JPH0948318A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH0948318A JPH0948318A JP7219798A JP21979895A JPH0948318A JP H0948318 A JPH0948318 A JP H0948318A JP 7219798 A JP7219798 A JP 7219798A JP 21979895 A JP21979895 A JP 21979895A JP H0948318 A JPH0948318 A JP H0948318A
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- Japan
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- airbag
- diffuser
- partition plate
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Abstract
した仕切板と通気孔によって制御する。 【解決手段】 エアバッグケース2の内部でインフレー
タ3とエアバッグ6との間を区画するよう形成された通
気孔9を有する隔壁状のディフューザ7を備えたエアバ
ッグ装置において、上記ディフューザ7に、このディフ
ューザ7からエアバッグ6側に突出してエアバッグケー
ス2の内部を上下に区画する仕切板8を形成すると共
に、上記ディフューザ7の通気孔9の総面積を上記仕切
板8の上下で異なるように設定する。
Description
使用されるエアバッグ装置に係り、詳しくはインフレー
タとエアバッグとの間に、インフレータガスの分散を図
るディフューザを有するエアバッグ装置に関するもので
ある。
バッグケースの内部に筒状のインフレータを横設すると
共に、エアバッグケースの開口部にエアバッグの開口部
を固定した構造を有し、これらエアバッグとインフレー
タを収納したエアバッグケースを車両のインストルメン
トパネル内に固定するようになっている。
5−310096号公報に記載されているように、筒状
をなすインフレータの周面全体に形成された穴群からガ
スを噴出させ、エアバッグに流入させていた。
公報に記載の如き片側噴き出しのハイブリッドタイプの
インフレータも利用されるようになっている。このイン
フレータでは、筒体の一端部に形成された穴群からガス
を噴出させている。
るものに、例えば特開平6−16103号公報に記載の
如きディフューザがある。このディフューザはインフレ
ータとエアバッグとの間を区画するよう配設された通気
孔を有する隔壁状のものからなり、インフレータから発
生するガスをケースとディフューザ、またはディフュー
ザのみで一旦区画し、上記通気孔を通じて上記ガスをエ
アバッグ内に放散し供給するものである。
アバッグ装置では、インフレータのノズルが一端に偏在
しているため、上記ディフューザの通気孔面積をノズル
近傍から遠方にかけて徐々に大きくすることなどによ
り、ガス流を整流させてからエアバッグにガスを供給す
るよう工夫されている。
開においては、タイミングよく所定の形状に膨張させた
くあり、そのために、例えばエアバッグを上部から優先
的に膨張させ、次いで下部を膨張させる方法が知られて
いる。
グの折り畳み方、エアバッグとインフレータの配置、ス
トラップ、ティアシーム、あるいは可変ベントホールな
どの手段があるが、本発明は前記ディフューザをさらに
積極的に活用することにより、前記エアバッグの展開形
状の制動を行うことを目的とするものである。
合する本発明のエアバッグ装置の特徴は、エアバッグケ
ース内部に筒状のインフレータを固設する一方、エアバ
ッグケースの開口部に折り畳んだエアバッグを配設し、
かつ上記エアバッグケース内に、インフレータとエアバ
ッグとの間を区画するよう形成された通気孔を有する隔
壁状のディフューザを配設してなるエアバッグ装置にお
いて、上記ディフューザに、該ディフューザからエアバ
ッグ側に突出し、エアバッグケース内部を上下に区画す
る仕切板を形成せしめ、上記ディフューザの通気孔総面
積を上記仕切板の上下で異なるように設定したところに
ある。
ューザをエアバッグ側で仕切板により上下に区画し、さ
らに通気孔総面積をこの仕切板の上下で変えたことか
ら、エアバッグを上部から下部へ、または下部から上部
へと順次膨張させることが可能となり、これによりエア
バッグの展開形状を制御することが可能となる。
施例を説明する。
す縦断面図、図2は同実施例のディフューザの斜視図、
図3は同、正面図、図4はディフューザの他の例を示す
正面図である。
口部1として断面U字状に形成された箱状のエアバッグ
ケース2と、このエアバッグケース2の内部に横設され
た円筒状のインフレータ3と、エアバッグケース2の開
口縁部4に口元部5が固定され、上記ケース開口部1に
折り畳み状態で収納されたエアバッグ6とを備えてい
る。
筒状体の周面全体からガスを噴出する通常のものを使用
しているが、ハイブリッドタイプのインフレータを使用
することも可能である。
は、上記インフレータ3とエアバッグ6との間を全域に
亘って区画するよう形成された、通気孔9を有する隔壁
状の金属板からなるディフューザ7が配設され、エアバ
ッグケース2に固定されている。
く、その上下方向中央部からエアバッグ6側に略水平に
突出し、かつこのエリアでエアバッグケース2をほぼ全
域に亘り上下に区画する仕切板8を有している。そし
て、この実施例では、このディフューザ7の通気孔9
を、図3にも示す如く上記仕切板8の上方においてのみ
形成し、仕切板8の下方では通気孔を無くしている。
うに形成することにより、仕切板8の上下におけるイン
フレータ3のガス量を調整するものであり、この例では
エアバッグ6の上部側を先に膨張させることを目的とし
て上記の如き構成されている。この場合、図4に示すよ
うに、ディフューザ7に、仕切板8の上方で大きく、下
方で小さく夫々通気孔9を形成することも可能である。
の如くプレス品で一体に形成することができ、また、押
し出しや溶接などによって仕切板8を形成することも可
能である。そして、ディフューザ7とエアバッグケース
2との固定は、溶接やリベット止め等、既知の方法で取
付が可能である。
ーザ7の仕切板8の上下で折り畳み方法を変えている。
すなわち、エアバッグ6をエアバッグケース2の幅に折
り畳んで上下方向に細長く伸ばした後、図1に示すよう
に、このエアバッグ6の上部10を蛇腹状に折り重ねて
仕切板8の上方に収納すると共に、エアバッグ6の下部
11をロール状に巻回して仕切板8の下方に収納してい
る。
よって、エアバッグ6の上部10を初期において優先的
に膨張させる展開挙動を得ることが可能となる。
装置では、前記ディフューザ7をエアバッグ6側で仕切
板8により上下に区画すると共に、通気孔9の総面積を
この仕切板8の上方で大きくし、さらにエアバッグ6の
折り畳みを上記の如く行ったことから、エアバッグ6の
上部10を優先的に膨張させ、以下順次下部11へとエ
アバッグ6を膨張させることが可能であり、これにより
エアバッグの展開形状を相乗効果的に制御することが可
能となる。
孔9の数や面積などを調整することにより、これに対応
するエアバッグ6の膨張の挙動を調整することが可能で
ある。
フューザ7によりエアバッグ6の上部10に優先してイ
ンフレータガスを供給する例を説明したが、上記ディフ
ューザ7の構成あるいはエアバッグ6の折り畳み方を上
下逆にすることにより、エアバッグの下部側を優先的に
膨張させるエアバッグ装置を作製することも可能であ
る。
フューザ7に対し上下何れかに偏位して形成することも
可能であり、また上下に角度をつけて形成することも可
能である。
グ装置は、エアバッグケース内部でインフレータとエア
バッグとの間を区画するよう形成された通気孔を有する
隔壁状のディフューザを備えたエアバッグ装置におい
て、上記ディフューザに、エアバッグ側に突出してエア
バッグケース内部を上下に区画する仕切板を形成すると
共に、上記ディフューザの通気孔総面積を上記仕切板の
上下で異なるように設定したものであり、上記ディフュ
ーザをエアバッグ側で上下に区画し、さらに通気孔総面
積をこの仕切板の上下で変えたことから、エアバッグを
上部から下部へ、または下部から上部へと順次膨張させ
ることが可能となり、これによりエアバッグの展開形状
を制御し、エアバッグの所定の展開形状をタイミングよ
く得ることが可能で、さらに、上記ディフューザの通気
孔の数や面積などを調整することにより、エアバッグの
展開形状をコントロールしうるとの顕著な効果を奏する
ものである。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアバッグケース内部にインフレータを
固設する一方、エアバッグケースの開口部に折り畳んだ
エアバッグを配設し、かつ上記エアバッグケース内に、
インフレータとエアバッグとの間を区画するよう形成さ
れた通気孔を有する隔壁状のディフューザを配設してな
るエアバッグ装置において、上記ディフューザに、該デ
ィフューザからエアバッグ側に突出し、エアバッグケー
ス内部を上下に区画する仕切板を形成せしめ、上記ディ
フューザの通気孔総面積を上記仕切板の上下で異なるよ
うに設定したことを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7219798A JPH0948318A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7219798A JPH0948318A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948318A true JPH0948318A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16741207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7219798A Withdrawn JPH0948318A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0948318A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6244624B1 (en) * | 1997-10-21 | 2001-06-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air bag apparatus for passenger seat |
WO2001081127A1 (fr) * | 2000-04-25 | 2001-11-01 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Systeme d'airbag |
WO2004033263A1 (de) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Takata-Petri Ag | Airbagmodul, insbesondere beifahrerairbagmodul |
US11173863B1 (en) * | 2020-10-12 | 2021-11-16 | Ford Global Technologies, Llc | Restraint system |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7219798A patent/JPH0948318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6244624B1 (en) * | 1997-10-21 | 2001-06-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air bag apparatus for passenger seat |
WO2001081127A1 (fr) * | 2000-04-25 | 2001-11-01 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Systeme d'airbag |
US6676147B2 (en) | 2000-04-25 | 2004-01-13 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Air bag device |
WO2004033263A1 (de) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Takata-Petri Ag | Airbagmodul, insbesondere beifahrerairbagmodul |
CN100434313C (zh) * | 2002-10-07 | 2008-11-19 | 高田-彼得里公开股份有限公司 | 气囊组件 |
US11173863B1 (en) * | 2020-10-12 | 2021-11-16 | Ford Global Technologies, Llc | Restraint system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040902 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050107 |