ポリシロキサン組成物に前記水性酸組成物を添加することにより、フッ素化 ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエステル変性ポリシロキサンを加水 分解する工程;および、 加水分解したフッ素化ポリシロキサン、ポリシロキサンおよびポリエステル変性 ポリシロキサンを重合させて、フッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマ ーネットワークを形成させる工程; を含む方法。 7.フッ素化ポリシロキサンが下記式 (式中、R4は、アルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群 より選ばれ、各R4基は同一であるか、または異なり、各R4は1〜4個の範囲の炭 素原子を含み、そしてR5は2〜4個の炭素原子を含むアルカンである。)を有す る請求の範囲6記載の方法。 8.重合速度を制御するために、混合されているポリシロキサン組成物および 酸組成物が組成物の合計重量の約20重量%になるまで、混合されているポリシロ キサン組成物および酸組成物に溶剤を添加することにより希釈する更なる工程を 含む請求の範囲6記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水の存在下で、 フッ素化ポリシロキサン; ポリシロキサン; ポリエステル変性ポリシロキサン; 酸;および、 アルコール を混合することにより調製された疎水性を有する光学的に透明な塗料組成物。 2.フッ素化ポリシロキサンが下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシ基およびヒドロキシ基からなる群 より選ばれ、そして各R4は他のR4基と同一であってもまたは異なっていてもよく 、そしてR5は2〜4個の範囲の炭素原子を有するアルカンである。)を有する、 請求の範囲1記載の光学的に透明な塗料組成物。 3.塗料組成物が0.2〜1重量%の範囲のフッ素化ポリシロキサ ンを含む請求の範囲2記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 4.ポリシロキサンが下記式、 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、各R6基は同一 であるかまたは異なり、そしてn1は1〜5の範囲である。)を有する請求の範囲 1記載の光学的に透明な塗料組成物。 5.塗料組成物が10〜60重量%の範囲のポリシロキサンを含む請求の範囲4記 載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 6.ポリエステル変性ポリシロキサンが下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲のアルキル基を含み、n2は 1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を有する請求の範囲 1記載の光学的に透明な塗料組成物。 7.ポリエステル基が下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、そして前記 アルコキシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲であ る。)を有する請求の範囲7記載の光学的に透明な塗料組成物。 8.塗料組成物が0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサン を含む請求の範囲7記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 9.0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン、10〜60重量%のポリシロキサ ン、0.05〜0.2重量%のポリエステル変性ポリシロキサン、5〜25重量%の酸、0 .1〜10重量%の水および40〜70重量%のアルコールを含む請求の範囲1記載の光 学的に透明な疎水性塗料組成物。 10.水の存在下で、下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、そして各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲 の炭素原子を含むアルカンである。)を有するフッ素化ポリシロキサン; 下記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、そして各R6基 は同一であってもまたは異なっていてもよく、そしてn1は1〜5の範囲である。 )を有するポリシロキサン; ポリエステル変性ポリシロキサン; 酸;および、 アルコール を含む請求の範囲1記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 11.ポリエステル変性ポリシロキサンが下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲 の炭素原子を有するアルキル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポ リエステル基を含む。)を有する請求の範囲10記載の光学的に透明な疎水性塗 料組成物。 12.下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、前記アルコ キシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲である。) を有する請求の範囲11記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 13.0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサンを含む請求 の範囲12記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 14.酸が酢酸および無機酸からなる群より選ばれ、且つ、アルコールが1〜 4個の範囲の炭素原子を含む請求の範囲10記載の光学的に透明な塗料組成物。 15.塗料組成物が0.2〜1重量%のフッ素化ポリシロキサン含む請求の範囲 11記載の光学的に透明な疎水性塗料。 16.塗料組成物が10〜60重量%の範囲のポリシロキサンを含む請求の範囲1 1記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 17.水の存在下において、 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲の炭素 原子を含むアルカンである。)を有するフッ素化ポリシロキサン; ポリシロキサン; 下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルキ ル基を含み、n2は1〜5の範囲であり、Xがポリエステル基を含む。)を有する ポリエステル変性ポリシロキサン; 酸;および、 アルコール を混合することにより調製された光学的に透明な疎水性塗料組成物。 18.ポリエステル基が下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、前記アルコ キシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は0〜2の範囲である。) を有する請求の範囲17記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 19.塗料組成物が0.2〜1重量%の範囲のフッ素化ポリシロキサンを含む請 求の範囲18記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 20.ポリシロキサンが下記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、各R6基は同一 であるかまたは異なり、n1は1〜5の範囲である。)を有する請求の範囲19記 載の光学的に透明な疎水性塗料。 21.塗料組成物が10〜60重量%の範囲のポリシロキサンを含む請求の範囲2 0記載の光学的に透明な疎水性塗料組成物。 22.塗料組成物が0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサ ンを含む請求の範囲21記載の光学的に透明な疎水性 塗料組成物。 23.酸が酢酸および無機酸からなる群より選ばれ、塗料組成物が5〜25重量 %の範囲の酸を含む請求の範囲22記載の塗料組成物。 24.アルコールが1〜4個の範囲の炭素原子を含み、塗料組成物が塗料組成 物を20重量%に希釈する前に40〜70重量%の範囲のアルコールを含む請求の範囲 23記載の塗料組成物。 25.光学的に透明な疎水性塗料組成物を製造する方法であって、 複数の加水分解可能な側基を有するフッ素化ポリシロキサンと、ポリシロキサ ンおよびポリエステル変性ポリシロキサンとを混合してポリシロキサン組成物を 形成させる工程、 酸とアルコールとを混合して酸組成物を形成させる工程、 水の存在下で、ポリシロキサン組成物に酸組成物を加えることによりフッ素化 ポリシロキサンを加水分解させる工程、 この加水分解したフッ素化ポリシロキサンおよびポリエステル変性ポリシロキ サンを重合させてフッ素化ポリエステル変性ポリシロキサンポリマーネット・ワ ークを形成させる工程、 を含む方法。 26.下記式 (式中、R4はアルキル、アリール、アルコキシおよびヒドロキシ基からなる群よ り選ばれ、各R4は同一であるかまたは異なり、そしてR5は2〜4個の範囲の炭素 原子を含むアルカンである。)を有するフッ素化ポリシロキサンを混合すること によりポリシロキサン組成物を形成させる工程を含む請求の範囲25記載の方法 。 27.下記式 (式中、R6は1〜3個の範囲の炭素原子を有するアルカンを含み、そして各R6基 は同一であるかまたは異なり、そしてn1が1〜5の範囲である。)を有するポリ シロキサンを混合することによりポリシロキサン組成物を形成させる工程を含む 請求の範囲25記載の方法。 28.下記式 (式中、R7は1〜6個の範囲の炭素原子を有するアルキル、アリールおよびアル コキシ基からなる群より選ばれ、R8は1〜3個の範囲の炭素原子を有するルキル 基を含み、n2は1〜5の範囲であり、そしてXはポリエステル基を含む。)を有 するポリエステル変性ポリシロキサンを混合することによりポリシロキサン組成 物を形成させ る工程を含む請求の範囲25記載の方法。 29.下記式 (式中、R9はヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群より選ばれ、そして前記 アルコキシ基は1〜5個の範囲の炭素原子を含み、そしてn3は1〜2の範囲であ る。)を有するポリエステル基を含むポリエステル変性ポリシロキサンを混合す ることによりポリシロキサン組成物を形成させる工程を含む請求の範囲25記載 の方法。 30.塗料組成物合計重量の0.2〜1重量%の範囲のフッ素化ポリシロキサン 、塗料組成物合計重量の10〜60重量%の範囲のポリシロキサン、および、塗料組 成物合計重量の0.05〜0.2重量%の範囲のポリエステル変性ポリシロキサンを混 合することによりポリシロキサン組成物を形成させる工程を含む請求の範囲25 記載の方法。 31.ポリシロキサン組成物を溶剤の添加により20重量%に希釈する工程を含 む請求の範囲30記載の方法。
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