JPH09224151A - 画像形成複写方法及び装置 - Google Patents
画像形成複写方法及び装置Info
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- JPH09224151A JPH09224151A JP8050794A JP5079496A JPH09224151A JP H09224151 A JPH09224151 A JP H09224151A JP 8050794 A JP8050794 A JP 8050794A JP 5079496 A JP5079496 A JP 5079496A JP H09224151 A JPH09224151 A JP H09224151A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用途に応じた最適な両面出力結果を得ること
ができる画像形成複写方法及び装置を提供する。 【解決手段】 両面モードにおいて、記録紙の各記録領
域に原稿画像が配置された後、上とじ代作成モードが設
定されているときは(ステップS901)、記録紙の裏
面領域に相当する画像メモリ内の領域c,dに記憶され
た画像が一体として180度され(ステップS90
2)、とじ代が作成され(ステップS903)、両面へ
の出力がなされる(ステップS904)。
ができる画像形成複写方法及び装置を提供する。 【解決手段】 両面モードにおいて、記録紙の各記録領
域に原稿画像が配置された後、上とじ代作成モードが設
定されているときは(ステップS901)、記録紙の裏
面領域に相当する画像メモリ内の領域c,dに記憶され
た画像が一体として180度され(ステップS90
2)、とじ代が作成され(ステップS903)、両面へ
の出力がなされる(ステップS904)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を読み取り、
読み取られた画像を記録媒体に出力する画像形成複写方
法及び装置に関するものである。
読み取られた画像を記録媒体に出力する画像形成複写方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、読み取られた画像を記録紙等
の記録媒体に直接出力するのではなく、読み取られた画
像を一旦画像メモリに記憶し、複数の原稿から読み取ら
れた画像を同一の記録面上にレイアウトするレイアウト
モードや、記録媒体の両面に出力する両面モード等の機
能を備えた画像形成複写装置が知られている。また、各
記録媒体の一辺にとじ代を設けるとじ代モードや、記録
媒体同士を留めるステイプルモード等の機能を備えた画
像形成複写装置も既に知られている。
の記録媒体に直接出力するのではなく、読み取られた画
像を一旦画像メモリに記憶し、複数の原稿から読み取ら
れた画像を同一の記録面上にレイアウトするレイアウト
モードや、記録媒体の両面に出力する両面モード等の機
能を備えた画像形成複写装置が知られている。また、各
記録媒体の一辺にとじ代を設けるとじ代モードや、記録
媒体同士を留めるステイプルモード等の機能を備えた画
像形成複写装置も既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成複写装置では、両面モードで画像を複写す
る場合、記録媒体の表面、裏面共に、常に同様の態様で
画像を出力していたため、両面モードがとじ代モードま
たはステイプルモードと同時に設定された場合、また
は、これに加えてレイアウトモードがさらに設定された
場合には、とじ代方向やステイプル方向によっては、出
力結果が見にくくなるという問題があった。例えば、上
部でとじられた記録媒体により出力結果を見る際、記録
媒体がめくられるために、記録媒体の裏面では、出力さ
れた画像が上下に反転されて見え、出力結果がみにく
い。このように両面モードの機能が有効に活かされない
という問題があった。
来の画像形成複写装置では、両面モードで画像を複写す
る場合、記録媒体の表面、裏面共に、常に同様の態様で
画像を出力していたため、両面モードがとじ代モードま
たはステイプルモードと同時に設定された場合、また
は、これに加えてレイアウトモードがさらに設定された
場合には、とじ代方向やステイプル方向によっては、出
力結果が見にくくなるという問題があった。例えば、上
部でとじられた記録媒体により出力結果を見る際、記録
媒体がめくられるために、記録媒体の裏面では、出力さ
れた画像が上下に反転されて見え、出力結果がみにく
い。このように両面モードの機能が有効に活かされない
という問題があった。
【0004】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、用途に応じた最
適な両面出力結果を得ることができる画像形成複写方法
及び装置を提供することにある。
めになされたものであり、その目的は、用途に応じた最
適な両面出力結果を得ることができる画像形成複写方法
及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像形成複写方法は、原稿の画像
を読み取る読み取り工程と、該読み取り工程において読
み取られた画像を記録面に出力する出力工程とを含む画
像形成複写方法において、前記記録面上で設定された方
向に係る情報を取得する取得工程と、前記設定された方
向に係る情報及び前記記録面の種類に応じて前記読み取
られた画像を回転する回転工程とを含むを特徴とする。
に本発明の請求項1の画像形成複写方法は、原稿の画像
を読み取る読み取り工程と、該読み取り工程において読
み取られた画像を記録面に出力する出力工程とを含む画
像形成複写方法において、前記記録面上で設定された方
向に係る情報を取得する取得工程と、前記設定された方
向に係る情報及び前記記録面の種類に応じて前記読み取
られた画像を回転する回転工程とを含むを特徴とする。
【0006】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の画像形成複写方法は、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記回転工程は、配置すべき画像の領域が前記記
録面に残された領域よりも小さい場合は該記録面へ前記
配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべき画像の
領域が前記記録面に残された領域よりも大きい場合は他
の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置工程を含
むことを特徴とする。
2の画像形成複写方法は、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記回転工程は、配置すべき画像の領域が前記記
録面に残された領域よりも小さい場合は該記録面へ前記
配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべき画像の
領域が前記記録面に残された領域よりも大きい場合は他
の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置工程を含
むことを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の画像形成複写装置は、原稿の画像を読み取る読み取
り手段と、該読み取り手段により読み取られた画像を記
録面に出力する出力手段とを備えた画像形成複写装置に
おいて、前記記録面上で設定された方向に係る情報を取
得する取得手段と、前記設定された方向に係る情報及び
前記記録面の種類に応じて前記読み取られた画像を回転
する回転手段とを備えたことを特徴とする。
3の画像形成複写装置は、原稿の画像を読み取る読み取
り手段と、該読み取り手段により読み取られた画像を記
録面に出力する出力手段とを備えた画像形成複写装置に
おいて、前記記録面上で設定された方向に係る情報を取
得する取得手段と、前記設定された方向に係る情報及び
前記記録面の種類に応じて前記読み取られた画像を回転
する回転手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の画像形成複写装置は、上記請求項3記載の構成にお
いて、前記回転手段は、配置すべき画像の領域が前記記
録面に残された領域よりも小さい場合は該記録面へ前記
配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべき画像の
領域が前記記録面に残された領域よりも大きい場合は他
の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置手段を備
えたことを特徴とする。
4の画像形成複写装置は、上記請求項3記載の構成にお
いて、前記回転手段は、配置すべき画像の領域が前記記
録面に残された領域よりも小さい場合は該記録面へ前記
配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべき画像の
領域が前記記録面に残された領域よりも大きい場合は他
の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置手段を備
えたことを特徴とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の画像形成複写装置は、上記請求項4記載の構成にお
いて、前記配置手段は、前記原稿のサイズに応じて前記
読み取られた画像のサイズを変更する変倍手段を備えた
ことを特徴とする。
5の画像形成複写装置は、上記請求項4記載の構成にお
いて、前記配置手段は、前記原稿のサイズに応じて前記
読み取られた画像のサイズを変更する変倍手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の画像形成複写装置は、上記請求項5記載の構成にお
いて、前記原稿のサイズを検出する検出手段を備えたこ
とを特徴とする。
6の画像形成複写装置は、上記請求項5記載の構成にお
いて、前記原稿のサイズを検出する検出手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の画像形成複写装置は、上記請求項4〜6のいずれか
1項に記載の構成において、前記回転は、前記記録面に
配置された画像を一体としてなされることを特徴とす
る。
7の画像形成複写装置は、上記請求項4〜6のいずれか
1項に記載の構成において、前記回転は、前記記録面に
配置された画像を一体としてなされることを特徴とす
る。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の画像形成複写装置は、上記請求項3〜7のいずれか
1項に記載の構成において、前記記録面の種類は、記録
紙の表面及び裏面であることを特徴とする。
8の画像形成複写装置は、上記請求項3〜7のいずれか
1項に記載の構成において、前記記録面の種類は、記録
紙の表面及び裏面であることを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の画像形成複写装置は、上記請求項3〜8のいずれか
1項に記載の構成において、前記方向は、前記記録面が
他の記録面と互いにとじられるための辺の方向であるこ
とを特徴とする。
9の画像形成複写装置は、上記請求項3〜8のいずれか
1項に記載の構成において、前記方向は、前記記録面が
他の記録面と互いにとじられるための辺の方向であるこ
とを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の画像形成複写装置は、上記請求項3〜9のいずれ
か1項に記載の構成において、前記回転手段による回転
の禁止を設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
10の画像形成複写装置は、上記請求項3〜9のいずれ
か1項に記載の構成において、前記回転手段による回転
の禁止を設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の画像形成複写装置は、上記請求項3〜10のいず
れか1項に記載の構成において、前記読み取りは、前記
原稿の最後の頁から行われることを特徴とする。
11の画像形成複写装置は、上記請求項3〜10のいず
れか1項に記載の構成において、前記読み取りは、前記
原稿の最後の頁から行われることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0017】(実施の第1形態)図1は、本発明の実施
の第1形態に係る画像形成複写装置の全体構成を示すブ
ロック図である。同図中、107はCPU(中央制御装
置)回路部であり、CPU107には、画像読取部10
1、画像処理部102、画像データセレクタ103、画
像記録部104、画像メモリ105、操作部106及び
フィーダ部108が接続されている。これらの要素全体
の動作はCPU107によって制御される。
の第1形態に係る画像形成複写装置の全体構成を示すブ
ロック図である。同図中、107はCPU(中央制御装
置)回路部であり、CPU107には、画像読取部10
1、画像処理部102、画像データセレクタ103、画
像記録部104、画像メモリ105、操作部106及び
フィーダ部108が接続されている。これらの要素全体
の動作はCPU107によって制御される。
【0018】画像読取部101、画像処理部102及び
画像データセレクタ103は、直列に接続されている。
画像データセレクタ103には、画像メモリ105及び
画像記録部104がデータバスにより接続されている。
画像記録部104と画像メモリ105とは、画像回転部
109を介して接続されている。
画像データセレクタ103は、直列に接続されている。
画像データセレクタ103には、画像メモリ105及び
画像記録部104がデータバスにより接続されている。
画像記録部104と画像メモリ105とは、画像回転部
109を介して接続されている。
【0019】画像読取部101は、原稿の画像の反射光
を入力するための光学系、光学系で得られた反射光をア
ナログ信号に変換するCCD(電荷結合素子)、及びこ
のCCDで得られたアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/Dコンバータ(いずれも図示せず)等から構成
され、原稿画像を読み取って、その読み取られた画像情
報を画像処理部102に送出する。
を入力するための光学系、光学系で得られた反射光をア
ナログ信号に変換するCCD(電荷結合素子)、及びこ
のCCDで得られたアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/Dコンバータ(いずれも図示せず)等から構成
され、原稿画像を読み取って、その読み取られた画像情
報を画像処理部102に送出する。
【0020】画像処理部102は、シェーディング補正
回路、光色濃度変換回路、及び操作者の指示に基づき、
画像の変倍、移動、装飾等の編集を行う画像編集回路等
から構成され、画像読取部101から入力された画像情
報を補正・編集し、画像データセレクタ103に送出す
る。
回路、光色濃度変換回路、及び操作者の指示に基づき、
画像の変倍、移動、装飾等の編集を行う画像編集回路等
から構成され、画像読取部101から入力された画像情
報を補正・編集し、画像データセレクタ103に送出す
る。
【0021】画像データセレクタ103は、データバス
切り換え回路及び画像情報切り換え・合成回路等(いず
れも図示せず)から構成される。データバス切り換え回
路では、画像処理部102より入力された画像情報が、
画像記録部104に送出されるか、若しくは画像メモリ
105に送出されるかが、後述するCPU回路部107
の指示により切り換えられる。また、画像情報切り換え
・合成回路では、画像処理部102より入力された画像
情報の切り換え、若しくは合成が行われる。
切り換え回路及び画像情報切り換え・合成回路等(いず
れも図示せず)から構成される。データバス切り換え回
路では、画像処理部102より入力された画像情報が、
画像記録部104に送出されるか、若しくは画像メモリ
105に送出されるかが、後述するCPU回路部107
の指示により切り換えられる。また、画像情報切り換え
・合成回路では、画像処理部102より入力された画像
情報の切り換え、若しくは合成が行われる。
【0022】画像記録部104は、画像データセレクタ
103より入力された画像情報に係る濃度信号に基づい
て、記録媒体としての記録紙(図示せず)に画像を複写
・出力する。画像回転部109は、画像データセレクタ
103と画像記録部104の間のデータバス及び画像メ
モリ105に接続され、画像データセレクタ103より
入力された画像情報を読み出し、後述するCPU回路部
107の指示に基づき画像を回転させると共に、回転さ
れた画像に係る情報を画像メモリ105に再び格納する
か、若しくは画像記録部104に送出する。
103より入力された画像情報に係る濃度信号に基づい
て、記録媒体としての記録紙(図示せず)に画像を複写
・出力する。画像回転部109は、画像データセレクタ
103と画像記録部104の間のデータバス及び画像メ
モリ105に接続され、画像データセレクタ103より
入力された画像情報を読み出し、後述するCPU回路部
107の指示に基づき画像を回転させると共に、回転さ
れた画像に係る情報を画像メモリ105に再び格納する
か、若しくは画像記録部104に送出する。
【0023】画像メモリ105は、画像データセレクタ
103から入力された画像情報及び画像回転部109か
ら入力された画像情報を格納する。
103から入力された画像情報及び画像回転部109か
ら入力された画像情報を格納する。
【0024】CPU回路部107は、制御プログラム、
エラー処理プログラム、レイアウト方式決定プログラム
等を格納するROM(読み出し専用メモリ)111と、
各種のプログラム実行の際にワークエリア等として使用
されるRAM(ランダムアクセスメモリ)110と、各
種タイマ制御部(図示せず)等とを含む。CPU回路部
107は、後述する処理により、画像の記録紙へのレイ
アウトを決定し、画像記録部104による各記録面への
出力の際における、画像回転部109による画像の回転
角度を算出する。
エラー処理プログラム、レイアウト方式決定プログラム
等を格納するROM(読み出し専用メモリ)111と、
各種のプログラム実行の際にワークエリア等として使用
されるRAM(ランダムアクセスメモリ)110と、各
種タイマ制御部(図示せず)等とを含む。CPU回路部
107は、後述する処理により、画像の記録紙へのレイ
アウトを決定し、画像記録部104による各記録面への
出力の際における、画像回転部109による画像の回転
角度を算出する。
【0025】操作部106は、画像編集の内容、コピー
すべき枚数、変倍率等の画像複写動作等に関する指示情
報を、後述する各種キーの操作者による操作により、画
像処理部102に対して送出する。また、操作部106
は、操作時における内容を表示するための表示部(図示
せず)を備えている。
すべき枚数、変倍率等の画像複写動作等に関する指示情
報を、後述する各種キーの操作者による操作により、画
像処理部102に対して送出する。また、操作部106
は、操作時における内容を表示するための表示部(図示
せず)を備えている。
【0026】フィーダ部108は、フィーダコピーの命
令が選択された場合に、原稿の給送、原稿枚数の計数、
原稿サイズの検出等を行い、検出信号をCPU回路部1
07に送出する。なお、検出された原稿サイズの情報
は、RAM110中のバッファに一時格納される。
令が選択された場合に、原稿の給送、原稿枚数の計数、
原稿サイズの検出等を行い、検出信号をCPU回路部1
07に送出する。なお、検出された原稿サイズの情報
は、RAM110中のバッファに一時格納される。
【0027】図2は、本実施の形態に係る画像形成複写
装置の構成の概略を示す断面図である。同図により、画
像複写動作を説明する。
装置の構成の概略を示す断面図である。同図により、画
像複写動作を説明する。
【0028】まず、後述するコピースタートキーが押下
されると、原稿給送部(図示せず)に載置された原稿
(図示せず)が原稿台ガラス1面上に給送され、スキャ
ナ2のランプが点灯されて、スキャナユニット3が移動
することにより、原稿が照射される。照射された光の反
射による原稿の反射光は、ミラー4,5,6を介してレ
ンズ7を通過し、イメージセンサ部8に入力される。
されると、原稿給送部(図示せず)に載置された原稿
(図示せず)が原稿台ガラス1面上に給送され、スキャ
ナ2のランプが点灯されて、スキャナユニット3が移動
することにより、原稿が照射される。照射された光の反
射による原稿の反射光は、ミラー4,5,6を介してレ
ンズ7を通過し、イメージセンサ部8に入力される。
【0029】イメージセンサ部8に入力された反射光に
係る画像情報は、CPU回路部107によって制御され
る信号によって処理され、露光制御部9に直接入力され
るか、あるいは、図示しない画像メモリに一旦記憶さ
れ、処理されてから再び読み出されて露光制御部9に入
力される。そして、入力された反射光に係る画像情報
は、露光制御部9により光信号に変換され、変調され
て、感光体10に照射される。この照射によって、感光
体10上には潜像が形成され、現像器11あるいは現像
器12によって現像される。現像された画像は、被転写
紙に転写されてトナー像となり、定着部13にて被転写
紙に定着された後、排紙部14から装置外部へ記録紙と
して排出される。なお、両面印刷される場合には、フラ
ッパ15により両面搬送部15,16,17へと搬送さ
れる。
係る画像情報は、CPU回路部107によって制御され
る信号によって処理され、露光制御部9に直接入力され
るか、あるいは、図示しない画像メモリに一旦記憶さ
れ、処理されてから再び読み出されて露光制御部9に入
力される。そして、入力された反射光に係る画像情報
は、露光制御部9により光信号に変換され、変調され
て、感光体10に照射される。この照射によって、感光
体10上には潜像が形成され、現像器11あるいは現像
器12によって現像される。現像された画像は、被転写
紙に転写されてトナー像となり、定着部13にて被転写
紙に定着された後、排紙部14から装置外部へ記録紙と
して排出される。なお、両面印刷される場合には、フラ
ッパ15により両面搬送部15,16,17へと搬送さ
れる。
【0030】図3は、本実施の形態に係る画像形成複写
装置における操作部106の詳細な構成を示す図であ
る。
装置における操作部106の詳細な構成を示す図であ
る。
【0031】電源スイッチ5001は、画像形成複写装
置100への通電を制御するのに用いられる。リセット
キー5002は、スタンバイ状態から標準モードに復帰
させるときに用いられる。コピースタートキー5003
は、複写動作を開始するときに用いられる。クリアキー
5004は、設定,算出された数値をクリアするときに
用いられる。
置100への通電を制御するのに用いられる。リセット
キー5002は、スタンバイ状態から標準モードに復帰
させるときに用いられる。コピースタートキー5003
は、複写動作を開始するときに用いられる。クリアキー
5004は、設定,算出された数値をクリアするときに
用いられる。
【0032】IDキー5005は、特定の操作者以外の
者による複写動作を禁止するためのキーであり、所定の
識別情報を入力しない限り複写動作ができないように構
成されている。ストップキー5006は、コピー動作の
中断・中止をするときに用いられる。ガイドキー500
7は、各機能に関する情報を知りたいときに用いられ
る。
者による複写動作を禁止するためのキーであり、所定の
識別情報を入力しない限り複写動作ができないように構
成されている。ストップキー5006は、コピー動作の
中断・中止をするときに用いられる。ガイドキー500
7は、各機能に関する情報を知りたいときに用いられ
る。
【0033】上カーソルキー5008は、各機能設定画
面において、ポインタを上側に移動させるときに用いら
れる。下カーソルキー5009は、各機能設定画面にお
いて、ポインタを下側に移動させるときに用いられる。
これと同様に、ポインタの左右移動のための右カーソル
キー5010及び左カーソルキー5011が設けられて
いる。
面において、ポインタを上側に移動させるときに用いら
れる。下カーソルキー5009は、各機能設定画面にお
いて、ポインタを下側に移動させるときに用いられる。
これと同様に、ポインタの左右移動のための右カーソル
キー5010及び左カーソルキー5011が設けられて
いる。
【0034】OKキー5012は、各機能設定画面にお
いて、機能の設定を確定させるときに用いられる。キー
5013は、各機能設定画面において、画面5052内
の右下に出力表示された事項の実行を指示するときに用
いられる。定形縮小キー5014は、複写の際におい
て、定形サイズを他の定形サイズに縮小するときに用い
られる。キー5015は、等倍複写モードを選択すると
きに用いられる。定形拡大キー5016は、複写の際に
おいて、定形サイズを他の定形サイズに拡大するときに
用いられる。カセット選択キー5017は、複写に用い
られるカセット段を選択するときに用いられる。コピー
濃度調整キー5018及びコピー濃度5020は、複写
濃度の調整に用いられる。AEキー5019は、原稿の
濃度に対して複写濃度を自動的に調整するときに用いら
れる。キー5021は、ソータの動作を指定し、ソー
ト、ステイプルソート、グループ等を設定するときに用
いられる。予熱キー5022は、予熱モードをON/O
FFするときに用いられる。割り込みキー5023は、
複写中に割り込みして複写したいときに用いられる。テ
ンキー5024は、種々の数値を入力するときに用いら
れる。
いて、機能の設定を確定させるときに用いられる。キー
5013は、各機能設定画面において、画面5052内
の右下に出力表示された事項の実行を指示するときに用
いられる。定形縮小キー5014は、複写の際におい
て、定形サイズを他の定形サイズに縮小するときに用い
られる。キー5015は、等倍複写モードを選択すると
きに用いられる。定形拡大キー5016は、複写の際に
おいて、定形サイズを他の定形サイズに拡大するときに
用いられる。カセット選択キー5017は、複写に用い
られるカセット段を選択するときに用いられる。コピー
濃度調整キー5018及びコピー濃度5020は、複写
濃度の調整に用いられる。AEキー5019は、原稿の
濃度に対して複写濃度を自動的に調整するときに用いら
れる。キー5021は、ソータの動作を指定し、ソー
ト、ステイプルソート、グループ等を設定するときに用
いられる。予熱キー5022は、予熱モードをON/O
FFするときに用いられる。割り込みキー5023は、
複写中に割り込みして複写したいときに用いられる。テ
ンキー5024は、種々の数値を入力するときに用いら
れる。
【0035】マーカー処理キー5025は、トリミン
グ、マスキング、部分処理(輪郭処理、網処理、影つけ
処理、ネガポジ処理)を設定するときに用いられる。パ
ターン化処理キー5026は、色をパターン化して表現
したり、濃度差で表現したりするときに用いられる。色
消去キー5027は、特定色を消去するときに用いられ
る。画質キー5028は、画質の設定を行うときに用い
られる。ネガポジキー5029は、ネガポジ処理を行う
ときに用いられる。イメージクリエイトキー5030
は、輪郭処理、影つけ処理、網処理、斜体処理、ミラー
処理、リピート処理を行うときに用いられる。トリミン
グキー5031は、エリアを指定し、トリミングをする
ときに用いられる。マスキングキー5032は、エリア
を指定し、マスキングをするときに用いられる。部分処
理キー5033は、エリアを指定し、その後、上記部分
処理を設定するときに用いられる。枠消しキー5034
は、モードに合わせて枠消しを行うときに用いられる。
モードには、シート枠消し(シートサイズに対して枠を
作成する)、原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作
成する)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに合わ
せて枠と中央に空白を作成する。なお、ブック見開きサ
イズ指定有り)、パンチ穴消し(穴消し幅設定有り)等
がある。
グ、マスキング、部分処理(輪郭処理、網処理、影つけ
処理、ネガポジ処理)を設定するときに用いられる。パ
ターン化処理キー5026は、色をパターン化して表現
したり、濃度差で表現したりするときに用いられる。色
消去キー5027は、特定色を消去するときに用いられ
る。画質キー5028は、画質の設定を行うときに用い
られる。ネガポジキー5029は、ネガポジ処理を行う
ときに用いられる。イメージクリエイトキー5030
は、輪郭処理、影つけ処理、網処理、斜体処理、ミラー
処理、リピート処理を行うときに用いられる。トリミン
グキー5031は、エリアを指定し、トリミングをする
ときに用いられる。マスキングキー5032は、エリア
を指定し、マスキングをするときに用いられる。部分処
理キー5033は、エリアを指定し、その後、上記部分
処理を設定するときに用いられる。枠消しキー5034
は、モードに合わせて枠消しを行うときに用いられる。
モードには、シート枠消し(シートサイズに対して枠を
作成する)、原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作
成する)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに合わ
せて枠と中央に空白を作成する。なお、ブック見開きサ
イズ指定有り)、パンチ穴消し(穴消し幅設定有り)等
がある。
【0036】とじ代キー5035は、記録紙の一端(上
下左右のいずれか一辺)にとじ代を設けるように画像を
出力させるときに用いられる。移動キー5036は、画
像を移動したいときに用いられる。移動には、平行移動
(上下左右)センタ移動、コーナ移動、指定移動(ポイ
ント移動)がある。
下左右のいずれか一辺)にとじ代を設けるように画像を
出力させるときに用いられる。移動キー5036は、画
像を移動したいときに用いられる。移動には、平行移動
(上下左右)センタ移動、コーナ移動、指定移動(ポイ
ント移動)がある。
【0037】ズームキー5037は、複写倍率設定する
ときに用いられ、25%〜400%まで、1%刻みで設
定でき、また、主走査方向と副走査方向とで独立に設定
できる。オート変倍キー5038は、記録紙のサイズに
合わせて出力画像を自動的に拡大・縮小するときに用い
られる。また、主走査方向と副走査方向とで独立に自動
変倍できる。拡大連写キー5039は、1枚の画像を拡
大すると共に、複数枚の記録面への複写を行うときに用
いられる。
ときに用いられ、25%〜400%まで、1%刻みで設
定でき、また、主走査方向と副走査方向とで独立に設定
できる。オート変倍キー5038は、記録紙のサイズに
合わせて出力画像を自動的に拡大・縮小するときに用い
られる。また、主走査方向と副走査方向とで独立に自動
変倍できる。拡大連写キー5039は、1枚の画像を拡
大すると共に、複数枚の記録面への複写を行うときに用
いられる。
【0038】縮小レイアウトキー5040は、複数の画
像を縮小して1つの記録面へ収めるように複写を行うと
きに用いられる。なお、この縮小レイアウトキーによる
モードを「縮小レイアウトモード」と称する。縮小レイ
アウトモードには、例えば4枚の原稿の画像を1つの記
録面に複写する場合(以下「4in1」と称する)や、
2枚の原稿の画像を1つの記録面に複写する場合(以下
「2in1」と称する)などがあるが、元の原稿の枚数
に特に制限はない。
像を縮小して1つの記録面へ収めるように複写を行うと
きに用いられる。なお、この縮小レイアウトキーによる
モードを「縮小レイアウトモード」と称する。縮小レイ
アウトモードには、例えば4枚の原稿の画像を1つの記
録面に複写する場合(以下「4in1」と称する)や、
2枚の原稿の画像を1つの記録面に複写する場合(以下
「2in1」と称する)などがあるが、元の原稿の枚数
に特に制限はない。
【0039】連写キー5043は、原稿台ガラス面1上
の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚の複写をす
る連続複写を行いたいときに用いられる(ページ連写、
両面連写等)。両面キー5044は、両面の内容を出力
するときに用いられる(片面両面、ページ連写両面、両
面両面等)。多重キー5045は、多重を行うときに用
いられる(多重、ページ連写多重等)。メモリーキー5
046は、メモリを使用したモードにより複写動作を行
うときに用いられる(メモリ合成、エリア合成、透かし
合成等)。プロジェクターキー5047は、プロジェク
タを利用するときに用いられる。プリンターキー504
8は、出力に関する設定を行うときに用いられる。原稿
混載キー5050は、フィーダを使用して複写を行う際
に、原稿のサイズのうち、幅が同一で長さが異なるとき
に用いられる。モードメモリキー5051は、設定され
た複写モードを登録するため、登録された複写モードを
呼び出すときに用いられる。表示画面5052は、本装
置の状態、複写枚数、複写倍率、複写用紙サイズなどを
表示すると共に、複写モード設定中において、設定され
る内容を表示するときに用いられる。
の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚の複写をす
る連続複写を行いたいときに用いられる(ページ連写、
両面連写等)。両面キー5044は、両面の内容を出力
するときに用いられる(片面両面、ページ連写両面、両
面両面等)。多重キー5045は、多重を行うときに用
いられる(多重、ページ連写多重等)。メモリーキー5
046は、メモリを使用したモードにより複写動作を行
うときに用いられる(メモリ合成、エリア合成、透かし
合成等)。プロジェクターキー5047は、プロジェク
タを利用するときに用いられる。プリンターキー504
8は、出力に関する設定を行うときに用いられる。原稿
混載キー5050は、フィーダを使用して複写を行う際
に、原稿のサイズのうち、幅が同一で長さが異なるとき
に用いられる。モードメモリキー5051は、設定され
た複写モードを登録するため、登録された複写モードを
呼び出すときに用いられる。表示画面5052は、本装
置の状態、複写枚数、複写倍率、複写用紙サイズなどを
表示すると共に、複写モード設定中において、設定され
る内容を表示するときに用いられる。
【0040】図4、図5は本実施の形態における原稿枚
数カウント処理の手順を示すフローチャートである。本
処理では、「2in1」の両面モードの場合のカウント
手順を示す。また、下給紙の方式により、原稿は最終頁
から給送され、本処理はCPU回路部107により実行
される。
数カウント処理の手順を示すフローチャートである。本
処理では、「2in1」の両面モードの場合のカウント
手順を示す。また、下給紙の方式により、原稿は最終頁
から給送され、本処理はCPU回路部107により実行
される。
【0041】「2in1」両面モードの場合は、記録紙
の各記録面は2つの領域に分割され、読み取られた原稿
画像は、分割された各領域に順々に配置される。そして
すべての原稿画像がレイアウトされた際における、配置
に費やした領域の総数(以下「総数sum」という)を
求める。ここで、空白とされた領域もカウントされる。
また、本処理で用いられる原稿のサイズはA3版および
A4版の2種であり、記録紙のサイズはA3版であるも
のとする。従って、記録紙の記録領域は片面につき2つ
のA4サイズの領域に分割されるものとする。
の各記録面は2つの領域に分割され、読み取られた原稿
画像は、分割された各領域に順々に配置される。そして
すべての原稿画像がレイアウトされた際における、配置
に費やした領域の総数(以下「総数sum」という)を
求める。ここで、空白とされた領域もカウントされる。
また、本処理で用いられる原稿のサイズはA3版および
A4版の2種であり、記録紙のサイズはA3版であるも
のとする。従って、記録紙の記録領域は片面につき2つ
のA4サイズの領域に分割されるものとする。
【0042】まず、前回および前々回に読み取られた原
稿のサイズ情報が記憶されているRAM110内のバッ
ファ(以下「サイズバッファ」という)の初期化が行わ
れる(ステップS401)。この初期化では、前回及び
前々回共にラージサイズ(A3版)であるとする。なお
前々回については必ずしもラージサイズとする必要はな
い。
稿のサイズ情報が記憶されているRAM110内のバッ
ファ(以下「サイズバッファ」という)の初期化が行わ
れる(ステップS401)。この初期化では、前回及び
前々回共にラージサイズ(A3版)であるとする。なお
前々回については必ずしもラージサイズとする必要はな
い。
【0043】次に、読み取られた原稿の画像が記録紙の
記録面に全てレイアウトされた際における、総数sum
を0にセットすることにより初期化される(ステップS
402)。
記録面に全てレイアウトされた際における、総数sum
を0にセットすることにより初期化される(ステップS
402)。
【0044】続いて、原稿が最終頁から1枚給送され
(ステップS403)。給送された原稿のサイズが検出
され(ステップS404)、余白作成フラグflagが
「0」にセットされる。ここで、余白作成flagは、
「既に読み取られた原稿のサイズが、ラージサイズ(A
3版)、スモールサイズ(A4版)の順であった場合に
おいて、その次に読み取られた原稿のサイズがラージサ
イズであるときは、次の記録領域を空白にする(画像を
配置しない)」という条件が設定されていることを
「1」で示すものであり、ラージサイズの原稿の画像が
分割されることなく、同一の記録面上に配置されるよう
に処理するためのフラグである。
(ステップS403)。給送された原稿のサイズが検出
され(ステップS404)、余白作成フラグflagが
「0」にセットされる。ここで、余白作成flagは、
「既に読み取られた原稿のサイズが、ラージサイズ(A
3版)、スモールサイズ(A4版)の順であった場合に
おいて、その次に読み取られた原稿のサイズがラージサ
イズであるときは、次の記録領域を空白にする(画像を
配置しない)」という条件が設定されていることを
「1」で示すものであり、ラージサイズの原稿の画像が
分割されることなく、同一の記録面上に配置されるよう
に処理するためのフラグである。
【0045】次に、前回に読み取られた原稿のサイズが
スモールサイズであるか否かが判別され(ステップS4
06)、スモールサイズでないときはステップS409
に進む一方、スモールサイズであるときは、前々回に読
み取られた原稿のサイズがラージサイズであるか否かが
判別される(ステップS407)。その判別の結果、ラ
ージサイズでないときは、直ちにステップS409へ進
む一方、ラージサイズであるときは、余白作成フラグf
lagが「1」にセットされてから(ステップS40
8)ステップS409へ進む。
スモールサイズであるか否かが判別され(ステップS4
06)、スモールサイズでないときはステップS409
に進む一方、スモールサイズであるときは、前々回に読
み取られた原稿のサイズがラージサイズであるか否かが
判別される(ステップS407)。その判別の結果、ラ
ージサイズでないときは、直ちにステップS409へ進
む一方、ラージサイズであるときは、余白作成フラグf
lagが「1」にセットされてから(ステップS40
8)ステップS409へ進む。
【0046】その結果、ステップS408の処理の後、
またはステップS407で、前々回のサイズがラージサ
イズでない場合、若しくはステップS406で前回のサ
イズがスモールサイズでない場合は、いずれもステップ
S409へ進む。
またはステップS407で、前々回のサイズがラージサ
イズでない場合、若しくはステップS406で前回のサ
イズがスモールサイズでない場合は、いずれもステップ
S409へ進む。
【0047】続くステップS409では、今回読み取ら
れた原稿のサイズがラージサイズであるか否かが判別さ
れ、ラージサイズでないときは、総数sumに「1」が
加算されて新たな総数sumとされる一方(ステップS
410)、ラージサイズであるときは、総数sumに余
白作成フラグflagの設定値(1または0)と、
「2」とが加算されて、新たな総数sumとされる(ス
テップS411)。
れた原稿のサイズがラージサイズであるか否かが判別さ
れ、ラージサイズでないときは、総数sumに「1」が
加算されて新たな総数sumとされる一方(ステップS
410)、ラージサイズであるときは、総数sumに余
白作成フラグflagの設定値(1または0)と、
「2」とが加算されて、新たな総数sumとされる(ス
テップS411)。
【0048】続いて図5のフローチャートに移り、サイ
ズバッファに格納された前々回に読み取られた原稿のサ
イズ情報が、前回に読み取られた原稿のサイズ情報に更
新され(ステップS412)、前回に読み取られた原稿
のサイズ情報が今回読み取られた原稿のサイズ情報に更
新されて(ステップS413)、画像読取部101によ
って読み取られた原稿が排出され(ステップS41
4)、当該原稿が最終(最初の頁)であるか否かが判別
される(ステップS415)。
ズバッファに格納された前々回に読み取られた原稿のサ
イズ情報が、前回に読み取られた原稿のサイズ情報に更
新され(ステップS412)、前回に読み取られた原稿
のサイズ情報が今回読み取られた原稿のサイズ情報に更
新されて(ステップS413)、画像読取部101によ
って読み取られた原稿が排出され(ステップS41
4)、当該原稿が最終(最初の頁)であるか否かが判別
される(ステップS415)。
【0049】ステップS415の判別の結果、当該原稿
が最終でないときは、前記ステップS403へ戻る一
方、最終であるときは、前記ステップS413にて更新
された、前回に読み取られた原稿のサイズがスモールサ
イズであるか否かが判別される(ステップS416)。
その判別の結果、スモールサイズであるときは、前記ス
テップS412にて更新された、前々回に読み取られた
原稿のサイズがラージサイズであるか否かが判別される
(ステップS417)。その結果、前回がスモールサイ
ズでかつ前々回がラージサイズである場合にのみステッ
プS418へ進み、それ以外の場合は直ちにステップS
419へ進む。
が最終でないときは、前記ステップS403へ戻る一
方、最終であるときは、前記ステップS413にて更新
された、前回に読み取られた原稿のサイズがスモールサ
イズであるか否かが判別される(ステップS416)。
その判別の結果、スモールサイズであるときは、前記ス
テップS412にて更新された、前々回に読み取られた
原稿のサイズがラージサイズであるか否かが判別される
(ステップS417)。その結果、前回がスモールサイ
ズでかつ前々回がラージサイズである場合にのみステッ
プS418へ進み、それ以外の場合は直ちにステップS
419へ進む。
【0050】ステップS418では、総数sumに
「1」が加算されて、新たな総数sumとされる。これ
により、最終頁の配置領域が適切に決定される。
「1」が加算されて、新たな総数sumとされる。これ
により、最終頁の配置領域が適切に決定される。
【0051】続くステップS419では、総数sumが
確定されて、本処理を終了する。
確定されて、本処理を終了する。
【0052】本処理により、ラージサイズの原稿画像が
別々の記録面に分割されないように、適当に空白が作成
され、最終的に記録紙に出力したならば、必要となるで
あろう領域の数(総数sum)が、原稿サイズに応じて
適切に算出される。
別々の記録面に分割されないように、適当に空白が作成
され、最終的に記録紙に出力したならば、必要となるで
あろう領域の数(総数sum)が、原稿サイズに応じて
適切に算出される。
【0053】図6は、本実施の形態に係る画像形成複写
装置で用いられる記録紙の記録領域を示す概念図であ
る。この記録紙は、表面及び裏面の2つの記録面を有
し、且つ、各記録面は、本装置での画像配置上、2つの
記録領域に分割されいてる。従って、記録紙の記録領域
(表裏各2つ)に対応する画像メモリ105内の記録領
域を、領域a,b,c,dと呼ぶ。
装置で用いられる記録紙の記録領域を示す概念図であ
る。この記録紙は、表面及び裏面の2つの記録面を有
し、且つ、各記録面は、本装置での画像配置上、2つの
記録領域に分割されいてる。従って、記録紙の記録領域
(表裏各2つ)に対応する画像メモリ105内の記録領
域を、領域a,b,c,dと呼ぶ。
【0054】図7、図8は、本実施の形態に係る画像形
成複写装置における画像レイアウトの処理手順を示すフ
ローチャートである。本処理は、CPU回路部107に
より実行される。
成複写装置における画像レイアウトの処理手順を示すフ
ローチャートである。本処理は、CPU回路部107に
より実行される。
【0055】本処理では、図4、図5の処理で得られた
総数sumを用いて、原稿の最終頁から順に、記録紙の
記録領域への配置がなされる。本処理も、前述した図
4、図5の処理の場合と同様の「2in1」の両面モー
ドという条件の下で実行されるものとし、記録紙の表
面、裏面共に、各々記録領域が2つに分割され、これら
の領域に画像が配置される。
総数sumを用いて、原稿の最終頁から順に、記録紙の
記録領域への配置がなされる。本処理も、前述した図
4、図5の処理の場合と同様の「2in1」の両面モー
ドという条件の下で実行されるものとし、記録紙の表
面、裏面共に、各々記録領域が2つに分割され、これら
の領域に画像が配置される。
【0056】まず、既に確定している総数sumが読み
込まれ(ステップS701)、原稿が下給紙方式により
最終頁から給紙されると共に原稿画像が読み取られ、
(ステップS702)、その原稿のサイズが検出されて
(ステップS703)、余り数adrsが算出される
(ステップS704)。余り数adrsは、総数sum
を4(1枚の記録紙の両面に存在する記録領域の数)で
割った余りとして得られ、この余り数adrs及び配置
される原稿のサイズに基づいて、配置領域が決定され
る。
込まれ(ステップS701)、原稿が下給紙方式により
最終頁から給紙されると共に原稿画像が読み取られ、
(ステップS702)、その原稿のサイズが検出されて
(ステップS703)、余り数adrsが算出される
(ステップS704)。余り数adrsは、総数sum
を4(1枚の記録紙の両面に存在する記録領域の数)で
割った余りとして得られ、この余り数adrs及び配置
される原稿のサイズに基づいて、配置領域が決定され
る。
【0057】次に、読み取られた原稿のサイズがラージ
サイズであるか否かが判別され(ステップS705)、
その判別の結果、ラージサイズであるときは、以下のス
テップS718〜ステップS734で、余り数adrs
の値に応じて異なる処理がなされる。
サイズであるか否かが判別され(ステップS705)、
その判別の結果、ラージサイズであるときは、以下のス
テップS718〜ステップS734で、余り数adrs
の値に応じて異なる処理がなされる。
【0058】まず、adrs=0が成立するか否かが判
別され(ステップS718)、成立しないときは、ad
rs=2が成立するか否かが判別され(ステップS72
1)、これも成立しないときは、adrs=3が成立す
るか否かが判別される(ステップS724)。
別され(ステップS718)、成立しないときは、ad
rs=2が成立するか否かが判別され(ステップS72
1)、これも成立しないときは、adrs=3が成立す
るか否かが判別される(ステップS724)。
【0059】その結果、ステップS718でadrs=
0が成立するときは、領域c及び領域dに当該原稿画像
が記憶され(ステップS719)、どの領域にどのサイ
ズの画像が記憶されたのかを記憶する出力バッファ(R
AM110内に設けられる)に、「領域c,dにはラー
ジサイズの画像が記憶された」事実が記憶され(ステッ
プS720)、ステップS730へ進む。
0が成立するときは、領域c及び領域dに当該原稿画像
が記憶され(ステップS719)、どの領域にどのサイ
ズの画像が記憶されたのかを記憶する出力バッファ(R
AM110内に設けられる)に、「領域c,dにはラー
ジサイズの画像が記憶された」事実が記憶され(ステッ
プS720)、ステップS730へ進む。
【0060】本処理では、最終頁から配置位置の決定が
行われており、余り数adrsが0のときは、当該原稿
のサイズがスモールサイズであれば、領域dに記憶でき
るが、ここではラージサイズであるため、領域dには収
まりきらない。そのため、1つ手前の領域cにまで、記
憶する領域を広げるようにしたものである。
行われており、余り数adrsが0のときは、当該原稿
のサイズがスモールサイズであれば、領域dに記憶でき
るが、ここではラージサイズであるため、領域dには収
まりきらない。そのため、1つ手前の領域cにまで、記
憶する領域を広げるようにしたものである。
【0061】ステップS721でadrs=2が成立す
るときは、領域a及び領域bにラージサイズである当該
原稿画像が記憶されると共に(ステップS722)、そ
の事実が出力バッファに記憶されて(ステップS72
3)、ステップS730へ進む。
るときは、領域a及び領域bにラージサイズである当該
原稿画像が記憶されると共に(ステップS722)、そ
の事実が出力バッファに記憶されて(ステップS72
3)、ステップS730へ進む。
【0062】ステップS724でadrs=3が成立す
るときは、領域a及び領域bに、ラージサイズである当
該原稿画像が記憶されると共に(ステップS725)、
その事実が出力バッファに記憶され(ステップS72
6)、領域cには記録領域が空白とされるような余白情
報が記憶される(ステップS727)。ここで、adr
s=3であるときは、本来は領域cに画像を記憶すべき
であるが、当該原稿画像のサイズがラージサイズであ
り、領域cには収まりきらない一方、一つ手前の領域b
に記憶領域を広げるのみでは、当該原稿画像が分離され
好ましくない。そこで、領域cに余白情報を記憶すると
共に、画像の記憶は、一つ手前の連続した領域である領
域a,bになされるようにしたものである。
るときは、領域a及び領域bに、ラージサイズである当
該原稿画像が記憶されると共に(ステップS725)、
その事実が出力バッファに記憶され(ステップS72
6)、領域cには記録領域が空白とされるような余白情
報が記憶される(ステップS727)。ここで、adr
s=3であるときは、本来は領域cに画像を記憶すべき
であるが、当該原稿画像のサイズがラージサイズであ
り、領域cには収まりきらない一方、一つ手前の領域b
に記憶領域を広げるのみでは、当該原稿画像が分離され
好ましくない。そこで、領域cに余白情報を記憶すると
共に、画像の記憶は、一つ手前の連続した領域である領
域a,bになされるようにしたものである。
【0063】このように、ステップS727で領域cに
余白を設けたので、続くステップS728では総数su
mから「1」が減算されて新たな総数sumとされ、領
域dにスモールサイズの画像が記憶されている場合に限
り、その画像が領域cに移動される(ステップS72
9)。これによって、画像が原稿の順番でいう最初の頁
の方向へ適切に詰められる。次いでステップS730へ
進む。
余白を設けたので、続くステップS728では総数su
mから「1」が減算されて新たな総数sumとされ、領
域dにスモールサイズの画像が記憶されている場合に限
り、その画像が領域cに移動される(ステップS72
9)。これによって、画像が原稿の順番でいう最初の頁
の方向へ適切に詰められる。次いでステップS730へ
進む。
【0064】ステップS730では、総数sumから
「2」が減算されて新たな総数sumとされ、図8のス
テップS735へ進む。
「2」が減算されて新たな総数sumとされ、図8のス
テップS735へ進む。
【0065】一方、前記ステップS724の判別の結
果、adrs=3が成立しないとき、すなわちadrs
=1であるときは、本来は、当該原稿画像は領域aに記
憶されるべきであるが、当該原稿画像がラージサイズで
あり、領域aには収まりきらないため、次のように処理
される。
果、adrs=3が成立しないとき、すなわちadrs
=1であるときは、本来は、当該原稿画像は領域aに記
憶されるべきであるが、当該原稿画像がラージサイズで
あり、領域aには収まりきらないため、次のように処理
される。
【0066】まず、総数sumから「1」が減算されて
新たな総数sumとされ(ステップS731)、領域a
には記録領域が空白とされるような余白情報が記憶され
(ステップS732)、領域bcdの画像を移動するこ
とにより領域a側に詰められる(ステップS733)。
この移動は次のようになされる。
新たな総数sumとされ(ステップS731)、領域a
には記録領域が空白とされるような余白情報が記憶され
(ステップS732)、領域bcdの画像を移動するこ
とにより領域a側に詰められる(ステップS733)。
この移動は次のようになされる。
【0067】まず、領域bにスモールサイズの画像が記
憶されており、且つ領域c,dに跨ってラージサイズの
画像が記憶されている場合は、領域bの画像を領域aに
移動する。また、領域b,c,dのそれぞれにスモール
サイズの画像が記憶されている場合は、それぞれ1領域
手前に移動、すなわち領域a,b,cに平行移動する。
これにより、記録紙に出力される際に、領域aに対応す
る各記録紙の最初の領域が空白となる不自然さを回避で
きる。
憶されており、且つ領域c,dに跨ってラージサイズの
画像が記憶されている場合は、領域bの画像を領域aに
移動する。また、領域b,c,dのそれぞれにスモール
サイズの画像が記憶されている場合は、それぞれ1領域
手前に移動、すなわち領域a,b,cに平行移動する。
これにより、記録紙に出力される際に、領域aに対応す
る各記録紙の最初の領域が空白となる不自然さを回避で
きる。
【0068】次に、ステップS734では、当該原稿画
像を今回は出力できないので、当該原稿画像よりも以前
に記憶された画像(ステップS733で移動可否判別の
対象となった画像)について、後述する処理を経て記録
紙への出力が行われ、当該原稿は排出することなく、そ
のまま前記ステップS704へ戻る。
像を今回は出力できないので、当該原稿画像よりも以前
に記憶された画像(ステップS733で移動可否判別の
対象となった画像)について、後述する処理を経て記録
紙への出力が行われ、当該原稿は排出することなく、そ
のまま前記ステップS704へ戻る。
【0069】前記ステップS705の判別の結果、読み
出された原稿のサイズがスモールサイズである場合に
は、以下のステップS706〜ステップS717で、余
り数adrsの値に応じて異なる処理がなされる。
出された原稿のサイズがスモールサイズである場合に
は、以下のステップS706〜ステップS717で、余
り数adrsの値に応じて異なる処理がなされる。
【0070】まず、adrs=0が成立するか否かが判
別され(ステップS706)、成立しないときは、ad
rs=1が成立するか否かが判別され(ステップS70
9)、これも成立しないときは、adrs=2が成立す
るか否かが判別される(ステップS712)。
別され(ステップS706)、成立しないときは、ad
rs=1が成立するか否かが判別され(ステップS70
9)、これも成立しないときは、adrs=2が成立す
るか否かが判別される(ステップS712)。
【0071】その結果、ステップS706でadrs=
0が成立するときは、領域dに、スモールサイズである
当該原稿画像が記憶されると共に(ステップS70
7)、その事実が出力バッファに記憶されて(ステップ
S708)、ステップS717に進む。
0が成立するときは、領域dに、スモールサイズである
当該原稿画像が記憶されると共に(ステップS70
7)、その事実が出力バッファに記憶されて(ステップ
S708)、ステップS717に進む。
【0072】ステップS709でadrs=1が成立す
るときは、領域aに、スモールサイズである当該原稿画
像が記憶されると共に(ステップS710)、その事実
が出力バッファに記憶されて(ステップS711)、ス
テップS717に進む。
るときは、領域aに、スモールサイズである当該原稿画
像が記憶されると共に(ステップS710)、その事実
が出力バッファに記憶されて(ステップS711)、ス
テップS717に進む。
【0073】ステップS712でadrs=2が成立す
るときは、領域bに、スモールサイズである当該原稿画
像が記憶されると共に(ステップS713)、その事実
が出力バッファに記憶されて(ステップS714)、ス
テップS717に進む。
るときは、領域bに、スモールサイズである当該原稿画
像が記憶されると共に(ステップS713)、その事実
が出力バッファに記憶されて(ステップS714)、ス
テップS717に進む。
【0074】一方、ステップS712で、adrs=2
が成立しないとき、すなわちadrs=3であるとき
は、領域cに、スモールサイズである当該原稿画像が記
憶されると共に(ステップS715)、その事実が出力
バッファに記憶されて(ステップS716)、ステップ
S717に進む。
が成立しないとき、すなわちadrs=3であるとき
は、領域cに、スモールサイズである当該原稿画像が記
憶されると共に(ステップS715)、その事実が出力
バッファに記憶されて(ステップS716)、ステップ
S717に進む。
【0075】続くステップS717では、総数sumか
ら「1」が減算されて新たな総数sumとされ、ステッ
プS735に進む。
ら「1」が減算されて新たな総数sumとされ、ステッ
プS735に進む。
【0076】ステップS735以降の処理は、読み取ら
れた当該原稿のサイズの如何にかかわらず同様に実行さ
れる。
れた当該原稿のサイズの如何にかかわらず同様に実行さ
れる。
【0077】まず、当該原稿が排出され(ステップS7
35)、前記ステップS728,S730,S731,
S717で更新された総数sumに基づき新たに算出さ
れた余り数adrsが、0であるか否かが判別される
(ステップS736)。その判別の結果、新たな余り数
adrsが0でないときは直ちにステップS738に進
む一方、0であるときは、当該原稿の画像が配置された
記録領域を含む記録紙に、後述する処理を経て画像の出
力がされてから(ステップS737)、ステップS73
8に進む。
35)、前記ステップS728,S730,S731,
S717で更新された総数sumに基づき新たに算出さ
れた余り数adrsが、0であるか否かが判別される
(ステップS736)。その判別の結果、新たな余り数
adrsが0でないときは直ちにステップS738に進
む一方、0であるときは、当該原稿の画像が配置された
記録領域を含む記録紙に、後述する処理を経て画像の出
力がされてから(ステップS737)、ステップS73
8に進む。
【0078】ステップS738では、当該原稿が最終原
稿、すなわち最初の頁であるか否かが判別され、最終原
稿でないときは、前記ステップS702(図7)に戻る
一方、最終原稿であるときは本処理を終了する。
稿、すなわち最初の頁であるか否かが判別され、最終原
稿でないときは、前記ステップS702(図7)に戻る
一方、最終原稿であるときは本処理を終了する。
【0079】図9は、前記ステップS734,S737
において実行される画像出力処理の手順を示すフローチ
ャートである。
において実行される画像出力処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【0080】まず、上とじ代作成モードが設定されてい
るか否かが判別され(ステップS901)、設定されて
いないときは、直ちにステップS904に進む。本実施
の形態では、上とじ代作成モードが設定されているもの
としたので、ステップS901の後はステップS902
に進み、領域c,dに跨って記憶されている画像が、一
体として180度だけ画像回転部109により回転さ
れ、記録紙の上側の辺にとじ代が作成されて(ステップ
S903)、記録紙両面への画像の出力がなされ(ステ
ップS904)、本処理を終了する。
るか否かが判別され(ステップS901)、設定されて
いないときは、直ちにステップS904に進む。本実施
の形態では、上とじ代作成モードが設定されているもの
としたので、ステップS901の後はステップS902
に進み、領域c,dに跨って記憶されている画像が、一
体として180度だけ画像回転部109により回転さ
れ、記録紙の上側の辺にとじ代が作成されて(ステップ
S903)、記録紙両面への画像の出力がなされ(ステ
ップS904)、本処理を終了する。
【0081】図7、8の処理により、2種類のサイズの
原稿が混載された場合においても、原稿画像が異なる記
録面へ分離されることがないように、適切に空白が設け
られ、記録紙の両面に配置され、各記録紙への配置が完
了する毎にその記録紙への出力及びその記録紙の排出が
なされる。さらに図9の処理により、上とじ代作成モー
ドが設定されている場合には、記録紙の裏面の画像が一
体として回転されて出力されるので、記録紙をとじた状
態で、画像を見やすくするように、最適に出力できる。
原稿が混載された場合においても、原稿画像が異なる記
録面へ分離されることがないように、適切に空白が設け
られ、記録紙の両面に配置され、各記録紙への配置が完
了する毎にその記録紙への出力及びその記録紙の排出が
なされる。さらに図9の処理により、上とじ代作成モー
ドが設定されている場合には、記録紙の裏面の画像が一
体として回転されて出力されるので、記録紙をとじた状
態で、画像を見やすくするように、最適に出力できる。
【0082】図10は、本実施の形態に係る画像形成複
写装置による画像の出力態様の一例を示す図である。原
稿は、最初の頁から原稿201、202、203、20
4であり、サイズは、原稿201、202、204がA
4版、原稿203がA3版である。同図中、A,B,
C,Dは、各原稿の画像内容を表す。
写装置による画像の出力態様の一例を示す図である。原
稿は、最初の頁から原稿201、202、203、20
4であり、サイズは、原稿201、202、204がA
4版、原稿203がA3版である。同図中、A,B,
C,Dは、各原稿の画像内容を表す。
【0083】これらの原稿について、2in1両面モー
ドで且つとじ代(上とじ)作成モードという条件の下、
画像の複写・出力を行った場合において、画像の回転処
理を行わなかった場合の出力結果を同図(a)に示すと
共に、画像の回転を行った場合の出力結果を同図(b)
に示した。なお同図(a),同図(b)中の最も右の図
は、出力された記録紙をとじ代にてとじた場合を示し
た。
ドで且つとじ代(上とじ)作成モードという条件の下、
画像の複写・出力を行った場合において、画像の回転処
理を行わなかった場合の出力結果を同図(a)に示すと
共に、画像の回転を行った場合の出力結果を同図(b)
に示した。なお同図(a),同図(b)中の最も右の図
は、出力された記録紙をとじ代にてとじた場合を示し
た。
【0084】同図(a)では、記録紙205の表面に原
稿201及び原稿202の画像A,Bが出力され、裏面
には原稿203の画像Cが出力される。また、記録紙2
06の表面の左側の領域には原稿204の画像Dが出力
され、右側の領域は空白とされる。記録紙205及び記
録紙206をとじ代でとじてめくると、第2頁目に該当
する記録紙205の裏面が上下反転するため、画像Cが
上下反転されて、見にくくなる。
稿201及び原稿202の画像A,Bが出力され、裏面
には原稿203の画像Cが出力される。また、記録紙2
06の表面の左側の領域には原稿204の画像Dが出力
され、右側の領域は空白とされる。記録紙205及び記
録紙206をとじ代でとじてめくると、第2頁目に該当
する記録紙205の裏面が上下反転するため、画像Cが
上下反転されて、見にくくなる。
【0085】ところが、同図(b)では、記録紙205
の裏面への出力の際に、画像Cが180°回転されるの
で、とじられた記録紙205をめくって見る際に、画像
Cの反転が解消され、出力結果が見やすくなる。
の裏面への出力の際に、画像Cが180°回転されるの
で、とじられた記録紙205をめくって見る際に、画像
Cの反転が解消され、出力結果が見やすくなる。
【0086】図11は、本実施の形態に係る画像形成複
写装置による画像の出力態様の別の一例を示す図であ
る。本例では、原稿211,214のサイズがA3版、
原稿212,213のサイズがA4版とし、図10の場
合と同様に、2in1両面モードで且つとじ代(上と
じ)作成モードという条件下での出力態様を示す。
写装置による画像の出力態様の別の一例を示す図であ
る。本例では、原稿211,214のサイズがA3版、
原稿212,213のサイズがA4版とし、図10の場
合と同様に、2in1両面モードで且つとじ代(上と
じ)作成モードという条件下での出力態様を示す。
【0087】図11の(a),(b),(c)共に、記
録紙215の表面への出力態様、及び記録紙216の表
面への出力態様は同一であるが、記録紙215の裏面へ
の出力態様は各々異なる。
録紙215の表面への出力態様、及び記録紙216の表
面への出力態様は同一であるが、記録紙215の裏面へ
の出力態様は各々異なる。
【0088】すなわち、同図(a)では、画像の回転が
行われず、同図(b)では、画像の回転が行われるが、
記録領域毎に個別に回転され、同図(c)では、記録面
の2つの領域の画像が一体とし回転されている。
行われず、同図(b)では、画像の回転が行われるが、
記録領域毎に個別に回転され、同図(c)では、記録面
の2つの領域の画像が一体とし回転されている。
【0089】このように処理されるため、とじ代でとじ
られた記録紙をめくって見る際に、記録紙215の裏面
の画像は、同図(a)では反転して見にくいが、同図
(b)では天地が修正されているので見やすくなってい
る。ところが、同図(b)の画像Bと画像Cとの左右関
係が反転されており、好ましくない。これに対し、同図
(c)では画像Bと画像Cとの天地及び左右関係ともに
正常に出力されており、最も見やすく、適切な出力態様
となっている。
られた記録紙をめくって見る際に、記録紙215の裏面
の画像は、同図(a)では反転して見にくいが、同図
(b)では天地が修正されているので見やすくなってい
る。ところが、同図(b)の画像Bと画像Cとの左右関
係が反転されており、好ましくない。これに対し、同図
(c)では画像Bと画像Cとの天地及び左右関係ともに
正常に出力されており、最も見やすく、適切な出力態様
となっている。
【0090】本実施の形態に係る画像形成複写装置10
0によれば、大小2種類の原稿が混載され、両面モード
で且つとじ代作成モードという条件下で複写を行う場合
において、原稿画像が別々の記録面に分離されることの
ないように適切に空白が設けられ、原稿画像が各記録面
の両面に順々に配置され、且つ設けられた空白が適当に
詰められ、さらに、配置された画像は、1つの記録面を
一体として回転されるので、出力された記録紙をとじ、
めくって見る際に最も見やすくなるような出力結果を得
ることができる。従って、両面モード及びとじ代作成モ
ードの機能をより有効に活用できる。
0によれば、大小2種類の原稿が混載され、両面モード
で且つとじ代作成モードという条件下で複写を行う場合
において、原稿画像が別々の記録面に分離されることの
ないように適切に空白が設けられ、原稿画像が各記録面
の両面に順々に配置され、且つ設けられた空白が適当に
詰められ、さらに、配置された画像は、1つの記録面を
一体として回転されるので、出力された記録紙をとじ、
めくって見る際に最も見やすくなるような出力結果を得
ることができる。従って、両面モード及びとじ代作成モ
ードの機能をより有効に活用できる。
【0091】(実施の第2形態)以下に、本発明の実施
の第2形態に係る画像形成複写装置を説明する。本装置
は、実施の第1形態に係る画像形成装置とは、画像出力
処理(図7のステップS734及び図8のステップS7
37の詳細な処理手順を示す図9)のみが異なり、その
他の構成は同一である。従って、同一の構成要素には同
一符号を付し、図9に代えて図12を用い、図10、1
1に代えて図13を用いて、異なる部分について説明す
る。
の第2形態に係る画像形成複写装置を説明する。本装置
は、実施の第1形態に係る画像形成装置とは、画像出力
処理(図7のステップS734及び図8のステップS7
37の詳細な処理手順を示す図9)のみが異なり、その
他の構成は同一である。従って、同一の構成要素には同
一符号を付し、図9に代えて図12を用い、図10、1
1に代えて図13を用いて、異なる部分について説明す
る。
【0092】図12は、本実施の形態において、図7の
ステップS734,S737で実行される画像出力の詳
細な処理手順を示すフローチャートである。なお、本実
施の形態では、2in1両面モードで且つステイプルモ
ードが設定されているものとする。
ステップS734,S737で実行される画像出力の詳
細な処理手順を示すフローチャートである。なお、本実
施の形態では、2in1両面モードで且つステイプルモ
ードが設定されているものとする。
【0093】まず、ステイプルモードが設定されている
か否かが判別され(ステップS1201)、設定されて
いないときは、直ちにステップS1204に進む。本実
施の形態では、ステイプルモードが設定されているもの
としたので、ステップS1201の後はステップS12
02に進み、領域a,bに跨って記憶されている画像
が、一体として−90度(左方向へ回転)だけ画像回転
部109により回転され、領域c,dに跨って記憶され
ている画像が、一体として90度(右方向へ回転)だけ
回転され(ステップS1203)、記録紙両面の画像の
出力がなされて(ステップS1204)、本処理を終了
する。
か否かが判別され(ステップS1201)、設定されて
いないときは、直ちにステップS1204に進む。本実
施の形態では、ステイプルモードが設定されているもの
としたので、ステップS1201の後はステップS12
02に進み、領域a,bに跨って記憶されている画像
が、一体として−90度(左方向へ回転)だけ画像回転
部109により回転され、領域c,dに跨って記憶され
ている画像が、一体として90度(右方向へ回転)だけ
回転され(ステップS1203)、記録紙両面の画像の
出力がなされて(ステップS1204)、本処理を終了
する。
【0094】図13は、本実施の形態における画像の出
力態様の一例を示す図である。本例では、原稿221,
224のサイズがA3版原稿222,223のサイズが
A4版とし、2in1両面モードで且つステイプルモー
ドという条件下での出力態様を示す。
力態様の一例を示す図である。本例では、原稿221,
224のサイズがA3版原稿222,223のサイズが
A4版とし、2in1両面モードで且つステイプルモー
ドという条件下での出力態様を示す。
【0095】同図(a)では、画像回転を行わなかった
場合を示し、同図(b)では、画像回転を行った場合を
示した。
場合を示し、同図(b)では、画像回転を行った場合を
示した。
【0096】一般に、ステイプルのためのステイプラの
位置は固定されており、出力された記録紙は、原稿載置
機の方向からみて180度反転されて排出されるという
機械的な理由から、出力態様は同図(a)のようにな
る。すなわち、左ステイプルで横開きの状態となり、ス
テイプルされた記録紙をめくってみる際、記録紙225
の裏面の画像B,Cが上下反対になり、出力結果が見に
くい。
位置は固定されており、出力された記録紙は、原稿載置
機の方向からみて180度反転されて排出されるという
機械的な理由から、出力態様は同図(a)のようにな
る。すなわち、左ステイプルで横開きの状態となり、ス
テイプルされた記録紙をめくってみる際、記録紙225
の裏面の画像B,Cが上下反対になり、出力結果が見に
くい。
【0097】そこで、ステイプル位置が上側となるよう
にするために、同図(b)に示すように、記録紙22
5,226の表面の画像A及びDを各々−90度(左方
向へ回転)だけ回転させると共に、記録紙225の裏面
の画像B,Cを、一体として90度(右方向へ回転)だ
け回転させる。これにより、上側でステイプルされた記
録紙をめくると、画像B,Cの天地が正常となり、見や
すくなる。
にするために、同図(b)に示すように、記録紙22
5,226の表面の画像A及びDを各々−90度(左方
向へ回転)だけ回転させると共に、記録紙225の裏面
の画像B,Cを、一体として90度(右方向へ回転)だ
け回転させる。これにより、上側でステイプルされた記
録紙をめくると、画像B,Cの天地が正常となり、見や
すくなる。
【0098】本実施の形態に係る画像形成複写装置によ
れば、ステイプルモードが設定されている場合において
も、実施の第1形態と同様の効果を得ることができ、両
面モード及びステイプルモードの機能をより有効に活用
できる。
れば、ステイプルモードが設定されている場合において
も、実施の第1形態と同様の効果を得ることができ、両
面モード及びステイプルモードの機能をより有効に活用
できる。
【0099】なお、実施の第1、第2の形態では、原稿
枚数のカウント及び原稿画像の配置の処理を下給紙方式
により最終頁から行うようにしたが、いずれか、または
いずれの処理も最初の頁から行うようにしてもよい。
枚数のカウント及び原稿画像の配置の処理を下給紙方式
により最終頁から行うようにしたが、いずれか、または
いずれの処理も最初の頁から行うようにしてもよい。
【0100】なお、実施の第1、第2形態において、原
稿のサイズを2種類としたが、これに限るものでなく、
複数種類のサイズの原稿を混載し、記録紙の記録領域も
複数に適宜分割するようにしてもよい。また、その際、
原稿サイズに応じて倍率を適当に設定し、原稿画像の拡
大または縮小の処理を同時に行うようにしてもよい。
稿のサイズを2種類としたが、これに限るものでなく、
複数種類のサイズの原稿を混載し、記録紙の記録領域も
複数に適宜分割するようにしてもよい。また、その際、
原稿サイズに応じて倍率を適当に設定し、原稿画像の拡
大または縮小の処理を同時に行うようにしてもよい。
【0101】なお、実施の第1、第2形態において、と
じ代、ステイプルの方向は、例に示したものに限るもの
でなく、あらゆる方向のとじ代、ステイプルに対して最
適となるように画像回転を行うようにしてもよい。
じ代、ステイプルの方向は、例に示したものに限るもの
でなく、あらゆる方向のとじ代、ステイプルに対して最
適となるように画像回転を行うようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像形成複写方法または請求項3に係る画像形成
複写装置によれば、原稿の画像が読み取られ、記録面上
で設定された方向に係る情報が取得され、前記設定され
た方向に係る情報及び前記記録面の種類に応じて前記読
み取られた画像が回転され、該回転された画像が前記記
録面に出力されるので、用途に応じた最適な両面出力結
果を得ることができる。例えば、記録媒体をとじて見る
場合にも、とじ方向に応じて最も見やすい方向に出力で
きる。
に係る画像形成複写方法または請求項3に係る画像形成
複写装置によれば、原稿の画像が読み取られ、記録面上
で設定された方向に係る情報が取得され、前記設定され
た方向に係る情報及び前記記録面の種類に応じて前記読
み取られた画像が回転され、該回転された画像が前記記
録面に出力されるので、用途に応じた最適な両面出力結
果を得ることができる。例えば、記録媒体をとじて見る
場合にも、とじ方向に応じて最も見やすい方向に出力で
きる。
【0103】本発明の請求項2に係る画像形成複写方法
または請求項4に係る画像形成複写装置によれば、配置
すべき画像の領域が前記記録面に残された領域よりも小
さい場合は該記録面へ前記配置すべき画像が配置される
一方、前記配置すべき画像の領域が前記記録面に残され
た領域よりも大きい場合は他の記録面に前記配置すべき
画像が配置されるので、複数種類サイズのの原稿が混載
されている場合であっても各記録面に最適にレイアウト
でき、見やすい形で出力できる。
または請求項4に係る画像形成複写装置によれば、配置
すべき画像の領域が前記記録面に残された領域よりも小
さい場合は該記録面へ前記配置すべき画像が配置される
一方、前記配置すべき画像の領域が前記記録面に残され
た領域よりも大きい場合は他の記録面に前記配置すべき
画像が配置されるので、複数種類サイズのの原稿が混載
されている場合であっても各記録面に最適にレイアウト
でき、見やすい形で出力できる。
【0104】本発明の請求項5に係る画像形成複写装置
によれば、前記原稿のサイズに応じて前記読み取られた
画像のサイズが変更されるので、使用勝手をより向上で
きる。
によれば、前記原稿のサイズに応じて前記読み取られた
画像のサイズが変更されるので、使用勝手をより向上で
きる。
【0105】本発明の請求項6に係る画像形成複写装置
によれば、前記原稿のサイズが検出されるので、使用勝
手をより向上できる。
によれば、前記原稿のサイズが検出されるので、使用勝
手をより向上できる。
【0106】本発明の請求項7に係る画像形成複写装置
によれば、前記回転は、前記記録面に配置された画像を
一体としてなされるので、回転された画像の左右等の位
置関係を正常に維持できる。
によれば、前記回転は、前記記録面に配置された画像を
一体としてなされるので、回転された画像の左右等の位
置関係を正常に維持できる。
【0107】本発明の請求項10に係る画像形成複写装
置によれば、前記回転の禁止が設定されるので、使用勝
手をより向上できる。
置によれば、前記回転の禁止が設定されるので、使用勝
手をより向上できる。
【0108】本発明の請求項11に係る画像形成複写装
置によれば、前記読み取りは、前記原稿の最後の頁から
行われるので、使用勝手をより向上できる。
置によれば、前記読み取りは、前記原稿の最後の頁から
行われるので、使用勝手をより向上できる。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像形成複写装
置の全体構成を示すブロック図である。
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同装置の構成の概略を示す断面図である。
【図3】同装置の操作部の詳細な構成を示す図である。
【図4】同装置における原稿枚数カウント処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】同装置における原稿枚数カウント処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】同装置において使用される記録紙の記録領域を
示す概念図である。
示す概念図である。
【図7】同装置における画像レイアウトの処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】同装置における画像レイアウトの処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図9】同装置における画像出力処理の詳細な手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図10】同装置による画像の出力態様の一例を示す図
である。
である。
【図11】同装置による画像の出力態様の一例を示す図
である。
である。
【図12】本発明の実施の第2形態に係る画像形成複写
装置における画像出力処理の詳細な手順を示すフローチ
ャートである。
装置における画像出力処理の詳細な手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】同装置による画像の出力態様の一例を示す図
である。
である。
101 画像読取部 102 画像処理部 104 画像記録部 105 画像メモリ 106 操作部 107 CPU回路部 108 フィーダ部 109 画像回転部
Claims (11)
- 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読み取り工程と、
該読み取り工程において読み取られた画像を記録面に出
力する出力工程とを含む画像形成複写方法において、前
記記録面上で設定された方向に係る情報を取得する取得
工程と、前記設定された方向に係る情報及び前記記録面
の種類に応じて前記読み取られた画像を回転する回転工
程とを含むことを特徴とする画像形成複写方法。 - 【請求項2】 前記回転工程は、配置すべき画像の領域
が前記記録面に残された領域よりも小さい場合は該記録
面へ前記配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべ
き画像の領域が前記記録面に残された領域よりも大きい
場合は他の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置
工程を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成複
写方法。 - 【請求項3】 原稿の画像を読み取る読み取り手段と、
該読み取り手段により読み取られた画像を記録面に出力
する出力手段とを備えた画像形成複写装置において、前
記記録面上で設定された方向に係る情報を取得する取得
手段と、前記設定された方向に係る情報及び前記記録面
の種類に応じて前記読み取られた画像を回転する回転手
段とを備えたことを特徴とする画像形成複写装置。 - 【請求項4】 前記回転手段は、配置すべき画像の領域
が前記記録面に残された領域よりも小さい場合は該記録
面へ前記配置すべき画像を配置する一方、前記配置すべ
き画像の領域が前記記録面に残された領域よりも大きい
場合は他の記録面に前記配置すべき画像を配置する配置
手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像形成
複写装置。 - 【請求項5】 前記配置手段は、前記原稿のサイズに応
じて前記読み取られた画像のサイズを変更する変倍手段
を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成複写
装置。 - 【請求項6】 前記原稿のサイズを検出する検出手段を
備えたことを特徴とする請求項5記載の画像形成複写装
置。 - 【請求項7】 前記回転は、前記記録面に配置された画
像を一体としてなされることを特徴とする請求項4〜6
のいずれか1項に記載の画像形成複写装置。 - 【請求項8】 前記記録面の種類は、記録紙の表面及び
裏面であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1
項に記載の画像形成複写装置。 - 【請求項9】 前記方向は、前記記録面が他の記録面と
互いにとじられるための辺の方向であることを特徴とす
る請求項3〜8のいずれか1項に記載の画像形成複写装
置。 - 【請求項10】 前記回転手段による回転の禁止を設定
する設定手段を備えたことを特徴とする請求項3〜9の
いずれか1項に記載の画像形成複写装置。 - 【請求項11】 前記読み取りは、前記原稿の最後の頁
から行われることを特徴とする請求項3〜10のいずれ
か1項に記載の画像形成複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050794A JPH09224151A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 画像形成複写方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050794A JPH09224151A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 画像形成複写方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224151A true JPH09224151A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12868714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8050794A Pending JPH09224151A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 画像形成複写方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09224151A (ja) |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP8050794A patent/JPH09224151A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |