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JPH0946498A - 同報通信システムおよびこれに用いる送信装置と受信装置 - Google Patents

同報通信システムおよびこれに用いる送信装置と受信装置

Info

Publication number
JPH0946498A
JPH0946498A JP7193031A JP19303195A JPH0946498A JP H0946498 A JPH0946498 A JP H0946498A JP 7193031 A JP7193031 A JP 7193031A JP 19303195 A JP19303195 A JP 19303195A JP H0946498 A JPH0946498 A JP H0946498A
Authority
JP
Japan
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information
facsimile
voice
station
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7193031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Makino
安秀 牧野
Tomoji Akai
智司 赤井
Toyoki Okubo
豊基 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP7193031A priority Critical patent/JPH0946498A/ja
Publication of JPH0946498A publication Critical patent/JPH0946498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線コストを安上がりにし、かつ音声情報と
ファクシミリ情報とを同時並行して送信できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 親局13と多数の子局16a、16b、16
c、…とを1つの回線にマルチドロップ接続したシステ
ムであり、親局13は、音声入力部11からの入力を圧
縮符号化した音声情報と、ファクシミリ装置10からの
圧縮符号化されたファクシミリ情報と、操作部12から
の入力に従って作成された宛先情報を含んだ制御情報と
を多重化して前記回線に送信し、各子局は、前記回線上
の多重化信号を受信して前記の音声情報・ファクシミリ
情報・制御情報を分離検出し、前記制御情報中の宛先情
報にて自局が指定されているか否かを判断し、指定され
ている場合には受信した音声情報を復号化して音声出力
部18から出力するとともに、受信したファクシミリ情
報をファクシミリ装置17で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声情報とファクシ
ミリ情報を多数の受信装置の全部または一部に向けて同
時送信するための同報通信システムに関し、また、その
システムを構成する送信装置と受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】つぎのような同報通信システムがある。
ある事業システムの本部に親機(送信装置)が設置さ
れ、多数の支部にそれぞれ子局(受信装置)が設置さ
れ、親局から子局の全部または一部に音声情報やファク
シミリ情報を同報送信する。この種の従来システムの概
略構成を図1に示している。
【0003】図1に示すように、親局4にはファクシミ
リ装置1と音声入力部2と操作部3が接続され、親局4
内には音声/ファクシミリ切換部5と主制御部9を備え
ている。親局4と各子局6a、6b、6c、…とはそれ
ぞれ個別の回線で1対1に結合されている。各子局6
a、6b、6c、…にはファクシミリ装置7と音声出力
部8がそれぞれ接続されている。
【0004】親局4がある本部において、どれとどの子
局に情報を送信するのか、送信情報は音声情報なのかフ
ァクシミリ情報なのかを決めて、その内容を操作部3か
ら入力する。これを受けて主制御部9は宛先の子局に対
してこれから音声情報またはファクシミリ情報を送る旨
を通知する。この通知に対して各子局は、音声情報また
はファクシミリ情報の受信準備が整ったなら、その旨を
親局4に通知する。その後、ファクシミリ装置1からの
ファクシミリ情報または音声入力部2からの音声情報を
切換部5で選択し、指定された複数の子局に一斉に同報
送信する。ファクシミリ情報または音声情報を受け取っ
た各子局では、ファクシミリ情報の場合はそれをファク
シミリ装置7で出力し、音声情報の場合はそれを音声出
力部8で出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の同
報システムは、親局と多数の子局とを個別の回線で接続
したポイント・ツー・ポイント(1対1)システムなの
で、子局の数が多いほど、また親子間の距離が長いほ
ど、回線コストが高くなるという問題があった。
【0006】また従来の同報システムでは、音声情報と
ファクシミリ情報とを同時に送信できるように多重化は
されておらず、音声情報を送信している間はファクシミ
リ情報は送信できず、ファクシミリ情報を送信している
間は音声情報は送信できなかった。つまり、親局から各
子局に音声情報により一斉放送している場合には、並行
してファクシミリ情報を送信するというような実用的で
便利な使い方ができなかった。
【0007】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、回線コストを安上がりに
し、かつ音声情報とファクシミリ情報とを同時並行して
送信できるようにした同報通信システムと、このシステ
ムを構成する送信装置および受信装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、少
なくとも1つの親局と多数の子局とを1つの回線にマル
チドロップ接続したシステムとし、親局は、音声入力部
からの入力を圧縮符号化した音声情報と、ファクシミリ
装置からの圧縮符号化されたファクシミリ情報と、操作
部からの入力に従って作成された宛先情報を含んだ制御
情報とを多重化して前記回線に送信し、各子局は、前記
回線上の多重化信号を受信して前記の音声情報・ファク
シミリ情報・制御情報を分離検出し、前記制御情報中の
宛先情報にて自局が指定されているか否かを判断し、指
定されている場合には受信した音声情報を復号化して音
声出力部から出力するとともに、受信したファクシミリ
情報をファクシミリ装置で出力する同報通信システムを
構成した。
【0009】このシステムにおける親局を構成する送信
装置は、外部の前記音声入力部を接続するための接続手
段と、外部の前記ファクシミリ装置を接続するための接
続手段と、前記操作部からの入力に従って前記制御情報
を作成する手段と、前記音声入力部からの入力を圧縮符
号化して前記音声情報を生成する手段と、前記音声情報
と前記ファクシミリ情報と前記制御情報とを多重化して
前記回線に送信する手段とを備える。
【0010】このシステムにおける子局を構成する受信
装置は、外部の前記音声出力部を接続するための接続手
段と、外部の前記ファクシミリ装置を接続するための接
続手段と、前記回線上の多重化信号を受信して前記の音
声情報・ファクシミリ情報・制御情報を分離検出する手
段と、前記制御情報中の宛先情報にて自局が指定されて
いるか否かを判断する手段と、自局が指定されていると
きに受信した音声情報を復号化して前記音声出力部から
出力するとともに受信した前記ファクシミリ情報をファ
クシミリ装置で出力する手段とを備える。
【0011】
【作用】親局から1つの回線に送出される多重化信号を
その回線にマルチドロップ接続されている全子局が受信
する。その多重化信号には音声情報・ファクシミリ情報
・制御情報が含まれている。全子局は受信信号から音声
情報・ファクシミリ情報・制御情報を分離検出し、制御
情報中の宛先情報にて自局が指定されているか否かを判
断する。自局が指定されている場合には、受信した音声
情報を音声出力部から出力し、受信したファクシミリ情
報をファクシミリ装置で出力する。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例による同報通信システム
の概略構成を図2に示している。1つの親局13と多数
の子局16a、16b、16c、…とが1つの回線(具
体的には4線式専用回線である)にマルチドロップ接続
されている。親局13にはマイクロホンなどの音声入力
部11とファクシミリ装置10とが外部接続され、また
マン・マシン・インタフェースとしての操作部12を備
えている。操作部12は各種の動作指令を入力するとと
もにシステムの応答や動作状況を表示するためのデバイ
スであり、後述するように送信情報の宛先の指定した
り、音声情報とファクシミリ情報を同時に送るのかいず
れか一方だけを送るのかを指定したり、音声通信につい
ては放送モードか通話モードかを指定し、また各子局か
らの回線接続状況などを表示する。一方、各子局16
a、16b、16c、…にはファクシミリ装置17とス
ピーカなどの音声出力部18が外部接続される。なお、
各子局を区別しない場合には子局16と記す。
【0013】親局13の詳細な構成を図3に示してい
る。親局13は、ディジタル交換制御部20、主制御部
21、回線対応回路22、回線制御部23、多重制御部
24、音声コーデック25、多重モデム26、G3モデ
ム27、コーデック28と29、複数のコーデックを有
するコーデック部30、受話器33を有する。音声入力
部11とファクシミリ装置10が外部接続されており、
操作部12を備えるのは前述の通りである。
【0014】子局16の詳細な構成を図4に示してい
る。子局16は、主制御部34、ファクシミリ制御部3
5、多重制御部36、多重モデム37、音声コーデック
38、送受話器39、切換部42を有する。また主制御
部34のメモリにはモデムデータ格納エリア43と制御
・音声データ格納エリア44とファクシミリ情報格納エ
リア45が設定されている。さらに図2にも示したよう
に、子局16にはファクシミリ装置17と音声出力部
(スピーカ)18とが外部接続されており、前記の切換
部42は音声出力部18と送受話器39とを切り換え接
続する。
【0015】まず親局13において、同報送信しようと
する情報と宛先を操作部12により指定する。この指定
情報は主制御部21に送られる。主制御部21では、指
定情報に従って宛先指定コードと送信情報コードをのせ
た制御データを図7に示すように作成する。
【0016】図7の制御データフォーマットについて説
明する。始めのビット0からビット5までを同期ビット
として割り当てる。ここにはフレームの同期監視を行う
ためにある決められたパターン値を格納する。ビット6
・7はダミービットとする。ビット8〜11を音声デー
タまたはファクシミリ情報の制御コードに割り当てて、
音声ならば待機中・電話要求・放送要求・音声の復旧要
求などのコードが、ファクシミリならばファクシミリ要
求・ファクシミリ確認・ファクシミリ復旧要求などのコ
ードが格納される。なお、待機状態もしくは音声のみの
使用時は音声の制御データを定期的に送信し、ファクシ
ミリの制御が必要なときは音声制御データとファクシミ
リ制御データを交互に送信する。ビット12〜23を送
信先端末情報に割り当てる。ビット24はトリガ情報を
割り当て、子局16はこのトリガ情報を受け取った時点
から各々決められた時間で応答信号を返すことにより親
局13との間で同期をとる。ビット27はファクシミリ
情報を割り当て、ファクシミリ情報を同報送信する場合
はこのビットが有効になる。ビット28〜31はサムチ
ェックに割り当て、ビット0からビット27までを4ビ
ット単位で合計した値の下位4ビットの補数を格納す
る。
【0017】この実施例においては、子局16は12台
あり、前記の制御データのビット12〜23の各ビット
がそれぞれ12台の各子局16に個別に対応しており、
各子局16でこのデータを監視することで、自局が宛先
に指定されているか否かを判断する。
【0018】図3において、主制御部21で作成した前
記制御データはデータバス経由で回線対応回路22に転
送される。さらに主制御部21は操作部12の指定に従
って回線対応回路22を制御し、音声入力部11からの
音声アナログ入力を取り込む状態とする。つまり、音声
入力部11からコーデック部30にアナログ信号が入力
され、ここで音声信号はディジタル信号に変換され、デ
ータバス経由でコーデック28に転送される。データバ
スはディジタル交換制御部20でそれぞれのデータの切
換を制御される。コーデック28では転送されてきた信
号をアナログ信号に変換し、音声コーデック25に入力
する。音声コーデック25ではこのアナログ信号を圧縮
符号化して出力する。この圧縮符号化された音声データ
はデータバス経由で多重制御部24に転送される。
【0019】同様に、主制御部21は操作部12の指定
に従って回線対応回路22を制御し、ファクシミリ装置
10からのファクシミリ情報を取り込む状態とする。つ
まり、ファクシミリ装置10からコーデック部30にG
3ファクシミリ手順情報および画情報が送信され、ここ
でファクシミリ情報はディジタル信号に変換され、デー
タバス経由でコーデック29に転送される。コーデック
29では転送されてきた信号をアナログ信号に変換して
G3モデム27に出力する。このG3モデム27は主制
御部21によって制御されており、ファクシミリ装置1
0と主制御部21とのファクシミリ通信を行って、その
結果受信したファクシミリ画情報をディジタル信号に変
換した後、回線制御部23に転送する。
【0020】上記の動作を図9のファクシミリ手順図に
従って説明する。親機13においては、ファクシミリ装
置10と主制御部21との間でファクシミリ手順を行
い、ファクシミリ装置10からの画情報を取り込む。こ
のファクシミリ手順中に主制御部21は該当するファク
シミリ制御データを作成して多重制御部24にデータを
転送する。さらに主制御部21は画情報を受け取る段階
になってから、その画情報をデータバス経由で多重制御
部24に転送する。このように多重制御部24に対して
は、音声コーデック25からは圧縮符号化された音声デ
ータが、主制御部21からはファクシミリ画情報と制御
データが転送されることになる。この3種のデータを多
重制御部24は図5のように合成する。
【0021】図5に示すように、多重モデム26にデー
タを入力する際は、入力レジスタのビット0〜5を用い
てパラレル伝送をする。ビット0〜3の4ビットは制御
データと音声データを伝送するのに割り当てる。ビット
4と5の2ビットはファクシミリ情報を伝送するのに割
り当てる。各3種のデータはそれぞれ1バイトずつ転送
されてくるため、多重制御部24はモデムのビット割り
当てに従い各データを分割する。図8に示すように、制
御データ/音声データは上位、下位の4ビットに分割
し、ファクシミリ情報は2ビットに分割する。その分割
されたデータをビット割り当てに従って合成する(混在
させる)。各分割されたデータは1バイトのLSB側か
ら順に伝送する。音声と制御データのフォーマットは図
6に示すフレーム構成にして送信する。
【0022】一方、図2および図4に示す各子局16
(16a、16b、16c、…)においては、モデム3
7がデータの受信を検知すると、多重制御部36に割り
込みがかかり、データ受信を通知する。多重制御部36
はモデム37よりパラレル出力されるデータを制御デー
タ/音声データの4ビットとファクシミリ情報データの
2ビットに分割する。ビット割り当ては送信時と同じで
ある。多重制御部36は分割された制御/音声データの
内容を調べ、そのデータが同期パターンかどうかを判断
する。同期パターンと判断した場合、このデータを多重
制御部36の内部のバッファメモリに格納する。このデ
ータを先頭に以後のデータをバッファメモリに順に格納
していく。データを同期パターンと判断しなかった場
合、このデータは削除し、つぎのデータの同期チェック
を行う。多重制御部36は受信フレームデータの同期の
信頼性を上げるために、フレーム内のサムチェック値に
よる監視を行う。それは、同期パターンのビット0を制
御データのビット0に対応させ、ビット31までデータ
を格納したときにビット0〜27のデータのサムチェッ
ク値を演算し、ビット28〜31のサムチェック値と照
合する。値が一致した場合、フレーム同期のずれ無しと
し、これまでのデータおよび以後のデータに誤りは無い
と判断する。多重制御部36はビット8〜27の制御デ
ータを主制御部34にデータバス経由で転送する。ビッ
ト32以降のデータは音声データとし、音声コーデック
38に入力する。このとき、4ビットのデータを元の1
バイトに合成して転送および入力する。多重制御部36
はビット384までのデータを転送/入力したならば、
再び同期パターンの検出を行う。
【0023】また、ファクシミリ情報は制御データの同
期パターンを検出したとき、同時に受信したファクシミ
リ情報の2ビットを1バイトのビット0とビット1とし
て、以後のデータを順次合成していき、送信時とは逆に
1バイトのデータを作成する。多重制御部36はデータ
バス経由でこの1バイトに再現したデータを主制御部3
4に転送する。このようにして子局16の多重制御部3
6は、混合されたデータを元の各データ(音声情報・フ
ァクシミリ情報・制御情報)に復元し、各々再現部に転
送する。
【0024】つまり音声コーデック38は、入力された
音声データを伸長してアナログ信号に変換する。このア
ナログ信号は主制御部34に制御される切換部42に向
けて出力される。切換部42は主制御部34の指示によ
り音声出力部(スピーカ)40または送受話器39にア
ナログ音声信号を供給する。
【0025】主制御部34は、多重制御部36から転送
されてきた制御データの内容により音声データの出力切
換を行ったり、また親局13からファクシミリ情報が混
在で送信されてきたことを認知する。主制御部34は制
御データでファクシミリ要求を受け付けると、混在で送
信されてきたファクシミリ情報をファクシミリ制御部3
5でアナログ信号に変換し、さらに子局16に外部接続
されているファクシミリ装置17に向けて送信する。フ
ァクシミリ制御部35はファクシミリ装置17からのG
3手順信号をディジタル信号に変換し、主制御部34に
転送する。主制御部34はファクシミリ制御部35から
転送されてきたG3手順信号のコマンド内容によって親
機13に制御信号を4線式専用回線のS線経由で返送す
る。
【0026】図9に示すように、例えばG3.T30手
順で、親局13のファクシミリ装置10からEOP送出
後、子局16のファクシミリ装置17からMCF(PI
P)を受信した場合、子局16の主制御部34はファク
シミリ確認OKとしその制御データを親局13に送信す
る。親局13の主制御部21は各子局16からの制御信
号を4線式専用回線のR線経由で受信し、その制御信号
に応じたファクシミリ制御手順コマンドをG3モデム2
7経由でコーデック29に出力する。このようにしてコ
ーデック29とG3モデム27との間でG3ファクシミ
リ手順を行い、さらに画情報を受信することにより、親
局13のファクシミリ装置10と各子局16のファクシ
ミリ装置17との間でファクシミリ通信を行う。このよ
うな方法により音声系の一斉同報とファクシミリの一斉
同報が同時に実行可能となる。
【0027】
【発明の効果】この発明では、親局と多数の子局とでマ
ルチドロップ式の通信システムを構成したので、従来の
ポイント・ツー・ポイント・システムと異なり、通信回
線は1回線でよく、したがって子局の数が多くても、あ
るいは遠隔地の子局があっても、回線コストは従来より
大幅に安上がりになる。
【0028】また、親局は、音声入力部からの入力を圧
縮符号化した音声情報と、ファクシミリ装置からの圧縮
符号化されたファクシミリ情報と、操作部からの入力に
従って作成された宛先情報を含んだ制御情報とを多重化
して前記回線に送信し、各子局は、前記回線上の多重化
信号を受信して前記の音声情報・ファクシミリ情報・制
御情報を分離検出する方式としたので、音声情報とファ
クシミリ情報とを同時並行して送信できる。つまり、親
局から各子局に音声情報により一斉放送している場合に
は、並行してファクシミリ情報を送信するというような
実用的で便利な使い方ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の同報通信システムの概略構成図
【図2】この発明の一実施例による同報通信システムの
概略構成図
【図3】同上実施例における親局の構成図
【図4】同上実施例における子局の構成図
【図5】同上実施例における多重モデムのビット割り当
て説明図
【図6】同上実施例における1フレームでの多重データ
伝送の同期タイミングの説明図
【図7】同上実施例における制御データのフォーマット
説明図
【図8】同上実施例における各データの分割/合成の説
明図
【図9】同上実施例における親局・子局間のファクシミ
リ手順の説明図
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 音声入力部 12 操作部 13 親局 16(16a、16b、16c、…) 子局 17 ファクシミリ装置 18 音声出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 11/00 321

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの親局と多数の子局とを
    1つの回線にマルチドロップ接続したシステムであり、
    親局は、音声入力部からの入力を圧縮符号化した音声情
    報と、ファクシミリ装置からの圧縮符号化されたファク
    シミリ情報と、操作部からの入力に従って作成された宛
    先情報を含んだ制御情報とを多重化して前記回線に送信
    し、各子局は、前記回線上の多重化信号を受信して前記
    の音声情報・ファクシミリ情報・制御情報を分離検出
    し、前記制御情報中の宛先情報にて自局が指定されてい
    るか否かを判断し、指定されている場合には受信した音
    声情報を復号化して音声出力部から出力するとともに、
    受信したファクシミリ情報をファクシミリ装置で出力す
    ることを特徴とする同報通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1における親局を構成する送信装
    置であって、外部の前記音声入力部を接続するための接
    続手段と、外部の前記ファクシミリ装置を接続するため
    の接続手段と、前記操作部からの入力に従って前記制御
    情報を作成する手段と、前記音声入力部からの入力を圧
    縮符号化して前記音声情報を生成する手段と、前記音声
    情報と前記ファクシミリ情報と前記制御情報とを多重化
    して前記回線に送信する手段とを備えたことを特徴とす
    る送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1における子局を構成する受信装
    置であって、外部の前記音声出力部を接続するための接
    続手段と、外部の前記ファクシミリ装置を接続するため
    の接続手段と、前記回線上の多重化信号を受信して前記
    の音声情報・ファクシミリ情報・制御情報を分離検出す
    る手段と、前記制御情報中の宛先情報にて自局が指定さ
    れているか否かを判断する手段と、自局が指定されてい
    るときに受信した音声情報を復号化して前記音声出力部
    から出力するとともに受信した前記ファクシミリ情報を
    ファクシミリ装置で出力する手段とを備えたことを特徴
    とする受信装置。
JP7193031A 1995-07-28 1995-07-28 同報通信システムおよびこれに用いる送信装置と受信装置 Pending JPH0946498A (ja)

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JP7193031A JPH0946498A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 同報通信システムおよびこれに用いる送信装置と受信装置

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JPH0946498A true JPH0946498A (ja) 1997-02-14

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ID=16301024

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JP7193031A Pending JPH0946498A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 同報通信システムおよびこれに用いる送信装置と受信装置

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JP (1) JPH0946498A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529969A (ja) * 1999-07-26 2003-10-07 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ディジタル・ワイヤレス・リンク上でファクシミリや圧縮音声などの非音声信号をサポートする方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529969A (ja) * 1999-07-26 2003-10-07 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ディジタル・ワイヤレス・リンク上でファクシミリや圧縮音声などの非音声信号をサポートする方法及び装置

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