[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0921139A - 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法 - Google Patents

化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法

Info

Publication number
JPH0921139A
JPH0921139A JP19586495A JP19586495A JPH0921139A JP H0921139 A JPH0921139 A JP H0921139A JP 19586495 A JP19586495 A JP 19586495A JP 19586495 A JP19586495 A JP 19586495A JP H0921139 A JPH0921139 A JP H0921139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
retaining wall
formwork
concrete
decorative frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19586495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2983450B2 (ja
Inventor
Akihiko Nagaie
昭彦 永家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KIKAKU KAIHATSU GOUSHI
Original Assignee
NIPPON KIKAKU KAIHATSU GOUSHI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KIKAKU KAIHATSU GOUSHI filed Critical NIPPON KIKAKU KAIHATSU GOUSHI
Priority to JP7195864A priority Critical patent/JP2983450B2/ja
Publication of JPH0921139A publication Critical patent/JPH0921139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983450B2 publication Critical patent/JP2983450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retaining Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然環境の中に構築しても周辺の景観とよく
合致するとともに、自然の堤防等を生活場所としている
多くの動植物の生活環境が保護でき、しかも、構築にお
いては、極めて簡単な作業で完成することができ、資源
の有効活用が可能な化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並び
にその施工方法を提供する。 【構成】 長手方向を横にした木材棒2aを複数本連設
してなる化粧型枠表部材2と、この化粧型枠表部材2を
裏面から連結する連結棒3とを、固定部材4で接続固定
した化粧型枠材1を、複数枚板状に組付けて擁壁用化粧
型枠10を構成し、各化粧型枠材1が擁壁施工後も擁壁
表面に接着固定状態のまま使用されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擁壁用型枠に関す
るものであり、特に、堰堤等の擁壁用の型枠として利用
できるとともに、そのまま擁壁表面の化粧材としても利
用できる化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、河川や渓谷を横断して水流や
土砂をせき止めるために築かれる堰堤や河川堤防、ある
いは道路脇の斜面である法面には、コンクリート擁壁が
採用されている。この種のコンクリート擁壁は、土砂崩
れ等を防ぐ目的において山間部をはじめ様々な場所に施
工されている。そして、周辺地域の日常の安全性を確保
し、万が一自然災害が発生した場合でも被害を極めて少
なく抑える等の役割を担っている。
【0003】また、そのような目的のために施工された
堰堤やコンクリート擁壁面には、主としてコンクリート
が広く使用されている。例えば、堰堤を構築する場合
は、まず、河川や渓谷の堰堤を建設する場所の地面にコ
ンクリートによる基礎を構築し、つぎに、構築すべき堰
堤の外形状に応じた型枠を組立て、この型枠内にコンク
リートを打込み、所定時間経過後に型枠を取外して堰堤
を築いている。また、道路脇の斜面である法面や河川堤
防のコンクリート擁壁等も、略同様の方法で構築してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような堰堤やコ
ンクリート擁壁は、通常、その目的の示すとおり自然環
境の中に構築されていた。しかし、コンクリートによっ
て構築されており、表面はコンクリートが剥出しとなる
ため、外観上周辺の自然環境にはそぐわず不自然な景観
となってしまい、自然の景観を損なっていた。
【0005】また、特に、河川堤防のコンクリート擁壁
においては、周辺地域の安全性が提供される一方、従来
は土砂及び石等で形成されていた堤防壁面から一転して
極めて動植物が生活しづらいコンクリート擁壁になって
いた。このため、結果的に自然の堤防を生活場所として
いる多くの動植物の生活環境を破壊してしまい、自然環
境の破壊につながっていた。また、それは堰堤や道路脇
のコンクリート擁壁についても略同様であった。
【0006】さらに、堰堤やコンクリート擁壁を構築す
る場合においては、堰堤やコンクリート擁壁の建造には
比較的大規模な工事が行なわれ、完成物は大きなものに
なっており、型枠用のコンクリートパネルの組立及び取
外しが不可欠であるため、作業に手間がかかっていた。
しかも、表面を平坦に仕上げるためにコンクリートパネ
ルの組立ての際には比較的高い精度が要求されることか
ら、更に作業に手間がかかっていた。加えて、型枠に使
用したコンクリートパネル等は、取外した後に廃棄処分
がされており、資源の無駄にもなっていた。
【0007】そこで、本発明は、従来からの堰堤やコン
クリート擁壁の作用効果を全く損なうことなく、自然環
境の中に構築しても周辺の景観とよく合致するととも
に、自然の堤防等を生活場所としている多くの動植物の
生活環境が保護でき、しかも、構築においては、極めて
簡単な作業で完成することができ、資源の有効活用が可
能な化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法
の提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
化粧型枠材は、長手方向を横にした木材棒を複数本連設
してなる化粧型枠表部材と、前記化粧型枠表部材を裏面
から連結する連結部材と、前記化粧型枠表部材と前記連
結部材とを接続固定する固定部材とを備えたものであ
る。ここで、化粧型枠表部材は、例えば3本連設されて
おり、連結部材には、木材棒からなる連結棒や金属板か
らなる連結板材等が使用できる。
【0009】したがって、請求項1の発明の化粧型枠材
によれば、他に利用価値のある長さの長い木材棒以外の
端材としての木材棒も利用できる。
【0010】請求項2の発明にかかる擁壁用化粧型枠
は、請求項1の化粧型枠材が複数枚板状に組付けられて
なるとともに、前記化粧型枠材が擁壁施工後も擁壁表面
に接着固定状態のまま使用されるものである。
【0011】したがって、請求項2の発明の擁壁用化粧
型枠によれば、型枠を取外す必要がなく、擁壁表面がコ
ンクリート剥出しにならず、擁壁の外観をあたかも全体
に木材棒が積上げられて構築されたように見せることが
できる。
【0012】請求項3の発明にかかる擁壁用化粧型枠の
施工方法は、請求項1の化粧型枠材を複数枚板状に組付
け、前記化粧型枠材の表面及び背面を所定の支持部材で
支持して所定形状の擁壁用型枠を製作し、前記擁壁用型
枠内にコンクリートを打込み、前記コンクリート硬化後
に、前記化粧型枠材表面の支持部材を取外し、前記コン
クリートと擁壁用型枠とが一体化されて擁壁を形成する
ものである。
【0013】したがって、請求項3の発明の擁壁用化粧
型枠の施工方法によれば、擁壁面があたかも全体に木材
棒が積上げられて構築されたように見えるうえ、完成後
に型枠の取外しが必要なく、型枠材が無駄にならない。
また、従来のように表面を平坦に仕上げるための比較的
高い精度が必要なくなる。さらにまた、動植物が生活空
間としていた従来の土砂及び石等で形成された堤防壁面
等に近い生活環境を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明をする。まず、化粧型枠材を使用した擁壁用化粧
型枠について説明をする。図1は本発明の一実施例であ
る化粧型枠材を使用した擁壁用化粧型枠を示す背面から
見た要部分解斜視図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の擁壁用化粧
型枠10は、複数の化粧型枠材1を組立てて構成されて
いる。図1は同一形状の化粧型枠材1を3つ使用して組
立てる場合を示しており、まず、同一形状の化粧型枠材
1の右側面と化粧型枠材1の左側面とを当接させて2つ
の化粧型枠材1を並べ、この上に一点鎖線矢印の如く、
上方から他の化粧型枠材1の底面と下側の2つの化粧型
枠材1の上面とが接するとともに、下側の2つの化粧型
枠材1の当接部分が上方の化粧型枠材1の縦中心線上に
該るように載せる。また、上下の型枠表部材2の裏面に
固定された連結棒3の突出部分は、化粧型枠材1の裏面
に相互に食込んだ状態で組立てられている。
【0016】次に、本実施例の擁壁用化粧型枠10に使
用される化粧型枠材1の詳細について説明する。図2は
図1の化粧型枠材を示す平面図、図3は図2の化粧型枠
材のX−X断面を示す拡大断面図である。
【0017】図2及び図3に示すように、本実施例の化
粧型枠材1は、木材棒2aの長手方向を横にして3本重
ね合わせた化粧型枠表部材2の裏面に連結棒3を固定部
材4で固定したものである。
【0018】化粧型枠表部材2は、杉材またはカラマツ
材からなる長さ約100Cm程度に切揃えられた約10Cm
角程度の木材棒2aを、長手方向を横にして上下に3本
重ね合わせて構成されている。また、木材棒2aの化粧
型枠表部材2の表側となる面は、原木丸太の表面の曲面
をそのまま生かしたような湾曲した曲面になっている。
したがって、本実施例の擁壁用化粧型枠10を構成する
化粧型枠材1の1つを表側から見た場合は、丸太が横向
きに3本積上げられているように見える。
【0019】連結棒3は、同じく杉材またはカラマツ材
からなる長さ約50Cm程度に切揃えられた約10Cm角程
度の棒材を長手方向を縦にして、化粧型枠表部材2の左
右端から約10Cm程度内側に入った位置に各木材棒2a
と直交するように固定部材4で固定されている。そし
て、この連結棒3は、上下に各々約10Cm程度化粧型枠
表部材2aから突出した状態で固定されている。また、
木材棒2a及び連結棒3の材料である杉材またはカラマ
ツ材は、AAC加圧注入またはCCA加圧注入による防
腐防虫処理がされている。
【0020】化粧型枠表部材2と連結棒3との接続部分
は、各々の木材棒2aと連結棒3とが交差し重複する部
分の中心に木材棒2aと連結棒3とを貫通するような孔
が穿設されている。そして、上方及び下方に位置する木
材棒2aの孔及び連結棒3の孔には、背面からボルト4
aが挿通されており、正面からはボルト4aの先端から
ワッシャ4bを介してナット4cを締付けることによっ
て固定されている。また、中央に位置する木材棒2aの
孔及び連結棒3の孔には、ネジ棒4dが挿通され、背面
からワッシャ4bを介してナット4cを締付けるととも
に、正面からワッシャ4bを介して長ナット12aを締
付けることによって固定されている。こうして、ボルト
4a、ワッシャ4b、ナット4c、長ナット12a及び
ネジ棒4d等からなる固定部材4によって、1本の連結
棒3の3箇所に各々木材棒2aが固定されている。
【0021】さらに、各々の木材棒2aの固定部材4が
設けられた部分には、深さ約5Cm程度の凹部6が設けら
れており、表面からボルト4aの先端等の固定部材4が
突出しないようになっている。上方及び下方に位置する
木材棒2aと連結棒3とを固定する固定部材4は、ワッ
シャ4b及びナット4cの厚みと、そこから約1Cm乃至
2Cm程度突出したボルト4aとの長さ分が固定部材4の
突出量となっている。即ち、化粧型枠表部材2aの裏面
から約2Cm乃至6Cm程度突出しているに過ぎない。中央
に位置する木材棒2aと連結棒3とを固定する固定部材
4は、所定長のネジ棒4dが挿通されており、背面から
ワッシャ4bを介してナット4cを締付けるとともに、
正面からワッシャ4bを介して長ナット12aを締付け
ることによって固定されており、連結棒3の背面にはネ
ジ棒4dが突出状態になっている。各木材棒2aの表面
に設けられた凹部6には、後述するように完成後に木と
同色のモルタルまたは接着剤混合のコルクや木屑等の目
止材5が埋込まれ、表面から固定部材4が見えないよう
に処理される。
【0022】なお、化粧型枠表部材2を構成する各木材
棒2aは、表面が曲面になっている必要はなく、単に角
材でもよい。化粧型枠表部材2を背面から支持する連結
棒3は、必ずしも化粧型枠表部材2の上下から突出する
必要はなく、片側から突出させたり、別々の側へ突出さ
せてもよい。連結棒3は、2本である必要もなく、上下
左右に組立てることができれば3本以上にしてもよい。
木材棒2aの材質も、杉材またはカラマツ材に限らず、
どのような木材でもよく、寸法も上下左右に組立てるこ
とができればどのような寸法でもよい。また、木材に対
して必ずしも防腐防虫処理を施す必要もないが、長期に
渡って施工時の状態を保持するためには、防腐防虫処理
を施した方が好ましい。
【0023】そして、施工する擁壁の面積及び形状に合
わせて、上記の要領で更に化粧型枠材1を上下左右に適
宜組立てる。次に、そうして組立てられた擁壁用化粧型
枠10の外観について説明する。図4は本発明の一実施
例である擁壁用化粧型枠の組付状態を示す要部正面図、
図5は本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠の組付状
態を示す要部背面図である。
【0024】図4に示すように、本実施例の擁壁用化粧
型枠10を表側から見た場合は、例えば、実線で示した
化粧型枠材1を中心において説明すると、実線で示した
化粧型枠材1の左右には、同一形状の化粧型枠材1が並
べられており、並んだ化粧型枠材1の当接部分が縦中心
線上に該るように上下に化粧型枠材1が接している。そ
して、化粧型枠表部材2の裏面に固定されている連結棒
3は、化粧型枠表部材2の背後に隠れており、表面から
は化粧型枠表部材2だけが並んでいるような状態にな
る。
【0025】一方、図5に示すように、本実施例の擁壁
用化粧型枠10を裏面から見た場合は、上下左右に隣接
して組立てられた化粧型枠材1の裏面に固定された連結
棒3の突出部分が互いに上下の化粧型枠表部材2の裏面
に被さっている。したがって、実線で示す化粧型枠表部
材2の裏面の上部には、上に載った2つの化粧型枠材1
の左右の連結棒3の突出部分が被さっており、同様に下
部には、下側の2つの化粧型枠材1の左右の連結棒3の
突出部分が被さっている。また、逆に実線で示す化粧型
枠材1の連結棒3の突出部分は、上下各々の化粧型枠材
1の化粧型枠表部材2の裏面に被さっている。さらに、
そのような状態で上下左右に連続して組立てられてい
る。
【0026】なお、図5に示すように、組立てられた化
粧型枠材1の上下の裏面に跨がって、支持板8を打付け
て上下の化粧型枠材1を固定することによって、より強
固に化粧型枠材1どうしを固定することができる。こう
して、支持板8で上下の化粧型枠材1を固定すれば、コ
ンクリートを打込んだ際に、化粧型枠材1が浮上るのを
防止できる。
【0027】したがって、上記のように構成された擁壁
用化粧型枠10では、化粧型枠材1の化粧型枠表部材2
としてどのような材質や寸法の木材でも使用できること
から、様々な工事等で発生する端材としての木材棒2a
も利用でき、資源の有効利用になる。また、化粧型枠材
1自体は簡単な構造であるため、極めて容易に製作で
き、大量生産に向くことから、比較的安価に提供でき
る。
【0028】続いて、本実施例の擁壁用化粧型枠10を
使用し実際に堰堤を構築する場合の施工方法について説
明する。図6は本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠
を使用して堰堤を築く場合を示す側面図、図7は本発明
の一実施例である擁壁用化粧型枠を使用した堰堤の外観
を示す正面図、図8は図7の擁壁用化粧型枠の最下端に
位置する化粧型枠材を示す背面斜視図、図9は本発明の
一実施例である擁壁用化粧型枠の組付状態を示す要部拡
大断面図である。
【0029】本実施例の擁壁用化粧型枠10を使用して
堰堤を構築する場合は、所定の段階を経て順次構築す
る。例えば、図6に示すように、A乃至Cの範囲で3段
階に分けて施工する。この場合、まず、コンクリートで
堰堤用の基礎11を建造する。その際、基礎11には上
面から鉄筋等の支持杭13aが突出するように埋設し、
A部分に示すように若干の傾斜を付けた基礎11の表面
には、基礎部分専用の化粧型枠材1の裏面を基礎11の
表面に接するとともに、裏側に長く突出したネジ棒4d
をアンカー部材として基礎11の中に埋設する。そし
て、化粧型枠材1の表面からは各チューブ等からなる表
面支持部材12によって化粧型枠材1を支持する。
【0030】この基礎11部分が完成したならば、次
に、B部分に示すように、基礎部分専用の化粧型枠材1
の上方に図1乃至図5で説明した通常の化粧型枠材1を
順次積重ねる。ここでは、B部分に示すように、化粧型
枠材1を5段重ねて組立てている。つまり、1つの化粧
型枠材1は各々3本の木材棒2aによって化粧型枠表部
材2が構成されているので、断面が15本の木材棒2a
を積上げた状態にする。それと同時に、各化粧型枠材1
の表面からは各チューブ等の表面支持部材12によって
各化粧型枠材1を支持する。また、化粧型枠材1の裏側
から長く突出したネジ棒4dと支持杭13aとを鉄筋で
できた背面支持部材13で固定し、背面から各化粧型枠
材1を支持する。なお、このネジ棒4d及び支持杭13
aと背面支持部材13は、溶接等によって固定する。特
に、ネジ棒4d及び支持杭13aの根元部近傍を背面支
持部材13で連結すれば、強度も増し、比較的安定した
状態で各化粧型枠材1を支持できる。こうして、擁壁用
化粧型枠10の組立及び支持が完了したならば、B部分
の二点鎖線位置までコンクリートを打込み、基礎11の
場合と同様に、コンクリート上面には支持杭13aを埋
設する。
【0031】さらに、B部分のコンクリートが硬化した
ら、C部分に示すように、更に化粧型枠材1を順次積重
ねる。4段重ねて組立てた各化粧型枠材1を表面から表
面支持部材12によって支持し、正面から化粧型枠材1
を支持するとともに、化粧型枠材1の裏側から長く突出
したネジ棒4dと支持杭13aとを鉄筋等の背面支持部
材13で固定する。そして、擁壁用化粧型枠10の組立
及び支持が完了したならば、C部分の二点鎖線位置まで
コンクリートを流込み、そのコンクリートが凝固してか
ら、表面支持部材12を取外し、堰堤上部の擁壁用化粧
型枠10を切揃えるとともに、各木材棒2aの表面の固
定部材4を隠すために、各木材棒2aの凹部6に木と同
色のモルタルまたは接着剤混合のコルクや木屑等の目止
材5を埋込み、堰堤が完成する。
【0032】したがって、そのような堰堤の外観は、図
7に示すように、あたかも全体に木材棒2aが積上げら
れて構築されたように見えるため、外観上周囲の自然環
境に極めてよく馴染み、自然の景観を損ねない。なお、
堰堤中央の傾斜部に位置する化粧型枠材1は、傾斜に合
せて化粧型枠表部材2を切断したものを使用する。
【0033】また、上記説明で述べた基礎部分専用の化
粧型枠材1は、図8に示すように、化粧型枠表部材2a
の裏面に固定される連結部材として、幅約5Cm程度で長
さ約40Cm程度の金属製の連結板材7が使用されてい
る。そして、この金属製の連結板材7は、化粧型枠表部
材2の上方に突出し、連結板材7の厚さ分だけ化粧型枠
表部材2aの裏面が凹状にせぎられており、この凹状部
分に連結板材7が嵌込まれている。したがって、この基
礎部分専用の化粧型枠材1の裏面は、化粧型枠表部材2
と連結部材としての金属製の連結板材7とで略平坦な面
一状態になっている。
【0034】化粧型枠材1を表面から支持する表面支持
部材12は、図9に示すように、長さ約4Cm程度の長ナ
ット12aと、長さ約3Cm乃至6Cm程度の比較的短いネ
ジ棒12bと、金属製の略V字型の固定部材12dと、
この固定部材12dの孔に差込むための楔部材12eと
を利用して、角チューブ等の鋼管からなる支持棒12c
を縦横に格子状に組上げられている。つまり、表面支持
部材12で化粧型枠材1を支持した状態では、化粧型枠
材1の化粧型枠表部材2を構成する真中の木材棒2aの
凹部6の内側に突出したネジ棒4bには、長ナット12
aが螺合しており、この長ナット12aの他方にはネジ
棒12bが螺合している。更に、そのネジ棒12bの先
には、V字型の固定部材12dが螺合して固定されてお
り、このV字型の固定部材12dは、楔部材12eによ
って格子状に組上げられた支持棒12cの表面に当接状
態で固定されている。
【0035】打込んだコンクリートが凝固し、表面支持
部材12を取外す場合は、楔部材12eをV字型の固定
部材12dから抜取ることにより、横方向の支持棒12
c及び縦方向の支持棒12cを簡単に取外すことができ
る。次に、V字型の固定部材12d、ネジ棒12b及び
長ナット12aをネジ棒4dから取外し、ネジ棒4dに
はナット4cを螺着する。この長ナット12aは再び化
粧型枠材1の組付けに再度使用されるとともに、表面支
持部材12も擁壁用化粧型枠10を構築する場合に再利
用される。
【0036】なお、擁壁用化粧型枠10を使用して堰堤
を築く場合は、何段階経て構築してもよく、その段階毎
に組立てる化粧型枠材1も何段積上げても構わない。ま
た、表面支持部材12及び背面支持部材13も、表面ま
たは背面から擁壁用化粧型枠10を支持することができ
れば、どのような材質や構造のものでもよい。さらに、
本実施例では、化粧型枠材1の方向は、化粧型枠表部材
2の長手方向を横にして組立てられる場合について説明
したが、表面支持部材12及び背面支持部材13によっ
て支持されるため長手方向を縦にして横方向に組立てた
り、場合によっては長手方向を斜にして組立てたりする
こともできる。
【0037】したがって、上記のような方法で施工され
た擁壁用化粧型枠10は、あたかも全体に木材棒2aが
積上げられて構築されたように見えるうえ、従来からの
堰堤の作用効果を全く損なうことなく、完成後に擁壁用
化粧型枠10を取外す必要ないため、作業の手間を省く
ことができ、比較的短期間で工事を完成させることがで
きる。また、擁壁用化粧型枠10を取外す必要ないこと
は、従来のコンクリートパネルを利用した型枠のよう
に、表面を平坦に仕上げるためにコンクリートパネルを
比較的精度よく組立てる必要がなくなる、つまり、擁壁
用化粧型枠10の表面が木材棒2aによって構成されて
いるため、多少の凹凸があっても外観の美しさは損なわ
れないことから、高い精度は要求されないため、更に作
業の手間を省くことができ、短期間で施工準備及び工事
を完成をさせることができる。
【0038】続いて、本実施例の擁壁用化粧型枠10を
使用して道路脇のコンクリート擁壁を構築する場合の施
工方法について説明する。図10は本発明の一実施例で
ある擁壁用化粧型枠を使用して法面を施工する場合を示
す側面図、図11は図10の擁壁用化粧型枠を使用した
法面の外観を示す正面図である。
【0039】本実施例の擁壁用化粧型枠10を使用して
道路脇のコンクリート擁壁の構築をする場合も、上記堰
堤を構築する場合と同様に所定の段階を経て順次構築す
る。例えば、図10に示すように、D乃至Fの3段階に
分けて施工する場合について説明すると、まず、道路脇
の壁面を若干削取り、基礎11を建造する。この際に、
基礎11中に鉄筋でできた支持杭13aを打込み、地面
にも擁壁用化粧型枠10の下端部を支持するため支持杭
13aを打込む。
【0040】次に、E部分に示すように、化粧型枠材1
を順次積重ね、化粧型枠材1の表面を表面支持部材12
によって支持し、正面から化粧型枠材1を支持する。ま
た、それと同時に、化粧型枠材1の裏側から長く突出し
たネジ棒4dと支持杭13aを鉄筋でできた背面支持部
材13で溶接によって固定し、背面から化粧型枠材1を
支持する。この場合も、ネジ棒4d及び支持杭13aの
根元部近傍を背面支持部材13で連結すれば、強度的に
安定した状態で化粧型枠材1を支持できる。そして、擁
壁用化粧型枠10の組立及び支持が終了したら、E部分
の二点鎖線位置までコンクリートを打込み、支持杭13
aを配設する。
【0041】さらに、E部分のコンクリートが硬化した
ら、F部分に示すように、化粧型枠材1を更に積上げ、
化粧型枠材1の表面から表面支持部材12で支持すると
ともに背面から背面支持部材13によって支持する。そ
して、擁壁用化粧型枠10の組立及び支持が終了した
ら、F部分の二点鎖線位置までコンクリートを流込み、
上面にフェンス14及びフェンス支持杭14aを埋設
し、コンクリートが凝固してから、表面支持部材12を
取外し、各化粧型枠材1の木材棒2aの表面に形成され
た凹部6に木と同色のモルタルまたは接着剤混合のコル
クや木屑等の目止材5を埋込み、固定部材4を隠す。こ
の後、フェンス14とフェンス支持杭14aを鉄筋でで
きた背面支持部材13で溶接して固定することにより、
法面の工事が完成する。
【0042】したがって、このようにして築かれた擁壁
の外観は、図11に示すように、あたかも全体に木材棒
2aが積上げられた壁面のように見える。また、この擁
壁の上面にはフェンス14が設けられていが、このフェ
ンス14は落石防止用として設けられるものであり、設
ける必要がない場合もある。
【0043】ところで、上記説明では、背面支持部材1
3用の支持杭13aをコンクリートに配設する場合につ
いて説明したが、後方の崖面に支持杭13aを埋設し、
この支持杭13aを利用して背面支持部材13を固定し
ても構わない。
【0044】さらに、本実施例の擁壁用化粧型枠10を
使用し河川堤防のコンクリート擁壁の構築をする場合の
施工方法について説明する。図12は本発明の一実施例
である擁壁用化粧型枠を使用して河川堤防を築く場合を
示す側面図である。
【0045】本実施例の擁壁用化粧型枠10を使用して
河川堤防のコンクリート擁壁の構築する場合も、上記道
路脇のコンクリート擁壁を構築する場合と同様に、所定
の段階を経て構築する。例えば、図12はG乃至Iの3
段階に分けて施工する河川堤防のコンクリート擁壁を示
す図であるが、G部分乃至I部分の施工方法は、上記上
記道路脇のコンクリート擁壁と略同様である。
【0046】したがって、上記のようにして施工された
擁壁は、従来からの擁壁の作用効果を全く損なうことな
く、動植物が生活空間としていた従来の土砂及び石等で
形成された堤防壁面に近い生活環境を提供できる。この
ため、動植物の生活環境の破壊を抑制でき、自然環境の
保護ができる。また、それは上記堰堤の場合も同様であ
る。
【0047】続いて、本発明の他の化粧型枠材1につい
て説明する。図13は本発明の他の実施例である化粧型
枠材を使用した擁壁用化粧型枠を示す背面から見た要部
分解斜視図である。図中、上記実施例と同一符号及び記
号は上記実施例と同一または相当部分である。
【0048】本実施例の擁壁用化粧型枠10も、上記実
施例と同様に、複数の化粧型枠材1を組立てたものであ
る。化粧型枠材1の組立手順及び擁壁用化粧型枠10の
構造、堰堤や擁壁の施工方法は、上記実施例と略同様で
あるが、化粧型枠材1の構造が若干相違する。
【0049】図13に示すように、本実施例の化粧型枠
材1は、木材棒2aの長手方向を横にして3本重ね合わ
せた化粧型枠表部材2の裏面に鋼板からなる連結板材7
を固定部材4で固定したものである。つまり、各木材棒
2aを連結する連結部材として、木材棒からなる連結棒
3に代えて鋼板からなる連結板材7を使用したものであ
る。
【0050】化粧型枠材1の化粧型枠表部材2は、上記
実施例と同様の構造をしているが、連結部材としての連
結板材7は、幅約10Cm程度で長さ約50Cm程度の金属
製の板であり、長手方向を縦にして、化粧型枠表部材2
の左右端から約10Cm程度内側に入った位置に木材棒2
aと直交するような状態で、固定部材4で固定されてい
る。そして、連結板材7は、上下に各々約10Cmずつ化
粧型枠表部材2aから突出しており、この突出部分の略
中心にはネジ孔7aが穿設されている。
【0051】また、化粧型枠表部材2と連結板材7の接
続部分は、各々の木材棒2aと連結板材7とが重複する
部分の中心に木材棒2aと連結板材7を貫通する孔が穿
設されている。そして、その孔には背面からボルト4a
が挿通されており、正面からはボルト4aの先端からワ
ッシャ4bを介してナット4cを締付けて固定されてい
る。
【0052】各木材棒2aの固定部材4が設けられた部
分には、深さ約5Cm程度の凹部6が設けられていること
は、上記実施例と同様であるが、背面からネジ棒4dが
長く突出していない点が相違する。
【0053】したがって、本実施例の化粧型枠材1から
なる擁壁用化粧型枠10も、上記実施例と同様の作用効
果を奏することに加え、施工時には、連結板材7のどの
位置にでも背面支持部材13が溶接固定できるので、施
工作業に柔軟に対応ができる。また、連結板材7が突出
した部分に設けられたネジ孔7aに釘を打込むことよっ
て、上下に組立てられた化粧型枠材1をより強固に固定
できる。特に、本実施例では、化粧型枠表部材2の裏面
に連結板材7の厚さ分の凹部を設け、この凹部に連結板
材7が嵌合し、化粧型枠表部材2の裏面が平坦な面一状
態になっているので、施工時に擁壁用化粧型枠10の背
面に打込まれるコンクリートの容量計算が極めて容易に
なる。
【0054】ところで、上記各実施例では、化粧型枠材
1を使用して擁壁用化粧型枠10を構成する場合につい
て説明したが、擁壁等を施工後に、化粧型枠材1を各々
壁面に張設しても、同様の外観を確保することができ
る。例えば、鉄筋コンクリート構造の建築物の壁面に後
付けで化粧型枠材1を張設すれば、外観が木造りの建築
物になり、意匠的にも斬新な印象を与えることができ
る。なお、この場合、型枠として化粧型枠材1を使用し
てもよいことはいうまでもない。特に、化粧型枠材1を
張設する場合には、図13のような化粧型枠材1を使用
すれば、化粧型枠表部材2の裏面が平坦であることか
ら、極めて容易に張設ができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の化粧型
枠材は、他に利用価値のある長さの長い木材棒以外の端
材としての木材棒も利用できるので、資源の有効利用に
なり、型枠材が簡単な構造であることから、極めて容易
に製作でき、大量生産に向くため、比較的安価に提供で
きる。
【0056】請求項2の発明の擁壁用化粧型枠は、型枠
を取外す必要がなく、擁壁表面がコンクリート剥出しに
ならず、擁壁の外観をあたかも全体に木材棒が積上げら
れて構築されたように見せることができるので、外観上
周囲の自然環境に極めてよく馴染み、自然の景観を損ね
ない。
【0057】請求項3の発明の擁壁用化粧型枠の施工方
法は、擁壁面があたかも全体に木材棒が積上げられて構
築されたように見えるうえ、完成後に型枠の取外しが必
要なく、型枠材が無駄にならないので、作業の手間を省
くことができ、資源の有効利用になる。また、従来のよ
うに表面を平坦に仕上げるための比較的高い精度が必要
なくなるので、短期間で施工準備及び工事を完成させる
ことができる。さらに、動植物が生活空間としていた従
来の土砂及び石等で形成された堤防壁面に近い生活環境
を提供できるので、動植物の生活環境の破壊を抑制で
き、自然環境の保護ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である化粧型枠材を使用した
擁壁用化粧型枠を示す背面から見た要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1の化粧型枠材を示す平面図である。
【図3】図2の化粧型枠材のX−X断面を示す拡大断面
図である。
【図4】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠の組付
状態を示す要部正面図である。
【図5】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠の組付
状態を示す要部背面図である。
【図6】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠を使用
して堰堤を築く場合を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠を使用
した堰堤の外観を示す正面図である。
【図8】図7の擁壁用化粧型枠の最下端に位置する化粧
型枠材を示す背面斜視図である。
【図9】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠の組付
状態を示す要部拡大断面図である。
【図10】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠を使
用して法面を施工する場合を示す側面図である。
【図11】図10の擁壁用化粧型枠を使用した法面の外
観を示す正面図である。
【図12】本発明の一実施例である擁壁用化粧型枠を使
用して河川堤防を築く場合を示す側面図である。
【図13】本発明の他の実施例である化粧型枠材を使用
した擁壁用化粧型枠を示す背面から見た要部分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 化粧型枠材 2 化粧型枠表部材 2a 木材棒 3 連結棒 4 固定部材 5 目止材 6 凹部 7 連結板材 10 擁壁用化粧型枠 11 基礎 12 表面支持部材 13 背面支持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向を横にした木材棒を複数本連設
    してなる化粧型枠表部材と、 前記化粧型枠表部材を裏面から連結する連結部材と、 前記化粧型枠表部材と前記連結部材とを接続固定する固
    定部材とを具備することを特徴とする化粧型枠材。
  2. 【請求項2】 請求項1の化粧型枠材が複数枚板状に組
    付けられてなるとともに、前記化粧型枠材が擁壁施工後
    も擁壁表面に接着固定状態のまま使用されることを特徴
    とする擁壁用化粧型枠。
  3. 【請求項3】 請求項1の化粧型枠材を複数枚板状に組
    付け、前記化粧型枠材の表面及び背面を所定の支持部材
    で支持して所定形状の擁壁用型枠を製作し、前記擁壁用
    型枠内にコンクリートを打込み、前記コンクリート硬化
    後に、前記化粧型枠材表面の支持部材を取外し、前記コ
    ンクリートと擁壁用型枠とが一体化されて擁壁を形成す
    ることを特徴とする擁壁用化粧型枠の施工方法。
JP7195864A 1995-07-06 1995-07-06 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法 Expired - Fee Related JP2983450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195864A JP2983450B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195864A JP2983450B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0921139A true JPH0921139A (ja) 1997-01-21
JP2983450B2 JP2983450B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=16348265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7195864A Expired - Fee Related JP2983450B2 (ja) 1995-07-06 1995-07-06 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983450B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442049B1 (ko) * 2002-04-15 2004-07-30 한재명 폐전주를 이용한 옹벽시공방법
JP2011163033A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Japan Forest Foundation コンクリート用化粧型枠およびこれを外表面に装着したコンクリート構造物
JP2016117993A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社河本組 木製残存型枠

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442049B1 (ko) * 2002-04-15 2004-07-30 한재명 폐전주를 이용한 옹벽시공방법
JP2011163033A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Japan Forest Foundation コンクリート用化粧型枠およびこれを外表面に装着したコンクリート構造物
JP2016117993A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社河本組 木製残存型枠

Also Published As

Publication number Publication date
JP2983450B2 (ja) 1999-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2983450B2 (ja) 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法
JP7115923B2 (ja) 基礎構造補強方法及び基礎構造補強構造
JP2002194727A (ja) 護岸構造及び護岸施工方法、並びに護床構造及び護床施工方法
JP3041280B1 (ja) プレハブ堤体
KR20080014176A (ko) 하부가 개방되고 측면판 후부가 경사진 친환경블럭을 이용한 친환경 보강토옹벽 시공방법
JPH08209653A (ja) 土木建築建造物用型枠ブロック及びこれを用いた建築建造物ならびにその工法
JP3222802B2 (ja) 木工沈床
JP2755888B2 (ja) 橋 台
JP2622076B2 (ja) 土木施工方法および土木施工用枠体
KR102338340B1 (ko) 개량형 사면 보강체 및 이를 이용한 사면 보강 구조
JP3297096B2 (ja) 護岸部材
JP2000328542A (ja) 植生型法面保護組立ブロック及びその設置方法
JPH116165A (ja) 擁壁構造及びその構築方法
JP2000120043A (ja) 木製護岸
JP2800688B2 (ja) 高層棟と低層棟とからなる建物の基礎工法
JP2781166B2 (ja) 土工用木製カプセル、及びこれを用いた土木施工法
JPH10245847A (ja) 擁壁構造及びその構築方法
JP2000120073A (ja) 木製斜面保護体
JP2555838B2 (ja) 自立パネル山留め工法
JP3340712B2 (ja) 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法
JP2877187B2 (ja) 化粧型枠パネル
JP3162654B2 (ja) 杭を柱に利用した建築構造物に於ける床スラブの支持構造の施工方法
JPH0718671A (ja) 既設基礎を利用したパイルドラフト基礎の施工法
JPH11256601A (ja) 間伐材入り中古タイヤブロックと、この間伐材入り中古タイヤブロックを利用する擁壁及び護岸構築工法
JP2005016031A (ja) 軽量盛土工法における支柱の建て込み方法とそこに用いるアンカーボルト位置決め用治具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees