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JPH09214043A - 光送信回路 - Google Patents

光送信回路

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Publication number
JPH09214043A
JPH09214043A JP1491396A JP1491396A JPH09214043A JP H09214043 A JPH09214043 A JP H09214043A JP 1491396 A JP1491396 A JP 1491396A JP 1491396 A JP1491396 A JP 1491396A JP H09214043 A JPH09214043 A JP H09214043A
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JP
Japan
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light emitting
emitting element
light
signal
level
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Tatsuo Kanai
達雄 金井
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子の温度変化に対する補正だけでな
く、発光素子の経時的な変化等の他の要因に対しても信
号レベルの補正を行う光送信回路を得ること。 【解決手段】 パルス駆動回路42は送信信号41に応
じて半導体発光素子44の発光を制御し光信号を送出さ
せる。その一部は光検出素子46で検出され、前置増幅
回路51で電圧に変換されて比較器53で基準電圧と比
較される。制御回路43は送信信号41に対応した電圧
であるかをチェックし、発光が低下していると判別され
たような場合には演算回路56に送出するパラメータ信
号57を変化させる。演算回路56は、半導体発光素子
44の温度を検出した温度センサ47に応じて発光特性
を補正する演算を行うが、パラメータ信号57によって
発光レベルが温度以外の要因に対しても安定するように
処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザダイオ
ード等の発光素子を用いて光信号を送信する光送信回路
に係わり、例えば加入者系光伝送装置で使用されるバー
スト光信号送信器のようにバースト光信号を送信する場
合にもその送信レベルを安定して保持することのできる
ようにした光送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光通信システムでは、送信側の装
置が光信号の送信レベルをなるべく一定に保持するよう
にしてこれを送出し、受信側の装置側で光信号の受信レ
ベルが定められた許容範囲内に入るようにしている。こ
のため、連続的に光信号を送出する光通信システムで
は、これらの信号の送信レベルが一定になるための制御
を通常行っている。
【0003】図2は、従来のこのような光送信回路の一
例を示したものである。この光送信回路は、半導体レー
ザダイオード(LD)等の半導体発光素子11を駆動す
るためのパルス駆動回路12を備えている。図示しない
回路から出力される送信対象となる送信信号13はパル
ス駆動回路12に入力される。半導体発光素子11は送
信信号13の信号レベルに応じたパルス状のレーザ光
(光信号)を出力する。半導体発光素子11の出力する
光信号の一部は、これに隣接して配置されたフォトダイ
オード等の光検出素子15によってモニタされるように
なっている。光検出素子15の検出出力16は前置増幅
回路17に入力され、光検出素子15を流れる電流に応
じた電圧に変換される。前置増幅回路17の出力する電
圧信号18は比較器19に入力され、予め用意された所
定の基準レベルと比較される。制御部21はこの比較結
果22を入力し、電圧信号18の信号レベルが一定な値
となるような制御信号24をパルス駆動回路12に与え
てフィードバック制御を行わせる。これにより、半導体
発光素子11から出力される光信号の送信レベルが一定
に保たれることになる。
【0004】この図2では連続的に出力される光信号を
扱ったが、このような光送信回路では、バースト光信号
に対しても同様に送信レベルを一定に保持する必要があ
る。ここでバースト光信号とは、ある一定期間に限って
伝送されるバースト状の光信号である。図2に示すよう
な光送信回路ではフィードバック制御を行っているの
で、実際に半導体発光素子11の出力した光信号をモニ
タして新たに光信号の送信レベルの制御を行うことにな
る。このため、光信号の送信レベルが所望の値に安定す
るまでの時間がかかることになり、突発的に発生するバ
ースト光信号の送信レベルを適正に設定することができ
ない。そこで、バースト光信号に対応できる光送信回路
が提案されている。
【0005】図3は、バースト光信号に対して送信レベ
ルを一定にすることのできる従来の光送信回路を示した
ものである。図2と同一部分には同一の符号を付してお
り、これらの説明を適宜省略する。発光素子に半導体発
光素子11を使用した場合にその出力が変動する最大の
要因は、半導体発光素子11の周囲温度である。そこで
図3に示した光送信回路では、半導体発光素子11の近
傍に温度センサ31を配置している。温度センサ31の
温度情報32は演算回路33に入力され、半導体発光素
子11を最適に駆動するための駆動電流の演算が行われ
る。
【0006】図4は、半導体発光素子の光出力レベルを
一定に保つ条件での周囲温度Tと駆動電流Iの関係を表
わしたものである。周囲温度Tが上昇すると、これに応
じて駆動電流Iが増加するので、これを相殺させるよう
な制御信号35をパルス駆動回路12に与えれば、半導
体発光素子11の周囲温度の変化に対して光信号の出力
レベルを一定にすることができるようになる。このため
に、演算回路33は温度情報32の示す温度変化にかか
わらず光信号の出力レベルが一定となるような特性を再
現させるROM(リード・オンリ・メモリ)テーブルを
用意しているか、このような特性を再現するための演算
式を用意している。したがって、演算回路33は温度情
報32に応じた制御信号35をパルス駆動回路12に送
出するようになっているので、バースト光信号の送信レ
ベルを温度に応じて設定できることになる。
【0007】特開昭63−229881号公報では、半
導体発光素子の周囲温度を検出して半導体発光素子のバ
イアス電源の制御を行うことでバイアス電流による送信
レベルの安定化を図る技術を開示している。この特開昭
63−229881号公報の技術では、バースト光信号
の一部を検出してモニタし、これに応じてバイアス電流
の増加速度を2種類のうちのいずれかに設定するように
している。周囲温度が変化することでバイアス電流の設
定値が違うような場合には、これにより、バイアス電流
が所望の値に落ち着くまでの時間を温度にかかわらず一
定にすることができる。
【0008】特開昭60−148182号公報では、半
導体発光素子のバースト状の光信号の一部を半導体光検
出素子で検出するようにしている。そして、これを参照
信号と比較して、比較結果に応じて半導体発光素子のバ
イアス電流を制御する。この際に、バースト信号の各パ
ルスごとに、参照信号と光検出信号との差に対応したレ
ベルの3角波状の誤差信号を発生させ、この誤差信号に
対応したパルス幅のパルス信号でバイアス電流を制御す
るようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように半導体発光
素子の温度変化があってもバースト光信号に対して半導
体発光素子の出力する信号レベルを安定化させるための
提案が各種行われている。しかしながら、最初に示した
特開昭63−229881号公報に記載された提案で
は、バイアス電流が所望の値に落ち着くまでの時間を温
度にかかわらず一定にするようにしている。したがっ
て、半導体発光素子の経年変化のように温度以外の要因
で光信号の出力レベルが変動したときには、この変動に
は対応することができないという問題がある。また、次
の特開昭60−148182号公報では、フィードバッ
ク制御のみを行っているので、先に図3で説明したと同
様に制御に時間がかかり、バースト光信号の制御には向
かないという問題がある。特開平4−150082号公
報でも、同様である。
【0010】そこで本発明の目的は、単に発光素子の温
度変化に対する補正だけでなく、発光素子の経時的な変
化等の他の要因に対しても信号レベルの補正を行うこと
のできる光送信回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)光信号を出力するための発光素子と、(ロ)
電気信号からなる送信信号を入力してこの発光素子をこ
れに応じて発光させる発光素子駆動手段と、(ハ)発光
素子の周辺温度を検出する温度センサと、(ニ)発光素
子の出力光の一部を検出する光検出素子と、(ホ)この
光検出素子の検出レベルと送信信号との関係から発光素
子の発光レベルの強弱を判別する発光レベル判別手段
と、(ヘ)温度センサの検出した温度に応じて発光素子
の発光特性を補正するように発光素子駆動手段の駆動を
制御する第1の駆動制御手段と、(ト)発光レベル判別
手段が判別したレベルが適正な値となるように発光素子
駆動手段の駆動を制御する第2の駆動制御手段とを光送
信回路に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、発光素
子の周辺温度に応じて第1の駆動制御手段によりその発
光特性を補正するようにして、バースト光信号に対処で
きるようにすると共に、光検出素子の検出レベルと送信
信号との関係から発光素子の発光レベルの強弱を判別
し、第2の駆動制御手段によって発光素子の発光レベル
を適正に維持するようにした。これにより、発光素子の
温度変化に対する補正だけでなく、発光素子の経時的な
変化等の他の要因に対しても信号レベルの補正を行うこ
とが可能になる。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)光信号を
出力するための発光素子と、(ロ)2値の電気信号から
なる送信信号を入力してこの発光素子をこれに応じてパ
ルス状に発光させる発光素子パルス駆動手段と、(ハ)
発光素子の周辺温度を検出する温度センサと、(ニ)発
光素子の出力光の一部を検出する光検出素子と、(ホ)
この光検出素子の発光時の検出レベルを送信信号に対応
する所定の基準レベルと比較して発光レベルの強弱を判
別する発光レベル判別手段と、(ヘ)温度センサの検出
した温度に応じて発光素子の発光特性を補正するように
発光素子パルス駆動手段の駆動を制御する第1の駆動制
御手段と、(ト)発光レベル判別手段が判別したレベル
が適正な値となるように発光素子パルス駆動手段の駆動
を制御する第2の駆動制御手段とを光送信回路に具備さ
せる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、送信信
号が2値の場合を扱っている。この場合には、発光素子
が発光したときの出力光の一部を光検出素子が検出し、
これを送信信号が発光に相当する信号(例えばH(ハ
イ)レベルの信号)のときの所定の基準レベルと比較し
て発光レベルが許容範囲よりも低くなったとか、高くな
ったとかの判別を行う。そして、例えば経時的な変化で
発光レベルが許容範囲よりも低下したような場合には、
第2の駆動制御手段を用いて発光レベル判別手段が判別
したレベルが適正な値となるように発光素子パルス駆動
手段の駆動を制御する。第1の駆動制御手段は温度セン
サの検出した温度に応じて発光素子の発光特性を補正す
るように発光素子パルス駆動手段の駆動を制御するの
で、これと併せて信号レベルの補正が迅速かつ適正に行
われることになる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
光送信回路で第1の駆動制御手段は、温度センサの検出
した温度にかかわらず発光素子を一定の発光レベルに保
持させるための駆動電流を演算する演算手段を具備する
ことを特徴としている。ここで演算手段は、演算を現実
に行うようなものであってもよいし、演算結果をテーブ
ルとして保持しているようなものであってもよい。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
光送信回路で第1の駆動制御手段は、温度センサの検出
した温度にかかわらず発光素子を一定の発光レベルに保
持させるための駆動電流を演算する演算手段と、第2の
駆動制御手段の出力する制御のための信号を基にして発
光素子パルス駆動手段の駆動を制御することを特徴とし
ている。すなわち請求項4記載の発明では、第1および
第2の駆動制御手段が一体化しうることを示している。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
光送信回路で第2の駆動制御手段の出力する制御のため
の信号は、演算手段の演算パラメータであることを特徴
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例における光送信回
路の回路構成を表わしたものである。この図1に示した
光送信回路では、送信信号41がパルス駆動回路42
と、制御回路43の双方に入力されるようになってい
る。パルス駆動回路42は半導体発光素子44のカソー
ド側に接続されている。半導体発光素子44のアノード
は所定の電源ライン45に接続されており、送信信号4
1に応じて半導体発光素子44に駆動電流が流れ、レー
ザ光等の発光が行われるようになっている。半導体発光
素子44の近傍には、発光の一部をモニタ用として受光
するためのフォトダイオードからなる光検出素子46
と、周囲温度検出のための温度センサ47とが配置され
ている。光検出素子46のカソードは所定の電源ライン
48に接続されており、アノード側には半導体発光素子
44の出力する光信号のレベルに応じた電流が流れるよ
うになっている。この電流を表わした電流信号49は前
置増幅回路51に入力され、電流−電圧変換が行われ
る。変換後の電圧信号52は比較器53に入力され、予
め定められた所定の基準電圧と比較される。この比較結
果情報54は制御回路43に入力されるようになってい
る。
【0021】制御回路43には、前記したように送信信
号41も入力されている。制御回路43はフィードバッ
ク制御を行うための比較結果情報54と送信信号41を
用いて演算回路56に供給するためのパラメータ信号5
7を作成する。演算回路56は、温度センサ47の出力
する温度情報58とこのパラメータ信号57を用いて、
パルス駆動回路42を制御するための制御信号59を作
成することになる。これを更に具体的に説明する。
【0022】比較器53は、送信信号41の信号レベル
が所定のレベルのときに、前置増幅回路51によって変
換された後の電圧信号が前記した基準電圧を越えたとす
る比較結果を出すことを前提としてこの基準電圧の設定
を行っている。したがって、例えば半導体発光素子44
の経時変化によってその出力する信号レベルが低下して
くると、この基準電圧を越えるはずの変換後の電圧信号
52がある時点でこれを越えなくなるといった事態を発
生させる。制御回路43は、送信信号41の信号レベル
を入力しているので、このような現象を検出することが
できる。制御回路43はこのような現象を検出すると、
演算回路56に対して半導体発光素子44が現在よりも
わずかに強い光で発光するように制御信号59の内容を
変化させる。パルス駆動回路42はこれを基にして、半
導体発光素子44の発光レベルを現在よりもわずかに増
加させる。このようにして、比較器53の比較結果情報
54が送信信号41の信号の変化に対応するようになる
まで、制御回路43は演算回路56に対して半導体発光
素子44の発光を強める方向でフィードバック制御を行
うことになる。
【0023】制御回路43のこのような制御動作は、例
えばCPU(中央処理装置)と所定のプログラムを格納
したリード・オンリ・メモリおよび作業用のランダム・
アクセス・メモリを使用して簡単に実現することができ
る。すなわち、例えば送信信号41が2値の信号であれ
ば、送信信号41がH(ハイ)レベルとなっている時点
を所定時間遅延させて、これを比較器53の同じく2値
の比較結果情報54と論理レベルを比較する。そして、
これが一致すればパラメータ信号57を現状維持の内容
とする。これに対して、送信信号41がHレベルのとき
に比較結果情報54がL(ロー)レベルのときには、パ
ラメータ信号57をパルス駆動回路42が半導体発光素
子44の発光を強くさせる方向で変化させることにな
る。
【0024】以上は、半導体発光素子44が劣化すると
きの制御を前提として説明したが、送信信号41がLレ
ベルのときに比較結果情報54がHレベルとなるような
エラーが発生すれば、制御回路43は演算回路56に対
して半導体発光素子44の発光を弱める方向でフィード
バック制御を行うことも可能である。このようにして、
温度センサ47を使用した演算回路56の演算制御に加
味してフィードバック制御機構を備えることで、バース
ト光信号に対する十分な応答性を持つと共に、送信信号
41に対応させて半導体発光素子44の発光を適正なレ
ベルに保持するようにした光送信回路を実現することが
できる。
【0025】なお、演算回路56は、パラメータ信号5
7と温度情報58を用いて制御信号59の内容を逐次変
化させるような回路内容の装置であってもよいし、制御
回路43が比較結果情報54の内容に応じてパラメータ
信号57を変化させうるものであれば、このパラメータ
信号57と温度情報58を用いて一度に最適な制御信号
59を読み出すようなテーブルを有する記憶素子であっ
てもよい。このようなROM等によるテーブルを使用し
た場合には、アナログ信号で処理が行われている場合で
も、テーブルにアクセスしたりこれを読み出すためにア
ナログ−ディジタル変換回路が必要である。
【0026】ただし、パラメータ信号57をディジタル
信号として処理するようにすれば、光送信回路の半導体
発光素子44の出力レベルが安定したときにパラメータ
信号57をそのときの値に保持する操作が容易になる。
また、次の起動時に温度情報58と組み合わせて、直前
に最適であったパラメータ信号57を記憶素子から読み
出して再度使用することが可能になる。この意味で、記
憶素子が不揮発性メモリであれば、光送信回路を含む装
置の電源が一度断になった後であっても、前回使用した
パラメータ信号57を使用して半導体発光素子44の出
力レベルの制御が可能になる。
【0027】以上説明した実施例では発光素子および光
検出素子を半導体によって構成したが、これらの種類は
特に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項5
記載の発明によれば、発光素子の周辺温度に応じて第1
の駆動制御手段によりその発光特性を補正するようにし
て、バースト光信号に対処できるようにすると共に、光
検出素子の検出レベルと送信信号との関係から発光素子
の発光レベルの強弱を判別し、第2の駆動制御手段によ
って発光素子の発光レベルを適正に維持するようにした
ので、発光素子の温度変化に対する補正だけでなく、発
光素子の経時的な変化等の他の要因に対しても信号レベ
ルの補正を迅速かつ確実に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光送信回路の回路構
成を表わしたブロック図である。
【図2】従来の光送信回路の一例を示したブロック図で
ある。
【図3】バースト光信号に対して送信レベルを一定にす
ることのできる従来の光送信回路を示したブロック図で
ある。
【図4】半導体発光素子の周囲温度Tと駆動電流Iの関
係の一例を表わした特性図である。
【符号の説明】
41 送信信号 42 パルス駆動回路 43 制御回路 44 半導体発光素子 46 光検出素子 47 温度センサ 51 前置増幅回路 53 比較器 56 演算回路 57 パラメータ信号 59 制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/28 10/26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を出力するための発光素子と、 電気信号からなる送信信号を入力してこの発光素子をこ
    れに応じて発光させる発光素子駆動手段と、 前記発光素子の周辺温度を検出する温度センサと、 前記発光素子の出力光の一部を検出する光検出素子と、 この光検出素子の検出レベルと前記送信信号との関係か
    ら前記発光素子の発光レベルの強弱を判別する発光レベ
    ル判別手段と、 前記温度センサの検出した温度に応じて前記発光素子の
    発光特性を補正するように前記発光素子駆動手段の駆動
    を制御する第1の駆動制御手段と、 前記発光レベル判別手段が判別したレベルが適正な値と
    なるように前記発光素子駆動手段の駆動を制御する第2
    の駆動制御手段とを具備することを特徴とする光送信回
    路。
  2. 【請求項2】 光信号を出力するための発光素子と、 2値の電気信号からなる送信信号を入力してこの発光素
    子をこれに応じてパルス状に発光させる発光素子パルス
    駆動手段と、 前記発光素子の周辺温度を検出する温度センサと、 前記発光素子の出力光の一部を検出する光検出素子と、 この光検出素子の発光時の検出レベルを前記送信信号に
    対応する所定の基準レベルと比較して発光レベルの強弱
    を判別する発光レベル判別手段と、 前記温度センサの検出した温度に応じて前記発光素子の
    発光特性を補正するように前記発光素子パルス駆動手段
    の駆動を制御する第1の駆動制御手段と、 前記発光レベル判別手段が判別したレベルが適正な値と
    なるように前記発光素子パルス駆動手段の駆動を制御す
    る第2の駆動制御手段とを具備することを特徴とする光
    送信回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動制御手段は、前記温度セ
    ンサの検出した温度にかかわらず前記発光素子を一定の
    発光レベルに保持させるための駆動電流を演算する演算
    手段を具備することを特徴とする請求項2記載の光送信
    回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の駆動制御手段は、前記温度セ
    ンサの検出した温度にかかわらず前記発光素子を一定の
    発光レベルに保持させるための駆動電流を演算する演算
    手段と、前記第2の駆動制御手段の出力する制御のため
    の信号を基にして前記発光素子パルス駆動手段の駆動を
    制御することを特徴とする請求項2記載の光送信回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動制御手段の出力する制御
    のための信号は、前記演算手段の演算パラメータである
    ことを特徴とする請求項4記載の光送信回路。
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