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JPH09286521A - 積層スティック状部材の個別搬送装置及び方法 - Google Patents

積層スティック状部材の個別搬送装置及び方法

Info

Publication number
JPH09286521A
JPH09286521A JP12245696A JP12245696A JPH09286521A JP H09286521 A JPH09286521 A JP H09286521A JP 12245696 A JP12245696 A JP 12245696A JP 12245696 A JP12245696 A JP 12245696A JP H09286521 A JPH09286521 A JP H09286521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stick
shaped member
support plate
shaped
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12245696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Tanida
裕一 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP12245696A priority Critical patent/JPH09286521A/ja
Publication of JPH09286521A publication Critical patent/JPH09286521A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層されたスティック状部材を最下端側から
1個ずつ確実に分離し、所定場所に効率的に搬送する積
層スティック状部材の個別搬送装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 爪2aにより保持されている最下端のス
ティック状部材7の下面に支え板3a,3bを当接係合
し、爪2aを解放してスティック状部材7の1枚分の厚
みだけ支え板部3を移動し、下から2番目のスティック
状部材7を爪2aで保持し、支え板3a,3bを下げて
レール4上に最下端のスティック状部材7を搭載する。
レール4上に搭載されたスティック状部材7は搬送手段
5により搬送される。以上の動作を繰り返し行なうこと
により積層されているスティック状部材7は下方から順
次、分離されて搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層されているス
ティック状部材を1個ずつ搬送する搬送装置及び方法に
係り、特に半導体を収納したスティックタイプマガジン
を検査位置に搬送したり、空になって積層されたマガジ
ンを個別搬送するような梱包方式のマガジンを搬送する
に好適な積層スティック状部材の個別搬送装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図11に示すように、半導体1
2を収納したスティック状部材7は図12および図13
に示すように積層されて保管される。また、これに近似
した梱包方式の製品も積層されて保管される場合が多
い。これ等の積層されたスティック状部材7を検査のた
めや収納されている半導体の詰め換え作業のためにはス
ティック状部材7を個別に搬送する必要がある。このた
めには、積層されているスティック状部材を1個ずつ分
離して搬送する装置が必要である。
【0003】従って、この装置には少なくとも図14お
よび図15等に示すように、スティック状部材7の下面
を支持する支え板30やスティック状部材7の周縁を支
持する爪20等が必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図14および図15に
おいて、積層されているスティック状部材7を支え板3
0で支持し、最下端のスティック状部材7の上方の2番
目のスティック状部材7に爪20を係合せしめて2番目
より上方の積層スティック状部材を支持し、最下端のス
ティック状部材7を分離することが必要になる。然し乍
ら、図示のように支え板30でスティック状部材7の中
心部を支持したり両端を支持した場合には積層スティッ
ク状部材に反りが生じ、スティック状部材7と爪20と
の係合が正確に行なわれない問題点がある。
【0005】そこで、支え板30の支持構造を工夫する
必要があると共に、支え板30と爪20との同期制御等
の工夫が必要になる。また、支え板30でスティック状
部材7を支持する場合にスティック状部材7側に無理な
力が作用しないようにすることも必要である。
【0006】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであり、積層されたスティック状部材を確実に個別分
離し、支え板や爪とスティック状部材との係合が円滑に
行なわれ、スティック状部材を損傷することなく効率的
に所定場所に搬送し得る積層スティック状部材の個別搬
送装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、垂直方向に沿って積層されているスティック状部材
から1個ずつ該部材を搬送する搬送装置であって、最下
端のスティック状部材の周縁に着脱自在に係合すべく装
置の不動側に配置されるスティック状部材保持用の爪
と、該爪の配設位置から前記スティック状部材の厚みよ
りやや大きい寸法だけ下がった位置に配置されるスティ
ック状部材搬送用のレールと、前記最下端のスティック
状部材の下面に着脱自在に当接係合して上下動する支え
板と、前記爪および支え板を同期制御する制御部と、前
記レール上に支持された前記スティック状部材を所定位
置に搬送する搬送手段とを備え、前記支え板は前記ステ
ィック状部材の中心と両端を支持する複数本のものから
なり、且つ前記爪が前記スティック状部材から離れた状
態でその上面が少なくとも前記爪の配設位置から前記ス
ティック状部材の厚み分だけ下がった位置に位置決めさ
れ、更に前記レールの位置よりも下方にまで移動するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記支え板のう
ち、中心の支え板は前記爪がスティック状部材から離れ
た状態でその上面が少なくとも前記爪の配設位置から前
記スティック状部材の厚み分だけ下がった位置に配置さ
れ、両端の支え板は、最下端から2番目の前記スティッ
ク状部材に前記爪が係合する際に、少なくとも前記中心
の支え板と同一位置にその上面が配置されるものである
ことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、垂直方向に沿っ
て積層されているスティック状部材から1個ずつ該部材
を搬送する搬送装置であって、最下端のスティック状部
材の周縁に着脱自在に係合すべく装置の不動側に配置さ
れるスティック状部材保持用の爪と、該爪の配設位置か
ら前記スティック状部材の厚みよりやや大きい寸法だけ
下がった位置に配置されるスティック状部材搬送用のレ
ールと、前記最下端のスティック状部材の下面に着脱自
在に当接係合して上下動する支え板と、前記爪および支
え板を同期制御する制御部と、前記レール上に支持され
た前記スティック状部材を所定位置に搬送する搬送手段
とを備える積層スティック状部材の個別搬送装置を用い
た前記スティック状部材の搬送方法であって、積層され
たスティック状部材の最下端のスティック状部材の周縁
を前記爪で保持する第1の手順と、前記最下端のスティ
ック状部材を支え板で支持し前記爪によるスティック状
部材との保持を解放し前記積層スティック状部材の全体
を該スティック状部材の厚み寸法だけ下方に移動する第
2の手順と、その状態で最下端から2番目のスティック
状部材の周縁を前記爪で保持する第3の手順と、最下端
の前記スティック状部材を支持した前記支え板を下方に
移動して前記レール上にスティック状部材を支持する第
4の手順と、前記搬送手段によりレール上のスティック
状部材を所定位置に搬送する第5の手順を順次繰り返し
行なうことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記第2の手順
において中心の前記支え板のみにより前記スティック状
部材は支持され、前記第3の手順では中心および両端の
支え板でスティック状部材が支持され、前記第4の手順
では両端の支え板はスティック状部材から離隔する位置
に移動すべく前記支え板が制御部により制御されること
を特徴とする。
【0011】積層されたスティック状部材は最下端のス
ティック状部材に当接した支え板をスティック状部材の
厚みと同一寸法だけ下方に位置決めすることにより丁度
1枚分だけ下方に移動される。この状態でスティック状
部材はその中心および両端を支持する支え板により反り
のない状態で支持されるため最下端から2番目のスティ
ック状部材は爪により円滑に保持される。この状態で最
下端のスティック状部材を更に下方に移動しレール上に
搭載することにより、最下端のスティック状部材のみが
分離され、それ以外の積層スティック状部材は爪により
支持される。レール上に分離されて支持されたスティッ
ク状部材は搬送手段により所定位置に搬送される。以上
により、積層スティック状部材は1個ずつ分離されて円
滑に順次搬送される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の積層スティック状
部材の個別搬送装置及び方法の実施の形態を図面を参照
して詳述する。まず、図1により個別搬送装置の全体構
造の概要を説明する。
【0013】個別搬送装置1は、スティック状部材7の
周縁に着脱自在に係合するスティック状部材保持用の爪
部2と、最下端のスティック状部材7の下面に着脱自在
に当接係合する支え板部3と、分離されたスティック状
部材7を支持するレール4と、レール4上のスティック
状部材7を搬送する搬送手段5と、これ等の制御部6等
からなる。
【0014】爪部2は積重されたスティック状部材7の
うち最下端に順次到達するスティック状部材7の周縁に
着脱自在に係合する爪2aを摺動自在に支持して水平方
向に沿って移動させる爪駆動部8等からなる。なお、爪
駆動部8は制御部6に連結されて駆動制御される。
【0015】支え板部3はスティック状部材7の下面側
に着脱自在に当接係合する支え板3′とこれ等を摺動自
在に支持して垂直方向に沿って移動させる支え板駆動部
9等からなり、本例では支え板3′はスティック状部材
7の中心に当接係合する中心支え板3aとスティック状
部材7の両端に当接係合する一対の端側支え板3b,3
bからなり、それ等の上面は平坦面状に形成される。
【0016】なお、中心支え板3aおよび端側支え板3
bは夫々独立の支え板駆動部9a,9bを有し、これ等
は制御部6に連結され駆動制御される。
【0017】レール4はスティック状部材7の下面を支
持する一対のものからなり、装置の不動側に配置され
る。レール4の上面は、爪2aにより支持されているス
ティック状部材7の下面からスティック状部材7の厚み
寸法よりやや大きな寸法だけ離れた位置に配置される。
また、搬送手段5はレール4上に搭載されたスティック
状部材7に係合する係合板10とこれを水平方向に沿っ
て移動させる係合板駆動部11等からなり、係合板駆動
部11は制御部6に連結し、駆動制御される。
【0018】以上の構造によりスティック状部材7は爪
部2と支え板部3により1個ずつ分離され、支え板部3
の支持状態からレール4上に搭載され搬送手段5により
所定位置に搬送される。以上、スティック状部材7の分
離,搬送動作を図2乃至図8により説明する。
【0019】図2に示すように、まず、積層されたステ
ィック状部材7の最下端のスティック状部材7aが爪2
aに支持される。前記したようにレール4はスティック
状部材7の厚み寸法よりやや大きな寸法aだけ最下端の
スティック状部材7aの下面より離れた所定位置に配置
される。また、この場合、中心支え板3aおよび端側支
え板3b,3bはレール4の上面から更に下がった位置
にその上面を配置する。これが第1の手順に相当する。
【0020】次に、図3に示すように支え板部3を上方
に移動し、最下端のスティック状部材7の下面に中心支
え板3aおよび端側支え板3bを当接し、図4に示す爪
2aと最下端のスティック状部材7aとの係合を解除す
る。次に、図5に示すように中心支え板3aおよび端側
支え板3bをスティック状部材7の厚み寸法分だけ下方
に移動する。これにより積層されたスティック状部材7
の全体がスティック状部材7の厚み寸法だけ全体として
下る。これが第2手順に相当する。
【0021】次に、図6に示すように爪2aを移動し、
下から2番目のスティック状部材7bの周縁を支持し2
番目より上方にあるスティック状部材7の全体を支持す
る。これが第3の手順に相当する。次に、図7に示すよ
うに最下端のスティック状部材7aを搭載した中心支え
板3aおよび端側支え板3bを更に下方に移動し、最下
端のスティック状部材7aをレール4上に搭載させ、更
に中心支え板3aおよび端側支え板3bは下方に移動す
る。これが第4の手順に相当する。
【0022】次に、図8に示すようにレール4上に自由
状態に搭載されている最下端のスティック状部材7aに
係合板10を当接し、係合板駆動部11を駆動して所定
位置に搬送する。これが第5の手順である。
【0023】制御部6は、前記の第1の手順から第5の
手順までの動作を行なうべく爪2aの爪駆動部8,中心
支え板3a,端側支え板3bの夫々の支え板駆動部9お
よび係合板駆動部11を駆動制御するように構成され
る。
【0024】図8に示した状態は図2の状態と同一であ
り、以下、同様の動作を繰り返し行なうことによりステ
ィック状部材7は順次1個ずつ分離搬送されることによ
る。
【0025】図9,図10は支え板部3とスティック状
部材7との係合状態を変えた本発明の分離,搬送方法を
説明するものである。スティック状部材7に無理な力を
作用させないでこれを支持すると共にレール4上に安定
してセットするには中心支え板3aのみによりスティッ
ク状部材7を支持する方がよい。端側支え板3bの当接
位置の位置決め精度が悪いとスティック状部材7は水平
に支持されず、場合により無理な力がスティック状部材
7に作用する。
【0026】然し乍ら、最下端のスティック状部材7a
の1つ上の2番目のスティック状部材7bに爪2aを係
合させる場合にはスティック状部材7の両端は垂れ下が
りのないように端側支え板3bにより支持される必要が
ある。そこで図9に示すように、前記の図5で示した状
態では中心支え板3aのみが最下端のスティック状部材
7aに当接し、端側支え板3bは最下端のスティック状
部材7aから離れた位置に位置決めされる。
【0027】次に、図10に示すように2番目のスティ
ック状部材7bに爪2aが係合する前記の図6の状態で
は端側支え板3bも最下端のスティック状部材7aの下
面に当接し、2番目のスティック状部材7bに爪2aが
嵌まり込み易くする。次に、図示していないが、2番目
のスティック状部材7bに爪2aが係着したら、端側支
え板3bを下方に大きく移動し、最下端のスティック状
部材7aを中心支え板3aでのみ支持してレール4の上
面にまで移動する。
【0028】以上のように端側支え板3bと中心支え板
3aとの動作タイミングやその作動速度を調整すること
により、図9,図10に示した分離,搬送動作が行なわ
れ、最下端のスティック状部材7a等の分離,搬送がよ
り安定状態で行なわれることになる。
【0029】以上の説明において爪部2、支え板部3,
レール4および搬送手段の構造を図1により説明した
が、勿論これに限定するものではなく、公知の技術が適
用される。また、前記したように、スティック状部材7
としては半導体を収納したスティックタイプのマガジン
に限らず、これと近似する形状の梱包方式の製品の個別
自動搬送にも当然適用される。
【0030】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載の積層スティック状部材の
個別搬送装置によれば、積層されたスティック状部材が
その下端側から1個ずつ確実に分離されて搬送されると
共に、分離時に支え板によりスティック状部材は水平に
保持されるため爪部による支持が円滑に行なわれる。ま
た、支え板,爪および搬送手段は夫々同期制御されるた
め、個別搬送が自動的に、且つ効率的に行なわれる。
【0031】2)本発明の請求項2に記載の積層スティ
ック状部材の個別搬送装置によれば、支え板のうち少な
くとも中心支え板は爪部が最下端のスティック状部材か
ら離れた際に最下端のスティック状部材の下面よりステ
ィック状部材の厚み寸法と同一寸法だけ離れた位置にセ
ットされ、下から2番目のスティック状部材に爪部が係
合する際には端側支え板から2番目のスティック状部材
の両端を支持すべく中心支え板の上面と同一位置にその
上面を位置するようにセットされるため、爪部とスティ
ック状部材との係合が円滑に行なわれ、個別分離が確実
に行なわれる。
【0032】3)本発明の請求項3に記載の積層スティ
ック状部材の個別搬送方法によれば、スティック状部材
が順次1個ずつ確実に分離され、搬送されるため、効率
的な分離搬送が行なわれる。
【0033】4)本発明の請求項4に記載の積層スティ
ック状部材の個別搬送方法によれば、支え板のうち、中
心支え板によりスティック状部材の上下移動が行なわ
れ、端側支え板は爪部とスティック状部材との係合時に
のみスティック状部材を水平に保持すべく係合する構造
を採用するため、スティック状部材の安定支持が可能に
なり、スティック状部材に無理な力が作用しない。これ
により製品品質の精度保持が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層スティック状部材の個別搬送装置
の全体構造を示す構成図である。
【図2】本発明のスティック状部材の搬送方法の第1の
手順を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の手順から第2の手順に移る動作
を説明する説明図である。
【図4】本発明の第1の手順から第2の手順に移る動作
を説明する説明図である。
【図5】本発明の第2の手順を説明する説明図である。
【図6】本発明の第3の手順を説明する説明図である。
【図7】本発明の第4の手順を説明する説明図である。
【図8】本発明の第5の手順を説明する説明図である。
【図9】本発明のスティック状部材の別の分離,搬送方
法を説明する説明図である。
【図10】本発明のスティック状部材の別の分離,搬送
方法を説明する説明図である。
【図11】半導体を収納したスティック状部材(スティ
ックタイプマガジン)を示す斜視図である。
【図12】図11に示したスティック状部材の積層状態
を示す側面図である。
【図13】図12のA−A線断面図である。
【図14】従来のスティック状部材の分離,搬送方法の
概要を説明するための説明図である。
【図15】従来のスティック状部材の分離,搬送方法の
概要を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 個別搬送装置 2 爪部 2a 爪 3 支え板部 3′ 支え板 3a 中心支え板 3b 端側支え板 4 レール 5 搬送手段 6 制御部 7 スティック状部材 7a 最下端のスティック状部材 7b 2番目のスティック状部材 8 爪駆動部 9 支え板駆動部 9a 支え板駆動部 9b 支え板駆動部 10 係合板 11 係合板駆動部 12 半導体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に沿って積層されているスティ
    ック状部材から1個ずつ該部材を搬送する搬送装置であ
    って、最下端のスティック状部材の周縁に着脱自在に係
    合すべく装置の不動側に配置されるスティック状部材保
    持用の爪と、該爪の配設位置から前記スティック状部材
    の厚みよりやや大きい寸法だけ下がった位置に配置され
    るスティック状部材搬送用のレールと、前記最下端のス
    ティック状部材の下面に着脱自在に当接係合して上下動
    する支え板と、前記爪および支え板を同期制御する制御
    部と、前記レール上に支持された前記スティック状部材
    を所定位置に搬送する搬送手段とを備え、前記支え板は
    前記スティック状部材の中心と両端を支持する複数本の
    ものからなり、且つ前記爪が前記スティック状部材から
    離れた状態でその上面が少なくとも前記爪の配設位置か
    ら前記スティック状部材の厚み分だけ下がった位置に位
    置決めされ、更に前記レールの位置よりも下方にまで移
    動することを特徴とする積層スティック状部材の個別搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記支え板のうち、中心の支え板は前記
    爪がスティック状部材から離れた状態でその上面が少な
    くとも前記爪の配設位置から前記スティック状部材の厚
    み分だけ下がった位置に配置され、両端の支え板は、最
    下端から2番目の前記スティック状部材に前記爪が係合
    する際に、少なくとも前記中心の支え板と同一位置にそ
    の上面が配置されるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の積層スティック状部材の個別搬送装置。
  3. 【請求項3】 垂直方向に沿って積層されているスティ
    ック状部材から1個ずつ該部材を搬送する搬送装置であ
    って、最下端のスティック状部材の周縁に着脱自在に係
    合すべく装置の不動側に配置されるスティック状部材保
    持用の爪と、該爪の配設位置から前記スティック状部材
    の厚みよりやや大きい寸法だけ下がった位置に配置され
    るスティック状部材搬送用のレールと、前記最下端のス
    ティック状部材の下面に着脱自在に当接係合して上下動
    する支え板と、前記爪および支え板を同期制御する制御
    部と、前記レール上に支持された前記スティック状部材
    を所定位置に搬送する搬送手段とを備える積層スティッ
    ク状部材の個別搬送装置を用いた前記スティック状部材
    の搬送方法であって、積層されたスティック状部材の最
    下端のスティック状部材の周縁を前記爪で保持する第1
    の手順と、前記最下端のスティック状部材を支え板で支
    持し前記爪によるスティック状部材との保持を解放し前
    記積層スティック状部材の全体を該スティック状部材の
    厚み寸法だけ下方に移動する第2の手順と、その状態で
    最下端から2番目のスティック状部材の周縁を前記爪で
    保持する第3の手順と、最下端の前記スティック状部材
    を支持した前記支え板を下方に移動して前記レール上に
    スティック状部材を支持する第4の手順と、前記搬送手
    段によりレール上のスティック状部材を所定位置に搬送
    する第5の手順を順次繰り返し行なうことを特徴とする
    積層スティック状部材の個別搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の手順において中心の前記支え
    板のみにより前記スティック状部材は支持され、前記第
    3の手順では中心および両端の支え板でスティック状部
    材が支持され、前記第4の手順では両端の支え板はステ
    ィック状部材から離隔する位置に移動すべく前記支え板
    が制御部により制御されることを特徴とする請求項3に
    記載の積層スティック状部材の個別搬送方法。
JP12245696A 1996-04-20 1996-04-20 積層スティック状部材の個別搬送装置及び方法 Pending JPH09286521A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106395445A (zh) * 2016-11-08 2017-02-15 浙江大学宁波理工学院 纸板包装流水线的分料设备
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