JPH09202077A - Icメモリカードおよびその製造方法 - Google Patents
Icメモリカードおよびその製造方法Info
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- JPH09202077A JPH09202077A JP8014548A JP1454896A JPH09202077A JP H09202077 A JPH09202077 A JP H09202077A JP 8014548 A JP8014548 A JP 8014548A JP 1454896 A JP1454896 A JP 1454896A JP H09202077 A JPH09202077 A JP H09202077A
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- Japan
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- circuit board
- integrated circuit
- hybrid integrated
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一種類のサイズのメモリカードで1メガ、2
メガ、4メガビット・・・と対応する場合、半導体メモ
リ素子が実装されない領域が空間となり、メモリカード
の強度が劣化する問題があった。 【解決手段】 最小容量の時に、半導体メモリ素子が実
装されないで生ずる空間に、取り外しが可能な状態で入
れ子13を入れて、この空間を埋める。1メガの際は、
入れ子c,e,gが、2メガの際は、入れ子cが取り外
されe,gがフレームと一体で成り、4メガの際は、全
ての入れ子がフレームから取り外される。
メガ、4メガビット・・・と対応する場合、半導体メモ
リ素子が実装されない領域が空間となり、メモリカード
の強度が劣化する問題があった。 【解決手段】 最小容量の時に、半導体メモリ素子が実
装されないで生ずる空間に、取り外しが可能な状態で入
れ子13を入れて、この空間を埋める。1メガの際は、
入れ子c,e,gが、2メガの際は、入れ子cが取り外
されe,gがフレームと一体で成り、4メガの際は、全
ての入れ子がフレームから取り外される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICメモリカードお
よびその製造方法に関し、特にメモリ容量(半導体メモ
リ装置)の増減によりICメモリカードの中に空間がで
き、その空間によりICカードの強度が増減するのを防
止する構造およびそのための製造方法に関するものであ
る。
よびその製造方法に関し、特にメモリ容量(半導体メモ
リ装置)の増減によりICメモリカードの中に空間がで
き、その空間によりICカードの強度が増減するのを防
止する構造およびそのための製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子スチルカメラ、情報機器、フ
ァミコンと称するゲーム機器等の記録媒体として内部に
半導体メモリ素子が実装されたメモリカードが使用さ
れ、またラジオカセット、ビデオカセットのテープの代
わりとしても応用が考えられている。例えば特開平4−
212896号公報は、電子スチルカメラ用のメモリカ
ードを説明しているものである。また一般的なICメモ
リカードとしての構造は、特開平3−253398号公
報に説明されている。
ァミコンと称するゲーム機器等の記録媒体として内部に
半導体メモリ素子が実装されたメモリカードが使用さ
れ、またラジオカセット、ビデオカセットのテープの代
わりとしても応用が考えられている。例えば特開平4−
212896号公報は、電子スチルカメラ用のメモリカ
ードを説明しているものである。また一般的なICメモ
リカードとしての構造は、特開平3−253398号公
報に説明されている。
【0003】以下、後者の技術について図6に説明す
る。まず半導体メモリ素子1が複数個マトリックス状
(ここでは4行2列)に実装され、余った余白に電子部
品、ここではチップ抵抗等の受動素子や駆動用のIC等
が実装されたプリント基板2があり、プリント基板の一
側辺にはコネクタ3がプリント基板2の回路と電気的に
接続されている。ここでは前記一側辺に延在されたラン
ドがあり、このランドは半田を介してコネクタと電気的
および機械的に接続されている。もちろん半導体メモリ
は、図示していないプリント基板上の配線と電気的に接
続され、所望の記録媒体として働くことになる。
る。まず半導体メモリ素子1が複数個マトリックス状
(ここでは4行2列)に実装され、余った余白に電子部
品、ここではチップ抵抗等の受動素子や駆動用のIC等
が実装されたプリント基板2があり、プリント基板の一
側辺にはコネクタ3がプリント基板2の回路と電気的に
接続されている。ここでは前記一側辺に延在されたラン
ドがあり、このランドは半田を介してコネクタと電気的
および機械的に接続されている。もちろん半導体メモリ
は、図示していないプリント基板上の配線と電気的に接
続され、所望の記録媒体として働くことになる。
【0004】またこのプリント基板2の外側には、プラ
スチックモールドで成型されたフレーム4がはめ込まれ
ている。このフレームは、相互に機械的に接続されてい
るプリント基板2とコネクタ3を機械的に固定するもの
である。更には、このプリント基板2、コネクタおよび
半導体メモリ素子等の保護、ICメモリカードの機械的
向上を目的として保護カバー5、6がプリント基板の外
側に設けられている。ここで保護カバー5、6は、樹脂
製或いは金属製で成るものが一般的である。本公報は、
コネクタ3の強度を向上させるために、フレーム4と一
体で構成している。
スチックモールドで成型されたフレーム4がはめ込まれ
ている。このフレームは、相互に機械的に接続されてい
るプリント基板2とコネクタ3を機械的に固定するもの
である。更には、このプリント基板2、コネクタおよび
半導体メモリ素子等の保護、ICメモリカードの機械的
向上を目的として保護カバー5、6がプリント基板の外
側に設けられている。ここで保護カバー5、6は、樹脂
製或いは金属製で成るものが一般的である。本公報は、
コネクタ3の強度を向上させるために、フレーム4と一
体で構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ICメモリカードは、
その大きさが統一され、1メガ、2メガ、4メガビット
・・・と容量が増設され、この増設されるに従いメモリ
カードの価格が高くなっている。図6は、2個の半導体
メモリ素子1で1メガとなり、1メガの場合、右手前の
2個、2メガの場合右手手前の4個、4メガの場合8個
全部を使う構造となっている。従って4メガの場合は、
メモリ素子1を全て使い、2メガ以下の場合、左斜め上
の4個、1メガの場合そのまた手前の2個を実装しない
構造とし、実装されない部分には、半導体メモリ素子が
ある厚みを有するために空洞が設けられることになる。
その大きさが統一され、1メガ、2メガ、4メガビット
・・・と容量が増設され、この増設されるに従いメモリ
カードの価格が高くなっている。図6は、2個の半導体
メモリ素子1で1メガとなり、1メガの場合、右手前の
2個、2メガの場合右手手前の4個、4メガの場合8個
全部を使う構造となっている。従って4メガの場合は、
メモリ素子1を全て使い、2メガ以下の場合、左斜め上
の4個、1メガの場合そのまた手前の2個を実装しない
構造とし、実装されない部分には、半導体メモリ素子が
ある厚みを有するために空洞が設けられることになる。
【0006】従ってメモりカードの半導体メモリ素子設
置領域全てに前記素子が設置されれば、前記空洞が無い
ため、ICメモリカードの強度は維持できるが、容量に
より空洞が形成されると、その部分の強度が落ち、IC
メモリカードが簡単に曲がったりする問題があった。ま
た強度を向上させるために色々な対策をあたなければ成
らず、製法的にも複雑になる問題があった。
置領域全てに前記素子が設置されれば、前記空洞が無い
ため、ICメモリカードの強度は維持できるが、容量に
より空洞が形成されると、その部分の強度が落ち、IC
メモリカードが簡単に曲がったりする問題があった。ま
た強度を向上させるために色々な対策をあたなければ成
らず、製法的にも複雑になる問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑みて成されたもので、第1に、混成集積回路基板に
は、半導体メモリ素子がm行n列(m、nは、自然数)
でマトリックス状に配置される領域を有し、必要とされ
るメモリ容量により前記混成集積回路基板には前記半導
体メモリ素子が実装されない空間を有し、前記フレーム
には前記空間を埋める入れ子が一体で構成されているこ
とで解決するものである。
に鑑みて成されたもので、第1に、混成集積回路基板に
は、半導体メモリ素子がm行n列(m、nは、自然数)
でマトリックス状に配置される領域を有し、必要とされ
るメモリ容量により前記混成集積回路基板には前記半導
体メモリ素子が実装されない空間を有し、前記フレーム
には前記空間を埋める入れ子が一体で構成されているこ
とで解決するものである。
【0008】つまり前記空間にはフレームと一体で成る
入れ子が前記空間に配置されるため、ICメモリカード
には従来のような空間が生じないためその強度を維持さ
せることができる。第2に、混成集積回路基板には、半
導体メモリ素子がm行n列(m、nは、自然数)でマト
リックス状に配置され、前記ICメモリカードをm行n
列の容量よりも小さい時にも共用して使用するため、こ
の小さいメモリ容量により、前記混成集積回路基板の実
装されない空間を埋める前記フレームと一体の入れ子を
取り外すことで解決するものである。
入れ子が前記空間に配置されるため、ICメモリカード
には従来のような空間が生じないためその強度を維持さ
せることができる。第2に、混成集積回路基板には、半
導体メモリ素子がm行n列(m、nは、自然数)でマト
リックス状に配置され、前記ICメモリカードをm行n
列の容量よりも小さい時にも共用して使用するため、こ
の小さいメモリ容量により、前記混成集積回路基板の実
装されない空間を埋める前記フレームと一体の入れ子を
取り外すことで解決するものである。
【0009】従来例で述べれば、メモリ最小単位(1メ
ガビット)の時には、その空間を埋める全ての入れ子
が、予めフレームに取り付けられており、2、4メガビ
ットと容量が増設される度に、前記入れ子を取り外せ
ば、2、4メガビットの時のフレームを別途用意するこ
とが無く、フレームを共用することができる。第3に、
混成集積回路基板を方形形状とし、前記コネクタを、前
記混成集積回路基板の一側辺に取り付け、前記入れ子
を、コネクタの挿入方向に対して垂直或いは平行な方向
に延在し、前記挿入方向と同一方向の前記フレームの対
向側辺或いは前記挿入方向と直行する前記フレームの対
向側辺に一体で取り付ける事で解決するものである。
ガビット)の時には、その空間を埋める全ての入れ子
が、予めフレームに取り付けられており、2、4メガビ
ットと容量が増設される度に、前記入れ子を取り外せ
ば、2、4メガビットの時のフレームを別途用意するこ
とが無く、フレームを共用することができる。第3に、
混成集積回路基板を方形形状とし、前記コネクタを、前
記混成集積回路基板の一側辺に取り付け、前記入れ子
を、コネクタの挿入方向に対して垂直或いは平行な方向
に延在し、前記挿入方向と同一方向の前記フレームの対
向側辺或いは前記挿入方向と直行する前記フレームの対
向側辺に一体で取り付ける事で解決するものである。
【0010】対向側辺に入れ子を一体で接続すること
で、入れ子はフレームに強固に取り付けられ、ICメモ
リカード自身の強度を更に向上させることができる。第
4に、フレームとの付け根の部分がくびれている入れ子
とすることで、くびれの部分で入れ子を簡単に取り外し
ができ、作業性が向上する。第5に、ICメモリカード
の必要とされる最小容量に基づいて、半導体メモリ素子
が実装されない空間を埋める入れ子が一体で設けられた
フレームを予め用意し、前記最小容量よりも大きい容量
を前記領域に実装する際は、前記入れ子をフレームから
取り外すことで解決するものである。
で、入れ子はフレームに強固に取り付けられ、ICメモ
リカード自身の強度を更に向上させることができる。第
4に、フレームとの付け根の部分がくびれている入れ子
とすることで、くびれの部分で入れ子を簡単に取り外し
ができ、作業性が向上する。第5に、ICメモリカード
の必要とされる最小容量に基づいて、半導体メモリ素子
が実装されない空間を埋める入れ子が一体で設けられた
フレームを予め用意し、前記最小容量よりも大きい容量
を前記領域に実装する際は、前記入れ子をフレームから
取り外すことで解決するものである。
【0011】展開しようとする最小メモリ容量から最大
メモの容量までにおいて、半導体メモリ素子が実装され
ない空間は、予め用意された一種類のフレームの入れ子
を取り外すことで実質対応がとれる。
メモの容量までにおいて、半導体メモリ素子が実装され
ない空間は、予め用意された一種類のフレームの入れ子
を取り外すことで実質対応がとれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るIC
メモリカードは、図1に示すように4つの要素から成
り、半導体メモリ素子10やコネクタ11等を実装した
混成集積回路基板12、本発明の特徴となる入れ子13
が一体で成るフレーム14およびこれらを収納する保護
カバー15、16でなり、前記混成集積回路基板12お
よびフレーム14は、図2、図3、図4、図5、図7お
よび図8で更に詳しく述べている。
て図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るIC
メモリカードは、図1に示すように4つの要素から成
り、半導体メモリ素子10やコネクタ11等を実装した
混成集積回路基板12、本発明の特徴となる入れ子13
が一体で成るフレーム14およびこれらを収納する保護
カバー15、16でなり、前記混成集積回路基板12お
よびフレーム14は、図2、図3、図4、図5、図7お
よび図8で更に詳しく述べている。
【0013】まず混成集積回路基板12は、表面が絶縁
性を有していれば良く、プリント基板、金属基板、セラ
ミック基板およびガラス基板等が可能である。特に金属
基板は、導電性であるため、Al、FeおよびCuは、
その表面に絶縁性樹脂を被着する必要がある。またAl
は、陽極酸化等の酸化工程で表面に絶縁材料を生成させ
ることができるため、この酸化膜の上に絶縁性樹脂を被
着させている。
性を有していれば良く、プリント基板、金属基板、セラ
ミック基板およびガラス基板等が可能である。特に金属
基板は、導電性であるため、Al、FeおよびCuは、
その表面に絶縁性樹脂を被着する必要がある。またAl
は、陽極酸化等の酸化工程で表面に絶縁材料を生成させ
ることができるため、この酸化膜の上に絶縁性樹脂を被
着させている。
【0014】これら少なくとも表面が絶縁性を有する混
成集積回路基板12の表面には、導電性を有する金属、
一般的には銅箔が所定のパターンに形成され、配線、ラ
ンド、ボンディングエリア、リード固着用パッド等が前
記基板の上に形成されることになる。ここで実装される
半導体メモリ素子は、保護カバー15、16との密閉状
況によりベアチップや樹脂モールドされた素子の2種類
に分けられる。つまり密封状況が良ければベアチップが
採用されても良く、この場合は、半田を介してフェイス
ダウンで電気的に接続されるか、金属細線を介してフェ
イスアップで接続される。また保護カバーの内側に樹脂
を充填しても良い。
成集積回路基板12の表面には、導電性を有する金属、
一般的には銅箔が所定のパターンに形成され、配線、ラ
ンド、ボンディングエリア、リード固着用パッド等が前
記基板の上に形成されることになる。ここで実装される
半導体メモリ素子は、保護カバー15、16との密閉状
況によりベアチップや樹脂モールドされた素子の2種類
に分けられる。つまり密封状況が良ければベアチップが
採用されても良く、この場合は、半田を介してフェイス
ダウンで電気的に接続されるか、金属細線を介してフェ
イスアップで接続される。また保護カバーの内側に樹脂
を充填しても良い。
【0015】しかし一般にICメモリカードは、薄型で
あり、色々な条件の下で力が加わることを考えると、素
子に力が加わらないことが望ましく、充填型では熱膨張
係数の違いから、ベアチップやワイヤーボンディング部
に応力が加わることを考えるとモールド型の半導体素子
を基板に実装するのも、効果のある手法と考えられる。
あり、色々な条件の下で力が加わることを考えると、素
子に力が加わらないことが望ましく、充填型では熱膨張
係数の違いから、ベアチップやワイヤーボンディング部
に応力が加わることを考えるとモールド型の半導体素子
を基板に実装するのも、効果のある手法と考えられる。
【0016】いずれにしてもランドがある場合は、この
上に半導体チップが載せられ、またヒートシンクを介し
て半導体素子が載せられる。また電気的接続は、モール
ド型の場合、リードフレームがリード固着用のパッドに
半田を介して固着され、ベアチップでフェイスアップの
場合、ボンデイングエリアに金属細線が接続され、フェ
イスダウンの場合、半田ボールを介してパッドと固着さ
れる。
上に半導体チップが載せられ、またヒートシンクを介し
て半導体素子が載せられる。また電気的接続は、モール
ド型の場合、リードフレームがリード固着用のパッドに
半田を介して固着され、ベアチップでフェイスアップの
場合、ボンデイングエリアに金属細線が接続され、フェ
イスダウンの場合、半田ボールを介してパッドと固着さ
れる。
【0017】またICメモリカードは、その機能によ
り、メモリ素子以外の半導体素子、例えばトランジス
タ、駆動用のIC等が実装されると共に、印刷抵抗、チ
ップ抵抗およびチップコンデンサ等の回路素子が実装さ
れる。これらが実装されているものとして、図3、図5
に一例としてチップ抵抗を図示した。つづいて混成集積
回路基板12には、コネクタ11が実装されたいる。混
成集積回路基板12は、一般的に方形形状で、少なくと
も1側辺にコネクタ11が取り付けられる。コネクタ1
1は、絶縁樹脂でモールドされたもので、中にピンが組
み込まれている。
り、メモリ素子以外の半導体素子、例えばトランジス
タ、駆動用のIC等が実装されると共に、印刷抵抗、チ
ップ抵抗およびチップコンデンサ等の回路素子が実装さ
れる。これらが実装されているものとして、図3、図5
に一例としてチップ抵抗を図示した。つづいて混成集積
回路基板12には、コネクタ11が実装されたいる。混
成集積回路基板12は、一般的に方形形状で、少なくと
も1側辺にコネクタ11が取り付けられる。コネクタ1
1は、絶縁樹脂でモールドされたもので、中にピンが組
み込まれている。
【0018】本構成は、まず半導体メモリ素子10が複
数個マトリックス状(ここでは図3では4行2列)に実
装され、余った余白に電子部品、ここではチップ抵抗等
の受動素子や駆動用のIC等が実装されたプリント基板
12で、プリント基板の一側辺にはコネクタ11がプリ
ント基板12の回路と電気的に接続されている。ここで
は前記一側辺に延在されたランドがあり、このランドは
半田を介してコネクタ11のピン17と電気的および機
械的に接続されている。もちろん半導体メモリは、図示
していないプリント基板上の配線と電気的に接続され、
所望の記録媒体として働くことになる。
数個マトリックス状(ここでは図3では4行2列)に実
装され、余った余白に電子部品、ここではチップ抵抗等
の受動素子や駆動用のIC等が実装されたプリント基板
12で、プリント基板の一側辺にはコネクタ11がプリ
ント基板12の回路と電気的に接続されている。ここで
は前記一側辺に延在されたランドがあり、このランドは
半田を介してコネクタ11のピン17と電気的および機
械的に接続されている。もちろん半導体メモリは、図示
していないプリント基板上の配線と電気的に接続され、
所望の記録媒体として働くことになる。
【0019】またこのプリント基板12の外側には、プ
ラスチックモールドで成型されたフレーム14がはめ込
まれている。このフレームは、相互に機械的に接続され
ているプリント基板12とコネクタ11を機械的に固定
するものである。更には、このプリント基板12、コネ
クタおよび半導体メモリ素子等の保護、ICメモリカー
ドの機械的向上を目的として保護カバー15、16がプ
リント基板の外側に設けられている。ここで保護カバー
15、16は、樹脂製或いは金属製で成るものが一般的
である。
ラスチックモールドで成型されたフレーム14がはめ込
まれている。このフレームは、相互に機械的に接続され
ているプリント基板12とコネクタ11を機械的に固定
するものである。更には、このプリント基板12、コネ
クタおよび半導体メモリ素子等の保護、ICメモリカー
ドの機械的向上を目的として保護カバー15、16がプ
リント基板の外側に設けられている。ここで保護カバー
15、16は、樹脂製或いは金属製で成るものが一般的
である。
【0020】本発明の特徴とするところは、前記フレー
ム14にある。図1の混成集積回路基板には、半導体メ
モリ素子10が2行2列で図示されているが、実際はも
っとn行m列で配置されていても良い。その1例として
図3に2行4列の8個の半導体メモリ素子で以下に説明
してゆく。この半導体メモリ素子10は、2個で1メガ
ビットの容量を有する。図3のように右上からA、B・
・・GおよびHと名付ける。つまり混成集積回路基板1
2には、最大4メガビットのメモリ容量が実装される。
またユーザーあるいはメーカーの仕様により、1、2お
よび4メガビットの容量に展開できる。つまりメモリ素
子A、Bで1メガビット、メモリ素子A、B、Cおよび
Dで2メガビット、メモリ素子A、B、・・・Gおよび
Hで4メガビットを構成する。
ム14にある。図1の混成集積回路基板には、半導体メ
モリ素子10が2行2列で図示されているが、実際はも
っとn行m列で配置されていても良い。その1例として
図3に2行4列の8個の半導体メモリ素子で以下に説明
してゆく。この半導体メモリ素子10は、2個で1メガ
ビットの容量を有する。図3のように右上からA、B・
・・GおよびHと名付ける。つまり混成集積回路基板1
2には、最大4メガビットのメモリ容量が実装される。
またユーザーあるいはメーカーの仕様により、1、2お
よび4メガビットの容量に展開できる。つまりメモリ素
子A、Bで1メガビット、メモリ素子A、B、Cおよび
Dで2メガビット、メモリ素子A、B、・・・Gおよび
Hで4メガビットを構成する。
【0021】従って1メガビットの場合は。C、D、
E、F、GおよびHの所には、半導体メモリ素子10
は、実装されず空間となる。また2メガビットの場合
は、E、F、GおよびHの所には、実装されず空間とな
る。一方入れ子13は、フレーム14と一体で成型さ
れ、コネクタ11の挿入方向に対して平行な相対向する
側辺に向かってそれぞれ設けられ全部で3個設けられて
いる。メモリ素子CおよびDの設置領域に入れ子Cが、
メモリ素子E、Fの設置領域に入れ子e、メモリ素子
G、Hの設置領域に入れ子gが配置できるようになって
いる。
E、F、GおよびHの所には、半導体メモリ素子10
は、実装されず空間となる。また2メガビットの場合
は、E、F、GおよびHの所には、実装されず空間とな
る。一方入れ子13は、フレーム14と一体で成型さ
れ、コネクタ11の挿入方向に対して平行な相対向する
側辺に向かってそれぞれ設けられ全部で3個設けられて
いる。メモリ素子CおよびDの設置領域に入れ子Cが、
メモリ素子E、Fの設置領域に入れ子e、メモリ素子
G、Hの設置領域に入れ子gが配置できるようになって
いる。
【0022】従って、1メガの場合は、前記空間には入
れ子c,e,gが全て配置されており、2メガの場合
は、入れ子e,gが、そして4メガビットの場合は、入
れ子c,e,gが全て取り外されている。従って各容量
により生じる空間には、予め用意された図2のフレーム
の入れ子を取り外すことで足り、ICメモリカードの強
度を向上させることができる。
れ子c,e,gが全て配置されており、2メガの場合
は、入れ子e,gが、そして4メガビットの場合は、入
れ子c,e,gが全て取り外されている。従って各容量
により生じる空間には、予め用意された図2のフレーム
の入れ子を取り外すことで足り、ICメモリカードの強
度を向上させることができる。
【0023】また入れ子の接続方法として次の改良が成
されている。符号20で示す第1の接続手段20・・・
が入れ子から突出しており、この第1の接続手段よりも
幅の狭い第2の接続手段21・・・がフレームと接続さ
れている。つまりフレーム14との付け根がくびれて形
成されており、フレームからの取り外しが容易なように
なっている。ここではくびれているが、第1の接続手段
20がフレームと接続されていても良い。また取り外し
の手間を考えなければ、接続手段20,21の幅は任意
でよい。また入れ子gの強度を更に向上させるために、
コネクタ11の実装される側辺と対向する側辺にも第3
の接続手段22が設けられている。また入れ子や接続手
段のないところは、空間を有している。つまり入れ子の
上面と半導体メモリ素子の上面が実質一致しており、前
記空間は少なくとも入れこの厚み分の空間を有してお
り、ここに厚みのある回路素子、例えばチップ抵抗、チ
ップコンデンサおよび駆動IC等が実装される空間とな
る。
されている。符号20で示す第1の接続手段20・・・
が入れ子から突出しており、この第1の接続手段よりも
幅の狭い第2の接続手段21・・・がフレームと接続さ
れている。つまりフレーム14との付け根がくびれて形
成されており、フレームからの取り外しが容易なように
なっている。ここではくびれているが、第1の接続手段
20がフレームと接続されていても良い。また取り外し
の手間を考えなければ、接続手段20,21の幅は任意
でよい。また入れ子gの強度を更に向上させるために、
コネクタ11の実装される側辺と対向する側辺にも第3
の接続手段22が設けられている。また入れ子や接続手
段のないところは、空間を有している。つまり入れ子の
上面と半導体メモリ素子の上面が実質一致しており、前
記空間は少なくとも入れこの厚み分の空間を有してお
り、ここに厚みのある回路素子、例えばチップ抵抗、チ
ップコンデンサおよび駆動IC等が実装される空間とな
る。
【0024】図4および図5は、前実施例の改良で、入
れ子L、Mの横幅が異なっている。図2に戻り説明すれ
ば、2メガの時は、入れ子Cだけを取り外せばよいが、
4メガの際は、続いて入れ子e、gの2つを取り外す必
要がある。つまりこれを1つにまとめたものが図4の入
れ子Mである。図2は特に入れ子c,eは、上下一点で
フレームと接続され、横幅も細い。従って紙面に対して
上下方向に回転する恐れがある。これを防止するため
に、入れ子L、Mには上下2点で接続されており、前記
回転を防止している。また入れ子Lは、半導体素子E、
Fの上にまで延在されるようにしてその横幅を広くし、
また入れ子Mは、やはり半導体素子E、Fの上まで延在
されるようにしてある。従って幅も広くなっており、強
度も向上している。
れ子L、Mの横幅が異なっている。図2に戻り説明すれ
ば、2メガの時は、入れ子Cだけを取り外せばよいが、
4メガの際は、続いて入れ子e、gの2つを取り外す必
要がある。つまりこれを1つにまとめたものが図4の入
れ子Mである。図2は特に入れ子c,eは、上下一点で
フレームと接続され、横幅も細い。従って紙面に対して
上下方向に回転する恐れがある。これを防止するため
に、入れ子L、Mには上下2点で接続されており、前記
回転を防止している。また入れ子Lは、半導体素子E、
Fの上にまで延在されるようにしてその横幅を広くし、
また入れ子Mは、やはり半導体素子E、Fの上まで延在
されるようにしてある。従って幅も広くなっており、強
度も向上している。
【0025】しかし接続手段は、上下3点ずつのものが
上下4点になり、例えばニッパーのような切断手段で取
り外す場合、手間が増える。これを防止したい場合は、
図2の入れ子のように、上下に1つずつ接続手段を設け
ても良い。更に別の実施例を述べる。前記2つの実施例
は、コネクタ11の挿入方向に対して、直角の方向に入
れ子が延在されているが、図7、図8は、コネクタ11
の挿入方向に対して平行に入れ子が延在されている例で
ある。入れ子の対応は、第1の実施例と同じで図示した
が、第2の実施例のように2つで対応しても良い。接続
手段等は、前記2の実施例と同じであるために説明は省
略する。
上下4点になり、例えばニッパーのような切断手段で取
り外す場合、手間が増える。これを防止したい場合は、
図2の入れ子のように、上下に1つずつ接続手段を設け
ても良い。更に別の実施例を述べる。前記2つの実施例
は、コネクタ11の挿入方向に対して、直角の方向に入
れ子が延在されているが、図7、図8は、コネクタ11
の挿入方向に対して平行に入れ子が延在されている例で
ある。入れ子の対応は、第1の実施例と同じで図示した
が、第2の実施例のように2つで対応しても良い。接続
手段等は、前記2の実施例と同じであるために説明は省
略する。
【0026】以上説明した構造を基に製法を簡単に説明
する。まず、電気的および機械的に外部回路を接続する
コネクタ11および電子部品がその表面に実装された少
なくとも表面が絶縁性を有する混成集積回路基板12を
用意する。ここで前記混成集積回路基板12には、半導
体メモリ素子10が最大m行n列(m、nは、自然数)
でマトリックス状に配置される領域を有している。
する。まず、電気的および機械的に外部回路を接続する
コネクタ11および電子部品がその表面に実装された少
なくとも表面が絶縁性を有する混成集積回路基板12を
用意する。ここで前記混成集積回路基板12には、半導
体メモリ素子10が最大m行n列(m、nは、自然数)
でマトリックス状に配置される領域を有している。
【0027】続いて前記ICメモリカードの必要とされ
る最小容量に基づいて、前記領域に半導体メモリ素子1
0が実装されない空間を埋める入れ子13が一体で設け
られたフレームを予め用意し、前記最小容量よりも大き
い容量を前記領域に実装する際は、前記入れ子13をフ
レーム14から取り外す。最後に、少なくとも前記混成
集積回路基板12を保持する前記フレーム14に前記混
成集積回路基板を実装し、前記フレームで保持された前
記混成集積回路基板をカバーに収納して終了する。
る最小容量に基づいて、前記領域に半導体メモリ素子1
0が実装されない空間を埋める入れ子13が一体で設け
られたフレームを予め用意し、前記最小容量よりも大き
い容量を前記領域に実装する際は、前記入れ子13をフ
レーム14から取り外す。最後に、少なくとも前記混成
集積回路基板12を保持する前記フレーム14に前記混
成集積回路基板を実装し、前記フレームで保持された前
記混成集積回路基板をカバーに収納して終了する。
【0028】従って予め用意された1個のフレームで、
入れ子の取り外しにより複数種類のメモリ容量に展開で
き、共通生産ができる。しかも在庫の管理も簡単にな
る。
入れ子の取り外しにより複数種類のメモリ容量に展開で
き、共通生産ができる。しかも在庫の管理も簡単にな
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1に、
混成集積回路基板には、半導体メモリ素子がm行n列
(m、nは、自然数)でマトリックス状に配置される領
域を有し、必要とされるメモリ容量により前記混成集積
回路基板には前記半導体メモリ素子が実装されない空間
を有し、前記フレームには前記空間を埋める入れ子が一
体で構成されているため、前記空間にはフレームと一体
で成る入れ子が配置され、保護カバーに収納されたIC
メモリカードには従来のような空間が生じず、その強度
を向上させることができる。
混成集積回路基板には、半導体メモリ素子がm行n列
(m、nは、自然数)でマトリックス状に配置される領
域を有し、必要とされるメモリ容量により前記混成集積
回路基板には前記半導体メモリ素子が実装されない空間
を有し、前記フレームには前記空間を埋める入れ子が一
体で構成されているため、前記空間にはフレームと一体
で成る入れ子が配置され、保護カバーに収納されたIC
メモリカードには従来のような空間が生じず、その強度
を向上させることができる。
【0030】第2に、混成集積回路基板には、半導体メ
モリ素子がm行n列(m、nは、自然数)でマトリック
ス状に配置され、前記ICメモリカードをm行n列の容
量よりも小さい時にも共用して使用するため、この小さ
いメモリ容量により、前記混成集積回路基板の実装され
ない空間を埋める前記フレームと一体の入れ子が取り外
される構造であるため、m行n列のメモリ容量、これ以
下のメモリ容量と複数種類のICメモリカードに展開で
きる。従ってユーザにより容量を変えてもICメモリカ
ードの強度は、維持できる。
モリ素子がm行n列(m、nは、自然数)でマトリック
ス状に配置され、前記ICメモリカードをm行n列の容
量よりも小さい時にも共用して使用するため、この小さ
いメモリ容量により、前記混成集積回路基板の実装され
ない空間を埋める前記フレームと一体の入れ子が取り外
される構造であるため、m行n列のメモリ容量、これ以
下のメモリ容量と複数種類のICメモリカードに展開で
きる。従ってユーザにより容量を変えてもICメモリカ
ードの強度は、維持できる。
【0031】またメモリ最小単位(1メガビット)の時
には、その空間を埋める全ての入れ子が、予めフレーム
に取り付けられており、2、4メガビットと容量が増設
される度に、前記入れ子を取り外せば、2、4メガビッ
トの時のフレームを別途用意することが無く、フレーム
を共用することができる。従って在庫の管理等が簡単に
なる。
には、その空間を埋める全ての入れ子が、予めフレーム
に取り付けられており、2、4メガビットと容量が増設
される度に、前記入れ子を取り外せば、2、4メガビッ
トの時のフレームを別途用意することが無く、フレーム
を共用することができる。従って在庫の管理等が簡単に
なる。
【0032】第3に、混成集積回路基板を方形形状と
し、前記コネクタを、前記混成集積回路基板の一側辺に
取り付け、前記入れ子を、コネクタの挿入方向に対して
垂直或いは平行な方向に延在し、前記挿入方向と同一方
向の前記フレームの対向側辺或いは前記挿入方向と直行
する前記フレームの対向側辺に一体で取り付ける事で、
フレームの製造時に一度に入れ子を形成できる。また空
間に入れる入れ子は、ニッパ等の取り外し手段で簡単に
取り外しができ、作業性も向上する。
し、前記コネクタを、前記混成集積回路基板の一側辺に
取り付け、前記入れ子を、コネクタの挿入方向に対して
垂直或いは平行な方向に延在し、前記挿入方向と同一方
向の前記フレームの対向側辺或いは前記挿入方向と直行
する前記フレームの対向側辺に一体で取り付ける事で、
フレームの製造時に一度に入れ子を形成できる。また空
間に入れる入れ子は、ニッパ等の取り外し手段で簡単に
取り外しができ、作業性も向上する。
【0033】また対向側辺に入れ子を一体で接続するこ
とで、入れ子はフレームに強固に取り付けられ、ICメ
モリカード自身の強度を更に向上させることができる。
第4に、フレームとの付け根の部分がくびれている入れ
子とすることで、前記切断手段で簡単にくびれの部分で
取り外しができ、作業性が向上する。第5に、ICメモ
リカードの必要とされる最小容量に基づいて、半導体メ
モリ素子が実装されない空間を埋める入れ子が一体で設
けられたフレームを予め用意し、 前記最小容量よりも
大きい容量を前記領域に実装する際は、前記入れ子をフ
レームから取り外すことで、展開しようとする最小メモ
リ容量から最大メモの容量までにおいて、半導体メモリ
素子が実装されない空間は、予め用意された一種類のフ
レームの入れ子を取り外すことで実質対応がとれる。
とで、入れ子はフレームに強固に取り付けられ、ICメ
モリカード自身の強度を更に向上させることができる。
第4に、フレームとの付け根の部分がくびれている入れ
子とすることで、前記切断手段で簡単にくびれの部分で
取り外しができ、作業性が向上する。第5に、ICメモ
リカードの必要とされる最小容量に基づいて、半導体メ
モリ素子が実装されない空間を埋める入れ子が一体で設
けられたフレームを予め用意し、 前記最小容量よりも
大きい容量を前記領域に実装する際は、前記入れ子をフ
レームから取り外すことで、展開しようとする最小メモ
リ容量から最大メモの容量までにおいて、半導体メモリ
素子が実装されない空間は、予め用意された一種類のフ
レームの入れ子を取り外すことで実質対応がとれる。
【図1】本発明の一実施形態に係るICメモリカードの
組立図である。
組立図である。
【図2】図1に於けるフレームの平面図である。
【図3】図2のフレーム対応した混成集積回路基板の平
面図である。
面図である。
【図4】図2のフレームの改良型を説明する図である。
【図5】図4のフレーム対応した混成集積回路基板の平
面図である。
面図である。
【図6】従来のICメモリカードの組立図である。
【図7】図1の混成集積回路基板の改良型を説明する図
である。
である。
【図8】図7の混成集積回路基板に対応してフレームを
説明する図である。
説明する図である。
10 半導体メモリ素子 11 コネクタ 12 混成集積回路基板 13 入れ子 14 フレーム 15,16 保護カバー 20、21、22 接続手段
Claims (5)
- 【請求項1】 電子部品が実装された少なくとも表面が
絶縁性を有する混成集積回路基板と、電気的および機械
的に外部回路と前記混成集積回路基板を接続するコネク
タと、前記混成集積回路基板および前記コネクタとを保
持する絶縁性のフレームと、前記フレームで保持された
前記混成集積回路基板および前記コネクタの少なくとも
一部を収納するカバーとを有するICメモリカードに於
いて、 前記混成集積回路基板には、半導体メモリ素子がm行n
列(m、nは、自然数)でマトリックス状に配置される
領域を有し、必要とされるメモリ容量により前記混成集
積回路基板には前記半導体メモリ素子が実装されない空
間を有し、前記フレームには前記空間を埋める入れ子が
一体で構成されていることを特徴としたICメモリカー
ド。 - 【請求項2】 電子部品が実装された少なくとも表面が
絶縁性を有する混成集積回路基板と、電気的および機械
的に外部回路と前記混成集積回路基板を接続するコネク
タと、前記混成集積回路基板および前記コネクタとを保
持する絶縁性のフレームと、前記フレームで保持された
前記混成集積回路基板および前記コネクタの少なくとも
一部を収納するカバーとを有するICメモリカードに於
いて、 前記混成集積回路基板には、半導体メモリ素子がm行n
列(m、nは、自然数)でマトリックス状に配置され、
前記ICメモリカードをm行n列の容量よりも小さい時
に共用して使用するため、この小さいメモリ容量により
前記混成集積回路基板の実装されない空間を埋める前記
フレームと一体の入れ子が取り外されていることを特徴
としたICメモリカード。 - 【請求項3】 前記混成集積回路基板は方形形状で、前
記コネクタは、前記混成集積回路基板の一側辺に取り付
けられ、前記入れ子は、コネクタの挿入方向に対して垂
直或いは平行な方向に延在され、前記挿入方向と同一方
向の前記フレームの対向側辺或いは前記挿入方向と直行
する前記フレームの対向側辺に一体で取り付けられてい
ることを特徴とした請求項1または2記載のICメモリ
カード。 - 【請求項4】 前記入れ子は、フレームとの付け根の部
分がくびれていることを特徴とする請求項1、2または
3記載のICメモリカード。 - 【請求項5】 電気的および機械的に外部回路を接続す
るコネクタおよび電子部品がその表面に実装された少な
くとも表面が絶縁性を有する混成集積回路基板を用意
し、少なくとも前記混成集積回路基板を保持する絶縁性
のフレームに前記混成集積回路基板を実装し、前記フレ
ームで保持された前記混成集積回路基板をカバーに収納
するICメモリカードの製造方法に於いて、 前記混成集積回路基板には、半導体メモリ素子が最大m
行n列(m、nは、自然数)でマトリックス状に配置さ
れる領域を有し、 前記ICメモリカードの必要とされる最小容量に基づい
て、前記領域に半導体メモリ素子が実装されない空間を
埋める入れ子が一体で設けられたフレームを予め用意
し、 前記最小容量よりも大きい容量を前記領域に実装する際
は、前記入れ子をフレームから取り外すことを特徴とし
たICメモリカードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014548A JPH09202077A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | Icメモリカードおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014548A JPH09202077A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | Icメモリカードおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202077A true JPH09202077A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11864212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8014548A Pending JPH09202077A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | Icメモリカードおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09202077A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002015296A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メモリカード |
JP2016173684A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 株式会社東芝 | 半導体メモリカードの製造方法 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8014548A patent/JPH09202077A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002015296A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メモリカード |
JP2016173684A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 株式会社東芝 | 半導体メモリカードの製造方法 |
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