JPH09199551A - インライン検査用検査データ解析処理装置 - Google Patents
インライン検査用検査データ解析処理装置Info
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- JPH09199551A JPH09199551A JP8004227A JP422796A JPH09199551A JP H09199551 A JPH09199551 A JP H09199551A JP 8004227 A JP8004227 A JP 8004227A JP 422796 A JP422796 A JP 422796A JP H09199551 A JPH09199551 A JP H09199551A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/282—Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
- G01R31/2831—Testing of materials or semi-finished products, e.g. semiconductor wafers or substrates
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L22/00—Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
- H01L22/10—Measuring as part of the manufacturing process
- H01L22/12—Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般ユーザが半導体製造プロセスに於ける問
題発生工程を容易に検査データから知り得ることとし
て、製品歩留りの向上・品質の向上を図る。 【解決手段】 あるインライン検査工程において、CP
U3は、検査装置本体1が採取したデータ信号V1をメ
モリ2に格納し、前工程で得た結果V6をメモリ6から
読み出してメモリ2に格納する。CPU3はメモリ2の
格納データ信号V2を読み出し、当該工程での検出欠陥
のデータと前工程の結果V6とを比較・照合して、当該
工程に関するデータ解析処理結果V5を生成する。その
結果V5は、消滅欠陥データ,共通の欠陥データ,当該
工程番号のラベルを付した新規欠陥データ,復活欠陥デ
ータとから成る。CPU3は上記処理を各インライン検
査工程毎に実行し、得られたデータを編集して各工程の
検出欠陥数と消滅欠陥数とを与えるヒストグラムデータ
を作成する。
題発生工程を容易に検査データから知り得ることとし
て、製品歩留りの向上・品質の向上を図る。 【解決手段】 あるインライン検査工程において、CP
U3は、検査装置本体1が採取したデータ信号V1をメ
モリ2に格納し、前工程で得た結果V6をメモリ6から
読み出してメモリ2に格納する。CPU3はメモリ2の
格納データ信号V2を読み出し、当該工程での検出欠陥
のデータと前工程の結果V6とを比較・照合して、当該
工程に関するデータ解析処理結果V5を生成する。その
結果V5は、消滅欠陥データ,共通の欠陥データ,当該
工程番号のラベルを付した新規欠陥データ,復活欠陥デ
ータとから成る。CPU3は上記処理を各インライン検
査工程毎に実行し、得られたデータを編集して各工程の
検出欠陥数と消滅欠陥数とを与えるヒストグラムデータ
を作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各半導体プロセ
ス段階での、即ち、インラインでの半導体検査に用いら
れる、検査データ解析処理装置に関するものである。
ス段階での、即ち、インラインでの半導体検査に用いら
れる、検査データ解析処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインラインでの半導体検査では、
検査装置によって半導体ウェハ内の欠陥の位置座標デー
タ(XY座標データ)を検出し、この検出欠陥データに
基づき検査装置あるいは、検査データ解析処理装置は、
その有する表示装置において、各検出欠陥の位置をドッ
トで表示することが行われている。そのような表示装置
上のマップ表示の例を、図24に示す。同図に示される
通り、検出欠陥を検出した各位置にドットDTを表示す
ることで、従来の検査データ解析処理装置は検出欠陥の
分布情報をユーザに示している。
検査装置によって半導体ウェハ内の欠陥の位置座標デー
タ(XY座標データ)を検出し、この検出欠陥データに
基づき検査装置あるいは、検査データ解析処理装置は、
その有する表示装置において、各検出欠陥の位置をドッ
トで表示することが行われている。そのような表示装置
上のマップ表示の例を、図24に示す。同図に示される
通り、検出欠陥を検出した各位置にドットDTを表示す
ることで、従来の検査データ解析処理装置は検出欠陥の
分布情報をユーザに示している。
【0003】また、従来の検査データ解析処理装置は、
検査装置より受け取った検出欠陥の位置検出データよ
り、各検査工程毎の、しかも各検出欠陥データを初めて
その出現が検知されたときの各検査工程番号毎に分類し
て得られる検出欠陥数のデータを求め、求めたデータを
ヒストグラム化してディスプレイ装置に出力することが
行われている。即ち、半導体製造工程が進む毎に繰り返
し同一のウェハを検査装置によって検査し、検出された
各欠陥のXY座標データを任意の誤差範囲内で検証して
各工程の検査データの重ね合わせを行なうことで、各工
程毎の当該工程よりも前の各工程の番号で分類された検
出欠陥数のデータが作成される。そのようにして得られ
た各工程毎の検出欠陥数のヒストグラムの表示例を、図
25に示す。
検査装置より受け取った検出欠陥の位置検出データよ
り、各検査工程毎の、しかも各検出欠陥データを初めて
その出現が検知されたときの各検査工程番号毎に分類し
て得られる検出欠陥数のデータを求め、求めたデータを
ヒストグラム化してディスプレイ装置に出力することが
行われている。即ち、半導体製造工程が進む毎に繰り返
し同一のウェハを検査装置によって検査し、検出された
各欠陥のXY座標データを任意の誤差範囲内で検証して
各工程の検査データの重ね合わせを行なうことで、各工
程毎の当該工程よりも前の各工程の番号で分類された検
出欠陥数のデータが作成される。そのようにして得られ
た各工程毎の検出欠陥数のヒストグラムの表示例を、図
25に示す。
【0004】同図において、各検査工程における検出欠
陥数のヒストグラム中に付した数字は、各製造工程ない
しは各検査工程の番号を示している。例えば、検査工程
2では、製造工程1で生じた欠陥が、製造工程2の終了
後でもn12個検出されており、検査工程3では、製造
工程1,製造工程2で生じた各欠陥が、製造工程3の終
了時点でも、それぞれn13個,n23個検出されてい
る。
陥数のヒストグラム中に付した数字は、各製造工程ない
しは各検査工程の番号を示している。例えば、検査工程
2では、製造工程1で生じた欠陥が、製造工程2の終了
後でもn12個検出されており、検査工程3では、製造
工程1,製造工程2で生じた各欠陥が、製造工程3の終
了時点でも、それぞれn13個,n23個検出されてい
る。
【0005】このように、図25のヒストグラムを見れ
ば、ユーザは、検出した欠陥がどの工程で最初に現れた
かを知ることができる。
ば、ユーザは、検出した欠陥がどの工程で最初に現れた
かを知ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査データ解析処理装置では、それを使うユーザから見
て、次のような問題点がある。
検査データ解析処理装置では、それを使うユーザから見
て、次のような問題点がある。
【0007】先ず、第一は、検出欠陥マップによる表示
では、ユーザはそこから検出欠陥の検出位置しか読みと
れないため、欠陥発生の状況をマップからの情報だけで
は十分に読みとれないという点である。従って、発塵源
の調査や、プロセス上の問題解決の為にどの欠陥を観察
すべきかをユーザが判断する必要がある場合には、従来
のマップ表示では判断のための必要情報が不足している
ため、マップ表示が殆ど役に立たないという問題が生じ
ている。
では、ユーザはそこから検出欠陥の検出位置しか読みと
れないため、欠陥発生の状況をマップからの情報だけで
は十分に読みとれないという点である。従って、発塵源
の調査や、プロセス上の問題解決の為にどの欠陥を観察
すべきかをユーザが判断する必要がある場合には、従来
のマップ表示では判断のための必要情報が不足している
ため、マップ表示が殆ど役に立たないという問題が生じ
ている。
【0008】また、第二の問題点は、一般的なユーザに
とって、従来のヒストグラフ表示からではウェハ全体に
潜む欠陥の総数を正確に読みとることができないという
問題が生じている点にある。即ち、半導体プロセスでは
製膜工程やエッチング工程等の各製造工程が繰返し実行
されるので、各検査工程毎に欠陥の検出精度が異なるこ
ととなる。そのため、ある検査工程では欠陥が検出され
ても、次の製造工程を経ると、次の検査工程ではその検
出欠陥が検出されなくなるというケースが生じる。この
場合、次工程を経ることで検出欠陥が完全に消滅してし
まうならば問題無しと言えるが、実際には、製膜等の次
工程を経たために検出欠陥が隠れて見えなくなっただけ
の場合もあり、それが更なる次の製造工程を経て再出現
する場合も生じる。このような、実は元々から出現して
おり後々の工程で再出現するような欠陥を最初に発生さ
せた製造工程こそが最も問題のある工程であり、このよ
うな工程を検知することが半導体プロセスにとっては重
要である。
とって、従来のヒストグラフ表示からではウェハ全体に
潜む欠陥の総数を正確に読みとることができないという
問題が生じている点にある。即ち、半導体プロセスでは
製膜工程やエッチング工程等の各製造工程が繰返し実行
されるので、各検査工程毎に欠陥の検出精度が異なるこ
ととなる。そのため、ある検査工程では欠陥が検出され
ても、次の製造工程を経ると、次の検査工程ではその検
出欠陥が検出されなくなるというケースが生じる。この
場合、次工程を経ることで検出欠陥が完全に消滅してし
まうならば問題無しと言えるが、実際には、製膜等の次
工程を経たために検出欠陥が隠れて見えなくなっただけ
の場合もあり、それが更なる次の製造工程を経て再出現
する場合も生じる。このような、実は元々から出現して
おり後々の工程で再出現するような欠陥を最初に発生さ
せた製造工程こそが最も問題のある工程であり、このよ
うな工程を検知することが半導体プロセスにとっては重
要である。
【0009】ところが、上述したような欠陥発生は、経
験を積んだユーザならば理解しえている事実であり、そ
のようなユーザにとっては、従来技術が示す図25のヒ
ストグラムの情報からでも事足りる場合もあると言え
る。しかし、一般のユーザにとっては、図25のヒスト
グラムから、消滅,再出現する欠陥の情報をも読みとる
ことは極めて困難ないしは不可能であり、そのために、
一般ユーザは、従来の検査データ解析処理装置を用いる
と、各工程中に発生する欠陥数の少ない、品質の良いウ
ェハが作製されたものと誤認判断してしまうおそれが多
分にある。
験を積んだユーザならば理解しえている事実であり、そ
のようなユーザにとっては、従来技術が示す図25のヒ
ストグラムの情報からでも事足りる場合もあると言え
る。しかし、一般のユーザにとっては、図25のヒスト
グラムから、消滅,再出現する欠陥の情報をも読みとる
ことは極めて困難ないしは不可能であり、そのために、
一般ユーザは、従来の検査データ解析処理装置を用いる
と、各工程中に発生する欠陥数の少ない、品質の良いウ
ェハが作製されたものと誤認判断してしまうおそれが多
分にある。
【0010】以上のような問題点は、従来の検査装置及
び検査データ解析処理装置が、専らメーカーサイドから
の観点から開発されている事情によるものと言え、一般
ユーザのニーズに適格に応じていないために生じている
ものと言える。
び検査データ解析処理装置が、専らメーカーサイドから
の観点から開発されている事情によるものと言え、一般
ユーザのニーズに適格に応じていないために生じている
ものと言える。
【0011】そこで、この発明は、半導体プロセスと検
査データの関係に関する深い専門的な知識や経験のない
一般ユーザが各半導体製造工程の良否を判定するときの
判定確度・精度を飛躍的に高めることを可能とし得る情
報を提供できる、検査データ解析処理装置のシステムを
実現しようとするものである。
査データの関係に関する深い専門的な知識や経験のない
一般ユーザが各半導体製造工程の良否を判定するときの
判定確度・精度を飛躍的に高めることを可能とし得る情
報を提供できる、検査データ解析処理装置のシステムを
実現しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
各半導体製造時の任意の工程における検査工程後におい
て検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出欠陥デ
ータ信号を解析処理するインライン検査用検査データ解
析処理装置において、(a) 最初の検査工程では、受
け取った前記検出欠陥データ信号に基づき、前記最初の
検査工程に関する欠陥データ解析処理結果信号を生成す
る手段と、(b) 前記最初の検査工程以後の各検査工
程毎に、受け取った前記検出欠陥データ信号の各々と、
当該検査工程よりも一つ前の前回検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号とを比較して、当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号を生成する
手段とを備えており、前記欠陥データ解析処理結果信号
は、消滅欠陥データ信号と非消滅欠陥データ信号とを有
しており、前記消滅欠陥データ信号は、当該検査工程よ
りも前の何れかの前記検査工程では検出されたが、当該
検査工程では検出されなかったために消滅したと判断さ
れうる消滅欠陥に関するデータを与え、前記非消滅欠陥
データ信号は、当該検査工程で検出されたために非消滅
と判断されうる非消滅欠陥に関するデータを与える。
各半導体製造時の任意の工程における検査工程後におい
て検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出欠陥デ
ータ信号を解析処理するインライン検査用検査データ解
析処理装置において、(a) 最初の検査工程では、受
け取った前記検出欠陥データ信号に基づき、前記最初の
検査工程に関する欠陥データ解析処理結果信号を生成す
る手段と、(b) 前記最初の検査工程以後の各検査工
程毎に、受け取った前記検出欠陥データ信号の各々と、
当該検査工程よりも一つ前の前回検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号とを比較して、当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号を生成する
手段とを備えており、前記欠陥データ解析処理結果信号
は、消滅欠陥データ信号と非消滅欠陥データ信号とを有
しており、前記消滅欠陥データ信号は、当該検査工程よ
りも前の何れかの前記検査工程では検出されたが、当該
検査工程では検出されなかったために消滅したと判断さ
れうる消滅欠陥に関するデータを与え、前記非消滅欠陥
データ信号は、当該検査工程で検出されたために非消滅
と判断されうる非消滅欠陥に関するデータを与える。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1記載のイ
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、前記
(a)手段は、(a−1) 前記検出欠陥データ信号の
各々に前記半導体製造工程の内の第一番目のものを示す
データ信号を付す手段と、(a−2) 前記(a−1)
手段により得られた信号を前記最初の検査工程に関する
前記欠陥データ解析処理結果信号に設定する手段とを備
え、前記(b)手段は、(b−1) 前記比較により、
前記前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果
信号の各々が示す前記欠陥が前記消滅欠陥となったか、
それとも前記非消滅欠陥となったか、及び前記検出欠陥
データ信号の各々が示す前記欠陥が当該工程で初めて検
出された新規欠陥であるか否かを判定し、前記新規欠陥
と判定したときには、対応する前記検出欠陥データ信号
に当該検査工程に対応する前記半導体製造工程の内のも
のの工程番号を示すラベルデータ信号を新たに付して、
前記ラベルデータ信号の付された前記検出欠陥データ信
号を前記非消滅欠陥データ信号に設定する一方、前記消
滅欠陥及び前記非消滅欠陥のときには、それぞれ、前記
前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号
の各々に対して既に前記前回検査工程に於いて付された
前回ラベルデータ信号をそのまま付して前記消滅欠陥デ
ータ信号及び前記非消滅欠陥データ信号に設定すること
で、当該検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果
信号を生成する手段を備える。
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、前記
(a)手段は、(a−1) 前記検出欠陥データ信号の
各々に前記半導体製造工程の内の第一番目のものを示す
データ信号を付す手段と、(a−2) 前記(a−1)
手段により得られた信号を前記最初の検査工程に関する
前記欠陥データ解析処理結果信号に設定する手段とを備
え、前記(b)手段は、(b−1) 前記比較により、
前記前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果
信号の各々が示す前記欠陥が前記消滅欠陥となったか、
それとも前記非消滅欠陥となったか、及び前記検出欠陥
データ信号の各々が示す前記欠陥が当該工程で初めて検
出された新規欠陥であるか否かを判定し、前記新規欠陥
と判定したときには、対応する前記検出欠陥データ信号
に当該検査工程に対応する前記半導体製造工程の内のも
のの工程番号を示すラベルデータ信号を新たに付して、
前記ラベルデータ信号の付された前記検出欠陥データ信
号を前記非消滅欠陥データ信号に設定する一方、前記消
滅欠陥及び前記非消滅欠陥のときには、それぞれ、前記
前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号
の各々に対して既に前記前回検査工程に於いて付された
前回ラベルデータ信号をそのまま付して前記消滅欠陥デ
ータ信号及び前記非消滅欠陥データ信号に設定すること
で、当該検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果
信号を生成する手段を備える。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項2記載のイ
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、前記
非消滅欠陥データ信号は、共通欠陥データ信号、新規欠
陥データ信号及び復活欠陥データ信号を有し、前記共通
欠陥データ信号は当該検査工程と前記前回検査工程との
両方で検出される前記欠陥のデータを与え、前記新規欠
陥データ信号は前記新規欠陥のデータを与え、前記復活
欠陥データ信号は前記前回検査工程では前記消滅欠陥で
あったが当該検査工程では検出された前記欠陥のデータ
を与えるものであり、前記(b−1)手段は、前記検出
欠陥データ信号の各々を前記前回検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号と比較し、当該検出欠陥デ
ータ信号が前記消滅欠陥データ信号の一つと一致したと
きには前記消滅欠陥データ信号の前記一つを当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の前記復活
欠陥データ信号に設定し、当該検出欠陥データ信号が前
記非消滅欠陥データ信号の一つと一致したときには前記
非消滅欠陥データ信号の前記一つを当該検査工程に関す
る前記欠陥データ解析処理結果信号の前記共通欠陥デー
タ信号に設定し、当該検出欠陥データ信号が前記前回検
査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の何れ
とも一致しないときには前記ラベルデータ信号を付した
当該検出欠陥データ信号を当該検査工程に関する前記欠
陥データ解析処理結果信号の前記新規欠陥データ信号に
設定する手段と、前記検出欠陥データ信号の何れとも一
致しない前記前回検査工程に関する前記欠陥データ解析
処理結果信号内の前記消滅欠陥データ信号及び前記非消
滅欠陥データ信号の各々を、当該検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号の前記消滅欠陥データ信号
に設定する手段とを備える。
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、前記
非消滅欠陥データ信号は、共通欠陥データ信号、新規欠
陥データ信号及び復活欠陥データ信号を有し、前記共通
欠陥データ信号は当該検査工程と前記前回検査工程との
両方で検出される前記欠陥のデータを与え、前記新規欠
陥データ信号は前記新規欠陥のデータを与え、前記復活
欠陥データ信号は前記前回検査工程では前記消滅欠陥で
あったが当該検査工程では検出された前記欠陥のデータ
を与えるものであり、前記(b−1)手段は、前記検出
欠陥データ信号の各々を前記前回検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号と比較し、当該検出欠陥デ
ータ信号が前記消滅欠陥データ信号の一つと一致したと
きには前記消滅欠陥データ信号の前記一つを当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の前記復活
欠陥データ信号に設定し、当該検出欠陥データ信号が前
記非消滅欠陥データ信号の一つと一致したときには前記
非消滅欠陥データ信号の前記一つを当該検査工程に関す
る前記欠陥データ解析処理結果信号の前記共通欠陥デー
タ信号に設定し、当該検出欠陥データ信号が前記前回検
査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の何れ
とも一致しないときには前記ラベルデータ信号を付した
当該検出欠陥データ信号を当該検査工程に関する前記欠
陥データ解析処理結果信号の前記新規欠陥データ信号に
設定する手段と、前記検出欠陥データ信号の何れとも一
致しない前記前回検査工程に関する前記欠陥データ解析
処理結果信号内の前記消滅欠陥データ信号及び前記非消
滅欠陥データ信号の各々を、当該検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号の前記消滅欠陥データ信号
に設定する手段とを備える。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3記載のイ
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、
(c) 前記検査工程のうち2つ以上の複数工程が終了
したあとの任意の時に、前記(b)手段によって得られ
た前記検査工程の各々に関する前記欠陥データ解析処理
結果信号に基づき、前記検査工程毎に、しかも当該検査
工程に対応した前記半導体製造工程とそれ以前の前記半
導体製造工程とで分類された、検出欠陥量と消滅欠陥量
とを示す物理量を与えるデータ信号を作成する手段を更
に備える。
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、
(c) 前記検査工程のうち2つ以上の複数工程が終了
したあとの任意の時に、前記(b)手段によって得られ
た前記検査工程の各々に関する前記欠陥データ解析処理
結果信号に基づき、前記検査工程毎に、しかも当該検査
工程に対応した前記半導体製造工程とそれ以前の前記半
導体製造工程とで分類された、検出欠陥量と消滅欠陥量
とを示す物理量を与えるデータ信号を作成する手段を更
に備える。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項4記載のイ
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、
(d) 前記(c)手段が出力する前記物理量を与える
データ信号に応じて、前記物理量をヒストグラム形式で
表示する手段を更に備えている。
ンライン検査用検査データ解析処理装置において、
(d) 前記(c)手段が出力する前記物理量を与える
データ信号に応じて、前記物理量をヒストグラム形式で
表示する手段を更に備えている。
【0017】請求項6に係る発明は、各半導体製造工程
の終了毎に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検
出欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査
データ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎
に、受け取った前記検出欠陥データ信号から、予め定め
られた単位面積当たりの欠陥密度を与えるデータ信号を
求める手段と、(b) 前記各検査工程毎に、前記
(a)手段が求めた前記データ信号に基づき等密度曲線
を与える描画データ信号を算出する手段と、(c)前記
各検査工程毎に、前記(b)手段が求めた前記データ信
号に基づき前記等密度曲線をグラフィック表示する手段
とを、備えている。
の終了毎に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検
出欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査
データ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎
に、受け取った前記検出欠陥データ信号から、予め定め
られた単位面積当たりの欠陥密度を与えるデータ信号を
求める手段と、(b) 前記各検査工程毎に、前記
(a)手段が求めた前記データ信号に基づき等密度曲線
を与える描画データ信号を算出する手段と、(c)前記
各検査工程毎に、前記(b)手段が求めた前記データ信
号に基づき前記等密度曲線をグラフィック表示する手段
とを、備えている。
【0018】請求項7に係る発明では、請求項6記載の
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にチップマップを与える描画データ
信号を生成し、前記(c)手段は、前記チップマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にチップマップを与える描画データ
信号を生成し、前記(c)手段は、前記チップマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
【0019】請求項8に係る発明では、請求項6記載の
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にウェハマップを与える描画データ
信号を生成し、前記(c)手段は、前記ウェハマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にウェハマップを与える描画データ
信号を生成し、前記(c)手段は、前記ウェハマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
【0020】請求項9に係る発明では、請求項6記載の
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にチップマップとウェハマップとを
重ねて与える描画データ信号を生成し、前記(c)手段
は、前記チップマップが描画された前記ウェハマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
インライン検査用検査データ解析処理装置において、前
記(b)手段は、更にチップマップとウェハマップとを
重ねて与える描画データ信号を生成し、前記(c)手段
は、前記チップマップが描画された前記ウェハマップ上
に前記等密度曲線をグラフィック表示する。
【0021】請求項10に係る発明は、各半導体製造工
程のうち2つ以上の複数の工程の検査が終了したのちの
任意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検
出欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査
データ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎
に、受け取った前記検出欠陥データ信号の各々が与える
欠陥のサイズが予め定められた段階の何れに属するかを
判断して、前記欠陥の各々が属する前記各段階に対して
予め定められた各々異なる表示形態を与える描画データ
信号を生成する手段と、(b) 前記各検査工程毎に、
前記(a)手段が求めた前記描画データ信号に基づき前
記表示形態をグラフィック表示する手段とを、備えてい
る。
程のうち2つ以上の複数の工程の検査が終了したのちの
任意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検
出欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査
データ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎
に、受け取った前記検出欠陥データ信号の各々が与える
欠陥のサイズが予め定められた段階の何れに属するかを
判断して、前記欠陥の各々が属する前記各段階に対して
予め定められた各々異なる表示形態を与える描画データ
信号を生成する手段と、(b) 前記各検査工程毎に、
前記(a)手段が求めた前記描画データ信号に基づき前
記表示形態をグラフィック表示する手段とを、備えてい
る。
【0022】請求項11に係る発明では、請求項10記
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップを与える描画
データ信号を生成し、前記(b)手段は、前記チップマ
ップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップを与える描画
データ信号を生成し、前記(b)手段は、前記チップマ
ップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
【0023】請求項12に係る発明では、請求項10記
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にウェハマップを与える描画
データ信号を生成し、前記(b)手段は、前記ウェハマ
ップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にウェハマップを与える描画
データ信号を生成し、前記(b)手段は、前記ウェハマ
ップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
【0024】請求項13に係る発明では、請求項10記
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマッ
プとを重ねて与える描画データ信号を生成し、前記
(b)手段は、前記チップマップが描画された前記ウェ
ハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマッ
プとを重ねて与える描画データ信号を生成し、前記
(b)手段は、前記チップマップが描画された前記ウェ
ハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
【0025】請求項14に係る発明は、各半導体製造工
程の2つ以上の複数の検査工程が終了したのちの任意の
時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出欠陥
データ信号を解析処理するインライン検査用検査データ
解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、受け
取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位での
欠陥密度を与える欠陥密度データ信号を求め、前記欠陥
密度データ信号の各々が予め定められた段階の何れに属
するかを判断して、前記欠陥密度データ信号の各々が属
する前記段階の各々に対して予め定められた表示形態を
与える描画データ信号を生成する手段と、(b) 前記
各検査工程毎に、前記(a)手段が求めた前記描画デー
タ信号に基づき前記表示形態をグラフィック表示する手
段とを、備えている。
程の2つ以上の複数の検査工程が終了したのちの任意の
時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出欠陥
データ信号を解析処理するインライン検査用検査データ
解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、受け
取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位での
欠陥密度を与える欠陥密度データ信号を求め、前記欠陥
密度データ信号の各々が予め定められた段階の何れに属
するかを判断して、前記欠陥密度データ信号の各々が属
する前記段階の各々に対して予め定められた表示形態を
与える描画データ信号を生成する手段と、(b) 前記
各検査工程毎に、前記(a)手段が求めた前記描画デー
タ信号に基づき前記表示形態をグラフィック表示する手
段とを、備えている。
【0026】請求項15に係る発明では、請求項14記
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマッ
プとを重ねて与える描画データ信号を生成し、前記
(b)手段は、前記チップマップが描画された前記ウェ
ハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
載のインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマッ
プとを重ねて与える描画データ信号を生成し、前記
(b)手段は、前記チップマップが描画された前記ウェ
ハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示する。
【0027】請求項16に係る発明は、各半導体製造工
程のうち2つ以上の複数の検査工程が終了したあとの任
意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出
欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、
受け取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位
での欠陥密度を与える欠陥密度データ信号を求め、前記
欠陥密度データ信号が与える値を数値表示化するための
描画データ信号を、チップマップとウェハマップとを重
ねて与えるための描画データ信号と共に生成する手段
と、(b) 前記各検査工程毎に、前記(a)手段が求
めた前記両描画データ信号に基づき表示する手段とを、
備えている。
程のうち2つ以上の複数の検査工程が終了したあとの任
意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出
欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、
受け取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位
での欠陥密度を与える欠陥密度データ信号を求め、前記
欠陥密度データ信号が与える値を数値表示化するための
描画データ信号を、チップマップとウェハマップとを重
ねて与えるための描画データ信号と共に生成する手段
と、(b) 前記各検査工程毎に、前記(a)手段が求
めた前記両描画データ信号に基づき表示する手段とを、
備えている。
【0028】請求項17に係る発明は、各半導体製造工
程のうち2つ以上の複数の検査工程が終了したあとの任
意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出
欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、
受け取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位
での欠陥致命率を与える致命率データ信号を求め、前記
致命率データ信号の各々が予め定められた段階の何れに
属するかを判断して、前記致命率データ信号の各々が属
する前記段階の各々に対して予め定められた表示形態を
与える描画データ信号を生成する手段と、(b) 前記
各検査工程毎に、チップマップとウェハマップとを重ね
て与えるための描画データ信号を生成する手段と、
(c) 前記各検査工程毎に、前記(a)手段と前記
(b)手段が求めた前記描画データ信号に基づき前記表
示形態をグラフィック表示する手段とを、備えている。
程のうち2つ以上の複数の検査工程が終了したあとの任
意の時に検査装置本体が半導体ウェハより採取する検出
欠陥データ信号を解析処理するインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(a) 各検査工程毎に、
受け取った前記検出欠陥データ信号に基づきチップ単位
での欠陥致命率を与える致命率データ信号を求め、前記
致命率データ信号の各々が予め定められた段階の何れに
属するかを判断して、前記致命率データ信号の各々が属
する前記段階の各々に対して予め定められた表示形態を
与える描画データ信号を生成する手段と、(b) 前記
各検査工程毎に、チップマップとウェハマップとを重ね
て与えるための描画データ信号を生成する手段と、
(c) 前記各検査工程毎に、前記(a)手段と前記
(b)手段が求めた前記描画データ信号に基づき前記表
示形態をグラフィック表示する手段とを、備えている。
【0029】
(実施の形態1)図1は、この発明が適用される分野を
模式的に示す図である。この発明の検査データ解析処理
装置は、インラインでの半導体検査において、即ち各任
意の半導体製造工程の終了毎に半導体ウェハを各製造工
程用装置から検査装置本体へ移して、同ウェハ内の欠陥
を測定し、得られた測定データを加工処理する際に用い
られるものである。従って、本検査データ解析処理装置
は、インプロセス検査(ある製造プロセスの前後でプロ
セス装置自身が行う検査(例:製膜装置内での膜作成直
後の検査))やインサイチュウ(in si−tu)検
査(各製造工程装置内の反応中に半導体検査を行う場
合)やエンドラインないしオフライン検査(完成後のウ
ェハテスト)に用いられるものではない。
模式的に示す図である。この発明の検査データ解析処理
装置は、インラインでの半導体検査において、即ち各任
意の半導体製造工程の終了毎に半導体ウェハを各製造工
程用装置から検査装置本体へ移して、同ウェハ内の欠陥
を測定し、得られた測定データを加工処理する際に用い
られるものである。従って、本検査データ解析処理装置
は、インプロセス検査(ある製造プロセスの前後でプロ
セス装置自身が行う検査(例:製膜装置内での膜作成直
後の検査))やインサイチュウ(in si−tu)検
査(各製造工程装置内の反応中に半導体検査を行う場
合)やエンドラインないしオフライン検査(完成後のウ
ェハテスト)に用いられるものではない。
【0030】そのようなインライン検査専用の検査デー
タ解析処理装置のブロック構成の一例を、図2に示す。
同図では、検査データ解析処理装置10に加えて、検査
装置本体(検出部)1も図示している。同装置1は半導
体ウェハ内の欠陥の存在を検出して、その検出欠陥の位
置座標データ(XY座標データ)や検出欠陥の面積デー
タ等の物理量データをデータ信号V1として出力する。
同装置1としては、例えば、散乱光の強度を利用して欠
陥を検出する光学式のもの(この場合には、データ信号
V1が与える欠陥の物理量はピクセルサイズとして与え
られる)や、欠陥の面積値を直接に測定・出力する機械
式のものが用いられる。
タ解析処理装置のブロック構成の一例を、図2に示す。
同図では、検査データ解析処理装置10に加えて、検査
装置本体(検出部)1も図示している。同装置1は半導
体ウェハ内の欠陥の存在を検出して、その検出欠陥の位
置座標データ(XY座標データ)や検出欠陥の面積デー
タ等の物理量データをデータ信号V1として出力する。
同装置1としては、例えば、散乱光の強度を利用して欠
陥を検出する光学式のもの(この場合には、データ信号
V1が与える欠陥の物理量はピクセルサイズとして与え
られる)や、欠陥の面積値を直接に測定・出力する機械
式のものが用いられる。
【0031】尚、以下でいう「欠陥」とは、パターンそ
のものの欠陥のみならず、パターン内に存在する異物や
塵をも含んだ広義の意味として用いられている。
のものの欠陥のみならず、パターン内に存在する異物や
塵をも含んだ広義の意味として用いられている。
【0032】図2に示すように、検査データ解析処理装
置10は、欠陥データ格納メモリ2(第1メモリ)、C
PU3、入力装置4、ROM5、処理結果表示装置7及
び処理結果格納メモリ6(第2メモリ)より成る。この
内、欠陥データ格納メモリ2及び処理結果格納メモリ6
は共にリード/ライトメモリであって、それぞれ、1ラ
イン中の各製造工程に対応した各検査工程毎の、検出欠
陥のデータ信号V1及び演算処理済データ信号V5を格
納する記憶領域を有している。図2中、両メモリ2、6
の各記憶領域に付されている各数字は、各製造工程ない
し各検査工程の番号に対応している。又、CPU3は、
本装置10の動作制御の中核をなす部分であると共に、
データ解析処理の中核をなす部分でもある。即ち、CP
U3は、データ解析処理のための機能部として、重ね合
わせ計算・演算処理部4及びグラフ化機能部5を備えて
いる。又、入力装置4は、例えばキーボードやマウス等
から成り、ユーザの操作に応じてユーザ定義の各種情報
を与える入力信号V3をCPU3へ出力する。又、RO
M5は、CPU3の各動作に必要なプログラムデータ信
号V4を格納するメモリである。又、処理結果表示装置
7は、例えばプリンタやCRTディスプレイ装置等から
成り、各検査工程毎の欠陥データ解析処理結果V5や全
検査工程終了後に所定の形式に編集された欠陥データ解
析処理結果をユーザに表示するものである。
置10は、欠陥データ格納メモリ2(第1メモリ)、C
PU3、入力装置4、ROM5、処理結果表示装置7及
び処理結果格納メモリ6(第2メモリ)より成る。この
内、欠陥データ格納メモリ2及び処理結果格納メモリ6
は共にリード/ライトメモリであって、それぞれ、1ラ
イン中の各製造工程に対応した各検査工程毎の、検出欠
陥のデータ信号V1及び演算処理済データ信号V5を格
納する記憶領域を有している。図2中、両メモリ2、6
の各記憶領域に付されている各数字は、各製造工程ない
し各検査工程の番号に対応している。又、CPU3は、
本装置10の動作制御の中核をなす部分であると共に、
データ解析処理の中核をなす部分でもある。即ち、CP
U3は、データ解析処理のための機能部として、重ね合
わせ計算・演算処理部4及びグラフ化機能部5を備えて
いる。又、入力装置4は、例えばキーボードやマウス等
から成り、ユーザの操作に応じてユーザ定義の各種情報
を与える入力信号V3をCPU3へ出力する。又、RO
M5は、CPU3の各動作に必要なプログラムデータ信
号V4を格納するメモリである。又、処理結果表示装置
7は、例えばプリンタやCRTディスプレイ装置等から
成り、各検査工程毎の欠陥データ解析処理結果V5や全
検査工程終了後に所定の形式に編集された欠陥データ解
析処理結果をユーザに表示するものである。
【0033】以下では、図2のブロック図を基に、本装
置10の動作を後述するフローチャートに従って説明す
る。
置10の動作を後述するフローチャートに従って説明す
る。
【0034】先ず、図3は、1ライン中に行われる各製
造工程と、各製造工程後に引き続いて行われる各インラ
イン検査工程(検査工程ないし工程と称する)の流れを
示すフローチャートである。ここでは、1ライン中の製
造工程の総数はMとされ、従って、インライン検査も各
製造工程に応じてM回実行されると仮定する。そして、
製造工程M終了後のインライン検査工程の実行が終了す
ると、本装置10は、図3に示す、次のヒストグラム化
動作(ステップG1〜G2)へと移る。
造工程と、各製造工程後に引き続いて行われる各インラ
イン検査工程(検査工程ないし工程と称する)の流れを
示すフローチャートである。ここでは、1ライン中の製
造工程の総数はMとされ、従って、インライン検査も各
製造工程に応じてM回実行されると仮定する。そして、
製造工程M終了後のインライン検査工程の実行が終了す
ると、本装置10は、図3に示す、次のヒストグラム化
動作(ステップG1〜G2)へと移る。
【0035】そこで、任意の製造工程を製造工程iとし
(1≦i≦M)、それに対応する第i番目のインライン
検査を工程Siと表わすものとして、先ず、当該インラ
イン検査工程Siで行われる動作手順を図4のフローチ
ャートに基づき以下に説明する。
(1≦i≦M)、それに対応する第i番目のインライン
検査を工程Siと表わすものとして、先ず、当該インラ
イン検査工程Siで行われる動作手順を図4のフローチ
ャートに基づき以下に説明する。
【0036】(ステップS1) 先ず、ユーザは、検出
される欠陥の大きさ(面積等)とステージ精度とを加味
して、ウェハ上に設定されるXY座標軸の重ね合わせ精
度pを指定し、その指定値を入力装置4を用いて入力信
号V3として入力する。ここでは、重ね合せ精度pは、
例えば100μm程度に設定される(図5参照)。
される欠陥の大きさ(面積等)とステージ精度とを加味
して、ウェハ上に設定されるXY座標軸の重ね合わせ精
度pを指定し、その指定値を入力装置4を用いて入力信
号V3として入力する。ここでは、重ね合せ精度pは、
例えば100μm程度に設定される(図5参照)。
【0037】(ステップS2) 検査装置本体1が、製
造工程iによる処理を受けたウェハに対して半導体検査
を実施し、検出した欠陥の座標データ等をデータ信号V
1として採取する。
造工程iによる処理を受けたウェハに対して半導体検査
を実施し、検出した欠陥の座標データ等をデータ信号V
1として採取する。
【0038】(ステップS3) これ以後の各ステップ
が、本装置10の動作ステップとなる。先ず、CPU3
は、データ信号V1を検査装置本体1より読み出し、そ
れらの信号V1を当該工程iに対応した欠陥データ格納
メモリ6の記憶領域に格納する。
が、本装置10の動作ステップとなる。先ず、CPU3
は、データ信号V1を検査装置本体1より読み出し、そ
れらの信号V1を当該工程iに対応した欠陥データ格納
メモリ6の記憶領域に格納する。
【0039】(ステップS4) 次に、CPU3は、工
程iの前工程、即ち工程(i−1)についての演算処理
済データ信号V5が処理結果格納メモリ6に格納されて
いるか否かを判断する。つまり、i=1のときは、前工
程がないので、CPU3は“NO”と判定し、それ以外
ではCPU3は“YES”と判定する。
程iの前工程、即ち工程(i−1)についての演算処理
済データ信号V5が処理結果格納メモリ6に格納されて
いるか否かを判断する。つまり、i=1のときは、前工
程がないので、CPU3は“NO”と判定し、それ以外
ではCPU3は“YES”と判定する。
【0040】(ステップS5) “YES”と判定した
場合には、CPU3は、前工程(i−1)に関する演算
処理済データ信号V5を上記メモリ6より読み出して、
それらの信号V5を欠陥データ格納メモリ2の対応記憶
領域内に更に格納する。
場合には、CPU3は、前工程(i−1)に関する演算
処理済データ信号V5を上記メモリ6より読み出して、
それらの信号V5を欠陥データ格納メモリ2の対応記憶
領域内に更に格納する。
【0041】(ステップS6) 本ステップS6がメイ
ンとなるステップであり、CPU3は、上記メモリ2よ
り、両データ信号V1,V5から成るデータ信号V2を
読み出して、このデータ信号V2に基づき、非消滅(検
出)・消滅欠陥データの比較ないし照合を行う。このデ
ータ解析処理動作の詳細を、図6及び図7のフローチャ
ートに示す。
ンとなるステップであり、CPU3は、上記メモリ2よ
り、両データ信号V1,V5から成るデータ信号V2を
読み出して、このデータ信号V2に基づき、非消滅(検
出)・消滅欠陥データの比較ないし照合を行う。このデ
ータ解析処理動作の詳細を、図6及び図7のフローチャ
ートに示す。
【0042】図6及び図7に示すように、この時点での
データ信号V2は、前工程(i−1)に関する欠陥デー
タ解析処理結果V5(i−1)と、当該工程i終了後の
ウェハについての測定データ、つまり検出欠陥データV
1とより構成されている。そして、両データV5(i−
1),V1とも、欠陥の位置座標データを与えている。
但し、データV5(i−1)は、工程名を与えるデータ
を有し、且つ4種類に分類された欠陥データを有してい
る。即ち、全欠陥データは、前工程よりも以前の工程
では、その存在が検出されたが、前工程(i−1)では
消滅と判定された欠陥の位置座標データ(消滅欠陥デー
タ)と、前工程以前の工程でも存在し、且つ前工程で
もその存在が検出された欠陥の位置座標データ(共通の
欠陥データ)、前工程で新規に出現した欠陥の位置座
標データ(新規欠陥データ)及び前々工程では消滅し
ていたが、前工程で再びその存在が検出された欠陥の位
置座標データ(復活欠陥データ)とに分割される。尚、
〜の各データは非消滅欠陥データにあたる。
データ信号V2は、前工程(i−1)に関する欠陥デー
タ解析処理結果V5(i−1)と、当該工程i終了後の
ウェハについての測定データ、つまり検出欠陥データV
1とより構成されている。そして、両データV5(i−
1),V1とも、欠陥の位置座標データを与えている。
但し、データV5(i−1)は、工程名を与えるデータ
を有し、且つ4種類に分類された欠陥データを有してい
る。即ち、全欠陥データは、前工程よりも以前の工程
では、その存在が検出されたが、前工程(i−1)では
消滅と判定された欠陥の位置座標データ(消滅欠陥デー
タ)と、前工程以前の工程でも存在し、且つ前工程で
もその存在が検出された欠陥の位置座標データ(共通の
欠陥データ)、前工程で新規に出現した欠陥の位置座
標データ(新規欠陥データ)及び前々工程では消滅し
ていたが、前工程で再びその存在が検出された欠陥の位
置座標データ(復活欠陥データ)とに分割される。尚、
〜の各データは非消滅欠陥データにあたる。
【0043】ステップS61では、CPU3は、このよ
うなデータV5(i−1),V1の比較を行って、両座
標データの一致・不一致を検出する。
うなデータV5(i−1),V1の比較を行って、両座
標データの一致・不一致を検出する。
【0044】先ず、“YES”と判定されるときには、
当該工程iで検出された欠陥としては、「共通の欠陥」
か「復活欠陥」のいずれかである。それに対して、“N
O”と判定されるときには、当該工程iで検出された欠
陥は「新規の欠陥」と判定することができると共に、前
工程で検出ないしは消滅と判断された欠陥データとの関
係では、「新たに消滅した欠陥(新消欠陥)」ないし
「前工程でも当該工程でも依然消滅したままの欠陥(残
消欠陥)」をも区別して考える必要がある。そこで、C
PU3は、各検出欠陥データV1を次のようにデータV
5(i−1)と比較・照合している。
当該工程iで検出された欠陥としては、「共通の欠陥」
か「復活欠陥」のいずれかである。それに対して、“N
O”と判定されるときには、当該工程iで検出された欠
陥は「新規の欠陥」と判定することができると共に、前
工程で検出ないしは消滅と判断された欠陥データとの関
係では、「新たに消滅した欠陥(新消欠陥)」ないし
「前工程でも当該工程でも依然消滅したままの欠陥(残
消欠陥)」をも区別して考える必要がある。そこで、C
PU3は、各検出欠陥データV1を次のようにデータV
5(i−1)と比較・照合している。
【0045】先ず、CPU3は、検出欠陥データV1の
一つをデータV5(i−1)中の各データと比較する。
今、一致するものありと判定したとすれば、CPU3
は、次のように動作する。即ち、検出欠陥データV1が
消滅欠陥データと一致したときには、CPU3は検出
欠陥は復活欠陥であると判定し、その対応するデータV
5(i−1)を、処理結果格納メモリ6中の第i番目の
記憶領域(ファイル名が工程名iと付された領域)中の
復活欠陥データのエリアに格納する。それに対して、
検出欠陥データV1が共通の欠陥データ〜復活欠陥
データの3つのいずれかと一致したときには、CPU3
は、検出欠陥は「共通の欠陥」に分類されると判定し、
その対応するデータV5(i−1)を上記メモリ6の第
i番目記憶領域中の共通の欠陥データのエリアに格納
する。その際、CPU3は、各データV5(i−1)に
付されているラベルデータ信号をそのまま各データ信号
V5(i−1)に付して登録する。
一つをデータV5(i−1)中の各データと比較する。
今、一致するものありと判定したとすれば、CPU3
は、次のように動作する。即ち、検出欠陥データV1が
消滅欠陥データと一致したときには、CPU3は検出
欠陥は復活欠陥であると判定し、その対応するデータV
5(i−1)を、処理結果格納メモリ6中の第i番目の
記憶領域(ファイル名が工程名iと付された領域)中の
復活欠陥データのエリアに格納する。それに対して、
検出欠陥データV1が共通の欠陥データ〜復活欠陥
データの3つのいずれかと一致したときには、CPU3
は、検出欠陥は「共通の欠陥」に分類されると判定し、
その対応するデータV5(i−1)を上記メモリ6の第
i番目記憶領域中の共通の欠陥データのエリアに格納
する。その際、CPU3は、各データV5(i−1)に
付されているラベルデータ信号をそのまま各データ信号
V5(i−1)に付して登録する。
【0046】他方、当該検出欠陥データV1がデータV
5(i−1)中のいずれとも全く一致しないときには、
CPU3は、当該検出欠陥は「新規の欠陥」であると判
定して、そのデータV1をメモリ6の第i番目記憶領域
中の新規欠陥データのエリアに格納する。その際に、
CPU3は、当該検出欠陥データ信号V1に、当該工程
iを表わすラベルを与えるラベルデータ信号を付する。
このラベルデータ信号によって、CPU3は、当該新規
欠陥データが当該検査工程iにおいて初めて(新規に)
検出されたものであることを識別することができる。
5(i−1)中のいずれとも全く一致しないときには、
CPU3は、当該検出欠陥は「新規の欠陥」であると判
定して、そのデータV1をメモリ6の第i番目記憶領域
中の新規欠陥データのエリアに格納する。その際に、
CPU3は、当該検出欠陥データ信号V1に、当該工程
iを表わすラベルを与えるラベルデータ信号を付する。
このラベルデータ信号によって、CPU3は、当該新規
欠陥データが当該検査工程iにおいて初めて(新規に)
検出されたものであることを識別することができる。
【0047】このような照合・比較動作を、CPU3は
全ての検出欠陥データV1について行う。
全ての検出欠陥データV1について行う。
【0048】その後、CPU3は、データV5(i−
1)の内で上記照合・比較動作によって不一致と判定さ
れたものについて、次の比較動作を行う。即ち、CPU
3は、不一致と判定された残っている各データV5(i
−1)が消滅欠陥データに属しているか否かを判断
し、“YES”ならば「残消欠陥データ」とし、“N
O”ならば「新欠陥データ」と分類する。従って、不一
致とされた消滅欠陥データは全て「残消欠陥データ」
となり、不一致とされた共通の欠陥データ〜復活欠
陥データはいずれも「新消欠陥データ」となる。CPU
3は、このように2つに分類した「残消欠陥データ」と
「新消欠陥データ」とを、当該工程iにおける消滅欠
陥データとして、メモリ6中の工程名iの記憶領域に格
納する。
1)の内で上記照合・比較動作によって不一致と判定さ
れたものについて、次の比較動作を行う。即ち、CPU
3は、不一致と判定された残っている各データV5(i
−1)が消滅欠陥データに属しているか否かを判断
し、“YES”ならば「残消欠陥データ」とし、“N
O”ならば「新欠陥データ」と分類する。従って、不一
致とされた消滅欠陥データは全て「残消欠陥データ」
となり、不一致とされた共通の欠陥データ〜復活欠
陥データはいずれも「新消欠陥データ」となる。CPU
3は、このように2つに分類した「残消欠陥データ」と
「新消欠陥データ」とを、当該工程iにおける消滅欠
陥データとして、メモリ6中の工程名iの記憶領域に格
納する。
【0049】以上のようなステップS6を行うことで、
消滅欠陥データ(前回までのラベル付き)、共通の
欠陥データ(前回までのラベル付き)、新規欠陥デー
タ(新ラベル付き)及び復活欠陥データ(前回までの
ラベル付き)からなる、工程iの欠陥データ解析処理結
果(V5(i))が得られる。この内、新規欠陥デー
タは、工程iで初めて検出された欠陥の数を与え、工程
1〜前工程(i−1)までの各工程に関する検出及び消
滅欠陥数は、それぞれ共通の欠陥データと復活欠陥
データ内の各工程に応じたラベルを付されたデータ及び
消滅欠陥データ中の各工程に応じたラベルで識別され
るデータより与えられる。従って、工程1の欠陥データ
解析処理結果V5(1)は、新規欠陥データだけであ
り、又、工程2の上記結果V(2)は、ラベル2付きの
新規欠陥データと、ラベル1付きのデータ(,,
)とより成る。
消滅欠陥データ(前回までのラベル付き)、共通の
欠陥データ(前回までのラベル付き)、新規欠陥デー
タ(新ラベル付き)及び復活欠陥データ(前回までの
ラベル付き)からなる、工程iの欠陥データ解析処理結
果(V5(i))が得られる。この内、新規欠陥デー
タは、工程iで初めて検出された欠陥の数を与え、工程
1〜前工程(i−1)までの各工程に関する検出及び消
滅欠陥数は、それぞれ共通の欠陥データと復活欠陥
データ内の各工程に応じたラベルを付されたデータ及び
消滅欠陥データ中の各工程に応じたラベルで識別され
るデータより与えられる。従って、工程1の欠陥データ
解析処理結果V5(1)は、新規欠陥データだけであ
り、又、工程2の上記結果V(2)は、ラベル2付きの
新規欠陥データと、ラベル1付きのデータ(,,
)とより成る。
【0050】上記結果V5(i)は、処理結果表示装置
7に出力・表示される。
7に出力・表示される。
【0051】(ステップS7) 本ステップS7は、製
造工程1の終了後に行われる第1回目のインライン検査
のみに関するステップである。CPU3は、データ信号
V1をデータ信号V2としてメモリ2より読み出し、各
データ信号V2に対して欠陥発見工程を表わすラベルデ
ータ(ここではラベル1)を付す。
造工程1の終了後に行われる第1回目のインライン検査
のみに関するステップである。CPU3は、データ信号
V1をデータ信号V2としてメモリ2より読み出し、各
データ信号V2に対して欠陥発見工程を表わすラベルデ
ータ(ここではラベル1)を付す。
【0052】(ステップS8) CPU3は、データ解
析処理で得られた演算処理済データ信号V5を、当該工
程iの欠陥データ解析処理結果V5(i)として、処理
結果格納メモリ6へ格納して、その動作を終了する。こ
の点は、ステップS6の説明で述べた通りである。
析処理で得られた演算処理済データ信号V5を、当該工
程iの欠陥データ解析処理結果V5(i)として、処理
結果格納メモリ6へ格納して、その動作を終了する。こ
の点は、ステップS6の説明で述べた通りである。
【0053】以上述べたステップSiは、図3に示す一
連のインライン検査ステップSTにおいて繰り返し実行
される。
連のインライン検査ステップSTにおいて繰り返し実行
される。
【0054】次に、グラフ化動作について、図3に基づ
き説明する。
き説明する。
【0055】(ステップG1) CPU3は、各検査工
程毎に得られた欠陥データ解析処理結果V5(i)(1
≦i≦M)を上記メモリ6から読み出し、それらのデー
タを、所定のヒストグラム化に対応するように編集処理
してヒストグラム用データ信号を作成した上で、そのヒ
ストグラム用データ信号をヒストグラム化用表示信号V
7として処理結果表示装置7へ出力する。
程毎に得られた欠陥データ解析処理結果V5(i)(1
≦i≦M)を上記メモリ6から読み出し、それらのデー
タを、所定のヒストグラム化に対応するように編集処理
してヒストグラム用データ信号を作成した上で、そのヒ
ストグラム用データ信号をヒストグラム化用表示信号V
7として処理結果表示装置7へ出力する。
【0056】ヒストグラム化の手順は、次の通りに行
う。
う。
【0057】(1) 横軸については、各検査工程を早い
ものから遅いものへと順次に並べる(時系列)。
ものから遅いものへと順次に並べる(時系列)。
【0058】(2) 縦軸正側は、検出欠陥数を表示す
る。このとき、CPU3は、検出欠陥データを、登録さ
れている、当該欠陥を初めて検出したときの検出工程番
号毎に(同一ラベル値毎に)スタックして、ヒストグラ
ム化を行う。つまり、CPU3は、横軸上の各検査工程
(i)毎において、当該工程(i)の欠陥データ解析処
理結果V5(i)中の各データ群,,中の各デー
タを、それに付されているラベル(それは、登録された
検出工程番号を示す)に基づいて、それぞれの属する検
出工程番号のグループに編纂しなおして、各登録検出工
程番号毎の検出欠陥数を算出する。
る。このとき、CPU3は、検出欠陥データを、登録さ
れている、当該欠陥を初めて検出したときの検出工程番
号毎に(同一ラベル値毎に)スタックして、ヒストグラ
ム化を行う。つまり、CPU3は、横軸上の各検査工程
(i)毎において、当該工程(i)の欠陥データ解析処
理結果V5(i)中の各データ群,,中の各デー
タを、それに付されているラベル(それは、登録された
検出工程番号を示す)に基づいて、それぞれの属する検
出工程番号のグループに編纂しなおして、各登録検出工
程番号毎の検出欠陥数を算出する。
【0059】(3) 縦軸負側は、消滅した欠陥数を表示
する。このときも、CPU3は、本工程で消滅した欠陥
のデータを、当該欠陥を新規に検出したときの検出工程
番号毎にスタックし、ヒストグラム化する。即ち、CP
U3は、横軸上の各検査工程(i)毎において、当該工
程(i)の結果V5(i)中のデータ群中の各データ
を、それに付されているラベル値に基づいて、それぞれ
の属する検出工程番号のグループに分けて、各登録検出
工程番号毎の消滅欠陥数を算出する。
する。このときも、CPU3は、本工程で消滅した欠陥
のデータを、当該欠陥を新規に検出したときの検出工程
番号毎にスタックし、ヒストグラム化する。即ち、CP
U3は、横軸上の各検査工程(i)毎において、当該工
程(i)の結果V5(i)中のデータ群中の各データ
を、それに付されているラベル値に基づいて、それぞれ
の属する検出工程番号のグループに分けて、各登録検出
工程番号毎の消滅欠陥数を算出する。
【0060】(ステップG2) 処理結果表示装置7
は、上記信号V7を受けて、各検査工程毎に、各新規検
出工程番号毎にグループ分けされた検出欠陥数及び消滅
欠陥数を与えるヒストグラムを表示する。
は、上記信号V7を受けて、各検査工程毎に、各新規検
出工程番号毎にグループ分けされた検出欠陥数及び消滅
欠陥数を与えるヒストグラムを表示する。
【0061】そのようなヒストグラムの表示例を、図8
に示す。同図に示すものは、同一ウェハにおいて検出欠
陥を複数の検査工程で検出し、座標の重ね合わせを行っ
て、各工程毎の新規検出欠陥数と消滅欠陥数とを全てひ
とつのグラフ上にヒストグラムとして表示したものであ
る。同図のヒストグラム中に付した各番号は、登録検出
工程番号を示している。
に示す。同図に示すものは、同一ウェハにおいて検出欠
陥を複数の検査工程で検出し、座標の重ね合わせを行っ
て、各工程毎の新規検出欠陥数と消滅欠陥数とを全てひ
とつのグラフ上にヒストグラムとして表示したものであ
る。同図のヒストグラム中に付した各番号は、登録検出
工程番号を示している。
【0062】このように、本装置10は、新規発生及び
残存欠陥のみならず、消滅欠陥をもヒストグラムで一度
に表示するので、その表示を見たユーザは、従来技術に
はない多くの有益な情報を、そのヒストグラムから読み
取ることが可能となる。即ち、検出欠陥数と消滅欠陥数
とを対比検討することで、一般ユーザは、ウェハ上に発
生ないし存在している欠陥の総数を常に知ることがで
き、しかも、一旦消滅したかのように見えたが復活した
欠陥が属する工程番号についての情報を容易に読みとる
ことができる。従って、一般ユーザが、問題の有無,問
題工程の有無および問題解決の為にどの工程から対策を
打つべきかを判断する際に判断の目安とする情報量が従
来のものより多いため、ユーザは専門的知識や豊富な経
験を持ちあわせていなくても、より正しい判断を確実に
下すことが可能になる。このように、問題工程が正しく
判明すれば、欠陥の発生時期も推定でき、そのことは問
題解決の為の対策に早期に結びつくため、半導体製造プ
ロセスにおける製品部留まり向上、及び品質向上に多大
に寄与し得る。
残存欠陥のみならず、消滅欠陥をもヒストグラムで一度
に表示するので、その表示を見たユーザは、従来技術に
はない多くの有益な情報を、そのヒストグラムから読み
取ることが可能となる。即ち、検出欠陥数と消滅欠陥数
とを対比検討することで、一般ユーザは、ウェハ上に発
生ないし存在している欠陥の総数を常に知ることがで
き、しかも、一旦消滅したかのように見えたが復活した
欠陥が属する工程番号についての情報を容易に読みとる
ことができる。従って、一般ユーザが、問題の有無,問
題工程の有無および問題解決の為にどの工程から対策を
打つべきかを判断する際に判断の目安とする情報量が従
来のものより多いため、ユーザは専門的知識や豊富な経
験を持ちあわせていなくても、より正しい判断を確実に
下すことが可能になる。このように、問題工程が正しく
判明すれば、欠陥の発生時期も推定でき、そのことは問
題解決の為の対策に早期に結びつくため、半導体製造プ
ロセスにおける製品部留まり向上、及び品質向上に多大
に寄与し得る。
【0063】尚、図8のヒストグラムのみならず、各検
出工程の終了毎に処理結果表示装置7が表示・出力する
欠陥データ解析処理装置V5(i)をも参照するなら
ば、ユーザは、より一層適格な判定を行うことが可能と
なるであろう。
出工程の終了毎に処理結果表示装置7が表示・出力する
欠陥データ解析処理装置V5(i)をも参照するなら
ば、ユーザは、より一層適格な判定を行うことが可能と
なるであろう。
【0064】又、上述したヒストグラム例では、縦軸は
検出及び消滅した欠陥の数で以て表示されていたが、そ
れに代えて、欠陥数の比率(%)を以て縦軸を表示して
も良い。縦軸物理量はそういう多義的意味を含んでいる
ということから、本装置10は、ヒストグラムの縦軸の
正数及び負数側には、それぞれ、新規に検出したときの
工程番号毎の検出欠陥量及び消滅欠陥量を与える物理量
を表示していると言うことができる。
検出及び消滅した欠陥の数で以て表示されていたが、そ
れに代えて、欠陥数の比率(%)を以て縦軸を表示して
も良い。縦軸物理量はそういう多義的意味を含んでいる
ということから、本装置10は、ヒストグラムの縦軸の
正数及び負数側には、それぞれ、新規に検出したときの
工程番号毎の検出欠陥量及び消滅欠陥量を与える物理量
を表示していると言うことができる。
【0065】(実施の形態2)この実施の形態では、半
導体製造プロセスに於けるウェハ上の欠陥の分布の情報
をビジュアルに一般ユーザに提供可能とすることを、目
的としている。
導体製造プロセスに於けるウェハ上の欠陥の分布の情報
をビジュアルに一般ユーザに提供可能とすることを、目
的としている。
【0066】以下、図面に従い、その説明を行う。
【0067】図9は、本実施の形態2における、検査デ
ータ解析処理装置10Aの構成を示すブロック図であ
り、同図は以後の各実施の形態3〜5においても共通に
用いられるものであって、同図中、各参照符号に付記し
た()書きの各符号(10B,10C,10D等)にお
けるアルファベット文字B,C,Dは、それぞれ実施の
形態3〜5のそれぞれに対応する要素となることを意味
している。
ータ解析処理装置10Aの構成を示すブロック図であ
り、同図は以後の各実施の形態3〜5においても共通に
用いられるものであって、同図中、各参照符号に付記し
た()書きの各符号(10B,10C,10D等)にお
けるアルファベット文字B,C,Dは、それぞれ実施の
形態3〜5のそれぞれに対応する要素となることを意味
している。
【0068】図9に示す通り、同装置10Aは、欠陥デ
ータ格納メモリ(第1メモリ)2A,CPU3A,入力
装置(キーボード等)4A,ROM5A(CPU3Aの
プログラムを格納するメモリ)、処理結果格納メモリ
(第2メモリ)6A及び処理結果表示装置7A(ディス
プレイ装置やプリンタ等)より成る。ここでも、CPU
3Aの動作・機能がメインとなる。
ータ格納メモリ(第1メモリ)2A,CPU3A,入力
装置(キーボード等)4A,ROM5A(CPU3Aの
プログラムを格納するメモリ)、処理結果格納メモリ
(第2メモリ)6A及び処理結果表示装置7A(ディス
プレイ装置やプリンタ等)より成る。ここでも、CPU
3Aの動作・機能がメインとなる。
【0069】図10は、図3のインライン検査工程Si
における、同装置10A(主としてCPU3A)の動作
を示すフローチャートである。以下、図9及び図10を
参照して、ステップSTの各インライン検査の動作を説
明する。
における、同装置10A(主としてCPU3A)の動作
を示すフローチャートである。以下、図9及び図10を
参照して、ステップSTの各インライン検査の動作を説
明する。
【0070】(ステップSA1) ユーザは、単位面積
の値を適切に定義し、その値を入力信号V3として入力
する。
の値を適切に定義し、その値を入力信号V3として入力
する。
【0071】(ステップSA2) 検査装置本体1が、
半導体検査の実行を行い、欠陥の検出データ(ここでは
面積等や検出座標という物理量)を採取する。
半導体検査の実行を行い、欠陥の検出データ(ここでは
面積等や検出座標という物理量)を採取する。
【0072】(ステップSA3) CPU3Aは、上記
本体1が採取したデータ信号V1を欠陥データ格納メモ
リ2A(以後、単にメモリ2Aと称す)に格納する。
本体1が採取したデータ信号V1を欠陥データ格納メモ
リ2A(以後、単にメモリ2Aと称す)に格納する。
【0073】(ステップSA4) CPU3Aは、読出
した各データ信号V2Aに基づき単位面積当りの欠陥密
度を計算し、単位面積を有する各マトリックス毎に各欠
陥密度の計算値を登録(記憶)しておく。
した各データ信号V2Aに基づき単位面積当りの欠陥密
度を計算し、単位面積を有する各マトリックス毎に各欠
陥密度の計算値を登録(記憶)しておく。
【0074】即ち、CPU3Aは、ここではチップの座
標データ信号と単位面積を与える信号とから、1チップ
内部を単位面積を有する領域で分割して得られるマトリ
ックスについてのデータ信号を作成し、各マトリックス
の座標データ信号と各検出欠陥の座標データ信号とに基
づき、各マトリックス内に存在する欠陥を検索する(ス
テップSA41)。
標データ信号と単位面積を与える信号とから、1チップ
内部を単位面積を有する領域で分割して得られるマトリ
ックスについてのデータ信号を作成し、各マトリックス
の座標データ信号と各検出欠陥の座標データ信号とに基
づき、各マトリックス内に存在する欠陥を検索する(ス
テップSA41)。
【0075】そして、CPU3Aは、上記検索結果に基
づき、各マトリックス毎にその欠陥密度を計算する。そ
の計算式は、(Σ(欠陥の面積))/(単位面積)で与
えられる(ステップSA42)。
づき、各マトリックス毎にその欠陥密度を計算する。そ
の計算式は、(Σ(欠陥の面積))/(単位面積)で与
えられる(ステップSA42)。
【0076】その後、CPU3Aは、計算した欠陥密度
を与える各信号を、対応するマトリックスの座標データ
信号と共に、メモリ6Aに格納する(ステップSA4
3)。
を与える各信号を、対応するマトリックスの座標データ
信号と共に、メモリ6Aに格納する(ステップSA4
3)。
【0077】(ステップSA5) CPU3Aは、メモ
リ6Aより格納データを読出し、読出したそれらのデー
タに基づき、等密度曲線を与える描画データを計算す
る。
リ6Aより格納データを読出し、読出したそれらのデー
タに基づき、等密度曲線を与える描画データを計算す
る。
【0078】(ステップSA6) CPU3Aは、チッ
プマップを描画するデータ信号を生成し(これは予め生
成しておいて良い)、チップマップ描画データ信号と等
密度曲線描画データ信号とを表示信号V7Aとして出力
し、これを受けて処理結果表示装置7Aは、チップマッ
プ上に等密度曲線が描画された図画情報をユーザに提供
する。
プマップを描画するデータ信号を生成し(これは予め生
成しておいて良い)、チップマップ描画データ信号と等
密度曲線描画データ信号とを表示信号V7Aとして出力
し、これを受けて処理結果表示装置7Aは、チップマッ
プ上に等密度曲線が描画された図画情報をユーザに提供
する。
【0079】図11は、以上のように演算して求められ
た、ある検査工程iで検出された欠陥の1チップ上での
分布を与える等密度曲線の表示例である。
た、ある検査工程iで検出された欠陥の1チップ上での
分布を与える等密度曲線の表示例である。
【0080】等密度曲線は、検出した欠陥の総数に応じ
て、いかなる範囲にでも設定可能であり、ユーザにとっ
て見やすい範囲、必要な範囲内で設定して表示すること
ができる。
て、いかなる範囲にでも設定可能であり、ユーザにとっ
て見やすい範囲、必要な範囲内で設定して表示すること
ができる。
【0081】このように1チップ内の欠陥の等密度曲線
をグラフィック表示することにより、次の利点が得られ
る。即ち、1チップ内で欠陥発生に特定の傾向があり、
それが他の1チップにも同様に表われている場合には、
上記グラフィック表示を行うことにより、設計上の問題
点(例えばパターン設計)やプロセス上の問題点(例え
ば転写上のマージン等)があることを、ユーザは容易に
知ることが可能となる。このような表示機能は、従来の
装置にはないものである。
をグラフィック表示することにより、次の利点が得られ
る。即ち、1チップ内で欠陥発生に特定の傾向があり、
それが他の1チップにも同様に表われている場合には、
上記グラフィック表示を行うことにより、設計上の問題
点(例えばパターン設計)やプロセス上の問題点(例え
ば転写上のマージン等)があることを、ユーザは容易に
知ることが可能となる。このような表示機能は、従来の
装置にはないものである。
【0082】(実施の形態2の変形例) (1) 変形例の第1は、マップ表示をウェハマップ表示
とすることである。この場合には、図10中のステップ
SA41では、ウェハ内部を単位面積で以てマトリック
ス状に分割する処理が行われ、ステップSA6では、C
PU3Aは、ウェハマップの描画データ信号を生成す
る。
とすることである。この場合には、図10中のステップ
SA41では、ウェハ内部を単位面積で以てマトリック
ス状に分割する処理が行われ、ステップSA6では、C
PU3Aは、ウェハマップの描画データ信号を生成す
る。
【0083】この場合の表示例を、図12に示す。
【0084】このように、ウェハ全体を示す画面上に重
ねて等密度曲線の画像を表示する利点は、次の点にあ
る。即ち、半導体ウェハの寸法はセンチオーダと大き
く、他方、検出欠陥サイズはμmオーダーと大変小さい
ので、単位面積で定まる各マトリックス毎の欠陥密度を
ウェハマップ上に表示出力することは、細かくマトリッ
クス状に分割表示すること自体に限界があり、しかも、
一般ユーザにとって、それらの情報が意味するところを
適格に把握することを困難にさせる点で好ましくない。
しかし、等密度曲線表示とすることで、そのような問題
点を解決して、判断に必要不可欠な情報を一般ユーザに
適切に提供可能としうる。この点は、実施の形態2にお
けるようなチップマップ表示とする点についても同様の
ことが言える。しかも、図12で示したような処理・表
示とすることで、パターンが無い場合や、製膜しただけ
の場合や、ウェット処理のみした場合等という各ケース
においても、確実・高精度で欠陥検査データを得ること
ができるという利点がある。
ねて等密度曲線の画像を表示する利点は、次の点にあ
る。即ち、半導体ウェハの寸法はセンチオーダと大き
く、他方、検出欠陥サイズはμmオーダーと大変小さい
ので、単位面積で定まる各マトリックス毎の欠陥密度を
ウェハマップ上に表示出力することは、細かくマトリッ
クス状に分割表示すること自体に限界があり、しかも、
一般ユーザにとって、それらの情報が意味するところを
適格に把握することを困難にさせる点で好ましくない。
しかし、等密度曲線表示とすることで、そのような問題
点を解決して、判断に必要不可欠な情報を一般ユーザに
適切に提供可能としうる。この点は、実施の形態2にお
けるようなチップマップ表示とする点についても同様の
ことが言える。しかも、図12で示したような処理・表
示とすることで、パターンが無い場合や、製膜しただけ
の場合や、ウェット処理のみした場合等という各ケース
においても、確実・高精度で欠陥検査データを得ること
ができるという利点がある。
【0085】(2) 変形例の第2は、ウェハマップ上に
チップマップを重ねて表示し、更にそれらの上に重ねて
等密度曲線を描画することである。
チップマップを重ねて表示し、更にそれらの上に重ねて
等密度曲線を描画することである。
【0086】その場合には、図10のステップSA4で
は、CPU3Aはウェハ内の各チップを単位面積で以て
マトリックス状に分割する処理を行い、又、ステップS
A6では、CPU3Aは、チップマップとウェハマップ
の両方を重ねて描画するための描画データ信号を生成す
る。
は、CPU3Aはウェハ内の各チップを単位面積で以て
マトリックス状に分割する処理を行い、又、ステップS
A6では、CPU3Aは、チップマップとウェハマップ
の両方を重ねて描画するための描画データ信号を生成す
る。
【0087】このような変形例における処理を行って処
理結果表示装置7Aに表示した一例を、図13に示す。
理結果表示装置7Aに表示した一例を、図13に示す。
【0088】この第2変形例における特有の利点は、ウ
ェハ全体との関係のみならず、各チップ内の欠陥の分布
をも同時にユーザはビジュアルに認識できるという点に
あり、そのためエッチング能力が局所的に変わる場合、
従って、エッチング残量がウェハ内の一部に局在化する
等の傾向をユーザは確実に検知することができる点にあ
る。
ェハ全体との関係のみならず、各チップ内の欠陥の分布
をも同時にユーザはビジュアルに認識できるという点に
あり、そのためエッチング能力が局所的に変わる場合、
従って、エッチング残量がウェハ内の一部に局在化する
等の傾向をユーザは確実に検知することができる点にあ
る。
【0089】以上のように、実施の形態2とその変形例
1,2によれば、欠陥・異物の発生状態とその物理量を
ビジュアル化して表示しているので、より多くの情報を
ユーザに一度に示すことができるという利点があり、そ
れによって、ユーザは、問題発生の有無および原因追求
の為の手がかりを早くつかむことができるという効果が
ある。その結果、本装置10Aは、半導体製造プログラ
ムにおける部留り向上に大きく寄与し得る。
1,2によれば、欠陥・異物の発生状態とその物理量を
ビジュアル化して表示しているので、より多くの情報を
ユーザに一度に示すことができるという利点があり、そ
れによって、ユーザは、問題発生の有無および原因追求
の為の手がかりを早くつかむことができるという効果が
ある。その結果、本装置10Aは、半導体製造プログラ
ムにおける部留り向上に大きく寄与し得る。
【0090】(実施の形態3)ここでは、検出欠陥をそ
のサイズ別に分類して、そのサイズを加味して検出欠陥
をマップ上に表示出力しようとするものである。以下、
図9を基に説明する。
のサイズ別に分類して、そのサイズを加味して検出欠陥
をマップ上に表示出力しようとするものである。以下、
図9を基に説明する。
【0091】図14は、図3におけるインライン検査工
程Siにあたる工程SiBにおける、検査データ解析処
理装置10Bの動作を示すフローチャートである。
程Siにあたる工程SiBにおける、検査データ解析処
理装置10Bの動作を示すフローチャートである。
【0092】ステップSB1では、ユーザは、入力装置
4Aを介して、検出欠陥をサイズ的に分類するための段
階数と、各段階毎に割り当てられる検出欠陥のサイズ範
囲と、各段階での表示円のサイズ又は記号の種類(表示
と総称する)を指定する各入力信号V3Bを入力する。
4Aを介して、検出欠陥をサイズ的に分類するための段
階数と、各段階毎に割り当てられる検出欠陥のサイズ範
囲と、各段階での表示円のサイズ又は記号の種類(表示
と総称する)を指定する各入力信号V3Bを入力する。
【0093】ステップSB2,SB3は、各々、ステッ
プSA2,SA3に相当する。
プSA2,SA3に相当する。
【0094】ステップSB4では、CPU3Bは、読出
したデータ信号V2Bと各入力信号V3Bとに基づき、
各検出欠陥をそのサイズ毎に各段階に分類する。そし
て、ステップSB5では、CPU3Bは、各検出欠陥の
位置座標データ信号と、各検出欠陥につき得られた段階
分類データ信号とに基づき、各検出欠陥の存在位置を図
形表示(例えば円表示)又は特定の記号表示(所定の表
示形態)で与える描画データ信号を生成する。又、CP
U3Bは、チップマップ描画データ信号を生成する。こ
れにより、CPU3Bは、処理結果表示装置7Bをし
て、チップマップ画像上に、各検出欠陥がそれが属する
段階に割り当てられた特定の大きさの図形又は記号で以
て描画された画像を表示する。
したデータ信号V2Bと各入力信号V3Bとに基づき、
各検出欠陥をそのサイズ毎に各段階に分類する。そし
て、ステップSB5では、CPU3Bは、各検出欠陥の
位置座標データ信号と、各検出欠陥につき得られた段階
分類データ信号とに基づき、各検出欠陥の存在位置を図
形表示(例えば円表示)又は特定の記号表示(所定の表
示形態)で与える描画データ信号を生成する。又、CP
U3Bは、チップマップ描画データ信号を生成する。こ
れにより、CPU3Bは、処理結果表示装置7Bをし
て、チップマップ画像上に、各検出欠陥がそれが属する
段階に割り当てられた特定の大きさの図形又は記号で以
て描画された画像を表示する。
【0095】図15は、1チップ内部で検出された各欠
陥を、それが属する段階に割り当てられたサイズの円で
表示(円の中心位置が検出欠陥の位置にあたる)した一
例である。ここでは、欠陥のサイズを4段階で分類し、
各分類毎に所定の半径の円を表示することとしている。
陥を、それが属する段階に割り当てられたサイズの円で
表示(円の中心位置が検出欠陥の位置にあたる)した一
例である。ここでは、欠陥のサイズを4段階で分類し、
各分類毎に所定の半径の円を表示することとしている。
【0096】これにより、実施の形態2で述べた効果が
同様に得られる。特に、本実施の形態3では、次のよう
な利点がある。即ち、欠陥数が少ないときには、実施の
形態2のように等密度曲線で表示してしまうと、却って
ユーザにとっては理解しずらいものとなってしまう。従
って、かかるケースでは、本実施の形態3のように欠陥
のサイズに着眼して検出欠陥の分布を表示する方が、ユ
ーザにとって理解しやすく、好ましいと言える。
同様に得られる。特に、本実施の形態3では、次のよう
な利点がある。即ち、欠陥数が少ないときには、実施の
形態2のように等密度曲線で表示してしまうと、却って
ユーザにとっては理解しずらいものとなってしまう。従
って、かかるケースでは、本実施の形態3のように欠陥
のサイズに着眼して検出欠陥の分布を表示する方が、ユ
ーザにとって理解しやすく、好ましいと言える。
【0097】(実施の形態3の変形例) (1) 変形例の第一は、1チップについて表示していた
のを、ウェハ全体で表示することとするものである。そ
の場合には、CPU3Bは、図14のステップSB5に
おいては、ウェハマップ描画データを作成する。この場
合の表示例を、図16に示す。
のを、ウェハ全体で表示することとするものである。そ
の場合には、CPU3Bは、図14のステップSB5に
おいては、ウェハマップ描画データを作成する。この場
合の表示例を、図16に示す。
【0098】この変形例においても、実施の形態2の変
形例1で述べた効果が妥当する。
形例1で述べた効果が妥当する。
【0099】(2) 変形例の第二は、ウェハマップとチ
ップマップとを重ねた画像上に各検出欠陥の画像をその
サイズに応じて分類して表示する場合である。欠陥サイ
ズを4段階に分け、各段階を円の半径の大きさで以て識
別した場合の表示例を、図17に示す。
ップマップとを重ねた画像上に各検出欠陥の画像をその
サイズに応じて分類して表示する場合である。欠陥サイ
ズを4段階に分け、各段階を円の半径の大きさで以て識
別した場合の表示例を、図17に示す。
【0100】この場合にも、実施の形態2の変形例2で
述べた効果が妥当する。
述べた効果が妥当する。
【0101】(実施の形態4)ここでも、インライン検
査により検出された欠陥の分布をビジュアルにユーザに
認識可能とするための処理手順が述べられる。ただ、こ
こでの特徴は、各チップ毎にダイレクトに検出欠陥の最
大密度を算出している。以下、図面に基づき説明する。
査により検出された欠陥の分布をビジュアルにユーザに
認識可能とするための処理手順が述べられる。ただ、こ
こでの特徴は、各チップ毎にダイレクトに検出欠陥の最
大密度を算出している。以下、図面に基づき説明する。
【0102】図18は、図3に示したインライン検査工
程Siにおける、主として検査データ解析処理装置10
C(図8)の動作を示したフローチャートである。
程Siにおける、主として検査データ解析処理装置10
C(図8)の動作を示したフローチャートである。
【0103】(ステップSC1) ユーザ定義に基づ
き、入力装置4Cは、段階数と、各段階毎に割り当てら
れる検出欠陥のチップ単位での最大密度の範囲と、各段
階の表示色ないしは描画模様(パターン)(総して表示
形態とも言う)とを指定する入力信号V3Cを、CPU
3Cに入力する。
き、入力装置4Cは、段階数と、各段階毎に割り当てら
れる検出欠陥のチップ単位での最大密度の範囲と、各段
階の表示色ないしは描画模様(パターン)(総して表示
形態とも言う)とを指定する入力信号V3Cを、CPU
3Cに入力する。
【0104】(ステップSC2〜SC3) これらのス
テップは、既述したステップSA2〜SA3と同様であ
る。
テップは、既述したステップSA2〜SA3と同様であ
る。
【0105】(ステップSC4) CPU3Cは、読出
したデータ信号V2Cに基づき、チップ単位での欠陥密
度を計算する。即ち、CPU3Cは、各データ信号V2
Cが与える各検出欠陥の位置座標データとその面積値デ
ータ(物理量データ)とより各チップ内に属する検出欠
陥のデータを抽出し、各チップ毎に、そのチップ内に属
する各検出欠陥の面積値データの内から最大面積値デー
タを抽出し、それを当該チップの面積データで割ること
で、得られたデータ値を各チップ当たりの欠陥密度のデ
ータに設定する。このチップ当たりの欠陥密度のデータ
が、そのチップが被害を被っているか否かをユーザが知
るための有益な情報となる。
したデータ信号V2Cに基づき、チップ単位での欠陥密
度を計算する。即ち、CPU3Cは、各データ信号V2
Cが与える各検出欠陥の位置座標データとその面積値デ
ータ(物理量データ)とより各チップ内に属する検出欠
陥のデータを抽出し、各チップ毎に、そのチップ内に属
する各検出欠陥の面積値データの内から最大面積値デー
タを抽出し、それを当該チップの面積データで割ること
で、得られたデータ値を各チップ当たりの欠陥密度のデ
ータに設定する。このチップ当たりの欠陥密度のデータ
が、そのチップが被害を被っているか否かをユーザが知
るための有益な情報となる。
【0106】(ステップSC5) CPU3Cは、入力
信号V3Cが与える段階数と各段階がカバーするチップ
当たりの欠陥密度値の範囲とに関する情報及び、計算し
たチップ単位での欠陥密度データ信号に基づき、各チッ
プがいずれの段階に類別されるかを判定して、各チップ
毎の段階判定データ信号を得る。
信号V3Cが与える段階数と各段階がカバーするチップ
当たりの欠陥密度値の範囲とに関する情報及び、計算し
たチップ単位での欠陥密度データ信号に基づき、各チッ
プがいずれの段階に類別されるかを判定して、各チップ
毎の段階判定データ信号を得る。
【0107】(ステップSC6) CPU3Cは、入力
信号V3Cが与える表示色又はパターン情報と得られた
各チップについての段階判定データ信号とに基づき、各
チップをいずれの表示色で与えるか又はいずれのパター
ンで表示するかを与える描画データ信号を生成する。
信号V3Cが与える表示色又はパターン情報と得られた
各チップについての段階判定データ信号とに基づき、各
チップをいずれの表示色で与えるか又はいずれのパター
ンで表示するかを与える描画データ信号を生成する。
【0108】(ステップSC7〜SC8) CPU3C
は、チップマップをウェハマップに重ねて描くためのマ
ップ描画データ信号を生成して(予め生成しておいて良
い)、両描画データ信号を表示装置用の描画データ信号
V7Cとして処理結果表示装置7Cに出力する。
は、チップマップをウェハマップに重ねて描くためのマ
ップ描画データ信号を生成して(予め生成しておいて良
い)、両描画データ信号を表示装置用の描画データ信号
V7Cとして処理結果表示装置7Cに出力する。
【0109】図19は、欠陥密度を4段階に分類し、各
段階に属するチップを所定のパターンでハッチング又は
描画するものとして、データを処理し表示した一例を示
す。
段階に属するチップを所定のパターンでハッチング又は
描画するものとして、データを処理し表示した一例を示
す。
【0110】このように処理・表示することで、実施の
形態2で述べた効果が得られると共に、特にここでは、
チップの生死判定をユーザが容易に行えることができ、
本装置10Cはユーザが歩留まり数を知るために必要な
情報を理解しやすい態様で適切に提供できるという利点
がある。
形態2で述べた効果が得られると共に、特にここでは、
チップの生死判定をユーザが容易に行えることができ、
本装置10Cはユーザが歩留まり数を知るために必要な
情報を理解しやすい態様で適切に提供できるという利点
がある。
【0111】(実施の形態4の変形例)上述のようにチ
ップ毎の欠陥密度情報を色わけ表示等して提供するので
はなくて、チップ当たりの欠陥密度値を直接画面に表示
するようにしても良い。この場合には、図18中のステ
ップSC1,SC5は必要なく、ステップSC6では、
CPU3Cは、各欠陥密度の値を与える数字を表わす描
画データ信号を生成する。
ップ毎の欠陥密度情報を色わけ表示等して提供するので
はなくて、チップ当たりの欠陥密度値を直接画面に表示
するようにしても良い。この場合には、図18中のステ
ップSC1,SC5は必要なく、ステップSC6では、
CPU3Cは、各欠陥密度の値を与える数字を表わす描
画データ信号を生成する。
【0112】この場合の表示例の一例を、図20に示
す。
す。
【0113】この変形例でも、実施の形態4と同一の効
果が得られる。
果が得られる。
【0114】(実施の形態5)ここでは、各工程毎に各
チップの致命率の情報をユーザに提供可能とすること
で、問題発生の有無をビジュアル化し、歩留り向上及び
品質向上に寄与しようとするものである。
チップの致命率の情報をユーザに提供可能とすること
で、問題発生の有無をビジュアル化し、歩留り向上及び
品質向上に寄与しようとするものである。
【0115】致命欠陥率の計算は、ユーザの定義に基づ
き行われる。その計算は、一般的な数値計算のソフトで
容易に行なえる。例えば、1μm以上の欠陥が5ケ以上
検出されるときは致命欠陥率は10%とし、0.5〜1
μm以上の欠陥が10ケ以上では50%、0.5μm以
下の欠陥が30ケ以上では25%というように、ユーザ
は定義しても良い。又、単位面積当りの欠陥密度を基に
致命欠陥率を定義することもできる。以下では、後者の
場合の例について説明する。
き行われる。その計算は、一般的な数値計算のソフトで
容易に行なえる。例えば、1μm以上の欠陥が5ケ以上
検出されるときは致命欠陥率は10%とし、0.5〜1
μm以上の欠陥が10ケ以上では50%、0.5μm以
下の欠陥が30ケ以上では25%というように、ユーザ
は定義しても良い。又、単位面積当りの欠陥密度を基に
致命欠陥率を定義することもできる。以下では、後者の
場合の例について説明する。
【0116】図21は、図3のステップSiにあたるス
テップSiDの説明を示すフローチャートである。図9
を参照して、同フローチャートを説明する。
テップSiDの説明を示すフローチャートである。図9
を参照して、同フローチャートを説明する。
【0117】(ステップSD1) ユーザ定義に応じ
て、入力装置4Dは、単位面積と、致命率を定める致命
欠陥密度と、各致命率の段階に対応した表示色又はパタ
ーン(表示形態)とを指定する、入力信号V3DをCP
U3Dへ入力する。
て、入力装置4Dは、単位面積と、致命率を定める致命
欠陥密度と、各致命率の段階に対応した表示色又はパタ
ーン(表示形態)とを指定する、入力信号V3DをCP
U3Dへ入力する。
【0118】ここでは、例えば、チップ内に単位面積当
りの欠陥密度の最大値が10μm2/mm2を越えるもの
が存在するときは致命率を50%と定義し、それが5〜
10μm2/mm2の範囲内であれば25%とし、それ以
下であれば10%とし、0μm2/mm2のときは0%と
いうように、致命欠陥密度を定義する。
りの欠陥密度の最大値が10μm2/mm2を越えるもの
が存在するときは致命率を50%と定義し、それが5〜
10μm2/mm2の範囲内であれば25%とし、それ以
下であれば10%とし、0μm2/mm2のときは0%と
いうように、致命欠陥密度を定義する。
【0119】なお、このように致命率を%表示とするの
は、絶対値を出力してもそれは予測値ないしガイドライ
ン値としての情報しか与えず(最終的には電気的特性の
検査を必要とする)、むしろユーザにとっては傾向とし
て理解できれば十分であるので、以上のように段階を分
けて致命率を与えている。
は、絶対値を出力してもそれは予測値ないしガイドライ
ン値としての情報しか与えず(最終的には電気的特性の
検査を必要とする)、むしろユーザにとっては傾向とし
て理解できれば十分であるので、以上のように段階を分
けて致命率を与えている。
【0120】(ステップSD2〜SD4) 検査装置本
体1の検査実行後、CPU3Dは、データ信号V1をメ
モリ2Cに格納した上で、それをデータ信号V2Dとし
て読出し、単位面積当りの欠陥密度を計算する。
体1の検査実行後、CPU3Dは、データ信号V1をメ
モリ2Cに格納した上で、それをデータ信号V2Dとし
て読出し、単位面積当りの欠陥密度を計算する。
【0121】(ステップSD5) CPU3Dは、単位
面積当りの欠陥密度を与えるデータ信号と、致命欠陥密
度を与えるデータ信号とに基づき、各チップ毎に致命率
を計算する。即ち、上記の致命欠陥密度の定義の下で
は、CPU3Dは、各チップ毎に、そのチップ内に属す
る各単位面積領域についての欠陥密度データの中から最
大値を抽出し、それが10μm2/mm2を越えるか否か
を判定し、“YES”の判定のときには、そのチップの
致命欠陥率を50%に設定し、“NO”の判定のときに
は、抽出値が5〜10μm2/mm2の範囲内にあるか否
かを判定し、“YES”のときにはそのチップの致命欠
陥率を25%とし、“NO”のときには、0でないとき
にはそのチップの致命欠陥率を10%に設定する。
面積当りの欠陥密度を与えるデータ信号と、致命欠陥密
度を与えるデータ信号とに基づき、各チップ毎に致命率
を計算する。即ち、上記の致命欠陥密度の定義の下で
は、CPU3Dは、各チップ毎に、そのチップ内に属す
る各単位面積領域についての欠陥密度データの中から最
大値を抽出し、それが10μm2/mm2を越えるか否か
を判定し、“YES”の判定のときには、そのチップの
致命欠陥率を50%に設定し、“NO”の判定のときに
は、抽出値が5〜10μm2/mm2の範囲内にあるか否
かを判定し、“YES”のときにはそのチップの致命欠
陥率を25%とし、“NO”のときには、0でないとき
にはそのチップの致命欠陥率を10%に設定する。
【0122】(ステップSD6〜SD8) CPU3D
は、各致命率データ信号に応じて、予め指定された表示
色又はパターンを与える描画データ信号を作成し、更に
チップマップとウェハマップとを与えるマップ描画デー
タ信号を作成する。そして、得られた両描画データ信号
を、CPU3Dはグラフィック信号として処理結果表示
装置7Dへ出力する。
は、各致命率データ信号に応じて、予め指定された表示
色又はパターンを与える描画データ信号を作成し、更に
チップマップとウェハマップとを与えるマップ描画デー
タ信号を作成する。そして、得られた両描画データ信号
を、CPU3Dはグラフィック信号として処理結果表示
装置7Dへ出力する。
【0123】計算後のチップ当りの致命欠陥率の結果を
マップ上にパターンでグラフィック表示した一例を、図
22に示す。
マップ上にパターンでグラフィック表示した一例を、図
22に示す。
【0124】又、変形例としては、チップ当たりの致命
欠陥率を与える数字を直接マップ上に記入することも可
能であり、その場合の表示の一例を図23に示す。
欠陥率を与える数字を直接マップ上に記入することも可
能であり、その場合の表示の一例を図23に示す。
【0125】このようなデータ解析処理及び表示を行な
うことで、その表示をみたユーザは、各ウェハ毎の歩留
まりを容易に推定することができるとともに、本装置1
0Dは人間の視覚に訴えてウェハの状態を理解できるよ
うに判定情報を示しているので、ユーザは、ウェハある
いはロットの生死判定を素早く、しかも客観的に行なえ
るという利点があり、そのため重大な問題が発生してい
る場合にそれを見過ごしてしまうようなことを防止でき
るという利点もある。このような利点により、半導体プ
ロセスと検査データとの関係を深いレベルで理解してい
ない人にも容易にウェハの生死判断を下せるという効果
がある。この結果、本装置10Dは、半導体製造プログ
ラムにおける歩留まり向上に寄与し得る。
うことで、その表示をみたユーザは、各ウェハ毎の歩留
まりを容易に推定することができるとともに、本装置1
0Dは人間の視覚に訴えてウェハの状態を理解できるよ
うに判定情報を示しているので、ユーザは、ウェハある
いはロットの生死判定を素早く、しかも客観的に行なえ
るという利点があり、そのため重大な問題が発生してい
る場合にそれを見過ごしてしまうようなことを防止でき
るという利点もある。このような利点により、半導体プ
ロセスと検査データとの関係を深いレベルで理解してい
ない人にも容易にウェハの生死判断を下せるという効果
がある。この結果、本装置10Dは、半導体製造プログ
ラムにおける歩留まり向上に寄与し得る。
【0126】(応用例) (1) 実施の形態1の応用として、図4のステップS6
の終了後に、CPU3は、当該工程iにおける新規検出
欠陥のデータ信号に対して、実施の形態2〜5のいずれ
かで行われたデータ処理とその出力表示の動作(ステッ
プSA4〜SA6,SB4〜SB5,SC4〜SC8,
SD5〜SD8)を行うようにしても良い。但し、これ
らの場合には、予め単位面積等のユーザ定義値を入力信
号として与えておく必要がある。
の終了後に、CPU3は、当該工程iにおける新規検出
欠陥のデータ信号に対して、実施の形態2〜5のいずれ
かで行われたデータ処理とその出力表示の動作(ステッ
プSA4〜SA6,SB4〜SB5,SC4〜SC8,
SD5〜SD8)を行うようにしても良い。但し、これ
らの場合には、予め単位面積等のユーザ定義値を入力信
号として与えておく必要がある。
【0127】又、新規検出欠陥データに代えて、消滅欠
陥データや共通の欠陥データや再復活欠陥データ等につ
いて、実施の形態2〜5のいずれかで行われたデータ処
理・表示の動作をCPU3に行わせても良い。
陥データや共通の欠陥データや再復活欠陥データ等につ
いて、実施の形態2〜5のいずれかで行われたデータ処
理・表示の動作をCPU3に行わせても良い。
【0128】又、毎工程ごとではなく、特定の一工程、
又は特定の複数の工程について、実施の形態1に加え
て、上記実施の形態2〜5のいずれかで行われたデータ
処理・表示動作をCPU3に行わせるようにしても良
い。
又は特定の複数の工程について、実施の形態1に加え
て、上記実施の形態2〜5のいずれかで行われたデータ
処理・表示動作をCPU3に行わせるようにしても良
い。
【0129】これらの応用例により、実施の形態1で得
られる効果と各実施の形態2〜5で得られる効果の両方
を得ることができる。
られる効果と各実施の形態2〜5で得られる効果の両方
を得ることができる。
【0130】(2) 上記各実施の形態2〜5の説明で
は、検出欠陥の密度を検出欠陥の面積データから求めて
いたが、これに代えて、単位面積ないしチップ面積当り
に存在する検出欠陥の個数によって定めるようにしても
良い。
は、検出欠陥の密度を検出欠陥の面積データから求めて
いたが、これに代えて、単位面積ないしチップ面積当り
に存在する検出欠陥の個数によって定めるようにしても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の適用分野を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における検査データ
解析処理装置の構成を示すブロック図である。
解析処理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1における動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】 実施の形態1における動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】 ウェハ内のXY座標を示す図である。
【図6】 ステップS6の詳細を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】 ステップS6の詳細を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】 実施の形態1の出力表示の一例を示す図であ
る。
る。
【図9】 各実施の形態2〜5の検査データ解析処理装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態2のステップSiAの詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図11】 実施の形態2の出力表示の一例を示す図で
ある。
ある。
【図12】 実施の形態2の変形例1の出力表示の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図13】 実施の形態2の変形例2の出力表示の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図14】 実施の形態3のステップSiBの詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図15】 実施の形態3の出力表示の一例を示す図で
ある。
ある。
【図16】 実施の形態3の変形例1の出力表示の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図17】 実施の形態3の変形例2の出力表示の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図18】 実施の形態4のステップSiCの詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図19】 実施の形態4の出力表示の一例を示す図で
ある。
ある。
【図20】 実施の形態4の変形例の出力表示の一例を
示す図である。
示す図である。
【図21】 実施の形態5のステップSiDの詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図22】 実施の形態5の出力表示の一例を示す図で
ある。
ある。
【図23】 実施の形態5の変形例の出力表示の一例を
示す図である。
示す図である。
【図24】 従来技術の出力表示例を示す図である。
【図25】 従来技術の出力表示例を示す図である。
1 検査装置本体,2 欠陥データ格納メモリ,3 C
PU,4 入力装置,6 処理結果格納メモリ,7 処
理結果表示装置。
PU,4 入力装置,6 処理結果格納メモリ,7 処
理結果表示装置。
フロントページの続き (72)発明者 池野 昌彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (17)
- 【請求項1】 各半導体製造時の任意の工程における検
査工程後において半導体ウェハより採取する検出欠陥デ
ータ信号を解析処理するインライン検査用検査データ解
析処理装置において、(a) 最初の検査工程では、受
け取った前記検出欠陥データ信号に基づき、前記最初の
検査工程に関する欠陥データ解析処理結果信号を生成す
る手段と、(b) 前記最初の検査工程以後の各検査工
程毎に、受け取った前記検出欠陥データ信号の各々と、
当該検査工程よりも一つ前の前回検査工程に関する前記
欠陥データ解析処理結果信号とを比較して、当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号を生成する
手段とを備え、 前記欠陥データ解析処理結果信号は、消滅欠陥データ信
号と非消滅欠陥データ信号とを有しており、 前記消滅欠陥データ信号は、当該検査工程よりも前の何
れかの前記検査工程では検出されたが、当該検査工程で
は検出されなかったために消滅したと判断されうる消滅
欠陥に関するデータを与え、 前記非消滅欠陥データ信号は、当該検査工程で検出され
たために非消滅と判断されうる非消滅欠陥に関するデー
タを与える、インライン検査用検査データ解析処理装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、 前記(a)手段は、(a−1) 前記検出欠陥データ信
号の各々に前記半導体製造工程の内の第一番目のものを
示すデータ信号を付す手段と、(a−2) 前記(a−
1)手段により得られた信号を前記最初の検査工程に関
する前記欠陥データ解析処理結果信号に設定する手段と
を備え、 前記(b)手段は、(b−1) 前記比較により、前記
前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号
の各々が示す前記欠陥が前記消滅欠陥となったか、それ
とも前記非消滅欠陥となったか、及び前記検出欠陥デー
タ信号の各々が示す前記欠陥が当該工程で初めて検出さ
れた新規欠陥であるか否かを判定し、前記新規欠陥と判
定したときには、対応する前記検出欠陥データ信号に当
該検査工程に対応する前記半導体製造工程の内のものの
工程番号を示すラベルデータ信号を新たに付して、前記
ラベルデータ信号の付された前記検出欠陥データ信号を
前記非消滅欠陥データ信号に設定する一方、前記消滅欠
陥及び前記非消滅欠陥のときには、それぞれ、前記前回
検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の各
々に対して既に前記前回検査工程に於いて付された前回
ラベルデータ信号をそのまま付して前記消滅欠陥データ
信号及び前記非消滅欠陥データ信号に設定することで、
当該検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号
を生成する手段を備えた、インライン検査用検査データ
解析処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、 前記非消滅欠陥データ信号は、共通欠陥データ信号、新
規欠陥データ信号及び復活欠陥データ信号を有し、 前記共通欠陥データ信号は当該検査工程と前記前回検査
工程との両方で検出される前記欠陥のデータを与え、 前記新規欠陥データ信号は前記新規欠陥のデータを与
え、 前記復活欠陥データ信号は前記前回検査工程では前記消
滅欠陥であったが当該検査工程では検出された前記欠陥
のデータを与えるものであり、 前記(b−1)手段は、 前記検出欠陥データ信号の各々を前記前回検査工程に関
する前記欠陥データ解析処理結果信号と比較し、当該検
出欠陥データ信号が前記消滅欠陥データ信号の一つと一
致したときには前記消滅欠陥データ信号の前記一つを当
該検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の
前記復活欠陥データ信号に設定し、当該検出欠陥データ
信号が前記非消滅欠陥データ信号の一つと一致したとき
には前記非消滅欠陥データ信号の前記一つを当該検査工
程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号の前記共通
欠陥データ信号に設定し、当該検出欠陥データ信号が前
記前回検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信
号の何れとも一致しないときには前記ラベルデータ信号
を付した当該検出欠陥データ信号を当該検査工程に関す
る前記欠陥データ解析処理結果信号の前記新規欠陥デー
タ信号に設定する手段と、 前記検出欠陥データ信号の何れとも一致しない前記前回
検査工程に関する前記欠陥データ解析処理結果信号内の
前記消滅欠陥データ信号及び前記非消滅欠陥データ信号
の各々を、当該検査工程に関する前記欠陥データ解析処
理結果信号の前記消滅欠陥データ信号に設定する手段と
を備える、インライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(c) 前記検査工程のう
ち2つ以上の複数工程が終了したあとの任意の時に、前
記(b)手段によって得られた前記検査工程の各々に関
する前記欠陥データ解析処理結果信号に基づき、前記検
査工程毎に、しかも当該検査工程に対応した前記半導体
製造工程とそれ以前の前記半導体製造工程とで分類され
た、検出欠陥量と消滅欠陥量とを示す物理量を与えるデ
ータ信号を作成する手段を更に備えた、インライン検査
用検査データ解析処理装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、(d) 前記(c)手段が
出力する前記物理量を与えるデータ信号に応じて、前記
物理量をヒストグラム形式で表示する手段を更に備え
た、インライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項6】 各半導体製造工程の終了毎に検査装置本
体が半導体ウェハより採取する検出欠陥データ信号を解
析処理するインライン検査用検査データ解析処理装置に
おいて、(a) 各検査工程毎に、受け取った前記検出
欠陥データ信号から、予め定められた単位面積当たりの
欠陥密度を与えるデータ信号を求める手段と、(b)
前記各検査工程毎に、前記(a)手段が求めた前記デー
タ信号に基づき等密度曲線を与える描画データ信号を算
出する手段と、(c) 前記各検査工程毎に、前記
(b)手段が求めた前記データ信号に基づき前記等密度
曲線をグラフィック表示する手段とを、備えたインライ
ン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、 前記(b)手段は、更にチップマップを与える描画デー
タ信号を生成し、 前記(c)手段は、前記チップマップ上に前記等密度曲
線をグラフィック表示する、インライン検査用検査デー
タ解析処理装置。 - 【請求項8】 請求項6記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、 前記(b)手段は、更にウェハマップを与える描画デー
タ信号を生成し、 前記(c)手段は、前記ウェハマップ上に前記等密度曲
線をグラフィック表示する、インライン検査用検査デー
タ解析処理装置。 - 【請求項9】 請求項6記載のインライン検査用検査デ
ータ解析処理装置において、 前記(b)手段は、更にチップマップとウェハマップと
を重ねて与える描画データ信号を生成し、 前記(c)手段は、前記チップマップが描画された前記
ウェハマップ上に前記等密度曲線をグラフィック表示す
る、インライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項10】 各半導体製造工程のうち2つ以上の複
数の工程の検査が終了したのちの任意の時に検査装置本
体が半導体ウェハより採取する検出欠陥データ信号を解
析処理するインライン検査用検査データ解析処理装置に
おいて、(a) 各検査工程毎に、受け取った前記検出
欠陥データ信号の各々が与える欠陥のサイズが予め定め
られた段階の何れに属するかを判断して、前記欠陥の各
々が属する前記各段階に対して予め定められた各々異な
る表示形態を与える描画データ信号を生成する手段と、
(b) 前記各検査工程毎に、前記(a)手段が求めた
前記描画データ信号に基づき前記表示形態をグラフィッ
ク表示する手段とを、備えたインライン検査用検査デー
タ解析処理装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のインライン検査用検
査データ解析処理装置において、 前記(a)手段は、更にチップマップを与える描画デー
タ信号を生成し、 前記(b)手段は、前記チップマップ上に前記表示形態
をグラフィック表示する、インライン検査用検査データ
解析処理装置。 - 【請求項12】 請求項10記載のインライン検査用検
査データ解析処理装置において、 前記(a)手段は、更にウェハマップを与える描画デー
タ信号を生成し、 前記(b)手段は、前記ウェハマップ上に前記表示形態
をグラフィック表示する、インライン検査用検査データ
解析処理装置。 - 【請求項13】 請求項10記載のインライン検査用検
査データ解析処理装置において、 前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマップと
を重ねて与える描画データ信号を生成し、 前記(b)手段は、前記チップマップが描画された前記
ウェハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示す
る、インライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項14】 各半導体製造工程の2つ以上の複数の
検査工程が終了したのちの任意の時に検査装置本体が半
導体ウェハより採取する検出欠陥データ信号を解析処理
するインライン検査用検査データ解析処理装置におい
て、(a) 各検査工程毎に、受け取った前記検出欠陥
データ信号に基づきチップ単位での欠陥密度を与える欠
陥密度データ信号を求め、前記欠陥密度データ信号の各
々が予め定められた段階の何れに属するかを判断して、
前記欠陥密度データ信号の各々が属する前記段階の各々
に対して予め定められた表示形態を与える描画データ信
号を生成する手段と、(b) 前記各検査工程毎に、前
記(a)手段が求めた前記描画データ信号に基づき前記
表示形態をグラフィック表示する手段とを、備えたイン
ライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項15】 請求項14記載のインライン検査用検
査データ解析処理装置において、 前記(a)手段は、更にチップマップとウェハマップと
を重ねて与える描画データ信号を生成し、 前記(b)手段は、前記チップマップが描画された前記
ウェハマップ上に前記表示形態をグラフィック表示す
る、インライン検査用検査データ解析処理装置。 - 【請求項16】 各半導体製造工程のうち2つ以上の複
数の検査工程が終了したあとの任意の時に検査装置本体
が半導体ウェハより採取する検出欠陥データ信号を解析
処理するインライン検査用検査データ解析処理装置にお
いて、(a) 各検査工程毎に、受け取った前記検出欠
陥データ信号に基づきチップ単位での欠陥密度を与える
欠陥密度データ信号を求め、前記欠陥密度データ信号が
与える値を数値表示化するための描画データ信号を、チ
ップマップとウェハマップとを重ねて与えるための描画
データ信号と共に生成する手段と、(b) 前記各検査
工程毎に、前記(a)手段が求めた前記両描画データ信
号に基づき表示する手段とを、備えたインライン検査用
検査データ解析処理装置。 - 【請求項17】 各半導体製造工程のうち2つ以上の複
数の検査工程が終了したあとの任意の時に検査装置本体
が半導体ウェハより採取する検出欠陥データ信号を解析
処理するインライン検査用検査データ解析処理装置にお
いて、(a) 各検査工程毎に、受け取った前記検出欠
陥データ信号に基づきチップ単位での欠陥致命率を与え
る致命率データ信号を求め、前記致命率データ信号の各
々が予め定められた段階の何れに属するかを判断して、
前記致命率データ信号の各々が属する前記段階の各々に
対して予め定められた表示形態を与える描画データ信号
を生成する手段と、(b) 前記各検査工程毎に、チッ
プマップとウェハマップとを重ねて与えるための描画デ
ータ信号を生成する手段と、(c) 前記各検査工程毎
に、前記(a)手段と前記(b)手段が求めた前記描画
データ信号に基づき前記表示形態をグラフィック表示す
る手段とを、備えたインライン検査用検査データ解析処
理装置。
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