JPH09308052A - 電気接続箱の接続構造 - Google Patents
電気接続箱の接続構造Info
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- JPH09308052A JPH09308052A JP8124939A JP12493996A JPH09308052A JP H09308052 A JPH09308052 A JP H09308052A JP 8124939 A JP8124939 A JP 8124939A JP 12493996 A JP12493996 A JP 12493996A JP H09308052 A JPH09308052 A JP H09308052A
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- Japan
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- electric connection
- core wire
- pressure contact
- single core
- connection box
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気接続箱同士の電気接続を電線およびコネ
クタを用いずに行う。 【解決手段】 一方の電気接続箱10の内部回路とし
て、単芯線13と該単芯線に圧接接続する圧接端子14
とを備える一方、他方の電気接続箱11の内部回路とし
てバスバー18を備え、これらバスバーの先端部を屈折
させて圧接刃18aを設けた圧接端子部18bを形成
し、該圧接端子部で上記他方の電気接続箱の単芯線に圧
接接続している。
クタを用いずに行う。 【解決手段】 一方の電気接続箱10の内部回路とし
て、単芯線13と該単芯線に圧接接続する圧接端子14
とを備える一方、他方の電気接続箱11の内部回路とし
てバスバー18を備え、これらバスバーの先端部を屈折
させて圧接刃18aを設けた圧接端子部18bを形成
し、該圧接端子部で上記他方の電気接続箱の単芯線に圧
接接続している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱の接続構
造に関し、詳しくは、自動車に搭載されるジャンクショ
ンブロックに、リレーブロック、ヒュージブルリンクブ
ロックあるいは/およびヒューズブロック等をブロック
のケース同士を直接結合すると共に、これらケース内に
収容した内部回路同士も直接接続するものである。
造に関し、詳しくは、自動車に搭載されるジャンクショ
ンブロックに、リレーブロック、ヒュージブルリンクブ
ロックあるいは/およびヒューズブロック等をブロック
のケース同士を直接結合すると共に、これらケース内に
収容した内部回路同士も直接接続するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、電気接続箱間の電気的接続は電線
を介して行われている。例えば、図4に示すように、ジ
ャンクションブロック1に収容したバスバーの端子(図
示せず)に、ワイヤハーネスW/Hの電線wの一端に接
続したコネクタ2を接続する一方、該電線wの他端に接
続したコネクタ3にリレーブロック4に収容したバスバ
ーの端子(図示せず)を接続しており、一方の電気接続
箱の端子−コネクター電線−コネクタ−他方の電気接続
箱の端子という順序で接続されている。
を介して行われている。例えば、図4に示すように、ジ
ャンクションブロック1に収容したバスバーの端子(図
示せず)に、ワイヤハーネスW/Hの電線wの一端に接
続したコネクタ2を接続する一方、該電線wの他端に接
続したコネクタ3にリレーブロック4に収容したバスバ
ーの端子(図示せず)を接続しており、一方の電気接続
箱の端子−コネクター電線−コネクタ−他方の電気接続
箱の端子という順序で接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電気接続
箱相互の電気接続を電線とコネクタを用いて接続する
と、電線、端子、コネクタ等と部品点数が増大すると共
に、電線に端子を接続する工程、該端子をコネクタに挿
入係止する工程、コネクタを電気接続箱に取り付ける工
程等が必要となり手数がかかると共にコスト高になる問
題があった。
箱相互の電気接続を電線とコネクタを用いて接続する
と、電線、端子、コネクタ等と部品点数が増大すると共
に、電線に端子を接続する工程、該端子をコネクタに挿
入係止する工程、コネクタを電気接続箱に取り付ける工
程等が必要となり手数がかかると共にコスト高になる問
題があった。
【0004】また、電気接続箱にコネクタ収容部を形成
しなければならないため、電気接続箱が大型化及び重量
化する問題がある。さらに、電線と端子が接続されると
共に、端子同士が接続され、接続点数が増加して抵抗が
大となる。特に、電源回路は大電流回路となるため、上
記接続部での抵抗が大きくなり、熱的問題が発生する等
の問題もあった。
しなければならないため、電気接続箱が大型化及び重量
化する問題がある。さらに、電線と端子が接続されると
共に、端子同士が接続され、接続点数が増加して抵抗が
大となる。特に、電源回路は大電流回路となるため、上
記接続部での抵抗が大きくなり、熱的問題が発生する等
の問題もあった。
【0005】また、近時、大型のジャンクションブロッ
クでは、内部回路として、単芯線と該単芯線に圧接する
圧接端子とを用い、回路変更に容易に対応できるように
したものが提供されている。この場合も、圧接端子に中
継端子を接続し、該中継端子をケース外面に形成したコ
ネクタ収容部に収容するコネクタ内の端子と接続するよ
うにしており、部品点数が増大し、かつ、ジャンクショ
ンブロックが大型化する問題があった。
クでは、内部回路として、単芯線と該単芯線に圧接する
圧接端子とを用い、回路変更に容易に対応できるように
したものが提供されている。この場合も、圧接端子に中
継端子を接続し、該中継端子をケース外面に形成したコ
ネクタ収容部に収容するコネクタ内の端子と接続するよ
うにしており、部品点数が増大し、かつ、ジャンクショ
ンブロックが大型化する問題があった。
【0006】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、コネクタ及び電線を介さずに、電気接続箱の内
部回路同士を直接的に接続できるようにし、部品点数、
作業工程の削減によりコスト低下を図り、かつ、電気接
続箱の小型化及び軽量化を図ることを課題としている。
もので、コネクタ及び電線を介さずに、電気接続箱の内
部回路同士を直接的に接続できるようにし、部品点数、
作業工程の削減によりコスト低下を図り、かつ、電気接
続箱の小型化及び軽量化を図ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、電気接続箱同士を直接的に
ロック結合すると共に、結合する電気接続箱の内部回路
同士も直接的に接続するものであって、上記一方の電気
接続箱の内部回路として、単芯線と該単芯線に圧接接続
する圧接端子とを備える一方、他方の電気接続箱の内部
回路としてバスバーを備え、これらバスバーの先端部を
屈折させて圧接刃を形成した圧接端子部を設け、該圧接
端子部で上記他方の電気接続箱の単芯線に圧接接続して
いることを特徴とする電気接続箱の接続構造を提供して
いる。
め、本発明は、請求項1で、電気接続箱同士を直接的に
ロック結合すると共に、結合する電気接続箱の内部回路
同士も直接的に接続するものであって、上記一方の電気
接続箱の内部回路として、単芯線と該単芯線に圧接接続
する圧接端子とを備える一方、他方の電気接続箱の内部
回路としてバスバーを備え、これらバスバーの先端部を
屈折させて圧接刃を形成した圧接端子部を設け、該圧接
端子部で上記他方の電気接続箱の単芯線に圧接接続して
いることを特徴とする電気接続箱の接続構造を提供して
いる。
【0008】上記のように、一方の電気接続箱の内部回
路を構成の単芯線に対して、他方の電気接続箱の内部回
路を構成するバスバーに形成した圧接端子部の圧接刃に
より単芯線の絶縁被覆を切断して芯線と圧接刃とを接触
させて、直接に電気接続させている。よって、従来必要
とされたコネクタ、電線を不要とでき、コネクタ収容を
無くすことにより、電気接続箱体の構造を簡単として小
型化を図ることいる。具体的には、上記結合する電気接
続箱には、夫々ケース外面の一部より突出させた接続用
基板部を設け、一方の接続用基板部上面に上記単芯線の
端末を平行に配設すると共に、他方の接続用基板部の下
面に上記バスバーの先端部を平行に配設し、これらバス
バーの先端部に形成した上記圧接端子部を下向きに突出
させ、電気接続箱同士の結合時に、上記一方の接続用基
板部上面の単芯線の端末に対して、他方の接続用基板部
の下面のバスバーの圧接端子部で圧接接続する構成とす
ることが好ましい。(請求項2) 上記請求項2の構成とすると、電気接続箱同士を組みつ
ける作業で、ケースより突設した接続用基板部同士が上
下に位置して、バスバー側の圧接端子部の圧接刃で単芯
線の絶縁被覆を切断して、内部回路を接続できる。即
ち、特別な作業を要せずに、回路の接続ができる。
路を構成の単芯線に対して、他方の電気接続箱の内部回
路を構成するバスバーに形成した圧接端子部の圧接刃に
より単芯線の絶縁被覆を切断して芯線と圧接刃とを接触
させて、直接に電気接続させている。よって、従来必要
とされたコネクタ、電線を不要とでき、コネクタ収容を
無くすことにより、電気接続箱体の構造を簡単として小
型化を図ることいる。具体的には、上記結合する電気接
続箱には、夫々ケース外面の一部より突出させた接続用
基板部を設け、一方の接続用基板部上面に上記単芯線の
端末を平行に配設すると共に、他方の接続用基板部の下
面に上記バスバーの先端部を平行に配設し、これらバス
バーの先端部に形成した上記圧接端子部を下向きに突出
させ、電気接続箱同士の結合時に、上記一方の接続用基
板部上面の単芯線の端末に対して、他方の接続用基板部
の下面のバスバーの圧接端子部で圧接接続する構成とす
ることが好ましい。(請求項2) 上記請求項2の構成とすると、電気接続箱同士を組みつ
ける作業で、ケースより突設した接続用基板部同士が上
下に位置して、バスバー側の圧接端子部の圧接刃で単芯
線の絶縁被覆を切断して、内部回路を接続できる。即
ち、特別な作業を要せずに、回路の接続ができる。
【0009】上記単芯線と圧接端子からなる内部回路を
備えた電気接続箱はジャンクションブロックからなり、
上記バスバーからなる内部回路を備えた電気接続箱はリ
レーブロック、ヒュージブルリンクブロックあるはジャ
ンクションブロックからなる。(請求項3)
備えた電気接続箱はジャンクションブロックからなり、
上記バスバーからなる内部回路を備えた電気接続箱はリ
レーブロック、ヒュージブルリンクブロックあるはジャ
ンクションブロックからなる。(請求項3)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1乃至図3は第1実施形態を示す。図
中、10、11はそれぞれジャンクションブロックから
なる第1電気接続箱と第2電気接続箱である。第1電気
接続箱10では、そのロアケース12の上面に、単芯線
13を布線し、該電線13に圧接端子14を打ち込んで
圧接接続し、内部回路を構成している。これら圧接端子
14はロアケース12の下面側に形成したリレー収容
部、ヒューズ収容部(図示せず)に搭載するリレー、ヒ
ューズ等と接続するため、ロアケース12に形成した端
子穴よりタブ14aを突出させている。上記ロアケース
12の周壁の一部には接続用基板部12aを突設し、上
記単芯線13の一部を並列に布線している。また、該接
続用基板部12aの先端壁12にはロック爪12bを突
設している。
中、10、11はそれぞれジャンクションブロックから
なる第1電気接続箱と第2電気接続箱である。第1電気
接続箱10では、そのロアケース12の上面に、単芯線
13を布線し、該電線13に圧接端子14を打ち込んで
圧接接続し、内部回路を構成している。これら圧接端子
14はロアケース12の下面側に形成したリレー収容
部、ヒューズ収容部(図示せず)に搭載するリレー、ヒ
ューズ等と接続するため、ロアケース12に形成した端
子穴よりタブ14aを突出させている。上記ロアケース
12の周壁の一部には接続用基板部12aを突設し、上
記単芯線13の一部を並列に布線している。また、該接
続用基板部12aの先端壁12にはロック爪12bを突
設している。
【0012】上記ロアケース12は圧接端子14を取り
付けた後、アッパーケース15を組みつけて、ジャンク
ションブロック10を形成している。このアッパーケー
ス15をロアケース12に組みつけた状態で、上記単芯
線13の一部を露出させた接続用基板部12aのみが外
部へ突出している。
付けた後、アッパーケース15を組みつけて、ジャンク
ションブロック10を形成している。このアッパーケー
ス15をロアケース12に組みつけた状態で、上記単芯
線13の一部を露出させた接続用基板部12aのみが外
部へ突出している。
【0013】第2電気接続箱11は、図1中において上
下逆転して示しており、図中上側のロアケース17にバ
スバー18を収容固定している。該ロアケース17の周
壁の一部から接続用基板部17aを突設し、その図中上
面にバスバー18を並列に延在させている。これらバス
バー18の並列のピッチと上記接続用基板部12aに布
線した単芯線13の並列のピッチとは同一に設定してい
る。
下逆転して示しており、図中上側のロアケース17にバ
スバー18を収容固定している。該ロアケース17の周
壁の一部から接続用基板部17aを突設し、その図中上
面にバスバー18を並列に延在させている。これらバス
バー18の並列のピッチと上記接続用基板部12aに布
線した単芯線13の並列のピッチとは同一に設定してい
る。
【0014】上記接続用基板部17aに延在させている
バスバー18の先端には、図中上向きに突設したタブ状
端子を設け、該タブ状端子の先端面より圧接刃18aを
切り欠いた圧接端子部18bを形成している。各バスバ
ー18の圧接端子部18bの位置は、図1に示すよう
に、隣接するバスバー18は同一位置とせずに、長さ方
向に交互に形成している。また、接続用基板部17aの
側面には図中上方へ突出した保護壁17cを突設してい
る。
バスバー18の先端には、図中上向きに突設したタブ状
端子を設け、該タブ状端子の先端面より圧接刃18aを
切り欠いた圧接端子部18bを形成している。各バスバ
ー18の圧接端子部18bの位置は、図1に示すよう
に、隣接するバスバー18は同一位置とせずに、長さ方
向に交互に形成している。また、接続用基板部17aの
側面には図中上方へ突出した保護壁17cを突設してい
る。
【0015】上記ロアケース17の接続用基板部17a
が突出する部位の周壁には、被ロック爪17bを突設し
ており、接続用基板部17aを下向きにして、上記第1
電気接続箱10の接続用基板部12aの上面に重ねた時
に、接続用基板部12aの先端面に突設したロック爪1
2bと上記被ロック爪17bとが係止するようにしてい
る。さらに、接続用基板部17aの両側に突設した保護
壁17cが接続用基板部12aの両側外面に当接して、
単芯線13とバスバー18との接続部側面をカバーする
よにしている。また、ロアケース17には、バスバー1
8を収容後に、ロアケース19が組みつけるられる。
が突出する部位の周壁には、被ロック爪17bを突設し
ており、接続用基板部17aを下向きにして、上記第1
電気接続箱10の接続用基板部12aの上面に重ねた時
に、接続用基板部12aの先端面に突設したロック爪1
2bと上記被ロック爪17bとが係止するようにしてい
る。さらに、接続用基板部17aの両側に突設した保護
壁17cが接続用基板部12aの両側外面に当接して、
単芯線13とバスバー18との接続部側面をカバーする
よにしている。また、ロアケース17には、バスバー1
8を収容後に、ロアケース19が組みつけるられる。
【0016】上記構造の第1電気接続箱10と第2電気
接続箱11とは、それぞれロアケース12に単芯線13
と圧接端子14からなる内部回路、ロアケース17にバ
スバー18からなる内部回路を取り付けた後、アッパー
ケース15、19をロアケース12、17に組みつけて
いる。この状態で、第1電気接続箱10では周壁の一部
より単芯線13が上面に布線された接続用基板部12a
が突出している。一方、第2電気接続箱11では周壁の
一部よりバスバー18が下面側に延在した接続用基板部
17aが突出している。
接続箱11とは、それぞれロアケース12に単芯線13
と圧接端子14からなる内部回路、ロアケース17にバ
スバー18からなる内部回路を取り付けた後、アッパー
ケース15、19をロアケース12、17に組みつけて
いる。この状態で、第1電気接続箱10では周壁の一部
より単芯線13が上面に布線された接続用基板部12a
が突出している。一方、第2電気接続箱11では周壁の
一部よりバスバー18が下面側に延在した接続用基板部
17aが突出している。
【0017】次いで、第1と第2の電気接続箱10と1
1の内部回路同士を接続するため、第1電気接続箱10
の単芯線13を布線した接続用基板部12aの上面に、
第2電気接続箱11のバスバー18を延在させた接続用
基板部17aを重ねる。該作業で、図2に示すように、
下向きの圧接端子部18bの圧接刃18aが単芯線13
の絶縁被覆を切断して芯線と圧接接続する。よって、第
1と第2の電気接続箱10、11の内部回路が直接的に
接続される。
1の内部回路同士を接続するため、第1電気接続箱10
の単芯線13を布線した接続用基板部12aの上面に、
第2電気接続箱11のバスバー18を延在させた接続用
基板部17aを重ねる。該作業で、図2に示すように、
下向きの圧接端子部18bの圧接刃18aが単芯線13
の絶縁被覆を切断して芯線と圧接接続する。よって、第
1と第2の電気接続箱10、11の内部回路が直接的に
接続される。
【0018】上記接続作業時に、第1電気接続箱10の
接続用基板部12aの先端面に突設したロック爪12b
は、第2電気接続箱11の周壁に突設した被ロック爪1
7bに略同時に係止し、第1と第2電気接続箱10、1
1同士もロック結合される。該結合状態において、接続
用基板部17の両側の保護壁17cは接続用基板部12
の両面に当接し、電気接続部を完全にカバーする。
接続用基板部12aの先端面に突設したロック爪12b
は、第2電気接続箱11の周壁に突設した被ロック爪1
7bに略同時に係止し、第1と第2電気接続箱10、1
1同士もロック結合される。該結合状態において、接続
用基板部17の両側の保護壁17cは接続用基板部12
の両面に当接し、電気接続部を完全にカバーする。
【0019】本発明は上記実施形態に限定されず、ジャ
ンクションブロックとリレーブロックとの結合と電気接
続とに適用することもできる。また、バスバーの先端か
ら2又あるいはそれ以上に分岐させた圧接刃部を形成
し、1つのバスバーに複数の単芯線を接続するようにし
てもよい。
ンクションブロックとリレーブロックとの結合と電気接
続とに適用することもできる。また、バスバーの先端か
ら2又あるいはそれ以上に分岐させた圧接刃部を形成
し、1つのバスバーに複数の単芯線を接続するようにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、電気的に接続する2つの電気接続箱におい
て、一方の電気接続箱の内部回路を単芯線と圧接端子と
の組み合わせから構成すると共に、他方を電気接続箱の
内部回路をバスバーで構成し、上記単芯線に、バスバー
に形成した圧接刃部で圧接接続させることにより、従来
のように電線およびコネクタを用いることなく接続でき
る。よって、部品点数、組みつけ作業数を大幅に減少で
き、コストダウンを図れる。さらに、コネクタ収容部を
形成する必要がないため、電気接続箱の形状を簡単にで
きると共に、小型化及び軽量化を図ることができる。よ
って、電気接続箱の大きさを従来と同一とすると、電気
接続箱の内部に収容する内部回路を増加することができ
る。
によれば、電気的に接続する2つの電気接続箱におい
て、一方の電気接続箱の内部回路を単芯線と圧接端子と
の組み合わせから構成すると共に、他方を電気接続箱の
内部回路をバスバーで構成し、上記単芯線に、バスバー
に形成した圧接刃部で圧接接続させることにより、従来
のように電線およびコネクタを用いることなく接続でき
る。よって、部品点数、組みつけ作業数を大幅に減少で
き、コストダウンを図れる。さらに、コネクタ収容部を
形成する必要がないため、電気接続箱の形状を簡単にで
きると共に、小型化及び軽量化を図ることができる。よ
って、電気接続箱の大きさを従来と同一とすると、電気
接続箱の内部に収容する内部回路を増加することができ
る。
【0021】さらに、上記バスバーと単芯線との接続
を、電気接続箱同士を組みつける作業と同時に行うこと
ができ、電気的接続が図れると同時に、電気接続箱同時
がロック結合されるため、作業能率を大幅に向上でき
る。
を、電気接続箱同士を組みつける作業と同時に行うこと
ができ、電気的接続が図れると同時に、電気接続箱同時
がロック結合されるため、作業能率を大幅に向上でき
る。
【0022】さらにまた、一方の電気接続箱の内部回路
を単芯線と圧接端子の組み合わせとしているため、単芯
線の配線パターンを変えることにより回路変更に容易に
対応でき、金型を起工せずに他車種に適用することがで
きる。
を単芯線と圧接端子の組み合わせとしているため、単芯
線の配線パターンを変えることにより回路変更に容易に
対応でき、金型を起工せずに他車種に適用することがで
きる。
【図1】 本発明の実施形態を示し、(A)は第1電気
接続箱の分解斜視図、(B)は第2接続箱の分解斜視図
である。
接続箱の分解斜視図、(B)は第2接続箱の分解斜視図
である。
【図2】 第1と第2電気接続箱の結合状態を示し、
(A)は概略平面図、(B)は概略正面図である。
(A)は概略平面図、(B)は概略正面図である。
【図3】 電気接続状態を示す斜視図である。
【図4】 従来例の斜視図である。
10 第1電気接続箱 11 第2電気接続箱 12 ロアケース 12a 接続用基板部 12b ロック爪 13 単芯線 14 圧接端子 15 アッパーケース 17 ロアケース 17a 接続用基板部 17b 被ロック爪 17c 保護壁 18 バスバー 18a 圧接刃 18b 圧接端子部 19 アッパーケース
Claims (3)
- 【請求項1】 電気接続箱同士を直接的にロック結合す
ると共に、結合する電気接続箱の内部回路同士も直接的
に接続するものであって、 上記一方の電気接続箱の内部回路として、単芯線と該単
芯線に圧接接続する圧接端子とを備える一方、他方の電
気接続箱の内部回路としてバスバーを備え、これらバス
バーの先端部を屈折させて圧接刃を設けた圧接端子部を
形成し、該圧接端子部で上記他方の電気接続箱の単芯線
に圧接接続していることを特徴とする電気接続箱の接続
構造。 - 【請求項2】 上記結合する電気接続箱には、夫々ケー
ス外面の一部より突出させた接続用基板部を設け、一方
の接続用基板部上面に上記単芯線の端末を平行に配設す
ると共に、他方の接続用基板部の下面に上記バスバーの
先端部を平行に配設し、これらバスバーの先端部に形成
した上記圧接端子部を下向きに突出させ、電気接続箱同
士の結合時に、上記一方の接続用基板部上面の単芯線の
端末に対して、他方の接続用基板部の下面のバスバーの
圧接端子部で圧接接続する構成としている請求項1に記
載の電気接続箱の接続構造。 - 【請求項3】 上記単芯線と圧接端子からなる内部回路
を備えた電気接続箱はジャンクションブロックからな
り、上記バスバーからなる内部回路を備えた電気接続箱
はリレーブロック、ヒュージブルリンクブロックあるは
ジャンクションブロックからなる請求項1または請求項
2に記載の電気接続箱の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08124939A JP3106955B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08124939A JP3106955B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09308052A true JPH09308052A (ja) | 1997-11-28 |
JP3106955B2 JP3106955B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14897935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08124939A Expired - Fee Related JP3106955B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 電気接続箱の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106955B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002320315A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造 |
JP2002320314A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用ジャンクションボックス |
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1996
- 1996-05-20 JP JP08124939A patent/JP3106955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002320315A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造 |
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