JPH0928309A - ポリ−γ−グルタミン酸を含有する飼料 - Google Patents
ポリ−γ−グルタミン酸を含有する飼料Info
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- JPH0928309A JPH0928309A JP8079922A JP7992296A JPH0928309A JP H0928309 A JPH0928309 A JP H0928309A JP 8079922 A JP8079922 A JP 8079922A JP 7992296 A JP7992296 A JP 7992296A JP H0928309 A JPH0928309 A JP H0928309A
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K20/00—Accessory food factors for animal feeding-stuffs
- A23K20/10—Organic substances
- A23K20/142—Amino acids; Derivatives thereof
- A23K20/147—Polymeric derivatives, e.g. peptides or proteins
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Animal Husbandry (AREA)
- Zoology (AREA)
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- Fodder In General (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミネラルの吸収を促進する、あるいは卵
殻の強度を増加させる、もしくは体脂肪の蓄積量を減少
させる効果を保持する飼料を提供する。 【解決手段】 ポリ−γ−グルタミン酸及び/又はその
分解物を含有する飼料。
殻の強度を増加させる、もしくは体脂肪の蓄積量を減少
させる効果を保持する飼料を提供する。 【解決手段】 ポリ−γ−グルタミン酸及び/又はその
分解物を含有する飼料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミネラル吸収促進、
卵殻強化効果を有し、加うるに、体脂肪の蓄積量を減少
させる飼料に関する。詳しくは、ポリ−γ−グルタミン
酸及び/又はその分解物を含有する飼料に関する。
卵殻強化効果を有し、加うるに、体脂肪の蓄積量を減少
させる飼料に関する。詳しくは、ポリ−γ−グルタミン
酸及び/又はその分解物を含有する飼料に関する。
【0002】
【従来の技術】飼料にはタンパク質、炭水化物、脂肪、
ミネラル、ビタミンが配合されており、一般的にタンパ
ク質として、脱脂大豆、魚粉、ミートボーンミール、菜
種粕等、炭水化物として、とうもろこし、小麦等、脂肪
として、動物性脂肪、植物性脂肪が用いられ、ミネラル
中のカルシウム源としては炭酸カルシウム、燐酸カルシ
ウム、貝殻粉等が、鉄源としては塩化第二鉄、硫酸鉄等
が用いられている。
ミネラル、ビタミンが配合されており、一般的にタンパ
ク質として、脱脂大豆、魚粉、ミートボーンミール、菜
種粕等、炭水化物として、とうもろこし、小麦等、脂肪
として、動物性脂肪、植物性脂肪が用いられ、ミネラル
中のカルシウム源としては炭酸カルシウム、燐酸カルシ
ウム、貝殻粉等が、鉄源としては塩化第二鉄、硫酸鉄等
が用いられている。
【0003】畜産業界において、生産性の向上を目的
に、豚、鶏等の家畜に栄養効率の高い飼料を与えること
により、家畜の成長速度を高める試みが行われている
が、骨の成長が増体に追いつかずに脚弱や奇形の問題が
起こっている。飼料中のミネラル、特にカルシウムの利
用性が悪いことがこの原因と考えられている。また、養
鶏では卵殻強度の低下の問題等もある。
に、豚、鶏等の家畜に栄養効率の高い飼料を与えること
により、家畜の成長速度を高める試みが行われている
が、骨の成長が増体に追いつかずに脚弱や奇形の問題が
起こっている。飼料中のミネラル、特にカルシウムの利
用性が悪いことがこの原因と考えられている。また、養
鶏では卵殻強度の低下の問題等もある。
【0004】一方、畜産動物において、発育促進の目的
のために、エネルギー摂取量が多くなってきており、体
脂肪の蓄積量が増大する傾向にある。しかし、最近の健
康食ブームにより、動物性脂肪を食べないようにする人
々が増大し、体脂肪の少ない畜産物を生産する方法や飼
料の開発が広く要望されている。
のために、エネルギー摂取量が多くなってきており、体
脂肪の蓄積量が増大する傾向にある。しかし、最近の健
康食ブームにより、動物性脂肪を食べないようにする人
々が増大し、体脂肪の少ない畜産物を生産する方法や飼
料の開発が広く要望されている。
【0005】ペット業界においても、同様にミネラル、
特にカルシウムの利用性が悪いこととや、ペットの運動
不足、日光照射不足等の問題により、ペットに骨粗鬆
症、骨軟化症等の骨の疾患が増加している。
特にカルシウムの利用性が悪いこととや、ペットの運動
不足、日光照射不足等の問題により、ペットに骨粗鬆
症、骨軟化症等の骨の疾患が増加している。
【0006】ミネラルの利用性を上げる方法として、飼
料に配合するミネラル量の増加、または給与する塩の形
態を代えることにより、ミネラルの吸収量を高める方法
が一般的である。
料に配合するミネラル量の増加、または給与する塩の形
態を代えることにより、ミネラルの吸収量を高める方法
が一般的である。
【0007】しかし、ミネラルの過剰給与は他のミネラ
ル、例えばカルシウムは鉄、マグネシウムの利用性の低
下を引き起こすこと(日本栄養食糧学会誌,39,43
3,1986)が問題である。また、ミネラル塩の形態
を変えることにより吸収率を向上させる試みもおこなわ
れているが、その吸収率には大きな差はなく、根本的な
解決法でないのが現状である。
ル、例えばカルシウムは鉄、マグネシウムの利用性の低
下を引き起こすこと(日本栄養食糧学会誌,39,43
3,1986)が問題である。また、ミネラル塩の形態
を変えることにより吸収率を向上させる試みもおこなわ
れているが、その吸収率には大きな差はなく、根本的な
解決法でないのが現状である。
【0008】一般的に、ミネラルが吸収されるには腸管
内で可溶性状態にあることが必須である。ミネラル、特
にカルシウム、鉄の可溶化作用を持つことにより、ミネ
ラルの腸管吸収を促進する物質としてカゼインホスホペ
プチド(CPP)が知られており(特公平3−5871
8)、CPPを含有する飼料(特公平3−71101)
も世に知られている。しかし、CPPは腸管内で小腸粘
膜に存在するアルカリフォスファターゼにより脱燐酸化
(特開平5−244901)を受けたり、あるいは消化
管内に分泌される消化酵素によりさらに分解されること
より、腸管内におけるミネラルの可溶化能力が低下する
と言われており、飼料の品質にバラツキが出ることが問
題であった。
内で可溶性状態にあることが必須である。ミネラル、特
にカルシウム、鉄の可溶化作用を持つことにより、ミネ
ラルの腸管吸収を促進する物質としてカゼインホスホペ
プチド(CPP)が知られており(特公平3−5871
8)、CPPを含有する飼料(特公平3−71101)
も世に知られている。しかし、CPPは腸管内で小腸粘
膜に存在するアルカリフォスファターゼにより脱燐酸化
(特開平5−244901)を受けたり、あるいは消化
管内に分泌される消化酵素によりさらに分解されること
より、腸管内におけるミネラルの可溶化能力が低下する
と言われており、飼料の品質にバラツキが出ることが問
題であった。
【0009】また、CPPとin vitroでCPP
の酵素的脱燐酸化を防止する物質(オレアノール酸等)
を共存させた飼料(特開平5−176688)も知られ
ているが、オレアノール酸等が実際に小腸内で酵素的脱
燐酸化を防止するかについては何等開示されていない。
の酵素的脱燐酸化を防止する物質(オレアノール酸等)
を共存させた飼料(特開平5−176688)も知られ
ているが、オレアノール酸等が実際に小腸内で酵素的脱
燐酸化を防止するかについては何等開示されていない。
【0010】一方、体脂肪の低減化を目的とした家畜用
飼料として、アミノ酸成分としてバリン、ロイシンおよ
びイソロイシンをそれぞれ0.01〜3.00重量%を
配合した例が特開平3−219838号公報に開示され
ている。また、飼料Kg当りビタミンD3を750〜2
500μgを配合した例が特公平6−95892号公報
に開示されている。
飼料として、アミノ酸成分としてバリン、ロイシンおよ
びイソロイシンをそれぞれ0.01〜3.00重量%を
配合した例が特開平3−219838号公報に開示され
ている。また、飼料Kg当りビタミンD3を750〜2
500μgを配合した例が特公平6−95892号公報
に開示されている。
【0011】腸管内でミネラルの可溶化能を持ち、ミネ
ラルの吸収を促進する物質として、納豆の粘質物の主成
分であるポリ−γ−グルタミン酸がある。ポリ−γ−グ
ルタミン酸はその分子内に多数存在するカルボキシル基
の作用により、ミネラル可溶化能を有する。さらにま
た、γ結合により結合しているため、小腸内に存在する
消化酵素により分解されず、腸管内でも活性を保持して
いると考えられている。しかし、ポリ−γ−グルタミン
酸を含有する飲食品(特開平3−30648、特開平5
−316999)については世に知られているが、ポリ
−γ−グルタミン酸を含有する飼料については未だ知ら
れていない。
ラルの吸収を促進する物質として、納豆の粘質物の主成
分であるポリ−γ−グルタミン酸がある。ポリ−γ−グ
ルタミン酸はその分子内に多数存在するカルボキシル基
の作用により、ミネラル可溶化能を有する。さらにま
た、γ結合により結合しているため、小腸内に存在する
消化酵素により分解されず、腸管内でも活性を保持して
いると考えられている。しかし、ポリ−γ−グルタミン
酸を含有する飲食品(特開平3−30648、特開平5
−316999)については世に知られているが、ポリ
−γ−グルタミン酸を含有する飼料については未だ知ら
れていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ミネ
ラルの可溶化能を腸管内で保持しミネラルの腸管吸収を
促進する物質を含有する、ミネラルの利用性の高い飼料
あるいは卵殻強度を増加させる飼料を開発することであ
る。
ラルの可溶化能を腸管内で保持しミネラルの腸管吸収を
促進する物質を含有する、ミネラルの利用性の高い飼料
あるいは卵殻強度を増加させる飼料を開発することであ
る。
【0013】本発明の他の目的は、体脂肪、特に腹腔内
脂肪の蓄積量を減少させる飼料を開発することである。
脂肪の蓄積量を減少させる飼料を開発することである。
【0014】
【課題を解決する為の手段】本発明者らはこの様な目的
を達成するべく鋭意検討の結果、前述のポリ−γ−グル
タミン酸を家畜あるいはペット等の飼料に加えると、ミ
ネラルの腸管吸収を促進させ、骨及び卵殻の形成を促進
させるのみならず、体脂肪の蓄積量を減少させ、しかも
屠体の歩留りも向上させることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成させた。
を達成するべく鋭意検討の結果、前述のポリ−γ−グル
タミン酸を家畜あるいはペット等の飼料に加えると、ミ
ネラルの腸管吸収を促進させ、骨及び卵殻の形成を促進
させるのみならず、体脂肪の蓄積量を減少させ、しかも
屠体の歩留りも向上させることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成させた。
【0015】すなわち、本発明はミネラル吸収促進材と
して、更には体脂肪の蓄積抑制材としてポリ−γ−グル
タミン酸を含有することを特徴とする飼料である。
して、更には体脂肪の蓄積抑制材としてポリ−γ−グル
タミン酸を含有することを特徴とする飼料である。
【0016】
【発明の実施形態】本発明に用いられるポリ−γ−グル
タミン酸は納豆の粘質物中のポリ−γ−グルタミン酸を
抽出、精製して用いてもよく、納豆菌等のバチルス属の
菌体外に分泌するポリ−γ−グルタミン酸を抽出、精製
して用いてもよい。また、純度が高いものでもよいが、
必ずしも純度が高い必要はなく、納豆の粘質物中の、あ
るいは納豆菌の分泌物であるレバン等の他の物質を含ん
でいても何ら支障がない。
タミン酸は納豆の粘質物中のポリ−γ−グルタミン酸を
抽出、精製して用いてもよく、納豆菌等のバチルス属の
菌体外に分泌するポリ−γ−グルタミン酸を抽出、精製
して用いてもよい。また、純度が高いものでもよいが、
必ずしも純度が高い必要はなく、納豆の粘質物中の、あ
るいは納豆菌の分泌物であるレバン等の他の物質を含ん
でいても何ら支障がない。
【0017】本発明に用いられるポリ−γ−グルタミン
酸の平均分子量には制限がなく、通常納豆あるいは納豆
菌から分離した場合は、1000〜300万の範囲であ
り、分解物の場合は通常1000〜100万の範囲であ
るが、取り分け1万〜100万のポリ−γ−グルタミン
酸を用いるのが好ましい。
酸の平均分子量には制限がなく、通常納豆あるいは納豆
菌から分離した場合は、1000〜300万の範囲であ
り、分解物の場合は通常1000〜100万の範囲であ
るが、取り分け1万〜100万のポリ−γ−グルタミン
酸を用いるのが好ましい。
【0018】ポリ−γ−グルタミン酸は一般的にD体と
L体の混合物であり、菌体あるいは培地の組成によりD
/L比は変動すると言われている。例えば、特開平3−
47087に示されるポリ−γ−グルタミン酸はL体が
90%以上占めるとされている。本発明に用いられるポ
リ−γ−グルタミン酸のD/L比には制限がなく、どの
D/L比のポリ−γ−グルタミン酸も使用することが出
来る。
L体の混合物であり、菌体あるいは培地の組成によりD
/L比は変動すると言われている。例えば、特開平3−
47087に示されるポリ−γ−グルタミン酸はL体が
90%以上占めるとされている。本発明に用いられるポ
リ−γ−グルタミン酸のD/L比には制限がなく、どの
D/L比のポリ−γ−グルタミン酸も使用することが出
来る。
【0019】当該分子量のポリ−γ−グルタミン酸を生
成するには、当該分子量より大きいポリ−γ−グルタミ
ン酸を酸あるいはγ結合を分解する細菌あるいは臓器由
来の酵素により低分子化する方法と、納豆菌等の培養に
より当該分子量のポリ−γ−グルタミン酸を分泌させる
方法があるが、そのどちらのポリ−γ−グルタミン酸を
用いても何ら影響しない。
成するには、当該分子量より大きいポリ−γ−グルタミ
ン酸を酸あるいはγ結合を分解する細菌あるいは臓器由
来の酵素により低分子化する方法と、納豆菌等の培養に
より当該分子量のポリ−γ−グルタミン酸を分泌させる
方法があるが、そのどちらのポリ−γ−グルタミン酸を
用いても何ら影響しない。
【0020】ポリ−γ−グルタミン酸は一般にナトリウ
ム塩として得られるが、他の可食性の塩あるいはフリー
のポリグルタミン酸を用いても何ら影響しない。
ム塩として得られるが、他の可食性の塩あるいはフリー
のポリグルタミン酸を用いても何ら影響しない。
【0021】飼料へのポリ−γ−グルタミン酸の添加量
は0.01〜3重量%程度であり、取り分け0.01〜
1重量%程度が好ましい。
は0.01〜3重量%程度であり、取り分け0.01〜
1重量%程度が好ましい。
【0022】飼料は、用途により牛、豚、馬等の家畜
用、鶏、七面鳥、ウズラ等の家禽用、うなぎ、鮎、鯉等
の魚用、犬、猫、熱帯魚等のペット用等があるが、本発
明はこれらいかなる用途の飼料にも利用することが出来
る。
用、鶏、七面鳥、ウズラ等の家禽用、うなぎ、鮎、鯉等
の魚用、犬、猫、熱帯魚等のペット用等があるが、本発
明はこれらいかなる用途の飼料にも利用することが出来
る。
【0023】ポリ−γ−グルタミン酸以外の他の飼料成
分組成は通常の当該飼料の組成と同じでよく、タンパク
質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンを含むもので
あり、飼料中カルシウムは0.01〜30%、好ましく
は0.1〜5%、飼料中鉄は0.001〜1%、 好ま
しくは0.005〜0.05%程度でよい。
分組成は通常の当該飼料の組成と同じでよく、タンパク
質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンを含むもので
あり、飼料中カルシウムは0.01〜30%、好ましく
は0.1〜5%、飼料中鉄は0.001〜1%、 好ま
しくは0.005〜0.05%程度でよい。
【0024】飼料の製造方法は通常の当該飼料の方法と
同様で良く、その混合過程においてポリ−γ−グルタミ
ン酸を他の飼料成分と同時にあるいは別個に加え、均一
に混合すればよい。
同様で良く、その混合過程においてポリ−γ−グルタミ
ン酸を他の飼料成分と同時にあるいは別個に加え、均一
に混合すればよい。
【0025】給餌方法も当該飼料の従来の方法でよい。
【0026】
実施例1 [ポリ−γ−グルタミン酸の調製例]市販の納豆より分
離した納豆菌を、3Lのミニジャーを用いて、麦芽エキ
ス0.3%、酵母エキス0.3%、ポリペプトン0.5
%、グルコース1.0%からなる培養液(pH6.0)で
32℃、24時間シード培養した。次に500Lのジャ
ーを用いて、グルコース7.5%、硫安1.5%、MgS
O4 ・7H2O 0.035%、MnSO4 ・nH2O
0.005%、KH2PO4 0.15%、MSG 5.0
%、NaCl 1.0%からなる培養液(pH6.4)に
シード培養後の培養液を0.5%接種し、37℃、48
時間メイン培養した。
離した納豆菌を、3Lのミニジャーを用いて、麦芽エキ
ス0.3%、酵母エキス0.3%、ポリペプトン0.5
%、グルコース1.0%からなる培養液(pH6.0)で
32℃、24時間シード培養した。次に500Lのジャ
ーを用いて、グルコース7.5%、硫安1.5%、MgS
O4 ・7H2O 0.035%、MnSO4 ・nH2O
0.005%、KH2PO4 0.15%、MSG 5.0
%、NaCl 1.0%からなる培養液(pH6.4)に
シード培養後の培養液を0.5%接種し、37℃、48
時間メイン培養した。
【0027】培養後の培養液を濃塩酸でpH2.0にし
た後、遠心分離機あるいはフィルタープレスにより上清
を分離し、NaClを10%となるよう添加し、ポリ−
γ−グルタミン酸を塩析させた。回収した粗ポリ−γ−
グルタミン酸画分約12Kgを希水酸化ナトリウム溶液
120Lに溶解(pH4.0)し、脱色、脱塩工程を経た
後、水酸化ナトリウム 溶液で中和した。その後スプレ
ードライし、ポリ−γ−グルタミン酸(ナトリウム塩)を
2.5Kg得た。得られたポリ−γ−グルタミン酸の平
均分子量を低角度レーザー光散乱形(LALLS;東ソ
ーLS8000)で測定したところ、52万であった。
た後、遠心分離機あるいはフィルタープレスにより上清
を分離し、NaClを10%となるよう添加し、ポリ−
γ−グルタミン酸を塩析させた。回収した粗ポリ−γ−
グルタミン酸画分約12Kgを希水酸化ナトリウム溶液
120Lに溶解(pH4.0)し、脱色、脱塩工程を経た
後、水酸化ナトリウム 溶液で中和した。その後スプレ
ードライし、ポリ−γ−グルタミン酸(ナトリウム塩)を
2.5Kg得た。得られたポリ−γ−グルタミン酸の平
均分子量を低角度レーザー光散乱形(LALLS;東ソ
ーLS8000)で測定したところ、52万であった。
【0028】実施例2 [ポリ−γ−グルタミン酸の低分子化の例]実施例1で
調製したポリーγーグルタミン酸を2mg/mlの濃度
に溶解し、塩酸でpH1に調整し、50℃で30分ある
いは70℃で1時間加熱した。加熱後、水酸化ナトリウ
ム溶液で中和し、脱塩、スプレードライした。得られた
ポリ−γ−グルタミン酸の平均分子量をLALLSによ
り測定したところ、それぞれ30万、1万であった。
調製したポリーγーグルタミン酸を2mg/mlの濃度
に溶解し、塩酸でpH1に調整し、50℃で30分ある
いは70℃で1時間加熱した。加熱後、水酸化ナトリウ
ム溶液で中和し、脱塩、スプレードライした。得られた
ポリ−γ−グルタミン酸の平均分子量をLALLSによ
り測定したところ、それぞれ30万、1万であった。
【0029】以下、実施例1、2で調製したポリ−γ−
グルタミン酸を用いて、本発明をさらに詳細に説明す
る。
グルタミン酸を用いて、本発明をさらに詳細に説明す
る。
【0030】実施例3 [ドッグフードの調製例] とうもろこし 30重量% 小麦粉 35 大豆粕 20 脱脂米ぬか 5 ミートボーンミール 5 家畜処理副生物 3 ビタミンミックス 0.5 ミネラルミックス 0.5 ポリ−γ−グルタミン酸 1 (平均分子量30万)
【0031】上記成分からなる組成物を混合粉砕し、篩
いを用いて整粒した。得られた整粒物に27重量%とな
るよう水を加え、エクストルーダーにて押し出し処理
し、膨化物を得た。得られた膨化物を乾燥機にて120
℃、20分間乾燥した後、大豆油を5重量%となるよう
噴霧し、ドッグフードを得た。このドッグフードのカル
シウム含量は1.0%であった。
いを用いて整粒した。得られた整粒物に27重量%とな
るよう水を加え、エクストルーダーにて押し出し処理
し、膨化物を得た。得られた膨化物を乾燥機にて120
℃、20分間乾燥した後、大豆油を5重量%となるよう
噴霧し、ドッグフードを得た。このドッグフードのカル
シウム含量は1.0%であった。
【0032】実施例4 [豚用飼料組成例]下記の組成の原料を常法により配合
し、子豚育成用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 23 大麦 13 大豆粕 16 なたね油かす 4 魚粉 2 米ぬか 2.6 食塩 0.3 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 燐酸カルシウム 0.8 炭酸カルシウム 0.8 ポリ−γ−グルタミン酸 0.3 (平均分子量1万) この子豚用育成飼料のカルシウム含量は0.55%であ
った。
し、子豚育成用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 23 大麦 13 大豆粕 16 なたね油かす 4 魚粉 2 米ぬか 2.6 食塩 0.3 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 燐酸カルシウム 0.8 炭酸カルシウム 0.8 ポリ−γ−グルタミン酸 0.3 (平均分子量1万) この子豚用育成飼料のカルシウム含量は0.55%であ
った。
【0033】実施例5 [うなぎ用飼料組成例]下記の組成の原料を常法により
配合し、うなぎ用飼料を得た。 魚粉 64重量% αジャガイモ澱粉 22 小麦グルテン 2 大豆粕 6 ビタミンミックス 1 塩化コリン 0.3 ミネラルミックス 2.4 炭酸カルシウム 2 硫酸鉄 0.1 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量52万) このうなぎ用飼料のカルシウム含量は8.3%であっ
た。
配合し、うなぎ用飼料を得た。 魚粉 64重量% αジャガイモ澱粉 22 小麦グルテン 2 大豆粕 6 ビタミンミックス 1 塩化コリン 0.3 ミネラルミックス 2.4 炭酸カルシウム 2 硫酸鉄 0.1 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量52万) このうなぎ用飼料のカルシウム含量は8.3%であっ
た。
【0034】実施例6 [産卵鶏用飼料組成例]下記の組成の原料を常法により
配合し、産卵鶏用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 11 大豆粕 14 魚粉 3 コーングルテンミール 2 なたね油粕 2 ミートボーンミール 4 米ぬか 7.3 食塩 0.3 動物性油脂 2.0 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 炭酸カルシウム 3.5 燐酸カルシウム 0.5 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量1万) この産卵鶏用飼料のカルシウム含量は3.4%であっ
た。
配合し、産卵鶏用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 11 大豆粕 14 魚粉 3 コーングルテンミール 2 なたね油粕 2 ミートボーンミール 4 米ぬか 7.3 食塩 0.3 動物性油脂 2.0 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 炭酸カルシウム 3.5 燐酸カルシウム 0.5 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量1万) この産卵鶏用飼料のカルシウム含量は3.4%であっ
た。
【0035】実施例7 [鶏雛育成用飼料組成例]下記の組成の原料を常法によ
り配合し、鶏雛育成用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 14 大豆粕 23 魚粉 4.8 なたね油粕 3 ミートボーンミール 2 食塩 0.3 動物性油脂 1.0 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 炭酸カルシウム 0.5 燐酸カルシウム 1.0 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量1万) この鶏雛育成用飼料のカルシウム含量は0.9%であっ
た。
り配合し、鶏雛育成用飼料を得た。 とうもろこし 50重量% マイロ 14 大豆粕 23 魚粉 4.8 なたね油粕 3 ミートボーンミール 2 食塩 0.3 動物性油脂 1.0 ミネラルミックス 0.1 ビタミンミックス 0.1 炭酸カルシウム 0.5 燐酸カルシウム 1.0 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量1万) この鶏雛育成用飼料のカルシウム含量は0.9%であっ
た。
【0036】実施例8 [採卵鶏における飼料摂取試験例]実施例6で調製した
飼料、及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加で
同組成の飼料を450日齢の採卵鶏(各50羽)に20日
間給与した。各区について試験前5日間及び試験終了前
5日間の卵殻強度を比較した。結果を表1に示す。
飼料、及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加で
同組成の飼料を450日齢の採卵鶏(各50羽)に20日
間給与した。各区について試験前5日間及び試験終了前
5日間の卵殻強度を比較した。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例9 [鶏雛における飼料摂取試験例]実施例7で調製した飼
料、及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加で同
組成の飼料を0日齢の雛(各15匹)に10日間摂取さ
せ、大腿骨重量、大腿骨カルシウム量(%)を測定し
た。結果を表2に示す。
料、及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加で同
組成の飼料を0日齢の雛(各15匹)に10日間摂取さ
せ、大腿骨重量、大腿骨カルシウム量(%)を測定し
た。結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】実施例10 [ラットにおける飼料摂取試験例]離乳直後のWist
ar系雄ラット(体重約50g)を18匹を6匹ずつ3
群に分け、Ca;0.35%,P;0.7%含む各飼料
を自由摂取させて、4週間飼育した。用いた飼料群 は
1群;20%大豆タンパク質食群、2群;2%ポリ−γ
−グルタミン酸(平均分子量52万;実施例1)添加
群、3群;2%ポリ−γ−グルタミン酸(平均分子量1
万;実施例2)添加群。飼育期間中の2、4週目の終わ
りの4日間糞尿を採取し、カルシウムの保持率={1−
(糞排泄カルシウム量+尿排泄カルシウム量)/摂取カ
ルシウム量}×100(%)を計算した。最終日に大腿骨
を摘出し、大腿骨カルシウム量(%)を測定した。結果
を図1及び表3に示す。
ar系雄ラット(体重約50g)を18匹を6匹ずつ3
群に分け、Ca;0.35%,P;0.7%含む各飼料
を自由摂取させて、4週間飼育した。用いた飼料群 は
1群;20%大豆タンパク質食群、2群;2%ポリ−γ
−グルタミン酸(平均分子量52万;実施例1)添加
群、3群;2%ポリ−γ−グルタミン酸(平均分子量1
万;実施例2)添加群。飼育期間中の2、4週目の終わ
りの4日間糞尿を採取し、カルシウムの保持率={1−
(糞排泄カルシウム量+尿排泄カルシウム量)/摂取カ
ルシウム量}×100(%)を計算した。最終日に大腿骨
を摘出し、大腿骨カルシウム量(%)を測定した。結果
を図1及び表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】以上、実施例8、9、10により、ポリ−
γ−グルタミン酸が腸管におけるカルシウムの吸収を促
進し、骨形成を促進することが証明された。
γ−グルタミン酸が腸管におけるカルシウムの吸収を促
進し、骨形成を促進することが証明された。
【0043】実施例11 [ブロイラー前期用飼料組成例]下記の組成の原料を常法
により配合し、ブロイラー前期用飼料を得た。 とうもろこし 54.6重量% 大豆粕 32 コーングルテンミール 2 魚粉 2 ミートボーンミール 2 動物性油脂 5 炭酸カルシウム 0.5 燐酸カルシウム 1.0 食塩 0.2 ビタミンプレミックス 0.2 ミネラルプレミックス 0.1 L−リジン塩酸塩 0.1 DL−メチオニン 0.1 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量30万) このブロイラー前期用飼料のカルシウム含量は0.95
%であった。
により配合し、ブロイラー前期用飼料を得た。 とうもろこし 54.6重量% 大豆粕 32 コーングルテンミール 2 魚粉 2 ミートボーンミール 2 動物性油脂 5 炭酸カルシウム 0.5 燐酸カルシウム 1.0 食塩 0.2 ビタミンプレミックス 0.2 ミネラルプレミックス 0.1 L−リジン塩酸塩 0.1 DL−メチオニン 0.1 ポリ−γ−グルタミン酸 0.2 (平均分子量30万) このブロイラー前期用飼料のカルシウム含量は0.95
%であった。
【0044】実施例12 [ブロイラーにおける飼料摂取試験例]実施例11で調製
した飼料及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加
で同組成の飼料を7日令のブロイラー雄雛(各90羽)
に14日間給与し、その後両区ともに市販飼料(ポリ−
γ−グルタミン酸無添加)に切替え、55日令迄飼育し
試験終了時の体重、飼料要求率、中足骨長、屠体歩留お
よび腹腔内脂肪量を比較した。結果を表4に示す。
した飼料及び対照としてポリ−γ−グルタミン酸無添加
で同組成の飼料を7日令のブロイラー雄雛(各90羽)
に14日間給与し、その後両区ともに市販飼料(ポリ−
γ−グルタミン酸無添加)に切替え、55日令迄飼育し
試験終了時の体重、飼料要求率、中足骨長、屠体歩留お
よび腹腔内脂肪量を比較した。結果を表4に示す。
【0045】
【表4】
【0046】表4に示した結果より、ポリ−γ−グルタ
ミン酸が骨形成、特に中足骨長を有意に促進し、屠体の
歩留りの向上と体脂肪の低減効果も、もたらすことが明
らかとなった。
ミン酸が骨形成、特に中足骨長を有意に促進し、屠体の
歩留りの向上と体脂肪の低減効果も、もたらすことが明
らかとなった。
【0047】
【発明の効果】本発明はミネラル吸収促進材として更に
は体脂肪の蓄積抑制材としてポリ−γ−グルタミン酸を
含有する飼料に関し、これを家畜あるいはペットに給餌
すると、腸管のミネラル吸収が高まり、家畜の脚弱化、
奇形の防止、産卵鶏の卵殻強度の低下防止、ブロイラー
の体脂肪の低減化、屠体の歩留り向上、うなぎの骨曲が
り防止、ペットの骨軟化、骨粗鬆化防止等の効果が期待
できる。
は体脂肪の蓄積抑制材としてポリ−γ−グルタミン酸を
含有する飼料に関し、これを家畜あるいはペットに給餌
すると、腸管のミネラル吸収が高まり、家畜の脚弱化、
奇形の防止、産卵鶏の卵殻強度の低下防止、ブロイラー
の体脂肪の低減化、屠体の歩留り向上、うなぎの骨曲が
り防止、ペットの骨軟化、骨粗鬆化防止等の効果が期待
できる。
【図1】 実施例10のカルシウム保持率。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12P 21/00 C12P 21/00 A (C12P 21/00 C12R 1:125) (72)発明者 唐沢 昌彦 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社川崎工場内 (72)発明者 岩崎 和也 栃木県黒磯市青木919番地 伊藤忠飼料株 式会社総合技術研究部内 (72)発明者 大島 明男 栃木県黒磯市青木919番地 伊藤忠飼料株 式会社総合技術研究部内 (72)発明者 安達 宗之介 栃木県黒磯市青木919番地 伊藤忠飼料株 式会社総合技術研究部内
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリ−γ−グルタミン酸及び/又はその
分解物を含有する飼料。 - 【請求項2】 ポリ−γ−グルタミン酸及び/又はその
分解物を含有する卵殻強化用および体脂肪低減化用飼
料。 - 【請求項3】 カルシウム、鉄、マグネシウム等の生体
必須ミネラルの一部あるいは全部が強化された請求項1
〜2記載の飼料。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
JP8079922A JPH0928309A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-02 | ポリ−γ−グルタミン酸を含有する飼料 |
CA002220939A CA2220939A1 (en) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | A feed composition containing poly-gamma-glutamic acid |
US08/945,806 US6251422B1 (en) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | Method for reducing body fat accumulation in livestock or poultry |
PCT/JP1996/001242 WO1996035339A1 (fr) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | COMPOSITION ALIMENTAIRE POUR ANIMAUX CONTENANT DE L'ACIDE POLY-η-GLUTAMIQUE |
AU56595/96A AU5659596A (en) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | Feed composition containing poly-gamma-glutamic acid |
EP96913723A EP0826310A4 (en) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | FEED CONTAINING POLY-GAMMA-GLUTAMIC ACID |
BR9608518A BR9608518A (pt) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | Composição de ração para reduzir a gordura corporal e aumentar o rendimento da carcaça em mamíferos ou aves e processo para alimentar mamíferos ou aves |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11460295 | 1995-05-12 | ||
JP7-114602 | 1995-05-12 | ||
JP8079922A JPH0928309A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-02 | ポリ−γ−グルタミン酸を含有する飼料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928309A true JPH0928309A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=26420908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8079922A Pending JPH0928309A (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-02 | ポリ−γ−グルタミン酸を含有する飼料 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6251422B1 (ja) |
EP (1) | EP0826310A4 (ja) |
JP (1) | JPH0928309A (ja) |
AU (1) | AU5659596A (ja) |
BR (1) | BR9608518A (ja) |
CA (1) | CA2220939A1 (ja) |
WO (1) | WO1996035339A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316022A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Tung Hai Biotechnology Corp | ダイエタリー製品において栄養補助剤として使用するためのγ−ポリグルタミン酸(γ−PGA、H体)及びγ−ポリグルタメート |
JP2011037842A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-24 | Kao Corp | 血中gip濃度上昇抑制剤 |
JP2011037843A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-24 | Kao Corp | 食後血中インスリン濃度上昇抑制剤 |
US8808728B2 (en) | 2004-02-06 | 2014-08-19 | Unitika Ltd. | Feed additive for laying hen and feed containing the same |
US9056066B2 (en) | 2011-01-12 | 2015-06-16 | Kao Corporation | Agent for suppressing elevation of blood GIP level, agent for suppressing elevation of blood insulin level, agent for lowering blood triglyceride level after meal ingestion, and agent for suppressing elevation of blood glucose level |
JP2018134016A (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 株式会社アキタ | 産卵家禽用飼料の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3838283B2 (ja) * | 1996-10-25 | 2006-10-25 | 味の素株式会社 | ポリーγーグルタミン酸を含有する飼料組成物 |
JP4860109B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2012-01-25 | バイオリーダース・コーポレイション | ポリガンマグルタミン酸を含む免疫増強用組成物 |
TWI299257B (en) * | 2005-05-16 | 2008-08-01 | Tung Hai Biotechnology Corp | γ-POLYGLUTAMIC ACID (γ-PGA, H FORM), γ-POLYGLUTAMATES AND γ-POLYGLUTAMATE HYDROGEL FOR USE AS NUTRITION SUPPLEMENTS IN DIETARY PRODUCTS |
DE602005011936D1 (de) * | 2005-05-16 | 2009-02-05 | Tung Hai Biotechnology Corp | Hydrogele enthaltend gamma-polyglutamin-Säure und gamma-polyglutamat Salzen für Verwendung als Nährergänzungsmittel in Lebensmitteln |
JP5498073B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2014-05-21 | 花王株式会社 | 血中トリグリセリド濃度上昇抑制剤 |
WO2011031020A2 (en) * | 2009-09-09 | 2011-03-17 | Cj Cheiljedang Corporation | Method for preparing a fermented soybean meal using bacillus strains |
CN114403308B (zh) * | 2021-12-29 | 2023-11-10 | 南京轩凯生物科技股份有限公司 | 一种鱼饲料添加剂及其制备方法和应用 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347087A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-02-28 | Ajinomoto Co Inc | 新規ガンマー・ポリグルタミン酸、その製造方法及びこれを含有する飲料用剤 |
JP2712583B2 (ja) * | 1989-06-28 | 1998-02-16 | 味の素株式会社 | 易吸収性ミネラル含有飲食物 |
JPH03219838A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-09-27 | Itochu Shiryo Kk | 体脂肪の蓄積量を減少させる飼料 |
JP3232718B2 (ja) * | 1992-03-24 | 2001-11-26 | 味の素株式会社 | 易吸収性ミネラル含有組成物及びそれを含有する飲食品 |
DE69330595T2 (de) * | 1992-11-25 | 2002-05-23 | Ajinomoto Co., Inc. | Zubereitungen und Nahrungsmittel enthaltend Mineralien und Poly-gamma-Glutaminsäure |
US5447732A (en) | 1992-11-25 | 1995-09-05 | Ajinomoto Co., Inc. | High-absorption mineral-containing composition and foods |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8079922A patent/JPH0928309A/ja active Pending
- 1996-05-10 WO PCT/JP1996/001242 patent/WO1996035339A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1996-05-10 EP EP96913723A patent/EP0826310A4/en not_active Withdrawn
- 1996-05-10 AU AU56595/96A patent/AU5659596A/en not_active Abandoned
- 1996-05-10 CA CA002220939A patent/CA2220939A1/en not_active Abandoned
- 1996-05-10 BR BR9608518A patent/BR9608518A/pt not_active Application Discontinuation
- 1996-05-10 US US08/945,806 patent/US6251422B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
WO1996035339A1 (fr) | 1996-11-14 |
BR9608518A (pt) | 1999-06-08 |
US6251422B1 (en) | 2001-06-26 |
AU5659596A (en) | 1996-11-29 |
CA2220939A1 (en) | 1996-11-14 |
EP0826310A1 (en) | 1998-03-04 |
EP0826310A4 (en) | 1998-05-27 |
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