JPH09251282A - 表示装置の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
表示装置の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法Info
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- JPH09251282A JPH09251282A JP5898696A JP5898696A JPH09251282A JP H09251282 A JPH09251282 A JP H09251282A JP 5898696 A JP5898696 A JP 5898696A JP 5898696 A JP5898696 A JP 5898696A JP H09251282 A JPH09251282 A JP H09251282A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示階調数が増加したときでも駆動電圧の数
を抑えること。 【解決手段】 第1及び第2の電圧選択手段3、4は、
複数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn から1つの電圧を
それぞれ選択する。選択された各電圧は、第1及び第2
の容量素子5、6に保持される。そして、例えばスイッ
チ7の切替えにより第1の容量素子5と第2の容量素子
6とを並列接続し、得られる重畳電圧を多階調表示のた
めの電圧として表示装置2に出力している。ここで、第
1及び第2の容量素子5、6は、互いに容量を異にする
ことから、第1の容量素子5にVlと第2の容量素子6
にVm を印加する場合と第1の容量素子5にVm と第2
の容量素子6にVl を印加する場合とでは異なる重畳電
圧が得られる。
を抑えること。 【解決手段】 第1及び第2の電圧選択手段3、4は、
複数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn から1つの電圧を
それぞれ選択する。選択された各電圧は、第1及び第2
の容量素子5、6に保持される。そして、例えばスイッ
チ7の切替えにより第1の容量素子5と第2の容量素子
6とを並列接続し、得られる重畳電圧を多階調表示のた
めの電圧として表示装置2に出力している。ここで、第
1及び第2の容量素子5、6は、互いに容量を異にする
ことから、第1の容量素子5にVlと第2の容量素子6
にVm を印加する場合と第1の容量素子5にVm と第2
の容量素子6にVl を印加する場合とでは異なる重畳電
圧が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば多階調表示
を行う液晶表示装置等に用いられる表示装置の駆動装
置、液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
を行う液晶表示装置等に用いられる表示装置の駆動装
置、液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、軽量、低消費電力の特
徴を生かして、種々の分野で利用されるようになってき
ており、中でも多階調表示が可能な液晶表示装置はテレ
ビあるいはパーソナルコンピュータ等のディスプレイと
して注目を集めている。
徴を生かして、種々の分野で利用されるようになってき
ており、中でも多階調表示が可能な液晶表示装置はテレ
ビあるいはパーソナルコンピュータ等のディスプレイと
して注目を集めている。
【0003】例えば各画素に薄膜トランジスタ等のスイ
ッチング素子が設けられたアクティブマトリックス型液
晶表示装置は、走査線数の多い表示に対しても隣接電極
間でのクロストークのない表示が可能であることから、
近年注目されるようになってきている。
ッチング素子が設けられたアクティブマトリックス型液
晶表示装置は、走査線数の多い表示に対しても隣接電極
間でのクロストークのない表示が可能であることから、
近年注目されるようになってきている。
【0004】このようなアクティブマトリックス型液晶
表示装置では、各信号電極に液晶駆動電圧を供給する方
式として、アナログ方式とディジタル方式とがある。ア
ナログ方式では、アナログ画像信号を入力とし、これを
順次サンプルホールドすることにより1水平ライン分の
並列画像信号を得る。ディジタル方式では、ディジタル
画像信号を入力とし、このディジタル画像信号を処理す
ることにより1水平ライン分の並列画像信号を得る。
表示装置では、各信号電極に液晶駆動電圧を供給する方
式として、アナログ方式とディジタル方式とがある。ア
ナログ方式では、アナログ画像信号を入力とし、これを
順次サンプルホールドすることにより1水平ライン分の
並列画像信号を得る。ディジタル方式では、ディジタル
画像信号を入力とし、このディジタル画像信号を処理す
ることにより1水平ライン分の並列画像信号を得る。
【0005】図5に多階調ディジタル画像信号での表示
が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の信号
線駆動回路を示す。
が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の信号
線駆動回路を示す。
【0006】同図に示す信号線駆動回路51は、主とし
てシフトレジスタとラッチ等を有する直並列変換回路5
2、n個のデコーダ53及びn個の電圧選択回路54に
よって構成されている。
てシフトレジスタとラッチ等を有する直並列変換回路5
2、n個のデコーダ53及びn個の電圧選択回路54に
よって構成されている。
【0007】直並列変換回路52には、mビットよりな
る多階調ディジタル画像信号DSと、シフトクロック信
号CPHと、水平スタート信号STHとが入力される。
多階調ディジタル画像信号DSは、シフトクロック信号
CPHと水平スタート信号STHとにより各デコーダ5
3に同時に出力されるように直並列変換され、mビット
表示データとなる。
る多階調ディジタル画像信号DSと、シフトクロック信
号CPHと、水平スタート信号STHとが入力される。
多階調ディジタル画像信号DSは、シフトクロック信号
CPHと水平スタート信号STHとにより各デコーダ5
3に同時に出力されるように直並列変換され、mビット
表示データとなる。
【0008】各電圧選択回路54には、図6に示すよう
にフレーム周期の整数倍またはライン周期の整数倍の期
間T毎に基準電圧Vscに対し極性が反転する液晶駆動電
圧V1 ,V2 ,…,V 2m が供給されている。極性反転
するのは、液晶組成物の劣化を防止するため交流駆動す
る必要があるためである。
にフレーム周期の整数倍またはライン周期の整数倍の期
間T毎に基準電圧Vscに対し極性が反転する液晶駆動電
圧V1 ,V2 ,…,V 2m が供給されている。極性反転
するのは、液晶組成物の劣化を防止するため交流駆動す
る必要があるためである。
【0009】各mビット表示データは、各デコーダ53
により復号化され、各電圧選択回路54内のスイッチを
オン・オフ制御し、液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V 2
m のうち1つ電圧を選択する。選択された液晶駆動電圧
は、各信号線に供給される。図7に別の従来例を示す。
により復号化され、各電圧選択回路54内のスイッチを
オン・オフ制御し、液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V 2
m のうち1つ電圧を選択する。選択された液晶駆動電圧
は、各信号線に供給される。図7に別の従来例を示す。
【0010】同図に示す信号線駆動回路71は、主とし
てシフトレジスタとラッチ等を有する直並列変換回路7
2、n個の上位m/2ビットデコーダ73、n個の下位
m/2ビットデコーダ74、n個の第1の電圧選択回路
75、n個の第2の電圧選択回路76、n個のホールド
コンデンサ77、n個のスイッチ78及びn個の電流バ
ッファ79によって構成されている。
てシフトレジスタとラッチ等を有する直並列変換回路7
2、n個の上位m/2ビットデコーダ73、n個の下位
m/2ビットデコーダ74、n個の第1の電圧選択回路
75、n個の第2の電圧選択回路76、n個のホールド
コンデンサ77、n個のスイッチ78及びn個の電流バ
ッファ79によって構成されている。
【0011】直並列変換回路72には、mビットの多階
調ディジタル画像信号DSと、シフトクロック信号CP
Hと、水平スタート信号STHとが入力される。多階調
ディジタル信号DSは、シフトクロック信号CPHと水
平スタート信号STHとにより上位m/2ビットのデー
タが上位m/2ビットデコーダ73に、下位m/2ビッ
トのデータが下位m/2ビットデコーダ74に出力され
るように直並列変換される。
調ディジタル画像信号DSと、シフトクロック信号CP
Hと、水平スタート信号STHとが入力される。多階調
ディジタル信号DSは、シフトクロック信号CPHと水
平スタート信号STHとにより上位m/2ビットのデー
タが上位m/2ビットデコーダ73に、下位m/2ビッ
トのデータが下位m/2ビットデコーダ74に出力され
るように直並列変換される。
【0012】第1の電圧選択回路75は、2m/2 個のス
イッチを有し、上位m/2ビットデコーダ73の出力に
応じてそのうちの1つのスイッチがオン制御される。各
スイッチの各一端には2m/2 種類のメイン電圧Vk1〜V
k2m/2 がそれぞれ印加され、他端は全て共通接続されて
ホールドコンデンサ77のコモン端子に接続されてい
る。
イッチを有し、上位m/2ビットデコーダ73の出力に
応じてそのうちの1つのスイッチがオン制御される。各
スイッチの各一端には2m/2 種類のメイン電圧Vk1〜V
k2m/2 がそれぞれ印加され、他端は全て共通接続されて
ホールドコンデンサ77のコモン端子に接続されてい
る。
【0013】第2の電圧選択回路76は、同じく2m/2
個のスイッチを有し、下位m/2ビットデコーダ74の
出力に応じてそのうちの1つのスイッチがオン制御され
る。各スイッチの各一端には2m/2 種類のサブ電圧Vc1
〜Vc2m/2 がそれぞれ印加され、他端は全て共通接続さ
れてホールドコンデンサ77の充電側端子に接続されて
いる。
個のスイッチを有し、下位m/2ビットデコーダ74の
出力に応じてそのうちの1つのスイッチがオン制御され
る。各スイッチの各一端には2m/2 種類のサブ電圧Vc1
〜Vc2m/2 がそれぞれ印加され、他端は全て共通接続さ
れてホールドコンデンサ77の充電側端子に接続されて
いる。
【0014】ホールドコンデンサ77のコモン端子に
は、コモン端子をグランド電位に接続するかどうかを制
御するスイッチ78が設けられており、制御信号Sによ
りオン・オフの制御が行われる。また、制御信号Sは上
位m/2ビットデコ一ダ73と下位m/2ビットデコー
ダ74の活性化も行い、スイッチ78がオンしていると
きは下位m/2ビットデコーダ74が活性化され、スイ
ッチ78がオフしているときには上位m/2ビットデコ
ーダ73が活性化されるようになっている。
は、コモン端子をグランド電位に接続するかどうかを制
御するスイッチ78が設けられており、制御信号Sによ
りオン・オフの制御が行われる。また、制御信号Sは上
位m/2ビットデコ一ダ73と下位m/2ビットデコー
ダ74の活性化も行い、スイッチ78がオンしていると
きは下位m/2ビットデコーダ74が活性化され、スイ
ッチ78がオフしているときには上位m/2ビットデコ
ーダ73が活性化されるようになっている。
【0015】ホールドコンデンサ77のホールド電圧
は、出力制御信号OEの制御により電流バッファ79を
介して信号線に出力される。図8に各スイッチの制御信
号のタイミングを示す。
は、出力制御信号OEの制御により電流バッファ79を
介して信号線に出力される。図8に各スイッチの制御信
号のタイミングを示す。
【0016】ところで、図5に示した信号線駆動回路で
は、mビットのディジタル画像信号DSに対して2m/2
種類のレベルの異なる液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V
( 2m )を入力する必要がある。また、図7に示した信
号線駆動回路では、mビットのディジタル画像信号DS
に対して2m/2 +2m/2 種類つまり2(m/2)+1 種類のレ
ベルの異なる液晶駆動電圧Vk1〜Vk2m/2 、Vc1〜Vc2
m/2 を入力する必要がある。
は、mビットのディジタル画像信号DSに対して2m/2
種類のレベルの異なる液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V
( 2m )を入力する必要がある。また、図7に示した信
号線駆動回路では、mビットのディジタル画像信号DS
に対して2m/2 +2m/2 種類つまり2(m/2)+1 種類のレ
ベルの異なる液晶駆動電圧Vk1〜Vk2m/2 、Vc1〜Vc2
m/2 を入力する必要がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように多階調ディ
ジタル画像信号で表示を行うアクティブマトリックス型
液晶表示装置における従来の信号線駆動回路では、表示
階調数の増加に伴い、液晶駆動電圧の数が増大するとい
う問題がある。そして、液晶駆動電圧の数が増大する
と、これを切り替えるための制御線やスイッチ数が増大
するという問題等も生じ、集積化を疎外したり、高コス
ト化を招くことになる。要するに、この種の従来の回路
では、多数の種類の電圧を出力するには、構成が非常に
複雑になるという問題があった。
ジタル画像信号で表示を行うアクティブマトリックス型
液晶表示装置における従来の信号線駆動回路では、表示
階調数の増加に伴い、液晶駆動電圧の数が増大するとい
う問題がある。そして、液晶駆動電圧の数が増大する
と、これを切り替えるための制御線やスイッチ数が増大
するという問題等も生じ、集積化を疎外したり、高コス
ト化を招くことになる。要するに、この種の従来の回路
では、多数の種類の電圧を出力するには、構成が非常に
複雑になるという問題があった。
【0018】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、表示階調数が増加したときでも簡単
な構成で表示装置を駆動することができる表示装置の駆
動装置、液晶表示装置及びその駆動方法を提供すること
を目的としている。
になされたもので、表示階調数が増加したときでも簡単
な構成で表示装置を駆動することができる表示装置の駆
動装置、液晶表示装置及びその駆動方法を提供すること
を目的としている。
【0019】本発明は、表示階調数が増加したときでも
駆動電圧の数を抑えることができる表示装置の駆動装
置、液晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目
的としている。
駆動電圧の数を抑えることができる表示装置の駆動装
置、液晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目
的としている。
【0020】本発明は、表示階調数が増加したときでも
高集積化やコスト削減が可能な表示装置の駆動装置、液
晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とし
ている。
高集積化やコスト削減が可能な表示装置の駆動装置、液
晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とし
ている。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明は、異なる電圧により多階調
表示を行う表示装置を駆動する装置において、複数系統
の電圧を供給する電圧供給手段と、前記複数系統の電圧
から1つの電圧をそれぞれ選択する第1及び第2の電圧
選択手段と、互いに容量を異にし、前記各電圧選択手段
により選択された各電圧を保持する第1及び第2の容量
素子と、前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを
並列接続して得られる重畳電圧を前記多階調表示のため
の電圧として前記表示装置に出力する手段とを具備す
る。
め、請求項1記載の本発明は、異なる電圧により多階調
表示を行う表示装置を駆動する装置において、複数系統
の電圧を供給する電圧供給手段と、前記複数系統の電圧
から1つの電圧をそれぞれ選択する第1及び第2の電圧
選択手段と、互いに容量を異にし、前記各電圧選択手段
により選択された各電圧を保持する第1及び第2の容量
素子と、前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを
並列接続して得られる重畳電圧を前記多階調表示のため
の電圧として前記表示装置に出力する手段とを具備す
る。
【0022】すなわち、図1に示すように本発明の駆動
装置1は、異なる電圧により多階調表示を行う表示装置
2を駆動するものである。第1及び第2の電圧選択手段
3、4は、複数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn から1
つの電圧をそれぞれ選択する。選択された各電圧は、第
1及び第2の容量素子5、6に保持される。そして、例
えばスイッチ7の切替えにより第1の容量素子5と第2
の容量素子6とを並列接続し、得られる重畳電圧を多階
調表示のための電圧として表示装置2に出力している。
装置1は、異なる電圧により多階調表示を行う表示装置
2を駆動するものである。第1及び第2の電圧選択手段
3、4は、複数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn から1
つの電圧をそれぞれ選択する。選択された各電圧は、第
1及び第2の容量素子5、6に保持される。そして、例
えばスイッチ7の切替えにより第1の容量素子5と第2
の容量素子6とを並列接続し、得られる重畳電圧を多階
調表示のための電圧として表示装置2に出力している。
【0023】ここで、第1及び第2の容量素子5、6
は、互いに容量を異にすることから、第1の容量素子5
にVl と第2の容量素子6にVm を印加する場合と第1
の容量素子5にVm と第2の容量素子6にVl を印加す
る場合とでは異なる重畳電圧が得られる。本発明は、こ
の原理を利用したものである。すなわち、本発明は、複
数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn からこの倍の種類の
重畳電圧を得ようとするものであり、これにより表示階
調数が増加したときでも駆動電圧の数を抑えるようにし
ている。
は、互いに容量を異にすることから、第1の容量素子5
にVl と第2の容量素子6にVm を印加する場合と第1
の容量素子5にVm と第2の容量素子6にVl を印加す
る場合とでは異なる重畳電圧が得られる。本発明は、こ
の原理を利用したものである。すなわち、本発明は、複
数系統の電圧V1 、V2 、…、Vn からこの倍の種類の
重畳電圧を得ようとするものであり、これにより表示階
調数が増加したときでも駆動電圧の数を抑えるようにし
ている。
【0024】本発明の駆動装置は、異なる電圧により多
階調表示を行う表示装置であれば、アクティブマトリク
ス型液晶表示装置ばかりでなく他の表示装置、例えば単
純マトリクス型液晶表示装置やプラズマディスプレイ等
にも当然適用できる。
階調表示を行う表示装置であれば、アクティブマトリク
ス型液晶表示装置ばかりでなく他の表示装置、例えば単
純マトリクス型液晶表示装置やプラズマディスプレイ等
にも当然適用できる。
【0025】請求項2記載の本発明は、多階調ディジタ
ル信号に応じた電圧を液晶層に印加して多階調表示を行
う液晶表示装置において、複数系統の電圧を供給する電
圧供給手段と、前記多階調ディジタル信号に応じて前記
複数系統の電圧から1つの電圧をそれぞれ選択する第1
及び第2の電圧選択手段と、互いに容量を異にし、前記
各電圧選択手段により選択された各電圧を保持する第1
及び第2の容量素子と、前記第1の容量素子と前記第2
の容量素子とを並列接続して得られる重畳電圧に応じた
電圧を前記液晶層に印加する印加手段とを具備する。
ル信号に応じた電圧を液晶層に印加して多階調表示を行
う液晶表示装置において、複数系統の電圧を供給する電
圧供給手段と、前記多階調ディジタル信号に応じて前記
複数系統の電圧から1つの電圧をそれぞれ選択する第1
及び第2の電圧選択手段と、互いに容量を異にし、前記
各電圧選択手段により選択された各電圧を保持する第1
及び第2の容量素子と、前記第1の容量素子と前記第2
の容量素子とを並列接続して得られる重畳電圧に応じた
電圧を前記液晶層に印加する印加手段とを具備する。
【0026】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
液晶表示装置において、前記印加手段が、前記第1の容
量素子と前記第2の容量素子とを並列接続するためのス
イッチと、前記並列接続して得られた重畳電圧を電流増
幅して前記液晶層に印加するバッファ回路とを具備す
る。
液晶表示装置において、前記印加手段が、前記第1の容
量素子と前記第2の容量素子とを並列接続するためのス
イッチと、前記並列接続して得られた重畳電圧を電流増
幅して前記液晶層に印加するバッファ回路とを具備す
る。
【0027】請求項4記載の本発明は、多階調ディジタ
ル信号に応じた電圧を液晶層に印加して多階調表示を行
う液晶表示装置を駆動する方法において、前記多階調デ
ィジタル信号に応じて複数系統の電圧から2種類の電圧
を選択するステップと、互いに容量を異にする第1及び
第2の容量素子に、前記選択した各電圧を保持するステ
ップと、前記第1及び第2の容量素子で電圧を保持した
後に、前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並
列接続するステップと、前記並列接続して得られる重畳
電圧に応じた電圧を前記液晶層に印加するステップとを
具備する。
ル信号に応じた電圧を液晶層に印加して多階調表示を行
う液晶表示装置を駆動する方法において、前記多階調デ
ィジタル信号に応じて複数系統の電圧から2種類の電圧
を選択するステップと、互いに容量を異にする第1及び
第2の容量素子に、前記選択した各電圧を保持するステ
ップと、前記第1及び第2の容量素子で電圧を保持した
後に、前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並
列接続するステップと、前記並列接続して得られる重畳
電圧に応じた電圧を前記液晶層に印加するステップとを
具備する。
【0028】本発明を多階調ディジタル画像信号での表
示が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置に適
用すると、入力される多階調ディジタル信号を1ライン
ごとに直並列変換して画素表示データとなす直並列変換
回路と、画素表示データを復号化する複数の第1及び第
2のデコーダと、デコーダの出力に応じて液晶駆動電圧
の一つを選択する第1及び第2の電圧選択回路と、各電
圧選択回路の出力を一定期間保持するための容量比が1
=n(n>1)の第1及び第2のホールドコンデンサ
と、第1の電圧選択回路の出力と第2の電圧選択回路の
出力を短絡するスイッチと、第1および第2の電圧選択
回路の出力を電流増幅し、液晶表示部に出力するバッフ
ァ回路とを備えたものとすればよい。これにより、第1
の電圧選択回路で選択された液晶駆動電圧と、第2の電
圧選択回路で選択された液晶駆動電圧の中間電圧を発生
させ、駆動回路に入力する液晶駆動電圧の数を増やすこ
となく階調数を増やすことができる。より具体的には、
以下に示される。
示が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置に適
用すると、入力される多階調ディジタル信号を1ライン
ごとに直並列変換して画素表示データとなす直並列変換
回路と、画素表示データを復号化する複数の第1及び第
2のデコーダと、デコーダの出力に応じて液晶駆動電圧
の一つを選択する第1及び第2の電圧選択回路と、各電
圧選択回路の出力を一定期間保持するための容量比が1
=n(n>1)の第1及び第2のホールドコンデンサ
と、第1の電圧選択回路の出力と第2の電圧選択回路の
出力を短絡するスイッチと、第1および第2の電圧選択
回路の出力を電流増幅し、液晶表示部に出力するバッフ
ァ回路とを備えたものとすればよい。これにより、第1
の電圧選択回路で選択された液晶駆動電圧と、第2の電
圧選択回路で選択された液晶駆動電圧の中間電圧を発生
させ、駆動回路に入力する液晶駆動電圧の数を増やすこ
となく階調数を増やすことができる。より具体的には、
以下に示される。
【0029】
【発明の実施の形態】図2に本発明を適用したアクティ
ブマトリックス型液晶表示装置の構成を示す。 図2に
示すように、第1のガラス基板10上に信号線Xi と走
査線Yi マトリクス状に形成されている。信号線Xi と
走査線Yi との各交差部近傍には画素電極11とTFT
12とが形成されている。TFT12のドレイン電極は
画素電極11に、ソース電極は信号線Xi に、ゲート電
極は走査線Yi に接続されている。 第1のガラス基板
10と対向して配置された第2のガラス基板13上に対
向電極14が形成され、第1のガラス基板10と第2の
ガラス基板13との間に液晶層(図示を省略)が挟持さ
れている。また、TFT12のドレイン電極は、補助容
量(Cs)を介して共通補助容量電極17に接続されて
いる。
ブマトリックス型液晶表示装置の構成を示す。 図2に
示すように、第1のガラス基板10上に信号線Xi と走
査線Yi マトリクス状に形成されている。信号線Xi と
走査線Yi との各交差部近傍には画素電極11とTFT
12とが形成されている。TFT12のドレイン電極は
画素電極11に、ソース電極は信号線Xi に、ゲート電
極は走査線Yi に接続されている。 第1のガラス基板
10と対向して配置された第2のガラス基板13上に対
向電極14が形成され、第1のガラス基板10と第2の
ガラス基板13との間に液晶層(図示を省略)が挟持さ
れている。また、TFT12のドレイン電極は、補助容
量(Cs)を介して共通補助容量電極17に接続されて
いる。
【0030】信号線Xi は、信号線駆動回路19に接続
されている。信号線駆動回路19は、各信号線Xi に表
示信号を印加する。表示信号の電圧振幅とは、この信号
線駆動回路19の出力の振幅である。走査線Yi は、走
査線駆動回路20に接続されている。走査線駆動回路2
0は、走査線Yi に走査信号を印加する。対向電極14
は、対向電極駆動回路21に接続されている。対向電極
駆動回路21は、対向電極14に対向電極電位を印加す
る。信号線駆動回路19、走査線駆動回路20及び対向
電極駆動回路21は、制御回路22に接続されている。
制御回路22は、各回路の駆動を制御する。
されている。信号線駆動回路19は、各信号線Xi に表
示信号を印加する。表示信号の電圧振幅とは、この信号
線駆動回路19の出力の振幅である。走査線Yi は、走
査線駆動回路20に接続されている。走査線駆動回路2
0は、走査線Yi に走査信号を印加する。対向電極14
は、対向電極駆動回路21に接続されている。対向電極
駆動回路21は、対向電極14に対向電極電位を印加す
る。信号線駆動回路19、走査線駆動回路20及び対向
電極駆動回路21は、制御回路22に接続されている。
制御回路22は、各回路の駆動を制御する。
【0031】図3は信号線駆動回路19の構成を示す図
である.図3に示すように、この信号線駆動回路19
は、主としてシフトレジスタとラッチなどを有する直並
列変換回路30、n個の第1のデコーダ31、n個の第
2のデコーダ32、n個の第1の電圧選択回路33、n
個の第2の電圧選択回路34、n回の第1のホールドコ
ンデンサ35、n個の第2のホールドコンデンサ36、
n個のスイッチ37、n個の電流バッファ38によって
構成されている。
である.図3に示すように、この信号線駆動回路19
は、主としてシフトレジスタとラッチなどを有する直並
列変換回路30、n個の第1のデコーダ31、n個の第
2のデコーダ32、n個の第1の電圧選択回路33、n
個の第2の電圧選択回路34、n回の第1のホールドコ
ンデンサ35、n個の第2のホールドコンデンサ36、
n個のスイッチ37、n個の電流バッファ38によって
構成されている。
【0032】直並列変換回路30には、制御回路22よ
りmビットの多階調ディジタル画像信号DSと、シフト
クロック信号CPHと、水平スタート信号STHとが入
力される。直並列変換回路30では、多階調ディジタル
信号DSがシフトクロック信号CPHと水平スタート信
号STHとにより第1のデコーダ31および第2のデコ
ーダ32に同時に出力されるように直並列変換され、m
ビット表示データとなる。各第1のデコーダ31、第2
のデコーダ32に対しmビット表示データが出力されて
いる点で図7に示した従来例と異なる。
りmビットの多階調ディジタル画像信号DSと、シフト
クロック信号CPHと、水平スタート信号STHとが入
力される。直並列変換回路30では、多階調ディジタル
信号DSがシフトクロック信号CPHと水平スタート信
号STHとにより第1のデコーダ31および第2のデコ
ーダ32に同時に出力されるように直並列変換され、m
ビット表示データとなる。各第1のデコーダ31、第2
のデコーダ32に対しmビット表示データが出力されて
いる点で図7に示した従来例と異なる。
【0033】第1の電圧選択回路33および第2の電圧
選択回路34には、図6に示したようにフレーム周期の
整数倍毎またはライン周期の整数倍毎に基準電圧Vscに
対し極性が反転する液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V(2
m/2 ) が供給されている。mビット表示データは、第1
のデコーダ31により復号化され、第1の電圧選択回路
33内のスイッチをオン・オフ制御し、液晶駆動電圧V
1 ,V2 …V(2m/2 )のうち1つの電圧を選択する。選
択された液晶駆動電圧は、第1のホールドコンデンサ3
5に書き込まれる。さらに、mビット表示データは、第
2のデコーダ32により復号化され、第2の電圧選択回
路34内のスイッチをオン・オフ制御し、液晶駆動電圧
V1 ,V2 …V(2m/2 ) のうち1つの電圧を選択する。
選択された液晶駆動電圧は、第2のホールドコンデンサ
36に書き込まれる。
選択回路34には、図6に示したようにフレーム周期の
整数倍毎またはライン周期の整数倍毎に基準電圧Vscに
対し極性が反転する液晶駆動電圧V1 ,V2 ,…,V(2
m/2 ) が供給されている。mビット表示データは、第1
のデコーダ31により復号化され、第1の電圧選択回路
33内のスイッチをオン・オフ制御し、液晶駆動電圧V
1 ,V2 …V(2m/2 )のうち1つの電圧を選択する。選
択された液晶駆動電圧は、第1のホールドコンデンサ3
5に書き込まれる。さらに、mビット表示データは、第
2のデコーダ32により復号化され、第2の電圧選択回
路34内のスイッチをオン・オフ制御し、液晶駆動電圧
V1 ,V2 …V(2m/2 ) のうち1つの電圧を選択する。
選択された液晶駆動電圧は、第2のホールドコンデンサ
36に書き込まれる。
【0034】第1のホールドコンデンサ35と第2のホ
ールドコンデンサ36との容量比は、1:n(n>1)
とする。第1のデコーダ31及び第2のデコーダ32
は、第1のホールドコンデンサ35と第2のホールドコ
ンデンサ36に液晶駆動電圧が一定期間書き込まれた
後、第1の電圧選択回路33内のスイッチと第2の電圧
選択回路34内のスイッチをオフする。
ールドコンデンサ36との容量比は、1:n(n>1)
とする。第1のデコーダ31及び第2のデコーダ32
は、第1のホールドコンデンサ35と第2のホールドコ
ンデンサ36に液晶駆動電圧が一定期間書き込まれた
後、第1の電圧選択回路33内のスイッチと第2の電圧
選択回路34内のスイッチをオフする。
【0035】その後、スイッチ37は、制御回路22よ
り送出された制御信号Sによりオンにされ、第1の電圧
選択回路33の出力と第2の電圧選択回路34の出力と
が短絡される。つまり、第1のホールドコンデンサ35
と第2のホールドコンデンサ36とを並列接続した重畳
電圧が電流バッファ38に出力される。電流バッファ3
8は、この重畳電圧を電流増幅して信号線Xiに出力す
る。
り送出された制御信号Sによりオンにされ、第1の電圧
選択回路33の出力と第2の電圧選択回路34の出力と
が短絡される。つまり、第1のホールドコンデンサ35
と第2のホールドコンデンサ36とを並列接続した重畳
電圧が電流バッファ38に出力される。電流バッファ3
8は、この重畳電圧を電流増幅して信号線Xiに出力す
る。
【0036】電流バッファ38は、入力インピーダンス
が高い回路構成になっており、制御回路22から送出さ
れた制御信号OEによりその出力が制御されている。
が高い回路構成になっており、制御回路22から送出さ
れた制御信号OEによりその出力が制御されている。
【0037】図4に各スイッチの制御信号のタイミング
を示す。
を示す。
【0038】まず、第1のデコーダ31と第2のデコー
ダ32の出力がオンとなり、書き込み期間の間このオン
状態が続き、この間第1のホールドコンデンサ35と第
2のホールドコンデンサ36に所定の電圧が印加され
る。その後、第1のデコーダ31と第2のデコーダ32
の出力がオフとなり、僅かな期間過ぎた後、制御信号S
がオンとなり、第1のホールドコンデンサ35と第2の
ホールドコンデンサ36とが並列接続される。この後、
第1のホールドコンデンサ35と第2のホールドコンデ
ンサ36の電荷を平均化させる期間過ぎた後、制御信号
OEをオンし、所定期間第1のホールドコンデンサ35
と第2のホールドコンデンサ36とを並列接続した重畳
電圧が電流バッファ38に出力される。制御信号OEが
オフした後、制御信号Sがオフする。
ダ32の出力がオンとなり、書き込み期間の間このオン
状態が続き、この間第1のホールドコンデンサ35と第
2のホールドコンデンサ36に所定の電圧が印加され
る。その後、第1のデコーダ31と第2のデコーダ32
の出力がオフとなり、僅かな期間過ぎた後、制御信号S
がオンとなり、第1のホールドコンデンサ35と第2の
ホールドコンデンサ36とが並列接続される。この後、
第1のホールドコンデンサ35と第2のホールドコンデ
ンサ36の電荷を平均化させる期間過ぎた後、制御信号
OEをオンし、所定期間第1のホールドコンデンサ35
と第2のホールドコンデンサ36とを並列接続した重畳
電圧が電流バッファ38に出力される。制御信号OEが
オフした後、制御信号Sがオフする。
【0039】ここで、第1のホールドコンデンサ35に
液晶駆動電圧V1 が書き込まれたとすると、電荷Q1 は
Q1 =C1 ・V1 となる。同時に、第2のホールドコン
デンサ36に液晶駆動電圧V2 が書き込まれたとする
と、電荷Q2 はQ2 =C2 ・V2 となる。
液晶駆動電圧V1 が書き込まれたとすると、電荷Q1 は
Q1 =C1 ・V1 となる。同時に、第2のホールドコン
デンサ36に液晶駆動電圧V2 が書き込まれたとする
と、電荷Q2 はQ2 =C2 ・V2 となる。
【0040】その後、第1の電圧選択回路33内のスイ
ッチと第2の電圧選択回路34内のスイッチをオフし、
スイッチ37をオンすると、そのときの電荷Q0 は、 Q0 =Q1 +Q2 =C1 ・V1 +C2 ・V2 =(C1 +C2 )×V0 ここで、V0 は第1のホールドコンデンサ35及び第2
のホールドコンデンサ36に保持される重畳電圧として
の出力電圧である。また、第1のホールドコンデンサ3
5と第2のホールドコンデンサ36との容量比は1:n
であるから、出力電圧V0 は、 V0 =(C1 ・V1 +C2 ・V2 )/(C1 +C2 ) =(C1 ・V1 +n・C1 ・V2 )/(C1 +n・C1 ) =(V1 +n・V2 )/(1+n) となり、出力電圧V0 はV1 とV2 の中間電圧となる。
ッチと第2の電圧選択回路34内のスイッチをオフし、
スイッチ37をオンすると、そのときの電荷Q0 は、 Q0 =Q1 +Q2 =C1 ・V1 +C2 ・V2 =(C1 +C2 )×V0 ここで、V0 は第1のホールドコンデンサ35及び第2
のホールドコンデンサ36に保持される重畳電圧として
の出力電圧である。また、第1のホールドコンデンサ3
5と第2のホールドコンデンサ36との容量比は1:n
であるから、出力電圧V0 は、 V0 =(C1 ・V1 +C2 ・V2 )/(C1 +C2 ) =(C1 ・V1 +n・C1 ・V2 )/(C1 +n・C1 ) =(V1 +n・V2 )/(1+n) となり、出力電圧V0 はV1 とV2 の中間電圧となる。
【0041】また、第1のホールドコンデンサ35に液
晶駆動電圧V2 が書き込まれ、第2のホールドコンデン
サ36に液晶躯勤電圧V2 が書き込まれたとすると、出
力電圧V0 ´は、 V0 ´=(C1 ・V2 +C2 ・V1 )/(C1 +C2 ) =(C1 ・V2 +n・C1 ・V1 )/(C1 +n・C1 ) =(V2 +n・V1 )/(1+n) となり、出力電圧V0 ´はV1 とV2 の中間電圧とな
る。
晶駆動電圧V2 が書き込まれ、第2のホールドコンデン
サ36に液晶躯勤電圧V2 が書き込まれたとすると、出
力電圧V0 ´は、 V0 ´=(C1 ・V2 +C2 ・V1 )/(C1 +C2 ) =(C1 ・V2 +n・C1 ・V1 )/(C1 +n・C1 ) =(V2 +n・V1 )/(1+n) となり、出力電圧V0 ´はV1 とV2 の中間電圧とな
る。
【0042】ここで、C1 とC2 の容量比は異なるの
で、出力電圧V0 と出力電圧V0 ´とは異なる値の電圧
となる。
で、出力電圧V0 と出力電圧V0 ´とは異なる値の電圧
となる。
【0043】従って、この例の液晶表示装置では、mビ
ットの表示に対して2m/2 種類の液晶駆動電圧を信号線
駆動回路19に供給すればよいので、液晶駆動電圧の数
が従来のそれに比べ半分以上減らすことができ、液晶駆
動電圧を切り替えるためのスイッチの数も減らすことが
できる。よって、この例の液晶表示装置では、駆動関係
の回路を高集積化でき、またコストの削減も可能であ
る。
ットの表示に対して2m/2 種類の液晶駆動電圧を信号線
駆動回路19に供給すればよいので、液晶駆動電圧の数
が従来のそれに比べ半分以上減らすことができ、液晶駆
動電圧を切り替えるためのスイッチの数も減らすことが
できる。よって、この例の液晶表示装置では、駆動関係
の回路を高集積化でき、またコストの削減も可能であ
る。
【0044】本発明は、上述した例には限定されず、そ
の技術思想の範囲内において様々に変形して実施するこ
とが可能である。
の技術思想の範囲内において様々に変形して実施するこ
とが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数系統の電圧から2種類の電圧をそれぞれ選択して互
いに容量の異なる第1及び第2の容量素子に保持し、こ
れらを並列接続し得られる重畳電圧を多階調表示のため
の電圧としているので、表示階調数が増加したときでも
駆動電圧の数を抑えることができる。これにより、構成
を簡単化でき、高集積化やコスト削減が可能となる。
複数系統の電圧から2種類の電圧をそれぞれ選択して互
いに容量の異なる第1及び第2の容量素子に保持し、こ
れらを並列接続し得られる重畳電圧を多階調表示のため
の電圧としているので、表示階調数が増加したときでも
駆動電圧の数を抑えることができる。これにより、構成
を簡単化でき、高集積化やコスト削減が可能となる。
【図1】 本発明の原理を説明するための図。
【図2】 本発明を適用したアクティブマトリックス型
液晶表示装置の構成を示す図。
液晶表示装置の構成を示す図。
【図3】 図2に示した信号線駆動回路の構成を示す
図。
図。
【図4】 図3に示した各スイッチの制御信号のタイミ
ングを示す図。
ングを示す図。
【図5】 従来の多階調ディジタル画像信号での表示が
可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の信号線
駆動回路を示す図。
可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の信号線
駆動回路を示す図。
【図6】 液晶駆動電圧の波形図。
【図7】 従来の多階調ディジタル画像信号での表示が
可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の他の信
号線駆動回路を示す図。
可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置の他の信
号線駆動回路を示す図。
【図8】 図7に示した各スイッチの制御信号のタイミ
ングを示す図。
ングを示す図。
1 駆動装置 2 表示装置 3 第1の電圧選択手段 4 第2の電圧選択手段 5 第1の容量素子 6 第2の容量素子 7 スイッチ V1 、V2 、…、Vn 複数系統の電圧
Claims (4)
- 【請求項1】 異なる電圧により多階調表示を行う表示
装置を駆動する装置において、 複数系統の電圧を供給する電圧供給手段と、 前記複数系統の電圧から1つの電圧をそれぞれ選択する
第1及び第2の電圧選択手段と、 互いに容量を異にし、前記各電圧選択手段により選択さ
れた各電圧を保持する第1及び第2の容量素子と、 前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並列接続
して得られる重畳電圧を前記多階調表示のための電圧と
して前記表示装置に出力する手段とを具備することを特
徴とする表示装置の駆動装置。 - 【請求項2】 多階調ディジタル信号に応じた電圧を液
晶層に印加して多階調表示を行う液晶表示装置におい
て、 複数系統の電圧を供給する電圧供給手段と、 前記多階調ディジタル信号に応じて前記複数系統の電圧
から1つの電圧をそれぞれ選択する第1及び第2の電圧
選択手段と、 互いに容量を異にし、前記各電圧選択手段により選択さ
れた各電圧を保持する第1及び第2の容量素子と、 前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並列接続
して得られる重畳電圧に応じた電圧を前記液晶層に印加
する印加手段とを具備することを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の液晶表示装置において、 前記印加手段が、 前記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並列接続
するためのスイッチと、 前記並列接続して得られた重
畳電圧を電流増幅して前記液晶層に印加するバッファ回
路とを具備することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項4】 多階調ディジタル信号に応じた電圧を液
晶層に印加して多階調表示を行う液晶表示装置を駆動す
る方法において、 前記多階調ディジタル信号に応じて複数系統の電圧から
2種類の電圧を選択するステップと、 互いに容量を異にする第1及び第2の容量素子に、前記
選択した各電圧を保持するステップと、 前記第1及び第2の容量素子で電圧を保持した後に、前
記第1の容量素子と前記第2の容量素子とを並列接続す
るステップと、 前記並列接続して得られる重畳電圧に応じた電圧を前記
液晶層に印加するステップとを具備することを特徴とす
る液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5898696A JPH09251282A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 表示装置の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5898696A JPH09251282A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 表示装置の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09251282A true JPH09251282A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13100178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5898696A Withdrawn JPH09251282A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 表示装置の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09251282A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000347635A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-12-15 | Seiko Epson Corp | 表示体駆動装置、表示装置、携帯電子機器及び表示体駆動方法 |
JP2001343948A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-14 | Hitachi Ltd | ドライバ及び液晶ディスプレイ装置 |
US6567066B1 (en) | 1999-02-16 | 2003-05-20 | Nec Corporation | Driving circuit of display device |
JP2007041537A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Korea Advanced Inst Of Science & Technol | 平板ディスプレイ駆動用時分割サンプリングを利用したデジタルアナログ回路及びその具現方法とそれを利用したデータ駆動回路 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP5898696A patent/JPH09251282A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6567066B1 (en) | 1999-02-16 | 2003-05-20 | Nec Corporation | Driving circuit of display device |
USRE40739E1 (en) | 1999-02-16 | 2009-06-16 | Nec Electronics Corporation | Driving circuit of display device |
JP2000347635A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-12-15 | Seiko Epson Corp | 表示体駆動装置、表示装置、携帯電子機器及び表示体駆動方法 |
JP2001343948A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-14 | Hitachi Ltd | ドライバ及び液晶ディスプレイ装置 |
JP2007041537A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Korea Advanced Inst Of Science & Technol | 平板ディスプレイ駆動用時分割サンプリングを利用したデジタルアナログ回路及びその具現方法とそれを利用したデータ駆動回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |