JPH09183325A - 自動車の座席回転移動装置 - Google Patents
自動車の座席回転移動装置Info
- Publication number
- JPH09183325A JPH09183325A JP8145097A JP14509796A JPH09183325A JP H09183325 A JPH09183325 A JP H09183325A JP 8145097 A JP8145097 A JP 8145097A JP 14509796 A JP14509796 A JP 14509796A JP H09183325 A JPH09183325 A JP H09183325A
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- Japan
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- seat
- frame
- center
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車への乗降を容易にするため、座席を外
向きに回転するとき座席がセンターピラーに干渉しない
よう座席の回転に連動して座席を前後にスライドさせ、
且つ座席の回転にによって座席を車室外に突出させる。 【解決手段】 フロアー51に設置した既設の座席前後
スライド装置のスライドロック機構を除去した座席前後
スライド装置30A,40Aに取り付けたフレーム21
と座席2を取り付けた回転フレーム22の間に1本の軸
3で偏心荷重の曲げモーメントを支える回転機構を成
し、該軸3を座席中心に対し外側に、座面中心に対し後
方に配置し、回転フレーム22に設けたアーム13とフ
ロアー51側に固定したブラケット5をリンク6で連結
する。
向きに回転するとき座席がセンターピラーに干渉しない
よう座席の回転に連動して座席を前後にスライドさせ、
且つ座席の回転にによって座席を車室外に突出させる。 【解決手段】 フロアー51に設置した既設の座席前後
スライド装置のスライドロック機構を除去した座席前後
スライド装置30A,40Aに取り付けたフレーム21
と座席2を取り付けた回転フレーム22の間に1本の軸
3で偏心荷重の曲げモーメントを支える回転機構を成
し、該軸3を座席中心に対し外側に、座面中心に対し後
方に配置し、回転フレーム22に設けたアーム13とフ
ロアー51側に固定したブラケット5をリンク6で連結
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の座席におい
て、乗降を容易にするための座席回転移動装置に関す
る。
て、乗降を容易にするための座席回転移動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の座席回転移動装置は、座
席を回転させると座席の一部が車室外に突出するものや
座席を回転後更に外側に座席をスライドさせ車室外に突
出させるものがある(例えば実開平5−82647)。
席を回転させると座席の一部が車室外に突出するものや
座席を回転後更に外側に座席をスライドさせ車室外に突
出させるものがある(例えば実開平5−82647)。
【0003】4枚ドアーの乗用車等ではドアー開口部が
小さく、座席の位置を後方にして回転させるとセンター
ピラー等に干渉するため回転量の制約を受ける。これを
解消するため座席回転機構と座席前後移動機構をそれぞ
れ電動駆動とし、2軸を連係制御したものがある(例え
ば実開平7−4149)。
小さく、座席の位置を後方にして回転させるとセンター
ピラー等に干渉するため回転量の制約を受ける。これを
解消するため座席回転機構と座席前後移動機構をそれぞ
れ電動駆動とし、2軸を連係制御したものがある(例え
ば実開平7−4149)。
【0004】足が不自由で自力で足を持ち上げ困難な人
のために座席回転時サイドシル部に足が干渉するのを防
止するため格納式の足置き台を設けたものがある。
のために座席回転時サイドシル部に足が干渉するのを防
止するため格納式の足置き台を設けたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車の座席回
転移動装置では座席の回転角度が不十分なためドアーと
の間が少なかったり、座席の車室外への突出量が少なく
楽な姿勢で離着座できない。また、座席回転機構の上に
スライド機構を設けて車室外へ引き出すものは操作が面
倒であり、またスライド機構がサイドシル上に出るため
座席取り付け高さが高くなり、地面より座面までが高く
離着座しにくい問題があった。
転移動装置では座席の回転角度が不十分なためドアーと
の間が少なかったり、座席の車室外への突出量が少なく
楽な姿勢で離着座できない。また、座席回転機構の上に
スライド機構を設けて車室外へ引き出すものは操作が面
倒であり、またスライド機構がサイドシル上に出るため
座席取り付け高さが高くなり、地面より座面までが高く
離着座しにくい問題があった。
【0006】乗車中の足場の空間を広く確保するため座
席を後ろ側にずらしていても、座席回転時座席が前方に
移動しながら外側に回転するよう電動駆動で2軸を連係
制御したものは構造が複雑で重量も増大し、高価となる
欠点があった。
席を後ろ側にずらしていても、座席回転時座席が前方に
移動しながら外側に回転するよう電動駆動で2軸を連係
制御したものは構造が複雑で重量も増大し、高価となる
欠点があった。
【0007】従来の足置き台は使用時座席の下から引出
し、介助者が被介助者の足を持ち上げて足置き台に乗せ
る手間を要し、また足が伸びたままの人は足が滑り落ち
易い問題があった。
し、介助者が被介助者の足を持ち上げて足置き台に乗せ
る手間を要し、また足が伸びたままの人は足が滑り落ち
易い問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の座席回転移動装置においては、座席の前後
スライド機構の上に座席回転機構を設け、この回転機構
の回転軸中心を座席中心に対し外側に座面中心に対し後
方に設け、1本の軸で偏心荷重の曲げモーメントを支え
る回転機構とすることで回転機構の小型化を図り、偏心
量を大きくして座席が外側に回転したとき車室外に大き
く突出させる。
に、本発明の座席回転移動装置においては、座席の前後
スライド機構の上に座席回転機構を設け、この回転機構
の回転軸中心を座席中心に対し外側に座面中心に対し後
方に設け、1本の軸で偏心荷重の曲げモーメントを支え
る回転機構とすることで回転機構の小型化を図り、偏心
量を大きくして座席が外側に回転したとき車室外に大き
く突出させる。
【0009】座席の回転と機械的に連動して座席が前後
方向に移動するように座席前後スライド装置のスライド
ロック機構を除去して、回転フレームにアームを設け、
該アーム先端にリンクの一端を回転自在に連結し、リン
クの他端をフロアー側に固定したブラケットに回転自在
に連結することで回転軸に対するアーム先端の相対運動
をリンクで規制すれば、回転軸側が移動し、座席を回転
させれば座席は前後に連動してスライドする。
方向に移動するように座席前後スライド装置のスライド
ロック機構を除去して、回転フレームにアームを設け、
該アーム先端にリンクの一端を回転自在に連結し、リン
クの他端をフロアー側に固定したブラケットに回転自在
に連結することで回転軸に対するアーム先端の相対運動
をリンクで規制すれば、回転軸側が移動し、座席を回転
させれば座席は前後に連動してスライドする。
【0010】スライド機構の上に回転機構を設けスライ
ド機構や回転機構を車室内に収め、車室外に出るのは回
転フレームとシートクッション部のみで厚さを薄くす
る。回転フレームとシートフレームを一体化すればシー
トフレーム自体の剛性を少なくでき、省スペース化する
ことで更に車室外突出部を薄くできる。
ド機構や回転機構を車室内に収め、車室外に出るのは回
転フレームとシートクッション部のみで厚さを薄くす
る。回転フレームとシートフレームを一体化すればシー
トフレーム自体の剛性を少なくでき、省スペース化する
ことで更に車室外突出部を薄くできる。
【0011】足置き台においてはシートクッションの前
部を分割し、昇降可能にして膝の裏側から持ち上げるよ
うに昇降機能を設ける。
部を分割し、昇降可能にして膝の裏側から持ち上げるよ
うに昇降機能を設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】上記のように構成した座席回転移
動装置において座席回転軸の偏心量を大きくすることで
車室外への突出量が大きくなり、離着座が容易になる。
動装置において座席回転軸の偏心量を大きくすることで
車室外への突出量が大きくなり、離着座が容易になる。
【0013】回転フレームにアームを設け、該アーム先
端とフロアー側に固定したブラケットをリンクで連結す
ることで座席の回転と連動して座席を前後方向に移動で
き、座席回転初期は座席の前方への移動を少なくし、座
席とドアーとのスキを広く保ち、センターピラーとの干
渉域に回転すると干渉防止となる移動量になるようアー
ムの取り付け角度、アームの支点長さによって調整でき
るのでドアー開口寸法をフルに活用し、乗降時及び乗車
後の姿勢を楽に保てる。
端とフロアー側に固定したブラケットをリンクで連結す
ることで座席の回転と連動して座席を前後方向に移動で
き、座席回転初期は座席の前方への移動を少なくし、座
席とドアーとのスキを広く保ち、センターピラーとの干
渉域に回転すると干渉防止となる移動量になるようアー
ムの取り付け角度、アームの支点長さによって調整でき
るのでドアー開口寸法をフルに活用し、乗降時及び乗車
後の姿勢を楽に保てる。
【0014】車室外に突出する部分を薄くすることで座
面高さを低くでき容易に座席に深く着座でき、座面から
ドアー開口上部までの空間も大きくなり、楽な姿勢で乗
降できる。
面高さを低くでき容易に座席に深く着座でき、座面から
ドアー開口上部までの空間も大きくなり、楽な姿勢で乗
降できる。
【0015】膝の裏側から足を持ち上げることで介助者
が被介助者の足を持ち上げて足置き台に乗せる必要がな
く、また足が足置き台から滑り落ちることもない。
が被介助者の足を持ち上げて足置き台に乗せる必要がな
く、また足が足置き台から滑り落ちることもない。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図2及び4においてフロアー51上に取り付けられた既
設の座席前後スライド装置30、40に取り付けたフレ
ーム11のボス4に軸受け8及び9を嵌める。座席2を
取り付けた回転フレーム12に設けた軸3を前記軸受け
8、及び9に嵌入し、回転機構を成す。図2に示すよう
に座席の回転中心となる軸3を座席中心に対し外側に、
また座面中心に対し後方に設ける。座席が外側に回転し
たとき、フレーム11に設けたストッパーA29と回転
フレーム12に取り付けたストッパーB28が当たりオ
ーバーランを防ぎラッチ機構(図では省略)によりその
位置を解除するまで保持する。座席が車室内の定位置に
あるとき、フレーム11に設けたブロック14に基準穴
を、回転フレーム12にはピンガイド10を設け、該ピ
ンガイド10によってガイドされたロックピン15が前
記ブロック14の基準穴に入る。ガイドピン15はスプ
リング16によりロック側に付勢され、回転フレーム1
2に設けたヒンジピン19に一端を支持されたレバー1
8によってワイヤー17を介し作動させる。
図2及び4においてフロアー51上に取り付けられた既
設の座席前後スライド装置30、40に取り付けたフレ
ーム11のボス4に軸受け8及び9を嵌める。座席2を
取り付けた回転フレーム12に設けた軸3を前記軸受け
8、及び9に嵌入し、回転機構を成す。図2に示すよう
に座席の回転中心となる軸3を座席中心に対し外側に、
また座面中心に対し後方に設ける。座席が外側に回転し
たとき、フレーム11に設けたストッパーA29と回転
フレーム12に取り付けたストッパーB28が当たりオ
ーバーランを防ぎラッチ機構(図では省略)によりその
位置を解除するまで保持する。座席が車室内の定位置に
あるとき、フレーム11に設けたブロック14に基準穴
を、回転フレーム12にはピンガイド10を設け、該ピ
ンガイド10によってガイドされたロックピン15が前
記ブロック14の基準穴に入る。ガイドピン15はスプ
リング16によりロック側に付勢され、回転フレーム1
2に設けたヒンジピン19に一端を支持されたレバー1
8によってワイヤー17を介し作動させる。
【0017】図3及び5に示す実施例ではスライドロッ
ク機構を除去した座席前後スライド装置30A,40A
に取り付けたフレーム21と回転フレーム22の間に前
記実施例の回転機構を成し、回転フレーム22にアーム
13を設け、リンク6の一端を回転自在に連結し、他端
をフロアー51側に固定したブラケット5に回転自在に
連結する。座席が車室内の定位置にあるとき、フロアー
51側に固定したブロック24に基準穴を、回転フレー
ム22にはピンガイド10を設け、該ピンガイド10に
よってガイドされたロックピン15が前記ブロック24
の基準穴に入る。
ク機構を除去した座席前後スライド装置30A,40A
に取り付けたフレーム21と回転フレーム22の間に前
記実施例の回転機構を成し、回転フレーム22にアーム
13を設け、リンク6の一端を回転自在に連結し、他端
をフロアー51側に固定したブラケット5に回転自在に
連結する。座席が車室内の定位置にあるとき、フロアー
51側に固定したブロック24に基準穴を、回転フレー
ム22にはピンガイド10を設け、該ピンガイド10に
よってガイドされたロックピン15が前記ブロック24
の基準穴に入る。
【0018】図7に示す実施例では回転フレーム32と
座席2のシートフレーム2Aの一体化により車室外に突
出する部分を薄くし、座面高さを低くしたもの。
座席2のシートフレーム2Aの一体化により車室外に突
出する部分を薄くし、座面高さを低くしたもの。
【0019】図8及び9、10に示す実施例では回転フ
レーム42の後部にシートバック2Gを取り付け、上部
にはリフトフレーム23に取り付けた前部クッション2
Eと回転フレーム42に取り付けた後部クッション2F
を設け、リフトフレーム23は後方を回転フレーム42
上に軸支し、前方をリフター装置20の上部に軸支す
る。前記リフター装置20の下端を回転フレーム42の
先端に軸支する。リフター装置20は1本の駆動軸25
に右ネジ、左ネジを有するパンタグラフ式ネジジャッキ
で、リフトフレーム23を昇降させる時駆動軸25が描
く近似円弧の中心近くを回転支点とするモータセットプ
レート26を設け、減速機付きモータ27を取り付け、
前記駆動軸25に連結する。モータセットプレート26
の回転支点は回転フレーム42に設けたブラケット31
により支持する。減速機付きモータ27は正転・逆転が
可能で、上昇端・下降端での停止機能を持たすものとす
る。
レーム42の後部にシートバック2Gを取り付け、上部
にはリフトフレーム23に取り付けた前部クッション2
Eと回転フレーム42に取り付けた後部クッション2F
を設け、リフトフレーム23は後方を回転フレーム42
上に軸支し、前方をリフター装置20の上部に軸支す
る。前記リフター装置20の下端を回転フレーム42の
先端に軸支する。リフター装置20は1本の駆動軸25
に右ネジ、左ネジを有するパンタグラフ式ネジジャッキ
で、リフトフレーム23を昇降させる時駆動軸25が描
く近似円弧の中心近くを回転支点とするモータセットプ
レート26を設け、減速機付きモータ27を取り付け、
前記駆動軸25に連結する。モータセットプレート26
の回転支点は回転フレーム42に設けたブラケット31
により支持する。減速機付きモータ27は正転・逆転が
可能で、上昇端・下降端での停止機能を持たすものとす
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果がある。
ているので、以下に記載するような効果がある。
【0021】座席の回転中心の偏心量を大きくすること
で座席の車室外への突出量が大きくなり、直立状態と着
座状態が楽な姿勢で変換できる。
で座席の車室外への突出量が大きくなり、直立状態と着
座状態が楽な姿勢で変換できる。
【0022】座席の回転に座席の前後スライドを連動さ
せることで、座席回転時、座席がセンターピラーに干渉
することなく且つ乗車中及び座席回転中足場空間を広く
確保でき、介助者の操作も簡単なものが安価で提供でき
る。
せることで、座席回転時、座席がセンターピラーに干渉
することなく且つ乗車中及び座席回転中足場空間を広く
確保でき、介助者の操作も簡単なものが安価で提供でき
る。
【0023】車室外への突出部分の構造を薄くすること
で地面から座面までの高さが低くでき、立ち座りが容易
で、介助者が苦労する着座時の姿勢の修正が少なくな
る。また座面からドアー開口上部までの空間も大きくな
り楽な姿勢で乗降できる。
で地面から座面までの高さが低くでき、立ち座りが容易
で、介助者が苦労する着座時の姿勢の修正が少なくな
る。また座面からドアー開口上部までの空間も大きくな
り楽な姿勢で乗降できる。
【0024】自力で足を持ち上げられない人を乗降させ
るにも、膝の裏側をリフト装置で昇降させることで簡単
に短時間で離着座及び乗車状態と座席回転可能な状態に
変換できる。
るにも、膝の裏側をリフト装置で昇降させることで簡単
に短時間で離着座及び乗車状態と座席回転可能な状態に
変換できる。
【図1】本発明の概要を示す斜視図
【図2】座席回転移動装置の実施例を示す平面図
【図3】座席回転移動装置の実施例を示す平面図
【図4】図2の断面A−Aを示す。
【図5】図3の断面B−Bを示す。
【図6】図3のD矢視を示す。
【図7】座席回転移動装置の車室外突出部の実施例を示
す断面図
す断面図
【図8】座席回転移動装置の実施例(回転フレームより
上側)を示す平面図
上側)を示す平面図
【図9】図8の側面図
【図10】図8の断面E−Eを示す。
【図11】図11の断面F−Fを示す。
2 座席 2A シートフレーム 2E 前部クッション 2F 後部クッション 2G シートバック 3 軸 4 ボス 5 ブラケット 6 リンク 7、19、33、34、35 ヒンジピン 8、9 軸受け 10 ピンガイド 11、21 フレーム 12、22、32、42 回転フレーム 13、 アーム 14、24 ブロック 15 ロックピン 16 スプリング 17 ワイヤー 18 レバー 20 リフター装置 23 リフトフレーム 25 駆動軸 26 モータセットプレート 27 減速機付きモータ 28、 ストッパーB 29、 ストッパーA 30、30A、40、40A 座席前後スライド装置 31 ブラケット 51 フロアー 52 サイドシル 53 センターピラー 54 ドアー 55 サイドフレーム
Claims (4)
- 【請求項1】 フロアー(51)上の既設の座席前後ス
ライド装置(30、40)に取り付けたフレーム(1
1)と座席(2)を取り付ける回転フレーム(12)の
間に1本の軸(3)で偏心荷重の曲げモーメントを支え
る回転機構を成し、前記軸(3)の中心を座席中心に対
し外側に、座面中心に対し後方に偏心して配置し、座席
を外向きに回転したとき座席が外側に突出することを特
徴とした自動車用座席回転移動装置。 - 【請求項2】 スライドロック機構を除去した座席前後
スライド装置(30A,40A)に取り付けたフレーム
(21)と座席(2)を取り付ける回転フレーム(2
2、32、42)の間に1本の軸(3)で偏心荷重の曲
げモーメントを支える回転機構を成し、前記軸(3)の
中心を座席中心に対し外側に、座面中心に対し後方に偏
心して配置し、回転フレーム(22、32、42)に設
けたアーム(13)と一端を回転自在に、他端をフロア
ー(51)側に固定されたブラケット(5)に回転自在
に連結したリンク(6)を設けた自動車用座席回転移動
装置。 - 【請求項3】 回転フレーム(32)と座席(2)のシ
ートフレーム(2A)を一体化した請求項1又は2記載
の自動車用座席回転移動装置。 - 【請求項4】 回転フレーム(42)の後部にシートバ
ック(2G)を取り付け、上部にはリフトフレーム(2
3)に取り付けた前部クッション(2E)と回転フレム
(42)に取り付けた後部クッション(2F)を設け、
前記リフトフレーム(23)は後方を回転フレーム(4
2)上に軸支し、前方をリフター装置(20)の上部に
軸支し、リフター装置(20)の下端を回転フレーム
(42)の前端に軸支し、駆動手段によりリフトフレー
ム(23)の前方を昇降可能とした請求項2記載の自動
車用座席回転移動装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145097A JPH09183325A (ja) | 1995-05-30 | 1996-05-15 | 自動車の座席回転移動装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16780495 | 1995-05-30 | ||
JP7-306916 | 1995-10-30 | ||
JP30691695 | 1995-10-30 | ||
JP7-167804 | 1995-10-30 | ||
JP8145097A JPH09183325A (ja) | 1995-05-30 | 1996-05-15 | 自動車の座席回転移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183325A true JPH09183325A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=27318933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8145097A Pending JPH09183325A (ja) | 1995-05-30 | 1996-05-15 | 自動車の座席回転移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09183325A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998043849A1 (fr) * | 1997-04-03 | 1998-10-08 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Siege de vehicule rotatif |
WO1999011488A1 (fr) * | 1997-09-01 | 1999-03-11 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Siege pivotant pour vehicule |
JP2002065748A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Shin Corporation:Kk | 車椅子用シートの車両搭載装置 |
US6416272B1 (en) | 1998-10-09 | 2002-07-09 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Wheelchair with retractable wheels for conversion to vehicle passenger seat |
WO2002072383A1 (fr) * | 2001-02-20 | 2002-09-19 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Siege de vehicule |
US6543848B1 (en) | 1997-09-01 | 2003-04-08 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Vehicular turning seat |
US6572172B1 (en) | 1998-09-10 | 2003-06-03 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Rotating vehicle seat |
GB2408448A (en) * | 2003-11-28 | 2005-06-01 | Lear Corp | A swivel seat for a vehicle |
DE102006031466A1 (de) * | 2005-09-08 | 2007-03-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Sitz für ein Kraftfahrzeug |
US7845703B2 (en) | 2007-02-06 | 2010-12-07 | Freedom Sciences, Llc | Seating systems for motor vehicles |
WO2020060884A1 (en) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | Eckert Christopher | Rotating vehicle seat |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP8145097A patent/JPH09183325A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1998043849A1 (fr) * | 1997-04-03 | 1998-10-08 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Siege de vehicule rotatif |
WO1999011488A1 (fr) * | 1997-09-01 | 1999-03-11 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Siege pivotant pour vehicule |
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AU734240B2 (en) * | 1997-09-01 | 2001-06-07 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Rotating vehicle seat |
EP1008485A4 (en) * | 1997-09-01 | 2004-06-30 | Toyota Auto Body Co Ltd | ROTATING VEHICLE SEAT |
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US6572172B1 (en) | 1998-09-10 | 2003-06-03 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Rotating vehicle seat |
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US6416272B1 (en) | 1998-10-09 | 2002-07-09 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Wheelchair with retractable wheels for conversion to vehicle passenger seat |
JP2002065748A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Shin Corporation:Kk | 車椅子用シートの車両搭載装置 |
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